JPH07135723A - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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Publication number
JPH07135723A
JPH07135723A JP5302405A JP30240593A JPH07135723A JP H07135723 A JPH07135723 A JP H07135723A JP 5302405 A JP5302405 A JP 5302405A JP 30240593 A JP30240593 A JP 30240593A JP H07135723 A JPH07135723 A JP H07135723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
bending
minimum
roundness
support wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5302405A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Nishiyama
寿一 西山
Katsuji Shimazawa
勝次 島沢
Kenji Watanabe
健司 渡辺
Tsuneyuki Takahashi
恒行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP5302405A priority Critical patent/JPH07135723A/ja
Publication of JPH07135723A publication Critical patent/JPH07135723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な手段によって、フラットケーブルの折
り返し部に最小限の丸みが確保できるようにする。 【構成】 フラットケーブル1の導体3に平行して最小
限の丸み以上の半径を有するサポートワイヤ4を設け、
フラットケーブル1を折り返したときの最小限の丸みを
サポートワイヤ4によって確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車内又は室
内等の電気配線に用いられる箔状の導体を用いた可撓性
を有するフラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレキシブルフラットケ
ーブルを用いて配線を行う際に、配線方向を変えるため
にフラットケーブル自体を途中から折り返して配線する
場合が生ずる。しかし、フラットケーブルを折り返えす
場合は、フラットケーブル内の導体が断線しないように
折り返し部に最小限の丸みを確保する必要がある。
【0003】このような最小限の丸みを確保する手段と
して、従来では例えばフラットケーブルの製造工程にお
いて所定治具を用いて予め曲げ癖を付けておく等の方法
が採られている。また、室内配線等に使用する場合に
は、例えば特開昭61−52103号公報に開示されて
いるように、フラットケーブルの折り返し部にケーブル
パットを付設する等の方法も知られている。
【0004】また、最小限の丸みが確保される場合であ
っても、折り曲げるべき個所において正確に折り曲げる
ことが困難な場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最小限の丸みを確保し
ながら、前述の所定治具を用いて曲げ癖を付ける方法
は、実際の配線時において作業者の作業方法によりばら
つきを生じ易いとか、輸送や保管中に積み重ねることに
よって最小限の丸み以下になってしまうとか、或いは組
み付け状態により最小限の丸みを維持できない場合が生
ずる等の問題がある。一方、ケーブルパットを付設する
方法は、フラットケーブルに対してケーブルパットを固
定しなければならない等の煩わしさがある。
【0006】本発明の目的は、極めて簡易な手段によ
り、フラットケーブルの折り返し部において容易に折り
曲げできるようにしたフラットケーブルを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るフラットケーブルは、折り返し部にお
いて折り曲げ手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するフラットケーブルは、折り
返し部において容易に折り曲げることができる。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明に係るフラットケーブル1の部分図
であり、絶縁体2により被覆された多数の箔状の導体3
に混在して適宜数のサポートワイヤ4が長手方向の導体
3と平行に設けられている。このサポートワイヤ4は最
小曲げ保持手段であり、必要とする最小限の丸み以上の
半径を有しており、材質は金属、合成樹脂、植物繊維等
が使用できる。
【0010】従って、図2に示すようにこのフラットケ
ーブル1を180度折り返した場合でも、サポートワイ
ヤ4によって自然に必要な最小限の丸みが確保される。
【0011】図3〜図5はフラットケーブルの曲げ位置
近傍をクリップによって固定する場合に、クリップ固定
片5を用いてフラットケーブル1の最小限の丸みを確保
する実施例を示している。
【0012】即ち、図3に示すようにフラットケーブル
1の幅方向に張り出し、クリップ固定片5aを有するク
リップ固定片5を絶縁体2と一体に設け、このクリップ
固定片5を図4に示すように反対側に折り返した上で、
図5に示すようにクリップ固定片5の側縁を支点として
フラットケーブル1を180度折り返す場合を示してい
る。
【0013】この場合は、図5に示すようにフラットケ
ーブル1の折り返し部にクリップ固定片5が挟み込まれ
た状態になるので、クリップ固定片5の厚みによってフ
ラットケーブル1の曲げ位置及び最小限の丸みが確保さ
れる。
【0014】勿論、クリップ固定片5の側縁5bにも丸
みを設けておけばフラットケーブル1の折り返し部を円
滑に案内することができる。本実施例の場合に、クリッ
プ固定片5はフラットケーブル1の絶縁体2と一体に、
またフラットケーブル1の厚みと殆ど同じ厚みに設けた
場合も示したが、フラットケーブル1の厚みと異なった
厚みにしてもよいし、或いはフラットケーブル1とは別
体のものを用いてもよい。
【0015】図6はフラットケーブル1の折り返し部を
固定用クリップ6によって支持板7に固定し、この固定
用クリップ6の底部6aを最小曲げ保持手段に利用した
例を示している。
【0016】この場合は、固定用クリップ6の底部6a
の厚みによってフラットケーブル1の曲げ位置と最小限
の丸みを確保することが可能となる。
【0017】図7は他の実施例を示し、図8は図7のA
−A線による断面図を示している。本実施例では、B−
B線がフラットケーブル1の所定の折り曲げ位置を示し
ており、この折り曲げ位置を中心にして長手方向の両側
に幅広部8が設けられ、その結果として折り曲げ位置の
両側縁にはその近傍の側縁よりも幅方向に入り込んだ凹
み9が形成されている。
【0018】なお、幅広部8の外方へ張り出した凸出部
8a、8bは稍々斜めに立ち上げられた状態に形成され
ている。即ち、各幅広部8の幅方向の断面は図8に示す
ように樋状になっており、この部分は折り曲げ難い形状
となっている。
【0019】従って、このフラットケーブル1を折り曲
げた場合には、2つの幅広部8の中心に位置する凹み9
でB−B線部分が自然に折れ曲がることになる。
【0020】図9は更に他の実施例を示し、この場合は
C−C線で示す所定の折り曲げ位置の幅方向両側に凹み
10が設けられ、それだけ幅広部8の幅寸法はその近傍
の幅よりも狭くなって曲がり易い形状になっている。
【0021】従って、この部分を折り曲げた場合には、
前例と同様C−C線部分が自然に折れ曲がる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフラッ
トケーブルは、フラットケーブルを所定の折り曲げ位置
において容易に折り曲げることができるので配線作業等
を整然と行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフラットケーブルの一部を切断した斜
視図である。
【図2】フラットケーブルを折り返した状態の側面図で
ある。
【図3】他の実施例のフラットケーブルの要部の平面図
である。
【図4】フラットケーブルの折り返し過程の平面図であ
る。
【図5】フラットケーブルの折り返し部の側面図であ
る。
【図6】更に他の実施例の支持板を用いた側面図であ
る。
【図7】更に他の実施例の要部平面図である。
【図8】図7のA−A線による断面図である。
【図9】更に他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 2 絶縁体 3 導体 4 サポートワイヤ 5 クリップ固定片 6 固定用クリップ 7 支持板 8 幅広部 9、10 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 健司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 高橋 恒行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り返し部において折り曲げ手段を設け
    たことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 【請求項2】 前記折り曲げ手段は最小限の丸みを確保
    するための最小曲げ保持手段とした請求項1に記載のフ
    ラットケーブル。
  3. 【請求項3】 前記折り曲げ手段は近傍の側縁よりも幅
    方向内側に入り込む凹みを両側に設けた請求項1に記載
    のフラットケーブル。
JP5302405A 1993-11-08 1993-11-08 フラットケーブル Pending JPH07135723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302405A JPH07135723A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 フラットケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302405A JPH07135723A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 フラットケーブル

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Publication Number Publication Date
JPH07135723A true JPH07135723A (ja) 1995-05-23

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ID=17908525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5302405A Pending JPH07135723A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 フラットケーブル

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JP (1) JPH07135723A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170767A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Fuji Heavy Ind Ltd 損傷探知用モジュール化センサ及びその製造方法並びに構造用複合材
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