JPH07100261A - 遊技機インフォメーションシステム - Google Patents

遊技機インフォメーションシステム

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JPH07100261A
JPH07100261A JP27881393A JP27881393A JPH07100261A JP H07100261 A JPH07100261 A JP H07100261A JP 27881393 A JP27881393 A JP 27881393A JP 27881393 A JP27881393 A JP 27881393A JP H07100261 A JPH07100261 A JP H07100261A
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JP
Japan
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circuit board
game
display
gaming machine
signal
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Application number
JP27881393A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Goto
康之 後藤
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TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現時点において、保通協の型式試験に合格す
ることのできる遊技機の、遊技用の表示器に遊技以外の
各種の情報を速やかに表示することのできる遊技機イン
フォメーションシステムを提供する。 【構成】 CPU回路基板(2)、信号優先度判別手段
(5)を設けた表示器駆動回路基板(3)及び遊技用の
表示器(4)を備えた遊技機(1)と、遊技機管理装置
(6)と、情報入力送信手段(7)とからなり、遊技機
管理装置(6)と情報入力送信手段(7)は、遊技機管
理装置(6)から出力される所定のデータが情報入力送
信手段(7)に入力するように接続し、また、CPU回
路基板(2)から遊技機管理装置(6)へと、情報入力
送信手段(7)から表示器駆動回路基板(3)内の信号
優先度判別手段(5)へと、及びCPU回路基板(2)
から表示器駆動回路基板(3)内の信号優先度判別手段
(5)へと、それぞれ片方向の信号またはデータ(情
報)が伝送されるように構成した遊技機インフォメーシ
ョンシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ店等の遊技
場において、遊技場の管理者が、遊技場内の各遊技機に
設けられているそれぞれの遊技用の表示器に、遊技内容
を表示するだけではなく、各種の情報を適時、伝送し、
表示することのできる遊技機インフォメーションシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機に設けられ
ている遊技用の表示装置に遊技だけでなく、他の情報を
も表示する遊技機として、例えば、公開特許公報、平4
−17875号及び公開特許公報、平5−184710
号に示されるものがあった。
【0003】特開平4−17875号は、所定の条件が
成立していないときは、遊技制御基板ボックスに収納さ
れる遊技制御回路基板に実装されているROMの記憶内
容を表示装置に表示し、所定の条件が成立していると
き、例えば、遊技者が操作ハンドルを操作していないと
きは、前記遊技制御基板ボックスの外部にあって、前記
遊技制御回路基板に接続される外部記憶手段(ROM)
の記憶内容を前記表示装置に表示するというパチンコ機
であった。ここに、公開特許公報、平4−17875号
の第2図を引用して、本願図面の欄に図1として掲載す
る。
【0004】特開平4−17875号に示されるパチン
コ機は、次のような問題点を有していた。図1におい
て、所定の条件の成立時に表示器13に表示される内容
を変更するには、外部記憶手段すなわちROM52を交
換しなければならず、表示器13に表示する内容は、情
報のリアルタイム性という点で著しい制約があった。
【0005】例えば、店内で発生した大当たりのパチン
コ機の番号、野球等のスポーツの途中経過やその結果及
び気象庁発表の天気予報などの有用な情報を、前記情報
を遊技場の管理者が入手した時点から速やかに、表示器
13に表示することは、ほとんど不可能であるという欠
点があった。
【0006】なぜなら、上記のような情報を各パチンコ
機の表示器13に表示するには、新たにパチンコ機の数
だけのROMにデータを書き込み、前記各々のROMを
遊技場内の各パチンコ機の各々のROM52と交換する
という作業をしなければならならなかったからである。
【0007】また、特開平4−17875号に示される
パチンコ機は、その構造上、前記ROM52を差し替え
ることができる構成になっている。図1において、CP
U42からみれば、遊技制御手段に含まれる記憶内容た
るROM43と外部記憶手段たるROM52は、どちら
も読みだし専用のメモリであることに変わりはなく、R
OM52を差し替えるということは、ROM43の内容
に、新たに外部からデータを書き加えるということであ
り、前記CPU42から表示器駆動回路48に送るデー
タを当初のデータとは異なるデータに改変するというこ
とに実質的に相当すると見なされるべきものであった。
【0008】従って、特開平4−17875号に示され
るパチンコ機は、現時点では、保通協の型式試験に合格
することは、ほとんど不可能であるという欠点があっ
た。
【0009】また、特開平4−17875号に示される
パチンコ機は、次のような問題点もあった。保通協の型
式試験に合格するには、前記ROM43及び前記ROM
52に搭載するプログラムエリアは、前記両ROM合わ
せて、2.5Kバイト以下でなければならず、また、デ
ータエリアは、前記両ROM合わせて、2.5Kバイト
以下でなければならないという制約がある。つまり、前
記ROM52に書き込む外部情報は、例えば画像データ
のように大きなデータエリアを必要とするものを搭載す
ることは、時に困難であるという欠点があった。
【0010】次に、公開特許公報、平5−184710
号の図4を引用して、本願図面の欄に図2として掲載す
る。特開平5−184710号には、ハードウエアー部
分である遊技機本体2と該遊技機本体内に収納するゲー
ムソフトウエアー4とからなり、パチンコ店内に複数配
設し別途管理機構により管理する遊技機であって、前記
遊技機本体2は、映像部5を有し、前記パチンコ店内で
行うことが出来るゲームを1以上収録した前記ゲームソ
フトウエアー4にて前記ゲームを前記映像部5に映し出
し、前記遊技機本体2に前記ゲームの開始条件を付与し
て開始し、かつゲーム進行条件を付与して前記ゲームを
進行、終了させ、その結果を前記ゲームの開始条件の数
量としてカウントしてなるもので、前記ゲームソフトウ
エアー4は前記遊技機本体内に交換自在であることを特
徴とする遊技機において、前記遊技機本体2にニュー
ス、スポーツ中継等の外部情報を前記映像部5に表示で
きる外部情報機能と、食事中、打ち止め、フィーバー、
店内ランキンング、コマーシャル等の店内情報を前記映
像部5に表示できる店内情報機能とをそれぞれ付加し、
これら外部及び店内情報を操作部36により前記映像部
5に表示してなるパチンコ店における遊技機1aが記述
されている。
【0011】この遊技機1aは、図2によれば、制御装
置6内のCPU7と映像部5を結ぶ信号線(バス)に、
ゲームソフトウエアー4、ROM8、RAM9、操作部
36及びその他種々の機構が接続されており、さらに、
前記信号線(バス)には、ホストコンピュータ31も接
続されている構成となっている。
【0012】特開平5−184710号に示されるパチ
ンコ店の遊技機は、次のような問題点を有していた。図
2おいて、遊技者が店内情報、例えばフィーバーとなっ
た遊技機の番号に関する情報を得たい場合には、遊技機
1aの操作部36によって店内情報を選択すると、CP
U7は、ホストコンピュータ31からの信号が映像部5
へ出力されるように、前記CPU7と前記映像部5を結
ぶ前記信号線(バス)を制御する。
【0013】ここで、前記ホストコンピュータ31から
の信号というのは、前記ホストコンピュータ31がパチ
ンコ店内の各遊技機の各々のCPU7から出ている信号
線からフィーバーを示す信号を入力することによって、
フィーバーとなった遊技機は、どの番号かを判断して、
記憶しておいた情報(データ)のことを意味する。
【0014】すなわち、特開平5−184710号に示
される遊技機1aのホストコンピュータは31は、各遊
技機の状態を示す信号を各遊技機の各々のCPU7また
はCPU7に接続されている信号線から入力し、必要に
応じてその信号を処理し、記憶する。そして、前記ホス
トコンピュータ31は、記憶しておいた信号(データ)
を前記CPU7の制御の下、各遊技機の各々のCPU7
またはCPU7と映像部5を結ぶ信号線(バス)に出力
している。
【0015】従って、この遊技機1aは、実質的に外部
(ホストコンピュータ31)からCPU7と映像部5を
結ぶ信号線(バス)に新たなデータ(信号)を送ること
によってゲーム内容に介入することができる構成となっ
ている。
【0016】すなわち、通常は、遊技機1aの制御装置
6のCPU7は、ゲームソフトウエアー4に記録されて
いるゲーム内容を映像部5に表示させるべく、前記ゲー
ムソフトウエアー4のデータを前記CPU7と前記映像
部5を結ぶ信号線(バス)を使って前記映像部5に送信
している。
【0017】ここで、図2の構成の遊技機1aにおい
て、ホストコンピュータ31からの信号(データ)を前
記CPU7と前記映像部5を結ぶ信号線(バス)に出力
するということは、実質的に、前記CPU7が前記映像
部5へ送信するデータ(信号)に、外部より新たにデー
タを加えることによって、当初のデータとは異なるデー
タに改変して前記映像部5に送信するということであ
る。
【0018】従って、特開平5−184710号に示さ
れるパチンコ店の遊技機1aは、ホストコンピュータ3
1によって、前述した特開平4−17875号に示され
るパチンコ機と同じく、ゲームソフトウエアー4(及び
当然のことながらROM8)の内容(データ)に新たに
外部からデータを書き加えて当初のデータとは、異なる
データに改変したデータを映像部5に送信する構成とな
っており、保通協の型式試験に合格することは、現時点
では、ほとんど不可能であるという欠点を有していた。
【0019】なお、前記ゲームソフトウエアー4は、何
らかの記憶媒体に記録されており、前記遊技機本体内に
交換自在の構成となっている。特許公開公報、平5−1
84710号の実施例の項目に「ゲームソフトウエアー
は保通協の試験に合格したもので改造できない構造であ
り、」と記載されているところから、前記記憶媒体とし
ては、ROMを想定していることが判る。
【0020】つまり、特開平5−184710号に示さ
れる遊技機1aは、遊技機のゲーム内容を記憶したRO
Mは、交換自在ということであり、ゲーム内容を記憶し
たROMを差し替えることができる構成となっていた。
【0021】すなわち、保通協の型式試験では、ゲーム
内容を記憶したROMを差し替えることができる構成を
認めていないため、このパチンコ店の遊技機1aは、ゲ
ームソフトウエアー4(ROMまたはその他の記憶媒
体)を保通協の型式試験に合格したものを使用しようと
しても実質的に不可能であるという欠点があった。
【0022】また、特開平5−184710号に示され
る遊技機1aには、次のような問題点もあった。保通協
の型式試験に合格するためには、遊技制御基板すなわち
主(CPU)基板のCPUがアクセスするプログラム及
びデータ領域すなわちROMエリアは、プログラムエリ
アが2.5Kバイト、データエリアが2.5Kバイト以
下でなくてはならない。つまり、図2において、ROM
8及びゲームソフトウエアー4に書き込んでおけるプロ
グラム及びデータエリアは、ROM8とゲームソフトウ
エアー4とを合わせて、5Kバイト以下でなければなら
ないということである。
【0023】一般に、画像データは大きなデータ領域を
必要とする。しかるに、特開平5−184710号に示
される遊技機1aは、前記ゲームソフトウエアー4に、
極めて限られた内容の遊技内容、具体的には、前記RO
M8に必要最低限のプログラムを書き込むものとして
も、最大でも5Kバイト未満のプログラム及びデータ内
容しか搭載できなかった。従って、遊技内容が単調なも
のに成らざるを得ず、遊技機1aが有する遊技価値が低
くなるという欠点があった。
【0024】以上、説明してきたように、従来の技術で
は、遊技機の遊技用の表示装置に遊技以外の各種の情報
を表示する遊技機を提供しようとしても、保通協の形式
試験に合格することは、現時点では不可能であり、その
結果として、遊技場の遊技者に遊技機の遊技用の表示装
置に遊技以外の各種の情報を表示する遊技機を提供する
こと、すなわち遊技機の遊技用の表示装置自体の付加価
値あるいは利用価値を高めることは、極めて困難であっ
た。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術の有する以上のような問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、遊技機の遊技制御手段
であるCPU回路基板に実装または接続するROM等の
記憶媒体を交換自在にすることなく、かつ、CPU回路
基板と表示器駆動回路基板を接続する信号線(バス)に
外部から信号(データ)を送り込むことができない、従
って保通協の型式試験にも現時点で、合格することが可
能な遊技機を用いて、また、表示器に表示する遊技以外
の各種の情報及び遊技内容が保通協の型式試験に合格す
るための主基板すなわちCPU回路基板のプログラムエ
リア2.5Kバイト、データエリア2.5Kバイトとい
うROMエリアの制約を受けることのない遊技機を用い
て、遊技場の遊技機の遊技用の表示器に遊技のための文
字や映像だけでなく、遊技場の管理者が有用と判断する
各種の情報を、その情報が得られた時点から速やかに表
示することができる遊技機インフォメーションシステム
を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係わる遊技機インフォメーションシステ
ムは、遊技制御手段たるCPU回路基板(2)、表示器
駆動回路基板(3)及び遊技用の表示器(4)を備えた
1台以上の遊技機(1)と、遊技機管理装置(6)と、
情報入力送信手段(7)とからなり、次のような構成と
なっている。
【0027】前記表示器駆動回路基板(3)には、信号
優先度判別手段(5)を設け、前記遊技機管理装置
(6)は、前記情報入力送信手段(7)と接続する。前
記遊技機管理装置(6)は、従前からパチンコ店などの
遊技場において、利用されている集中管理装置と同等の
装置であって、本発明においては、前記遊技機管理装置
(6)から前記情報入力送信手段(7)へと所定のデー
タが伝送されるように配設する。
【0028】なお、本発明でいう前記信号優先度判別手
段(5)とは、二つ以上の信号源から入力した信号また
はデータのプライオリティ(優先度)を判断し、当業者
の設計事項(プログラム)に従い、所定の信号またはデ
ータを前記表示器(4)へ出力する機能を有する電子制
御回路のことをいう。
【0029】前記CPU回路基板(2)と前記表示器駆
動回路基板(3)は、前記CPU回路基板(2)から前
記表示器駆動回路基板(3)へと片方向のコマンド信号
が伝送されるように接続し、前記表示器駆動回路基板
(3)と前記表示器(4)は、前記表示器駆動回路基板
(3)から前記表示器(4)へと片方向の映像信号が伝
送されるように接続する。
【0030】前記CPU回路基板(2)と前記遊技機管
理装置(6)は、前記CPU回路基板(2)から前記遊
技機管理装置(6)へと片方向の信号が伝送されるよう
に接続し、前記情報入力送信手段(7)と前記表示器駆
動回路基板(3)は、前記情報入力送信手段(7)から
前記表示器駆動回路基板(3)へと片方向の信号(デー
タ)が伝送されるように接続する。
【0031】なお、前記したように、CPU回路基板
(2)からは、表示器駆動回路基板(3)へとコマンド
信号が伝送され、また、情報入力送信手段(7)から
は、表示器駆動回路基板(3)へと信号(データ)が伝
送される。前記信号優先度判別手段(5)は、前記表示
器駆動回路基板(3)内にあって、前記した二つの信号
源からの信号が入力するように構成する。
【0032】
【作用】遊技機管理装置(6)は、遊技場内の各遊技機
(1)の状態、例えば大当たり及び入賞などの情報(信
号)を各遊技機(1)のCPU回路基板(2)から得
て、当業者の設計プログラムに従って、その情報を処理
し、記憶し、必要に応じて記憶した情報(データ)を情
報入力送信手段(7)へ出力する。
【0033】遊技場の管理者が、各種の情報を各遊技機
(1)の表示器(4)に表示させようとする場合は、表
示させたい情報(データ)を情報入力送信手段(7)に
入力すると、情報入力送信手段(7)は、該情報(デー
タ)を各遊技機(1)の表示器駆動回路基板(3)へ伝
送する。
【0034】前記情報入力送信手段(7)に、生の情
報、例えば何らかのメッセージなどを入力する場合は、
例えばキーボードなどの端末装置を操作することによっ
て情報を入力するようにすれば良い。また、情報入力送
信手段(7)は、テレビ等のメディアを接続して、その
情報(信号)を入力しても良いし、さらに前記したよう
に遊技機管理装置(6)からの情報(データ)を入力し
ても良い。
【0035】CPU回路基板(2)は当業者の設計プロ
グラムに従い、遊技機の制御を行い、表示器駆動回路基
板(3)へコマンド信号を送信する。CPU回路基板
(2)から表示器駆動回路基板(3)へ送られる信号
は、片方向であり、外部から新たな信号を送り込むこと
は、不可能な構成であり、同一の遊技状態では同一の信
号が常に送られている。
【0036】表示器駆動回路基板(3)は、表示器
(4)に映像信号を送信し、表示器(4)は、送られた
映像信号通りに、遊技内容または遊技以外の各種の情報
を表示する。
【0037】表示器駆動回路基板(3)に設けられてい
る信号優先度判別手段(5)は、前記情報入力送信手段
(7)から表示器駆動回路基板(3)へ伝送された信号
(データ)と、前記CPU回路基板(2)から表示器駆
動回路基板(3)へ伝送されたコマンド信号とを、それ
ぞれ入力する。
【0038】信号優先度判別手段(5)は、表示器駆動
回路基板(3)内に実装されるROM(8)に書き込ま
れた当業者の設計プログラムに基づき、所定の信号(デ
ータ)を表示器(4)に送信する。
【0039】ここに、信号優先度判別手段(5)が表示
器(4)に送信する所定の信号とは、あるときは、前記
CPU回路基板からのコマンド信号により判断した遊技
内容を表示するためのROM(8)のデータ(信号)
を、また、あるときは、情報入力送信手段(7)から伝
送されてきた遊技以外の各種の情報(データ)を表示す
るための信号を、さらに、あるときは、遊技内容すなわ
ちROM(8)のデータ及び情報入力送信手段(7)か
ら伝送されてきた遊技以外の各種の情報(データ)を同
時に表示するための信号のことを意味している。
【0040】
【実施例】本発明の実施例について説明する。本発明に
よる遊技機インフォメーションシステムを遊技場にて、
実施するには、遊技機(1)を所望の台数、設置し、各
遊技機と遊技機管理装置(6)及び情報入力送信手段
(7)とを図3に示すように接続する。
【0041】なお、遊技場内の各遊技機は、その構成、
また、遊技機管理装置(6)及び情報入力送信手段
(7)との接続の仕方は、それぞれ同じである。従っ
て、以下の本発明による遊技機インフォメーションシス
テムの実施例の説明は、遊技場内に設置されている各遊
技機の内、ある1台の遊技機(1)と、遊技機管理装置
(6)と、情報入力送信手段(7)とについて行うもの
とする。
【0042】本発明に係わる遊技機インフォメーション
システムで使用する遊技機(1)の主構成要素は、遊技
制御手段たるCPU回路基板(2)、表示器駆動回路基
板(3)及び遊技用の表示器(4)であり、また、前記
表示器駆動回路基板(3)には、信号優先度判別手段
(5)を設けている。
【0043】また、遊技機管理装置(6)と情報入力送
信手段(7)は、ケーブル等で接続する。情報入力送信
手段(7)は、遊技機管理装置(6)から出力される所
定のデータ、例えば、大当たり、入賞などの遊技場内の
各遊技機の遊技状態を示すデータを入力することができ
る。なお、情報入力送信手段(7)は、図3において
は、遊技機管理装置(6)の外部に配設しているが、遊
技機管理装置(6)内に設ける構成としても良い。
【0044】遊技機(1)のCPU回路基板(2)と表
示器駆動回路基板(3)は、CPU回路基板(2)から
表示器駆動回路基板(3)へと片方向のコマンド信号が
伝送されるように接続する。このコマンド信号は、CP
U回路基板(2)内のCPU(10)からCPU回路基
板(2)内のインタフェース回路(図示せず)を介して
表示器駆動回路基板(3)内のインタフェース回路(図
示せず)へ伝送される。
【0045】遊技機(1)の表示器駆動回路基板(3)
と表示器(4)は、表示器駆動回路基板(3)から表示
器(4)へと片方向の映像信号が伝送されるように接続
する。この映像信号は、表示器駆動回路基板(3)内の
信号優先度判別手段(5)から表示器駆動回路基板
(3)内のインタフェース回路(図示せず)を介して表
示器(4)へ伝送される。表示器(4)は映像信号に基
づき、映像を表示する。
【0046】遊技機(1)のCPU回路基板(2)と遊
技機管理装置(6)は、CPU回路基板(2)から遊技
機管理装置(6)へと片方向の信号が伝送されるように
接続する。この遊技機管理装置(6)は、従来からパチ
ンコ店において使用されている遊技機集中管理装置と同
等のもので良く、遊技機(1)の遊技状態、例えば、大
当たり及び入賞などを意味する信号を受信することがで
きる。
【0047】情報入力送信手段(7)と遊技機(1)の
表示器駆動回路基板(3)は、情報入力送信手段(7)
から表示器駆動回路基板(3)へと片方向の信号(デー
タ)が伝送されるように接続する。
【0048】情報入力送信手段(7)は、遊技内容以外
の各種の情報、例えば、遊技機管理装置(6)が記憶し
ている前述した遊技機(1)の遊技状態に関する情報、
店側からのメッセージ、ラジオ、テレビなどのメディア
から得た情報などを入力し、表示器駆動回路基板(3)
内のインタフェース回路(図示せず)へ伝送することが
できる。
【0049】なお、情報入力送信手段(7)は、当業者
の所望するところに従い、テレビ、光ディスク等の映像
信号を直接、入力できるようにし、表示器駆動回路基板
(3)へ送信できるようにしても良い。
【0050】表示器駆動回路基板(3)内に設けられた
信号優先度判別手段(5)は、前述したCPU回路基板
(2)から表示器駆動回路基板(3)へと伝送されたコ
マンド信号及び情報入力送信手段(7)から表示器駆動
回路基板(3)へと伝送された信号(データ)を表示器
駆動回路基板(3)内のそれぞれのインタフェース回路
(図示せず)を介して入力する。
【0051】信号優先度判別手段(5)には、表示器駆
動回路基板(3)の制御中枢たるCPU(9)及びRO
M(8)を設けている。但し、前記ROM(8)は、表
示器駆動回路基板(3)内であれば、信号優先度判別手
段(5)内に設けても良いし、図3に示すように信号優
先度判別手段(5)の外部に設けても良い。
【0052】信号優先度判別手段(5)、すなわちこの
実施例ではCPU(9)は、ROM(8)に格納される
当業者の設計プログラムに従い、所定の基準により、C
PU回路基板(2)から表示器駆動回路基板(3)へと
伝送されたコマンド信号に基づき、ROM(8)のデー
タを表示器(4)へ伝送し、または、情報入力送信手段
(7)から表示器駆動回路基板(3)へと伝送された信
号(データ)を表示器(4)へ伝送する。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
遊技機(1)の遊技制御手段であるCPU回路基板
(2)は、ROM等の記憶媒体を接続できる構成を採っ
ていないので、ROM等の記憶媒体は、交換自在ではな
い。かつ、CPU回路基板(2)は、遊技機管理装置
(6)及び表示器駆動回路基板(3)へ片方向の信号を
出力するのみで、外部からCPU回路基板に新たな信号
を送り込むことは、不可能な構成となっているので、C
PU回路基板(2)と表示器駆動回路基板(3)を接続
する信号線(バス)に外部から信号(データ)を送り込
むことができない。従って、この発明に係わる遊技機
(1)は、現時点において、保通協の型式試験に合格す
ることができる。
【0054】また、CPU回路基板(2)は、遊技以外
の各種情報(データ)及び遊技内容を表示器(4)に表
示するための画像データを格納する記憶媒体を持ってお
らず、前述したようにそれらのデータ(信号)を外部か
ら送り込まれることもない。
【0055】従って、この発明に係わる遊技機インフォ
メーションシステムは、表示器(4)に表示する遊技以
外の各種の情報(データ)及び遊技内容を表示するため
の画像データは、保通協の型式試験に合格するためのC
PU回路基板(2)に搭載することのできるプログラム
エリア2.5Kバイト、データエリア2.5Kバイト、
すなわちプログラムエリアとデータエリアとを合わせて
5KバイトというROMエリアの制約を受けることなし
に、遊技機(1)の表示器(4)に遊技以外の各種の情
報及び進技内容を表示することができる。
【0056】また、この発明に係わる遊技機インフォメ
ーションシステムには、遊技場の管理者が情報を入手し
た時点から、情報入力送信手段(7)に該情報を入力す
ることにより、各遊技機の遊技制御基板のROMを交換
するよりもはるかに速やかに該情報を各遊技機(1)の
表示機駆動回路基板(3)に伝送し、表示器(4)に表
示できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術によるパチンコ機の遊技用の表示器
に遊技以外の各種の情報を表示することのできるパチン
コ機の構成を示すブロック図
【図2】従来の技術による遊技機の表示器にホストコン
ピュータ31により外部情報及び店内情報を表示するこ
とのできるパチンコ店における遊技機の構成を示すブロ
ック図
【図3】本発明の実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1 遊技機 2 CPU回路基板 3 表示器駆動回路基板 4 表示器 5 信号優先度判別手段 6 遊技機管理装置 7 情報入力送信手段 8 表示器駆動回路基板の制御プログラム及び遊技内容
を表示するためのデータを格納するROM 9 表示器駆動回路基板及び信号優先度判別手段の制御
中枢たるCPU 10 CPU回路基板の制御中枢たるCPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御手段たるCPU回路基板、表示
    器駆動回路基板及び遊技用の表示器を備えた複数の遊技
    機と、遊技機管理装置と、情報入力送信手段とからな
    り、前記表示器駆動回路基板には、信号優先度判別手段
    を設けた遊技場における情報表示システムであって、前
    記遊技機管理装置と前記情報入力送信手段は、前記遊技
    機管理装置から前記情報入力送信手段へと所定のデータ
    が伝送されるように接続し、前記CPU回路基板と前記
    表示器駆動回路基板は、前記CPU回路基板から前記表
    示器駆動回路基板へと片方向の信号が伝送されるように
    接続し、前記表示器駆動回路基板と前記表示器は、前記
    表示器駆動回路基板から前記表示器へと片方向の信号が
    伝送されるように接続し、前記CPU回路基板と前記遊
    技機管理装置は、前記CPU回路基板から前記遊技機管
    理装置へと片方向の信号が伝送されるように接続し、前
    記情報入力送信手段と前記表示器駆動回路基板は、前記
    情報入力送信手段から前記表示器駆動回路基板へと片方
    向の信号が伝送されるように接続し、前記CPU回路基
    板から前記表示器駆動回路基板へと伝送された信号及び
    前記情報入力送信手段から前記表示器駆動回路基板へと
    伝送された信号が、前記信号優先度判別手段へ入力する
    構成としたことを特徴とする遊技機インフォメーション
    システム。
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