JPH07100444A - 洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

洗浄方法および洗浄装置

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JPH07100444A
JPH07100444A JP5250537A JP25053793A JPH07100444A JP H07100444 A JPH07100444 A JP H07100444A JP 5250537 A JP5250537 A JP 5250537A JP 25053793 A JP25053793 A JP 25053793A JP H07100444 A JPH07100444 A JP H07100444A
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JP
Japan
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tank
cleaning
water
work
pure water
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JP5250537A
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Kazuo Yoshida
和男 吉田
Kazunori Koba
和則 木場
Kazuyuki Miyake
一幸 三宅
Takeshi Douku
健 道工
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Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗浄すべきワークをまず第1槽に浸漬して、
下方からのバブリングにより粗洗浄した後、ワーク引上
げ時に上方から純水のシャワーを浴びせる工程と、第1
槽から来たワークを、必要に応じて、第2槽に浸漬し
て、超音波により前洗浄した後、ワーク引上げ時に上方
から純水のシャワーを浴びせる工程と、第1槽または第
2槽から来たワークをついで第3槽に浸漬して、超音波
と水中ジェットにより本洗浄し、ワーク引上げ時に上方
から純水のシャワーを浴びせる工程と、第3槽から来た
ワークを最後に第4槽に浸漬して、水中ジェットにより
仕上げ洗浄した後、引上げる工程とからなる洗浄方法で
ある。 【効果】 洗浄液は人体、環境に対して無害で、フロ
ン、トリクロロエタン洗浄と同等の清浄度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTRヘッド等のア
ルミニウム製精密製品の組立て前の部品を、脱脂を主目
的として洗浄する方法に関し、さらにこの方法に使用さ
れる洗浄装置に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】従来、VTRヘッド
等のアルミニウム製精密部品は、洗浄液としてフロンま
たはトリクロロエタンを使用して浸漬・超音波洗浄およ
び蒸気洗浄により洗浄されていた。しかし、フロンやト
リクロロエタンはオゾン層を破壊する物質あるためその
使用が規制され、これらに代わって塩化メチレン(メチ
レンクロライド)等の有機溶剤が使用されるようになっ
た。また、アルカリまたは界面活性剤等の水系洗浄剤を
使用する洗浄方法も開発されている。
【0003】フロンやトリクロロエタンは上述の如く使
用規制され、塩化メチレン等の有機溶剤は人体に対する
安全上問題がある。また、水系洗浄剤は、ワーク表面の
変色等の副作用を招き、洗浄後の完全なすすぎ(洗浄剤
の除去)が困難である上に、廃水処理が面倒である、と
いった問題を有する。
【0004】本発明の目的は、人体および環境に対して
無害である純水のみを洗浄液として使用し、従来のフロ
ン洗浄やトリクロロエタン洗浄と同等の清浄度を得ると
共に、ワーク表面の変色等の副作用または超音波洗浄時
のキャビテーションによるエロージョンが発生する恐れ
のない洗浄方法を提供すること、ならびにこの方法に使
用する洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明洗浄方法は、
上記目的を達成すべく工夫されたものであり、洗浄すべ
きワークをまず第1槽に浸漬して、下方からのバブリン
グにより粗洗浄した後、ワーク引上げ時に上方から純水
のシャワーを浴びせる工程と、第1槽から来たワーク
を、必要に応じて、第2槽に浸漬して、超音波により前
洗浄した後、ワーク引上げ時に上方から純水のシャワー
を浴びせる工程と、第1槽または第2槽から来たワーク
をついで第3槽に浸漬して、超音波と水中ジェットによ
り本洗浄し、ワーク引上げ時に上方から純水のシャワー
を浴びせる工程と、第3槽から来たワークを最後に第4
槽に浸漬して、水中ジェットにより仕上げ洗浄した後、
引上げる工程とからなるものである。
【0006】この洗浄方法において、前洗浄および本洗
浄のための超音波処理は、好ましくは、洗浄中連続的に
行われる。また、本洗浄および仕上げ洗浄のための水中
ジェット処理は、好ましくは、断続的に行われる。
【0007】この発明の好ましい実施形態においては、
抵抗率1.0MΩ・cm以下の低グレード純水を洗浄水
として第3槽に供給すると共に、第1槽、必要に応じて
第2槽、および第3槽のシャワー水として使用し、抵抗
率1.0〜15MΩ・cmの高グレード純水を洗浄水と
して第4槽に供給し、第3槽の洗浄水を同槽から、必要
に応じて第2槽へ、および第1槽へ順次オーバーフロー
させる。
【0008】低グレード純水は、好ましくは、原水を逆
浸透膜装置で処理した水であり、高グレード純水は、好
ましくは、低グレード純水を蒸発法高温純水製造装置で
処理した水である第3槽および第4槽における水温は好
ましくは45〜60℃であり、第1槽における水温は好
ましくは40℃以上である。
【0009】第1槽においてバブリングの代わりに水中
ジェットによりワークを粗洗浄することもできる。
【0010】第1槽に浸漬する前のワークに圧縮空気を
噴射して、ワーク表面の付着物を吹飛ばすことも好まし
い。
【0011】第1槽および第4槽から排出される洗浄廃
水をそれぞれ第1および第2の限外濾過式排水処理装置
で油水分離処理し、第1限外濾過式排水処理装置から出
た透過水を逆浸透膜装置へ、第2限外濾過式排水処理装
置から出た透過水を蒸発法高温純水製造装置へそれぞれ
送って原水として再利用することもある。
【0012】この発明による洗浄装置は、底部にパブリ
ング装置が配設され、かつ上方にスプレイノズルが配置
されている第1槽と、底面または側面に超音波発生装置
が配設され、かつ上方にスプレイノズルが配置されてい
る、必要に応じて設けられる第2槽と、底面または側面
に超音波発生装置が、底部に水中ジェット発生装置がそ
れぞれ配設され、かつ上方にスプレイノズルが配置され
ている第3槽と、底部に水中ジェット発生装置が配設さ
れている第4槽とを具備したものである。
【0013】この洗浄装置において、洗浄水として第1
槽、必要に応じて第2槽、および第3槽に供給されると
共に、第1槽、必要に応じて第2槽、および第3槽のシ
ャワー水として使用される低グレード純水を生産する逆
浸透膜装置と、第4槽に供給される高グレード純水を生
産する蒸発法高温純水製造装置を設けることもある。
【0014】
【実施例】添付図面を基にこの発明の実施例について説
明する。
【0015】実施例1 図1に示す洗浄フローは、洗浄装置(1) および同装置
(1) の第1槽に純水を供給するための逆浸透膜装置(2)
、洗浄装置(1) の第4槽に純水を供給するための蒸発
法高温純水製造装置(3) 、ならびに洗浄装置(1) の第1
槽に圧縮空気を供給するための圧縮空気供給装置(4) を
含む。
【0016】洗浄装置(1) は、第1槽(11a) 、第2槽(1
1b) 、第3槽(11c) および第4槽(11d) からなる洗浄槽
(11)と、第1槽(11a) の槽底内部に配置された気泡発生
装置(12)と、第2槽(11b) および第3槽(11c) の槽底外
面にそれぞれ設けられた超音波発生装置(13a)(13b)と、
第3槽(11c) および第4槽(11d) の槽底内部にそれぞれ
配置された水中ジェット発生装置(14a)(14b)と、第1槽
(11a) 、第2槽(11b)および第3槽(11c) の上方にそれ
ぞれ配置されたシャワー用スプレイヘッダ(15a)(15b)(1
5c) と、乾燥装置(16)とからなる。気泡発生装置(12)
は、気泡を噴出するためのノズルヘッダ(18)、開閉弁(1
9)および流量(または圧力)調節器(20)からなる。超音
波発生装置(13a)(13b)は、発信器および振動子からな
り、振動子は当該洗浄槽内の底面または側面に取り付け
られている。水中ジェット発生装置(14a)(14b)は、水を
噴出するためのノズルヘッダと、当該洗浄槽内の水を吸
い込み3〜10kg/cm2 の圧力でノズルヘッダに供
給する循環ポンプとからなる。
【0017】上記構成において、原水として市水または
工業用水が逆浸透膜装置(2) で処理され、温度50〜5
5℃、比抵抗率0.1〜1.0MΩ・cm程度の低グレ
ード純水が生産される。この低グレード純水は第3槽(1
1c) の底部に連続的に供給され、また、その一部は蒸留
法高温純水製造装置(3) で処理され、温度50〜55
℃、比抵抗率10〜15MΩ・cm程度の高グレード純
水が生産される。この高グレード純水は第4槽(11d) の
底部に連続的に供給される。低グレード純水はまた第1
〜3槽の各スプレイヘッダ(15a)(15b)(15c) にも連続的
に供給される。第3槽(11c) に供給された低グレード純
水は、この槽が満水になるとここからオーバーフローし
て第2槽(11b) に流れ込み、さらに同様にして第2槽(1
1b) から第1槽(11a) に流れ込む。第1槽(11a) が満水
になりここからオーバーフローした水は、洗浄廃水とし
て排水される。第4槽(11d) に供給された高グレード純
水は、この槽が満水になるとここからオーバーフロー
し、オーバーフロー水はやはり洗浄廃水として排水され
る。
【0018】洗浄が開始され、ワークを入れた洗浄かご
が第1槽(11a) 上方の所定位置に搬送されて来ると、第
1槽(11a) 内底部に設けられた気泡発生装置(12)に圧縮
空気供給装置(4) から圧縮空気が供給され、これにより
多数の細かい気泡が発生して第1槽(11a) 内全体に広が
り、水面上で沸き立つようになる。これに伴い、洗浄か
ごは下降を始め第1槽(11a) の洗浄液中に没する。浸漬
中、洗浄かごは水面に出ない範囲で上下に揺動され、所
定時間経過後この槽から引き上げられ、気泡発生装置(1
2)への圧縮空気の供給も止まる。ついで、第1槽(11a)
上方のスプレイヘッダ(15a) からシャワー水の噴射が開
始され、ワークは洗浄かごとともにシャワーを浴びる。
所定時間のシャワー水の噴射の後シャワーは止まり、洗
浄かごは第2槽(11b) の上方へ移動される。
【0019】洗浄かごが第2槽(11b) 上方の所定位置に
来ると、第2槽(11b) 内底部外面に設けられた超音波発
生装置(13a) が作動し、第2槽(11b) 内全体に超音波振
動波が広がる。これに伴い、洗浄かごは下降を始め第2
槽(11b) の洗浄液中に没する。浸漬中、洗浄かごは、水
面に出ない範囲で上下に揺動され、所定時間経過後この
槽から引き上げられ、超音波発生装置(13a) も停止す
る。ついで、第2槽(11b) 上方のスプレイヘッダ(15b)
からシャワー水の噴射が開始され、ワークは洗浄かごと
ともにシャワーを浴びる。所定時間のシャワー水の噴射
の後シャワーは止まり、洗浄かごは第3槽(11c) に移動
される。
【0020】洗浄かごが第3槽(11c) 上方の所定位置に
来ると、第3槽(11c) 内底部外面に設けられた超音波発
生装置(13b) が作動し、第3槽(11c) 内全体に超音波振
動波が広がる。これに伴い、洗浄かごは下降を始め第3
槽(11c) の洗浄液中に没する。浸漬中、洗浄かごは、水
面に出ない範囲で上下に揺動される。所定時間経過後、
第3槽(11c) 内底部に設けられた水中ジェット発生装置
(14a) が作動し、第3槽(11c) 内全体に超音波による振
動波と同時に水中ジェットによる噴射水流が広がる。こ
の間も洗浄かごの揺動は続けられ、所定時間経過後この
槽から引き上げられ、超音波発生装置(13b) および水中
ジェット発生装置(14a) は停止する。ついで、第3槽(1
1c) 上方のスプレイヘッダ(15c) からシャワー水が噴射
され、ワークは洗浄かごとともにシャワーを浴びる。所
定時間のシャワー水の噴射の後シャワーは止まり、洗浄
かごは第4槽(11d) に移動される。
【0021】洗浄かごが第4槽(11d) 上方の所定位置に
来ると、第4槽(11d) 内底部に設けられた水中ジェット
発生装置(14b) が作動し、第4槽(11d) 内全体に水中ジ
ェットによる噴射水流が広がる。これに伴い、洗浄かご
は下降を始め第4槽(11d) に没する。浸漬中、洗浄かご
は、水面に出ない範囲で上下に揺動され、所定時間経過
後この槽から引き上げられ、水中ジェット発生装置も停
止する。
【0022】ワークを入れた洗浄かごは第4槽(11d) か
ら引き上げ後、乾燥装置(16)により水切り、乾燥され、
洗浄が完了する。水切りおよび乾燥方法としては、エア
ブロー、熱風乾燥等が一般的であるが、真空乾燥その他
の方法も実施可能である。
【0023】実施例2 この実施例では、図2に示すように、図1の実施例1に
おける第2槽を省略し、洗浄槽(11)を3槽式とした。そ
の以外の構成は実施例1のものと同じである。
【0024】ワーク表面の初期付着油分量が少ない場合
には、第1槽(11a) のみで大部分の油分が除去される。
第1槽(11a) から第2槽をスキップして第3槽(11c) へ
搬送されてきたワークが、超音波によるキャビテーショ
ンによるエロージョンの発生を防止するように、第3槽
(11c) で超音波振動に水中ジェットを併用する。
【0025】実施例3 この実施例では、図3に示すように、図1の実施例にお
ける第1槽および第4槽から排出される洗浄廃水をそれ
ぞれ第1および第2の限外濾過式排水処理装置(5a)(5b)
で油水分離処理し、第1限外濾過式排水処理装置(5a)で
から出た透過水を逆浸透膜装置(2) へ、第2限外濾過式
排水処理装置(5b)でから出た透過水を蒸発法高温純水製
造装置(3) へそれぞれ送って原水として再利用する。図
3において、(51a)(51b)は排水タンク、(52a)(52b)は排
水ポンプ、(53a)(53b)は限外濾過膜装置である。その以
外の構成は実施例1のものと同じである。
【0026】実施例4 この実施例では、図4に示すように、図1の実施例にお
ける第1槽の気泡発生装置(12)を水中ジェット発生装置
(14c) に置き換えた。その以外の構成は実施例1のもの
と同じである。
【0027】実施例5 この実施例では、図5に示すように、図1の実施例にお
いてワークを入れた洗浄かごを第1槽に浸漬する前に、
ワークにエアーブローノズル(17)で圧縮空気を噴射し、
ワークの表面に付着した油脂、切り粉等を吹飛ばし、第
1槽に持込まれる汚れ成分を低減する。この方法は、ワ
ーク表面の初期付着油分量が特に多い場合に適してい
る。その以外の構成は実施例1のものと同じである。
【0028】
【発明の効果】本発明により、例えば、VTRヘッド等
のアルミニウム製精密部品の洗浄において、洗浄液とし
て純水を使用するので、以下に詳述するように、洗浄液
は人体および環境に対して無害であり、従来のフロン、
トリクロロエタン洗浄と同等の清浄度が得られると同時
に、ワーク表面の変色等の副作用または超音波洗浄時の
キャビテーションエロージョンを生じることなく洗浄を
効果的に行うことができる。
【0029】(1) 人体および環境に対し無害 洗浄液として2種類の水質グレードの純水のみを使用す
るため、洗浄工程中に作業環境に放出されるものは水蒸
気のみであり、人体に対し安全無害である。また、洗浄
廃水に含まれるものはワークに付着していた油脂類のみ
であり、通常の排水処理法により容易に油分のみを分離
除去し、排水することができる。
【0030】(2) フロン、トリクロロエタン洗浄と同等
の清浄度 洗浄、すすぎを4ないし3工程で行い、ワークへの付着
油分量が多い前段の洗浄工程では、バブリング、超音波
という強力な洗浄方法により大部分の油分を除去し、か
つ最終槽では高グレードの純水ですすぎを行うことによ
り、フロン、トリクロロエタン洗浄と同程度まで清浄度
を高めることができる。
【0031】(3) ワーク表面の変色、エロージョンの防
止 洗浄水の温度を40〜55℃の範囲内に保つことによ
り、洗浄効果を上げると同時に酸化反応によるワーク表
面の変色を防止することができる。また、ワーク表面の
油分が大部分除去され、超音波によるキャビテーション
の影響を受けやすくなっている第3槽で、超音波振動に
水中ジェットを併用することによりキャビテーションの
衝撃力を弱め、キャビテーションによるエロージョンの
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の洗浄方法を示すフローシートであ
る。
【図2】実施例2の洗浄方法を示すフローシートであ
る。
【図3】実施例3の洗浄方法を示すフローシートであ
る。
【図4】実施例4の洗浄方法を示すフローシートであ
る。
【図5】実施例5の洗浄方法を示すフローシートであ
る。
【符号の説明】
(1) :洗浄装置 (2) :逆浸透膜装置 (3) :蒸発法高温純水製造装置 (4) :圧縮空気供給装置 (5a)(5b):限外濾過式排水処理装置 (11b):第2槽 (11c):第3槽 (11d):第4槽 (12):気泡発生装置 (13a)(13b):超音波発生装置 (14a)(14b)(14c) :水中ジェット発生装置 (15a)(15b)(15c) :シャワー用スプレイヘッダ (16):乾燥装置 (17):エアーブローノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道工 健 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄すべきワークをまず第1槽に浸漬し
    て、下方からのバブリングにより粗洗浄した後、ワーク
    引上げ時に上方から純水のシャワーを浴びせる工程と、 第1槽から来たワークを、必要に応じて、第2槽に浸漬
    して、超音波により前洗浄した後、ワーク引上げ時に上
    方から純水のシャワーを浴びせる工程と、 第1槽または第2槽から来たワークをついで第3槽に浸
    漬して、超音波と水中ジェットにより本洗浄し、ワーク
    引上げ時に上方から純水のシャワーを浴びせる工程と、 第3槽から来たワークを最後に第4槽に浸漬して、水中
    ジェットにより仕上げ洗浄した後、引上げる工程とから
    なる洗浄方法。
  2. 【請求項2】 抵抗率1.0MΩ・cm以下の低グレー
    ド純水を洗浄水として第3槽に供給すると共に、第1
    槽、必要に応じて第2槽、および第3槽のシャワー水と
    して使用し、抵抗率1.0〜15MΩ・cmの高グレー
    ド純水を洗浄水として第4槽に供給し、第3槽の洗浄水
    を同槽から、必要に応じて第2槽へ、および第1槽へ順
    次オーバーフローさせる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 低グレード純水が原水を逆浸透膜装置で
    処理した水であり、高グレード純水が低グレード純水を
    蒸発法高温純水製造装置で処理した水である請求項1ま
    たは2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第3槽および第4槽における水温が45
    〜60℃であり、第1槽における水温が40℃以上であ
    る請求項1〜3のうち1記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1槽においてバブリングの代わりに水
    中ジェットによりワークを粗洗浄する請求項1〜4のう
    ちの1記載の装置。
  6. 【請求項6】 第1槽に浸漬する前のワークに圧縮空気
    を噴射して、ワーク表面の付着物を吹飛ばす請求項1〜
    5のうち1記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1槽および第4槽から排出される洗浄
    廃水をそれぞれ第1および第2の限外濾過式排水処理装
    置で油水分離処理し、第1限外濾過式排水処理装置から
    出た透過水を逆浸透膜装置へ、第2限外濾過式排水処理
    装置から出た透過水を蒸発法高温純水製造装置へそれぞ
    れ送って原水として再利用する請求項1〜6のうち1記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 底部にパブリング装置が配設され、かつ
    上方にスプレイノズルが配置されている第1槽と、 底面または側面に超音波発生装置が配設され、かつ上方
    にスプレイノズルが配置されている、必要に応じて設け
    られる第2槽と、 底面または側面に超音波発生装置が、底部に水中ジェッ
    ト発生装置がそれぞれ配設され、かつ上方にスプレイノ
    ズルが配置されている第3槽と、 底部に水中ジェット発生装置が配設されている第4槽と
    を具備した洗浄装置。
  9. 【請求項9】 洗浄水として第1槽、必要に応じて第2
    槽、および第3槽に供給されると共に、第1槽、必要に
    応じて第2槽、および第3槽のシャワー水として使用さ
    れる低グレード純水を生産する逆浸透膜装置と、第4槽
    に供給される高グレード純水を生産する蒸発法高温純水
    製造装置が設けられている請求項8記載の装置。
JP5250537A 1993-10-06 1993-10-06 洗浄方法および洗浄装置 Pending JPH07100444A (ja)

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