JPH0692154B2 - カラーマッチング用全自動プリント装置 - Google Patents

カラーマッチング用全自動プリント装置

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JPH0692154B2
JPH0692154B2 JP31478990A JP31478990A JPH0692154B2 JP H0692154 B2 JPH0692154 B2 JP H0692154B2 JP 31478990 A JP31478990 A JP 31478990A JP 31478990 A JP31478990 A JP 31478990A JP H0692154 B2 JPH0692154 B2 JP H0692154B2
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俊昭 辻井
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辻井染機工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は布地に対するプリント柄の色合わせ試験を、す
べて自動的に実施できるようにしたカラーマッチング用
全自動プリント装置に関する。
(従来の技術) 量産されるプリント柄生地などの染色を行うには、その
前段階で、見本の色に合わせてこれと同じような色相に
染め出すため、色合わせする作業が必要になる。
従来、色合わせ作業は、主に試験用のスクリーン捺染機
を用いて、定められたプリント柄を数枚機械にセット
し、定められた色糊(染色糊)をプリント柄毎に、同じ
場所に供給して捺染する装置が採用されている。このよ
うな試験用のスクリーン捺染機を用いる場合、捺染操作
以外は人手により行うことになる。
(解決しようとする課題) 従来の色合わせ作業では、試験用のスクリーン捺染機に
対する試験布のセット、捺染後の機械からの捺染済み布
の取り外し、色糊の交換に伴うスクリーン型枠の交換・
洗浄、スキージの洗浄などについて、これらは殆ど人手
により行うことになるので、色合わせが数百枚に及ぶ場
合、作業者に取って非常に過酷な労働を強いられる。し
かも、この種の作業は中断することができないので、時
間外労働が要求されることになる。
本発明にては、このような状況にかんがみて、従来の問
題点を解決し、この色合わせ作業を全自動で処理できる
ようにした、カラーマッチング用全自動プリント装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、機体上に設けられて定位置で180゜ずつ水平
旋回・停止できる2面の型枠を保持させた型枠支持機構
と、前記型枠支持機構の一方の型枠上方位置で当該型枠
のスクリーン面に接触させて捺染操作されるスキージ及
びスキージ支持機構と、前記スキージにより捺染操作さ
れる型枠の直下を所要ピッチで間欠送りするようにされ
た試験布搬送のベルトコンベアと、前記型枠支持機構の
待機側位置にて型枠を洗浄・乾燥させるための水洗シャ
ワー及び乾燥用エア噴射手段と、前記スキージをそのス
キージ支持機構で水平旋回されて前記ベルトコンベア上
から退避させた位置で洗浄乾燥させる清浄処理手段と、
供給コンベアにて供給される多数試験用色糊を前記捺染
操作される型枠スクリーン面に供給する色糊供給ロボッ
トと、これら各部を連動させて間欠的に作動させる電気
制御機構とを有する、カラーマッチング用全自動プリン
ト装置である。
本発明装置では、前記型枠支持機構における型枠支持フ
レームは、旋回中心から対称位置で型枠をそれぞれ反転
可能に支持して、常時はスクリーン面が水平状態に保た
れるように固定手段を付設した構成であることが好まし
い。また、型枠支持機構における型枠支持フレームは、
その支持基台を介して機体のフレーム上で支持するジャ
ッキにより、捺染型枠のプリント終了後持ち上げられる
ように構成することが好ましい。
また、スキージ支持機構は前記型枠支持機構の上側位置
で機体のフレームに搭載され、所要区間試験布搬送のベ
ルトコンベアに平行して往復移動自在な移動台上に立設
したポストを介して、出入り並びに上下移動可能な支持
体により、スキージが取り付けられ、スキージの支持部
が捺染操作位置から機体のフレーム上に設けられる水洗
処理位置に旋回可能な構成とされることが好ましい。
本発明における試験布搬送のベルトコンベアは、その試
験布搬送区間のプリント位置で、布押え板を試験布の流
れ方向の型枠前後に配して、プリント操作後の型枠持ち
上げ時試験布が持ち上がらないように押し付けられる機
構を併設しておくことが好ましい。
さらに、前記型枠の待機側位置にある型枠支持フレーム
の下側並びに前記型枠支持フレームの旋回部上側の機体
フレーム上には、それぞれ洗浄水の受け皿を配置すると
共に、排水系配管を各受け皿と繋ぐようにされ、被洗浄
型枠および被洗浄スキージに対して洗浄水噴射機構と乾
燥用エア噴射手段とをそれぞれ配するようにしておくこ
とが好ましい。
(作 用) 本発明装置は、別途調整された試験用色糊の供給コンベ
アと、その試験用色糊を適量吸い上げて捺染位置の型枠
スクリーン上に供給する色糊供給ロボットを隣接配置し
て使用される。試験布は連続布を搬送するベルトコンベ
ア上に糊付けなどで付着させて所要時間ごとに間欠送り
で供給される。型枠支持機構の型枠支持フレームは、試
験布搬送のベルトコンベア上に付着されて送られる試験
布に対し、当該試験布が一定ピッチで間欠送りされて送
りが停止するごとに、まず型枠のスクリーン面が試験布
上に密接するように降ろされる。この状態で色糊供給ロ
ボットが作動され、調整されて送られて来る多数の色糊
を、所要量吸い込んで型枠のスクリーン面上所定位置に
供給される操作を行う(なお、この色糊供給ロボット
は、色糊の移送部分を一供給操作ごとに洗浄されるよう
になされている)。
色糊の供給操作が終われば、スキージ支持機構が作動さ
れて、待機状態にあったスキージを色糊供給位置よりも
外側(搬送ベルト上での流れ方向の下手または上手)位
置に適度な加圧状態で押し付けるようにされ、その後に
スキージを型枠のスクリーン有効作動区間移動させて、
色糊がスクリーン型面を通じて試験布上に捺染(以下プ
リントという)される。この際プリント操作はスキージ
に所要押圧力が加えられ、その後移動台を走行させてこ
の移動台に立設のポストを介して取り付くスキージ支持
体によりスキージを移動させて行われる。なお、このプ
リント操作の前にプリント位置の前後位置で布押え板を
試験布上に押し付けて、当該試験布が移動しないように
押圧させる。
プリントが終わったならば、スキージはスクリーン面上
昇させて離し、次いで型枠をその型枠支持フレームと共
に(型枠支持機構全体)適宜量上昇させて試験布から型
枠のスクリーン面を離す。その後においてプリント位置
の前後位置で試験布を押圧していた布押え板による固定
力を解く。
このようなプリント操作が終了すると、試験布はプリン
トされた部分が1ピッチ分前進させられる。この間にス
キージは、スキージ支持機構の旋回装置の作動によっ
て、スキージ支持体が機体のフレーム上部の水洗処理位
置まで旋回し、当該位置でまず噴射水により付着してい
る色糊が洗い落とされ、次いで圧縮空気(好ましくはホ
ットエア)によって水分を除去乾燥される。これとは別
に、プリント後の型枠は、型枠支持機構の型枠支持フレ
ームが旋回して、180゜移動され、待機位置にあった型
枠がプリント位置に、そしてプリントを終えた型枠は待
機位置へと入れ替わる。洗浄処理されて清浄になったス
キージは、そのスキージ支持体を反転させると共に移動
台を逆送させて待機位置(掻き取り操作前位置)に復帰
させる。
以後前記したように、プリント操作開始の態勢となるよ
うに型枠を、その型枠支持フレームと共に、支持基台を
持ち上げていたジャッキを下降させて試験布に接触させ
る。同時に布押え板も押え操作状態にして、色糊の供給
を行わせる。
このプリント準備操作が進行する間に、待機位置に移動
した型枠は、当該位置で洗浄水の噴射により残留付着し
ている色糊が洗い落とされる。なお、型枠は洗浄され、
水洗が終われば、圧縮空気(好ましくはホットエア)を
噴射させて、スクリーン面に付着されている水分を除去
・乾燥させる。洗浄並びに付着水分の除去乾燥が終わっ
たならば、所定の向きに型枠が戻されて固定され、次の
プリント操作まで待機させられることになる。以後この
操作を繰り返して、順次異なる色糊のプリント操作が所
要数行われる。
試験布のプリントされた部分は、間欠送りされ、その途
中でプリント番号が印捺機(または作業者の手)によっ
て付され、その後に熱風を当てられて水分を除き、後処
理による染料の定着操作までの色移りが生じない状態に
して装置外へ送り出される。
以上の各操作は予め設定されているプログラムにしたが
って別設のコンピュータからの指令により、各機構の作
動部が設定順序通りに作動して操作される。
(発明の効果) 本発明装置によれば、所定の順序にしたがって各部を駆
動させ、反復して型枠とスキージとの洗浄処理と型枠の
切り替えとを行うことで、色糊の自動供給手段と組み合
わせることにより、連続して全自動的にプリントするこ
とができ、従って色糊の調整を所要数準備して供給する
ようにしてあれば、全く人手を加えることなく継続して
プリント作業が行われ、プリントされた試験布はまとめ
られて、後処理工程に移すことができる。
(実施例) 以下本発明装置を一実施例について図面に基づき説明す
れば、次の通りである。
本発明装置は、第1図乃至第5図に示すように、所要寸
法に枠組形成された機体1の機体フレーム2中段に、エ
アシリンダ(もしくは油圧シリンダ)等によるジャッキ
17を介して上下動可能に載設された型枠支持機構10と、
この型枠支持機構10の上部で機体フレーム2に搭載され
たスキージ支持機構20と、前記型枠支持機構10において
旋回可能に設けられている型枠支持フレーム11の下側位
置で、機体フレーム2に沿って試験布Aを間欠的に搬送
するベルトコンベア40と、カラーマッチング用色糊の供
給用として公知の色糊供給ロボット81と組合せて構成さ
れている。
型枠支持機構10は、機体フレーム2の中段部にて支持基
台13が、例えばエアシリンダにて構成される複数のジャ
ッキ17にて支持設置され、この支持基台13上には旋回装
置14にて中央部を支持されて180゜ずつ回転停止するよ
うにされた長方形の型枠支持フレーム11が設けられてい
る。
この型枠支持フレーム11は、第3図にて示されているよ
うに、長方形の両端部にて所要寸法の型枠30が回転可能
なようにそれぞれ支持され、常態では少なくとも1個
(具体例では2個)の固定用エアシリンダ15によって前
記型枠30を水平に保持できるようにされている。なお、
当該型枠支持フレーム11によって支持される型枠30のう
ち、一方のものが機体フレーム2から突出して、試験布
搬送のベルトコンベア40上に位置するよう配されてい
る。また、前記型枠30を回転させるのにロータリーアク
チエータ16が型枠支持フレーム11の中心寄りの位置に付
設されている。
このような型枠支持フレーム11の旋回装置14は支持基台
13の内部に配設された電動機M1にて旋回減速機M2を介し
て駆動されるようになっており、ベルトコンベア40の軸
線に対し型枠支持フレーム11の長手軸線が直交して、18
0゜旋回して停止するようになされている。また、前記
したジャッキ17が下降した状態で型枠支持フレーム11に
支持された型枠30のスクリーン31面がベルトコンベア40
上の試験布Aと接触するように関係付られている。
スキージ支持機構20は、機体フレーム2の上頂部に設置
され、ベルトコンベア40に平行して所要区間往復動でき
る移動台21と、この移動台21上に立設されたポスト22
と、そのポスト22に支持されて上下動可能にスキージ23
が支持されるスキージ支持体24とで構成されている。
移動台21は、機体フレーム2の上頂面に配設された走行
レール3,3に沿って、例えば電動機M3により駆動される
ネジ軸25と螺合する雌ネジを下面に備え、スキージ23が
前記型枠30のスクリーン31面をプリント所要区間移動で
きる構造になっている。ポスト22は移動台21の上面中央
に立設され、そのポスト22上部には旋回用のロータリー
アクチエータM4により所要回転角旋回させる支持ヘッド
26が設けられ、この支持ヘッド26にて進退可能にスキー
ジ支持体24が付設されている。
スキージ支持体24は、第2図,第4図及び第5図にて例
示するように、前記支持ヘッド26頂部から水平に突き出
した支持杆26′と、その先端に付設された上下操作シリ
ンダ27と、当該上下操作シリンダ27のピストンロッド2
7′下端に取り付けられるスキージ支持枠28、及び当該
スキージ支持枠28にて回動可能に取り付くスキージ23と
で構成されている。前記スキージ23は、従来周知のよう
にゴム製で、スキージホルダー23′の先端部に取り付け
られ、そのスキージホルダー23′はスキージ支持枠28に
軸23″支持されて、ロータリーアクチエータM5でスキー
ジ23がスクリーン31面に接触する際の接触角度の設定が
行えるようになされている。このスキージ23は前記型枠
30のスクリーン31上面に接触して、前記移動台21の移動
往工程で試験プリント柄形成区間を一方向に掻き、プリ
ントするようにされている。
ベルトコンベア40は、第1図乃至第3図で示すように、
機体1の側部に沿って適宜長さで搬送上面41′が水平状
態となるように配設されている。このベルトコンベア40
は、試験布Aの幅よりもやや広幅のベルト41が、駆動ロ
ーラ42と従動ローラ43との間に巻掛けられて、搬送上面
41′が緊張状態に保たれている。また試験布Aの搬送区
間は搬送ベルト41の表面に給布位置の直前で水糊を周知
の手段(例えば糊付けローラなど、図示省略)で塗布す
るようにされ、搬送上面41′に試験布Aが付着して搬送
されるようになっている。搬送ベルト41の駆動は、駆動
機M6が搬送ベルト41を所定距離ずつ間欠送りされるよ
う、例えば駆動ローラ42の回転数を規制するように制御
される。なお、搬送ベルト41のプリント位置下側には、
適宜区間で受け板48が設けられ、スキージ23によるプリ
ント操作時の負荷を受支するようにされている。
ベルトコンベア40に関連して、このベルトコンベア40の
上部には、プリント位置aから少なくとも1送りピッチ
離れた位置の上側に印捺機50が配設され、所定の試験布
に対するプリント番号付与位置dに対応してプリント番
号を連続して印捺されるようにしてある。このプリント
番号の印捺機配設位置から送り出し側へ適宜離れた位置
の上方に、乾燥用ブロアー55が配設され、試験布Aのプ
リントされた部分に対して熱風を吹き付けて乾燥するよ
うにされている。また、ベルトコンベア40の搬送端上部
には、試験布Aの振り落とし機構60が、当該搬送ベルト
41の走行速度に同調して作動するように設けられてい
る。またさらに、搬送ベルト41のプリント位置aの前後
には、布押え板45,45がシリンダ46,46によって搬送ベル
ト41の移動時には持ち上げられるようにして設けられて
いる。
さらに、前記機体フレーム2には、型枠支持機構10の型
枠支持フレーム11における型枠待機位置bの下側に洗浄
水の受け皿5が配設され、その周囲には洗浄飛沫の飛散
を防止する囲い板が配されている。そして上部に高圧洗
浄水を被洗浄型枠に向けて噴射されるように洗浄水配管
6が配され、かつ洗浄後の型枠乾燥用圧縮空気の噴射管
7が設けてある。
また、機体フレーム2の上頂部には、前記型枠30の洗浄
部と遮断されるように洗浄水の受け皿8が配されて、当
該受け皿8の周囲には囲い板が配置され、上部適所にス
キージの洗浄水噴射管6′と乾燥用の圧縮空気の噴射管
7′とが配されている。
上記した各受け皿5,8からは排水管(図示省略)が洗浄
水を排出できるように繋がれ、各洗浄水噴射管6,6′に
は、給水高圧ポンプ(図示省略)から高圧水が供給され
るように配管され、乾燥用圧縮空気の噴射管7,7′はブ
ロワー(図示省略)からヒータ(図示省略)を通じて送
気されるように繋がれている。
上記した各機構は、別途設置される電気制御装置によ
り、予め設定されたプログラムに従って、所定の順序で
順次作動して連続的に各部が作動するようになされてい
る。
次に本発明装置の作用を説明する。
カラーマッチング用の色糊の調製は、周知のコンピュー
タ制御による調製装置により適宜配合されて、適量ずつ
容器に入れられた色糊が供給コンベア80にて供給位置へ
順次送られて来る。当該供給コンベア80で所定位置に供
給された色糊は、公知の色糊供給ロボット81の供給アー
ム端付設の吸排ノズルによって、後述する態勢となる型
枠30のスクリーン31上所定位置に順次供給される。この
具体例では型枠30のスクリーン31に三条のカラーマッチ
ング用プリント型が形成されており、その各プリント型
に対して一種類ずつ色糊が順次供給される。
一方試験布Aは所定の生地をベルトコンベア40の布供給
側から緊張させながら連続して搬送ベルト41の搬送上面
41′に載せて供給する。この際、搬送ベルト41の搬送上
面41′には水糊が塗布され、その塗布された水糊にて試
験布Aを搬送上面41′に付着させるようにされている。
この試験布Aが設定された1移送ピッチ送られると、型
枠支持機構10のジャッキ17が下降して、型枠支持フレー
ム11上に固定されている型枠30のスクリーン31が試験布
Aと密接状態となる。
前記の容量で型枠30のスクリーン31上に色糊の供給が終
わると、スキージ支持機構20が作動してそれまで退避位
置にあったスキージ支持体24が、移動台21の後退操作で
型枠30のプリント間始位置上方に戻され、次いでスキー
ジ支持体24の上下操作シリンダ27が作動して、そのピス
トンロッド27′を介しスキージ23を下降させる。この際
スキージ23は、スキージ支持枠28に付設のロータリーア
クチエータM5により、スキージホルダー28を介して先端
が垂直線に対して適当な角度後退した状態にされて後
に、スクリーン31面に接触するよう下降させられ、しか
る後スキージ23が垂直状態に(これに限定されることは
なく傾斜させて使用することもある)戻されてプリント
に適した押圧力を与えられる。このようにすることでス
キージ23の先端部が彎曲してクッション性が与えられ、
スキージ23の下降による押圧で型枠30のスクリーン31が
傷められるのを防止できる。
スキージ23が移動可能な態勢にされると、電動機M3の駆
動により移動台21を走行させ、スキージ支持体24を介し
て一定の押圧力をスキージ23に与えながら、所要距離移
動させて、型枠30のスクリーン31上で色糊を掻き、試験
布Aにプリントされる。
所定ストロークスキージ23が移動すると、スキージ支持
体24の上下操作シリンダ27を作動させて、スキージ23を
機体フレーム2上頂部より上まで上昇させる。その後に
おいてポスト22付設の旋回用のロータリーアクチエータ
M4を正方向に駆動して支持杆26′によってスキージ支持
体24を旋回させ、スキージ洗浄位置c(第4図参照)ま
で約120゜回動させる。この位置にスキージ23とそのス
キージ支持枠28とが移動されると、洗浄水が噴射され
て、スキージ23に付着した色糊が洗い落とされる。続い
て圧縮空気を吹き付けて水分を除き、乾燥処理される。
このようなスキージ23の洗浄処理をしている間に、型枠
支持機構10のジャッキ17が上昇操作され、支持基台13を
介し型枠支持フレーム11が持ち上げられる。すると当該
型枠支持フレーム11に支持されている型枠30は、プリン
ト済みの試験布A上から引き離されて持ち上げられる。
この際、試験布Aはプリント位置aの前後両側で布押え
板45,45にて搬送上面41′に対し押さえられているか
ら、型枠30のスクリーン31が垂直方向に引き離されて
も、何等問題は生じない。型枠30が上昇すると、その後
に布押え板45,45が押え操作を解除し、ベルトコンベア4
0が移動可能な状態になり、搬送ベルト41が1ストロー
ク移動されて次のプリント操作態勢に移行する。そして
次の調製された色糊が前記要領で色糊供給ロボット81に
よって、新たな型枠30のスクリーン31上に供給される間
に、プリント操作を終えた型枠30は、旋回装置14の作動
で180゜旋回して反転し、待機位置に移動させられ、代
わりに待機位置にあった型枠30がベルトコンベア40の上
に来る。これに関連してスキージ支持機構20の旋回アク
チエータM4が反転駆動されて、スキージ23を搬送ベルト
41の上方に戻し、待機させる。待機位置に移動させられ
た型枠30は、スクリーン31面が、当該位置に配されてい
る洗浄水噴射管6からの高圧水噴射によって、付着され
ている色糊を洗い落とされる。この際例えば先にスクリ
ーン31の表面を洗浄した後、固定用シリンダ15による固
定を解いて、ロータリーアクチエータ16を作動させて型
枠30が反転され、裏面から洗浄水により洗浄される。こ
の洗浄に際して、温水を使用すれば高能率で洗浄処理が
できる。洗浄が終わると、圧縮空気が噴射されてスクリ
ーン31面の水分を除去され、乾燥される。この型枠30の
スクリーン31清浄操作が行われている時間帯に対し、プ
リント位置での型枠30のスクリーン31上に順次色糊の供
給が行われ、両者の処理操作は時間的にほぼバランスが
取られるように設定されている。
プリントを終えた試験布Aは、ベルトコンベア40の駆動
により、予め設定されている距離前進させられ、次のプ
リントされる部分がプリント位置まで移行すれば、プリ
ント操作が前記要領で行われる。そして試験布Aのプリ
ントされた部分が印捺機50位置において、順番にプリン
ト番号が印捺される。このプリント番号は予め設定され
た電気制御機構において、先に供給される色糊の付与さ
れた番号と共にコンピュータの記憶部で記録され、カラ
ーマッチング操作時にどの調合の色糊であったかを確認
できるようになされている。この印捺機50位置から、順
次払い出し側へ移行された試験布Aは、次の過程で乾燥
用ブロアー55からの熱風吹き付けで、発色しない程度に
乾燥させられ、振り出し機構60によって搬送上面41′か
ら順次剥されて装置外に送り出される。
このような要領で繰り返し、カラーマッチング用のプリ
ント操作が連続自動的に行われる。なお、試験布Aが、
ベルトコンベア40の搬送上面41′に付着させてずれを起
こすことなく搬送されるようにするには、前記したよう
な水糊による付着のほか、静電吸着装置を用いて搬送ベ
ルト41に試験布Aが吸着保持されるようにすることもで
きる。また、プリントを終えて搬送ベルト41から引き離
され送り出された後の搬送ベルト41の表面は、戻り行程
で清掃ブラシ等(図示省略)により払拭して清浄な状態
で次の給布搬送ができるようにすることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明全自動プリント装置の正面図、第2図は
一部を断面して表した第1図の左側面図、第3図はスキ
ージ支持機構を除いた平面図、第4図はベルトコンベア
の両端部を省略した平面図でスキージ支持体がスキージ
の洗浄位置に変位した状態を併記した図、第5図はプリ
ント部分の詳細図である。 1……機体、2……機体フレーム 3……走行レール、5,8……受け皿 6,6′,……洗浄水噴射管 7,7′……乾燥用の圧縮空気噴射管 10……型枠支持機構、11……型枠支持フレーム 13……支持基台、14……旋回装置 17……ジャッキ、20……スキージ支持機構 21……移動台、22……ポスト 23……スキージ、24……スキージ支持体 26……支持ヘッド、26′……支持杆 27……上下操作シリンダ 27′……上下操作シリンダのピストンロッド 28……スキージ支持枠、30……型枠 31……スクリーン、40……ベルトコンベア 41……搬送ベルト、41′……搬送上面 45……布押え板、50……印捺機 55……乾燥ブロワー、60……振り落とし機構 80……色糊の供給コンベア 81……色糊供給ロボット、A……試験布

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体上に設けられて定位置で180゜ずつ水
    平旋回・停止できる2面の型枠を保持させた型枠支持フ
    レームを有する型枠支持機構と、前記型枠支持機構の一
    方の型枠上方位置で当該型枠のスクリーン面に接触させ
    て捺染操作されるスキージ及びスキージ支持機構と、前
    記スキージにより捺染操作される型枠の直下を所要ピッ
    チで間欠送りするようにされた試験布搬送のベルトコン
    ベアと、前記型枠支持機構の待機側位置にて型枠を洗浄
    ・乾燥させるための水洗シャワー及び乾燥用エア噴射手
    段と、前記スキージをそのスキージ支持機構で水平に旋
    回されて前記ベルトコンベア上から退避させた位置で洗
    浄乾燥させる清浄処理手段と、供給コンベアにて供給さ
    れる多数の試験用色糊を前記捺染操作される型枠のスク
    リーン面に供給する色糊供給ロボットと、これら各部を
    連動させて間欠的に作動させる電気制御機構とを有す
    る、ことを特徴とするカラーマッチング用全自動プリン
    ト装置。
  2. 【請求項2】前記型枠支持機構における型枠支持フレー
    ムは、旋回中心から対称位置で型枠をそれぞれ反転可能
    に支持して、常時はスクリーン面が水平状態に保たれる
    ように固定手段を付設した構成である請求項1に記載の
    カラーマッチング用全自動プリント装置。
  3. 【請求項3】前記型枠支持機構における型枠支持フレー
    ムは、その支持基台を介して機体上で支持するジャッキ
    により、捺染型枠のプリント終了後持ち上げられるよう
    に構成されている請求項1または2に記載のカラーマッ
    チング用全自動プリント装置。
  4. 【請求項4】前記スキージ支持機構は、前記型枠支持機
    構の上側位置で機体のフレームに搭載され、所要区間試
    験布搬送のベルトコンベアに平行して往復移動自在な移
    動台上に立設したポストを介して、出入り並びに上下移
    動可能なスキージ支持体により、スキージが取り付けら
    れ、スキージの支持部が捺染操作位置から機体のフレー
    ム上に設けられる水洗処理位置に旋回可能な構成とされ
    ている請求項1乃至3のいずれかに記載のカラーマッチ
    ング用全自動プリント装置。
  5. 【請求項5】前記型枠の待機側位置にある型枠支持フレ
    ームの下側並びに前記型枠支持フレームの旋回部上側の
    機体フレーム上には、それぞれ洗浄水の受け皿を配置す
    ると共に、排水系配管を各受け皿と繋ぐようにされ、被
    洗浄型枠および被洗浄スキージに対して洗浄水噴射機構
    と乾燥用エア噴射手段とをそれぞれ配するようにしてあ
    る請求項1乃至4のいずれかに記載のカラーマッチング
    用全自動プリント装置。
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