JPH07144016A - 室内を滅菌及び脱臭するための機械 - Google Patents

室内を滅菌及び脱臭するための機械

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換え部分及びイオン化部分を、十分なイオ
ン生成並びに最良のイオン交換を維持してこれら部分を
できるだけ僅かな所要スペースで機械のケーシング内に
差し込むことができるようする。 【構成】 室内を滅菌及び脱臭するための機械が、閉じ
られたケーシング内に、高電圧及び高周波を発生させる
ための、電子機構を備えた切換え部分と、切換え部分に
作用結合される少なくとも１つのイオン化部分とを備
え、カバ−フードの切欠き内に形状接続式に差し嵌めら
れるイオン化部分が絶縁体によって互いに分離された第
１の電極及び第２の電極を有し、これら電極にコロナ放
電を生ぜしめるために高電圧がかけられ、機械の動作中
に線材編組体として構成された第２の電極において電子
放出が生ぜしめられ、これによってマイナスの酸素・イ
オンが発生しかつこれによって空気中のバクテリア及び
胞子が殺菌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、室内を滅菌及び脱臭す
るための機械であって、プリント配線板と電子機構とか
ら成る、高電圧及び高周波を発生させるための電気的な
切換え部分と、切換え部分に接続されたイオン化部分と
を備え、このイオン化部分が平らなプレートとして構成
された絶縁体に配置された第１の電極と、第１の電極と
は反対の絶縁体側に配置された、金属製の線材編組体か
ら成る所属の第２の電極とを有していて、これら電極
に、コロナ放電を生ぜしめるために高電圧がかけられる
形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】ヨーロッパ特許公開第０３４５４９８号
明細書から、室内を滅菌及び脱臭するために、ほぼ切換
え部分とイオン化部分とから成る機械が公知であり、こ
の場合、切換え部分は一次巻線と二次巻線とから成る、
プリント配線板上に配置されたトランスフォーマを有
し、かつ、イオン化部分はプリント配線板に配属され
た、平らなプレートとして構成された第１の電極（陽
極）並びに絶縁板を介して第１の電極から分離された、
線材編組体から成る第２の電極（陰極）を有し、この場
合、第２の電極は、反対側で注型材料によって閉じられ
る切換え部分、第１の電極並びに絶縁板を空間的に取り
囲んで受容するためにケーシング状のフードとして構成
されている。
【０００３】更にヨーロッパ特許公開第００５３６４７
号明細書から、バイオクリマティック（bioklimatisc
h）に作用する電界を発生させるために、次ぎのような
機械が公知である、即ち、この機械においては、閉じら
れたケーシング内に空間的に統合されて、バッテリー、
直流及びパルス電圧を発生させるジェネレータ並びに電
界を発生させる電極が配置されていて、この場合電極は
内側積層体としてケーシングカバーに統合されている。
滅菌及び脱臭により室内の汚染された空気を浄化するこ
とはこの公知の機械では行われない。
【０００４】従って本発明では、特に閉じられた室内に
存在する、イオン化により滅菌及び脱臭すべき汚染され
た空気の浄化問題を考慮する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、個々の機能要素、特に切換え部分及びイオン化部分
を、十分なイオン生成並びに最良のイオン交換を維持し
てこれら部分をできるだけ僅かな所要スペースで機械の
ケーシング内に差し込むことができるように、構成する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、第１の電極、絶縁体及び第２の電極が保持体内に配
置されていてかつこの保持体と共に切換え部分のプリン
ト配線板に固定されたイオン化部分を形成しており、少
なくとも１つのイオン化部分を有する切換え部分が構造
ユニットとして流入及び流出開口を備えた閉じられたケ
ーシング内に配置されていることによって解決された。
【０００７】本発明の有利な構成はその他の請求項に記
載されている。
【０００８】
【実施例】第１図では、室内を滅菌しかつ脱臭するため
の機械５０の第１実施例を斜視図で図示している。機械
５０は下側部分１０と、カバーフード２０と、背壁１５
と、端壁２５とから構成されたケーシング１を有してい
る。ケーシング１は切換え部分３０（第３図及び第４図
参照）に作用結合されるイオン化部分４０を収容するよ
う構成されている。イオン化部分４０に対して間隔をお
いてカバーフード２０のカバープレート２１内に、動作
を監視するために表示ランプ３８が配置されている。
【０００９】下側部分１０並びにねじ３，３′及び４，
４′を介して下側部分に固定されたカバーフード２０
は、後で第１０図及び第１１図並びに第１２図及び第１
３図に基づき詳述する。端壁２５にはねじ２，２′を介
して、電気的な電流回路に接続するのに用いられる差込
みプレート２６が固定されている。
【００１０】更に端壁２５には、ケーシング１の内室内
に配置されて電気的に切換え部分３０に接続されたスイ
ッチ３４′（第３図及び第４図参照）の切換えレバー３
４が配置されている。従ってスイッチ３４′に作用結合
された切換えレバー３４によって、切換え部分３０に接
続された電子機構３５（第４図参照）を介してイオン化
分４０がイオン化すべき室内空気に関連して作動させる
ことができる。
【００１１】第２図平面図では、カバーフード２０のカ
バープレート２１内に配置されたイオン化部分４０が図
示されていて、この場合、イオン化部分はイオン化部分
の外郭に適合して形成された切欠き２３内に配置されて
いる。イオン化部分４０はカバープレート２１の表面と
一平面を成している。イオン化部分４０の特殊な構成は
第３図及び第４図に関連して後で詳述する。
【００１２】第２図で概略的に図示されているように機
械５０の有利な実施例では、部分的に破断して図示した
ケーシング１の内室５内で背壁１５の内面１５′にベン
チレータ１６が配置されていて、このベンチレータ１６
は電動機１７によって軸体１７′の軸線１７を中心とし
て矢印Ｙ′方向で駆動される。
【００１３】ケーシング５０の軸方向でみて、ベンチレ
ータ１６に対して間隔をおいてフィルタプレート２８が
配置されている。流動材料等から製作されたフィルタプ
レート２８は有利には図示されてない手段によって下側
部分１０の内面１１′に交換可能に固定される。
【００１４】下側部分１０の底板１１には固定部材７，
８及び７′，８′が設けられていて、この固定部材には
第１図で概略的に図示のねじ３，３′及び４，４′によ
ってカバーフード２０が固定される。イオン化部分４０
用の切欠き２３には、相互間隔をおいて配置された、カ
バープレート２１を貫通する多数のスリット２４が配属
されている。
【００１５】第９図では第１図矢印Ｘの方向でみた図と
して、導線５１を介して市販のトランスフォーマ５２に
作用結合された機械５０を図示しており、この場合ケー
シング１の下側部分１０と、カバーフード２０と、切換
えレバー３４及び差込みプレートを備えた端壁２５とが
図示されている。
【００１６】第１図及び第２図の機械５０の切換え部分
３０を第３図で平面図でかつ第４図で側面図で図示して
いる。切換え部分３０はほぼプリント配線板３１と、端
壁２５に固定された差込みプレート２６に接続された電
気的な接続部材２６′と、電気的なスイッチ３４′と、
電子機構３５と、表示ランプ３８と、イオン化部分４０
とを有している。
【００１７】プリント配線板３１の上面３１′には電気
回路（詳細に図示せず）が設けられていて、この回路に
は導線２７を介して電気的な接続部材２６′がかつ導線
３４″を介して電気的なスイッチ３４′が接続されてい
る。表示ランプ３８も同様にプリント配線板３１の電気
回路に接続されている。
【００１８】電子機構３５は概略的に図示されたケーシ
ング３５′内に配置されていて、このケーシングは固定
部材３６，３６′及び３７，３７′によってプリント配
線板３１の下面３１″に保持されている。ケーシング３
５′内に配置された電子部品（図示せず）は自体公知の
形式で硬化する注型材料によって防護され、この場合、
注型材料として熱可塑性又は熱硬化性のプラスチックが
使用される。
【００１９】第４図で図示されているように、イオン化
部分４０は間隔３２をおいてプリント配線板３１の上面
３１′に配置されていてかつ概略的に図示された固定部
材４９，４９′によってプリント配線板３１に固定され
ている。イオン化部分３０は導線３３を介してプリント
配線板３１の電気回路に接続されている。
【００２０】第５図で拡大断面図で図示されたイオン化
部分４０はほぼ保持体４５と、第１の電極４２と、ガラ
ス又は適当なプラスチックから成る絶縁体４１と、線材
編組体として構成された第２の電極４３とを有してい
る。この場合、絶縁体上に設けられた第１の電極４２は
プラスの電極（陽極）を成しかつ第２の電極はマイナス
の電極（陰極）を成す。
【００２１】機械５０又は５０′乃至イオン化部分４０
又は４０′の動作中には線材４３′おいて電子が放出さ
れ、これによって酸素・原子と関連してマイナスの酸素
・イオンが形成される。この場合、機械５０用のイオン
化部分４０及び機械５０′用のイオン化部分４０′を類
似に構成することができる（第５図参照）。
【００２２】例えば円形に構成された保持体４５は外側
の環状部材４７と、これに配置された半径方向で内向き
に延びるフランジ４６とを有しかつ保持体を貫通して段
状に形成された切欠き４５′が延びている。環状部材４
７の内面４７′には環状溝４８が設けられている。
【００２３】保持体４５は切欠き４５′内に配置された
構成部材４１，４２，４３を受容するのに用いられ、こ
の場合構成部材４１，４３は環状部材４７の環状溝４８
内にばね弾性的に係止されるスナップリング４４を介し
てフランジ４６に密接するように保持されている。構成
部材４１，４２，４３，４４は保持体４５と共に、交換
可能な構造ユニットとして構成されたイオン化部分４０
を形成する。
【００２４】この場合、機械５０用のイオン化部分４０
及び機械５０′用のイオン化部分４０′を類似に構成す
ることができる（第５図参照）。
【００２５】個々のイオン化部分４０又は４０′におい
ては第２の電極４３は多数の線材４３′から形成され、
この線材は例えば、線材が協働して網目の細かい線材編
組体又は格子体を成すように、互いに結合される。第２
の電極４３は鋼、有にはステンレス鋼から形成される。
【００２６】機械５０又は５０′もしくはイオン化部分
４０又は４０′の動作中には線材４３′において電子が
放出され、これによって酸素・原子と関連してマイナス
の酸素・イオンが形成される。
【００２７】第１の電極４２は、自体公知の形式で絶縁
体４１（ガラス板）に設けられる、有利には蒸着される
比較的薄い貴金属プレート又はフィルムとして形成され
ている。第１の電極４２は例えば扁平な、彎曲した又は
球欠状のプレート又はフィルムとして形成することもで
きる。
【００２８】両電極４２，４３の外部形状は任意に、例
えば円形、正方形、長方形又は多角形に構成することが
できる。第１の電極４２（陽極）の面積は有利には脱臭
しようとする室の容積に関連して選ばれ、この場合実験
により、２０ｍ3乃至５０ｍ3の室容積の場合作動部分を
成す第１の電極４２のイオン化面積を２cm3乃至４cm3の
大きさで設計できることが明らかとなった。
【００２９】第６図では、室内を滅菌及び脱臭するため
の機械５０′の第２実施例を斜視図で図示している。第
１図で図示の実施例とは異なって第２実施例の機械５
０′の場合第８図で詳述されているように、イオン化部
分４０′は外的作用から防護されてケーシング１′の内
室５′内に配置されている。
【００３０】ケーシング５０′はほぼ第１図に関連して
記載した機械５０に類似して構成されていてかつ下側部
分１０′と、カバーフード２０′と、端壁５５と、背壁
７０とから成るケーシング１′を有している。更にカバ
ーフード２０′内には表示ランプ６８が配置されてい
る。
【００３１】端壁５５にはねじ２，２′によって、電気
的な電流回路に接続するのに用いられる差込みプレート
５６が固定されている。更に、端壁５５には、ケーシン
グ１′の内室内に配置されて電気的に切換え部分６０
（第７図参照）に接続されたスイッチ６４′の切換えレ
バー６４が配置されている。
【００３２】従って切換えレバー６４によって切換え部
分６０に接続された電子機構６５（第７図参照）を介し
てイオン化部分４０′をイオン化すべき室内空気に関連
して作動させることができる。更に、第６図から明らか
なように多数の換気スリット７３，７３′，５４，５
４′がカバーフード２０′並びに端壁５５内に相互間隔
をおいて配置されている。
【００３３】第７図では第６図による機械５０′用の切
換え部分６０全体を側面図で図示している。切換え部分
６０はほぼ第４図による切換え部分３０に類似して構成
されていてかつプリント配線板６１と、ねじ２，２′に
よって端壁５５に固定された、電気的な差込み部材５
６′に接続される差込みプレート５６と、電気的なスイ
ッチ６４′と、電子機構６５と、表示ランプ６８と、イ
オン化部分４０′とを有している。
【００３４】プリント配線板６１の上面６１′には電気
回路（詳細に図示せず）が配置されていて、この回路に
は、導線５７を介して差込み部材５６′がかつ導線６
４″を介して電気的なスイッチ６４′が接続されてい
る。同様に表示ランプ６８もプリント配線板６１の電気
回路に接続されている。
【００３５】電子機構６５は、固定部材６６，６６′及
び６７，６７′を介してプリント配線板６１の下面６
１″に固定されているケーシング６５′（概略的に図
示）内に配置されている。ケーシング６５′内に配置さ
れた電気部品（図示せず）は自体公知の形式で硬化する
注型材料によって防護され、この場合注型材料として熱
可塑性又は熱硬化性のプラスチックが使用される。
【００３６】第４図による切換え部分３０とは異なって
第７図による切換え部分６０の場合には、イオン化部分
４０′はプリント配線板６１の下面６１″に間隔６２を
おいて配置されていてかつ固定部材６９，６９′（概略
的に図示）によって保持されている。イオン化部分４０
（第４図）に類似して構成されたイオン化部分４０′は
導線（図示せず）を介してプリント配線板６１の電気回
路に接続されている。
【００３７】第８図では第６図矢印Ｘ′の方向でみた図
として機械５０′を図示しており、この場合、ケーシン
グ１′の下側部分１０′と、カバーフード２０′と、背
壁７０とが図示されている。背壁７０′内には相互間隔
をおいて配置された換気スリット７１，７１′が配置さ
れている。
【００３８】更に部分的に破断して図示したケーシング
１′内には全体を符号６０で示した切換え部分がこれに
配置されたイオン化部分４０′と共に収容されている。
切換え部分６０はケーシング１′の下側部分１０′に適
当に固定された支持部材７′に、プリント配線板６１に
配置されたイオン化部分４０′がケーシング１′の内室
５′内に外的作用から防護されて配置されるように、固
定されている。
【００３９】機械５０′は、第８図で概略的に図示され
ているように、導線５１′を介して所属の市販のトラン
スホーマ５２′に接続される。
【００４０】第１０図ではケーシング１用の下側部分１
０を正面図でかつ第１１図では平面図で図示している。
成形横断面をＵ字形に成形された下側部分１０は相互間
隔をおいて配置された２つの側壁１２，１２′と、側壁
１２，１２′を互いに結合する底板１１とを有してい
る。
【００４１】下側部分１０の内面１１′には底板１１の
両端部範囲（第１１図参照）で相互間隔をおいて配置さ
れたそれぞれ２つの保持突起８，８′が設けられてい
て、これら保持突起にはそれぞれ１つの支持部材７，
７′が配置されかつ図示されてない手段によって固定さ
れている。
【００４２】下側部分１０の外面１１″には支え突起
９，９′が設けられていて、これら支え突起は、相互間
隔をおいて内面１１′に配置された保持突起８，８′に
対応して底板１１に成形されるか又は図示されてない形
式で固定される。下側部分１０の縦方向並びに横方向で
は、第１１図で詳細に図示されているように、底板１１
を貫通する相互間隔をおいて配置された多数のスリット
１４が設けられている。
【００４３】機械５０′のケーシング１′（第６図参
照）用の下側部分１０′は第１０及び第１１図に関連し
て記述した下側部分１０に類似して構成できる。
【００４４】第１２図ではケーシング１用のカバーフー
ド２０を正面図でかつ第１３図では平面図で図示してい
る。成形横断面をＵ字形に形成されたカバーフード２０
は相互間隔をおいて配置された２つの側壁２２，２２′
と、側壁１２，１２′を互いに結合するカバープレート
２１とを有している。
【００４５】カバープレート２１の内面２１′には、カ
バープレート２１の両端部範囲で相互間隔をおいて配置
されたそれぞれ２つの突起８，８′が設けられていて、
これら突起を貫通してそれぞれ段状に形成された孔１
９，１９′が延びている。
【００４６】カバープレート２１内には、第１３図から
明らかなように、イオン化部分４０（第１図及び代４図
参照）の輪郭に相応して構成された切欠き２３が設けら
れている。切欠き２３には相互間隔をおいて配置された
多数のスリット２４が配属されている。切欠き２３及び
スリット２４はカバープレート２１を貫通している。更
に第１３図では表示ランプ（第１図及び第２図参照）３
８用の貫通孔３９が図示されている。
【００４７】この場合、第６図による機械５０′用のカ
バーフード２０′をほぼ第１２図及び第１３図に関連し
て記述したカバーフード２０に類似して構成することが
できる。第１２図及び第１３図によるカバーフード２０
とは異なって、切欠き２３及びスリット２４の代りにカ
バーフード２０のカバープレート２１内に縦方向及び横
方向で相互間隔をおいて配置された多数の換気スリット
７３，７３′を設けることができる（第６図参照）。
【００４８】自体公知の形式で機械５０，５０′のため
に電子回路（図示せず）を介して、例えば２２０ボルト
の公共電源網又は直流源である電気的な電流源から引渡
される電圧が変換器によってほぼ１．５乃至３．０キロ
ボルト（ｋｖ）に変換されかついわゆるチョッパ回路に
よって変換器のために必要な周波数が生ぜしめられ、こ
の場合、この周波数は第２の電極４３（第５図参照）の
イオン化面積に関連していてかつ共振に同調されねばな
らない。
【００４９】変換器は、二次回路が共振回路として構成
される導通、プッシュプル又は共振変換器でありかつ第
１の接続部（図示せず）で第１の電極４２に及び第２の
接続部で保護接地に接続される。機械５０又は５０′を
動作させるために必要な周波数はほぼ１０ｋＨｚ乃至３
０ｋＨｚである。
【００５０】上述の機械５０，５０′によって、種々の
室内において、例えばホテルの部屋、会議室、冷蔵及び
冷凍室等において支障のない良好な運転が保証される。
比較的僅かな外寸法に基づいて、自動車、バス等内での
使用も可能である。
【００５１】機械の動作中に生ずる電子放出によってマ
イナス及びプラスのイオン、特に酸素・イオンが生ぜし
められ、この場合、マイナスのイオンによって室内空気
中に存在するバクテリア及び胞子殺菌されかつ不都合な
臭いが中和される。
【００５２】本発明の機械は特に有利には、カーペット
床及びカーテン、特に重い布地カーテンを備えた、巻き
タバコ又は葉巻の煙によって著しく汚染された室（ホテ
ルの部屋）内で使用される。
【図面の簡単な説明】
【図１】室内を滅菌及び脱臭するための機械の第１実施
例の斜視図。
【図２】第１図の機械の部分的に破断した平面図。
【図３】第１図の機械の電気的な切換え部分の平面図。
【図４】第３図の機械の電気的な切換え部分の側面図。
【図５】第１図の機械のイオン化部分の拡大断面図。
【図６】室内を滅菌及び脱臭するための機械の第２実施
例の斜視図。
【図７】第６図の機械の切換え部分の側面図。
【図８】所属のトランスホーマを備えた、第６図Ｘ′方
向からみた図。
【図９】所属のトランスホーマを備えた、第１図Ｘ方向
からみた図。
【図１０】第１図及び第６図の機械の下側部分の正面
図。
【図１１】第１０図の下側部分の平面図。
【図１２】第１図及び第６図の機械のカバーフードの正
面図。
【図１３】第１２図のカバーフードの平面図。
【符号の説明】
１，１′ ケーシング ５，５′ 内室 １６ ベンチレータ ２０，２０′ カバープレート ２３ 切欠き ２１，７３，７３′ 流出スリット ３０，６０ 切換え部分 ３１，６１ プリント配線板 ３４，６４ スイッチ ３５，６５ 電子機構 ４０，４０ イオン化部分 ４１ 絶縁体 ４２，４３ 電極 ４４ スナップリング ４５ 保持体 ４６ フランジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 室内を滅菌及び脱臭するための機械であ
    って、プリント配線板（３１）と電子機構（３５）とか
    ら成る、高電圧及び高周波を発生させるための電気的な
    切換え部分（３０）と、切換え部分（３０）に接続され
    たイオン化部分（４０）とを備え、このイオン化部分が
    平らなプレートとして構成された絶縁体（４１）に配置
    された第１の電極（４２）と、第１の電極とは反対の絶
    縁体側に配置された、金属製の線材編組体から成る所属
    の第２の電極（４３）とを有していて、これら電極（４
    ２，４３）に、コロナ放電を生ぜしめるために高電圧が
    かけられる形式のものにおいて、第１の電極（４２）、
    絶縁体（４１）及び第２の電極（４３）が保持体（４
    ５）内に配置されていてかつこの保持体と共に切換え部
    分（３０，６０）のプリント配線板（３１，６１）に固
    定されたイオン化部分（４０，４０′）を形成してお
    り、少なくとも１つのイオン化部分（４０，４０′）を
    有する切換え部分（３０，６０）が構造ユニットとして
    流入及び流出開口（１４，２４；１４，７３，７３′）
    を備えた閉じられたケーシング（１，１′）内に配置さ
    れていることを特徴とする、室内を滅菌及び脱臭するた
    めの機械。
  2. 【請求項２】 ケーシング（１）のカバーフード（２
    ０）内に配置された、イオン化部分の外郭に適合する切
    欠き（２３）内にイオン化部分（４０，４０′）が形状
    接続式に差し嵌められるように、切換え部分（３０）が
    イオン化部分（４０，４０′）と共にケーシング（１）
    の内室（５）内に配置されていて、前記切欠き（２３）
    に、間隔をおいて配置された多数の流出スリット（２
    ４）が配属されている、請求項１記載の機械。
  3. 【請求項３】 イオン化部分（４０）がカバーフード
    （２０）の内面（２１′）に面した側で切換え部分（３
    ０）のプリント配線板（３１）に配置されている、請求
    項２記載の機械。
  4. 【請求項４】 イオン化部分（４０′）が外的作用から
    防護されて、間隔をおいて配置された多数の流出スリッ
    ト（７３，７３′）を備えたケーシング（１′）のカバ
    ーフード（２０′）の内面に対して間隔をおいて配置さ
    れるように、切換え部分（６０）がイオン化部分（４
    ０′）と共にケーシング（１）の内室（５′）内に配置
    されている、請求項１記載の機械。
  5. 【請求項５】 イオン化部分（４０′）がカバーフード
    （２０′）の内面（２１′）とは反対側で切換え部分
    （６０）のプリント配線板（６１）内に配置されてい
    る、請求項４記載の機械。
  6. 【請求項６】 イオン化部分（４０，４０′）がフラン
    ジ（４６）を備えた円形に形成された保持体（４５）を
    有していて、この保持体内に、第１の電極（４２）を備
    えたディスクとして構成された絶縁体（４１）並びにス
    テンレス製の線材編組体から成る第２の電極（４３）が
    配置されかつばね弾性的なスナップリング（４４）によ
    って保持されている、請求項１記載の機械。
  7. 【請求項７】 イオン化部分（４０，４０′）の第１の
    電極（４２）が滅菌及び脱臭しようとする室の容積に関
    連して設計されていて、作動部分を成すイオン化面積が
    ２０ｍ3乃至５０ｍ3の室容積の場合２cm2乃至４cm2であ
    る、請求項６記載の機械。
  8. 【請求項８】 ケーシング（１，１′）の内室（５，
    ５′）内に、イオン化部分（４０，４０′）をイオン化
    すべき空気によって負荷する電動式に駆動される少なく
    とも１つのベンチレータ（１６）が配置されている、請
    求項１記載の機械。
  9. 【請求項９】 ケーシング（１，１′）の内室（５，
    ５′）内に２つ以上のイオン化部分（４０，４０′）が
    配置されていて、個々のイオン化部分（４０，４０′）
    が構造ユニットとして交換可能に切換え部分（３０，６
    ０）に固定されている、請求項１記載の機械。
  10. 【請求項１０】 個々のイオン化部分（４０，４０′）
    がイオン化すべき室内空気に関連して、切換え部分（３
    ０，６０）に作用結合される、スイッチ（３４，６４）
    によって作動可能な電子機構（３５，６５）によって制
    御可能である、請求項１から９までのいずれか１項記載
    の機械。
  11. 【請求項１１】 機械が煙で汚染された室、特にカーテ
    ン及びカーペット床を備えたホテルの部屋内で使用され
    る、請求項１から９までのいずれか１項記載の機械。
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