JPH0710668Y2 - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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- JPH0710668Y2 JPH0710668Y2 JP9295689U JP9295689U JPH0710668Y2 JP H0710668 Y2 JPH0710668 Y2 JP H0710668Y2 JP 9295689 U JP9295689 U JP 9295689U JP 9295689 U JP9295689 U JP 9295689U JP H0710668 Y2 JPH0710668 Y2 JP H0710668Y2
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- Japan
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- container body
- box
- mirror
- shaped case
- container
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- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 title claims description 45
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
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- Closures For Containers (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は化粧料容器に関するものであって、より具体的
には容器本体内に化粧料を収納し、容器本体を少なくと
も一端が開口した箱状ケースに摺動自在に格納するよう
にしてなる化粧料容器に関する。
には容器本体内に化粧料を収納し、容器本体を少なくと
も一端が開口した箱状ケースに摺動自在に格納するよう
にしてなる化粧料容器に関する。
《従来の技術》 従来、この種の化粧料容器では、実公昭61-20969号公報
に示されるようなコンパクト容器が公知となっている。
この公知のコンパクト容器は前端面だけ開口させた横長
の箱状ケースとこの箱状ケースへ出入自在に嵌合させた
容器本体とからなり、この容器本体の上面には適当数の
化粧品充填部が設けられている。またこの容器本体の上
面には鏡を下面に貼着した蓋板がその内奥部で枢着され
るとともに常時開放方向に弾性体付勢されており、容器
本体を箱状ケースから前方へ引き出すと、蓋板が弾性体
によって開放してその下面の鏡が立ち上がるようになっ
ている。
に示されるようなコンパクト容器が公知となっている。
この公知のコンパクト容器は前端面だけ開口させた横長
の箱状ケースとこの箱状ケースへ出入自在に嵌合させた
容器本体とからなり、この容器本体の上面には適当数の
化粧品充填部が設けられている。またこの容器本体の上
面には鏡を下面に貼着した蓋板がその内奥部で枢着され
るとともに常時開放方向に弾性体付勢されており、容器
本体を箱状ケースから前方へ引き出すと、蓋板が弾性体
によって開放してその下面の鏡が立ち上がるようになっ
ている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記のような化粧料容器においては、箱
状ケース内に容器本体を収納すると、容器本体上面と蓋
板下面に取り付けた鏡とはわずかな隙間をもって対面す
ることになり、箱状ケースを携帯した際にこれが逆さあ
るいは横倒しになった時に、化粧料の粉末が鏡の表面に
飛着して鏡を汚してしまう問題が発生した。また容器本
体内にスポンジ,ブラシなどの化粧具を収納した場合で
も、化粧具が接触して鏡を汚す問題が発生した。
状ケース内に容器本体を収納すると、容器本体上面と蓋
板下面に取り付けた鏡とはわずかな隙間をもって対面す
ることになり、箱状ケースを携帯した際にこれが逆さあ
るいは横倒しになった時に、化粧料の粉末が鏡の表面に
飛着して鏡を汚してしまう問題が発生した。また容器本
体内にスポンジ,ブラシなどの化粧具を収納した場合で
も、化粧具が接触して鏡を汚す問題が発生した。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、容器本体を箱状ケース内に格納した状態において
鏡が容器本体に収納された化粧料や化粧具に対面しない
ようにする一方、容器本体を箱状ケースから引き出した
後に鏡を使用位置に容易にセットすることができるよう
な化粧料容器を提供することにある。
的は、容器本体を箱状ケース内に格納した状態において
鏡が容器本体に収納された化粧料や化粧具に対面しない
ようにする一方、容器本体を箱状ケースから引き出した
後に鏡を使用位置に容易にセットすることができるよう
な化粧料容器を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために本考案では、容器本体内に化
粧料収納部を有する化粧料容器において、容器本体の上
面に対して垂直なピンにて鏡を取付けた鏡枠を回動自在
に枢着し、鏡の不使用時には鏡枠を容器本体の化粧料収
納部の下方または鏡を上面にした状態にて容器本体の上
面内に格納可能とし、容器本体と容器本体に格納した鏡
枠とを一端が開口した箱状ケース内に摺動自在に収納可
能としてなるものである。
粧料収納部を有する化粧料容器において、容器本体の上
面に対して垂直なピンにて鏡を取付けた鏡枠を回動自在
に枢着し、鏡の不使用時には鏡枠を容器本体の化粧料収
納部の下方または鏡を上面にした状態にて容器本体の上
面内に格納可能とし、容器本体と容器本体に格納した鏡
枠とを一端が開口した箱状ケース内に摺動自在に収納可
能としてなるものである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例について、添付図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例に係る化粧料
容器を示す。この化粧料容器は、第1図に示されるよう
に容器本体10,鏡枠20および箱状ケース30とからなって
いる。
容器を示す。この化粧料容器は、第1図に示されるよう
に容器本体10,鏡枠20および箱状ケース30とからなって
いる。
容器本体10の上面には複数の凹部11が設けられ、ここに
は化粧料やパフ,ブラシなどの化粧具を収納するように
なっている。この容器本体10の後端部12には第2図に示
されるように凹所13が形成され、この凹所13の中央部に
は突部14が突出形成されている。この突部14には、弾性
体としてスプリング15が捲着されている。このスプリン
グ15の自然長は、第5図に示されるように凹所13の深さ
方向の長さより長く設けられている。またこの容器本体
10の両側面16A,16Bの後端部12寄りには段部17-17が設け
られている。
は化粧料やパフ,ブラシなどの化粧具を収納するように
なっている。この容器本体10の後端部12には第2図に示
されるように凹所13が形成され、この凹所13の中央部に
は突部14が突出形成されている。この突部14には、弾性
体としてスプリング15が捲着されている。このスプリン
グ15の自然長は、第5図に示されるように凹所13の深さ
方向の長さより長く設けられている。またこの容器本体
10の両側面16A,16Bの後端部12寄りには段部17-17が設け
られている。
さらに、容器本体10の凹所11の下側にはこの容器本体10
の一方の側面16A及び前端部に開口する開口部18aをもつ
空所18がスリット状に形成されている。またこの容器本
体10の他本の側面16Bの内面の前端部寄りには切欠凹所1
9が形成され、この切欠凹所19にはバネ部19aが突出形成
されている。このバネ部19aは第2図及び第5図に示さ
れるように肉薄な可撓片でその長さは切欠凹所19内に収
納可能な長さで、容器本体10の開口部18aに向かって斜
めに延長している。
の一方の側面16A及び前端部に開口する開口部18aをもつ
空所18がスリット状に形成されている。またこの容器本
体10の他本の側面16Bの内面の前端部寄りには切欠凹所1
9が形成され、この切欠凹所19にはバネ部19aが突出形成
されている。このバネ部19aは第2図及び第5図に示さ
れるように肉薄な可撓片でその長さは切欠凹所19内に収
納可能な長さで、容器本体10の開口部18aに向かって斜
めに延長している。
鏡枠20はこのスリット状の空所18内で回動可能な寸法の
板状で、上面には鏡21が貼着されている。また、この鏡
枠20の前端部22の角部には第1の係合突起23が突出形成
されている。さらにこの鏡枠20は容器本体の上面に対し
て垂直なピン25によって容器本体10の空所18内に枢着さ
れ、このピン25を中心にして90度回動するようになって
いる。
板状で、上面には鏡21が貼着されている。また、この鏡
枠20の前端部22の角部には第1の係合突起23が突出形成
されている。さらにこの鏡枠20は容器本体の上面に対し
て垂直なピン25によって容器本体10の空所18内に枢着さ
れ、このピン25を中心にして90度回動するようになって
いる。
箱状ケース30は、鏡枠20を収納した状態の容器本体10を
格納可能な寸法で、前端が開口した箱体で、一方の側壁
31Aの開口部32寄りには第3図に示すようにコ字状に切
欠きが形成されるとともに、この切欠きによってこれに
囲まれた部分に押し釦33が形成されている。この押し釦
33は、可撓部33aと肉厚な押圧部33bとからなり、内方へ
撓むことが出来るようになっている。
格納可能な寸法で、前端が開口した箱体で、一方の側壁
31Aの開口部32寄りには第3図に示すようにコ字状に切
欠きが形成されるとともに、この切欠きによってこれに
囲まれた部分に押し釦33が形成されている。この押し釦
33は、可撓部33aと肉厚な押圧部33bとからなり、内方へ
撓むことが出来るようになっている。
またこの押し釦33の先端とスリットを挟んで対向する箱
状ケース30の側壁31Aの部分には、側壁31Aの厚さより肉
厚な第2の係合突起34が内方に向かって突出形成され、
鏡枠20を収納した容器本体10を箱状ケース30に格納した
際に鏡枠20の第1の係合突起23と係合可能になってい
る。さらに箱状ケース30のもう一方の側壁31Bの開口部3
2には、側壁31Bより肉厚な段部35が内方に向かって形成
されている。
状ケース30の側壁31Aの部分には、側壁31Aの厚さより肉
厚な第2の係合突起34が内方に向かって突出形成され、
鏡枠20を収納した容器本体10を箱状ケース30に格納した
際に鏡枠20の第1の係合突起23と係合可能になってい
る。さらに箱状ケース30のもう一方の側壁31Bの開口部3
2には、側壁31Bより肉厚な段部35が内方に向かって形成
されている。
上記のような構成の化粧料容器において、容器本体10を
箱状ケース30に格納した状態では、第2図に示されるよ
うに容器本体10の後端部12は箱状ケース30の後壁36と近
接し、かつスプリング15は後壁36と突部14との間で圧縮
され、容器本体10を箱状ケース30の開口部32から常時押
し出す方向に付勢することになる。一方容器本体10内に
は鏡枠20が、その第1の係合突起23が箱状ケース30の第
2の係合突起34の内方に位置し、かつ押し釦33の押圧部
33bの内面に当接した状態で収納されている。また鏡枠2
0の後端部26はバネ部19aの先端部外面に当接してこれを
押圧し、バネ部19aが鏡枠20を空所18の開口部18aから回
動させて押し出す方向に付勢する状態となっている。そ
してこれにより鏡枠20の第1の係合突起23は容器本体10
の側面16Aより突出した位置で箱状ケース30の第2の係
合突起34と係合し、容器本体10は箱状ケース30内で止錠
状態となる。
箱状ケース30に格納した状態では、第2図に示されるよ
うに容器本体10の後端部12は箱状ケース30の後壁36と近
接し、かつスプリング15は後壁36と突部14との間で圧縮
され、容器本体10を箱状ケース30の開口部32から常時押
し出す方向に付勢することになる。一方容器本体10内に
は鏡枠20が、その第1の係合突起23が箱状ケース30の第
2の係合突起34の内方に位置し、かつ押し釦33の押圧部
33bの内面に当接した状態で収納されている。また鏡枠2
0の後端部26はバネ部19aの先端部外面に当接してこれを
押圧し、バネ部19aが鏡枠20を空所18の開口部18aから回
動させて押し出す方向に付勢する状態となっている。そ
してこれにより鏡枠20の第1の係合突起23は容器本体10
の側面16Aより突出した位置で箱状ケース30の第2の係
合突起34と係合し、容器本体10は箱状ケース30内で止錠
状態となる。
上記のような止錠状態から第4図に示されるように箱状
ケース30の押し釦33の押圧部33bを内方に押圧すると、
押し釦33は可撓部33aの基部を支点にして内方に撓み、
押圧部33bの内面が容器本体10内に収納された鏡枠20の
第1の係合突起23に当接する。そして鏡枠20の後端部26
はバネ部19aの先端部外面を空所18の切欠凹所19の内奥
面に向かって押圧し、鏡枠2は回動していったん第1の
係合突起23の先端が容器本体10の側面16Aよりも内部に
位置するまで引込み、これにより容器本体10の第1の係
合突起23は箱状ケース30の第2の係合突起34との係合か
ら解除されると同時に、箱状ケース30の後壁36と容器本
体10の突部14との間で圧縮されていたスプリング15にか
かる力が解除される。そして容器本体10は、スプリング
15の復元力により開口32より外方に押し出され、その際
鏡枠20の前端部22の面が箱状ケース30の側壁31A内面を
押圧しつつ摺動しながら外方向へ押し出される。さらに
容器本体10を外方向に引き出すと、第5図に示されるよ
うに容器本体10の段部17は箱状ケース30の開口部32にお
いて第2の係合突起34及び段部35と当接して係合し、容
器本体10はそれ以上箱状ケース30から抜け出ないように
なっている。
ケース30の押し釦33の押圧部33bを内方に押圧すると、
押し釦33は可撓部33aの基部を支点にして内方に撓み、
押圧部33bの内面が容器本体10内に収納された鏡枠20の
第1の係合突起23に当接する。そして鏡枠20の後端部26
はバネ部19aの先端部外面を空所18の切欠凹所19の内奥
面に向かって押圧し、鏡枠2は回動していったん第1の
係合突起23の先端が容器本体10の側面16Aよりも内部に
位置するまで引込み、これにより容器本体10の第1の係
合突起23は箱状ケース30の第2の係合突起34との係合か
ら解除されると同時に、箱状ケース30の後壁36と容器本
体10の突部14との間で圧縮されていたスプリング15にか
かる力が解除される。そして容器本体10は、スプリング
15の復元力により開口32より外方に押し出され、その際
鏡枠20の前端部22の面が箱状ケース30の側壁31A内面を
押圧しつつ摺動しながら外方向へ押し出される。さらに
容器本体10を外方向に引き出すと、第5図に示されるよ
うに容器本体10の段部17は箱状ケース30の開口部32にお
いて第2の係合突起34及び段部35と当接して係合し、容
器本体10はそれ以上箱状ケース30から抜け出ないように
なっている。
このように容器本体10の使用部分全体が箱状ケース30か
ら引き出されると、容器本体10の空所18の開口部18aは
完全に開放された状態となり、同時に鏡枠20の後端部26
によって押圧され内方に撓んだバネ部19aにかかる力も
解除されるので、鏡枠20はバネ部19aの復元力によって
ピン25を中心に回動し、かつ引き出されて使用状態とな
る。
ら引き出されると、容器本体10の空所18の開口部18aは
完全に開放された状態となり、同時に鏡枠20の後端部26
によって押圧され内方に撓んだバネ部19aにかかる力も
解除されるので、鏡枠20はバネ部19aの復元力によって
ピン25を中心に回動し、かつ引き出されて使用状態とな
る。
また第6図ないし第9図は本願考案の第2実施例を示
す。この実施例にかかる化粧料容器では、箱状ケース30
の押し釦33を省略し、側壁31Aおよび31Bの開口部32側に
コ字状の切欠き37A,37Bを形成するとともに、側壁31A,3
1Bの開口部32側端部には係合凸部38A,38Bを内方に向か
って突出させている。そして容器本体10の側面16Bの前
端側角部には突出部40が形成されている。また容器本体
10の後端部12に形成された凹所13,突部14及びスプリン
グ15は省略されている。一方鏡枠20の前端部22の箱状ケ
ース30の開口部32側の角部には押し釦41が形成され、そ
のやや後端側寄りに第1の係合突起23が突出形成されて
いる。その他の構成は第1実施例と同様である。
す。この実施例にかかる化粧料容器では、箱状ケース30
の押し釦33を省略し、側壁31Aおよび31Bの開口部32側に
コ字状の切欠き37A,37Bを形成するとともに、側壁31A,3
1Bの開口部32側端部には係合凸部38A,38Bを内方に向か
って突出させている。そして容器本体10の側面16Bの前
端側角部には突出部40が形成されている。また容器本体
10の後端部12に形成された凹所13,突部14及びスプリン
グ15は省略されている。一方鏡枠20の前端部22の箱状ケ
ース30の開口部32側の角部には押し釦41が形成され、そ
のやや後端側寄りに第1の係合突起23が突出形成されて
いる。その他の構成は第1実施例と同様である。
上記のような構成に化粧料容器において、容器本体10を
箱状ケース30に格納した状態では、第7図に示されるよ
うに、鏡枠20の押し釦41及び容器本体10の突出部40は箱
状ケース30の切欠き37A,37B内に嵌入する。そして鏡枠2
0は、容器本体10内でその後端部26がバネ部19の先端部
に当接して押圧するとともにその第1の係合突起23が係
合凸部38Aに当接した状態で収納されている。さらに鏡
枠20はバネ部19aによって空所18の開口部18aから押し出
す方向に付勢され、これにより鏡枠20の第1の係合突起
23は容器本体10の側面16Aより突出して箱状ケース30の
係合突起38Aと係合し、容器本体10は箱状ケース30内で
止錠状態になる。
箱状ケース30に格納した状態では、第7図に示されるよ
うに、鏡枠20の押し釦41及び容器本体10の突出部40は箱
状ケース30の切欠き37A,37B内に嵌入する。そして鏡枠2
0は、容器本体10内でその後端部26がバネ部19の先端部
に当接して押圧するとともにその第1の係合突起23が係
合凸部38Aに当接した状態で収納されている。さらに鏡
枠20はバネ部19aによって空所18の開口部18aから押し出
す方向に付勢され、これにより鏡枠20の第1の係合突起
23は容器本体10の側面16Aより突出して箱状ケース30の
係合突起38Aと係合し、容器本体10は箱状ケース30内で
止錠状態になる。
上記のような止錠状態から第8図に示されるように鏡枠
20の押し釦41を内方に押圧すると、鏡枠20の後端部26は
バネ部19aの先端外面を空所18の切欠凹所19の内奥に向
かって押圧し、鏡枠20は回動していったん第1の係合突
起23の先端が空所18の開口部18aよりも内部に位置する
まで引込み、これにより鏡枠20の第1の係合突起23と箱
状ケース30の係合凸部38Aの係合が解除され、容器本体1
0は外方に押し出される。さらにこの容器本体10の外方
向に引き出すと、容器本体10の段部17が箱状ケース30の
係合凸部38A,38Bと当接して係合し、容器本体10はそれ
以上箱状ケース30から抜け出ないようになっている。そ
の他の作用は第1実施例と同様である。
20の押し釦41を内方に押圧すると、鏡枠20の後端部26は
バネ部19aの先端外面を空所18の切欠凹所19の内奥に向
かって押圧し、鏡枠20は回動していったん第1の係合突
起23の先端が空所18の開口部18aよりも内部に位置する
まで引込み、これにより鏡枠20の第1の係合突起23と箱
状ケース30の係合凸部38Aの係合が解除され、容器本体1
0は外方に押し出される。さらにこの容器本体10の外方
向に引き出すと、容器本体10の段部17が箱状ケース30の
係合凸部38A,38Bと当接して係合し、容器本体10はそれ
以上箱状ケース30から抜け出ないようになっている。そ
の他の作用は第1実施例と同様である。
なお本願考案では容器本体10内にスリット状に空所18を
設けて鏡枠20を収納するようになっているが、この鏡枠
20の取り付け位置は容器本体10の上面あるいは下面に枢
着してもよい。上面に取り付ける時には鏡が上方に位置
するようにする。
設けて鏡枠20を収納するようになっているが、この鏡枠
20の取り付け位置は容器本体10の上面あるいは下面に枢
着してもよい。上面に取り付ける時には鏡が上方に位置
するようにする。
また容器本体10と箱状ケース30との間に圧縮介装するス
プリング15は、ほかにゴムまたはスポンジといったその
他の弾性体を用いることも出来る。
プリング15は、ほかにゴムまたはスポンジといったその
他の弾性体を用いることも出来る。
さらにまた、容器本体10の空所18に形成されたバネ部19
にも他の弾性体を用いることが出来るが、ロックが解除
された後の容器本体10が箱状ケース30から押し出される
際に摺動可能な範囲の強度に調節することが必要であ
る。また、好ましくは、容器本体10を箱状ケース30から
押し出した後に釦などを押すと鏡が飛び出す機構を設け
てもよい。
にも他の弾性体を用いることが出来るが、ロックが解除
された後の容器本体10が箱状ケース30から押し出される
際に摺動可能な範囲の強度に調節することが必要であ
る。また、好ましくは、容器本体10を箱状ケース30から
押し出した後に釦などを押すと鏡が飛び出す機構を設け
てもよい。
《効果》 以上のように本考案に係る化粧料容器では、容器本体内
に化粧料収納部を有する化粧料容器において、容器本体
の上面に対して垂直なピンにて鏡を取付けた鏡枠を回動
自在に枢着し、鏡の不使用時には鏡枠を容器本体の化粧
料収納部の下方または鏡を上面にした状態にて容器本体
の上面内に格納可能とし、容器本体と容器本体に格納し
た鏡枠とを一端が開口した箱状ケース内に摺動自在に収
納可能となっているため、容器本体格納時、鏡が化粧料
や化粧具に対面しなくてすむので、携帯時に化粧料が飛
散したり、化粧具が接触して鏡の表面を汚すといった問
題点が解消されるものである。従って、この化粧料容器
を使用時に汚れた鏡を拭く必要もなくなり、常に清潔な
状態で化粧をすることが出来るようになる。また、最
近、揮発性を持った化粧料も多く開発され、従来の化粧
料容器では、鏡が揮発成分により曇る問題が発生してい
るが、本考案にかかる化粧料容器によれば、このような
問題も解消されるのである。
に化粧料収納部を有する化粧料容器において、容器本体
の上面に対して垂直なピンにて鏡を取付けた鏡枠を回動
自在に枢着し、鏡の不使用時には鏡枠を容器本体の化粧
料収納部の下方または鏡を上面にした状態にて容器本体
の上面内に格納可能とし、容器本体と容器本体に格納し
た鏡枠とを一端が開口した箱状ケース内に摺動自在に収
納可能となっているため、容器本体格納時、鏡が化粧料
や化粧具に対面しなくてすむので、携帯時に化粧料が飛
散したり、化粧具が接触して鏡の表面を汚すといった問
題点が解消されるものである。従って、この化粧料容器
を使用時に汚れた鏡を拭く必要もなくなり、常に清潔な
状態で化粧をすることが出来るようになる。また、最
近、揮発性を持った化粧料も多く開発され、従来の化粧
料容器では、鏡が揮発成分により曇る問題が発生してい
るが、本考案にかかる化粧料容器によれば、このような
問題も解消されるのである。
第1図は本考案の第1実施例に係る化粧料容器を使用す
る状態の斜視図、第2図はこの化粧料容器を箱状ケース
内に格納した時の平面図、第3図はこの化粧料容器の止
錠手段を示す要部拡大側面図、第4図はこの化粧料容器
の止錠手段を解除する状態を示す要部拡大平面図、第5
図は本考案に係る化粧料容器を使用する状態の平面図、
第6図は本考案の第2実施例に係る化粧料容器を使用す
る状態の斜視図、第7図はこの化粧料容器を箱状ケース
内に格納した時の平面図、第8図はこの化粧料容器の止
錠手段を解除する状態を示す要部拡大平面図、第9図は
この化粧料容器を使用する状態の平面図を示す。 10……容器本体、15……スプリング 20……鏡枠、21……鏡 22……前端部 23……第1の係合突起、24……穴 25……ピン、30……箱状ケース 31A,31B……側壁 32……開口部、33……押し釦 33a……可撓部、33b……押圧部 34……第2の係合突起 38A,38B……係合凸部 41……押し釦
る状態の斜視図、第2図はこの化粧料容器を箱状ケース
内に格納した時の平面図、第3図はこの化粧料容器の止
錠手段を示す要部拡大側面図、第4図はこの化粧料容器
の止錠手段を解除する状態を示す要部拡大平面図、第5
図は本考案に係る化粧料容器を使用する状態の平面図、
第6図は本考案の第2実施例に係る化粧料容器を使用す
る状態の斜視図、第7図はこの化粧料容器を箱状ケース
内に格納した時の平面図、第8図はこの化粧料容器の止
錠手段を解除する状態を示す要部拡大平面図、第9図は
この化粧料容器を使用する状態の平面図を示す。 10……容器本体、15……スプリング 20……鏡枠、21……鏡 22……前端部 23……第1の係合突起、24……穴 25……ピン、30……箱状ケース 31A,31B……側壁 32……開口部、33……押し釦 33a……可撓部、33b……押圧部 34……第2の係合突起 38A,38B……係合凸部 41……押し釦
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体内に化粧料収納部を有する化粧料
容器において、該容器本体の上面に対して垂直なピンに
て鏡を取付けた鏡枠を回動自在に枢着し、該鏡の不使用
時には該鏡枠を該容器本体の化粧料収納部の下方または
該鏡を上面にした状態にて該容器本体の上面内に格納可
能とし、該容器本体と該容器本体に格納した鏡枠とを一
端が開口した箱状ケース内に摺動自在に収納可能として
なることを特徴とする化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295689U JPH0710668Y2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295689U JPH0710668Y2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 化粧料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0334414U JPH0334414U (ja) | 1991-04-04 |
JPH0710668Y2 true JPH0710668Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31642361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9295689U Expired - Lifetime JPH0710668Y2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710668Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP9295689U patent/JPH0710668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334414U (ja) | 1991-04-04 |
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