JPH0712060Y2 - 鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器 - Google Patents
鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器Info
- Publication number
- JPH0712060Y2 JPH0712060Y2 JP4722490U JP4722490U JPH0712060Y2 JP H0712060 Y2 JPH0712060 Y2 JP H0712060Y2 JP 4722490 U JP4722490 U JP 4722490U JP 4722490 U JP4722490 U JP 4722490U JP H0712060 Y2 JPH0712060 Y2 JP H0712060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- storage container
- receiving member
- pencil leads
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器に関するも
のである。
のである。
従来の技術 鉛筆芯用の収納容器に認められるごとく、本体の上壁部
片の一端に取出口を設け、該取出口を前記本体に蝶着又
は摺嵌させた蓋片によって閉塞した構造のものがある。
片の一端に取出口を設け、該取出口を前記本体に蝶着又
は摺嵌させた蓋片によって閉塞した構造のものがある。
考案が解決しようとする問題点 従来例は、棒状物品を取出す際、取出口を開放して本体
を逆さにしなければ、小物物品を取出すことができず、
従って、誤操作によって小物物品を落下させたりする場
合がある。
を逆さにしなければ、小物物品を取出すことができず、
従って、誤操作によって小物物品を落下させたりする場
合がある。
本考案は斯様な従来例の欠点を除去し、物品取出し時に
落下させるおそれのない収納容器を提供することを目的
として案出したものである。
落下させるおそれのない収納容器を提供することを目的
として案出したものである。
問題点を解決するための手段 本考案は前記の目的を達成するために内筒底壁部片に透
孔を設け、該透孔に係合して前記内筒内を出入する受部
材を外筒に設け、該外筒に出入自在に係合させた前記内
筒の前記受部材の直上に小物物品の突出口を設け、内筒
を外筒より突出させた状態時の前記受部材の上面とこの
突出口の間を棒状物品の長さより広い間隔にした構成と
したものである。
孔を設け、該透孔に係合して前記内筒内を出入する受部
材を外筒に設け、該外筒に出入自在に係合させた前記内
筒の前記受部材の直上に小物物品の突出口を設け、内筒
を外筒より突出させた状態時の前記受部材の上面とこの
突出口の間を棒状物品の長さより広い間隔にした構成と
したものである。
実施例 図面は本考案に係る鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器
の一実施例を示し、１は上面を開口１′した外筒、２は
開口部１′より前記外筒１に出入自在に係合した内筒を
それぞれ示し、内筒２は上面を開口２′し、該開口部
２′に弾性材より成る蓋枠３を離脱自在に組付けて前記
開口部２′を閉塞し、この蓋枠３の一側に突出口４を設
け、該突出口４は基端を前記蓋枠３に取付けた複数枚の
弾性部片5,5…によって閉塞してある。
の一実施例を示し、１は上面を開口１′した外筒、２は
開口部１′より前記外筒１に出入自在に係合した内筒を
それぞれ示し、内筒２は上面を開口２′し、該開口部
２′に弾性材より成る蓋枠３を離脱自在に組付けて前記
開口部２′を閉塞し、この蓋枠３の一側に突出口４を設
け、該突出口４は基端を前記蓋枠３に取付けた複数枚の
弾性部片5,5…によって閉塞してある。
前記内筒２は前記突出口４側の小室６と該小室６に隣接
する大室７を備え、各室6,7は鉛筆芯ａが１本宛通過す
るに充分な連通部10を介して互いに連通し、連通部10は
内筒２の後壁部片８の中間部を前記突出口４に近づくに
連れて前壁部片９方向に漸次近接させ、後壁部片８が前
壁部片９に最も近接する部分に設けてある。
する大室７を備え、各室6,7は鉛筆芯ａが１本宛通過す
るに充分な連通部10を介して互いに連通し、連通部10は
内筒２の後壁部片８の中間部を前記突出口４に近づくに
連れて前壁部片９方向に漸次近接させ、後壁部片８が前
壁部片９に最も近接する部分に設けてある。
11は内筒２の底壁部片12の前記突出口４の直下に設けた
透孔で、該透孔11に前記外筒１の底壁部片13に立設した
受部材14を係合し、この受部材14は突出口４側の側壁す
なわち、内筒２の左側壁部片15に隣接して内筒２の前記
小室６を密嵌して該小室６を出入するようにしてある。
透孔で、該透孔11に前記外筒１の底壁部片13に立設した
受部材14を係合し、この受部材14は突出口４側の側壁す
なわち、内筒２の左側壁部片15に隣接して内筒２の前記
小室６を密嵌して該小室６を出入するようにしてある。
16は内外筒1,2の底壁部片12,13間の内筒２の右側壁部片
17側に設けた復帰スプリングで、この復帰スプリング16
の付勢によって内筒１を外筒２よりいっぱいに突出させ
たときの前記受部材14の上面14′を内筒２の底壁部片12
の上縁12′に一致するようにしてあり、この状態におけ
る上面14′と突出口４との間隔は鉛筆芯ａの長さより広
くしてある。
17側に設けた復帰スプリングで、この復帰スプリング16
の付勢によって内筒１を外筒２よりいっぱいに突出させ
たときの前記受部材14の上面14′を内筒２の底壁部片12
の上縁12′に一致するようにしてあり、この状態におけ
る上面14′と突出口４との間隔は鉛筆芯ａの長さより広
くしてある。
しかして、内筒１の左側壁部片15を下側に配するように
すると、鉛筆芯ａが連通部10を通じて大室７より小室６
に移動し、小室６内に適宜数鉛筆芯ａを移動させた状態
にした後、外筒２の底壁部片13と蓋枠３を復帰スプリン
グ16に抗して指先で挾圧すると、受部材14は小室６内に
進入するかたちをとり、該上面14′が鉛筆芯ａを押し、
従って、鉛筆芯ａは突出口４より突出して弾性部片5,5
…によって中間部が挾持され、所望数の鉛筆芯ａを取り
出せるのである。
すると、鉛筆芯ａが連通部10を通じて大室７より小室６
に移動し、小室６内に適宜数鉛筆芯ａを移動させた状態
にした後、外筒２の底壁部片13と蓋枠３を復帰スプリン
グ16に抗して指先で挾圧すると、受部材14は小室６内に
進入するかたちをとり、該上面14′が鉛筆芯ａを押し、
従って、鉛筆芯ａは突出口４より突出して弾性部片5,5
…によって中間部が挾持され、所望数の鉛筆芯ａを取り
出せるのである。
なお、本考案を実施するにあたっては復帰スプリング16
は要件部品ではないが、スプリング16等の弾性材を用い
ないときは外筒２より内筒１少くも蓋枠３が指先でつま
める程度に常時突出した構成とする必要がある。
は要件部品ではないが、スプリング16等の弾性材を用い
ないときは外筒２より内筒１少くも蓋枠３が指先でつま
める程度に常時突出した構成とする必要がある。
また、復帰スプリング16に代えてその他の弾性材を用い
ても良く、該弾性材は底壁部片12,13間に配する必要は
ない。
ても良く、該弾性材は底壁部片12,13間に配する必要は
ない。
外筒１等は透視材で構成すると内容量が判かるので便利
である。蓋枠３はゴムを素材としてあるが、合成樹脂で
も良い。
である。蓋枠３はゴムを素材としてあるが、合成樹脂で
も良い。
また、本考案容器は菓子等の棒状小物物品に適用でき
る。
る。
考案の効果 本考案は前記の通りの構成であるから、内外筒を指先で
挾圧するだけで棒状物品を取出すことができ、従って、
誤操作による物品の落下のおそれがない。
挾圧するだけで棒状物品を取出すことができ、従って、
誤操作による物品の落下のおそれがない。
図面は本考案に係る鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器
の一実施例を示し、第１図は縦断面図、第２図は平面
図、第３図は横断面図、第４図は取出し状態時の縦断面
図である。 １……外筒、２……内筒、４……突出口、11……透孔、
12……内筒の底壁部片、14……受部材
の一実施例を示し、第１図は縦断面図、第２図は平面
図、第３図は横断面図、第４図は取出し状態時の縦断面
図である。 １……外筒、２……内筒、４……突出口、11……透孔、
12……内筒の底壁部片、14……受部材
Claims (1)
- 【請求項１】内筒底壁部片に透孔を設け、該透孔に係合
して前記内筒内を出入する受部材を外筒に設け、該外筒
に出入自在に係合させた前記内筒の前記受部材の直上に
小物物品の突出口を設け、内筒を外筒より突出させた状
態時の前記受部材の上面とこの突出口の間を棒状物品の
長さより広い間隔にした鉛筆芯等の棒状小物物品の収納
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4722490U JPH0712060Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4722490U JPH0712060Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047187U JPH047187U (ja) | 1992-01-22 |
| JPH0712060Y2 true JPH0712060Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31562972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4722490U Expired - Lifetime JPH0712060Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 鉛筆芯等の棒状小物物品の収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712060Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6564697B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2019-08-21 | 株式会社吉野工業所 | 計量容器 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP4722490U patent/JPH0712060Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH047187U (ja) | 1992-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |