JPH07120508A - バッテリアラーム検出回路 - Google Patents
バッテリアラーム検出回路Info
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- JPH07120508A JPH07120508A JP5263484A JP26348493A JPH07120508A JP H07120508 A JPH07120508 A JP H07120508A JP 5263484 A JP5263484 A JP 5263484A JP 26348493 A JP26348493 A JP 26348493A JP H07120508 A JPH07120508 A JP H07120508A
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- Japan
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- battery
- power supply
- voltage
- power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源切断時の不揮発性メモリの電源電圧を監
視することにより、バッテリー電圧の低下をより正確に
検出できるバッテリーアラーム検出回路を提供すること
を目的とする。 【構成】 第1のスイッチ回路1は電源投入時に内部電
源の電源電圧VCCを選択し、電源切断時にはバッテリの
電源電圧VB を負荷側に供給する。また、第2のスイッ
チ回路2は電源投入時に内部電源の電源電圧VCCを選択
し、電源切断時にはバッテリの電源電圧VB を電圧低下
検出回路3とアラームラッチ回路4に供給する。電圧低
下検出回路3は電源切断時はバッテリの電源電圧VB で
動作する。電圧低下検出回路3は第1のスイッチ回路1
の電源出力VBBをうけてバッテリの出力電圧の低下を検
出し、アラーム信号*ALMを出力する。そして、アラ
ームラッチ回路はアラーム信号*ALMを記憶する。
視することにより、バッテリー電圧の低下をより正確に
検出できるバッテリーアラーム検出回路を提供すること
を目的とする。 【構成】 第1のスイッチ回路1は電源投入時に内部電
源の電源電圧VCCを選択し、電源切断時にはバッテリの
電源電圧VB を負荷側に供給する。また、第2のスイッ
チ回路2は電源投入時に内部電源の電源電圧VCCを選択
し、電源切断時にはバッテリの電源電圧VB を電圧低下
検出回路3とアラームラッチ回路4に供給する。電圧低
下検出回路3は電源切断時はバッテリの電源電圧VB で
動作する。電圧低下検出回路3は第1のスイッチ回路1
の電源出力VBBをうけてバッテリの出力電圧の低下を検
出し、アラーム信号*ALMを出力する。そして、アラ
ームラッチ回路はアラーム信号*ALMを記憶する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性メモリのバック
アップ用のバッテリの電圧低下を検出するバッテリアラ
ーム検出回路に関し、特に数値制御装置及びセルコント
ローラ等のFA制御装置に使用されるバッテリアラーム
検出回路に関する。
アップ用のバッテリの電圧低下を検出するバッテリアラ
ーム検出回路に関し、特に数値制御装置及びセルコント
ローラ等のFA制御装置に使用されるバッテリアラーム
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】FA装置の不揮発性メモリは、電源切断
時にはバッテリから電源を供給している。そのため、バ
ッテリの電圧が低下するとメモリに供給される電圧も低
下し、メモリのデータ保持電圧以下に落ちるとメモリの
内容が消去されてしまう。
時にはバッテリから電源を供給している。そのため、バ
ッテリの電圧が低下するとメモリに供給される電圧も低
下し、メモリのデータ保持電圧以下に落ちるとメモリの
内容が消去されてしまう。
【0003】それを防ぐために、不揮発性メモリを持つ
FA装置ではメモリバックアップ用バッテリの電圧を監
視し、電圧が下がった場合それを感知してアラームを発
生させるバッテリアラーム検出回路を有する。このバッ
テリアラーム検出回路は電源投入時の、バッテリと不揮
発性メモリが切り離された状態で電圧を監視してアラー
ムを発生させる。
FA装置ではメモリバックアップ用バッテリの電圧を監
視し、電圧が下がった場合それを感知してアラームを発
生させるバッテリアラーム検出回路を有する。このバッ
テリアラーム検出回路は電源投入時の、バッテリと不揮
発性メモリが切り離された状態で電圧を監視してアラー
ムを発生させる。
【0004】また、FA装置では不揮発性メモリの電源
を電源投入時には電源ユニットから供給し、電源切断時
にはバッテリから供給するためのスイッチ回路を有す
る。第4図は従来のバッテリアラーム検出回路の回路図
である。この回路は、電圧低下検出回路5、スイッチ回
路6、バッテリ8、大容量コンデンサC3で構成されて
いる。バッテリ8の出力はスイッチ回路6内のダイオー
ドD61及び、電圧低下検出回路5内の抵抗器R53、
R54に接続される。ダイオードD61は、トランジス
タQ61のコレクタに接続される。トランジスタQ61
のベースには切換用信号*SPENが入力され、エミッ
タには電源電圧VCCが入力される。Q61のコレクタの
出力は不揮発性メモリに電源電圧VBBとして供給され、
不揮発性メモリの手前にスーパーキャパーシタと呼ばれ
る大容量コンデンサC3が接続されている。
を電源投入時には電源ユニットから供給し、電源切断時
にはバッテリから供給するためのスイッチ回路を有す
る。第4図は従来のバッテリアラーム検出回路の回路図
である。この回路は、電圧低下検出回路5、スイッチ回
路6、バッテリ8、大容量コンデンサC3で構成されて
いる。バッテリ8の出力はスイッチ回路6内のダイオー
ドD61及び、電圧低下検出回路5内の抵抗器R53、
R54に接続される。ダイオードD61は、トランジス
タQ61のコレクタに接続される。トランジスタQ61
のベースには切換用信号*SPENが入力され、エミッ
タには電源電圧VCCが入力される。Q61のコレクタの
出力は不揮発性メモリに電源電圧VBBとして供給され、
不揮発性メモリの手前にスーパーキャパーシタと呼ばれ
る大容量コンデンサC3が接続されている。
【0005】電圧低下検出回路5の、抵抗器R54のも
う一方の端子は接地されており、抵抗器R53は比較器
IC51に接続される。電源電圧VCCが抵抗器R51を
介し、抵抗器R52、比較器IC51の基準電圧側に入
力される。比較器IC51の出力側は抵抗器R55を介
し、電源VCCに接続されている。比較器IC51の出力
はバッテリアラーム信号*BATALMである。
う一方の端子は接地されており、抵抗器R53は比較器
IC51に接続される。電源電圧VCCが抵抗器R51を
介し、抵抗器R52、比較器IC51の基準電圧側に入
力される。比較器IC51の出力側は抵抗器R55を介
し、電源VCCに接続されている。比較器IC51の出力
はバッテリアラーム信号*BATALMである。
【0006】スイッチ回路6では、電源投入時にトラン
ジスタQ61に入力された切換用信号*SPENがロー
レベルになり、トランジスタQ61のエミッタに入力さ
れた電源電圧VCCが不揮発性メモリの電源電圧VBBとし
て出力される。電源切断時には、切換用信号*SPEN
がハイレベルになり、バッテリ8より入力されたバッテ
リ電源電圧VB がダイオードD61を経由し不揮発性メ
モリの電源電圧VBBとして出力される。不揮発性メモリ
の電源電圧VBBの出力経路に接続されている大容量コン
デンサC3は、電源切断時にバッテリ8が一時的に外さ
れた場合の一定時間の不揮発性メモリの電源電圧VBBを
保時する。
ジスタQ61に入力された切換用信号*SPENがロー
レベルになり、トランジスタQ61のエミッタに入力さ
れた電源電圧VCCが不揮発性メモリの電源電圧VBBとし
て出力される。電源切断時には、切換用信号*SPEN
がハイレベルになり、バッテリ8より入力されたバッテ
リ電源電圧VB がダイオードD61を経由し不揮発性メ
モリの電源電圧VBBとして出力される。不揮発性メモリ
の電源電圧VBBの出力経路に接続されている大容量コン
デンサC3は、電源切断時にバッテリ8が一時的に外さ
れた場合の一定時間の不揮発性メモリの電源電圧VBBを
保時する。
【0007】バッテリアラーム検出回路は、電源電圧V
CCで動作する。バッテリ8より入力されたバッテリ電源
電圧VB は、抵抗器R53を介し、比較器IC51に入
力される。比較器IC51の基準電圧Vraは、電源電圧
VCCを抵抗器R51と抵抗器R52の比により分圧され
た電圧である。この基準電圧Vraは、不揮発性メモリの
データ保持電圧よりも高く設定する必要がある。例え
ば、不揮発性メモリのデータ保持電圧が仮に2Vであっ
たときは、基準電圧Vraは2.5V近くに設定をする。
CCで動作する。バッテリ8より入力されたバッテリ電源
電圧VB は、抵抗器R53を介し、比較器IC51に入
力される。比較器IC51の基準電圧Vraは、電源電圧
VCCを抵抗器R51と抵抗器R52の比により分圧され
た電圧である。この基準電圧Vraは、不揮発性メモリの
データ保持電圧よりも高く設定する必要がある。例え
ば、不揮発性メモリのデータ保持電圧が仮に2Vであっ
たときは、基準電圧Vraは2.5V近くに設定をする。
【0008】バッテリ電源電圧VB を基準電圧Vraと比
較して、バッテリ電源電圧VB の方が低くなると、比較
器IC51の出力はローレベルとなり、バッテリアラー
ム信号*BATALMを出力する。
較して、バッテリ電源電圧VB の方が低くなると、比較
器IC51の出力はローレベルとなり、バッテリアラー
ム信号*BATALMを出力する。
【0009】電圧低下検出回路5が動作するのは電源投
入時である。そして、電源投入時には不揮発性メモリに
も電源電圧VCCが供給されている。そのため、不揮発性
メモリの電源電圧VBBを直に電圧低下検出回路5で監視
しても電源電圧VCCが検出されてしまう。そのため、電
圧低下検出回路5はバッテリ電源電圧VB を監視してい
る。
入時である。そして、電源投入時には不揮発性メモリに
も電源電圧VCCが供給されている。そのため、不揮発性
メモリの電源電圧VBBを直に電圧低下検出回路5で監視
しても電源電圧VCCが検出されてしまう。そのため、電
圧低下検出回路5はバッテリ電源電圧VB を監視してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバッテ
リアラーム検出回路は、電源電圧VCCで動作しているの
で、電源投入時にのみ動作している。このとき、バッテ
リ8は不揮発性メモリから切り離され電流を流していな
いので、電源が切断されバッテリ8から不揮発性メモリ
に電源を供給しているときの状態を監視していない。そ
のため、電源が切断されバッテリ8から不揮発性メモリ
に電流が流れたときは、バッテリの内部抵抗による電圧
降下がおきる。そのため、電圧低下検出回路5が監視す
る電圧は、バッテリの内部抵抗による電圧降下分だけ、
不揮発性メモリへの電源電圧VBBより高くなる。
リアラーム検出回路は、電源電圧VCCで動作しているの
で、電源投入時にのみ動作している。このとき、バッテ
リ8は不揮発性メモリから切り離され電流を流していな
いので、電源が切断されバッテリ8から不揮発性メモリ
に電源を供給しているときの状態を監視していない。そ
のため、電源が切断されバッテリ8から不揮発性メモリ
に電流が流れたときは、バッテリの内部抵抗による電圧
降下がおきる。そのため、電圧低下検出回路5が監視す
る電圧は、バッテリの内部抵抗による電圧降下分だけ、
不揮発性メモリへの電源電圧VBBより高くなる。
【0011】また、電圧低下検出回路5は、バッテリ電
源電圧VB をスイッチ回路6の前で監視している。その
ため、電圧低下検出回路5が監視する電圧は、不揮発性
メモリの電源電圧VBBより、スイッチ回路6での電圧降
下分高くなる。
源電圧VB をスイッチ回路6の前で監視している。その
ため、電圧低下検出回路5が監視する電圧は、不揮発性
メモリの電源電圧VBBより、スイッチ回路6での電圧降
下分高くなる。
【0012】上記の理由により、電圧低下検出回路5が
監視している電圧と、不揮発性メモリの電源電圧VBBで
の電圧の差が大きく、場合によっては、不揮発性メモリ
の電源電圧VBBがデータ保持電圧以下になってもバッテ
リアラーム信号*BATALMが出力されないという問
題がある。
監視している電圧と、不揮発性メモリの電源電圧VBBで
の電圧の差が大きく、場合によっては、不揮発性メモリ
の電源電圧VBBがデータ保持電圧以下になってもバッテ
リアラーム信号*BATALMが出力されないという問
題がある。
【0013】また、この誤差を考慮し、電圧低下検出回
路5の比較器IC51に入力する基準電圧Vraを高めに
設定すると、まだ十分に使用可能なバッテリであっても
バッテリアラーム信号*BATALMを出力してしまう
という問題がある。
路5の比較器IC51に入力する基準電圧Vraを高めに
設定すると、まだ十分に使用可能なバッテリであっても
バッテリアラーム信号*BATALMを出力してしまう
という問題がある。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、より正確にバッテリの電圧低下を検出できる
バッテリアラーム検出回路を提供することを目的とす
る。
のであり、より正確にバッテリの電圧低下を検出できる
バッテリアラーム検出回路を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、不揮発性メモリのバックアップ用のバッ
テリの電圧低下を検出するバッテリアラーム検出回路に
おいて、バッテリと、電源投入時に内部電源の電源電圧
を選択し、電源切断時に前記バッテリの電源電圧を負荷
側に供給する第1のスイッチ回路と、バッテリの電源で
動作し、前記第1のスイッチ回路の電源出力を受けて前
記バッテリの出力電圧の低下を検出し、アラーム信号を
出力する電圧低下検出回路と、バッテリの電源で動作
し、前記アラーム信号を記憶するアラームラッチ回路
と、を有することを特徴とするバッテリアラーム検出回
路が、提供される。
決するために、不揮発性メモリのバックアップ用のバッ
テリの電圧低下を検出するバッテリアラーム検出回路に
おいて、バッテリと、電源投入時に内部電源の電源電圧
を選択し、電源切断時に前記バッテリの電源電圧を負荷
側に供給する第1のスイッチ回路と、バッテリの電源で
動作し、前記第1のスイッチ回路の電源出力を受けて前
記バッテリの出力電圧の低下を検出し、アラーム信号を
出力する電圧低下検出回路と、バッテリの電源で動作
し、前記アラーム信号を記憶するアラームラッチ回路
と、を有することを特徴とするバッテリアラーム検出回
路が、提供される。
【0016】
【作用】第1のスイッチ回路は電源投入時に内部電源の
電源電圧を選択し、電源切断時にバッテリの電源電圧を
負荷側に供給する。また、電圧低下検出回路はバッテリ
の電源で動作し、前記第1のスイッチ回路電源出力をう
けてバッテリの出力電圧の低下を検出し、アラーム信号
を出力する。そして、アラームラッチ回路はバッテリの
電源で動作し、前記アラーム信号を記憶する。
電源電圧を選択し、電源切断時にバッテリの電源電圧を
負荷側に供給する。また、電圧低下検出回路はバッテリ
の電源で動作し、前記第1のスイッチ回路電源出力をう
けてバッテリの出力電圧の低下を検出し、アラーム信号
を出力する。そして、アラームラッチ回路はバッテリの
電源で動作し、前記アラーム信号を記憶する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本実施例のバッテリアラーム検出回路を
有する数値制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この数値制御装置は、プロセッサ11に接続された
バス21を介し、バッテリアラーム検出回路10、RO
M12、RAM13、不揮発性メモリ14、グラフィッ
ク制御回路15、ソフトウェアキー23、キーボード1
7、軸制御回路18、PCM22が接続されている。電
源ユニット9とバッテリ7は、バッテリアラーム検出回
路10を介し、不揮発性メモリ14に電源電圧を供給す
る。グラフィック制御回路15と、表示装置16と、キ
ーボード17と、ソフトウェアキー23でMDI/CR
Tユニット25を構成している。グラフィック制御回路
15には表示装置16が接続され加工プログラム、アラ
ーム、パラメータを表示する。軸制御回路はサーボアン
プ19に接続され、図示されていない工作機械のサーボ
モータを駆動する。PMC22は工作機械20のアクチ
ュエイタ等を制御する。
明する。図2は本実施例のバッテリアラーム検出回路を
有する数値制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この数値制御装置は、プロセッサ11に接続された
バス21を介し、バッテリアラーム検出回路10、RO
M12、RAM13、不揮発性メモリ14、グラフィッ
ク制御回路15、ソフトウェアキー23、キーボード1
7、軸制御回路18、PCM22が接続されている。電
源ユニット9とバッテリ7は、バッテリアラーム検出回
路10を介し、不揮発性メモリ14に電源電圧を供給す
る。グラフィック制御回路15と、表示装置16と、キ
ーボード17と、ソフトウェアキー23でMDI/CR
Tユニット25を構成している。グラフィック制御回路
15には表示装置16が接続され加工プログラム、アラ
ーム、パラメータを表示する。軸制御回路はサーボアン
プ19に接続され、図示されていない工作機械のサーボ
モータを駆動する。PMC22は工作機械20のアクチ
ュエイタ等を制御する。
【0018】電源投入時は電源電圧VCCが、電源切断時
はバッテリ電源電圧VB がバッテリアラーム検出回路1
0で選択され、不揮発性メモリの電源電圧VBBとして出
力される。また、バッテリアラーム検出回路10は電源
切断時には、バッテリ7より供給されている不揮発性メ
モリ14の電源電圧VBBを監視し、電圧低下時にはバッ
テリアラーム信号*BATALMを出力する。プロセッ
サ11は電源投入時にバッテリアラーム信号*BATA
LMを受け取ると、表示装置16に不揮発性メモリ14
の電源電圧VBBが低下しているという警告を表示する。
はバッテリ電源電圧VB がバッテリアラーム検出回路1
0で選択され、不揮発性メモリの電源電圧VBBとして出
力される。また、バッテリアラーム検出回路10は電源
切断時には、バッテリ7より供給されている不揮発性メ
モリ14の電源電圧VBBを監視し、電圧低下時にはバッ
テリアラーム信号*BATALMを出力する。プロセッ
サ11は電源投入時にバッテリアラーム信号*BATA
LMを受け取ると、表示装置16に不揮発性メモリ14
の電源電圧VBBが低下しているという警告を表示する。
【0019】図1は本発明のバッテリーアラーム検出回
路の回路図である。バッテリ7の出力は第1のスイッチ
回路1と第2のスイッチ回路2に送られる。第1のスイ
ッチ回路に入力されたバッテリ電源電圧VB はダイオー
ドD11を介し、トランジスタQ11のコレクタに接続
される。トランジスタQ11のベースには切換信号*S
PENが入力され、エミッタには電源電圧VCCが入力さ
れる。トランジスタQ11のコレクタは大容量コンデン
サC1を介して不揮発性メモリに電源電圧VBBを供給す
る。一方、トランジスタQ11のコレクタはアラーム検
出回路3の比較器IC31に接続される。
路の回路図である。バッテリ7の出力は第1のスイッチ
回路1と第2のスイッチ回路2に送られる。第1のスイ
ッチ回路に入力されたバッテリ電源電圧VB はダイオー
ドD11を介し、トランジスタQ11のコレクタに接続
される。トランジスタQ11のベースには切換信号*S
PENが入力され、エミッタには電源電圧VCCが入力さ
れる。トランジスタQ11のコレクタは大容量コンデン
サC1を介して不揮発性メモリに電源電圧VBBを供給す
る。一方、トランジスタQ11のコレクタはアラーム検
出回路3の比較器IC31に接続される。
【0020】第2のスイッチ回路2は、第1のスイッチ
回路1と同じ構成をしており、バッテリ電源電圧VB と
電源電圧VCCとを切換信号*SPENで切換えて入力す
る。その入力電圧は分岐され、大容量コンデンサC2に
接続され、定電流ダイオードD31、比較器IC31、
アラームラッチ回路4、抵抗器R32に電源電圧VBB 2
を供給する。定電流ダイオードD31の出力は、抵抗器
R31を介し接地されるとともに、比較器IC31の基
準電圧側に接続される。比較器IC31の出力はアラー
ム信号*ALMであり、アラームラッチ回路4に接続さ
れる。アラームラッチ回路4はバッテリアラーム信号*
BATALMを出力する。
回路1と同じ構成をしており、バッテリ電源電圧VB と
電源電圧VCCとを切換信号*SPENで切換えて入力す
る。その入力電圧は分岐され、大容量コンデンサC2に
接続され、定電流ダイオードD31、比較器IC31、
アラームラッチ回路4、抵抗器R32に電源電圧VBB 2
を供給する。定電流ダイオードD31の出力は、抵抗器
R31を介し接地されるとともに、比較器IC31の基
準電圧側に接続される。比較器IC31の出力はアラー
ム信号*ALMであり、アラームラッチ回路4に接続さ
れる。アラームラッチ回路4はバッテリアラーム信号*
BATALMを出力する。
【0021】以上の構成において、第1のスイッチ回路
1では電源投入時にトランジスタQ11のベースに入力
された切換信号*SPENがローレベルになり、トラン
ジスタQ11のエミッタに入力された電源電圧VCCが不
揮発性メモリの電源電圧VBBとして出力される。逆に、
電源切断時には切換信号*SPENがハイレベルにな
り、バッテリ7より入力されたバッテリ電源電圧VB が
ダイオードD11を経由し不揮発性メモリの電源電圧V
BBとして入力される。不揮発性メモリの電源電圧VBBの
出力経路に接続されている大容量コンデンサC1は、電
源切断時にバッテリ7が一時的に外された場合の一定時
間の不揮発性メモリの電源電圧VBBを保時する。
1では電源投入時にトランジスタQ11のベースに入力
された切換信号*SPENがローレベルになり、トラン
ジスタQ11のエミッタに入力された電源電圧VCCが不
揮発性メモリの電源電圧VBBとして出力される。逆に、
電源切断時には切換信号*SPENがハイレベルにな
り、バッテリ7より入力されたバッテリ電源電圧VB が
ダイオードD11を経由し不揮発性メモリの電源電圧V
BBとして入力される。不揮発性メモリの電源電圧VBBの
出力経路に接続されている大容量コンデンサC1は、電
源切断時にバッテリ7が一時的に外された場合の一定時
間の不揮発性メモリの電源電圧VBBを保時する。
【0022】第2のスイッチ回路2は、第1のスイッチ
回路1と同様の動作をし、電源投入時に切換信号*SP
ENがローレベルになり、電源電圧VCCが電圧低下検出
回路3とアラームラッチ回路4の電源電圧VBB2 として
出力される。電源切断時には、切換信号*SPENがハ
イレベルになり、バッテリ7より入力されたバッテリ電
源電圧VB が電圧低下検出回路3とアラームラッチ回路
4の電源電圧VBB2 として出力される。出力側に接続さ
れている大容量コンデンサC2は大容量コンデンサC1
よりも容量が大きく、電源切断時にバッテリ7が一時的
に外された場合の一定時間の電圧低下検出回路3とアラ
ームラッチ回路4の電源電圧VBB2 を保時する。
回路1と同様の動作をし、電源投入時に切換信号*SP
ENがローレベルになり、電源電圧VCCが電圧低下検出
回路3とアラームラッチ回路4の電源電圧VBB2 として
出力される。電源切断時には、切換信号*SPENがハ
イレベルになり、バッテリ7より入力されたバッテリ電
源電圧VB が電圧低下検出回路3とアラームラッチ回路
4の電源電圧VBB2 として出力される。出力側に接続さ
れている大容量コンデンサC2は大容量コンデンサC1
よりも容量が大きく、電源切断時にバッテリ7が一時的
に外された場合の一定時間の電圧低下検出回路3とアラ
ームラッチ回路4の電源電圧VBB2 を保時する。
【0023】以上の構成において、監視すべき電源電圧
VBBと基準電圧Vr を比較器IC31に入力する。基準
電圧Vr は定電流ダイオードD31と抵抗器R31によ
って分圧して作られる。このとき、定電流ダイオードD
31は、アラームラッチ電圧低下検出回路3の電源電圧
VBB2 の電圧の変動に影響されない電圧を比較器IC3
1に供給する。比較器IC31では、電源電圧VBBを基
準電圧Vr と比較して、電源電圧VBBの方が低くなる
と、比較器IC31の出力がローレベルになりアラーム
信号*ALMを出力する。
VBBと基準電圧Vr を比較器IC31に入力する。基準
電圧Vr は定電流ダイオードD31と抵抗器R31によ
って分圧して作られる。このとき、定電流ダイオードD
31は、アラームラッチ電圧低下検出回路3の電源電圧
VBB2 の電圧の変動に影響されない電圧を比較器IC3
1に供給する。比較器IC31では、電源電圧VBBを基
準電圧Vr と比較して、電源電圧VBBの方が低くなる
と、比較器IC31の出力がローレベルになりアラーム
信号*ALMを出力する。
【0024】アラームラッチ回路4の回路例を図3に示
す。第2のスイッチ回路2より入力された電源電圧V
BB2 は分岐され、トランジスタQ41のエミッタに接続
され、抵抗器R43を介しトランジスタQ42のコレク
タに接続されるとともに、トランジスタQ43のエミッ
タに接続される。トランジスタQ41のベースには、ア
ラーム信号*ALMが入力される。トランジスタQ41
のコレクタは抵抗器R42を介してトランジスタQ42
のベースに入力されるとともに、抵抗器R45を介し接
地される。トランジスタQ42のエミッタは接地され
る。抵抗器R43とトランジスタQ42のコレクタの接
続点は、トランジスタQ43のベースに接続されるとと
もに、バッテリアラーム信号*BATAMとして出力さ
れる。トランジスタQ43のコレクタは抵抗器R47を
介し接地されるとともに、抵抗器R46を介しリセット
スイッチ4aに接続される。抵抗器R46とリセットス
イッチ4aの接続点は、抵抗器R42、R45、トラン
ジスタQ42のベースとも接続される。
す。第2のスイッチ回路2より入力された電源電圧V
BB2 は分岐され、トランジスタQ41のエミッタに接続
され、抵抗器R43を介しトランジスタQ42のコレク
タに接続されるとともに、トランジスタQ43のエミッ
タに接続される。トランジスタQ41のベースには、ア
ラーム信号*ALMが入力される。トランジスタQ41
のコレクタは抵抗器R42を介してトランジスタQ42
のベースに入力されるとともに、抵抗器R45を介し接
地される。トランジスタQ42のエミッタは接地され
る。抵抗器R43とトランジスタQ42のコレクタの接
続点は、トランジスタQ43のベースに接続されるとと
もに、バッテリアラーム信号*BATAMとして出力さ
れる。トランジスタQ43のコレクタは抵抗器R47を
介し接地されるとともに、抵抗器R46を介しリセット
スイッチ4aに接続される。抵抗器R46とリセットス
イッチ4aの接続点は、抵抗器R42、R45、トラン
ジスタQ42のベースとも接続される。
【0025】上記のアラームラッチ回路に、アラーム信
号*ALMが入力されるとトランジスタQ41はオン
し、エミッタに入力された電源電圧VBB2 がトランジス
タQ42のベースに供給される。そして、トランジスタ
Q42はオンし、コレクタはローレベルとなり、バッテ
リアラーム信号*BATALMを出力する。また、バッ
テリアラーム信号*BATALMが出力されるとトラン
ジスタQ43はオンになり、電源電圧VBB2 がトランジ
スタQ42のベースに供給され、トランジスタQ42は
オンになる。この結果、アラーム信号*ALMがハイレ
ベルになっても、トランジスタQ42はオン状態が保持
され、バッテリアラーム信号*BATALMが記憶され
る。記憶されたバッテリアラーム信号*BATALM
は、リセットスイッチ4aにリセット信号RESETを
入力することにより消去することができる。このリセッ
ト信号RESETはバッテリ7を交換するときに入力す
る。このように、監視する電圧を不揮発性メモリの電源
電圧VBBとしたので、より正確にバッテリの電圧低下を
検出できる。
号*ALMが入力されるとトランジスタQ41はオン
し、エミッタに入力された電源電圧VBB2 がトランジス
タQ42のベースに供給される。そして、トランジスタ
Q42はオンし、コレクタはローレベルとなり、バッテ
リアラーム信号*BATALMを出力する。また、バッ
テリアラーム信号*BATALMが出力されるとトラン
ジスタQ43はオンになり、電源電圧VBB2 がトランジ
スタQ42のベースに供給され、トランジスタQ42は
オンになる。この結果、アラーム信号*ALMがハイレ
ベルになっても、トランジスタQ42はオン状態が保持
され、バッテリアラーム信号*BATALMが記憶され
る。記憶されたバッテリアラーム信号*BATALM
は、リセットスイッチ4aにリセット信号RESETを
入力することにより消去することができる。このリセッ
ト信号RESETはバッテリ7を交換するときに入力す
る。このように、監視する電圧を不揮発性メモリの電源
電圧VBBとしたので、より正確にバッテリの電圧低下を
検出できる。
【0026】上記の説明では、電圧低下検出回路3とア
ラームラッチ回路4への電源供給は、切換回路2を使用
して、電源投入時には電源ユニット9から、電源切断時
にはバッテリー7から供給するように構成したが、この
ような切換回路2を使用しないで、直接バッテリ7から
供給するように構成してもよい。
ラームラッチ回路4への電源供給は、切換回路2を使用
して、電源投入時には電源ユニット9から、電源切断時
にはバッテリー7から供給するように構成したが、この
ような切換回路2を使用しないで、直接バッテリ7から
供給するように構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、バッテ
リーの電圧低下検出回路をバッテリーからの電源によっ
て動作させるように構成したので、バッテリから不揮発
性メモリに電流が流れている状態で電圧低下を検出で
き、正確にバッテリの電圧低下を検出できる。また、監
視する電圧を不揮発性メモリの電源電圧を直接監視する
ようにしたので、より正確にバッテリーの電圧低下を検
出できる。
リーの電圧低下検出回路をバッテリーからの電源によっ
て動作させるように構成したので、バッテリから不揮発
性メモリに電流が流れている状態で電圧低下を検出で
き、正確にバッテリの電圧低下を検出できる。また、監
視する電圧を不揮発性メモリの電源電圧を直接監視する
ようにしたので、より正確にバッテリーの電圧低下を検
出できる。
【図1】本発明のバッテリアラーム検出回路を示す図で
ある。
ある。
【図2】本実施例のバッテリアラーム検出回路を有する
数値制御装置の概略構成図である。
数値制御装置の概略構成図である。
【図3】本発明のアラームラッチ回路を示す図である。
【図4】従来のバッテリアラーム検出回路を示す図であ
る。
る。
1 第1のスイッチ回路 2 第2のスイッチ回路 3 電圧低下検出回路 4 アラームラッチ回路 7 バッテリ 10 バッテリアラーム検出回路 *ALM アラーム信号
Claims (2)
- 【請求項1】 不揮発性メモリのバックアップ用のバッ
テリの電圧低下を検出するバッテリアラーム検出回路に
おいて、 バッテリと、 電源投入時に内部電源の電源電圧を選択し、電源切断時
に前記バッテリの電源電圧を負荷側に供給する第1のス
イッチ回路と、 バッテリの電源で動作し、前記第2のスイッチ回路の電
源出力を受けて前記バッテリの出力電圧の低下を検出
し、アラーム信号を出力する電圧低下検出回路と、 バッテリの電源で動作し、前記アラーム信号を記憶する
アラームラッチ回路と、 を有することを特徴とするバッテリアラーム検出回路。 - 【請求項2】 電源投入時に内部電源の電源電圧を選択
し、電源切断時に前記バッテリ電圧を選択して出力する
第2のスイッチ回路を有し、前記電圧低下検出回路及び
前記アラームラッチ回路を前記第2のスイッチ回路で動
作するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
バッテリアラーム検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263484A JPH07120508A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | バッテリアラーム検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263484A JPH07120508A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | バッテリアラーム検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120508A true JPH07120508A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17390157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5263484A Pending JPH07120508A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | バッテリアラーム検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120508A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102023285A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 深圳Tcl新技术有限公司 | 一种电源欠电压检测电路 |
CN104078927A (zh) * | 2013-03-26 | 2014-10-01 | 海洋王(东莞)照明科技有限公司 | 灯具驱动欠压报警电路 |
CN104076192A (zh) * | 2013-03-26 | 2014-10-01 | 海洋王(东莞)照明科技有限公司 | 灯具驱动欠压报警电路 |
CN105738683A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-07-06 | 苏州农业职业技术学院 | 基于电源适配器的报警电路 |
JP2018132318A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | ファナック株式会社 | バッテリ残量アラーム装置、数値制御装置および工作機械システム |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5263484A patent/JPH07120508A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102023285A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 深圳Tcl新技术有限公司 | 一种电源欠电压检测电路 |
CN104078927A (zh) * | 2013-03-26 | 2014-10-01 | 海洋王(东莞)照明科技有限公司 | 灯具驱动欠压报警电路 |
CN104076192A (zh) * | 2013-03-26 | 2014-10-01 | 海洋王(东莞)照明科技有限公司 | 灯具驱动欠压报警电路 |
CN105738683A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-07-06 | 苏州农业职业技术学院 | 基于电源适配器的报警电路 |
CN105738683B (zh) * | 2016-03-11 | 2018-05-08 | 苏州农业职业技术学院 | 基于电源适配器的报警电路 |
JP2018132318A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | ファナック株式会社 | バッテリ残量アラーム装置、数値制御装置および工作機械システム |
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