JPH0685438A - 絶縁インキ印刷方法 - Google Patents

絶縁インキ印刷方法

Info

Publication number
JPH0685438A
JPH0685438A JP4255591A JP25559192A JPH0685438A JP H0685438 A JPH0685438 A JP H0685438A JP 4255591 A JP4255591 A JP 4255591A JP 25559192 A JP25559192 A JP 25559192A JP H0685438 A JPH0685438 A JP H0685438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
insulating ink
ink
insulating
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4255591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4255591A priority Critical patent/JPH0685438A/ja
Publication of JPH0685438A publication Critical patent/JPH0685438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンホールがなく平滑性が良好な絶縁性に優
れた絶縁インキベタ印刷層が得られ、かつ版バナレが良
好で作業性に優れた絶縁インキ印刷方法を提供する。 【構成】 基材1の表面にシルクスクリーン版を用いて
第1導電インキ印刷層21を印刷形成し、その上にシル
クスクリーンベタ版を用いて絶縁インキを印刷して第1
絶縁インキ印刷層31を形成したのち、上記第1絶縁イ
ンキ印刷層31を形成するのに用いたシルクスクリーン
ベタ版のスクリーン紗の角度を変えたシルクスクリーン
ベタ版を用いて絶縁インキを印刷して第2絶縁インキ印
刷層32を形成する。次いで第1導電インキ印刷層21
と直交するように第2導電インキ印刷層22を、第2絶
縁インキ印刷層32を介して印刷形成し、その上にシル
クスクリーンベタ版を用いて絶縁インキを印刷して第3
絶縁インキ印刷層33を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシルクスクリーン印刷に
よる絶縁インキ印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来絶縁インキベタ印刷層の形成方法と
して、絶縁層は20μm以上の厚みを要するため、一回
の印刷で20μm程度の比較的厚い膜が得られるように
メッシュの粗いスクリーン紗を用いたシルクスクリーン
版を用い、比較的高粘度の絶縁インキを用いて全面ベタ
形成する方法が知られている。しかしこの印刷方法では
一回の印刷で20μm以上の膜厚が充分得られるが、ス
クリーン目の充填平滑化が不充分で、スクリーン目から
ピンホールが生じることにより絶縁性能が低下する等の
問題があった。また絶縁インキベタ印刷層の平面形状は
全面ベタ状であり、そのため印刷に際してはシルクスク
リーン版が絶縁インキを介して被印刷体と接触する面積
が大きく、インキ自体の粘性(剪断応力)による抵抗に
よって版面がインキに引っ張られ、被印刷体からの版面
の離れ(版ばなれ)が悪くなり、印刷速度が遅くなり、
作業性が低下する等の欠点があった。
【0003】印刷速度を速めるために無理に版面を被印
刷体から剥離すると、版離れ時に絶縁インキベタ印刷層
の膜が破壊し、それが厚みムラやピンホールの発生を起
こし、同時に一部インキが版面側に残ったりして次の印
刷に支障をきたして作業能率を落としてしまう。
【0004】一方、比較的メッシュの細かい(350メ
ッシュ/インチを超える)シルクスクリーン版を用いれ
ば、均一で表面平滑な塗膜が得られるが、一回の印刷で
得られる膜厚が薄いため、ダレを起こさずしかも目詰ま
りしない程度の粘度のインキを用いて同じ版で多数回塗
り重ねなければならず、20〜50μm程度の膜厚を得
るのに手間がかかり過ぎ、また2〜3回で塗工できる程
度の粗さ(180メッシュ/インチ未満)のメッシュで
は、スクリーン目によるピンホールが生じ易いと言う問
題から実用的でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解消するためのものであり、版バナレが良好で
且つ層間剥離やピンホール、レベリング不足による表面
平滑度不良等の問題のない良好な特性を有する絶縁イン
キベタ印刷層を形成することができる絶縁インキ印刷方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明絶縁インキ印刷方
法は、少なくとも基材に導電インキ印刷層と絶縁インキ
ベタ印刷層を印刷形成する工程を有し、シルクスクリー
ン印刷法を用いて絶縁インキベタ印刷層を形成する絶縁
インキ印刷方法において、絶縁インキを複数回塗り重ね
ることを特徴とする。
【0007】また上記絶縁インキ印刷方法において、連
続する印刷工程としては、スクリーン紗の角度が互いに
異なるシルクスクリーン版を使用して印刷するのが好ま
しい。
【0008】また上記絶縁インキ印刷方法において、絶
縁インキ印刷に使用するシルクスクリーン版のスクリー
ン紗の粗さが180〜350メッシュ/インチであるの
が好ましい。
【0009】本発明のシルクスクリーン印刷とは、上記
シルクスクリーン版に印刷インキを付着させたスキージ
を接触させ、スクリーン上を慴動させてスクリーンメッ
シュを通してインキを押出しながら該インキを被印刷体
表面に転移させるという機構を有する印刷方法で、同様
の機構を有する印刷方法の例としては謄写版等が挙げら
れる。上記の機構を有する印刷方式には、平版タイプ、
輪転版タイプ等がある。
【0010】また本発明絶縁インキ印刷方法は、印刷回
路、電極、各種電子部品等の製造等に適用することがで
きるが、これらに限定されるものではない。上記の印刷
回路、電極、各種電子部品等とは、導電インキ印刷層が
基材表面に形成され該導電インキ印刷層の全面又は一部
が絶縁インキベタ印刷層により被覆されているものをい
う。例えばこのような印刷回路等として次のようなもの
が挙げられる。 プリント配線基板、厚膜印刷集積回路等の導線、コン
デンサー、コイル等の部品回路 デジタイザー電極:例えば縦方向の格子状に設けられ
た電極と、その縦方向の電極と直交するように横方向に
格子状に設けられ、縦方向の電極の上に絶縁インキベタ
印刷層を介して積層して形成され、上下(縦方向と横方
向)の電極が非接触となる方式である。この位置座標の
検出はペン先に変動磁場を発生させて該時磁場と交差し
た位置との縦、横各電極に流れる誘導電流を検出する方
式、又はペン先や指の接近による電気容量の変化を発振
周波数や電圧の変化として検出する方式等がある。 メンブレンスイッチの接点回路パターン:メンブレイ
ンスイッチは電話のダイヤルボタン、電卓、ワープロや
パソコン等の入力用キーボード、タッチパネル等に用い
られ、メンブレンスイッチの構成は例えば基材の上に間
隙を形成した導電インキ印刷層を設けプラスチック性の
シート等で表面を保護して形成され、導電インキ印刷層
のパターンの間には絶縁インキベタ印刷層が設けられて
いる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説
明する。図面は本発明の1実施例を示す。図1は本発明
絶縁インキ印刷方法を用いてデジタイザー電極を形成す
る場合の例であり、本発明絶縁インキ印刷方法を用いて
形成されるデジタイザー電極の縦断面図である。また図
2は上記デジタイザー電極の絶縁インキ印刷層を印刷す
るために用いられるシルクスクリーン版の例を示す平面
図である。更に図3は上記デジタイザー電極の導電イン
キ印刷層を印刷するために用いるシルクスクリーン版の
例を示す平面図である。
【0012】デジタイザー電極7のような導電インキ印
刷層が2層に積層されて形成される場合は、図1に示す
ように、まず基材1の表面に、図3(a) に示すシルクス
クリーン版を用いて第1導電インキ印刷層のパターン8
をシルクスクリーン印刷して第1導電インキ印刷層21
を形成し (図1(a))、第1導電インキ印刷層21の表面
および基材1の表面に、図2(a) に示す保持枠6にスク
リーン紗5を角度0°に固定した全面ベタシルクスクリ
ーン版4を用いて第1絶縁インキベタ印刷層31をシル
クスクリーン印刷で全面ベタ印刷して形成し (図1
(b))、次いで図2(b) に示す保持枠6にスクリーン紗5
を角度45°に固定した全面ベタシルクスクリーン版4
を用いて第2絶縁インキベタ印刷層32をシルクスクリ
ーン印刷で第1絶縁インキベタ印刷層31の表面に全面
ベタに印刷形成する (図1(c))。次いで図3(b) に示
す、第1導電インキ印刷層21と直交するパターン8を
有するシルクスクリーン版4を用いて第2導電インキ印
刷層のパターンをシルクスクリーン印刷して第2導電イ
ンキ印刷層22を第2絶縁インキベタ印刷層32を介し
て形成する (図1(d))。次いで、第1導電インキ印刷層
21の場合と同様に第2導電インキ印刷層22の表面お
よび第2絶縁インキベタ印刷層32の表面に第3絶縁イ
ンキベタ印刷層33を全面ベタ印刷して設ける (図1
(e))。
【0013】シルクスクリーン版1は、互いに直交す
る、合成繊維等からなる糸でメッシュを形成してなるス
クリーン紗5を保持枠6等に固定したものである。
【0014】本発明において、スクリーン紗の角度とは
図2に示すように、保持枠6の互いに直角に交わる2つ
の辺をそれぞれX軸、Y軸としたとき、保持枠6に保持
されているスクリーン紗のそれぞれ互いに直行する糸の
方向x、yが、それぞれ上記X軸、Y軸となす角度θで
ある。
【0015】上記θはθ±n×90°(但しnは自然
数)と等しい。詳しくは例えば、0°は・・・−180
°、−90°、90°、180°・・・と等しく、また
例えば、30°は・・・−150°、−60°、120
°、210°・・・と等しい。つまり、スクリーン紗は
互いに直交する(角度90°で交わる)複数の糸から構
成されているので、90°の倍数回転させても元の角度
と同じになるということである。
【0016】本発明において、スクリーンの角度を変え
るとは、上記で説明した角度θを変えることを言う。上
記したように、例えば0°と90°とは同じなので、0
°を90°にしても変えたということにはならない。
【0017】本発明においては、絶縁インキを複数回塗
り重ねる際に、連続する印刷工程としては、スクリーン
の角度が互いに異なるシルクスクリーン版を使用して印
刷することが好ましく、その場合はレベリングが更に良
くなり、ピンホール等の不良が発生する虞れがない。
【0018】また本発明においては、毎回スクリーンの
角度が異なるシルクスクリーン版を用いても、また連続
する印刷工程に使用するのでなければスクリーン紗の角
度θが同一のシルクスクリーン版を二度以上使用しても
いずれも上記のレベリング向上の効果が得られる。
【0019】本発明においては、連続して印刷に用いら
れるそれぞれのシルクスクリーン版のスクリーンの角度
θ間の差は、5°以上であることが好ましく、更に好ま
しくは30°〜45°であるのが良い。
【0020】本発明において、スクリーンメッシュを1
80〜350メッシュ/インチにすると、メッシュが細
か過ぎないのでスクリーン目が生じ難く、しかもインキ
粘度を極端に低くしなくてもインキを通過させられ、か
つメッシュが粗すぎないのでスクリーン目の充填が充分
で、絶縁インキベタ印刷層の表面は平滑に形成されるた
め、ピンホールの発生などによる絶縁性能の低下の虞れ
等がなく、インキ粘度との兼ね合いで20〜50μm程
度の絶縁インキベタ印刷層の膜厚を2〜3回(数回)の
印刷で無理なく良好に形成することができる。
【0021】基材1は電気絶縁性、耐熱性、耐溶剤性に
優れ、汎用性の高いポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル、ポリイミド等の樹脂或いは、ポリエステ
ル、エポキシ、フェノール樹脂等を硝子繊維布に含浸さ
せた板またはフィルムで、アニールにより内部歪みを取
り除いたものが寸法安定性が良く良好である。またコロ
ナ処理やプラズマ処理により、インキ密着性を向上させ
ることも可能である。基材1としては例えば、可撓性の
ポリエチレンテレフタレートフィルムの100〜350
μm、好ましくは120〜250μmが用いられる他、
デジタイザー、厚膜印刷集積回路等の場合、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂積層板、硝子、ステアタイト等のセ
ラミックス板等の板でもよい。
【0022】導電インキ印刷層2を形成するためのイン
キとしては、一般に市販されているシルクスクリーン印
刷用導電性ペーストが用いられる。このペーストは銀、
ニッケル、グラファイト粉末等の導電性粉末を樹脂結合
剤に分散させてなるものである。
【0023】導電インキ印刷層2は、第1導電インキ印
刷層、第2導電インキ印刷層のみならず、それ以上の数
の層を、各層の間に絶縁インキベタ印刷層を介在させて
設けられていてもよく、このように導電インキ印刷層が
多層に設けられているものとしては例えば、多層プリン
ト回路基板、デジタイザー電極、ハイブリッドIC、コ
ンデンサ素子等が挙げられる。
【0024】特に微細なパターンからなる導電インキ印
刷層を、端部の欠けやギザギザ等ができないように綺麗
に印刷するためには、例えば特公平1−23317号の
ように、印刷される印刷方向(スキージの移動方向)に
対して回路パターンのエッジが直角にならないように、
印刷方向と版の関係を傾斜させて印刷するとよい。
【0025】また、ノルマル張りのシルクスクリーン版
を使用する場合には、パターンエッジをスクリーンを張
った方向に対して傾斜させて印刷を行うことが好まし
く、例えば、昭和12実用新案出願公告第12549号
公報及び実公平1−33344号公報に記載されている
ように、スクリーンを保持枠(及びスキージの移動方向
に)に対して斜めに張る所謂バイアス張り(本発明で言
うところの、スクリーンの角度θを0°以外とするこ
と)の手法等を用いるとよい。
【0026】第1絶縁インキベタ印刷層31、第2絶縁
インキベタ印刷層32、第3絶縁インキベタ印刷層33
からなる絶縁インキベタ印刷層3は、導電インキ印刷層
やその他の接触物との十分な絶縁性能を有するものであ
ればよく、例えはデジタイザー電極のように導電インキ
印刷層を2層に積層して間に絶縁インキベタ印刷層を形
成する場合、2つの導電インキ印刷層どうしの間の十分
な絶縁性能を得るためには、通常25μm程度以上の厚
みが必要である。第3絶縁インキベタ印刷層33は、デ
ジタイザー電極のような特にピンホールを嫌うものの場
合に、第2導電インキ印刷層22の上に設けられる。
【0027】絶縁インキベタ印刷層3を形成するための
絶縁インキとしては、アクリル、ウレタン、シリコー
ン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂を主成分とするもの
を用いることができる。絶縁インキベタ印刷層用インキ
の粘度は、500〜50000cps程度であり、特に
1000〜6000cpsが印刷適性が良好であり好ま
しい。
【0028】絶縁インキベタ印刷層3の厚さとしては、
一般に20〜50μm、望ましくは30〜40μmであ
り、薄過ぎると絶縁不良を生じ易く、厚過ぎると絶縁イ
ンキベタ印刷層膜にクラックを生じ易い。
【0029】本発明の具体的実施例を挙げ、本発明を更
に詳細に説明する。実施例1 まず、100μm厚みのクリアー2軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフィルム(東レ製:T−50)の表面
に、図3(a) に示すように回路の巾Wが2.0m/mの、Y方
向に走る縞状パターンからなる第1導電インキ印刷層
を、該パターンが形成された300メッシュのステンレ
スシルクスクリーン版を用い、印刷インキとして銀ペー
スト(日本アチソン製:Electrodag427SS)を用
い、インキ塗布量15μmの厚みに印刷形成した。次い
で、第1絶縁インキベタ印刷層を第1導電インキ印刷層
と第1導電インキ印刷層が設けられた上記フィルムの表
面を被覆するように、図2(a) に示すように、枠方向に
対するスクリーン紗の角度が0度となるように紗張りし
た、300メッシュのステンレスシルクスクリーン全面
ベタ版を用い、ベタ状に絶縁インキ(日本アチソン製:
Electrodag411SS)を用い、13μmの厚みに形成
した。次いで、第2絶縁インキベタ印刷層を第1絶縁イ
ンキベタ印刷層の表面に、図2(b) に示すように、枠方
向に対するスクリーンの角度が45度となるように斜張
りした、300メッシュのステンレスシルクスクリーン
全面ベタ版を用い、ベタ状に絶縁インキ(日本アチソン
製:Electrodag411SS)を用い、13μmの厚みに
形成した。次に図3(b) に示すように、第2導電インキ
印刷層を第1導電インキ印刷層と直交するように第1導
電インキ印刷層と同様の線巾、間隔として、第2絶縁イ
ンキベタ印刷層の表面に形成し、第2導電インキ印刷層
と第2導電インキ印刷層が設けられた上記第2絶縁イン
キベタ印刷層の表面を被覆するように、第1絶縁インキ
ベタ印刷層と同様な版、およびインキを用いて第3絶縁
インキベタ印刷層を15μmの厚みに形成して、デジタ
イザー電極を得た。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明絶縁インキ印
刷方法は以下のような効果を有する。 (1) 絶縁インキを複数回に分けて塗り重ねるため、適当
な粘度のインキが使用可能であり、そのためピンホー
ルがなく表面平滑性が良好で絶縁性が良好な絶縁インキ
ベタ印刷層を形成することができる。版バナレが調節
可能で印刷速度を上げることができ、作業性が良好であ
る。 (2) 連続する印刷工程においてスクリーン紗の角度の異
なるシルクスクリーン版を用いた場合には、スクリーン
目の影響が出難くなり、よりピンホールの発生の虞れが
少ない絶縁インキベタ印刷層の形成が可能である。 (3) スクリーン紗の粗さを上記特定の範囲のものを使用
した場合には、インキ粘度との兼ね合いから印刷条件と
して無理のない良好な印刷条件を選定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明絶縁インキ印刷方法を用いてデジタイザ
ー電極を形成する場合の工程の例を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明絶縁インキ印刷方法を用いてデジタイザ
ー電極を形成する場合に、絶縁インキ印刷層の印刷に用
いるシルクスクリーン版の例を示す平面図である。
【図3】本発明絶縁インキ印刷方法を用いてデジタイザ
ー電極を形成する場合に、導電インキ印刷層の印刷に用
いるシルクスクリーン版の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 導電インキ印刷層 21 第1導電インキ印刷層 22 第2導電インキ印刷層 3 絶縁インキベタ印刷層 31 第1絶縁インキベタ印刷層 32 第2絶縁インキベタ印刷層 33 第3絶縁インキベタ印刷層 7 デジタイザー電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基材に導電インキ印刷層と絶
    縁インキベタ印刷層を印刷形成する工程を有し、シルク
    スクリーン印刷法を用いて絶縁インキベタ印刷層を形成
    する絶縁インキ印刷方法において、絶縁インキを複数回
    塗り重ねることを特徴とする絶縁インキ印刷方法。
  2. 【請求項2】 連続する印刷工程としては、スクリーン
    紗の角度が互いに異なるシルクスクリーン版を使用して
    印刷する請求項1記載の絶縁インキ印刷方法。
  3. 【請求項3】 絶縁インキ印刷に使用するシルクスクリ
    ーン版のスクリーン紗の粗さが180〜350メッシュ
    /インチである請求項1又は2記載の絶縁インキ印刷方
    法。
JP4255591A 1992-08-31 1992-08-31 絶縁インキ印刷方法 Pending JPH0685438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255591A JPH0685438A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 絶縁インキ印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255591A JPH0685438A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 絶縁インキ印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685438A true JPH0685438A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17280858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4255591A Pending JPH0685438A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 絶縁インキ印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685438A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014742A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Fujikura Ltd 導電性ペースト及びメンブレン配線板
CN114390424A (zh) * 2021-09-02 2022-04-22 苏州清听声学科技有限公司 一种定向发声屏绝缘层丝印制作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014742A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Fujikura Ltd 導電性ペースト及びメンブレン配線板
CN114390424A (zh) * 2021-09-02 2022-04-22 苏州清听声学科技有限公司 一种定向发声屏绝缘层丝印制作方法
CN114390424B (zh) * 2021-09-02 2023-10-31 苏州清听声学科技有限公司 一种定向发声屏绝缘层丝印制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050118922A1 (en) Touch panel and method for manufacturing the same
CN102112949B (zh) 带电极平面基板和触摸开关
CN103135847B (zh) 用于制造电容式触摸传感器面板的方法
US20050156906A1 (en) Capacitive touchpad and method for forming the same
US4517546A (en) Resistor sheet input tablet for the input of two-dimensional patterns
US20100328248A1 (en) Capacitive touch screen with reduced electrode trace resistance
JPH08203382A (ja) アナログ式透明タッチパネルおよびその製造方法
WO1993011518A1 (en) Contact touchscreen with an improved insulated spacer arrangement
CN109976578A (zh) 触控基板及其制作方法、触控显示装置
WO2009070258A1 (en) Touch screen with resistive electrode
CN103827789A (zh) 触控面板及包括所述触控面板的显示器件
US20050020062A1 (en) Substrate with multiple conductive layers and methods for making and using same
CN106293294A (zh) 一种触控模组及其制作方法、显示面板和显示装置
CN101923416B (zh) 触控面板及其制造方法
JPH0685438A (ja) 絶縁インキ印刷方法
JP3294875B2 (ja) スクリーン印刷回路の製造方法
JP3175346B2 (ja) 透明タッチパネル
CN108925028B (zh) 一种柔性电路板、阵列基板、显示面板及显示装置
KR101643047B1 (ko) 터치 패널, 및 터치 패널의 제조 방법
CN101919319A (zh) 印刷电路板及其制造方法及用于制造该印刷电路板的面板
JP4428820B2 (ja) 平面入力パネル及びその抵抗体
JP2018144496A (ja) 印刷配線の製造方法
JPH06214705A (ja) アナログ型透明タッチパネル
CN118567517A (zh) 一种高可靠性的触控显示定向发声装置及其制备工艺
JPS58219686A (ja) 二次元座標を検出する装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730