JPH07124557A - 流体殺菌装置 - Google Patents

流体殺菌装置

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JPH07124557A
JPH07124557A JP5276725A JP27672593A JPH07124557A JP H07124557 A JPH07124557 A JP H07124557A JP 5276725 A JP5276725 A JP 5276725A JP 27672593 A JP27672593 A JP 27672593A JP H07124557 A JPH07124557 A JP H07124557A
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JP
Japan
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sterilizing
fluid
lamp
radiator
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP5276725A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Moriwaki
尚 森脇
Kenji Taniguchi
健治 谷口
Kazuhiko Miyawaki
一彦 宮脇
Masami Fukumoto
正美 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5276725A priority Critical patent/JPH07124557A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水や空気等の流体を均一、且つ短時間に殺菌
するものである。 【構成】 殺菌性波長の非透過性の材料よりなる長筒状
の外装体(1)内に、内部に殺菌灯(8)を配置してそ
の周囲を殺菌性波長の透過性の材料よりなる長筒状の放
射体(9)を有した殺菌装置(7)を前記外装体の長手
方向に沿って設置し、前記放射体と前記外装体との間の
周囲に流体の流通路(18)を形成したことにより、流
入口(2)より流入した流体を流通路内に導いて放射体
の周囲を通過させ流体の殺菌を行ない流出口(3)より
排出するため、流通する流体を均一、且つ短時間に殺菌
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原水を殺菌してプ−ルの
水や精密部品の洗浄水あるいは医療用水を得るようにし
たり、病院等の一室内の空気を殺菌するようにした水や
空気等の流体殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプ−ルの水は法の規定により水源
より供給する水に塩素(所謂サラシ粉)を添加して殺菌
するようにしている。この塩素は管理者が定期的に随時
所定量を水に添加する。
【0003】また、特に病院、とりわけ総合病院や呼吸
器系の病院においてはウィルスを保有する患者の出入り
が多く、病弱なものや乳幼児が感染する危険がある。こ
のため、空気中のウィルス等の殺菌と脱臭を行うために
実開平2−53743号公報に見られる脱臭殺菌装置の
ように、ファンにより吸い込んだ空気をオゾン発生ラン
プによって脱臭し、紫外線ランプによって殺菌するよう
にしている。勿論、前述の先行技術に開示された脱臭殺
菌装置は、一般家庭のトイレや病人がいる部屋あるいは
高齢の老人及び乳幼児がいる部屋に設置して該部屋内の
空気の殺菌や脱臭を行うこともできる。
【0004】この脱臭殺菌装置は、オゾン発生ランプ及
び紫外線ランプとファンを内装したケースの一部に吸入
口と排出口を設け、前記ファンにより吸入口から吸気し
た空気をオゾン発生ランプに当てて脱臭を行い、紫外線
ランプに当てて殺菌を行なった後、排出口より排出する
構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の先行
技術に開示された脱臭殺菌装置は、ファンによって強制
的に空気を吸入し撹拌して前記オゾン発生ランプ及び紫
外線ランプに当てるものであるため、前記ファンの羽根
の近くを通過してオゾン発生ランプあるいは紫外線ラン
プに当るものと、前記ファンの羽根の遠くを通過してオ
ゾン発生ランプあるいは紫外線ランプに当るものとは、
そのランプへの当り方(強さや密度)が異なり、脱臭、
殺菌効果が十分でない欠点があった。特に、例えば病院
等で使用する大型の脱臭殺菌装置の場合は、ファンの外
形や羽根及び吸入口と排出口が大きくなり前述の欠点が
顕著に現れた。
【0006】また、水を殺菌する場合には、前述の脱臭
殺菌装置のような構成ではランプやファン等の電気部品
の絶縁が難しいために簡単に殺菌できる塩素を用い、塩
素を原水に添加して殺菌するようにしているが、添加す
る管理者が必要であるばかりか、塩素の補給をその都度
行う必要があり面倒であった。
【0007】本発明は、水や空気等の流体を、簡単に且
つ均一に、しかも多量の流体を能率よく殺菌するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に流入口
と他端に流出口を有し該流出口と前記流入口との間に収
納室を設けた殺菌性波長の非透過性の材料よりなる長筒
状の外装体と、内部に殺菌灯を配置し該殺菌灯の周囲を
殺菌性波長の透過性の材料よりなる長筒状の放射体を有
した殺菌装置とを備え、前記殺菌装置を前記外装体の長
手方向に沿って前記収納室内に設置するとともに前記放
射体と前記外装体との間の周囲に流体の流通路を形成し
たものである。
【0009】また、前記殺菌装置は、前記殺菌灯と該殺
菌灯の点灯回路を内装し周囲を密閉したものである。
【0010】そして、前記殺菌灯は直管状の形状とし前
記放射体内に収納配置するとともに前記殺菌灯と前記放
射体と前記外装体のそれぞれを流体の流通方向に並行に
配置したものである。
【0011】
【作用】本発明は、一端に流入口と他端に流出口を有し
た殺菌性波長の非透過性の材料よりなる長筒状の外装体
内に、内部に殺菌灯を配置してその周囲を殺菌性波長の
透過性の材料よりなる長筒状の放射体を有した殺菌装置
を前記外装体の長手方向に沿って設置し、前記放射体と
前記外装体との間の周囲に流体の流通路を形成したこと
により、流入口より流入した流体を流通路内に導いて放
射体の周囲を通過させて流体の殺菌を行う。
【0012】また、前記殺菌装置は、前記殺菌灯と該殺
菌灯の点灯回路を内装し周囲を密閉したことにより、前
記殺菌装置のメンテナンスが簡単となる。
【0013】そして、前記殺菌灯は直管状の形状とし、
前記殺菌灯と前記放射体と前記外装体のそれぞれを流体
の流通方向に並行に配置したことにより、これらの組立
体は、例えば病院等の吸気ダクトや排気ダクトの大きさ
や長さあるいは流体の流通量によってそれぞれの長手方
向を長くする。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。図
1は本発明の一実施例である流体殺菌装置の断面図であ
る。
【0015】(1)は一端に流入口(2)を有し他端に
流出口(3)を有して該流入口と流出口との間に収納室
(4)を設けた長筒状の外装体で、前記外装体は、その
ほとんど全体を殺菌性波長(254nmの紫外線=殺菌
線)の非透過性の材料(例えば一般の鉛硝子)よりなる
外筒体(5)と、該外装体の端部に連結した該外筒体と
同様に殺菌性波長の非透過性の材料により形成した連結
筒(6)により構成し、前記外筒体(5)と連結筒
(6)のそれぞれの端部を結合している。
【0016】(7)は前記外装体(1)の収納室(4)
内に設置した長筒状の殺菌装置で、内部に長尺で直管状
の殺菌灯(8)を収納配置し、該殺菌灯の周囲を一端が
開口し全体が殺菌性波長の透過性の材料(例えば石英硝
子)よりなる長筒状の放射体(9)と、前記放射体の開
口部(10)を密閉して封口するゴムキャップ(11)
と、前記放射体(9)の前記開口部(10)側に近い位
置に配置した前記殺菌灯(8)の点灯回路(12)とか
ら構成している。従って、前記殺菌灯(8)と点灯回路
(12)の周囲は前記放射体(9)とゴムキャップ(1
1)によって完全に密閉される。
【0017】(13)(13)は前記殺菌灯(8)の上
下部に設けた該殺菌灯の端子受け部、(14)(14)
は前記端子受け部(13)(13)の支持台、(15)
は前記点灯回路(12)に接続され前記連結筒(6)に
設けたブッシング(16)を介して水密状態で外部に導
出した電源コードである。
【0018】(17)(17)‥は前記放射体(9)の
上下部の外壁に固定され該外装体の内壁との間に周囲に
流体(水)の流通路(18)を形成するスペ−サであ
る。(19)は前記流入口(2)に連結した導入パイ
プ、(20)は前記流出口(3)に連結した導出パイプ
である。
【0019】前述の様に、殺菌灯(8)と前記放射体
(9)と前記外装体(1)のそれぞれは、流体の流通方
向に並行に配置している。
【0020】次に、例えばプールに貯水する場合の動作
について説明する。始めに電源コード(15)を交流電
源に接続し、前記点灯回路(12)を作動して殺菌灯
(8)を点灯させる。この点灯に伴い殺菌灯による殺菌
性波長が放射体(9)を介して流通路(18)に放射さ
れる。
【0021】井戸ポンプ等で汲み上げた地下水(原水)
を前記導入パイプ(19)に導入して流入口(2)より
前記外装体(9)内の流通路(18)に流入すると、地
下水は放射体(9)の周囲に均一に分散されて通過す
る。この時、地下水中の雑菌は殺菌性波長の紫外線によ
って殺菌され、前記流出口(3)より導出パイプ(2
0)を経てプール内に貯水される。
【0022】尚、本発明は、流体としてプ−ルの水を例
示したが、この水は飲料水や医療水であってもよく、ま
た、流体は空気であってもよく、例えば、病院内の空気
中の雑菌の殺菌を行う場合は、前述の水の場合と同様に
空気を前記流通路に導入すればよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、殺菌性波長の非
透過性の材料よりなる長筒状の外装体内に、内部に殺菌
灯を配置してその周囲を殺菌性波長の透過性の材料より
なる長筒状の放射体を有した殺菌装置を前記外装体の長
手方向に沿って設置し、放射体と外装体との間の周囲に
流体の流通路を形成したことにより、流入口より流入し
た流体を流通路内に導いて放射体の周囲を通過させ流体
の殺菌を行うため、流通する流体を均一、且つ短時間に
殺菌することができる。特に、前記流通路が流体の流通
方向に長く形成されることから流体が殺菌性波長に照射
される時間が長くなり、より確実な殺菌ができる。
【0024】また、前記殺菌装置は、殺菌灯と該殺菌灯
の点灯回路を内装し周囲を密閉したことにより、外装体
と殺菌装置とを別々に組み立てることができ、殺菌装置
のメンテナンスが簡単になる。
【0025】そして、直管状の形状の殺菌灯と放射体と
外装体のそれぞれを流体の流通方向に並行に配置したこ
とにより、これらの組立体は、例えば病院等の吸気ダク
トや排気ダクトの大きさや長さあるいは流体の流通量に
応じてそれぞれの長手方向を長くすることができるた
め、既設のあらゆる配管ダクトに対応して殺菌装置を組
み立てられ大規模の水処理施設や空調設備に適応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である流体殺菌装置の断面図
である。
【符号の説明】
1 外装体 2 流入口 3 流出口 4 収納室 7 殺菌装置 8 殺菌灯 9 放射体 12 点灯回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 一彦 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に流入口と他端に流出口を有し該流
    出口と前記流入口との間に収納室を設けた殺菌性波長の
    非透過性の材料よりなる長筒状の外装体と、内部に殺菌
    灯を配置し該殺菌灯の周囲を殺菌性波長の透過性の材料
    よりなる長筒状の放射体を有した殺菌装置とを備え、前
    記殺菌装置を前記外装体の長手方向に沿って前記収納室
    内に設置するとともに前記放射体と前記外装体との間の
    周囲に流体の流通路を形成したことを特徴とする流体殺
    菌装置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌装置は、前記殺菌灯と該殺菌灯
    の点灯回路を内装し周囲を密閉したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の流体殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記殺菌灯は直管状の形状とし前記放射
    体内に収納配置するとともに前記殺菌灯と前記放射体と
    前記外装体のそれぞれを流体の流通方向に並行に配置し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の流体
    殺菌装置。
JP5276725A 1993-11-05 1993-11-05 流体殺菌装置 Pending JPH07124557A (ja)

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JP5276725A JPH07124557A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 流体殺菌装置

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JPH07124557A true JPH07124557A (ja) 1995-05-16

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JP5276725A Pending JPH07124557A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 流体殺菌装置

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JP (1) JPH07124557A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015524665A (ja) * 2012-08-14 2015-08-27 蘇州天普光電科技有限公司Stp Co.,Ltd. 水産養殖の殺菌システム
JP2015171440A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 株式会社Nbcメッシュテック 深紫外線照射によるウイルス不活化方法、及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015524665A (ja) * 2012-08-14 2015-08-27 蘇州天普光電科技有限公司Stp Co.,Ltd. 水産養殖の殺菌システム
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