JPH0714860A - 半導体装置の実装装置及びその実装方法 - Google Patents

半導体装置の実装装置及びその実装方法

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JPH0714860A
JPH0714860A JP15554093A JP15554093A JPH0714860A JP H0714860 A JPH0714860 A JP H0714860A JP 15554093 A JP15554093 A JP 15554093A JP 15554093 A JP15554093 A JP 15554093A JP H0714860 A JPH0714860 A JP H0714860A
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Sadayuki Sumi
貞幸 角
Shigenari Takami
茂成 高見
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    • H01L2924/10155Shape being other than a cuboid
    • H01L2924/10158Shape being other than a cuboid at the passive surface

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  • Die Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脆弱な三次元微細加工素子チップの実装が行
える実装装置の構造とその実装方法を提供することにあ
る。 【構成】 本願発明の半導体装置の実装装置は、半導体
装置のチップ(赤外線検出素子4)を吸着するピックア
ップノズル21の先端に、略角錐状に凹んだ吸着口21
bが形成されており、その吸着口21b近傍にエアーを
漏洩するリーク溝21c(リークエリア)が形成されて
いるチップ吸着装置を具備した。 【効果】 脆弱な三次元微細加工素子チップ(赤外線検
出素子4)に損傷を与えずに従来の実装装置を流用して
実装を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサー素子等の半導
体装置、特に、三次元微細加工素子チップの実装装置及
びその実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願発明は、センサー素子等の三次元微
細加工素子チップの実装装置及びその実装方法に関する
ものである。まず、その対象となるセンサー素子の一例
を図3に基づき説明する。図3は赤外線検出素子の構造
を示したもので、(a)は斜め上方からみた斜視図、
(b)は A-A断面図である。図において、略正方形平板
状の半導体基板1表面には、熱絶縁膜2が形成され、さ
らにその上部には赤外線を感知する複数のサーミスタ3
が実装されている。その他、各サーミスタ3を電気的に
接続する配線部及び外部回路と接続するための電極パッ
ドが熱絶縁膜2上に形成されているが、ここでは説明を
省略する。サーミスタ3下部の半導体基板部分は除去さ
れており、略角錐台状の空隙部1aが形成されている。
このように構成することによって、赤外線を吸収したサ
ーミスタ3の熱が伝導によって逃げにくくなり、赤外線
検出の感度を高めることができる。しかし、熱絶縁膜2
は、脆弱な薄膜であるため外部からのストレスに弱く、
破損しやすいという問題点があった。このため、赤外線
検出素子4のチップを基板(ステム)上に実装するダイ
ボンド工程は、後述する自動の実装装置による処理が難
しく、個々のチップをピンセット等で扱って実装してい
た。
【0003】上述の実装装置であるダイボンダ(ダイボ
ンド装置)の一例を図4に示す。但し、ダイボンダの3
つの主要部分(チップ吸着装置、センタリング装置、チ
ップマウント装置)のみを示し、他の部分は省略する。
また、各主要部分においても、細部の図示及びその説明
は省略することとする。
【0004】図4に基づき、まず、チップ吸着装置5の
構成及び機能について説明する。図において、4は実装
する赤外線検出素子、6は赤外線検出素子4を縦横に配
列するチップトレイ、7はチップトレイホルダー、8は
ダイボンダに上下、前後左右に移動可能に取り付けられ
たホルダー、9はホルダー8の先端に取り付けられ、赤
外線検出素子4を吸着するピックアップノズルである。
図5にピックアップノズル9の一例を示す。図におい
て、(a)はピックアップノズル9の正面図、(b)は
ピックアップノズル9の先端形状を示す下面図、(c)
は B-B断面図、(d)は図3に示した赤外線検出素子4
のチップをピックアップノズル9に吸着させた状態を示
す断面図である。図に示すように、チップを吸着するピ
ックアップノズル9の先端部は略円錐台状に形成され、
後端部は略円筒状に形成されている。ピックアップノズ
ル9には、先端部から後端部にかけて貫通穴9aが形成
されており、その後端部側の開口はエアー配管を介して
真空ポンプ等の吸着真空圧を発生させる装置に接続され
る。チップ吸着装置5は、この吸着真空圧を利用して、
チップトレイ6上に配列された赤外線検出素子4をピッ
クアップノズル9の先端部で吸着して、次工程のセンタ
リング装置10に搬送するというチップピックアップ工
程を行う装置である。
【0005】次に、センタリング装置10について説明
する。11は直方体状の取付台、12は取付台11上に
固定された略円板状のセンタリングステージ、13はセ
ンタリングステージ12上に搬送された赤外線検出素子
4を移動させて位置出しを行う、先端7字形のセンタリ
ングピン、14はホルダー、15はホルダー14の先端
に取り付けられたマウントコレットである。
【0006】図6に基づいてセンタリングステージ12
の周辺構造を詳細に説明する。図6において、(a)は
赤外線検出素子4をセンタリングステージ12上に搬送
した状態を示す斜視図である。(b)は C-C断面図であ
る。取付台11の中央には取付台11の上面から側面に
つながる貫通穴11aが形成されており,その貫通穴1
1aの側面側開口には、(c)に示すようにエアー配管
16が接続されている。エアー配管16の他方の開口は
吸着真空圧を発生させる真空ポンプ等の装置(図示省
略)に接続されている。一方、貫通穴11aの他方の開
口は、取付台11に固定された略円板状のセンタリング
ステージ12により塞がれている。また、センタリング
ステージ12の中央部にも取付台11の貫通穴11aに
つながる複数の小さな貫通孔12aが形成されている。
このように構成することで、エアー配管16内の吸着真
空圧が、この貫通穴11a及び貫通孔12aを介してセ
ンタリングステージ12上に乗せられた赤外線検出素子
4にかかるため、赤外線検出素子4をセンタリングステ
ージ12上に吸着することができる。
【0007】次に、チップ吸着装置5によってセンタリ
ングステージ12上に搬送された赤外線検出素子4は、
センタリングステージ12の裏側より働く吸着真空圧に
よってセンタリングステージ12上に吸着されたまま、
センタリングピン13によって所定の位置まで水平方向
に移動させられて位置出しが行われる(センタリング工
程)。その後、赤外線検出素子4は、図4に示したよう
に、マウントコレット15を先端に取り付けたホルダー
14によって、チップマウント装置17に搬送される。
【0008】チップマウント装置17は、基板(ステ
ム)上にダイボンドペーストを介してチップを実装する
チップマウント工程に使用されるもので、搬送ステージ
18とその周辺構成及びダイボンドペーストを供給する
部分等から構成されるが、搬送ステージ周辺の構成につ
いて説明する。搬送ステージ18上には、長尺状のキャ
リアフィルム19が張り付けられており、そのキャリア
フィルム19上には、長手方向に一定間隔に基板20
(ステム)が配置されている。基板20上にダイボンド
ペーストが供給された後、そのダイボンドペースト上に
ホルダー14によって赤外線検出素子4が配置される。
最後に加熱処理されて基板20上への赤外線検出素子4
の実装が完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】脆弱な三次元微細加工
素子のチップを個々にピンセット等で扱い実装を行う方
法では、作業の定量化ができず、安定した品質を得るこ
とが難しかった。また、図4に示したような一般のIC
製造の際に使用するダイボンダを用いて、センサー素子
等の三次元微細加工素子のダイボンドを行う方法では、
実装しようとするチップは脆弱な構造を有することが多
いため、過大なストレスがチップに加わるとチップに損
傷を与えてしまうことが多かった。まとめると、図3に
示した赤外線検出素子を上記に示したダイボンダを用い
てダイボンディングする場合の問題点は下記の2点であ
った。
【0010】(1)チップ吸着装置5は、センタリング
装置10で、位置出しが行えるようにセンタリング装置
10のセンタリングステージ12上の所定位置近傍に赤
外線検出素子4を搬送すればよく、特に位置精度が必要
とされないので、ピックアップノズル9の先端部は、赤
外線検出素子4の中央部を吸着するために図5に示した
ような円錐台状に形成されていた。ピックアップノズル
9の先端部の径寸法が大きすぎる場合は、赤外線検出素
子4の空隙部1a上の熱絶縁膜2にピックアップノズル
9の先端が接触し熱絶縁膜2に損傷を与えた。また、ピ
ックアップノズル9の先端部の径寸法が小さすぎると、
赤外線検出素子4を吸着する真空吸着力が弱くなり吸着
することができないという不具合が発生した。なお、マ
ウントコレト15もピックアップノズル9と同様の問題
を含んでいるが、ピックアップノズル9の方が一般に精
度が低く、チップを傷つけやすいので、ここでは、ピッ
クアップノズル9を例として取り上げる。 (2)センタリング装置10は、センタリングステージ
12に形成された小さい貫通孔12aで赤外線検出素子
4を吸着しながらセンタリングピン13にて所定の位置
に赤外線検出素子4を移動させて位置出しを行ってい
た。吸着真空圧が高すぎると赤外線検出素子4に形成さ
れた熱絶縁膜2が破損し、弱すぎると赤外線検出素子4
が容易に動いてしまい、正確な位置出しが行えなかっ
た。また、赤外線検出素子4の強度に合わせて吸着真空
圧を調整定量化する手段が設けられていなかった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、脆弱な三次元微細加工素
子チップの実装が行える実装装置の構造とその実装方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の半導体装置の実装装置は、半導体装
置のチップを吸着するピックアップノズルの先端に、略
角錐状に凹んだ吸着口が形成されており、その吸着口近
傍にエアーを漏洩するリークエリアが形成されているチ
ップ吸着装置を具備したことを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の半導体装置の実装装置は、
半導体装置のチップを真空圧でその上面で吸着するセン
タリングステージにチップ吸着真空圧を供給するエアー
配管途中に、エアーを漏洩するリークラインと圧力計が
設置されているセンタリング装置を具備したことを特徴
とするものである。
【0014】請求項3記載の半導体装置の実装装置は、
請求項1記載のチップ吸着装置と、請求項2記載のセン
タリング装置を具備したことを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
請求項2記載の半導体装置の実装装置のセンタリング装
置で、吸着真空圧を略50〜 500mmHgとしたことを特徴と
するものである。
【0016】
【作用】チップ吸着装置のピックアップノズルの先端部
を略角錐状に凹ませ、その角錐の底面角部にリークエリ
アを設けたことにより、ピックアップノズルは赤外線検
出素子の複数の外周辺と接触し、赤外線検出素子全体に
吸着真空圧をかけて吸引することができると共に、赤外
線検出素子を吸着した途端に、赤外線検出素子にかかる
吸着真空圧が急激に高まることがなくなるため、つま
り、ピックアップノズル先端における、チップ吸着前後
の吸着真空圧の変化が、リークエリアを設けない場合に
比べて小さくなり、チップにかかる真空吸着力を調節し
易くなるため、チップの吸着がソフトに確実に行え、ピ
ックアップミスを防止することができると共に、脆弱な
熱絶縁膜の破損を防止することができる。
【0017】また、センタリングステージの側面に接続
され、真空吸着圧をセンタリングステージ上に供給する
エアー配管の途中に分岐を設け、吸着真空圧を低減、調
節するためのバルブ(リークバルブ)を備えたリークラ
インと吸着真空圧を計測するための圧力計を設置し、真
空吸着圧を略50〜 500mmHgに調整することによって、熱
絶縁膜を損傷させずにセンタリングが行える。
【0018】
【実施例】本願発明に係る実装装置(ダイボンダ)の特
徴は、チップ吸着装置のピックアップノズルの形状及び
センタリング装置のエアー配管構成にあり、その他の構
成は図4に示したダイボンダの構成と同様であるので、
従来例と異なる部分について説明する。図1に本願発明
に係るチップ吸着装置のピックアップノズルの一実施例
を示す。図において、(a)はピックアップノズル21
の正面図、(b)はピックアップノズル21の先端形状
を示す下面図、(c)はピックアップノズル21の D-D
断面図、(d)はピックアップノズル21の先端に赤外
線検出素子4を吸着させた状態を示す E-E断面図であ
る。
【0019】赤外線検出素子4を吸着するピックアップ
ノズル21の略円筒状の先端部は、赤外線検出素子4全
体を吸着するため、その直径は赤外線検出素子4の対角
線長さより大きく設定されている。略円筒状の後端部は
従来のピックアップノズルと同形状である。(c)に示
すように、ピックアップノズル21には、ピックアップ
ノズル21の先端に吸着真空圧を発生させるため、貫通
穴21aが形成されており、その貫通穴21aの後端部
の開口はエアー配管を介して真空ポンプ等に接続されて
いる。その貫通穴21aの先端部側開口は、ピックアッ
プノズル21の先端部にて略四角錐状に凹んだ吸着口2
1bにつながっている。この吸着口21bの開口面の形
状は、チップ外形と相似形に形成されていると共に、そ
の大きさは、チップの外形より大きく形成されている。
また、(c)に示すように、略四角錐形状に凹んだ吸着
口21bの四隅(角部)には、円筒状のピックアップノ
ズル先端部の側面まで貫通する側面視略三角形状のリー
ク溝21cが形成されている。図1に示したピックアッ
プノズル21の例では、このリーク溝21cが、本願発
明に係る実装装置のピックアップノズルに形成したリー
クエリアである。リークエリアは、チップを吸着した状
態でもエアーを漏洩するように形成されている。
【0020】上記のように構成したピックアップノズル
21の機能について説明する。図1(d)において、ピ
ックアップノズル21の貫通穴21aを通じてピックア
ップノズル21先端の吸着口21bには吸着真空圧が発
生しているため、略正方形平板状の赤外線検出素子4の
チップは、その外周の4辺でピックアップノズル21内
の略四角錐状の吸着口21bの斜面に接触する状態で吸
着される。この状態では、赤外線検出素子4の熱絶縁膜
2にも吸着真空圧がかかっているが、吸着口21bの四
隅に形成されたリーク溝21c(リークライン)によ
り、赤外線検出素子4のチップが吸着されてもリーク溝
21cを通じてエアーがリークするため、ピックアップ
ノズル21先端で赤外線検出素子4にかかる吸着真空圧
の吸着前後における変化は、リークラインであるリーク
溝21cがない場合に比べて小さく、その吸着真空圧を
熱絶縁膜2が破損しない程度に、吸着口21bやリーク
溝21cの形状及びリーク溝21cの数を変えることに
よって調整することができる。なお、ピックアップノズ
ル21先端部の形状は、実施例に限定されるものではな
く、チップ全体を吸着でき、チップを吸着した状態でも
リーク溝等のリークエリアが確保される形状であればよ
い。また、リークエリアの形状は、溝形状でなくても、
ピックアップノズル先端部近傍に形成した穴形状であっ
てもよく、その数も限定されない。
【0021】次に、本願発明に係る実装装置のセンタリ
ング装置構造について図2に基づいて説明する。図2に
示すように、本願発明に係る実装装置のセンタリング装
置は、取付台11の側面から引き出されたエアー配管1
6と真空ポンプ等の吸着真空圧を発生させる装置(図示
省略)間の配管途中に分岐を設け、エアーを漏洩させ、
チップにかかる吸着真空圧を緩和するリークライン22
と、チップにかかる吸着真空圧を計測するための圧力計
23とを具備したことを特徴とするものである。図2に
示すリークライン22はバルブ24を備えており、その
バルブ24を開閉することによってエアーのリーク量を
微妙に調整できるように構成されているが、実施例に限
定されず、適正なリーク量が求められている場合等は、
調整機構を設けなくてもよい。センタリング装置を以上
のように構成することによって、脆弱なチップの強度に
合わせてセンタリングステージ12上に発生させる吸着
真空圧を微妙に調整することができるので、チップ破損
を防止することができる。図3に示した赤外線検出素子
のようなチップの場合、吸着真空度は、略50〜 500mmHg
であることが望ましい。
【0022】以上のようにダイボンダのチップ吸着装置
やセンタリング装置を構成することによって、脆弱な三
次元微細加工素子チップのダイボンドを、一般のIC製
造に用いられているダイボンダを流用して行うことがで
きるため大幅な合理化を図ることができる。なお、実装
装置の一実施例としてダイボンダの例を示したが、本願
発明は吸着真空圧を利用したチップ吸着装置やセンタリ
ング装置を備えた実装装置一般に適用することができる
ものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半導体装置
の実装装置の構造及びその実装方法によれば、脆弱な三
次元微細加工素子チップに損傷を与えずに従来の実装装
置を流用して実装を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る実装装置のピックアップノズル
の構造図で、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)
は D-D断面図、(d)は赤外線検出素子を吸着した状態
を示す E-E断面図である。
【図2】本願発明に係る実装装置のセンタリング装置の
エアー配管部分を示す構成図である。
【図3】本願発明に係る実装装置の実装対象である赤外
線検出素子の一例を示す構造図で、(a)は斜視図、
(b)は A-A断面図である。
【図4】本願発明に係る実装装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】従来の実装装置のピックアップノズルの構造図
で、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は B-B断
面図、(d)は赤外線検出素子を吸着した状態を示す断
面図である。
【図6】従来の実装装置のセンタリング装置の構造図
で、(a)は斜視図、(b)は C-C断面図で、(c)は
エアー配管部分を示す構成図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 1a 空隙部 2 熱絶縁膜 3 サーミスタ 4 赤外線検出素子 5 チップ吸着装置 6 チップトレイ 7 チップトレイホルダー 8 ホルダー 9 ピックアップノズル 10 センタリング装置 11 取付台 11a 貫通穴 12 センタリングステージ 12a 貫通孔 13 センタリングピン 14 ホルダー 15 マウントコレット 16 エアー配管 17 チップマウント装置 18 搬送ステージ 19 キャリアフィルム 20 基板(ステム) 21 ピックアップノズル 21a 貫通穴 21b 吸着口 21c リーク溝 22 リークライン 23 圧力計 24 バルブ
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図4に基づき、まず、チップ吸着装置5の
構成及び機能について説明する。図において、4は実装
する赤外線検出素子、6は赤外線検出素子4を縦横に配
列するチップトレイ、7は前後左右に移動可能に取り付
けられたチップトレイホルダー、8はダイボンダに上下
に移動可能に取り付けられたホルダー、9はホルダー8
の先端に取り付けられ、赤外線検出素子4を吸着するピ
ックアップノズルである。図5にピックアップノズル9
の一例を示す。図において、(a)はピックアップノズ
ル9の正面図、(b)はピックアップノズル9の先端形
状を示す下面図、(c)は B-B断面図、(d)は図3に
示した赤外線検出素子4のチップをピックアップノズル
9に吸着させた状態を示す断面図である。図に示すよう
に、チップを吸着するピックアップノズル9の先端部は
略円錐台状に形成され、後端部は略円筒状に形成されて
いる。ピックアップノズル9には、先端部から後端部に
かけて貫通穴9aが形成されており、その後端部側の開
口はエアー配管を介して真空ポンプ等の吸着真空圧を発
生させる装置に接続される。チップ吸着装置5は、この
吸着真空圧を利用して、チップトレイ6上に配列された
赤外線検出素子4をピックアップノズル9の先端部で吸
着して、次工程のセンタリング装置10に搬送するとい
うチップピックアップ工程を行う装置である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】チップマウント装置17は、基板(ステ
ム)上にダイボンドペーストを介してチップを実装する
チップマウント工程に使用されるもので、搬送ステージ
18とその周辺構成及びダイボンドペーストを供給する
部分等から構成されるが、搬送ステージ周辺の構成につ
いて説明する。搬送ステージ18上には、長尺状のキャ
リアフィルム19が治具(図示省略)により固定されて
おり、そのキャリアフィルム19上には、長手方向に一
定間隔に基板20(ステム)が配置されている。基板2
0上にダイボンドペーストが供給された後、そのダイボ
ンドペースト上にホルダー14によって赤外線検出素子
4が配置される。最後に加熱処理されて基板20上への
赤外線検出素子4の実装が完了する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のチップを吸着するピックア
    ップノズルの先端に、略角錐状に凹んだ吸着口が形成さ
    れており、その吸着口近傍にエアーを漏洩するリークエ
    リアが形成されているチップ吸着装置を具備した半導体
    装置の実装装置。
  2. 【請求項2】 半導体装置のチップを真空圧でその上面
    で吸着するセンタリングステージにチップ吸着真空圧を
    供給するエアー配管途中に、エアーを漏洩するリークラ
    インと圧力計が設置されているセンタリング装置を具備
    した半導体装置の実装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のチップ吸着装置と、請求
    項2記載のセンタリング装置を具備したことを特徴とす
    る半導体装置の実装装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の実装装置の
    センタリング装置で、吸着真空圧を略50〜 500mmHgとし
    たことを特徴とする半導体装置の実装方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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