JPH0712855U - 空気調和機のルーバー駆動装置 - Google Patents
空気調和機のルーバー駆動装置Info
- Publication number
- JPH0712855U JPH0712855U JP3762593U JP3762593U JPH0712855U JP H0712855 U JPH0712855 U JP H0712855U JP 3762593 U JP3762593 U JP 3762593U JP 3762593 U JP3762593 U JP 3762593U JP H0712855 U JPH0712855 U JP H0712855U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- louver
- rotary shaft
- louver drive
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機のルーバー駆動装置から発生する
音を無くす。 【構成】 ウインドタイプの空気調和機の内部には吹出
口のルーバー(風向板)をスイング動作させるためのル
ーバー駆動装置がある。このルーバー駆動装置8はモー
タ9と、同モータ9の回転力を円運動に変える回転軸1
0と、同回転軸10に回動自在に連結するアーム11
と、アーム11の先端下部に設けた軸12と、アーム1
1の動きをルーバー側に伝えるルーバー駆動体13とか
ら成る。14は回転軸10を連結するための孔である。
回転軸10が傾いていると、この回転軸10の回動に伴
い、アーム11の先端部が上下に動いて軸12がルーバ
ー駆動体13を叩き、音を発する。この音の発生を無く
すためにアーム11側に設ける孔14の内周縁の断面形
状を略半円形にしてアーム11の先端部の上下動をより
少なくする。
音を無くす。 【構成】 ウインドタイプの空気調和機の内部には吹出
口のルーバー(風向板)をスイング動作させるためのル
ーバー駆動装置がある。このルーバー駆動装置8はモー
タ9と、同モータ9の回転力を円運動に変える回転軸1
0と、同回転軸10に回動自在に連結するアーム11
と、アーム11の先端下部に設けた軸12と、アーム1
1の動きをルーバー側に伝えるルーバー駆動体13とか
ら成る。14は回転軸10を連結するための孔である。
回転軸10が傾いていると、この回転軸10の回動に伴
い、アーム11の先端部が上下に動いて軸12がルーバ
ー駆動体13を叩き、音を発する。この音の発生を無く
すためにアーム11側に設ける孔14の内周縁の断面形
状を略半円形にしてアーム11の先端部の上下動をより
少なくする。
Description
【0001】
本考案は空気調和機のルーバー駆動装置に係わり、詳しくは、同装置から発生 する音をより少なくするための手段に関する。
【0002】
ウインドタイプの空気調和機では、吹出空気を部屋全体に広げるために例えば 図1に示すような複数のルーバー7を吹出口4に設けると共に、このルーバー7 の後方に、図2に示すようなモータ9と、同モータ9の回転力を円運動に変える 回転軸10と、同回転軸10に回動自在に連結されたアーム11と、同アーム1 1の先端部の動きを図1に示すルーバー7側に伝えるルーバー駆動体13等から 成るルーバー駆動装置8を設けてルーバー7を左右にスイングさせるようになっ ている。
【0003】
ところで、従来のルーバー駆動装置8では、図4に示すように回転軸10とア ーム11との嵌合部が面接触の状態になっており、しかも、回転軸10がアーム 11側の孔周縁を挟持する形になっているので嵌合部に遊びが少なくなっている 。そのため、回転軸10が破線で示す方向に傾くとアーム11側も傾いてしまい 、回転軸10が細線で示す位置に半回転するとアーム11の先端部は逆に上昇す ることになり、回転軸10の傾きがA°のときアーム11側は回転軸10が1回 転する毎に上下に2A°の範囲で振られてしまい、その動きでアーム11の先端 下部に設けられている軸12がルーバー駆動体13を叩いてしまうため音が発生 し、耳障りになるという問題がある。したがって、本考案においては、このよう な耳障りな音を発生させることのない空気調和機のルーバー駆動装置を提供する ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、モータと、同モー タの回転力を円運動に変える回転軸と、同回転軸に回動自在に連結されたアーム と、同アームの先端部の動きをルーバー側に伝えるルーバー駆動体等から成り、 前記モータの回転力をルーバーのスイング動作に変えるようにして成る空気調和 機のルーバー駆動装置において、前記回転軸に連結するアームの嵌合部内周縁の 断面形状を略半円形にすることにした。
【0005】
上記の構成であれば、円運動するモータ側の回転軸に回動自在に連結されるア ームの嵌合部内周縁の断面形状が略半円形になっているのでモータ側の回転軸が 多少傾いてもアームは傾斜せず、ほぼ水平状態を維持するので、アームの先端部 の上下動が少なく、アーム側がルーバー駆動体を叩くようなこともないので耳障 りな音が無くなる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。図1はウインドタ イプの空気調和機の外観を表したもので、1は本体、2は前面パネルである。前 面パネル2には着脱自在な吸込グリル3と、吹出口4と、操作パネル5とが設け られており、吸込グリル3には室内空気の吸込口6が、吹出口4には吹出空気を 部屋全体に広げるための複数のルーバー(風向板)7が、操作パネル5には複数 の操作ツマミ5a,5b,5c等が設けられている。
【0007】 図2はルーバー7の後方に設けられているルーバー駆動装置8の概略を表した もので、9はモータ(シンクロナスモータ)、10はモータ9の回転力を円運動 に変える回転軸、11は回転軸10に回動自在に連結されるアーム、12はアー ム11の先端下部にほぼ垂直に設けられた軸、13はアーム11の先端部の動き を図1に示すルーバー7側に伝えるルーバー駆動体である。このような構成でモ ータ9が動作すると回転軸10の上部は矢印の方向に円運動を行い、この円運動 がアーム11に伝えられ、アーム11の先端部の動きが軸12を介してルーバー 駆動体13に伝わり、ルーバー駆動体13の動きによって複数のルーバー7が左 右にスイング動作する。
【0008】 ところで、モータ9側の回転軸10が傾いていたりするとアーム11の先端部 の上下動が大きくなり、軸12でルーバー駆動体13が叩かれ、耳障りな音を発 することになる。そこで、本実施例においては、図3に示すように回転軸10と アーム11との嵌合部において、アーム11側に設ける孔14の内周縁の断面形 状を略半円形にしている。このような形状であれば回転軸10が多少傾いていて もアーム11をほぼ水平に保持することができ、アーム11の先端部の上下動を より少なくすることができるからである。
【0009】
以上、説明したようなルーバー駆動装置を備えた空気調和機であるならば、ル ーバー駆動装置に使用されるモータ側の回転軸が多少傾いた状態で回動するよう なことがあってもアーム側はほぼ水平に保持され、不要な上下動がないため、耳 障りな音の発生もなく、心地良い運転が可能になるとともに、回転軸の傾きに関 する許容範囲を広めることができるので部品の管理も容易になる。
【図1】本考案および従来例に係わる空気調和機の外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案および従来例に係わるルーバー駆動装置
の構成斜視図である。
の構成斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示すルーバー駆動装置の要
部側断面図である。
部側断面図である。
【図4】従来例を示すルーバー駆動装置の要部側断面図
である。
である。
1 本体 2 前面パネル 3 吸込グリル 4 吹出口 5 操作パネル 6 吸込口 7 ルーバー(風向板) 8 ルーバー駆動装置 9 モータ(シンクロナスモータ) 10 回転軸 11 アーム 12 軸 13 ルーバー駆動体 14 孔
Claims (2)
- 【請求項1】 モータと、同モータの回転力を円運動に
変える回転軸と、同回転軸に回動自在に連結されたアー
ムと、同アームの先端部の動きをルーバー側に伝えるル
ーバー駆動体等から成り、前記モータの回転力をルーバ
ーのスイング動作に変えるようにして成る空気調和機の
ルーバー駆動装置において、前記回転軸に連結するアー
ムの嵌合部内周縁の断面形状を略半円形にしてなること
を特徴とする空気調和機のルーバー駆動装置。 - 【請求項2】 前記モータにシンクロナスモータを使用
してなる請求項1記載の空気調和機のルーバー駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3762593U JPH0712855U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 空気調和機のルーバー駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3762593U JPH0712855U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 空気調和機のルーバー駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712855U true JPH0712855U (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=12502822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3762593U Pending JPH0712855U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 空気調和機のルーバー駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712855U (ja) |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP3762593U patent/JPH0712855U/ja active Pending
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