JPH07124326A - プリペイドカード発行機能を備えた媒体計数機 - Google Patents

プリペイドカード発行機能を備えた媒体計数機

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JPH07124326A
JPH07124326A JP29411293A JP29411293A JPH07124326A JP H07124326 A JPH07124326 A JP H07124326A JP 29411293 A JP29411293 A JP 29411293A JP 29411293 A JP29411293 A JP 29411293A JP H07124326 A JPH07124326 A JP H07124326A
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JP
Japan
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prepaid card
issuing
card
balls
switch
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JP29411293A
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Shinji Kasuya
真二 粕谷
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリペイドカード発行機能を備えた媒体計数
機とすることで、顧客が景品として獲得したパチンコ玉
やメダル等の媒体を計数するに際し、計数後に再プレイ
を希望する場合には、その場で直接プリペイドカードの
購入が出来るようにする。 【構成】 遊戯媒体を投入するための投入口と、該投入
口に連設され投入後の遊戯媒体を計数する媒体計数手段
と、計数結果としての媒体数を表示する表示部と、当該
媒体数をバーコードレシート等に記録し発行する記録発
行手段とから成る媒体計数機に於いて、バーコードレシ
ート等の記録発行を選択するスイッチと、計数結果とし
ての媒体数がプリペイドカード最少購入額以上の場合に
プリペイトカード購入可能状態を表示する表示手段と、
プリペイドカード購入を選択するスイッチと、プリペイ
ドカードの種別毎の選択スイッチと、当該選択スイッチ
に連動してプリペイドカードを発行するプリペイドカー
ド発行手段とを備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客が景品として獲得
したパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体を媒体計数機の投
入口に投入して計数し、この計数結果の媒体数に相当す
る金額分のプリペイドカードがその場で直接購入するこ
とが出来る、プリペイドカード発行機能を備えた媒体計
数機に関する。
【0002】
【背景及び従来の技術】近時、プリペイドカードによっ
て貸玉を行うカード式遊戯台が普及し始めている。以
下、カード式遊戯台をパチンコを例にして説明する。顧
客は遊戯に先立ち、島端に備えつけられたプリペイドカ
ード発行機により所望の金額分(例えば千円、2千円、
3千円)のプリペイドカードを購入し、該プリペイドカ
ードをカード台間玉貸機に挿入してパチンコの貸玉を受
けて遊戯している。また、顧客が景品として獲得したパ
チンコ玉はカウンターに備えられたパチンコ玉計数機に
て計数し、ここで獲得した玉数がバーコードにより印字
したバーコードレシート等が発行され、該バーコードレ
シート等をカウンターで一旦特殊景品に交換し、該特殊
景品を店外にある交換所に持ち込んで現金に換えてい
た。
【0003】一般的に前記パチンコ玉計数機は、パチン
コ玉を投入するための投入口と、該投入口に連設され投
入後のパチンコ玉を計数する玉計数手段と、計数結果と
しての玉数を表示する表示部と、該玉数をバーコードに
より印字したバーコードレシート等に記録し発行する記
録発行手段とから成っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の交換
に依れば投入したパチンコ玉を計数した後バーコードレ
シート等を受けとってしまうと再プレイを希望する場合
でも必ず一度特殊景品に交換し、該特殊景品を持って店
外の交換所に行って現金に換え、そして店内に戻りプリ
ペイドカード発行機によって再びプリペイドカードを購
入しなくてはならなかった。このためプレイが長い時間
中断し、手続的にも複雑で面倒であり、顧客に多大の不
便を強いる結果と成っていた。この顧客動態を表したも
のが図9の動態説明図である。また、店側にとってみれ
ば、換金されることによる店の売上損失が増大すること
も営業上の大きな問題である。尚、これらの問題点は単
にパチンコのみならずメダル等の媒体で遊戯可能なパチ
スロゲーム機においても同様に発生している。
【0005】本発明の目的は、顧客が景品として獲得し
たパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体を計数するに際し
て、計数後に再プレイを希望する場合、その場で直接プ
リペイドカードを購入することができる、プリペイドカ
ード発行機能を備えた媒体計数機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために創案されたものであり、顧客が景品として獲
得したパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体を投入するため
の投入口と、該投入口に連設され投入後の遊戯媒体を計
数する媒体計数手段と、計数結果としての媒体数を表示
する表示部と、当該媒体数をバーコードレシート等に記
録し発行する記録発行手段とから成る媒体計数機に於い
て、バーコードレシート等の記録発行を選択するスイッ
チと、計数結果としての媒体数がプリペイドカード最少
購入額以上の場合にプリペイトカード購入可能状態を表
示する表示手段と、プリペイドカード購入を選択するス
イッチと、プリペイドカードの種別毎の選択スイッチ
と、当該選択スイッチに連動してプリペイドカードを発
行するプリペイドカード発行手段とを備えて成ることを
特徴とする、プリペイドカード発行機能を備えた媒体計
数機を構成することで達成される。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、顧客が景品として獲得し
たパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体を投入口へ投入する
と、媒体計数手段が当該媒体数を計数し、その計数結果
の媒体数を表示部に表示する。ここで、顧客が再プレイ
をしようとしてプリペイドカードの取得を希望した場
合、プリペイドカードが購入し得る媒体数であれば表示
手段が購入可能状態を表示するので、プリペイドカード
購入スイッチを操作することによって、プリペイドカー
ド発行手段により選択した金額分のプリペイドカードが
発行され、その場で直接購入することが出来るのであ
る。また、バーコードレシート等の取得を希望した場
合、レシート発行部よりバーコードレシート等が発行さ
れる。
【0008】
【実施例】図1乃至図8は本発明の一実施例を表し、図
1はプリペイドカード発行機能を備えたパチンコ玉計数
機1の外観を斜視図にて図示したものである。本実施例
によれば、顧客に対して次のようなサービスの提供を目
指している。即ち、景品として獲得したパチンコ玉を計
数し全玉数を表示すること、プリペイドカードの発行か
バーコードレシート等の発行かを選択し得ること、前記
計数結果に基づいてプリペイドカードの購入が可能な玉
数であればどの種類のプリペイドカードまで購入可能か
が3種類の表示ランプ5(例えば千円、2千円、3千
円)の点灯によって判別可能であること、プリペイドカ
ード発行後残玉分をバーコードレシート等の発行により
返却し、僅少玉が残ればこれを玉のまま返却すること、
現金でもプリペイドカードを購入することが出来るよう
にすること、である。また、バーコードレシート発行を
希望した場合はレシート発行部より日付と総玉数がバー
コードにより印字されたバーコードレシート等が発行さ
れる。尚、ここでは3種類からの選択としたが、一種類
(例えば2千円のみ)としてもよい。
【0009】本実施例は、景品として獲得したパチンコ
玉を投入するための玉計数機投入口2と、該玉計数機投
入口2に連設され投入後のパチンコ玉を計数する玉計数
手段と、計数結果の全玉数を表示(全玉数、景品数、余
り玉)する玉数表示部3と、バーコードレシート等に記
録しこれを発行する記録発行手段とから成るパチンコ玉
計数機1であって、特にプリペイドカード購入可能状態
を表示する金種毎の表示ランプ5と、プリペイドカード
の種別毎の各選択スイッチ50a・50b・50cと、
該各選択スイッチ50a・50b・50cに連動してプ
リペイドカードを発行するプリペイドカード発行手段と
を具備して成る。符号20は僅少玉を顧客に返却するた
めの玉返却口を示し、符号4はプリペイドカード発行の
選択はプリペイドカード選択スイッチ40で行ないバー
コードレシート等の選択はバーコードレシート選択スイ
ッチ41で行なうかのいずれかを選択するための選択ス
イッチである。符号6はプリペイドカード発行手段で発
行したプリペイドカードを取出すカード取出口を示し、
符号7はバーコードレシートを発行するためのレシート
発行部を示している。(尚、ここではレシート発行部と
したが、磁気カードを発行する磁気カード発行部として
もよい)、符号8は通常の紙幣でもプリペイドカードを
購入することができるようにした紙幣挿入口を示し連設
して紙幣識別機80が備えられている。
【0010】図2は図1のA−A断面図であり、一実施
例のプリペイドカード発行機の内部を分かりやすく図示
したものである。パチンコ玉を計数して表示しバーコー
ドレシート等(以下、バーコードレシートを例で説明す
る)の発行を行う等々の制御の他、本発明に特徴的なプ
リペイドカード購入可能状態を表示し発行する制御を行
うCPU10が中央上部に設けられている。下部には磁
気記録面を有するプリペイドカードの未書込みのものが
ストックされるカード格納部62が設けられている。該
カード格納部62にはカード繰り出しユニット63が並
設され、該カード繰り出しユニット63にはカード搬送
部61が取り付けられてカードリードライタ60と接続
されている。特にカードリードライタ60にはCPU1
0からのデータバス等が配線されており、前記カード搬
送部61はカード取出口6へ連設されている。カード取
出口6の直前にはソレノイド64及びスタンバイ部65
が設けられており、ソレノイド64の下方には不良カー
ド格納ボックスが設けられている(図示せず)。以上の
説明がプリペイドカード発行手段の構成であるがこの構
成に限定されるものでない。
【0011】図3は図1のB−B断面図であり、パチン
コ玉計数機1の内部の玉計数機部分を分かりやすく図示
したものである。符号2は玉計数機投入口であり、パチ
ンコ玉を一列に整然と下流へ流すために簀の子状に配列
された複数列の玉整列板21が設けられ、該玉整列板2
1間の終端部に取り付けた計数センサ22aによって正
確に通過玉をセンシングし得るように構成し、計数セン
サ22aをCPU10に接続して計数可能と為すが、こ
の計数結果がプリペイドカード発行やバーコードレシー
ト発行に使用される。余りとしての僅少玉を弾くため玉
整列板21の下流には余り玉計数部23を設け、該余り
玉計数部23に玉排出樋24を連設し、該玉排出樋24
には玉返却口20を連設して、僅少玉が玉排出樋24経
て玉返却口20に送られるように構成している。また前
記余り玉計数部23からは別に玉循環樋25が導出さ
れ、該玉循環樋25はパチンコ表台の並ぶ島11内の玉
回収樋12に連設され、計数後のパチンコ玉が玉循環樋
25を経て玉回収樋12に戻され再利用に供される。
【0012】さて、今パチンコ玉計数機1の玉計数機投
入口2に獲得したパチンコ玉が投入されると、簀の子状
に配列された複数列の玉整列板21でパチンコ玉を一列
に整列させつつ下流へと転動していく。この時、各々の
玉整列板21間に取り付けた計数センサ22aが通過玉
を1個ずつ正確にセンシングし、CPU10で集計し
て、プリペイドカード発行やバーコードレシート発行の
ためのデータとする。前記計数結果により余り玉として
の僅少玉が発生している場合には、玉整列板21の下流
に設けた余り玉計数部23で僅少玉分を弾き、該余り玉
計数部23に連設された玉排出樋24から玉返却口20
に送る。前記余り玉計数部23からは別途玉循環樋25
が導出され計数後のパチンコ玉は該玉循環樋25を流下
して島11内の玉回収樋12に循環して行くことに成
る。尚、前記計数結果であるパチンコ玉数はCPU10
からの指令により玉数表示部3に表示されて、顧客がこ
れを確認し得るように成っている。
【0013】ここで、本実施例を具体的数値例をもとに
図4、図5、図6のフローチャートに基づいて説明して
いく。前記CPU10での計数結果の玉数が最小プリペ
イドカード発行額である千円未満の場合(例えば、玉数
399個以下の時)は、千円のプリペイドカードすら発
行することが出来ないため、CPU10は2個並設した
選択スイッチ4の内のバーコードレシート発行スイッチ
41のみ点灯させ、プリペイドカード発行スイッチ40
の方は消灯したままにしておき、顧客に対してはバーコ
ードレシート発行スイッチ41のみ選択可能としてい
る。
【0014】ここでバーコードレシート発行スイッチ4
1が押されると、レシート発行部7より日付と総玉数が
バーコードで印字されると共にパチンコ店側の電子処理
に供するためのバーコードレシートが発行される。顧客
はこのバーコードレシートを受け取りカウンターに持ち
込んで景品と交換して貰うことが出来る。また前記僅少
玉の余り玉は玉返却口20より受け取ることが出来る。
【0015】次に、前記CPU10での計数結果の玉数
が最小プリペイドカード発行額である千円以上の場合で
且つ2千円未満の場合(例えば玉数400個以上〜79
9個以下)には、3個並設された表示ランプ5の内の千
円ランプ5aのみが点灯して選択スイッチ50aを押す
と千円分のプリペイドカードが購入でき、2千円以上3
千円未満の場合(例えば玉数800個以上〜1199個
以下)には千円ランプ5a及び2千円ランプ5bが点灯
して選択スイッチ50a、50bを押すといずれかのプ
リペイドカードが購入でき、さらに3千円以上の場合
(例えば1200個以上)には全てのランプ5a,5
b,5cが点灯するので、顧客はこの表示ランプ5の点
灯状況を確認して各選択スイッチ50a,50b, 50
cを押すといずれかのプリペイドカードが購入できる。
尚、上記においてはプリペイドカードを購入することを
前提とした説明であるが、計数結果の玉数が千円以上の
場合はプリペイドカード発行スイッチ40とバーコード
レシート発行スイッチ41の両方が点灯し、再プレイし
ない場合はバーコードレシート発行スイッチ41を選択
すれば従来どおりバーコードレシートが発行される。こ
こで具体的数値例をあげて説明すると、顧客が獲得した
パチンコ玉数が例えば1215個とすると、1215個
の表示が玉数表示部3に表示され、再プレイを希望する
場合、プリペイドカード発行スイッチ40を選択する
と、購入可能ランプ5a,5b,5c全てが点灯し、こ
こで3000円のプリペイドカードの選択スイッチ50
cを選択すると3000円分のプリペイドカードが1枚
発行され、残玉の15個はレシート発行機より発行され
るか又は余り玉で返却される。(尚、ここで説明した算
出レートは(1個2.5円換算レートとしたが店によっ
て異なり自由に設定変更できるようになっている。)
【0016】この状態で景品玉数に見合う適正な各選択
スイッチ50が押されると、後述する内部処理を経てカ
ード取出口6よりプリペイドカードが発行されるので、
顧客はこれを受け取り、そのまま遊戯を再開することが
出来る。当該プリペイドカードの金額分に相当する玉数
を差し引いた個数は、自動的にバーコードレシート発行
スイッチ41が選択されたことに成り、レシート発行部
7よりバーコードレシートが発行され、顧客はこのバー
コードレシートを受け取って景品と交換することが出
来、また僅少玉は玉返却口20より受け取ることが出来
る。
【0017】さて、本発明の眼目であるプリペイドカー
ド購入を可能とする点に関し、本実施例では次のような
動作が行われる。即ち、仮に前記CPU10での計数結
果が3千円以上(1200個以上)の場合はプリペイド
カード発行スイッチ40とバーコードレシート発行スイ
ッチ41の両方が点灯し、且つ表示ランプ5の全てのラ
ンプが点灯するので、当然プリペイドカード発行スイッ
チ40を押した後、選択スイッチ50cの3千円のスイ
ッチを押すとカード格納部62には磁気記録面を有する
プリペイドカードの未書込みのものがストックされてい
るが、前記選択スイッチ50cが押されたことによって
カード格納部62からカード繰り出しユニット63によ
り取り出される。この後カード搬送部61を経てカード
リードライタ60に至り、CPU10の指令により3千
円分のプリペイドカードの磁気記録面に記録されカード
取出口6へ搬送される。カード取出口6の直前にはソレ
ノイド64及びスタンバイ部65が設けられており、該
ソレノイド64は前記プリペイドカードが不良カードで
あればこれを排除して、ソレノイド64の下方に設けた
不良カード格納ボックスに格納し、再度真正カード発行
処理を行う。
【0018】上述の処理課程は、図4、図5、図6のプ
リペイドカード発行時及びバーコードレシート発行時の
フローチャートによって明らかであるが、本実施例のよ
うに構成することで顧客に多大の利便性を提供すること
が出来る。図7はパチンコ店を訪れる顧客の動態を表す
動態説明図であるが、遊戯により景品玉を獲得すること
が出来た場合には、本発明のパチンコ玉計数機1を利用
して同店内で居乍らにしてプリペイドカードを購入する
ことが出来、そのまま続けて遊戯することが可能に成
る。さらに、プリペイドカード使用可能な店では共通に
使用できるため他の店でも遊技することができる。
【0019】この効果は、図9で示した従来の景品交換
のための顧客動態を表す動態説明図と比較することによ
って一目瞭然と成る。即ち、従来であれば顧客が景品と
して獲得したパチンコ玉は、カウンターに備えられたパ
チンコ玉計数機にて計数し、ここでバーコードレシート
が発行され、該バーコードレシートを以って一旦特殊景
品に交換し(店内)、該特殊景品を店外にある交換所に
持ち込んで現金に換え(店外)、現金を持って店内に戻
り再度プリペイドカード発行機によりプリペイドカード
を購入しなくては成らない(店内)。このためプレイが
長い時間中断し、手続的にも複雑で面倒であり、顧客に
多大の不便を強いる結果となっていた。また、店側にし
てみれば換金されることによる店の売上損失が増大する
ことも営業上の大きな問題である。顧客には可能な限り
遊戯を継続して貰いたいのである。然るに本実施例によ
れば、上述作業が全て店内で気軽に行えるのであり、顧
客にとって誠に好ましい状態である。また店側にとって
は人手の削減効果もあり、極めて好ましい状態と成って
いる。
【0020】尚、本実施例には現金でもプリペイドカー
ドを購入し得るように紙幣挿入口8が設けられ、パチン
コ玉計数機1の内部には紙幣挿入口8に挿入された紙幣
の適不適を鑑別するための紙幣識別機80等の機構が常
の如く内蔵されている。尚、図8は本発明のブロックダ
イヤグラムを表した図である。
【0021】さて、本発明は上述した実施例に限定され
ないから、例えば計数結果が3千円以上の場合には表示
ランプ5の全てのランプが点灯するので、選択スイッチ
50aの千円のスイッチを3回以上押して、千円のプリ
ペイドカードを複数枚購入し得るように設定することも
可能であり、また3千円と千円の組み合せと云うように
金種の異なるプリペイドカードを選択可能な範囲で任意
に複数枚混在させて発行することも出来る。さらにここ
での選択スイッチ50による選択金種は千円、2千円、
3千円としたが、これらの額に限定されるものでなく店
の選択によって自由に金種を変更することができること
は言うまでもない。
【0022】また、金種額のうち高額(5千円、1万
円)とした場合はプレミアム分として設定したレートの
額より少玉数で購入できるようにすることもできる。
(つまり4000個以上の時は1万円のプリペイドカー
ドが購入できるレートだが、例えば3950個で1万円
のプリペイドカードが購入できるようにプレミアム設定
してもよい。)
【0023】また、CPU10での集計においては、不
正を防止するために月日、時間、投入数、金種別発行枚
数、余り玉数等のデータを入力している。また、他の不
正防止としては、玉整列板21の計数センサ22a以外
の例えば玉循環樋25に計数センサ22bを設け、この
計数センサ22bを通過した計数によってプリペイドカ
ードが発行するようにしてもよい。つまり、玉整列板2
1の計数センサ22aだけではプリペイドカードが発行
しないようにしている。例えば、糸つりした玉を流下さ
せ玉整列板21の計数センサ22aを繰り返して操作す
る不正をしても、プリペイドカードは発行されないので
ある。
【0024】ここでの記録発行手段はバーコードレシー
トで説明してきたが、他に磁気カードや孔明テープ等も
利用可能であり、また余り玉としての僅少玉をそのまま
玉返却口20から返却するのではなく、別の磁気カード
に記録して発行し得るいわゆる貯玉方式の機構を追加す
ることも好ましい。少量玉が残って景品と交換し得る場
合でも、景品を取らずに全て余り玉とすることが出来る
選択スイッチや選択機構を追設してもよい。尚、上述し
た現金でもプリペイドカードを購入し得る機構を設ける
ことは、本発明では必須ではない。
【0025】尚、本発明は単にパチンコのみならずメダ
ル等の媒体で遊戯可能な他のゲーム機に於いても大変有
用である。
【0026】尚、本発明の実施例で説明したプリペイド
カード発行を備えたパチンコ玉計数機の形態はどんなも
のであってもよく、また、島端、島中央のどこの位置に
設置してもよい。
【0027】尚、本発明はプリペイドカード発行を備え
た玉計数機として説明してきたが、他の実施例として食
事券発行を備えた玉計数機としてもよい。つまり、プリ
ペイドカードの部分を食事券とするのである。食事券と
は例えばうどん、ラーメン、定食物等とし、投入した玉
数に応じて選択し、食事券が発行され、店と提携した飲
食店で食事ができるようにしたものである。数値例を用
いて説明するとラーメンを400円とした場合、160
個以上の玉数が投入され、選択すると食事券が、取出口
からでてくる。
【0028】
【発明の効果】叙上の如く本発明によれば、顧客が景品
として獲得したパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体を媒体
計数機に投入して計数し、この計数結果に基づきその場
で直接プリペイドカードを購入することが出来るように
成るので、計数後に再プレイを希望する場合でも、一度
景品と交換した後、店外の交換所まで行ってこれを現金
化し、再び店に戻って遊戯媒体を購入すると云うような
必要が無く成り、遊戯者に対して一層のサービス向上と
成っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同実施例のA−A断面図である。
【図3】同実施例のB−B断面図である。
【図4】同実施例のプリペイドカード発行時及びバーコ
ードレシート発行時のフローチャートである。
【図5】同実施例のプリペイドカード発行時及びバーコ
ードレシート発行時のフローチャートである。
【図6】同実施例のプリペイドカード発行時及びバーコ
ードレシート発行時のフローチャートである。
【図7】同実施例による顧客動態を表す動態説明図であ
る。
【図8】本発明のブロックダイヤグラムである。
【図9】従来例による顧客動態を表す動態説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ玉計数機 2 玉計数機投入口 3 玉数表示部 40 プリペイドカード選択スイッチ 41 バーコードレシート選択スイッチ 5 表示ランプ 50 選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が景品として獲得したパチンコ玉や
    メダル等の遊戯媒体を投入するための投入口と、該投入
    口に連設され投入後の遊戯媒体を計数する媒体計数手段
    と、計数結果としての媒体数を表示する表示部と、当該
    媒体数をバーコードレシート等に記録し発行する記録発
    行手段とから成る媒体計数機に於いて、バーコードレシ
    ート等の記録発行を選択するスイッチと、計数結果とし
    ての媒体数がプリペイドカード最少購入額以上の場合に
    プリペイドカード購入可能状態を表示する表示手段と、
    プリペイドカード購入を選択するスイッチと、プリペイ
    ドカードの種別毎の選択スイッチと、当該選択スイッチ
    に連動してプリペイドカードを発行するプリペイドカー
    ド発行手段とを備えて成ることを特徴とする、プリペイ
    ドカード発行機能を備えた媒体計数機。
JP29411293A 1993-10-29 1993-10-29 プリペイドカード発行機能を備えた媒体計数機 Pending JPH07124326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660914B2 (ja) * 2000-10-30 2011-03-30 株式会社三洋物産 遊技場における遊技管理システム及びこれに用いる遊技貸し媒体
JP2017029201A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 グローリー株式会社 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4660914B2 (ja) * 2000-10-30 2011-03-30 株式会社三洋物産 遊技場における遊技管理システム及びこれに用いる遊技貸し媒体
JP2017029201A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 グローリー株式会社 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法

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