JPH0711842A - カーテンウォールの出入口用開口部 - Google Patents

カーテンウォールの出入口用開口部

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Publication number
JPH0711842A
JPH0711842A JP15175593A JP15175593A JPH0711842A JP H0711842 A JPH0711842 A JP H0711842A JP 15175593 A JP15175593 A JP 15175593A JP 15175593 A JP15175593 A JP 15175593A JP H0711842 A JPH0711842 A JP H0711842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
curtain wall
frame
unit
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15175593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tani
勉 谷
Hiroyuki Iemura
宏行 家村
Takefumi Okamatsu
武文 岡松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP15175593A priority Critical patent/JPH0711842A/ja
Publication of JPH0711842A publication Critical patent/JPH0711842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテンウォールの一部に開閉する開口部を
形成する場合に、開口部の閉鎖状態での意匠とその周辺
の意匠を調和させる。 【構成】 カーテンウォールユニット1,2を高さ方向
と横方向に連続的に配置して構成されるユニット式カー
テンウォールの、出入口用に形成される開閉自在な開口
部3であり、開口部3に配置されるカーテンウォールユ
ニット2をその回りの架構4から切り離し、架構4に対
して移動自在にこれに支持させることにより開口部3の
閉鎖状態での意匠とその周辺の意匠を調和させるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はユニット式カーテンウ
ォールの一部に形成され、資材等の搬出入に使用され
る、カーテンウォールの出入口用開口部に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】建物外壁
の一部に資材や機器等の搬出入用に、大型車両の通行が
可能な面積を持つ開口部を形成する場合、一般的にはは
ね上げ式や巻き上げ式のシャッターの他、地上のレール
に沿って移動する大型扉等が設置されるが、外壁全体が
ユニット式カーテンウォールで構成される建物の場合に
は開口部の閉鎖状態での外観が外壁全体の外観に与える
影響が大きいため、シャッターや扉では外壁との調和が
図れなくなる。
【0003】この発明はカーテンウォールの一部に開口
部を形成する場合の意匠性の問題に着目してなされたも
ので、周辺との調和が取れる開口部を提案しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明ではユニット式カ
ーテンウォールで構成される外壁の開口部に配置される
カーテンウォールユニットをその回りの架構から切り離
し、架構に対して移動自在にこれに支持させることによ
り開口部の閉鎖状態での意匠をその周辺の意匠と調和さ
せる。
【0005】開口部に配置されるカーテンウォールユニ
ットは、具体的には開口部の上方から懸垂する吊り材に
昇降自在に支持され、各縦枠の外周側に敷設されるガイ
ドレールに案内されることにより開閉する。
【0006】カーテンウォールを構成する一部のカーテ
ンウォールユニットが開口部の閉鎖部材として開閉する
ことにより閉鎖状態では開口部周辺のカーテンウォール
ユニットとの連続性が確保され、外壁の意匠性は保たれ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
【0008】この発明の開口部3はカーテンウォールユ
ニット1,2を高さ方向と横方向に連続的に配置して構
成されるユニット式カーテンウォールの壁面の一部に出
入口用に形成され、開口部3に配置されるカーテンウォ
ールユニット2をその回りの架構4から切り離し、架構
4に対して移動自在にこれに支持させることにより閉鎖
状態での開口部3周辺の意匠との調和を図りながら開閉
するものである。実施例では図4に示すように曲面状の
外観を持つ建物に実施していることから、図1に示すよ
うに開口部3の縦断面が湾曲しているが、壁面の立面形
状と開口部3の断面形状はこれには限定されない。
【0009】カーテンウォールユニット1,2は縦枠2
1,21と横枠22,22から方形状に組み立てられたフレー
ム20内にガラス23を収納して製作され、フレーム20内に
はその面積や形状に応じて無目24や縦中骨が配置され
る。開口部3以外のカーテンウォールユニット1は図3
に示すように架構4から室外側へ張り出すブラケット5
に接続されることにより架構4に支持される。
【0010】実施例では開口部3に設置されるカーテン
ウォールユニット2を昇降させることにより開口部3を
開閉させているが、昇降によって開閉を行う場合、カー
テンウォールユニット2は開口部3の上方から懸垂する
吊り材9に昇降自在に支持され、各縦枠21の外周側に敷
設されるガイドレール6に昇降を案内されることにより
開閉する。
【0011】各縦枠21のガイドレール6側にはガイドロ
ーラ7が突設され、カーテンウォールユニット2はガイ
ドローラ7がガイドレール6内に差し込まれることによ
りこれに保持され、案内される。ガイドローラ7は縦枠
21の上部と下部に突設され、各ガイドローラ7は降下時
にそれぞれの閉鎖位置まで移動できるよう、図1に示す
ように上部と下部のガイドローラ7用に2分割され、共
にカーテンウォールユニット2の高さに相当する長さを
持つガイドレール6,6に独立して案内される。カーテ
ンウォールユニット1,2は架構4より室外側に配置さ
れることから、両ガイドレール6,6の下部はカーテン
ウォールユニット2を壁面から架構4まで導いて上昇さ
せるために屈曲する。
【0012】カーテンウォールユニット2は上部のガイ
ドレール6の上端位置に設置された巻上げ装置8から懸
垂する、ワイヤやチェーン等の吊り材9に接続され、巻
上げ装置8による吊り材9の巻き上げと巻き戻しによっ
てガイドレール6,6に沿って昇降する。実施例では上
昇時の安定性を確保するために吊り材9に、カーテンウ
ォールユニット2に先行するガイドシャフト10を接続
し、ガイドシャフト10からカーテンウォールユニット2
を吊り下げている。ガイドシャフト10の両端にもガイド
レール6,6内に差し込まれるガイドローラ7,7が突
設される。
【0013】実線で示すカーテンウォールユニット2の
閉鎖状態からは巻上げ装置8による吊り材9の巻き上げ
によってガイドシャフト10が上昇し、同時に上部と下部
の各ガイドローラ7,7が架構4側へ引き寄せられ、ガ
イドレール6,6に沿って上昇し、鎖線で示す状態で停
止して開放状態に保持される。カーテンウォールユニッ
ト2は壁面から一旦、架構4の構面内に引き込まれた位
置で昇降するため開口部3の傾斜角度を問わない。
【0014】開口部3の閉鎖時には吊り材9の巻き戻し
によりカーテンウォールユニット2は自重によって降下
し、各ガイドローラ7,7がそれぞれのガイドレール
6,6に案内され、自動的に閉鎖する。実施例では開口
部3が傾斜しているため、閉鎖時には縦枠21から外周側
へ突設されるカムラッチ11をガイドレール6に室外側へ
係合させることによってカーテンウォールユニット2を
架構4に支持させた状態で安定させている。
【0015】カーテンウォールユニット2のフレーム20
の周囲には気密材12が敷設され、カーテンウォールユニ
ット2は図1〜図3に示すように気密材12が隣接するカ
ーテンウォールユニット1と床面13に密着することによ
り閉鎖状態での周辺のカーテンウォールユニット1と床
面13との気密性を確保する。
【0016】またカーテンウォールユニット2のガラス
23の下端は床面13に形成された樋14上に位置し、ガラス
23面を伝って落下する雨水を排水する。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、カーテン
ウォールで構成される外壁の開口部に配置されるカーテ
ンウォールユニットをその回りの架構から切り離し、架
構に対して移動自在にこれに支持させたものであるた
め、閉鎖状態での意匠をその周辺の意匠と調和させなが
ら開口部を開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口部におけるカーテンウォールユニットの配
置状態を示した縦断面図である。
【図2】図1の室内側の立面図である。
【図3】図2の横断面図である。
【図4】建物における開口部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1,2……カーテンウォールユニット、20……フレー
ム、21……縦枠、22……横枠、23……ガラス、24……無
目、3……開口部、4……架構、5……ブラケット、6
……ガイドレール、7……ガイドローラ、8……巻上げ
装置、9……吊り材、10……ガイドシャフト、11……カ
ムラッチ、12……気密材、13……床面、14……樋。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠21,21と横枠22,22から方形状に組
    み立てられるカーテンウォールユニット1,2を高さ方
    向と横方向に連続的に配置して構成されるユニット式カ
    ーテンウォールにおいて、出入口用に形成される開閉自
    在な開口部3であり、開口部3に配置されるカーテンウ
    ォールユニット2はその回りの架構4から切り離され、
    架構4に対して移動自在にこれに支持されていることを
    特徴とするカーテンウォールの出入口用開口部。
  2. 【請求項2】 開口部3に配置されるカーテンウォール
    ユニット2は開口部3の上方から懸垂する吊り材9に昇
    降自在に支持され、各縦枠21の外周側に敷設されるガイ
    ドレール6に案内されながら昇降することを特徴とする
    請求項1記載のカーテンウォールの出入口用開口部。
JP15175593A 1993-06-23 1993-06-23 カーテンウォールの出入口用開口部 Pending JPH0711842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15175593A JPH0711842A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カーテンウォールの出入口用開口部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15175593A JPH0711842A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カーテンウォールの出入口用開口部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711842A true JPH0711842A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15525590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15175593A Pending JPH0711842A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カーテンウォールの出入口用開口部

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JP (1) JPH0711842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105971460A (zh) * 2016-05-12 2016-09-28 广东融都建设有限公司 一种新型上下提升幕墙窗
CN113800364A (zh) * 2021-10-29 2021-12-17 重庆迈高电梯有限公司 一种别墅电梯动态幕墙结构及其电梯

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6480645A (en) * 1987-09-24 1989-03-27 Shin Nikkei Co Ltd Method of forming curtain wall with fixed window and switch window

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