JPH07104934B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07104934B2
JPH07104934B2 JP59245272A JP24527284A JPH07104934B2 JP H07104934 B2 JPH07104934 B2 JP H07104934B2 JP 59245272 A JP59245272 A JP 59245272A JP 24527284 A JP24527284 A JP 24527284A JP H07104934 B2 JPH07104934 B2 JP H07104934B2
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JP
Japan
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histogram
density
image
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window
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JP59245272A
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Inventor
耕一 岩田
常悦 高橋
友文 根本
Original Assignee
株式会社明電舍
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビカメラから送出される映像信号等の画像
情報を処理する画像処理装置に関する。
従来の技術 従来、印刷文字、刻印文字等の濃淡むらや汚れを検査す
るには、例えば第4図に示す画像処理装置を用いて検査
対象物の画面を1回サンプリングし、そのサンプリング
された画像データに基づいて濃度分布を調べる方法があ
つた。ここで第4図の装置の概略を説明する。1は図示
しないテレビカメラ等の画像入力装置から導かれる画像
データ(アナログ信号)を8ビツトのデイジタル信号
(256段階の濃淡レベル)に変換するアナログ−デイジ
タル変換器(以下、A/D変換器と略称する)である。こ
のA/D変換器1の出力信号は濃淡メモリ2に記憶され
る。
濃淡メモリ2の画像データは中央処理装置(以下CPUと
略称する)5によつて読み出されヒストグラム発生器3
に入力される。ヒストグラム発生器3は濃淡メモリ2か
ら入力される画像データに基づいてヒストグラムを作成
し濃淡の平均や分散等のパラメータを計算する。ヒスト
グラム発生器3の出力信号はヒストグラムメモリ4に記
憶される。CPU5はヒストグラムメモリ4に記憶されたデ
ータ(濃淡の平均値等)に基づいて濃淡むらや汚れ等の
有無を判断する。
発明が解決しようとする問題点 上記のような画像処理装置において、ヒストグラム発生
器3は1回のサンプリングによつて入力される画像デー
タに基づいてヒストグラムを作成している。この為前記
画像データが検査対象物の明るさの変動やテレビカメラ
から出力されるビデオ信号のばらつき等の影響を受ける
と、安定したヒストグラムを作成することができなくな
つてしまう。これによつてヒストグラムから計算して求
める濃淡の平均値や分散値等も不安定なものとなり、検
査対象物の文字等を精密に検査することができない欠点
があつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、検査対象物
の明るさが変動したり、テレビカメラから出力されるビ
デオ信号にばらつきが生じても、安定した濃淡の平均値
や分散値等を算出することができ、これによつて検査対
象物を精密に検査することができる画像処理装置を提供
することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、予め設定した標準画像を囲む領域に設けられ
た標準画像用ウインドウと、検査対象物の画像を囲む領
域に設けられた検査対象物用ウインドウと、画像入力装
置からの映像出力信号を所定レベル数のデイジタル信号
に変換するアナログ−デイジタル変換器と、このアナロ
グ−デイジタル変換器の出力信号を記憶する濃淡メモリ
と、この濃淡メモリに記憶された画像データのうち前記
標準画像用ウインドウから抽出した画像データに基づい
てヒストグラムを作成し、濃淡基準値を求める基準値演
算手段と、前記濃淡メモリに記憶された画像データのう
ち前記標準画像用ウインドウから抽出した画像データに
基づいてヒストグラムを作成して得られる濃度値と前記
基準値演算手段で求められた濃度基準値とを比較して濃
度補正値を求める補正値演算手段と、前記濃淡メモリに
記憶された画像データのうち前記検査対象物用ウインド
ウから抽出した画像データに基づいてヒストグラムを作
成して得られる濃度値を前記補正値演算手段で求められ
た濃度補正値によつて補正する補正手段と、この補正手
段によつて補正された濃度値の平均値を求める平均値演
算手段とを備え、前記平均値演算手段によつて求められ
る平均値化したヒストグラムから検査領域の濃度の平均
値および分散値を演算して検査対象物を検出するように
したことを特徴としている。
作用 上記のように構成された装置において、予めテレビカメ
ラ等の画像入力装置によつて撮像した標準画像をサンプ
リングし、その画像データに基づいてヒストグラムを作
成して濃度基準値を求めておく。次に再度前記標準画像
をサンプリングし、前記同様にヒストグラムを作成して
濃度値を求め、その濃度値と前回求めておいた濃度基準
値とを比較して濃度補正値を求める。次にテレビカメラ
等の画像入力装置によつて撮像した検査対象物の画像を
サンプリングし、その画像データに基づいてヒストグラ
ムを作成する。そしてこのヒストグラムを前回求めてお
いた濃度補正値によつて補正する。以上の操作を所定回
数繰り返して得られる複数の補正後の濃度値を平均値演
算手段によつて平均値化し、この平均値化したヒストグ
ラムから検査領域の濃度の平均値および分散値を演算す
る。このようにして求められた濃度値によつて、検査対
象物の検出や検査対象物の良否の判定を行なう。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る。第1図において第4図と同一部分は同一符号を持つ
て示し、その説明は省略する。まず、第2図の如く同一
画面上に、予め設定した標準画像(例えば白黒画像)を
囲むウインドウIと検査対象物の画像を囲むウインドウ
IIを設けておく。そしてヒストグラム発生器3は、CPU5
によつて濃淡メモリ2から読み出された画像データに基
づいて、ウインドウIのヒストグラムを第3図(a)の
如く、又ウインドウIIのヒストグラムを第3図(b)の
如く各々作成する。6はウインドウIのヒストグラムを
記憶するスタンダードメモリである。ヒストグラムメモ
リ4は、ウインドウIのヒストグラムおよびウインドウ
IIのヒストグラムに記憶する。7は、後述する補正後の
ヒストグラムが記憶されるストアメモリである。
CPU5は、スタンダードメモリ6に記憶されたウインドウ
Iのヒストグラムに基づいて濃度基準値を求める演算
と、ヒストグラムメモリ4に記憶されたウインドウIの
ヒストグラムと前記濃度基準値を比較して濃度補正値を
求める演算とを行なうとともに、ヒストグラムメモリ4
に記憶されたウインドウIIのヒストグラムを前記濃度補
正値によつて補正を行ない、且つストアメモリ7に記憶
された補正後のヒストグラムの平均をとり、ウインドウ
IIの画像(検査対象物)の濃度の平均値や分散値を計算
する等の機能を備えている。
次に上記のように構成された装置の動作を、キーボード
のキーの汚れを検査する場合を例に挙げて述べる。画像
処理装置によつてキーボードのキーについてヒストグラ
ムを作成しても、良品と汚れのある不良品との差はきわ
めて小さい。この為従来は、キーを照らす光源の明るさ
の微妙な変化や映像信号のばらつき等が原因で誤検査が
生じたり、精密な検査が不可能であつた。しかし本発明
の画像処理装置を用いて検査対象物(キーボードのキ
ー)のヒストグラムを補正し前述したような演算を複数
回繰り返し行なえば精密な検査が可能となる。
ここで、光源の明るさの変化等による、濃淡の変化は、
ヒストグラムにおいて、ほとんど、形は変らず、全体が
明るい方へ行つたり、暗い方へ行つたりするだけと考え
られる。よつて、以下に述べる操作手順によつて補正が
行なえる。
まずウインドウIに標準画像を置くとともに、ウインド
ウIIにキーボードのキーを置く。これらウインドウI,II
の画像データはA/D変換器1を介して濃淡メモリ2に記
憶される。ヒストグラム発生器3はCPU5によつて濃淡メ
モリ2から読み出される画像データに基づいてウインド
ウI(標準画像)のヒストグラムを作成する。そして作
成されたウインドウIのヒストグラムはスタンダードメ
モリ6に記憶され、CPU5はスタンダードメモリ6の記憶
内容(ウインドウIのヒストグラム)に基づいて、標準
画像のヒストグラムの最高値(STD_HIGH)(濃度値の最
大レベル)と最低値(STD_LOW)(濃度値の最低レベ
ル)を求め、濃度基準値を算出する。
次に再度前記ウインドウIの画像をサンプリングし、前
記同様にヒストグラム発生器3によつてウインドウIの
ヒストグラムを作成する。このヒストグラムはヒストグ
ラムメモリ4に記憶される。CPU5は、ヒストグラムメモ
リ4の記憶内容(2回目に作成したウインドウIのヒス
トグラム)に基づいて、標準画像のヒストグラムの現在
の最高値(NOW_HIGH)(濃度値の最大レベル)と現在の
最低値(NOW_LOW)(濃度値の最低レベル)を求め、前
回求めておいた濃度基準値との比較を行なう。これによ
つて濃度補正の為の濃度補正値(CR-RATI)が次式
で求められる。
CR-RATI =(STD_HIGH-STD_LOW)/(NW_HIGH-NW_LOW) …
…(1) 次にCPU5によつて濃淡メモリ2からウインドウIIの画像
(キーボードのキー)データを読み出す。ヒストグラム
発生器3はこの読み出された画像データに基づいてウイ
ンドウIIのヒストグラムを作成する。このウインドウII
のヒストグラムはヒストグラムメモリ4に記憶される。
CPU5は前記メモリ4に記憶されたウインドウIIのヒスト
グラム(キーボードのキーのヒストグラム)を前記
(1)式で求めた濃度補正値によつて次式のように補正
する。
AFT_DENS =(BEF_DENS-NW_LW)×CR_RATI+STD_LW
……(2) 但しBEF_DENS:補正前の濃度値 AFT_DENS:補正後の濃度値 次に前述までの操作および(1)式,(2)式の演算を
繰り返し行ない、補正後のウインドウIIのヒストグラム
(キーボードのキーのヒストグラム)をストアメモリ7
に加算する。そしてCPU5は、所定回数毎に前記ストアメ
モリ7に加算されたヒストグラムの平均をとり、その平
均化したヒストグラムから濃度の平均値、分散値を演算
する。
以上のようにして求められた濃度の平均値、分散値に基
づいてキーボードのキーの汚れを判定することができ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、検査対象物の明るさが変
動したり、テレビカメラから出力されるビデオ信号にば
らつきが生じても、安定した濃淡の平均値や分散値等を
算出することができ、これによつて検査対象物を精密に
検査することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第2図は
本発明の要部を説明する為の説明図、第3図(a),
(b)は濃度分布図、第4図は従来の画像処理装置の一
例を示すブロツク図である。 1……A/D変換器、2……濃淡メモリ、3……ヒストグ
ラム発生器、4……ヒストグラムメモリ、5……CPU、
6……スタンダードメモリ、7……ストアメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定した標準画像を囲む領域に設けら
    れた標準画像用ウインドウと、検査対象物の画像を囲む
    領域に設けられた検査対象物用ウインドウと、画像入力
    装置からの映像出力信号を所定レベル数のデイジタル信
    号に変換するアナログ−デイジタル変換器と、このアナ
    ログ−デイジタル変換器の出力信号を記憶する濃淡メモ
    リと、この濃淡メモリに記憶された画像データのうち前
    記標準画像用ウインドウから抽出した画像データに基づ
    いてヒストグラムを作成し、濃度基準値を求める基準値
    演算手段と、前記濃淡メモリに記憶された画像データの
    うち前記標準画像用ウインドウから抽出した画像データ
    に基づいてヒストグラムを作成して得られる濃度値と前
    記基準値演算手段で求められた濃度基準値とを比較して
    濃度補正値を求める補正値演算手段と、前記濃淡メモリ
    に記憶された画像データのうち前記検査対象物用ウイン
    ドウから抽出した画像データに基づいてヒストグラムを
    作成して得られる濃度値を前記補正値演算手段で求めら
    れた濃度補正値によつて補正する補正手段と、この補正
    手段によつて補正された濃度値の平均値を求める平均値
    演算手段とを備え、前記平均値演算手段によつて求めら
    れる平均値化したヒストグラムから検査領域の濃度の平
    均値および分散値を演算して検査対象物を検出するよう
    にしたことを特徴とする画像処理装置。
JP59245272A 1984-11-20 1984-11-20 画像処理装置 Expired - Lifetime JPH07104934B2 (ja)

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JPS61123985A JPS61123985A (ja) 1986-06-11
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