JPH0712337A - ガスライター - Google Patents
ガスライターInfo
- Publication number
- JPH0712337A JPH0712337A JP5180869A JP18086993A JPH0712337A JP H0712337 A JPH0712337 A JP H0712337A JP 5180869 A JP5180869 A JP 5180869A JP 18086993 A JP18086993 A JP 18086993A JP H0712337 A JPH0712337 A JP H0712337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- shaft
- lighter
- gas
- spring
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q2/00—Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
- F23Q2/34—Component parts or accessories
- F23Q2/46—Friction wheels; Arrangement of friction wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、回転ヤスリに於けるヤスリ軸に設
けたラチェット歯に弾性爪体をヤスリカバーを介して係
脱自在に係合させる製造容易で着火効率の良好なガスラ
イターに関する。 【構成】 フリント式ガスライターに於て、回転ヤス
リは、周面にヤスリ面を有するヤスリ軸と、このヤスリ
軸と一体に回転するラチェット歯と、該ラチェット歯に
係合する弾性爪体と、この弾性爪体より突設した軸に連
係孔を嵌合したヤスリカバーとより構成され、且つこの
ヤスリカバーより突設した係止軸を操作ボタンの係合部
へ係止すると共に、操作ボタンにはボタン戻し用のバネ
手段を備えた構成である。又、本発明は、前記バネ手段
が、バネの伸縮や曲げによる反発力を蓄積して、その反
発力を一気に解除してヤスリに作用させ、発火石とヤス
リ面との摺接摩擦により発火させる構成とする場合もあ
る。
けたラチェット歯に弾性爪体をヤスリカバーを介して係
脱自在に係合させる製造容易で着火効率の良好なガスラ
イターに関する。 【構成】 フリント式ガスライターに於て、回転ヤス
リは、周面にヤスリ面を有するヤスリ軸と、このヤスリ
軸と一体に回転するラチェット歯と、該ラチェット歯に
係合する弾性爪体と、この弾性爪体より突設した軸に連
係孔を嵌合したヤスリカバーとより構成され、且つこの
ヤスリカバーより突設した係止軸を操作ボタンの係合部
へ係止すると共に、操作ボタンにはボタン戻し用のバネ
手段を備えた構成である。又、本発明は、前記バネ手段
が、バネの伸縮や曲げによる反発力を蓄積して、その反
発力を一気に解除してヤスリに作用させ、発火石とヤス
リ面との摺接摩擦により発火させる構成とする場合もあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヤスリに於けるヤ
スリ軸に設けたラチェット歯に弾性爪体を係脱自在に係
合させる製造容易で着火効率の良好なガスライターに関
する。
スリ軸に設けたラチェット歯に弾性爪体を係脱自在に係
合させる製造容易で着火効率の良好なガスライターに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フリント式のガスライターとし
て、ライター本体の上部に設けた気化ガスの放出ノズル
と、ライター本体へ回動自在に軸支し且つ周面にヤスリ
面を設けた回転ヤスリと、該回転ヤスリへ、ライター本
体に内装し且つスプリングにより弾接させた発火石と、
前記回転ヤスリへ係止させてこれを回転させる操作ボタ
ンとより構成するものが在した。
て、ライター本体の上部に設けた気化ガスの放出ノズル
と、ライター本体へ回動自在に軸支し且つ周面にヤスリ
面を設けた回転ヤスリと、該回転ヤスリへ、ライター本
体に内装し且つスプリングにより弾接させた発火石と、
前記回転ヤスリへ係止させてこれを回転させる操作ボタ
ンとより構成するものが在した。
【０００３】ページ（２） この種のガスライターは、回転ヤスリの回転装置として
この回転ヤスリの側面に複数に区割り(５等分)した区割
り部を設け、この区割り部には夫々係止段部を形成し、
さらに操作ボタン側に区割り部の係止段部へ係脱自在に
係止する係止爪を形出したバネ片を設けて、前記操作ボ
タンを押下げるとバネ片の係止爪は区割り部の係止段部
へ係止して回転ヤスリを回転させ、これのヤスリ面に圧
接した発火石を摺接しその摩擦により発火させて、該火
花により放出ノズルから放出される気化ガスへ着火させ
るものである。
この回転ヤスリの側面に複数に区割り(５等分)した区割
り部を設け、この区割り部には夫々係止段部を形成し、
さらに操作ボタン側に区割り部の係止段部へ係脱自在に
係止する係止爪を形出したバネ片を設けて、前記操作ボ
タンを押下げるとバネ片の係止爪は区割り部の係止段部
へ係止して回転ヤスリを回転させ、これのヤスリ面に圧
接した発火石を摺接しその摩擦により発火させて、該火
花により放出ノズルから放出される気化ガスへ着火させ
るものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のガ
スライターに於ける回転ヤスリの回転装置は、回転ヤス
リの側面に区割り部を形成して、各区割り部に係止段部
を形成し、さらに操作ボタン側には係止爪を形成したバ
ネ片を設けてなる構成によるものであるから、特に前記
区割り部の形成に於て、小形なガスライターでは細かな
切り割り加工が困難(５等分程が限度)あるから、操作ボ
タンの押し下げを深くて回転ヤスリの回転角度を大きく
しないと次に係止しないので、着火効率はきわめて悪く
然る製作上に於て前記加工の手数がかかり製品もコスト
高となる問題点があつた。本発明は、前記した従来の課
題を解消するためになされたものでその目的とするとこ
ろは、フリント式のガスライターに於て、回転ヤスリを
ヤスリ面付きヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転す
るラチェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体
と、この弾性爪体に嵌合したヤスリカバーとより構成し
て、従来のような細かな切り割り加工等を必要とせず
又、ラチェット機構により操作ボタンの押し込みが浅く
て回転ヤスリの回転角度が小さくても効率良く回転ヤス
リを回動でき着火効率を大巾に高めることのできるガス
ライターの提供にある。
スライターに於ける回転ヤスリの回転装置は、回転ヤス
リの側面に区割り部を形成して、各区割り部に係止段部
を形成し、さらに操作ボタン側には係止爪を形成したバ
ネ片を設けてなる構成によるものであるから、特に前記
区割り部の形成に於て、小形なガスライターでは細かな
切り割り加工が困難(５等分程が限度)あるから、操作ボ
タンの押し下げを深くて回転ヤスリの回転角度を大きく
しないと次に係止しないので、着火効率はきわめて悪く
然る製作上に於て前記加工の手数がかかり製品もコスト
高となる問題点があつた。本発明は、前記した従来の課
題を解消するためになされたものでその目的とするとこ
ろは、フリント式のガスライターに於て、回転ヤスリを
ヤスリ面付きヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転す
るラチェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体
と、この弾性爪体に嵌合したヤスリカバーとより構成し
て、従来のような細かな切り割り加工等を必要とせず
又、ラチェット機構により操作ボタンの押し込みが浅く
て回転ヤスリの回転角度が小さくても効率良く回転ヤス
リを回動でき着火効率を大巾に高めることのできるガス
ライターの提供にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】叙上の目的を達成するた
めの本発案に係るガスライターの手段は、ライター本体
の上部に設けたガス放出手段と、ライター本体へ回動自
在に軸支した回転ヤスリと、該回転ヤスリへ弾接した発
火石と、前記回転ヤスリの操作ボタンとより構 ページ（３） 成するガスライターに於て、回転ヤスリは、周面にヤス
リ面を有するヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転す
るラチェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体
と、この弾性爪体より突設した軸に連係孔を嵌合したヤ
スリカバーとより構成され、且つこのヤスリカバーより
突設した係止軸を操作ボタンの係合部へ係止すると共
に、操作ボタンにはボタン戻し用のバネ手段を備えた構
成である。又、前記バネ手段が、バネの伸縮や曲げによ
る反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤス
リに作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発
火させる構成とする場合もある。
めの本発案に係るガスライターの手段は、ライター本体
の上部に設けたガス放出手段と、ライター本体へ回動自
在に軸支した回転ヤスリと、該回転ヤスリへ弾接した発
火石と、前記回転ヤスリの操作ボタンとより構 ページ（３） 成するガスライターに於て、回転ヤスリは、周面にヤス
リ面を有するヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転す
るラチェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体
と、この弾性爪体より突設した軸に連係孔を嵌合したヤ
スリカバーとより構成され、且つこのヤスリカバーより
突設した係止軸を操作ボタンの係合部へ係止すると共
に、操作ボタンにはボタン戻し用のバネ手段を備えた構
成である。又、前記バネ手段が、バネの伸縮や曲げによ
る反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤス
リに作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発
火させる構成とする場合もある。
【０００６】
【作用】本発明に係るガスライターを使用し着火させる
場合は、前記操作ボタンを押すことによりこれの係合部
に係止したヤスリカバーの係止軸を押し下げてヤスリカ
バーを回転させる。これと同時にヤスリカバーの連係孔
に嵌合した弾性爪体がラチェット歯に係止してヤスリ車
を回動し、これのヤスリ面に弾接した発火石を摺って発
火させ、ガス放出手段より放出する気化ガスに引火させ
て着火するもので、前記操作ボタンより指を離すことに
よりボタン戻し用のバネ手段によって前記とは逆方向に
ヤスリカバーが回動し、これに係止した弾性爪体はラチ
ェット歯より外れフリー回動し回転ヤスリは回動しな
い。又、本発明は、バネ手段がバネの伸縮や曲げによる
反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤスリ
に作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発火
させる構成によるものも前記と同様に使用して着火させ
るものであるが、バネ手段のバネ力が瞬間的に作用して
回転ヤスリに急速な回転力を与えて効果的な火花発生を
可能とし着火効果を高める。
場合は、前記操作ボタンを押すことによりこれの係合部
に係止したヤスリカバーの係止軸を押し下げてヤスリカ
バーを回転させる。これと同時にヤスリカバーの連係孔
に嵌合した弾性爪体がラチェット歯に係止してヤスリ車
を回動し、これのヤスリ面に弾接した発火石を摺って発
火させ、ガス放出手段より放出する気化ガスに引火させ
て着火するもので、前記操作ボタンより指を離すことに
よりボタン戻し用のバネ手段によって前記とは逆方向に
ヤスリカバーが回動し、これに係止した弾性爪体はラチ
ェット歯より外れフリー回動し回転ヤスリは回動しな
い。又、本発明は、バネ手段がバネの伸縮や曲げによる
反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤスリ
に作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発火
させる構成によるものも前記と同様に使用して着火させ
るものであるが、バネ手段のバネ力が瞬間的に作用して
回転ヤスリに急速な回転力を与えて効果的な火花発生を
可能とし着火効果を高める。
【０００７】
【実施例】次に本発明に係るガスライターの実施例を図
面に基づいて説明すると、この実施例によるガスライタ
ーは、図１乃至図３に示すようにライター本体１と、こ
のライター本体１の上部に設けたガス放出手段２と、ラ
イター本体１へ回動自在に ページ（４） 軸３支した回転ヤスリ４と、該回転ヤスリ４へ弾接した
発火石５と、この回転ヤスリ４の操作ボタン６とより構
成するもので、前記ライター本体１は燃料槽の上部に軸
受け部７、７を形成しこの軸受け部７、７の中間に発火
石５を内装する凹部状の発火石収容部８とを備えたもの
である。
面に基づいて説明すると、この実施例によるガスライタ
ーは、図１乃至図３に示すようにライター本体１と、こ
のライター本体１の上部に設けたガス放出手段２と、ラ
イター本体１へ回動自在に ページ（４） 軸３支した回転ヤスリ４と、該回転ヤスリ４へ弾接した
発火石５と、この回転ヤスリ４の操作ボタン６とより構
成するもので、前記ライター本体１は燃料槽の上部に軸
受け部７、７を形成しこの軸受け部７、７の中間に発火
石５を内装する凹部状の発火石収容部８とを備えたもの
である。
【０００８】このライター本体１の上部に設けたガス放
出手段２は、液化石油ガスを気化する気化室、ガス導入
路、ガス弁、弁操作用のスプリング等を備える気化ガス
発生手段と、この気化ガス発生手段に連係した金属製の
ガス放出ノズル９とより構成する。
出手段２は、液化石油ガスを気化する気化室、ガス導入
路、ガス弁、弁操作用のスプリング等を備える気化ガス
発生手段と、この気化ガス発生手段に連係した金属製の
ガス放出ノズル９とより構成する。
【０００９】次に回転ヤスリ４は、線材を螺旋状に捲回
して所定寸法に裁断し、且つ周面に断面鋸歯状のヤスリ
面を有するヤスリ体10を嵌合させたヤスリ軸11と、この
ヤスリ軸11と一体に回転するラチェット歯12と、該ラチ
ェット歯12に係合する弾性爪体13と、この弾性爪体13よ
り突設した軸14に連係孔15、15を嵌合したヤスリカバー
16とより構成され、前記ラチェット歯12はヤスリ軸11の
一側に取付けられ、且つ内側に弾性爪体13の係止爪17、
17を係止する鋸歯状の歯部18を形成してある。又、弾性
爪体13は正面略Ｚ字形とし、端部に係止爪17、17を形成
してあり、中央部に、ヤスリ軸11の支軸３に嵌挿する透
孔19が、該透孔19の左右にヤスリカバー16に係止する一
対の軸20、20が突設されている。更に、ヤスリカバー16
は左右の側壁板に、逆Ｕ字状に形成したヤスリ軸11の支
軸３を跨ぐ溝部21、21と、前記一対の連係孔15、15と、
操作ボタン６の係合部22、22への係止軸23とを備え、こ
のヤスリカバー16は、ヤスリ体10、ラチェット歯12、弾
性爪体13とを取付けたヤスリ軸11へ外装する。
して所定寸法に裁断し、且つ周面に断面鋸歯状のヤスリ
面を有するヤスリ体10を嵌合させたヤスリ軸11と、この
ヤスリ軸11と一体に回転するラチェット歯12と、該ラチ
ェット歯12に係合する弾性爪体13と、この弾性爪体13よ
り突設した軸14に連係孔15、15を嵌合したヤスリカバー
16とより構成され、前記ラチェット歯12はヤスリ軸11の
一側に取付けられ、且つ内側に弾性爪体13の係止爪17、
17を係止する鋸歯状の歯部18を形成してある。又、弾性
爪体13は正面略Ｚ字形とし、端部に係止爪17、17を形成
してあり、中央部に、ヤスリ軸11の支軸３に嵌挿する透
孔19が、該透孔19の左右にヤスリカバー16に係止する一
対の軸20、20が突設されている。更に、ヤスリカバー16
は左右の側壁板に、逆Ｕ字状に形成したヤスリ軸11の支
軸３を跨ぐ溝部21、21と、前記一対の連係孔15、15と、
操作ボタン６の係合部22、22への係止軸23とを備え、こ
のヤスリカバー16は、ヤスリ体10、ラチェット歯12、弾
性爪体13とを取付けたヤスリ軸11へ外装する。
【００１０】更に、発火石５は、ライター本体１に設け
た発火石収容部８へ発火石５押圧用のスプリング24を収
容した後、スプリング24を圧した状態で発火石５を収容
しその上端を前記回転ヤスリ４のヤスリ体10へ圧接さ
せ、このヤスリ体10によって該発火石５を摺ることによ
り火花を発生させる。 ページ（５）
た発火石収容部８へ発火石５押圧用のスプリング24を収
容した後、スプリング24を圧した状態で発火石５を収容
しその上端を前記回転ヤスリ４のヤスリ体10へ圧接さ
せ、このヤスリ体10によって該発火石５を摺ることによ
り火花を発生させる。 ページ（５）
【００１１】次にライター本体１側に設ける操作ボタン
６は、上面に指当て部を、下部にボタン戻し用のスプリ
ングからなるバネ手段25を外装する軸26が突設され、且
つ前記指当て部の一側には倒Ｕ字状に形成したヤスリカ
バー16に於ける係止軸23の係合部22、22が突設されてい
る。
６は、上面に指当て部を、下部にボタン戻し用のスプリ
ングからなるバネ手段25を外装する軸26が突設され、且
つ前記指当て部の一側には倒Ｕ字状に形成したヤスリカ
バー16に於ける係止軸23の係合部22、22が突設されてい
る。
【００１２】以上、この実施例によるガスライターを使
用する場合は、操作ボタン６を押すことによりこれの係
合部22、22に係止したヤスリカバー16の係止軸23を押し
下げてヤスリカバー16を回転させる。これと同時にヤス
リカバー16の連係孔15、15に嵌合した弾性爪体13の係止
爪17、17がラチェット歯12の歯部18へ係止してヤスリ軸
11を回動し、これのヤスリ体10に弾接した発火石５を摺
って発火させ、ガス放出手段２より放出する気化ガスに
引火させて着火するもので、前記操作ボタン６より指を
離すことによりボタン戻し用のバネ手段25によって前記
とは逆方向にヤスリカバー16が回動し、これに係止した
弾性爪体13の係止爪17、17はラチェット歯12の歯部18よ
り外れ、フリーな状態となって元に戻るが回転ヤスリ４
は回動しない。
用する場合は、操作ボタン６を押すことによりこれの係
合部22、22に係止したヤスリカバー16の係止軸23を押し
下げてヤスリカバー16を回転させる。これと同時にヤス
リカバー16の連係孔15、15に嵌合した弾性爪体13の係止
爪17、17がラチェット歯12の歯部18へ係止してヤスリ軸
11を回動し、これのヤスリ体10に弾接した発火石５を摺
って発火させ、ガス放出手段２より放出する気化ガスに
引火させて着火するもので、前記操作ボタン６より指を
離すことによりボタン戻し用のバネ手段25によって前記
とは逆方向にヤスリカバー16が回動し、これに係止した
弾性爪体13の係止爪17、17はラチェット歯12の歯部18よ
り外れ、フリーな状態となって元に戻るが回転ヤスリ４
は回動しない。
【００１３】次に本発明に係るガスライターの他の実績
例を説明すると、この実績例によるものは、前記実施例
に於けるボタン戻し用のバネ手段が、バネの伸縮や曲げ
による反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除して
回転ヤスリに作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦
により発火させる構成によるもので、このバネ手段25
は、例ば外箱体27と内箱体28の内側に駆動用バネ29と、
復帰用バネ30及びカムビン31を収納させたもので、操作
ボタンの押し下げにより前記駆動用バネ29の収縮による
反発力を蓄積し、さらに一定の押し下げによりその反発
力を一気に解除して回転ヤスリ４に瞬発的な回転力を与
へて発火させ、ガス放出手段より放出される気化ガスに
着火させるものである。
例を説明すると、この実績例によるものは、前記実施例
に於けるボタン戻し用のバネ手段が、バネの伸縮や曲げ
による反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除して
回転ヤスリに作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦
により発火させる構成によるもので、このバネ手段25
は、例ば外箱体27と内箱体28の内側に駆動用バネ29と、
復帰用バネ30及びカムビン31を収納させたもので、操作
ボタンの押し下げにより前記駆動用バネ29の収縮による
反発力を蓄積し、さらに一定の押し下げによりその反発
力を一気に解除して回転ヤスリ４に瞬発的な回転力を与
へて発火させ、ガス放出手段より放出される気化ガスに
着火させるものである。
【００１４】
【発明の効果】ページ（６） 叙上のように本発明に係るガスライターは、ライター本
体の上部に設けたガス放出手段と、ライター本体へ回動
自在に軸支した回転ヤスリと、該回転ヤスリへ弾接した
発火石と、前記回転ヤスリの操作ボタンとより構成する
ガスライターに於て、回転ヤスリは、周面にヤスリ面を
有するヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転するラチ
ェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体と、こ
の弾性爪体より突設した軸に連係孔を嵌合したヤスリカ
バーとより構成され、且つこのヤスリカバーより突設し
た係支軸を操作ボタンの係合部へ係止すると共に、操作
ボタンにはボタン戻し用のバネ手段を備えた構成による
ものであるから、例え小形なガスライターに於て主構成
部品のラチェット歯とか、弾性爪体は成形等により細な
部分まで形成できるので、回転ヤスリの回動に於て、操
作ボタンの押し下げを深くしなくても直ちに回動着火を
可能とすることができ、従来のように深い押し下げによ
り回転ヤスリの回転角度を大きくしないと次に係止しな
いものと違って、着火効率はきわめて良好なものであ
る。然も製作上に於て前記構成部品の成形もきわめて容
易であるから、製作の加工の手数もかからず製品も低コ
スト化を図ることのできる効果がある。
体の上部に設けたガス放出手段と、ライター本体へ回動
自在に軸支した回転ヤスリと、該回転ヤスリへ弾接した
発火石と、前記回転ヤスリの操作ボタンとより構成する
ガスライターに於て、回転ヤスリは、周面にヤスリ面を
有するヤスリ軸と、このヤスリ軸と一体に回転するラチ
ェット歯と、該ラチェット歯に係合する弾性爪体と、こ
の弾性爪体より突設した軸に連係孔を嵌合したヤスリカ
バーとより構成され、且つこのヤスリカバーより突設し
た係支軸を操作ボタンの係合部へ係止すると共に、操作
ボタンにはボタン戻し用のバネ手段を備えた構成による
ものであるから、例え小形なガスライターに於て主構成
部品のラチェット歯とか、弾性爪体は成形等により細な
部分まで形成できるので、回転ヤスリの回動に於て、操
作ボタンの押し下げを深くしなくても直ちに回動着火を
可能とすることができ、従来のように深い押し下げによ
り回転ヤスリの回転角度を大きくしないと次に係止しな
いものと違って、着火効率はきわめて良好なものであ
る。然も製作上に於て前記構成部品の成形もきわめて容
易であるから、製作の加工の手数もかからず製品も低コ
スト化を図ることのできる効果がある。
【００１５】又、本発明に於て、前記操作ボタンのボタ
ン戻し用のバネ手段が、バネの伸縮や曲げによる反発力
を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤスリに作用
させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発火させる
構成とした場合は、発火石、ヤスリを使用したフリント
式点火装置に於ても、圧電式や電池式点火装置と同様の
操作方法で、然もバネの反発力を用いた駆動装置を設け
るので、毎回同じ発火、すなわち、確実な点火を得るひ
とのでき、又、圧電式や電池式に比べて発火エネルギー
や点火装置の調整を必要としないから、点火装置に関す
る製造上の不良率も低い実施上の効果がある。
ン戻し用のバネ手段が、バネの伸縮や曲げによる反発力
を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤスリに作用
させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発火させる
構成とした場合は、発火石、ヤスリを使用したフリント
式点火装置に於ても、圧電式や電池式点火装置と同様の
操作方法で、然もバネの反発力を用いた駆動装置を設け
るので、毎回同じ発火、すなわち、確実な点火を得るひ
とのでき、又、圧電式や電池式に比べて発火エネルギー
や点火装置の調整を必要としないから、点火装置に関す
る製造上の不良率も低い実施上の効果がある。
【図１】本発明に係るガスライターに於ける実施例を示
すもので、要部構成を示す分解図である。 ページ（７）
すもので、要部構成を示す分解図である。 ページ（７）
【図２】同実施例に於けるラチェット歯と弾性爪体との
係止状態を示す側面図。
係止状態を示す側面図。
【図３】同実施例に於ける要部構成の側面図である。
【図４】本発明に於けるボタン戻し用のバネ手段の他の
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
１ ライター本体 ２ ガス放出手段 ３ 軸 ４ 回転ヤスリ ５ 発火石 ６ 操作ボタン 11 やすり軸 12 ラチェット歯 13 弾性爪体 14 軸 15、15 係止孔 16 ヤスリカバー 22、22 係合部 23 係止軸 25 バネ手段
【手続補正書】
【提出日】平成５年１２月９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (2)
- 【請求項１】 ライター本体の上部に設けたガス放出手
段と、ライター本体へ回動自在に軸支した回転ヤスリ
と、該回転ヤスリへ弾接した発火石と、前記回転ヤスリ
の操作ボタンとより構成するガスライターに於て、回転
ヤスリは、周面にヤスリ面を有するヤスリ軸と、このヤ
スリ軸と一体に回転するラチェット歯と、該ラチェット
歯に係合する弾性爪体と、この弾性爪体より突設した軸
に連係孔を嵌合したヤスリカバーとより構成され、且つ
このヤスリカバーより突設した係止軸を操作ボタンの係
合部へ係止すると共に、操作ボタンにはボタン戻し用の
バネ手段を備えたことを特徴とするガスライター。 - 【請求項２】 前記バネ手段が、バネの伸縮や曲げによ
る反発力を蓄積して、その反発力を一気に解除してヤス
リに作用させ、発火石とヤスリ面との摺接摩擦により発
火させる構成としたことを特徴とする請求項１記載のガ
スライター。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5180869A JPH0712337A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスライター |
| EP94304480A EP0631092A3 (en) | 1993-06-25 | 1994-06-20 | Gas lighter. |
| AU64871/94A AU6487194A (en) | 1993-06-25 | 1994-06-22 | Gas lighter |
| CA002126504A CA2126504A1 (en) | 1993-06-25 | 1994-06-22 | Gas lighter |
| CN94106739.4A CN1103480A (zh) | 1993-06-25 | 1994-06-24 | 气体打火机 |
| US08/265,210 US5468144A (en) | 1993-06-25 | 1994-06-24 | Gas lighter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5180869A JPH0712337A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスライター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712337A true JPH0712337A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=16090777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5180869A Pending JPH0712337A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスライター |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0631092A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0712337A (ja) |
| CN (1) | CN1103480A (ja) |
| AU (1) | AU6487194A (ja) |
| CA (1) | CA2126504A1 (ja) |
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| GB2241314B (en) * | 1990-04-11 | 1993-12-22 | First Glorious Enterprise Co L | Lighter |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5180869A patent/JPH0712337A/ja active Pending
-
1994
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- 1994-06-22 CA CA002126504A patent/CA2126504A1/en not_active Abandoned
- 1994-06-22 AU AU64871/94A patent/AU6487194A/en not_active Abandoned
- 1994-06-24 US US08/265,210 patent/US5468144A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-24 CN CN94106739.4A patent/CN1103480A/zh active Pending
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