JPH07112015A - 液体連通チューブ - Google Patents

液体連通チューブ

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JPH07112015A
JPH07112015A JP5281772A JP28177293A JPH07112015A JP H07112015 A JPH07112015 A JP H07112015A JP 5281772 A JP5281772 A JP 5281772A JP 28177293 A JP28177293 A JP 28177293A JP H07112015 A JPH07112015 A JP H07112015A
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JP
Japan
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vial
tube
communication tube
liquid
liquid communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP5281772A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Iwasa
昌暢 岩佐
Toshinobu Morimoto
利信 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛋白製剤の溶解操作に際してリークを生ずる
ことがなく、溶解操作中にバイアル内に生じた泡を消す
ことができるとともに、バイアル内のリークを確認する
ことの出来る液体連通チューブを提供する。 【構成】 チューブ1の両端にそれぞれ穿刺針2、3を
接続してなる液体連通チューブであって、穿刺針2、3
はどちらもその長手方向に薬液通路21、31と通気口
23、33と連通する気体通路22、32を有してお
り、通気口23、33の内部には除菌フィルター24、
34が設けられている。そして一方の穿刺針2の通気口
23は閉鎖部材としてのキャップ25により開放自在に
密封されている。チューブ1にはクランプ4を介在させ
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末薬剤の収容された
バイアルに溶解液容器に収容された溶解液を移注し、薬
液を無菌的に調製するのに使用される液体連通チューブ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より病院などの医療機関において
は、バイアル等の薬剤容器に入った乾燥薬剤を蒸留水や
生食、ブドウ糖液などの溶解液(他の薬液を含む)に溶
解して点滴注射などに用いている。このような溶解操作
を行うために、従来、針付のシリンジや両頭針という両
端に中空の穿刺針を有する器具等が使用されている。す
なわち、針付シリンジを使用する場合には、先ず、一定
量の溶解液をシリンジに採取し、その針をバイアルの口
部ゴム栓に刺入してバイアル内に溶解液を注入する。そ
して、バイアルを震盪して薬剤を溶解し、再び針をゴム
栓に刺入して薬液の一定量をシリンジに採取して直接、
あるいはこれをブドウ糖液や生食などの入った輸液瓶に
移して輸液セットなどを用いて静脈内に投与している。
また、両頭針を使用する場合には、両頭針の両端の穿刺
針をそれぞれ薬剤の入ったバイアルのゴム栓および溶解
液容器のゴム栓に刺入して両者を連通させ、溶解液をバ
イアル内に移送して薬剤を溶解し、バイアルから溶解液
容器および両頭針を取り外して、上記と同様にバイアル
からシリンジに一定量の薬液を採取して直接、あるいは
バイアル内の薬液を溶解液容器内に移送し、溶解液容器
からバイアルおよび両頭針を取り外して、溶解液容器に
接続した輸液セットなどを介して、静脈内に投与してい
る。
【0003】これらの従来技術は、針付シリンジを使用
して薬剤の溶解操作を行う場合には、操作が繁雑である
だけでなく、液の注入・採取に際してバイアル内の圧力
の変動により液がゴム栓の刺入部からリークすることが
あるので問題であり、また、両頭針を使用する場合に
は、連通操作後バイアルから直接薬液の採取を行う必要
のある薬剤に適用する場合には、使用する器具をそれぞ
れ用意する必要があり不経済である。そこで、このよう
な問題を解消するために、溶解操作に際して薬液のリー
クが無く、薬液の注入および採取のいずれの操作も行う
ことのできる薬液移注具が提案されている(特公平5−
24791号公報)。
【0004】上記特公平5−24791号公報の薬液移
注具は針付シリンジであり、連通操作後バイアルから直
接薬液の採取を行う必要のある蛋白製剤やビタミン剤な
ど小さなバイアルに収容された薬剤の溶解に便利であ
る。しかしながら、針付シリンジは、薬剤がアルブミン
やグロブリンなどの蛋白製剤でありかつバイアル内が陰
圧に維持されている場合には、溶解液を注入した時や溶
解液注入後にバイアルを震盪した時に泡が生じ、そのた
め、薬液をシリンジ等に採取する時に、薬液とともに泡
を吸入してしまうことがあり正確な液量が測れないとい
う欠点があり、また、バイアル内に薬液の泡が残るため
不経済であり、特に高価な薬剤の場合に問題である。
【0005】一方、抗生物質の中には、凍結乾燥製剤の
様にバイアル内が陰圧状態になっている製剤が多くある
が、ゴム栓からのリークなどが原因で陰圧が維持されて
いない場合がある。そして、リークによりバイアル内に
外気が入ると、バイアル内が汚染される虞があるだけで
なく、薬剤が変質している虞もある。従って、このよう
な抗生物質を溶解する場合には、リークの有無を確認す
るために薬剤が完全に陰圧状態になっているかどうかを
確認する必要がある。ところが、針付シリンジや両頭針
ではバイアル内の陰圧状態の確認が難しく、従って、現
在、溶解操作と同時にバイアル内の陰圧状態を確認でき
るようにするために、チューブの両端に中空の穿刺針を
備えた所謂連通管が使用されている。そして、溶解液容
器からの移注・溶解操作が支障なく行えないものは、バ
イアル内が陰圧になっていないと見做して注射液として
使用しないようにしている。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、従来の
連結管は、溶解液移注後、薬剤側の陰圧がのこっている
ことがあり、そのため連結管を外す時に外気がバイアル
内に入る虞があり問題であった。本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、蛋白製剤の溶解操作に際して
リークを生ずることがなく、溶解操作中にバイアル内に
生じた泡を消すことができるとともに、バイアル内のリ
ークを確認することのできる液体連通チューブを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、チューブの両端にそれぞれ穿刺針を接
続してなる薬液移注具であって、該穿刺針は、刃先に開
口し長手方向に走る薬液通路と、刃先に開口し側壁に設
けられた通気口と連通する気体通路を有するとともに、
該通気口の内部に除菌フィルターが設けられており、一
方の穿刺針の通気口が閉鎖部材により開放自在に密封さ
れていることを特徴とする液体連通チューブを採用して
いる。この場合、液体連通チューブに採用される閉鎖部
材はキャップであってもフィルムであってもよい。ま
た、通気口の除菌フィルターに隣接して内側に、通気口
方向への流体の移動を阻止する逆止弁を設けてもよい。
液体連通チューブのチューブにクランプを取り付け必要
に応じてチューブの内腔を閉鎖できるようにしてもよ
い。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、通気口が閉鎖部材で密封
された穿刺針をバイアルのゴム栓に刺通し、もう一方の
穿刺針を溶解液容器のゴム栓に刺通して、バイアルと溶
解液容器を連通すると、バイアル内の陰圧によりバイア
ル内に溶解液が導入され蛋白製剤が溶解される。溶解操
作終了後、バイアル側の穿刺針の通気口から閉鎖部材を
外すと、外気が通気口から導入され、除菌フィルターで
浄化され、気体通路を通ってバイアル内に流入し、バイ
アル内が陰圧から常圧になる。そして、この時、バイア
ル内に生じていた薬液の泡は内圧の上昇によって潰され
て消える。また、薬液をバイアルから溶解液容器に移注
する場合にも、同様に通気口から外気が流入してバイア
ル内が常に常圧に維持されるので、ゴム栓の刺入部から
薬液のリークが生じることがない。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の液体連通チューブの平面
図、図2は図1に示す液体連通チューブの要部縦断面図
であり、穿刺針2の通気口23の中心軸を通る液体連通
チューブの長手方向の断面を手前から見た状態を示す。
図1〜2に示すように、本発明の液体連通チューブは、
チューブ1の両端にそれぞれ穿刺針2、3を接続してな
る薬液移注具であって、穿刺針2、3はどちらもその長
手方向に薬液通路21、31と通気口23、33と連通
する気体通路22、32を有しており、通気口23、3
3の内部には除菌フィルター24、34が設けられてい
る。そして一方の穿刺針2の通気口23は閉鎖部材とし
てのキャップ25により開放自在に密封されている。
【0009】穿刺針2、3は全体が合成樹脂の例えばポ
リプロピレンやポリエチレン、ABS樹脂、ポリカーボ
ネートなどで形成された中空針であり、その長手方向
に、刃先に開口する薬液通路21、31と刃先に開口す
るとともに側壁に設けられた通気口23、33と連通す
る気体通路22、32が形成されている。そして、通気
口23、33の内部には外気が導入された時にバイアル
(図示していない)内に細菌が進入することがないよう
に除菌フィルター24、34が設けられており、一方の
穿刺針2の通気口23は閉鎖部材で密封されている。閉
鎖部材は通気口23から開放自在であり、バイアル内の
薬剤を溶解液で溶解した時に発生する泡はこれを開放す
ることにより消すことができる。このような開放自在な
閉鎖部材としては図1に示すようなキャップ25の他
に、容易に剥離可能に接着されたフィルム(図示してい
ない)も採用でき、要は必要な時に容易に通気口23を
開放できるものであればどの様な閉鎖部材でも採用可能
である。尚、キャップ25には図1に示すようにタブ2
6を設けて通気口23から容易に取り外せるようにして
もよく、また、可撓性の連結枝27を設けて穿刺針2と
結合し、取り外したキャップ25が紛失しないようにし
てもよい。
【0010】通気口23、33には除菌フィルター2
4、34に隣接してこれより内側に、通気口23、33
方向への流体の移動を阻止する逆止弁28(通気口33
の方は図示していない)を設けてもよい。特に粘度の高
い薬液の場合など、気体通路22、32に進入してきた
薬液が除菌フィルター24、34に付着して空気の透過
が悪くなることがあるが、逆止弁により除菌フィルター
24、34への薬液の付着を防止することができる。
尚、チューブ1の形成材料としては、軟質のポリ塩化ビ
ニルやポリエチレンなどが好適である。また、チューブ
1には、必要に応じてその内腔を閉鎖することのできる
クランプ4を設けて、例えばクランプ4を閉めて穿刺針
2と3を非連通状態にしておき、穿刺針2、3をそれぞ
れバイアルのゴム栓および溶解液容器のゴム栓に刺入し
た後、クランプ4を開けて穿刺針2と3を連通させるよ
うにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の液体連通チューブを採用することにより、
蛋白製剤の溶解操作に際してリークを生ずることがない
ので、安全に薬液の移注を行うことができる。また、溶
解操作中にバイアル内に生じた泡を容易に消すことがで
きるので、薬液を正確に採取することができ、かつ残液
による高価な薬液のロスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体連通チューブの平面図である。
【図2】図1に示す液体連通チューブの要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 チューブ 2 穿刺針 21 薬液通路 22 気体通路 23 通気口 24 除菌フィルター 25 キャップ 28 逆止弁 3 穿刺針 31 薬液通路 32 気体通路 33 通気口 34 除菌フィルター 4 クランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブの両端にそれぞれ穿刺針を接続
    してなる薬液移注具であって、該穿刺針は、刃先に開口
    し長手方向に走る薬液通路と、刃先に開口し側壁に設け
    られた通気口と連通する気体通路を有するとともに、該
    通気口の内部に除菌フィルターが設けられており、一方
    の穿刺針の通気口が閉鎖部材により開放自在に密封され
    ていることを特徴とする液体連通チューブ。
  2. 【請求項2】 閉鎖部材がキャップである請求項1に記
    載の液体連通チューブ。
  3. 【請求項3】 閉鎖部材がフィルムである請求項1に記
    載の液体連通チューブ。
  4. 【請求項4】 穿刺針の通気口の除菌フィルターに隣接
    して内側に通気口方向への流体の移動を阻止する逆止弁
    が設けられた請求項1〜3のいずれかに記載の液体連通
    チューブ。
  5. 【請求項5】 チューブに該チューブの内腔を閉鎖する
    クランプを取り付けてなる請求項1〜4のいずれかに記
    載の液体連通チューブ。
JP5281772A 1993-10-15 1993-10-15 液体連通チューブ Pending JPH07112015A (ja)

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