JPH0685877A - 高性能通信チャネル及び該チャネルを有するデータ処理システム並びに動作回復方法 - Google Patents

高性能通信チャネル及び該チャネルを有するデータ処理システム並びに動作回復方法

Info

Publication number
JPH0685877A
JPH0685877A JP5006815A JP681593A JPH0685877A JP H0685877 A JPH0685877 A JP H0685877A JP 5006815 A JP5006815 A JP 5006815A JP 681593 A JP681593 A JP 681593A JP H0685877 A JPH0685877 A JP H0685877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
message
response
request
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5006815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2910962B2 (ja
Inventor
Neil G Bartow
ネイル・ジョージ・バートウ
Paul J Brown
ポール・ジョセフ・ブラウン
Robert S Capowski
ロバート・スタンレー・カポウスキー
Louis T Fasano
ルイス・トーマス・ファサノ
Thomas A Gregg
トーマス・アンソニー・グレッグ
Gregory Salyer
グレゴリー・サリヤー
Douglas W Westcott
ダグラス・ウェイン・ウェストコット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH0685877A publication Critical patent/JPH0685877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2910962B2 publication Critical patent/JP2910962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/122Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware performs an I/O function other than control of data transfer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/40Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass for recovering from a failure of a protocol instance or entity, e.g. service redundancy protocols, protocol state redundancy or protocol service redirection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/14Multichannel or multilink protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高性能データ処理システムのための待ち時間
の少ないチャネルを提供する。 【構成】 データが送られるべき2つの構成要素32,
40においてバッファ36,42が提供され、両方のバ
ッファが専らデータ転送の発信側により専用化される。
これにより、従来技術のマスタ/スレーブ関係の通信お
よびその付随プロトコルは排除される。メッセージの伝
送のために唯1つの転送が要求され、受信側へのメッセ
ージの伝達が本発明により実現されるプロトコルの下で
保証されるので次の転送で機能の完了が確認される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理複合体と、入
出力(I/O)装置およびシステム並びに他の中央処理
複合体を含むメッセージ・プロセッサとの間でメッセー
ジを交換するためのチャネルに関し、特に非常に拘束の
データ処理システムの諸要素(element)間に、
非常に少ない待ち時間での通信を容易にする高性能バッ
ファリング技術に関する。本発明はまた、中央処理複合
体間の真の対等通信を許容し、多数の動作環境における
個々の動作の修復手順を実現する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ処理システムにおいては、
1つのチャネル経路を有する1つの中央処理複合体(C
PC)が、1以上のストリングからなる直接アクセス記
憶装置(DASD)、例えばディスクドライブが取付け
られた1つの制御装置と接続される。この制御装置は、
1以上のDASDに対して書込まれる中央処理複合体に
より送られるデータを一時的に記憶するためのバッファ
を含む。中央処理複合体および制御装置は、マスタ/ス
レーブ関係において動作する。中央処理複合体のチャネ
ルと制御装置間のデータ送出については、データ伝送が
開始される前に多くの初期接続メッセージが両者間に送
られることを要求する。この初期接続を行うために要す
る時間は、データ転送性能を著しく低下させる。
【0003】性能の極限的な改善を達成するため様々な
手法が用いられて来た。1つのこのような手法は、中央
処理複合体により送られたデータが制御装置でバッファ
リングされるがDASDへは最後まで書込まれない「シ
ャドウ書込み」操作を含む。中央処理複合体は書込み操
作が生じたことを制御装置により通知されるが、にもか
かわらずこの操作によって電気機械的な書込み操作に通
常関連する時間遅延が取除かれる。
【0004】動作を並行に行うことにより処理能力(ス
ループット)を向上させるため、個々のプロセッサで同
時に実行できる多重プロセッサ(MP)システムが開発
された。このような高性能のMPデータ処理システム
は、データ交換の必要がある場合、独立的に並行に動作
するが相互にあるいは主記憶装置(MS)と時折通信す
る複数の中央処理装置(CPU)を具備することを特徴
とする。各々のCPUがそれら自らのキャッシュ・メモ
リを有する緊密に接続された多重プロセッサ・システム
として知られるMPシステムの形式では、システムの種
々のレベルにおいてコヒーレンスの問題が存在する。こ
の問題に対する多くの解決法が当技術において公知であ
る。1つの試みは、全てのCPUが最後のデータのみを
アクセスすることを保証する相互質疑(XI:cros
s−interrogate)手法を含む。
【0005】最近では、古いシステムにおいて使用され
ていた低速の電気機械的DASDに代わる大容量の電子
的記憶装置が開発されている。これらの電子的記憶装置
は、MPシステムの処理速度の著しい増加を提供する
が、従来のシステムの初期接続プロトコルと関連する従
来の問題には対処するものではない。これに加えて、緊
密に接続されたMPシステムによるメモリ管理を一般に
特徴とする相互質疑(XI)プロセスの問題もある。
【0006】複数の中央処理複合体(CPC)が通信リ
ンクを介して相互に接続されるデータ処理システムもま
た公知である。CPCは独立的に実行するが、データの
伝送および(または)処理のため相互に通信しなければ
ならない。CPCは、あるメッセージ・プロセッサを介
して通信する大型のメインフレーム・コンピュータであ
るか、あるいはローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)もしくは典型的にはサーバを含む広域ネットワーク
(WAN)上で通信する複数の個々のワークステーショ
ンである。いずれの場合も、通信は大型のメインフレー
ム・コンピュータ間であっても典型的にはマスタ/スレ
ーブ関係で処理される。このマスタ/スレーブの呼称
は、データの流れに従って変化するが、I/O装置に関
して記述される初期接続プロトコルの形式は、一般にデ
ータ転送における遅延をもたらす結果となる。
【0007】高速データ処理システムおよび構成要素が
開発されており、これにおいては通信プロセスが多くの
場合データ処理能力における制約要因である。媒体、と
りわけ銅線の伝送能力は、通信性能における制約要因で
あった。光導波路例えば光ファイバ・ケーブルの如き新
しい媒体は、従前の媒体で可能であったよりも著しく高
い伝送能力を有する。データ通信および高性能データ処
理システムにおいて、データ処理能力の全体的な改善が
強く要請されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高性能データ処理システムのための待ち時間の少な
いチャネルの提供にある。
【0009】本発明の別の目的は、データ処理ネットワ
ークにおける中央処理複合体間の真の対等(peer−
to−peer)通信の提供にある。
【0010】本発明の更に別の目的は、多重処理環境に
おける個々の動作の修復を支援するプロトコルの提供に
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特質によ
れば、データが送られるべき2つの要素においてバッフ
ァが提供され、両方のバッファが専らデータ転送の発信
側により専用化される。換言すれば、従来技術のマスタ
/スレーブ関係の通信およびその付随プロトコルは、本
発明によって排除される。受信側へのメッセージの伝達
は、本発明により実現されるプロトコルの下で保証され
るので、メッセージを伝送には1度しか転送が必要とさ
れず、2番目の転送により機能の完了が確認される。
【0012】メッセージ動作は、4つまでの情報の交換
を含む。要求部分は常に受取側に対するメッセージの発
信元から送られる。応答部分は常に受信側から発信元へ
送られる。任意選択のデータ部分は、発信元から受信側
へ、あるいは受信側から発信元へ送られる。すなわちデ
ータ部分については発信元と受信側の両方もしくは一方
が所与のメッセージ部となり得るか、又はそのいずれも
がメッセージ部となり得ない。
【0013】発信元および受信側のチャネルは、リンク
により物理的に接続される。銅、光ファイバあるいは他
の媒体のいずれのリンク媒体にも損失はある。メッセー
ジの一部の喪失は、メッセージに対するエラーをもたら
す結果となる。エラーの補正は、失敗した元のメッセー
ジと2番目のメッセージ間に拮抗状態が生じないように
元のメッセージを打消し、2番目のメッセージを別のチ
ャネルに送ることによって実現される。
【0014】その結果、動作を打消さねばならない時、
例えば発信元が機能の完了の確認を受取らない時があ
る。従って、発信元から要求が送られる時、メッセージ
・タイマが送信側で始動される。この要求に対する通常
の応答が受取られると、タイマはリセットされる。メッ
セージの時間切れは、メッセージ・レベルにおいて多数
の交換を生じうる。一例は、共有メモリ構造であるメッ
セージ・プロセッサに対する書込み命令の実行の結果と
して生成される相互質疑(XI)メッセージである。相
互質疑は、共有メモリ構造のユーザに対して送られる。
【0015】応答がないかあるいは応答が時間切れのい
ずれかによりメッセージが時間切れとなると、回復手順
が開始される。この回復手順には、受信側のバッファを
クリアし、より早期の打消し操作要求により打消される
おそれなしに発信元が別の要求を発行しうることを保証
するように、元の操作を打消すことが含まれる。
【0016】ある動作を打消さねばならない時、打消し
操作命令が出される。しかし、打消し操作が応答を得る
ことに失敗した時、この操作が打消されるまで、更に多
くの打消し操作命令を出せる方が望ましい。この場合、
受信側がどの打消し操作指令に応答するかを決定する問
題、即ち、最初もしくは最後の命令、あるいは両者間に
あって幾つかの打消し操作命令の後に出された命令のど
れに受信側が応答するかという問題が生じる。
【0017】本発明の第2の特質によれば、最初あるい
はその後の打消し操作命令の失敗の結果として更に別の
打消し操作命令が送出される場合、打消される操作をマ
ーキングする前に打消し命令とは異なる二次的な命令を
発して応答することが必要となる。命令は受取られた順
序で実行されねばならないため、二次的な指令に対する
応答は、他の打消し操作命令が受信側に残っていないこ
とを保証し、もって打消される危険もなく以後の操作を
開始することが可能となる。
【0018】
【実施例】次に図面について、特に図1には、中央処理
複合体(CPC)12に対する典型的なI/Oシステム
10のブロック図が示される。CPC12は、通常はC
PU(図示せず)、種々の支援バッファ、レジスタなど
を含み、そのいずれの構造も当技術においては周知であ
るため示さない。CPC12は、1以上のチャネル経路
14を含み、その1つのみが明瞭にするため示される。
チャネル経路14は、接続メッセージ・バッファ16を
有し、ケーブル18を介して制御装置20と接続されて
いる。ケーブル18は、例えば銅線の如き適当な媒体で
よい。
【0019】制御装置20は、バッファ22を含み、こ
のバッファ22を制御してDASD24、26の1つ以
上のストリングと通信するマイクロプロセッサ(図示せ
ず)を含む。DASD24、26は、通常、電気機械的
に指標付きの読出し/書込みヘッドによりデータが書込
まれる回転磁気媒体を有するディスク・ドライブであ
る。
【0020】CPC12と制御装置20間の関係は、マ
スタ/スレーブの関係である。即ち、命令はCPC12
により命令を実行する制御装置20に対して出される。
例えば、CPC12は、データ処理の後、計算結果を制
御装置20に接続されたDASDの1つに書込むことを
要求する。これは、図2のフローチャートに全体的に示
されるプロトコルに従って行われる。最初に、CPC1
2はバッファ16における要求をロードしてこれをケー
ブル18によりバッファ22へ送ることにより、接続要
求を出す。制御装置20は、バッファ22を制御するた
め、最初にCPC12に対して、バッファ22がデータ
を受取りの用意ができていること、及び確認メッセージ
が別のデータを送るのをCPCが待たねばならなくなる
前に何バイトのデータを送ることができるかを通知しな
ければならず、これはCPC12へ戻される接続許可
(grant)メッセージを発することにより行われ
る。
【0021】一旦CPC12と制御装置20間が接続さ
れると、CPC12は要求メッセージを発し、これは本
例においてはデータをDASDの1つに書込むことであ
る。この要求メッセージは、制御装置20がDASDに
対するデータ書込みの用意をすることにより応答する指
令である。要求メッセージの後には、一時的にバッファ
22に記憶される1つ以上のデータ・フレームが続く。
各データ・フレームは、制御装置20により確認され
る。接続許可によって確保された歩調合せ値を越える更
に別のデータ・フレームをCPC12が送るためには、
確認メッセージが受取られねばならない。図2に示され
る如きプロトコルにおいては、このような別個の確認メ
ッセージは制御装置20によりCPC12に対して送ら
れない。代わりに、ここでは、CPC12によって制御
装置20へ送られる元の要求メッセージが、送られるデ
ータのバイト数を示すフィールドを含むものとする。
【0022】要求フレームおよびデータ・フレームが制
御装置20により受取られて認識されると、受取られ認
識されたフレームに対する確認メッセージが送られる。
制御装置20は、(1)要求メッセージが制御装置20
により理解され得るものであり、また(2)データ・フ
レームが正しく受取られたならば、最初に要求確認(A
CK)メッセージを、次にデータACKメッセージをC
PC12に対して送る。後者は、典型的には、フレーム
の一部としてデータとともに送られる周期冗長検査コー
ド(CRC)により決定される。データ・フレームに対
するACKメッセージは、受取られた各データ・フレー
ムに対する別のACKとして、あるいは図2に示される
幾つかのデータ・フレームに対するACKとして送るこ
とができる。
【0023】先に述べたように、このプロセスは、実際
にDASDに書込む前にデータが一時的に記憶される制
御装置20における「シャドウ書込み」を行うが、書込
み操作が起生したことの応答をCPC12に対して送る
ことによって強化することができる。この応答は、実際
には、CPC12に対して、元の要求メッセージにおけ
る命令(例えば、データ書込み)が成功裏に完了したこ
とを信号で通知する。次に、CPC12は制御装置20
に対してACK応答を発することにより接続を終了す
る。シャドウ書込み機能が実現されるのはDASDに対
する実際のデータ書込み操作が起生する時より後であ
る。
【0024】当業者には、図2に示されたプロトコルが
図1に示された従来のシステムに勝るデータ処理システ
ムの処理能力を改善する幾つかの特徴を含むことが理解
されよう。例えば、図2に示されるプロトコルは、多数
のACKメッセージの必要性を取除くことにより、より
以前のシステムにおいては一般的であった初期接続の遅
延を著しく除去するものであった。更に、電気機械的D
ASDに対する書込み時間がミリ秒(ms)単位で測定
されるが銅のケーブル18における通信時間の遅延はマ
イクロ秒(μs)単位で測定されるため、データ書込み
操作における著しい遅延は「シャドウ書込み」機能によ
って取除かれる。
【0025】しかし、システムおよび構成要素の設計に
おける最近の展開は、これらの従前の試みを時代遅れの
ものした。第1に、低速の電気機械的DASDは、大量
の(例えば、数百MBの)高速データ記憶域を提供する
電子記憶素子によって置換されつつある。第2に、マイ
クロプロセッサ(即ち、データ処理エンジン)は、増大
した速度および処理能力を提供するよう一貫して改善さ
れつつある。第3に、光ファイバ・ケーブルを含む光導
波路システムは、データ処理システムにおいて益々増加
しつつある。光ファイバ・ケーブルにおける伝送時間
は、数十Mビット/秒ではなく数Gビット/秒単位で測
定される。伝送媒体における伝播速度は、全ての媒体に
おいて比較的一定したままで、光速の約0.75倍であ
る。複合技術におけるこのような最近の開発と結び付い
ているのは、比較的多様な素子の幾何学的分散を呈する
より複雑なデータ処理システムを構成しようとする傾向
である。このため、光ファイバ・ケーブルの如き高速な
媒体が伝送時間の大きな減少を結果としてもたらして
も、電子構成素子の動作速度に比して伝送距離が依然と
して大きな時間遅延をもたらす結果となる。
【0026】本発明は、従来技術において一般に用いら
れたマスタ/スレーブ関係を完全に排除する待ち時間の
少ない新しい通信システムを実現することによりこの問
題に対処するものである。付加的な利益として、本発明
によるシステムは、データ処理システムにおける構成要
素がCPCおよびI/O装置であれ、あるいは多重CP
Cまたはそのどんな組合わせであれ、これら要素間の真
の対等通信を提供する。
【0027】図3は、比較のため図1に示されたI/O
システムと似た本発明の基本的アーキテクチャのブロッ
ク図を示す。このI/Oシステム30は、図1のそれと
同様に、チャネル経路34と、光ファイバ・ケーブルの
如き伝送媒体38に接続された付設メッセージ・バッフ
ァ36とを有するCPC32を使用する。しかし、図1
に示されるI/Oシステムとは異なり、図3におけるI
/Oシステム30は、バッファ42を含む電子素子40
を有する。また、従来技術の電気機械的DASDに代わ
る電子素子40は、図1に示されたI/Oシステムと同
様に、電子記憶装置44を含む。
【0028】しかし、光ファイバ・ケーブルおよび電子
記憶装置により提供される明らかな速度の改良は、従来
技術のマスタ/スレーブ関係およびプロトコルが図3に
示されるシステムに含まれるとすれば、ごく僅かに実現
されるに過ぎない。以降の記述において明らかになるよ
うに、電子素子40におけるバッファ42はCPC32
に対して専用化(dedicate)される。このバッ
ファは、3つの部分、即ち、それぞれ「C」、「D」、
「R」で示される要求部即ち命令部(C)、データ部
(D)、応答部(R)に分けられる。データをともなう
要求メッセージがバッファ36にロードされ、そのロー
ド順序にバッファ42に対して送られる。命令は、バッ
ファ42の「C」部分にロードされ、直ちに復号され
る。復号された命令(例えば、データ書込み)はバッフ
ァ42の「D」部分におけるデータの受信を待ち、全て
のデータが受信されると直ちに、本例においてはデータ
を電子記憶装置44へ書込むことにより命令が実行され
る。命令が実行されると直ちに、電子素子40は、バッ
ファ36の「R」部分で受取られる応答をCPC32へ
送る。
【0029】本発明による新しいプロトコルは、図4の
フローチャートに示される。バッファ42はCPC32
に専用化されるため、図2に示したプロトコルにおいて
要求されたような接続要求および接続許可に対する要件
は存在しない。図4に示されたプロトコルにおける書込
み操作は、(1)要求およびデータが直ちにCPC32
により光ファイバ・ケーブル38上をバッファ42に対
して送られ、命令が実行されると直ちに、(2)電子素
子40はCPC32に対して応答を行うことである。こ
のため、メッセージ(要求とデータ)の伝送には1度の
転送だけ必要とされ、2番目の転送は機能の完了を確認
する。同様に、データが電子素子40からCPC32に
対して送られることを除けば、読出し操作も同じプロト
コルに従う。また、計算を行いデータを返す操作におい
ては、CPC32から電子素子40へデータを送付し、
返りデータをCPC32へ送付する。本発明の望ましい
構成においては、説明する動作は同期的である、即ち、
CPC32は電子素子40から応答を受取るまで待機す
る。
【0030】電子素子40は、それ自体別のCPCであ
る。以下に述べるように、真の対等通信が、システムの
各CPCおよび電子素子に本発明が補完的なバッファ・
セットを提供することによって支援される。このため、
電子素子40は、当技術において現在使用される非同期
的な割込み手順を用いることなく、CPC32と直接同
期的に通信することができる。
【0031】更に、本発明はI/Oシステムに限定され
るものではない。例えば、図3に示される電子素子40
は、1つ以上のCPCに対するコプロセッサとして使用
されるスーパーコンピュータでよい。このコプロセッサ
は、CPCからの要求に基いて1つの計算または一連の
計算を行うため時折必要とされ、この計算結果は戻りデ
ータとして要求側のCPCへコプロセッサにより送られ
る。即ち、CPCは、コプロセッサにより演算されるデ
ータを伴って要求を送出し、コプロセッサはその計算の
結果生成されたデータをCPCへ送り、その後に上述の
同じプロトコルを用いた応答が続く。
【0032】図5は、リンク50の両端の高性能チャネ
ルに跨った高性能リンクにおける単一メッセージに対す
るバッファ設計を示す。物理的バッファは、単一メッセ
ージを支援してリンクの各端部で高性能チャネルに組込
まれる。単一メッセージの伝送を支援するために要求さ
れるリンクの各端部における物理的バッファは、メッセ
ージ・バッファと呼ばれる。
【0033】論理的には、1つのCPCまたは電子素子
には2つのタイプのバッファがある。発信元バッファと
呼ばれる第1のタイプは、前記CPCまたは電子素子で
生起するメッセージ動作のため使用される。受取り側バ
ッファと呼ばれる第2のタイプのバッファは、リンクの
他端部、即ち電子素子またはCPCにおいて生起する諸
動作のため使用される。発信元バッファ54は、メッセ
ージ発信元52で生起するメッセージ動作のために使用
される物理的バッファからなる。受取り側バッファ58
は、リンクの他端部で生起する諸動作のため使用される
物理的バッファからなる。リンクの一端部における発信
元バッファ54およびリンクの他端部における受取り側
バッファ58は、高性能チャネルのメッセージ・バッフ
ァをなす。高性能チャネル・メッセージ・バッファは、
発信元から受取り側へ送られる1つのメッセージ、およ
び返される関連する応答およびデータに要する全てのバ
ッファリング動作を生じることが可能である。
【0034】発信元および受取り側の両方のバッファ
は、3つの論理的領域、即ち、(1)要求領域、(2)
応答領域、および(3)データ領域を有する。更に、発
信元バッファ54は、要求領域541と、データ領域5
42と、応答領域543とからなる。受取り側バッファ
58は更に、要求領域581と、データ領域582と、
応答領域583とからなる。それらの内、データ領域5
42、応答領域543、要求領域581およびデータ領
域582は、物理的バッファである必要がある。要求領
域541は、メッセージ発信元52のメモリ内の仮想ア
ドレスとすることができ、また応答領域583は、メッ
セージ受信側56のメモリ内の仮想アドレスとすること
ができる。
【0035】高性能チャネルにおけるメッセージ・バッ
ファは、メッセージ・ベースで使用するように割付けら
れる。情報は、受取ったフレームを置く場所があること
を保証し、リンク、発信元装置および受取り装置間の速
度の不整合を補償するために、リンクの各端部でバッフ
ァリングされる。
【0036】メッセージ動作のための要求情報は、発信
元バッファ54の要求領域541から受取り側バッファ
58の要求領域581へ送られる。応答情報は、受取り
側バッファ58の応答領域583から発信元バッファ5
4の応答領域543へ戻される。発信元バッファ54お
よび受取り側バッファ58のそれぞれのデータ領域54
2および582は、命令の実行のため必要な別の情報を
送受するために使用される。データ・フローの方向は、
実行される指令に依存する。データは、所与の動作のた
め両方向に流れる。メッセージ受取り側によって全ての
データが受取られた後でなければ、データ領域582、
542を結果データのために使用することができない。
【0037】メッセージ発信元からメッセージ受取り側
へ送られるメッセージは、実行される命令をメッセージ
発信元の要求領域541に置き、命令に伴うデータをメ
ッセージ発信元のデータ領域542に置く。要求領域の
内容は、メッセージ受取り側の要求領域581へ送ら
れ、データ領域の内容はメッセージ受取り側のデータ領
域582へ送られる。メッセージ受取り側は、その要求
領域において命令を受取ると同時に、その命令を直ちに
復号してデータが要求される地点まで命令の実行を開始
する。データが受取られ、命令の実行が完了すると、そ
の結果は応答領域583に置かれ、応答に伴うデータは
データ領域582に置かれる。メッセージ受取り側のデ
ータ領域は、メッセージ発信元のデータ領域542へ送
られ、次いでメッセージ受取り側の応答内容はメッセー
ジ発信元の応答領域543へ送られて、メッセージ動作
が完了する。
【0038】高性能チャネルは、少なくとも1つの発信
元バッファまたは1つの受取り側バッファを必要とする
が、1つ以上の発信元バッファあるいは1つ以上の受取
り側バッファを持つことができる。チャネルはまた、発
信元および受取り側の両方のバッファを含むことができ
る。高性能チャネルには、同数の発信元および受取り側
バッファを提供することは要求されない。図6は、対等
動作のため複数のバッファを支援する基本バッファ構造
の構成例を示す。この修正は、複数の発信元バッファお
よび受取り側バッファが1つの高性能チャネルに存在す
ることを可能にする。例えば、CPC64には(N+
1)個の発信元バッファ62(番号0乃至Nを付す)が
あり、CPC68には対応する(N+1)個の受取り側
バッファ66がある。更に、CPC68には(M+1)
個の発信元バッファ72(番号0乃至Mを付す)があ
り、CPC64には対応する(M+1)個の受取り側バ
ッファ74がある。これらのバッファは、複数の送信元
77および受信側79からなるリンク76を介して接続
される。リンクの両端におけるバッファの数および構成
は、本発明による高性能チャネルを用いて達成し得る並
行性の程度を決定する。
【0039】システムの初期化中、接続されたチャネル
はメッセージ・バッファの確立を可能にする情報を交換
する。各チャネルは、リンクの他端部の相手側のチャネ
ルに、受取り側バッファの容量について通知する。図6
に示される事例では、CPC68のチャネルは、CPC
64のチャネルに対して、必要なメッセージ動作数を支
援する指定サイズ(要求およびデータ領域のサイズ)で
ある(N+1)個の受取り側バッファを支援することが
可能なことを通知する。CPC64のチャネルは、指定
サイズである(N+1)個の受取り側バッファがメッセ
ージ動作の支援に充分であるかどうかを評価する。受取
り側バッファがメッセージ動作の支援に不充分であるな
らば、CPC64のチャネルは発信元バッファを確立す
ることなく、メッセージ動作は開始されない。(N+
1)個の受取り側バッファがCPC64におけるチャネ
ルに対して充分であるならば、メッセージ動作に必要な
発信元バッファ数を確立することになる。1つのチャネ
ルに確立された発信元バッファの数は、接続チャネルに
おいて確立された受取り側バッファの数と等しい必要は
ない。例えば、CPC68のチャネルが10個の受取り
側バッファを提供できることを表示し、CPC64のチ
ャネルがメッセージ動作のため僅かに2個の発信元バッ
ファを必要としたならば、CPC64におけるチャネル
は2個のメッセージ・バッファを確立するに過ぎない。
従って、CPC64のチャネルにおける(N+1)個の
発信元バッファおよびCPC68におけるチャネルにお
ける(M+1)個の発信元バッファが、図6に示される
システムに対して確立し得る発信元バッファの最大数で
ある。発信元バッファと受取り側バッファの個数間に1
対1の対応はなくともよいが、メッセージ・バッファを
確立するため各発信元バッファ毎に1つの受取り側バッ
ファがなければならない。
【0040】存在する各メッセージ・バッファ(即ち、
発信元/受取り側バッファ対)毎に、1つのメッセージ
動作が起生し得る。このため、図6に示される多数のメ
ッセージ・バッファ構造は、多数のメッセージが同時に
実行状態になることを許容する。更にまた、これらメッ
セージ動作はリンク76上で両方向に同時に起生するこ
とができる。メッセージは、CPC64におけるチャネ
ルあるいはCPC68におけるチャネルのいずれか一方
から生成し得る。
【0041】高性能リンク76は、更に図7に示される
如き送受信回路がリンクの両端に置かれた多くの導体か
らなる。このリンクは、チャネルを接続する実質的に2
つの伝送経路を有する。一方の伝送経路は、リンクの一
端部における高速チャネルからリンクの他端部における
高速チャネルへ信号を送る1組の導体を含む。第2の伝
送経路は、リンクにおいて反対方向に信号を送るため使
用される別の組の導体であり、情報が同時に両方向に流
れることを許容する。本発明の望ましい実施態様におい
ては、これら伝送経路の導体は光ファイバであるが、銅
線あるいは無線周波または赤外線の信号から構成するこ
とができる。
【0042】高性能チャネルの機能は2つのレベルに分
けられる。即ち、物理的接続の管理に要するフレームお
よびシーケンスを定義するリンク・レベルのプロトコル
と、このリンク・レベルの機能およびサービスを使用す
るメッセージ・レベルのプロトコルである。リンク・レ
ベル機能は、同期の取得、リンクの初期化および構成、
並びにエラーおよびオフライン状態の信号を含む。要求
フレームおよび応答フレームは、メッセージ・レベルの
プロトコルに従って送られる。
【0043】図8は、高性能リンク上で情報が送られる
フレーム構造を示し、各フレームは図7に示される如き
1つの伝送経路に送られる。基本的には2つのフレーム
のタイプ、即ち、情報フレーム80と制御フレーム82
がある。情報フレーム80は、ヘッダ(HEADER)
801と、その関連する巡回冗長検査コード(CRC)
802と、可変長の情報またはデータ・フィールド80
3と、データ・フィールド803と関連するCRC80
4とからなる。制御フレーム82は、情報またはデータ
は含まず、従ってヘッダ821とCRCワード822の
みからなる。このヘッダは、フレームのフォーマット、
フレームの形式、フレームの宛て先を識別して、フレー
ム処理に用いられる値を提供する。
【0044】従来技術は、通常、図9に示されるような
更に複雑なフレーム構造を使用する。ここでも、2つの
タイプのフレーム、即ち情報フレーム90と制御フレー
ム92が用いられる。情報フレーム90は、区切り(即
ち、START)901と、ヘッダ902と、可変長の
情報またはデータ・フィールド903と、CRC904
と、区切り(即ち、STOP)905とからなってい
る。制御フレーム92は、情報あるいはデータを含まな
いが、区切り921と、ヘッダ922と、CRC923
と、区切り924とを含む。図9に示されるフレーム構
造は、本発明で使用されたもの(図8)より更に複雑で
あるばかりでなく、処理により多くの時間を要し、公式
化および送信のためにかなり長い時間を必要とする。
【0045】多重プロセッサ・システムにおいては、種
々の組合わせでCPCを接続する1つ以上のリンクがあ
る。これは、図10に示される接続されたCPCのネッ
トワークにより示される。CPC101、102および
103の各々は、図6に示した本発明の如き高性能チャ
ネルによりメッセージ・プロセッサ105と接続され
る。このメッセージ・プロセッサは、例えば、例えば図
3に関して述べたメモリの記憶機能を実施する電子素子
でもよいが、記憶機能はメッセージ・プロセッサの1つ
のタイプに過ぎないことが判るであろう。先に述べたよ
うに、電子素子自体は、スーパーコンピュータ等のCP
Cまたはコプロセッサでよい。あるいはまた、メッセー
ジ・プロセッサ105はLANまたはWANにおけるサ
ーバでよく、CPC101、102、103の少なくと
もあるものはワークステーションである。更に、当業者
には、図10に示したネットワークが例示であることが
判るであろう。実際のデータ処理システムは、例えば、
全てCPC101、102、103と相互に接続された
複数のメッセージ・プロセッサ105(例えば、サー
バ、コプロセッサなど)を含む。
【0046】メッセージ・プロセッサ105が記憶装置
である図10に示された事例では、各CPC101、1
02、103がそれ自体のキャッシュ・メモリを有する
緊密に接続された多重プロセッサ(MP)・システムと
する。従来技術のMPシステムにおける如く、キャッシ
ュのコヒーレンスを維持するため相互質疑(XI:cr
oss−interrogate)手順が要求される。
本発明により支援される対等通信は、この手順を実質的
に増速する。これは、メッセージ・プロセッサ105の
能力によりCPC101、102、103に対して専用
でない相互質疑要求を送ることが可能となる。従来技術
においては、相互質疑指令を取出し、次に相互質疑を実
行し、最後に動作の終了に対して応答を送ることになる
割込み要求が送られる。
【0047】本発明による高性能チャネルは1つの高性
能リンクに同時に多数のメッセージが進行することを許
容するが、しばしば動作が取消されねばならない。先に
述べたように、本発明の望ましい実施態様は、メッセー
ジ発信元がメッセージ受取り側からの応答を待機する同
期動作を支援する。伝送媒体は損失が多く、送られたメ
ッセージが歪められることが生じ得る。この場合、情報
の受取り側は受取ったメッセージを単に無視する。リン
ク自体は破損状態となり、従ってメッセージは決して受
取られない。更に、メッセージ応答期間は、多数のメッ
セージ・レベルの交換に跨り得る。一例は、電子素子に
より交換されるキャッシュ書込み指令の実行結果として
生じる相互質疑(XI)メッセージである。
【0048】同期的な動作が支援されるため、メッセー
ジ発信元が、メッセージ受取り側へ送られるメッセージ
に対するタイマをセットすることが必要となる。応答の
ため計時された期間内に応答が受取られなければ、メッ
セージは時間切れになったとされる。1つのメッセージ
が時間切れになると、一連の要求および応答が、時間切
れになった1つの高性能チャネル・メッセージに対して
出される。メッセージに対する要求および応答が成功す
ると、時間切れになった唯1つのメッセージが打切られ
る。動作取消し要求/応答および動作取消し完了要求/
応答がメッセージ・バッファ・ベースで生じ、時間切れ
になったメッセージ・バッファへアドレス指定される。
動作取消し要求/応答および動作取消し完了要求/応答
が成功裏に完了すると、影響を受けたメッセージ・バッ
ファにおけるメッセージのみが打切られ、高性能チャネ
ルが全てのメッセージ・バッファと共に動作を継続する
ことができる。時間切れはリンク・レベルおよびメッセ
ージ・レベルの交換に対して行われる。
【0049】メッセージが時間切れになると、下記の手
順が用いられる。即ち、 1.動作取消し要求は時間切れになるメッセージ動作に
対して送られる。動作取消し要求を受取る高性能チャネ
ルは、応答が、時間切れとなったメッセージ要求へ送ら
れないことを保証する。これは、指定されたメッセージ
・バッファの命令を順方向に完了させるか逆方向に戻さ
せることにより行われ、あるいは他の方法が用いられ
る。高性能チャネルが要求に対する応答がないことを保
証した後、動作取消し応答が実行される。
【0050】2.単一の動作取消し要求が出された後動
作取消し応答が返されると、この旨のメッセージが、メ
ッセージが失敗したことを示す状態(status)と
共にチャネルへ返される。動作取消し応答が動作取消し
応答時間切れ期間内に返されなければ、動作取消し要求
が再びモデル依存の閾値の回数まで送られる。この閾値
に達するならば、高性能チャネルはもはや動作せず、ア
クティブ状態のメッセージ・バッファおよび高性能チャ
ネルにおける全てのメッセージの失敗を示すメッセージ
がCPCまたは電子素子へ返される。
【0051】3.動作取消し要求が時間切れになるなら
ば、次の動作取消し要求が発行され、動作取消し応答が
返され、チャネルがメッセージ・バッファに対するメッ
セージが失敗したことを示す状態になる前に、動作取消
し完了要求/応答交換が起生しなければならない。
【0052】4.1つの動作取消し要求が出された後動
作取消し完了応答が返されるならば、メッセージが失敗
したことを示す状態でメッセージがチャネルへ返され
る。動作取消し完了応答が動作取消し完了要求時間切れ
内に返されなければ、動作取消し完了要求は再びモデル
依存の閾値の回数まで送られる。この閾値に達するなら
ば、高性能チャネルはもはや動作せず、アクティブ状態
のメッセージ・バッファおよび高性能チャネルにおける
全てのメッセージの失敗を示すメッセージがCPCまた
は電子素子へ返される。
【0053】5.動作取消し完了要求が時間切れにな
り、以後に1つ以上の動作取消し完了要求が出され、動
作取消し完了応答が返されるならば、チャネルはメッセ
ージ・バッファに対するメッセージが失敗したことを示
す状態が提示される。
【0054】6.時間切れ手順の失敗のため高性能チャ
ネルがもはや動作しない時、受取られた全ての要求が終
了する。高性能チャネルにおいて生成されたメッセージ
は、メッセージが失敗したことの表示を以て返される。
【0055】高性能チャネルにおけるメッセージに対す
るこの時間切れ回復方法を用いて、同じ高性能チャネル
において同時に生じる他の動作に影響を及ぼすことなく
時間切れになる単一メッセージを回復することができ
る。高性能チャネルが多くの指令セットに応答しない時
のみ、進行中の全てのメッセージが影響を受ける。
【0056】図11乃至図14において、本発明によ
る、失われたメッセージ応答に対する時間切れ手順の事
例が示される。図11において、メッセージ発信元が時
間T0に要求を送り、同時にそのタイマを例えば150
μ秒にセットする。タイマの時間切れと同時に、メッセ
ージ発信元は動作取消し要求(OpCncl Req)
を送るが、この時そのタイマを例えば15μ秒にセット
する。図11に示される場合には、メッセージ受取り側
は15μ秒以内に、動作取消し応答(OpCncl R
sp)によって動作取消し要求に応答する。この応答
は、メッセージ受取り側がメッセージ・バッファに対し
て応答が返されないことを保証したことを意味する。メ
ッセージ・バッファに対するメッセージが失敗したこと
を状態(status)が表示するメッセージをチャネ
ルへ返すことによって、単一メッセージはメッセージ発
信元で終了される。
【0057】図12は、動作取消し応答をメッセージ受
取り側から受取る代わりに、動作取消し応答が時間切れ
になる場合を示す。これはメッセージの送信元に2度目
の動作取消し要求を送らせ、前例におけるように再びそ
のタイマを15μ秒にセットする。図12に示される場
合には、動作取消し要求が送られモデルに依存する閾値
の回数に応答がないために、リンク・レベルのプロトコ
ルがリンクにおける全てのメッセージの終了を開始する
(図12に示される事例では2が閾値)。
【0058】図13は、動作取消し応答が2番目の15
μ秒の間に受取られることを除いて図12と似たシナリ
オを前提とする。しかし、受取られた動作取消し応答が
最初または2番目の動作取消し要求に応答するかどうか
は判らないため、曖昧さが生じる。その結果、メッセー
ジの発信元からの以降の要求が未済の動作取消し要求に
応答してメッセージ受取り側により取消される危険が存
在する。従って、メッセージ発信元は次に動作取消し完
了要求(OpCanclCmp Req)を送出し、再
びそのタイマを15μ秒にセットする。この3番目の1
5μ秒の期間中、メッセージ受取り側はメッセージ発信
元に対して動作取消し完了応答(OpCnclCmp
Rsp)を返す。この応答は、メッセージ・バッファに
対するメッセージが失敗したことを示す状態で単一メッ
セージが終了される結果となる。
【0059】図14は、図13のように2つの動作取消
し要求がメッセージ発信元により送られて、2番目の要
求の時間切れ期間中に、メッセージ受取り側からの動作
取消し応答が受取られる場合の、やや複雑なシナリオを
前提とする。図示された場合には、最初の動作取消し要
求の結果として応答は受取られるが、このことをメッセ
ージ発信元で知る方法がない。従って、図13において
は、メッセージ発信元は動作取消し完了要求を送ってタ
イマを3番目の15μ秒の期間にセットする。しかし、
本例においては、動作取消し完了要求に対する応答を受
取ることなくタイマが時間切れとなる。この時、メッセ
ージ発信元は時間切れの故に2番目の動作取消し完了要
求を送出しつつありそのタイマを4番目の15μ秒にセ
ットしている間に、2番目の動作取消し応答が受取られ
る。この期間中に、動作取消し完了応答が受取られる。
この応答は、図14に示されるように、最初の動作取消
し完了応答に対応する応答であり、結果としてメッセー
ジ発信元における単一メッセージが終了される。動作取
消し完了応答は、取消し完了要求に先立ってメッセージ
受取り側が全ての動作取消し要求を完了したことを意味
し、メッセージ・バッファのメッセージに対して一切の
応答が返されない。最初の応答後に受取られた取消し完
了応答は、メッセージ・バッファが解放された後に捨て
られる。
【0060】
【発明の効果】本発明によって高性能データ処理システ
ムのための待ち時間の少ない通信チャネルが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央処理複合体のための従来のI/Oシステム
を示す高レベルのブロック図である。
【図2】図1に示されたI/Oシステムのための典型的
な初期手続きプロトコルを示すフローチャートである。
【図3】本発明による高性能チャネルを示す高レベルの
ブロック図である。
【図4】図3に示された高性能チャネルにおいて実現さ
れる通信プロトコルを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施において使用される如きメッセー
ジ発信元とメッセージ受信側に対する高性能チャネルの
メッセージ・バッファを示すブロック図である。
【図6】対等動作のための多数のメッセージ・バッファ
を有する高性能チャネルを示すブロック図である。
【図7】本発明によるメッセージ機能とメッセージ・プ
ロセッサ間の高性能リンクを示すブロック図である。
【図8】本発明の望ましい実施態様により実現される高
性能リンク・プロトコルによるフレーム構造を示すブロ
ック図である。
【図9】従来技術のメッセージ・プロトコルにおいて典
型的に使用された従来のフレーム構造を示すブロック図
である。
【図10】本発明による高性能チャネルによりメッセー
ジ・プロセッサと接続された中央処理複合体(CPC)
のネットワークを示す高レベルのブロック図である。
【図11】失われたメッセージ応答に対するタイムアウ
ト手順を示すタイミング図である。
【図12】失われたメッセージ応答および操作打消し要
求に対する無応答に対するタイムアウト手順を示すタイ
ミング図である。
【図13】失われたメッセージ応答および失われた最初
の操作打消し要求に対するタイムアウト手順を示すタイ
ミング図である。
【図14】失われたメッセージ応答および操作打消し要
求の遅れた実行に対するタイムアウト手順全体を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
10 リンク 11 リンク 12 中央処理複合体(CPC) 13 リンク 14 チャネル経路 15 リンク 16 付設メッセージ・バッファ 17 リンク 18 ケーブル 20 制御装置 21 チャネル 22 バッファ 23 チャネル 24 DASD 26 DASD 30 I/Oシステム 32 CPC 34 チャネル経路 36 バッファ 38 光ファイバ・ケーブル 40 電子素子 42 バッファ 44 電子記憶装置 50 リンク 52 メッセージ発信元 54 発信元バッファ 58 受取り側バッファ 62 発信元バッファ 64 CPC 66 受取り側バッファ 68 CPC 72 発信元バッファ 74 受取り側バッファ 76 リンク 77 送信元 79 受信側 80 情報フレーム 82 制御フレーム 90 情報フレーム 92 制御フレーム 101 中央処理複合体0 102 中央処理複合体1 103 中央処理複合体2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ジョセフ・ブラウン アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州パ ウキープシー、カルメン・ドライブ 16 (72)発明者 ロバート・スタンレー・カポウスキー アメリカ合衆国12585 ニューヨーク州ベ アバンク、ボックス・49、ロード・ナンバ ー・2 (72)発明者 ルイス・トーマス・ファサノ アメリカ合衆国12601 ニューヨーク州パ ウキープシー、スプリング・ストリート 89 (72)発明者 トーマス・アンソニー・グレッグ アメリカ合衆国12528 ニューヨーク州ハ イランド、ベルビュー・ロード 121 (72)発明者 グレゴリー・サリヤー アメリカ合衆国12498 ニューヨーク州ウ ッドストック、サウッド・レーン 8 (72)発明者 ダグラス・ウェイン・ウェストコット アメリカ合衆国12572 ニューヨーク州ラ インベック、アッカート・フック・ロード 84

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理システムの構成要素間において
    少ない待ち時間でメッセージを交換する高性能通信チャ
    ネルであって、 発信バッファを含むメッセージ発信要素と、 受信バッファを含むメッセージ受信要素と、 前記発信バッファと前記受信バッファとを接続する伝送
    経路とを具備し、 前記発信バッファおよび前記受信バッファの各々が、要
    求領域と応答領域とデータ領域として設計される3つの
    論理領域を含み、 前記メッセージ発信要素が、前記発信バッファと前記受
    信バッファの双方を管理して、前記発信バッファの要求
    領域からのメッセージ要求を前記受信バッファの要求領
    域へ転送し、前記発信バッファのデータ領域からのメッ
    セージ・データを任意選択に前記接続された受信バッフ
    ァのデータ領域へ転送し、 前記メッセージ受信要素が、前記受信バッファの応答領
    域からのメッセージ応答を前記発信バッファの応答領域
    へ転送し、前記受信バッファのデータ領域からのメッセ
    ージ・データを任意選択に前記発信バッファのデータ領
    域へ転送することにより応答する、 高性能通信チャネル。
  2. 【請求項2】前記メッセージ発信要素が複数の発信バッ
    ファを含み、 前記メッセージ受信要素が複数の受信バッファを含み、 前記複数の発信バッファの各々が、前記複数の受信バッ
    ファの1つのみとバッファ対を構成し、 前記複数のバッファ対の各々が1つのメッセージ動作を
    支援し、 前記チャネルが複数の同時メッセージ動作を支援する、 請求項1記載の高性能通信チャネル。
  3. 【請求項3】前記複数の発信バッファのデータ領域と応
    答領域、および前記複数の受信バッファのデータ領域と
    要求領域が物理的なバッファである、 請求項2記載の高性能通信チャネル。
  4. 【請求項4】前記複数の発信バッファの要求領域が、前
    記メッセージ発信要素のメモリ内の仮想アドレスであ
    り、前記複数の受信バッファの応答領域が前記メッセー
    ジ受信要素のメモリ内の仮想アドレスである、 請求項3記載の高性能通信チャネル。
  5. 【請求項5】各々が1以上のメッセージを支援する1以
    上の高性能通信チャネルにより相互に接続された複数の
    要素を含み、このうち少なくとも第1および第2の要素
    間において少ない待ち時間でメッセージを同期的に交換
    するデータ処理システムであって、 前記第1の要素に発信バッファが、前記第2の要素に専
    用受信バッファが設けられており、該発信バッファと受
    信バッファの各々が、要求領域、応答領域及びデータ領
    域として示される3つの論理領域を含み、 前記チャネル間を接続する高性能リンクの第1および第
    2の伝送経路を設け、 前記第1の要素が、接続された発信バッファと専用受信
    バッファの双方を管理して、前記第1の伝送経路に単一
    の要求メッセージのみを転送し、該単一の要求メッセー
    ジが、前記発信バッファの要求領域から前記受信バッフ
    ァの要求領域に対するメッセージ要求と、前記発信バッ
    ファのデータ領域から前記受信バッファのデータ領域に
    対する任意選択のメッセージ・データとを含み、 前記第2の要素が、前記第2の伝送経路に単一の応答メ
    ッセージのみを転送することにより応答し、該単一の応
    答メッセージが、前記受信バッファの前記応答領域から
    前記発信バッファの前記応答領域に対するメッセージ応
    答と、前記受信バッファのデータ領域から前記発信バッ
    ファのデータ領域に対する任意選択のメッセージ・デー
    タとを含む、 データ処理システム。
  6. 【請求項6】前記第2の要素が、該第2の要素における
    発信バッファおよび前記第1の要素における前記接続さ
    れた専用受信バッファの双方を制御し、 前記高性能チャネルが、前記データ処理システムの前記
    第1および第2の要素間の真の対等通信を支援する、 請求項5記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】前記第1の要素が、複数の発信バッファと
    複数の受信バッファとを含み、 前記第2の要素が、複数の受信バッファと複数の発信バ
    ッファとを含み、 前記複数の発信バッファの各々が前記複数の受信バッフ
    ァの1つのみとバッファ対を構成し、 前記複数のバッファ対の各々が1つのメッセージ動作を
    支援し、 前記チャネルが複数の同時メッセージ動作を支援する、 請求項6記載のデータ処理システム。
  8. 【請求項8】前記要求メッセージに応答して所定の時間
    を計時するタイマ手段を前記第1の要素に設け、該第1
    の要素が、該所定の時間前記要求メッセージを送出した
    後前記第2の要素からの前記応答メッセージを待機す
    る、 請求項5記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】前記タイマ手段からの時間切れ信号に応答
    して、複数の動作環境における個々の動作から回復する
    手段を設ける、 請求項8記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項10】データ処理システムの構成要素間におい
    て少ない待ち時間でメッセージを交換する1以上の高性
    能チャネルを含むデータ処理システムであって、該高性
    能チャネルの各々が多数のメッセージを支援しかつ第1
    の要素に発信バッファ、第2の要素に受信バッファを含
    み、該発信バッファおよび受信バッファの各々が、要求
    領域と応答領域とデータ領域として設計された3つの論
    理的領域を含み、前記発信バッファおよび前記受信バッ
    ファが、複数の伝送経路を有する高性能リンクの伝送経
    路対により接続され、前記第1の要素が、接続された発
    信バッファおよび受信バッファの双方を制御して、前記
    発信バッファの要求領域から前記受信バッファの要求領
    域へのメッセージ要求と、前記発信バッファのデータ領
    域から前記受信バッファのデータ領域への任意選択のメ
    ッセージ・データとからなるメッセージを転送し、前記
    第2の要素が、前記受信バッファの前記応答領域から前
    記発信バッファの前記応答領域へのメッセージ応答と、
    前記受信バッファのデータ領域から前記発信バッファの
    データ領域への任意選択のメッセージ・データとからな
    るメッセージを転送する、データ処理システムにおい
    て、複数の動作環境における個々の動作を回復する方法
    であって、 前記発信バッファからの要求を前記受信バッファへ送
    り、第1の予期される所定の応答期間にタイマをセット
    するステップと、 前記受信バッファにおける全ての要求を、受取った順序
    で処理するステップと、 前記タイマを調べ、前記第1の応答期間が満了するなら
    ば、前記発信バッファからの第1の取消し操作要求を前
    記受信バッファへ送り、前記タイマを第2の予期される
    所定の応答期間にセットするステップと、 前記タイマを調べて、前記第2の応答期間内で前記受信
    バッファから前記発信バッファにより取消し要求応答が
    受取られるならば、該要求を終了するステップとを含
    む、 動作回復方法。
JP5006815A 1992-02-20 1993-01-19 高性能通信チャネル及び該チャネルを有するデータ処理システム並びに動作回復方法 Expired - Lifetime JP2910962B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/839,652 US5412803A (en) 1992-02-20 1992-02-20 Communications system having plurality of originator and corresponding recipient buffers with each buffer having three different logical areas for transmitting messages in single transfer
US839652 1992-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0685877A true JPH0685877A (ja) 1994-03-25
JP2910962B2 JP2910962B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=25280318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5006815A Expired - Lifetime JP2910962B2 (ja) 1992-02-20 1993-01-19 高性能通信チャネル及び該チャネルを有するデータ処理システム並びに動作回復方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5412803A (ja)
EP (1) EP0557025B1 (ja)
JP (1) JP2910962B2 (ja)
KR (1) KR960016405B1 (ja)
AT (1) ATE212136T1 (ja)
BR (1) BR9300357A (ja)
CA (1) CA2089771C (ja)
DE (1) DE69331449T2 (ja)
ES (1) ES2171161T3 (ja)
TW (1) TW310393B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5537574A (en) * 1990-12-14 1996-07-16 International Business Machines Corporation Sysplex shared data coherency method
JP2566717B2 (ja) 1992-03-30 1996-12-25 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 条件付きオペレーション提供装置及び方法
US5649096A (en) * 1993-11-22 1997-07-15 Unisys Corporation Bus request error detection
JPH08180001A (ja) * 1994-04-12 1996-07-12 Mitsubishi Electric Corp 通信方式及び通信方法及びネットワークインタフェース
US5661736A (en) * 1995-02-28 1997-08-26 Harris Corporation Multiple use timer and method for pulse width generation, echo failure detection, and receive pulse width measurement
FR2736176B1 (fr) * 1995-06-30 1997-07-25 Bull Sa Dispositif d'echange de messages entre deux machines informatiques et procede d'execution de commandes utilisant ce dispositif
US5574858A (en) * 1995-08-11 1996-11-12 Dell U.S.A., L.P. Method and apparatus for, upon receipt of data from a mouse, requiring the remainder of data needed to constitute a packet to be received within one second
US5758137A (en) * 1995-10-26 1998-05-26 International Business Machines Corporation Method and system for processing timer requests within a computer
US5781726A (en) * 1996-01-31 1998-07-14 3Com Corporation Management of polling traffic in connection oriented protocol sessions
US5887135A (en) * 1996-08-15 1999-03-23 International Business Machines Corporation System and method for management of object transitions in an external storage facility accessed by one or more processors
US5944797A (en) * 1997-05-28 1999-08-31 International Business Machines Corporation Data mover hardware controlled processing in a commanding system and in a commanded system for controlling frame communications on a link
US5961606A (en) * 1997-06-30 1999-10-05 Sun Microsystems, Inc. System and method for remote buffer allocation in exported memory segments and message passing between network nodes
US5991705A (en) * 1997-07-23 1999-11-23 Candle Distributed Solutions, Inc. End-to-end response time measurement for computer programs using starting and ending queues
US6182166B1 (en) * 1997-08-25 2001-01-30 Emc Corporation Method/apparatus for interfacing two remotely disposed devices coupled via transmission medium with first and second commands transmitted without first checking receiving device for readiness
JP3247330B2 (ja) * 1997-12-25 2002-01-15 株式会社神戸製鋼所 複数プロセッサシステム
US6615383B1 (en) * 1998-05-29 2003-09-02 Sun Microsystems, Inc. System and method for message transmission between network nodes connected by parallel links
US7013305B2 (en) 2001-10-01 2006-03-14 International Business Machines Corporation Managing the state of coupling facility structures, detecting by one or more systems coupled to the coupling facility, the suspended state of the duplexed command, detecting being independent of message exchange
JP3606133B2 (ja) * 1999-10-15 2005-01-05 セイコーエプソン株式会社 データ転送制御装置及び電子機器
US7349960B1 (en) * 2000-05-20 2008-03-25 Ciena Corporation Throttling distributed statistical data retrieval in a network device
US6754739B1 (en) * 2000-08-31 2004-06-22 Hewlett-Packard Development Company Computer resource management and allocation system
US6931645B2 (en) 2000-12-15 2005-08-16 Microsoft Corporation Methods and systems for canceling requests for the transmission of data
GB2378781B (en) * 2001-08-16 2005-06-01 Sun Microsystems Inc Message brokering
GB2378782B (en) 2001-08-16 2005-04-13 Sun Microsystems Inc Message brokering
FI20012173A (fi) * 2001-11-09 2003-05-10 Nokia Corp Synkronisoiva paikallisverkko
US6898414B2 (en) * 2002-10-28 2005-05-24 Motorola, Inc. Method for acknowledging messages in a communication system
US7716397B2 (en) * 2007-07-03 2010-05-11 Lsi Corporation Methods and systems for interprocessor message exchange between devices using only write bus transactions
JP5540697B2 (ja) * 2009-12-25 2014-07-02 富士通株式会社 演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法
JP2023107418A (ja) * 2022-01-24 2023-08-03 キオクシア株式会社 ストレージデバイスおよびストレージシステム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833972B2 (ja) * 1979-11-12 1983-07-23 富士通株式会社 計算機システム間通信方式
US4777595A (en) * 1982-05-07 1988-10-11 Digital Equipment Corporation Apparatus for transferring blocks of information from one node to a second node in a computer network
US4698746A (en) * 1983-05-25 1987-10-06 Ramtek Corporation Multiprocessor communication method and apparatus
JPH0744567B2 (ja) * 1986-08-27 1995-05-15 日産自動車株式会社 通信インタ−フエイス装置
US4807118A (en) * 1987-01-14 1989-02-21 Hewlett-Packard Company Method for handling slot requests over a network
JPS6450152A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fujitsu Ltd Communication controller
US4930093A (en) * 1988-08-01 1990-05-29 Ncr Corporation Method of measuring message response time performance of a data processing system including data terminals
US5167035A (en) * 1988-09-08 1992-11-24 Digital Equipment Corporation Transferring messages between nodes in a network
US4947317A (en) * 1988-10-12 1990-08-07 Pitney Bowes Inc. Communication protocol for a three nodes system having dedicated connections and bit indicating function of exchanged message
US5222219A (en) * 1988-10-25 1993-06-22 Hewlett-Packard Company Pipeline computer system having write order preservation
US5175730A (en) * 1988-11-10 1992-12-29 Ricoh Company, Ltd. Communication control unit
JPH02196355A (ja) * 1989-01-26 1990-08-02 Nec Corp 記憶処理システム
US5146564A (en) * 1989-02-03 1992-09-08 Digital Equipment Corporation Interface between a system control unit and a service processing unit of a digital computer
US5261051A (en) * 1989-08-14 1993-11-09 Microsoft Corporation Method and system for open file caching in a networked computer system
US5247163A (en) * 1990-04-20 1993-09-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha IC card having a monitor timer and a reset signal discrimination circuit
US5297143A (en) * 1990-12-03 1994-03-22 Echelon Systems, Corp. Network communication protocol including a reliable multicasting technique
US5261060A (en) * 1991-03-13 1993-11-09 Traveling Software, Inc. Eight-bit parallel communications method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP0557025B1 (en) 2002-01-16
US5412803A (en) 1995-05-02
CA2089771A1 (en) 1993-08-21
JP2910962B2 (ja) 1999-06-23
EP0557025A1 (en) 1993-08-25
KR960016405B1 (en) 1996-12-11
DE69331449T2 (de) 2002-09-26
TW310393B (ja) 1997-07-11
CA2089771C (en) 1996-10-01
DE69331449D1 (de) 2002-02-21
BR9300357A (pt) 1993-08-24
ATE212136T1 (de) 2002-02-15
ES2171161T3 (es) 2002-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2910962B2 (ja) 高性能通信チャネル及び該チャネルを有するデータ処理システム並びに動作回復方法
US5867648A (en) High speed heterogeneous coupling of computer systems using channel-to-channel protocol
US6049889A (en) High performance recoverable communication method and apparatus for write-only networks
US6421742B1 (en) Method and apparatus for emulating an input/output unit when transferring data over a network
EP3032787B1 (en) Method, device, system and storage medium for implementing packet transmission in pcie switching network
JP2802043B2 (ja) クロック故障検出回路
JP3165022B2 (ja) コンピュータ・システム及びメッセージ転送方法
EP0366935A2 (en) High-speed switching system with flexible protocol capability
JP4009470B2 (ja) 冗長データ格納システム
US5944797A (en) Data mover hardware controlled processing in a commanding system and in a commanded system for controlling frame communications on a link
US20020152338A1 (en) Method, system and program product for detecting lost sequences within an exchange on fibre channel
US20050132089A1 (en) Directly connected low latency network and interface
JP4509827B2 (ja) シリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数cpuユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法
US6636909B1 (en) Adaptive throttling for fiber channel disks
WO2004061684A2 (en) Using direct memory access for performing database operations between two or more machines
US7987154B2 (en) System, a method and a device for updating a data set through a communication network
GB2363041A (en) Fibre channel interface controller having separate buffers for data frames and link control frames (e.g. ACK frames)
US7111158B1 (en) Techniques for transitioning control of a serial ATA device among multiple hosts using sleep and wake commands
US6336157B1 (en) Deterministic error notification and event reordering mechanism provide a host processor to access complete state information of an interface controller for efficient error recovery
JP5477112B2 (ja) ネットワークシステムの試験方法
JPH11212939A (ja) 共通バスによって相互接続されたプロセッサを有するデータプロセッサユニット間でデータを交換するためのシステム
US20050076177A1 (en) Storage device control unit and method of controlling the same
JP2009282917A (ja) サーバ間通信機構及びコンピュータシステム
US7155537B1 (en) Infiniband isolation bridge merged with architecture of an infiniband translation bridge
JPH08180030A (ja) 複合計算機システムのメモリ装置