JPH0712771B2 - 懸架装置 - Google Patents

懸架装置

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JPH0712771B2
JPH0712771B2 JP2299098A JP29909890A JPH0712771B2 JP H0712771 B2 JPH0712771 B2 JP H0712771B2 JP 2299098 A JP2299098 A JP 2299098A JP 29909890 A JP29909890 A JP 29909890A JP H0712771 B2 JPH0712771 B2 JP H0712771B2
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ゲリ、エル、ステックライン
グレン、アー、ウエンデル
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サウスウエスト、リサーチ、インスティテュート
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般に、車輪及びシヤシ間のたとえば車両用の
部材間の振動及び加速用の懸架装置に関する。限定する
ものではないがことに本発明は車両用の弾性減衰懸架装
置に関する。
〔発明の背景〕
車両の出現以来、車両の走行する荒い路面から荷重を隔
離する車両に支る搭乗者及び貨物用の懸架装置を提供す
る提案が行われている。又なお高速車両の出現した近年
では、車両を実質的に水平位置に保ちながら、比較的高
い速度で車両がコーナリングを行うことのできる懸架装
置を提供することが望ましい。又加速又は停止中には車
両を実質的に水平位置に保つことが望ましい。技術上の
見地から、車両の操縦の際に生ずるロール及びピツチは
全く避けられなくても制御できることが極めて望まし
い。
車両の水平から離れる運動を打消すように機能する能動
的懸架装置を提供するだけでなく又車両の懸架部分及び
非懸架部分の間の振動又は運動を減衰すると共に車両の
搭乗者及び貨物を柔軟に弾性的に乗せる比較的快適な懸
架装置を提供することが望ましい。
ロータス・モータカムパニ(Lotus Motor Compan
y)はその自動車に対し、車両に取付けた加速計及びジ
ヤイロセンサに応答するコンピユータ・システムにより
制御される電気流体圧式サーポ制御弁及び流体圧式直線
形アクチユエータを持つ流体圧システムを利用する能動
ばね率制御装置を開発した。このようなシステムは必ず
複雑で高価である。
本発明の目的は、他のシステムより複雑でなく安価であ
り又車両用に現在生産されているダンパ制御システムに
比べて搭乗感を向上させた能動懸架装置を形成する実用
的手段を提供することにある。
さらに本発明の目的は、共通の駆動軸により駆動される
複数の可変容積形ポンプを設け、この共通の駆動軸を使
用することによつて、車両のエンジンからの単一の動力
取出装置を使用して懸架装置全体を駆動することがで
き、したがって関連する懸架装置の寸法、重量及び価格
を減らすことができる。
さらに本発明の目的は、逆方向の流れを流通させること
ができる各可変容積形ポンプ/モータに連結された複数
の流体圧懸架支柱を持つ改良された懸架装置を提供する
ことである。そして可変容積形ポンプ/モータと、流体
圧懸架支柱と、これ等に関連する制御装置との配置を、
車両の他方の側に比べて一方の側において流体圧懸架支
柱の伸長又は圧縮を感知するときに、適宜の可変容積形
ポンプ/モータが自動的に反応して、圧縮される流体圧
懸架支柱に流体を付加するが、伸長する流体圧懸架支柱
からの流体を受け取るように、定めることにより、車両
を急速にその通常のレベル位置に戻すことができる。さ
らに本発明によれば、流体圧懸架支柱からのもどり流体
を使用して、各可変容積形ポンプ/モータの動作を助
け、各可変容積形ポンプ/モータにより要求される全動
力を減少させることができる。
〔発明の要約〕
本発明は、車両の被懸架部分及び非懸架部分の間に位置
する流体圧式支柱手段と、この支柱手段に又これから加
圧作動流体を送り又受けるポンプモータ手段と、各支柱
手段に連結された被懸架車両部材の重量を静的状態に支
えるアキユムレータ手段と前記ポンプモータ手段に連結
されこのポンプモータ手段に加圧流体を送るアキユムレ
ータとを備えた新規な車両用の懸架装置を提供するもの
である。
なお本発明は、中空のハウジングとこのハウジングをそ
れぞれ圧縮性ガス及び作動流体を受ける第1及び第2の
区画に分割するベローとを備え車両用の懸架装置と共に
使う新規なアキユムレータにある。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明するととくに第1図
には本発明による車両用の懸架装置(10)を示してあ
る。懸架装置(10)は、シヤシ(12)を車輪(14)を支
えるのに任意の形式の車両たとえばオートバイ、タンク
及び自動車に利用することができる。第1図にはシヤシ
(12)と2つの車輪(14)だけとを例示してある。懸架
支柱アセンブリ(16)はシヤシ(12)及び車輪(14)の
間の支持構造内に位置させてある。
第1図に示すように4組の懸架支柱アセンブリ(16)、
(18)、(20)、(22)を設けてある。2個の車輪(1
4)だけしか示してないが、各懸架支柱アセンブリ(2
0)、(22)は又車両の他の車輪(図示してない)及び
シヤシ(12)の間に位置させてあるのはもちろんであ
る。
各懸架支柱アセンブリ(16)、(18)、(20)、(22)
は、後述する適当な流体循環路によりポンプ/モータ・
アセンブリ(24)に連結してある。ポンプ/モータ・ア
センブリ(24)は、又流体圧システム用の溜として機能
するアキユムレータ・アセンブリ(26)に連結してあ
る。各懸架支柱アセンブリ(16)、(18)、(20)、
(22)とポンプ/モータ・アセンブリ(24)との間には
それぞれ制御アセンブリ(28)、(30)、(32)、(3
4)を挿入してある。これ等の制御アセンブリ及び懸架
支柱アセンブリは機能が同様であり、懸架支柱アセンブ
リ(18)及び制御アセンブリ(30)だけを第2図の拡大
した部分断面図についてなお詳しく述べる。
なお詳しく示すように懸架支柱アセンブリ(18)は、大
体円筒形の穴(38)を持つ中空の本体(36)を備えてい
る。穴(38)内に、本体(36)の一端部から延びるピス
トン棒(42)を持つピストン(40)を穴(38)内で往復
動するように位置させてある。懸架支柱アセンブリは単
動直線形アクチユエータとして述べる。
支柱は直線形アクチユエータの両端部を相互に連結して
構成してある。支柱の圧縮により、ピストン棒面積×圧
縮距離に等しい正味流体排出量を生ずる。この流体はア
キユムレータ内に移されガスを圧縮することによりガス
圧力を高める。増大したガス圧力により流体圧力が増す
ようになりこの圧力はシリンダの両端部に作用する。こ
の正味の結果は、外部から加わる荷重を支えるピストン
棒面積に作用する圧力である。ピストンの機能は、減衰
のために制御された流体流れ(ピストンを過ぎて漏れが
生じない)を生ずることである。
第2図に例示したように制御アセンブリ(30)は、ピス
トン(40)の一方の側に位置する導管(44)と、その反
対側に位置する導管(46)とを備えている。導管(4
4)、(46)は内径(38)に連通している。導管(44)
には逆止め弁(48)、可変オリフイス弁(50)及び逃が
し弁(52)を並列に連結してある。
同様に導管(46)は、又並列の関係に配置した逆止め弁
(54)、可変オリフイス(56)及び圧力逃がし弁(58)
に連結してある。逆止め弁(48)、(54)は、流体が懸
架支柱アセンブリ(18)に向かい流れるが反対方向の流
れは妨げるように配置してある。可変オリフイス(5
0)、(56)は、これ等を通る流体流量割合に対する比
例値の前後の制御した圧力降下を生じ内径(38)内のピ
ストン(40)の運動を制動するように設けてある。逃が
し弁(52)、(58)は、それぞれ前もつて設定した圧力
で開くようにしてある。
導管(60)は弁(48)、オリフイス(50)及び逃がし弁
(52)を弁(54)、オリフイス(56)及び逃がし弁(5
8)に並列に連結する。分岐導管(62)は、圧縮性ガス
充てん室(66)及び作動流体室(68)を内部に備えた小
さいガス・オーバ流体圧アキユムレータ(gas over h
ydraulic accumulator)(64)に延びる。ガス・オー
バ流体圧アキユムレータ(以下単にアキユムレータと呼
ぶ)(64)は、懸架支柱アセンブリ(18)に弾性を与え
る。たとえば圧縮性ガスを含むアキユムレータ(64)を
設けなくて本体(36)に流体を満たすと、ピストン(4
0)はシリンダ内で固定状態に位置し一方の側又は他方
の側の流体を排出しなければ動くことができない。流体
が実質的に非圧縮性であるから、このような構造は、シ
ヤシ(12)及び車輪(14)の間に実際上剛性の連結を生
ずる。
しかしアキユムレータ(64)内に圧縮性ガスを入れてあ
るから、ピストン(40)の適当な側の作動流体をアキユ
ムレータ(64)内に入れその中のガスを圧縮しピストン
(44)を移動させピストン(44)をその初期位置に戻
す。
懸架支柱アセンブリに連結した制御アセンブリの1つだ
けを詳しく述べる。しかし全部のアセンブリが同じであ
るのはもちろんである。
導管(60)から、制御システム(30)にポンプ/モータ
・アセンブリ(24)の一部を形成する可変容積形ポンプ
/モータ(80)を連結する導管(78)が延びている。同
様に制御システム(28)は、支柱アセンブリ(16)に可
変容積形ポンプ/モータ(76)を連結する導管(74)に
より連結してある。ポンプ/モータ(76)も又ポンプ/
モータ・アセンブリ(24)の一部を形成する。導管(7
0)は支柱アセンブリ(20)から可変容積形ポンプ/モ
ータ(72)に延び、そして導管(81)は懸架支柱アセン
ブリ(22)から可変容積形ポンプ/モータ(82)に延び
ている。可変容積形ポンプ/モータ(72)、(82)も又
ポンプアセンブリ(24)の一部を形成する。第4a図、第
4b図及び第4c図についてなお詳しく述べるように各ポン
プは、逆流時には又モータとして作用するベーン・タイ
プ可変容積形ポンプがよい。
第1図に示したように全部のポンプ(73)、(76)、
(80)、(82)が共通の軸(84)により駆動される。単
一の軸による駆動の利点は、車両エンジンからの単一の
動力取出し装置を利用して懸架装置全体を駆動すること
により、懸架装置の寸法、重量及び価格を減らすことが
できることである。電動機又はその他の原動機を所望に
よりポンプを駆動するのに利用できる。さらに各ポンプ
(24)は個別に駆動してもよいが、このような構造は過
度にシステムを複雑にしその寸法及び価格を増す。
各導管(86)、(88)、(90)、(92)はそれぞれポン
プ(72)、(80)、(76)、(82)をアキユムレータ・
アセンブリ(26)に連結する。アキユムレータ・アセン
ブリ(26)は第3図になお詳しく示してある。第3図は
個別の支柱に使う各アキユムレータを表示する。
第3図に示すようにアキユムレータ・アセンブリ(26)
は、ベロー(96)を内部に位置させたベローハウジング
(94)を備えている。ベロー(96)は、ガス室(98)及
び液体室(100)を仕切るハウジング(94)の分割器を
形成する。ガス室(98)は窒素のような圧縮性ガスを満
たしてある。又懸架装置(10)に利用する作動流体は室
(100)を占める。
ベロー(96)は、寿命を確実に保つように金属から構成
するのがよい。又ベロー(96)を満たす液体の占める容
積は、アキユムレータ・アセンブリ(26)が又このよう
な流体の溜としても作用するから、ガスの占める容積よ
り幾分大きいことを指摘しなければならない。作動流体
に使うベローの比較的大きい容積により、各懸架支柱ア
センブリに対し適当な弾性を与えるのに必要な著しい量
の保持作動流体の貯蔵を行う。
アキユムレータ・アセンブリ(26)の主要な機能は懸架
装置(10)に流体圧力を加えて、アキユムレータ(26)
の圧力とシヤシ(12)を支えるのに必要な定常な又は静
的な個別の支柱圧力との間の差動圧力が最小になるよう
にする。ピストン(40)及びピストン(42)は、懸架支
柱アセンブリ内に中間位置に位置させ、ピストン(40)
及びピストン棒(42)をいずれの方向にも動かせるよう
にしてある。
第6図及び第7図はこの加えられる圧力に対する理由を
示す。
第4a図、第4b図及び第4c図はシステム(10)で利用され
る典型的可変容積形ポンプ/モータ(72)を示す。第4b
図は、導管(70)への又は導管(70)からの流体の流れ
が存在しないときのロータ(87)の位置を示す。この状
態ではポンプ作用/モータ作用は生じなくて流体はポン
プ/モータの作動時にベーン(89)により単に循環する
だけである。サスペンシヨンシステムが働いていなくて
又ポンプ/モータが流れなしの位置にあるときは、導管
(70)に弁を設けて支柱流れ径路を完全に阻止する。こ
の場合支柱を漏れ止めにすることができる。弁は、パイ
ロツト作動、ソレノイド作動又はシステムの駆動を指示
する若干の他の源による作動が行われる。導管(70)に
流れを生ずるように作用すると、ロータ(87)の中心線
は第4a図に示すように変位して、流体をベーン(89)に
より導管(86)からポンプ(72)を経て又導管(70)を
経て外部に懸架支柱アセンブリ(20)に向かい送出すよ
うにする。
第4c図は懸架支柱アセンブリ(20)からの流体がアキユ
ムレータ(26)に移行するときのポンプ/モータ(72)
の状態を示す。この状態ではロータ(87)の中心線は、
左方に変位し、導管(70)から流れる流体はベーン(8
9)及びロータ(87)を一方向に駆動して流体が導管(8
6)を経てアキユムレータ・アセンブリ(26)に戻るよ
うにする。
第1図の実施例の作用 車両の運転時にはポンプ/モータ・アセンブリ(24)も
又作動する。車両がなお停止しているか、又はポンプ
(72)のロータ(89)が流体の排出されない第4b図に示
した位置にある極めて水平の道路上にあるものとする。
車両がたとえば丘の側面に沿つて方向転換し又は運転し
ているときのように縦方向中心線のまわりに横に揺れる
場合に低い側(旋回車両の外側)の支柱に加わる力が増
し、のぼり坂側の支柱に加わる力が減る。従つて圧力
は、くだり坂側で増しのぼり坂側で減る。圧力は、車両
の右側が低ければ懸架支柱アセンブリ(16)、(22)で
増し、左側の方が高いとすると懸架支柱アセンブリ(1
8)、(20)で減る。
ポンプ/モータ(76)、(82)は、懸架支柱アセンブリ
(16)、(22)で圧縮を検知すると第4a図に示すように
内部のロータ(87)の位置を変えて、流体をくだり坂側
の懸架支柱アセンブリ(16)、(22)に差向けるように
する。これと同時に懸架支柱アセンブリ(18)、(20)
の伸長が検知され、ロータ(87)を内部に持つポンプ/
モータ(72)、(80)は第4c図に示した位置に動かされ
流体の流れはアキユムレータ(26)に向かう。この構造
はこの場合、車両の一方の側の支柱の伸長又は圧縮をそ
の他方の側に比べて検知すると、適当なポンプ/モータ
(72)、(76)、(80)、(82)は自動的に反応して付
加的な流体を圧縮側に送ると共に伸長側から流体を受け
て車両シヤシを車輪(14)に対して正常な水平位置に戻
す。実際上このシステムは十分に早く反応して車両が実
際上中正位置に留まるようにする。
前記の説明は丘の側部で運転する車両について行つたも
のであるが、旋回中心から遠い方の車両側部が丘の側部
の車両のくだり坂側の場合のように荷重を受けるから、
この説明は旋回を行う車両にも当てはまるのは明らかで
ある。このようにしてシステム(10)の反作用により車
両を正常な水平位置に保つ。
又懸架装置(10)の全部の部品は、車両の加速又はその
急激な減速によつて縦揺れが生ずると、適当なポンプ/
モータが作動して付加的な流体を車両の圧縮端に送ると
共にこの車両の他端から流体を受けるように相互に連結
してあるのは明らかである。すなわち懸架装置(10)は
縦揺れ力に逆らつて車両の正常な水平位置を保つ。
前記の関係は第5図の線図から明らかである。第5図に
示すように各支柱内の力の増加A−Cによりこの支柱内
のピストン(40)をCからBに動かす。システム(10)
は、ピストン(40)及びピストン棒(42)のBからCへ
の移動又は偏向を防ぐように作用する。この移動は通
常、システム(10)がほぼすぐに流体の流れを荷重を受
けた支柱に送るから生ずる。この移動を生ずるのに適当
な量の流体は、前記した可変容積形ポンプ/モータ・ア
センブリ(24)により自動的に送られる。
懸架装置(10)は又、第6図及び第7図の線図を比較す
ることにより明らかになる付加的な利点が得られる。第
6図は、アキユムレータ・アセンブリ(26)を利用しし
ない場合の懸架装置(10)のような懸架装置を示す。す
なわちこの懸架装置は、車両の被懸架部分の重量を支え
るのに必要な支柱圧力に近い静的圧力を前もつて加えて
ない。第6図に示すように旋回中に外側支柱面積(99)
を伸長するのに必要なエネルギーと内側支柱面積(10
0)を圧縮するのに回収されるエネルギーとは曲線下側
の横断面積により示してある。必要な全エネルギーはこ
れ等の2つの面積の差である。
ポンプ/モータ(24)のロータ(87)を懸架支柱アセン
ブリ(20)からの流体流れを溜に流すことができるよう
に位置させると、面積(100)により示したエネルギー
を回収することができる。このエネルギーの回収により
懸架装置の所要全エネルギーをかなり減らす。
旋回後に、エネルギー〔面積(100)〕は内側支柱を伸
長するのに必要であり、又エネルギー〔面積(99)〕は
外側支柱の圧縮中に回収される。すなわちシステム(1
0)の所要全理論エネルギーは零である。これは、ポン
プ/モータ(24)がモータ位置に変位する間に懸架支柱
アセンブリ(20)からの流体流れをポンプ/モータ(2
4)が溜に流すことができることによる。
第7図では同じ曲線をただし、アキユムレータ・アセン
ブリ(26)を利用する懸架装置(10)のような懸架装置
で例示してある。この懸架装置では、静的予荷重力すな
わち車両の被懸架重量を支えるのに必要な支柱圧力に等
しい圧力をアキユムレータ・アセンブリ(26)により生
ずる。従つて外側支柱を伸長するのに必要なエネルギー
は小さい三角形面積(103)により例示してある。内側
支柱を圧縮するのに必要なエネルギーは残りの断面三角
形面積(101)により示してある。所要の全エネルギー
は面積(101)、(103)の和である。ポンプ/モータ
(24)に対する溜めとして作用するアキユムレータ・ア
センブリ(26)付き又はアキユムレータなしの懸架装置
(10)に必要な理論エネルギーは同じである。アキユム
レータ・アセンブリ(26)なしの懸架装置(10)の作動
効率は、ポンプ/モータの前後の増大する差動圧力が一
層高くなるのでアキユムレータ・アセンブリ(26)付き
の場合より低い。全部のポンプ/モータ装置は差動圧力
が一層高くて効率が一層低い。
前記のいずれの例でも伸長エネルギーの大部分は、旋回
後に又は車両の不つりあいが恢復した後に回収される。
本発明懸架装置に静的予荷重圧力を導入することにより
2通りの利点の得られることが指摘される。これ等の利
点として、(1)この懸架装置が、不つりあいに反作用
を及ぼすのに必要な時間が実質的に一層短かくて済み、
又車両が実質的に正常なレベル及び位置を確実に保持
し、(2)ポンプは一層有効に作動し実質的に一層長く
持続する。この一層長い寿命はポンプの前後の差動圧力
の低下による。第6図及び第7図から明らかなように、
予荷重圧力が前もつて懸架装置(10)内にあるからアキ
ユムレータ・アセンブリ(26)を使うときは、圧力は実
際上零から復原に必要な最高値まで高める必要はない。
車両の静的正常レベルの運転ではポンプ・アセンブリ
(24)の前後の差動値は零である。ポンプ・アセンブリ
(24)は、その前後の差動圧力がアキユムレータ・アセ
ンブリ(36)を備えない懸架装置に比べて実質的に減小
する環境内で作動する。
前記した所から明らかなように懸架装置(10)の好適な
実施例で能動懸架装置は、他の懸架装置より複雑でなく
安価であり又制動条件のもとで生ずる弾性により又懸架
装置(10)が車両の正常なレベル姿勢を保持できること
によつて搭乗感を高める。
第8図の実施例 第8図は懸架装置(200)の線図的部分図である。第8
図において同じ部品は実施例(10)の説明で使つたのと
同じ参照数字で表示してある。
図示してないが導管(70)は前記したように懸架アセン
ブリ(20)に連結してあるのはもちろんである。この例
では導管(70)の反対側端部は、定容積形ポンプ(10
6)に導管(104)により連結したソレノイド制御多重ポ
ート弁(102)に連結してある。図示してないが弁(10
2)及びポンプ(106)は各懸架支柱アセンブリ(16)、
(18)、(20)、(22)に対し設けてある。
弁(102)は導管(108)によりアキユムレータ・アセン
ブリ(26)に連結してある。アキユムレータ・アセンブ
リ(26)は流入口を持つ導管(110)によりポンプ(10
6)に連結してある。
図示のように弁(102)には、パイロツト・オペレータ
(112)、(114)のほかに中立位置Nを設けてある。中
立位置Nでは、流体はポンプ(106)から導管(104)を
通り口(105)を経て導管(108)に送出す。流体は導管
(110)を経てポンプ(106)に流れ戻る。図示のように
中立位置Nでは導管(70)は閉じ流体は支柱アセンブリ
(20)には流れない。
弁(102)には位置Cを設けてある。位置Cは、流体が
定容積形ポンプ(106)から導管(104)を経て導管(11
5)に又溜アキユムレータ・アセンブリ(26)への導管
(108)内に循環し導管(110)を経てポンプ(106)に
戻る。並列ポート(116)は導管(70)に連結され作動
流体を懸架支柱アセンブリ(20)からアキユムレータ溜
に送る。この位置にあるときに、懸架支柱アセンブリ
(20)は前記したように流体をバイパスさせることによ
つて圧縮することができる。
ポンプ(106)から直接導管(70)に流体を送ろうとす
るときは、弁(102)は、位置Eを持つ。位置Eは、導
管(104)との連結部から導管(70)に直接延びる口(1
18)を持ち導管(108)へのポンプ流路を塞ぐ。この位
置では流体は直接に懸架支柱アセンブリ(20)に流れ
る。
懸架装置(100)は作動するが、荷重条件によつて懸架
支柱アセンブリ(20)への適正な流量制御を行うのに絶
えず弁(102)の位置変えを行う必要があるので懸架装
置(100)は、懸架装置(10)より望ましくない。
懸架装置(10)、(100)では種種の形式のポンプを利
用することができるが、第1図の実施例について述べた
可変容積形ポンプが好適である。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により構成した車両用の懸架装置の1実
施例の配管図である。 第2図は第1図の懸架装置の一部の拡大縦断面図であ
る。 第3図は第1図の懸架装置のアキユムレータの拡大軸断
面図である。 第4a図、第4b図及び第4c図は第1図の懸架装置に利用す
る可変容積形ポンプ及びモータの組合せの縦断面図であ
る。 第5図は本発明により構成した懸架装置の使用の効果を
示す線図である。 第6図は第1図の懸架装置におけるエネルギー利用を示
す線図である。 第7図は第1図の懸架装置のアキユムレータ溜を備えな
い懸架装置について示す第6図と同様な線図である。 第8図は本発明により構成した懸架装置の他の実施例の
一部の配管図である。 10……懸架装置、16、18、20、22……懸架支柱手段、26
……アキユムレータ・アセンブリ、72、76、80、82……
ポンプ/モータ、70、74、78、81……導管、64……アキ
ユムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−251313(JP,A) 特開 昭61−257341(JP,A) 特開 昭59−124419(JP,A) 特開 平2−303920(JP,A) 米国特許4898257(US,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】懸架装置において、 質量システム又はエネルギー・システムの被懸架部分と
    非懸架部分との間の運動を弾性的に支え、かつ減衰させ
    る流体圧懸架支柱手段と、 前記流体圧懸架支柱手段への、又前記流体圧懸架支柱手
    段からの作動流体の流れを供給する流れ手段と、 この流れ手段に連結され、前記懸架装置を加圧し、静的
    状態で前記被懸架部分を弾性的に支え、前記懸架装置を
    横切る圧力を低減するように前記流れ手段を加圧するシ
    ステム・アキュムレータを備え、前記作動流体を加圧す
    るように、前記流れ手段に連結されたアキュムレータ手
    段と、 前記流体圧懸架支柱手段に位置させられ、前記流れ手段
    に連結されたガス・オーバ・流体圧アキュムレータと、 を包含し、 前記流体圧懸架支柱手段を圧縮しようとするときは、こ
    の流体圧懸架支柱手段からの流体の流れを許容するよう
    に逆方向の流れを流通させることができ、前記流体圧懸
    架支柱手段を伸長しようとするときは、この流体圧懸架
    支柱手段への順方向の流体の流れを許容し、前記流体圧
    懸架支柱手段が中立位置にあるときは、流体の流れを生
    じさせないようにするポンプ/モータ手段を、前記流れ
    手段に設け、 前記ポンプ/モータ手段に、複数の可変容積形ポンプを
    設け、この各可変容積形ポンプを前記各流体圧懸架支柱
    手段に結合させて成る懸架装置。
  2. 【請求項2】前記作動流体が本質的に非圧縮性である請
    求項1の懸架装置。
  3. 【請求項3】前記複数の可変容積形ポンプを、共通の駆
    動手段に連結した請求項1の懸架装置。
  4. 【請求項4】質量システム又はエネルギー・システムの
    被懸架部分と、非懸架部分との間の運動を弾性的に支
    え、かつ減衰させる流体圧懸架支柱手段と、 前記流体圧懸架支柱手段を圧縮しようとするときは、流
    体圧懸架支柱手段からの流体の流れを許容するように逆
    方向の流れを流通させることができ、前記流体圧懸架支
    柱手段を伸長しようとするときは、前記流体圧懸架支柱
    手段への順方向の流れを許容する可変容積形ポンプ/モ
    ータを備え、前記流体圧懸架支柱手段への又前記流体圧
    懸架支柱手段からの作動流体の流れを供給する流れ手段
    と、 前記作動流体を加圧するアキュムレータ手段と、 を包含し、 前記可変容積形ポンプ/モータに、逆方向の流れを流通
    させる間にモータとして作用することのできるベーン形
    ポンプを設けて成る懸架装置。
  5. 【請求項5】シャシ及び複数の車両支持部材を備えた車
    両用懸架装置において、 前記シャシと、前記車両支持部材との間の運動を弾性的
    に支え、かつ減衰させる流体圧懸架支柱手段と、 前記各流体圧懸架支柱手段への又前記流体圧懸架支柱手
    段からの作動流体の流れを供給する流れ手段と、 この流れ手段に連結され、前記懸架装置を加圧し、静的
    状態で前記被懸架部分を弾性的に支え、前記懸架装置が
    作動している時に、前記懸架装置を横切る圧力を低減す
    るように前記流れ手段を加圧するシステム・アキュムレ
    ータを備え、前記作動流体を加圧するアキュムレータ手
    段と、 前記流体圧懸架支柱手段に位置させられ、前記流れ手段
    に連結されたガス・オーバ・流体圧アキュムレータと、 を包含し、 前記流れ手段が、前記流体圧懸架支柱手段の1つからの
    流体圧変化に応答して、前記流体圧懸架支柱手段へ流体
    を送り込むか又は前記流体圧懸架支柱手段から流体がも
    どることを許容する、車両用懸架装置。
  6. 【請求項6】シャシ及び複数の車両支持部材を備えた車
    両用懸架装置において、 前記シャシと前記車両支持部材との間の運動を弾性的に
    支え、かつ減衰させる流体圧懸架支柱手段と、 前記流体圧懸架支柱手段を圧縮しようとするときは、前
    記流体圧懸架支柱手段からの流れを許容するように逆方
    向の流れを流通させ、又流れを止め、又前記流体圧懸架
    支柱手段を伸長しようとするときは、前記流体圧懸架支
    柱手段への順方向の流れを許容する可変容積形ポンプ/
    モータを備え、前記流体圧懸架支柱手段への又前記流体
    圧懸架支柱手段からの作動流体の流れを供給する流れ手
    段と、 前記流体圧懸架支柱手段に位置させられ、前記作動流体
    を加圧するアキュムレータ手段と、 を包含する車両用懸架装置。
  7. 【請求項7】前記流体圧懸架支柱手段に、 大体において円筒形の穴を持ち、前記シャシと前記車両
    支持材との一方に取付けられた本体部材と、 往復運動するように前記穴内に位置させられ、前記シャ
    シと、前記車両支持部材との他方に連結されたピストン
    棒を持つピストンと、 前記ポンプ/モータと、前記本体部材とに連結され、前
    記加圧作動流体の前記穴内への又この穴からの流れを前
    記ピストンの両側で制御するように前記ポンプ/モータ
    と前記本体部材と、制御手段と、 を設けた請求項6記載の車両用懸架装置。
  8. 【請求項8】前記ポンプ/モータに、共通の駆動軸を設
    けた請求項7記載の車両用懸架装置。
  9. 【請求項9】前記ピストンの各側において、前記制御手
    段に、 前記穴内への流体の流入を許容し、反対方向の流れを妨
    げる逆止め弁と、 流通する流れを減衰するように、並列流れ配置の状態で
    前記逆止め弁に連結された可変オリフィスと、 前記並列流れ配置の状態で、前記逆止め弁及び可変オリ
    フィスに連結され、前記穴内の圧力が所定値を越えると
    きに、流通する流れを許容する圧力逃がし弁と、 を設け、 前記アキュムレータ手段に、前記ピストンと前記ピスト
    ン棒とが前記穴内に弾性的に支持されるように、前記制
    御手段に連結された圧縮性ガスを設けた請求項7記載の
    車両用懸架装置。
  10. 【請求項10】前記ピストンと、前記ピストン棒とを、
    前記穴内で前記流体により弾性的に支え、前記シャシと
    前記車両支持部材との間に弾性を生じさせるように、圧
    縮性ガスを包含し、前記制御手段に連結されたアキュム
    レータを備えた請求項7記載の車両用懸架装置。
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