JPH0684210A - 記録材料、情報記録消去装置および情報記録システム - Google Patents

記録材料、情報記録消去装置および情報記録システム

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JPH0684210A
JPH0684210A JP26320692A JP26320692A JPH0684210A JP H0684210 A JPH0684210 A JP H0684210A JP 26320692 A JP26320692 A JP 26320692A JP 26320692 A JP26320692 A JP 26320692A JP H0684210 A JPH0684210 A JP H0684210A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、薄く、可とう性があり、製本が
でき、ページを繰って検索するのが容易であるという紙
と同じ利点を持ち、簡単な方法で情報を書き込み、消去
ができる記録材料を提供することを目的とする。 【構成】 熱、電磁波、音波、電場、放電、磁場、圧力
などの物理手段を単独または複数組み合わせて作用させ
ることにより、光学的特性が可逆的に変化する物質を含
む情報記録層1と、情報記録層1を保持するための紙基
材2と、情報記録層1の表面を覆うカバーフィルム3と
を備えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、新聞、雑誌などの不
特定多数を対象とし、大量に複製される印刷物、また会
議資料、ファクシミリなどの特定の人を対象とした事務
書類として使用でき、当該印刷物または書類の廃棄によ
る環境問題の発生を防止し、簡単に再利用が可能な記録
材料、その記録材料へ情報を記録するとともに記録材料
の情報を消去する情報記録消去装置および情報記録シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報の記録、伝達手段としては、
紙という情報記録媒体にインクという記録材料で可視情
報を記録する方法が広く用いられている。この紙という
情報媒体を用いた技術は、次のような長所を有してお
り、広く利用されている。
【0003】イ.各種記録手段により簡単に情報が記録
でき、また、情報の複製速度が速い。 ロ.電気的手段を用いて記録された情報と異なり、特別
な読みだし手段を用いずに記録された情報を読み取るこ
とができる。 ハ.水分が無い限り腐食せず記録情報、記録媒体ととも
に保存性が良い。 ニ.紙の主成分はセルロースで、人体に無害である。 ホ.不用となった紙は焼却でき、有害な有機化合物を後
に残さない。 ヘ.紙を利用した技術は、コストが低い。 ト.紙は薄く、可撓性を持っており製本ができ、本はペ
ージを繰って検索するのが容易である。
【0004】一方、情報の伝達手段としては、印刷物以
外に電気信号によるものがあり、その代表的なものはテ
レビである。情報は、発信元から受信者へ電波やケーブ
ルといった媒体により伝送され、受信者はテレビ受像機
により、情報を見ることができる。この方法は、情報の
伝送コストが低く、情報の入手から配送までの時間が早
いといった長所を持ち、これもまた広く利用されてい
る。
【0005】不特定多数を対象とする情報と異なり、特
定の人を対象とする情報で、機密保持が必要とされるも
のについて紙に記録された情報は、シュレッダーを用い
て細断する方法が用いられている。また、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、光ディスクなどの電気信号による
記録手段を用いた場合、データの暗号化やパスワードの
設定等により、機密保持がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】紙という記録媒体を利
用した情報記録技術は、数々の長所を有している反面、
次のような欠点を有する。
【0007】イ、単位情報当たりの重量が多く、また運
搬という手段に頼らざるを得ないので、情報の配送コス
トが高い。 ロ、印刷物は、紙とインクの2種類の物質から構成され
ており、記録媒体の再利用には、回収、溶解といった工
程が必要でコストがかかる。 ハ、不用となった紙は、焼却されると二酸化炭素、埋め
立てられるとメタンガスといった温室効果ガスの排出源
となる。また、新しい紙の製造には、木材が必要であ
り、木材の伐採により二酸化炭素を酸素に転換する植物
の炭酸同化作用を奪うことになり、近年、環境問題とな
っている。
【0008】一方、テレビ放送等の電気信号を媒体とし
た情報伝達手段は、印刷物が持つ情報の保存性を持たな
いし、たとえばビデオテープという手段を用いて情報を
保存できたとしてもビデオテープは、シーケンシャルフ
ァイルなので、本のようにページを繰って検索ができる
というランダムアクセスファイル機能には及ばない。
【0009】また、電気信号による情報の伝達、保存に
は特別な装置が必要となり、操作も繁雑で、しかも電源
のとれる所でしか使用できないという制約もあり、時間
を問わず持ち運びでき、どこでも情報を読み出せるとい
う、紙を使った技術に比べ欠点を持っている。
【0010】従って、印刷技術、電子情報技術は、両方
がお互いの欠点を補完する形で共存している。また印刷
物の形で情報を配送するエネルギーを節約するために新
聞記事を、放送回線を利用して伝送し、各家庭の端末機
(レーザープリンター)を使用して印刷する方法が提唱
されているが、現状の技術では今の新聞のコストの10
倍になり、実用化には至っていない。
【0011】特定の人を対象とする情報に関しては、近
年コンピューターの進歩により電気信号による情報処理
手段の欠点を補う形でプリンターやファクシミリが多用
され、紙の消費量が増大している。プリンターにより打
ち出された文章は、複写機により複写され、多数の人々
に配布される場合もある。
【0012】これらの書類は、利用が終われば廃棄され
るか保管される。廃棄された場合、紙を再生するには回
収、溶解といった工程が必要となり、またゴミとして処
理された場合には、環境問題を誘発する。保管された場
合には、情報記録密度の低い記録媒体を保存しておくた
めに多くのスペースを必要とする。
【0013】またこれらの文書は、機密書類であること
が多く機密保持のため、これらの文書が廃棄されるとき
には、シュレッダーにかけて細断される。シュレッダー
により細断された紙は、紙を構成している繊維が切断さ
れているので、再生に不適である。
【0014】この発明は、薄く、可撓性があり、製本が
でき、ページを繰って検索するのが容易であるという紙
と同じ利点を持ち、簡単な方法で情報を書き込み、消去
ができる記録材料を提供することにより、新聞、雑誌な
どの不特定多数を対象とし大量に複製される印刷物、ま
た会議資料、ファクシミリなどの特定の人を対象とした
事務書類といった、利用が済めば一般に廃棄される紙
を、当該記録材料で置き代え、紙の使用量増大による種
々の問題を解決することを目的とする。
【0015】また、この発明は、上記記録材料に情報を
記録し、上記記録材料に記録された情報を消去をする情
報記録消去装置を提供することを目的とする。
【0016】さらに、この発明は、上記情報記録消去装
置を用いた情報記録システムを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明による記録材料
は、熱、電磁波、音波、電場、放電、磁場、圧力などの
物理手段を単独または複数組み合わせて作用させること
により、光学的特性が可逆的に変化する物質を含む情報
記録層と、情報記録層を保持するための紙基材と、情報
記録層の表面を覆うカバーフィルムとを備えていること
を特徴とする。
【0018】光学的特性が可逆的に変化する物質に、情
報記録層の厚さを一定に保つためのバインダーまたはス
ペーサーを混合してもよい。
【0019】この発明による情報記録消去装置は、文
字、図形等の画像情報を、上記記録材料の情報記録層の
光学的特性を変化させる物理手段に変換する記録手段
と、上記記録材料に記録された情報を消去するための消
去手段とを備えていることを特徴とする。
【0020】この発明による情報記録システムは、上記
記録材料に記録すべき情報が、通信回線、放送回線、衛
星回線を介してまたは磁気ディスク、光磁気ディスク、
光ディスクなどの情報記録媒体を介して上記情報記録消
去装置に伝送または伝達されることを特徴とする。
【0021】
【発明の作用】この発明による記録材料では、たとえば
レーザービームの熱により、情報記録層の光学的特性が
変化し(たとえば、発色する)、レーザービームを掃引
してやることにより、記録材料上に可視情報が得られ
る。可視情報を消去する場合、たとえば紫外線を照射す
ることにより、情報記録層の光学的特性が元に戻る(退
色する)。
【0022】この発明による情報記録消去装置では、文
字、図形等の画像情報が上記記録材料の情報記録層の光
学的特性を変化させる物理手段に変換され、この物理手
段によって記録材料に情報が記録される。また、上記記
録材料に記録された情報が消去手段によって、消去され
る。
【0023】この発明による情報記録システムでは、上
記記録材料に記録すべき情報が通信回線、放送回線、衛
星回線を介してまたは磁気ディスク、光磁気ディスク、
光ディスクなどの情報記録媒体を介して上記情報記録消
去装置に伝送または伝達される。これらの電気信号によ
る情報は、上記情報記録消去装置により、元の情報に戻
され、上記記録材料に、可視情報として記録される。
【0024】
【発明の実施例】以下、図1〜図10を参照して、この
発明の実施例について説明する。図1は、片面記録用の
記録材料10の断面図を示している。図2は、両面記録
用の記録材料20の断面図を示している。
【0025】図1および図2において、1は、物理的手
段により光学的特性が可逆的に変化する物質で構成され
た情報記録層である。2は、情報記録層1を保持するた
めの紙基材である。3は、情報記録層1を被覆し、情報
記録層1を構成する物質が化学変化をおこす際に、外部
の環境(酸素、水蒸気、二酸化炭素等の空気を構成する
気体)から情報記録層1を遮断し、不要な化学反応が起
こるのを防止するためのカバーフィルムである。
【0026】情報記録層1内に、情報記録層1の厚さを
一定に保持するための、スペーサーを設けることが好ま
しい。情報記録層1の厚さを一定に保持するためにバイ
ンダー樹脂と物理的手段により光学的特性が可逆的に変
化する物質とを混合することにより、情報記録層1を形
成した場合には、スペーサを省略してもよく、また併用
してもよい。また、物理的手段により光学的特性が可逆
的に変化する物質自身に、厚さを一定に保つ機能がある
場合には、スペンサーおよびバインダーをともに使用し
なくてもよい。
【0027】また、情報記録層1と紙基材2との間およ
び情報記録層1とカバーフィルム3との間には、記録材
料としての性能を向上させるために、各種材料層を設け
てもよい。これらについては後述する。
【0028】なお、ここで述べる可逆的な変化とは、通
常の化学反応式において、矢印が双方向にあり、素反応
において、左向き、右向きの反応が同時に起こるという
意味の可逆反応とは異なる。
【0029】物理的手段により光学的特性が可逆的に変
化する物質としては、付加重合により合成された高分子
化合物、液晶材料等が用いられる。
【0030】まず、物理的手段により光学的特性が可逆
的に変化する物質として、付加重合により合成された高
分子化合物を用いる場合について述べる。これらの高分
子化合物のうち、あるものは、熱により分解し、モノマ
ーや分子量の低いポリマーを生成する。ポリマーの末端
よりモノマーが解離し、モノマーを生成する解重合反応
を起こす高分子化合物には、ビニリデン型モノマーの重
合体がある。すなわちポリメタクリル酸メチル、ポリα
−メチルスチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
オキシメチレン等が、熱により解離し、モノマーを生成
する高分子化合物である。
【0031】これらの物質は、レーザー等による加熱に
より分解してモノマーとなる。これらの物質のポリマー
とモノマーの間には、顕著な物性差が見られる。すなわ
ち、これらの物質のポリマーはすべて固体であるのに対
し、メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよびポ
リオキシメチレンのモノマーであるホルムアルデヒドは
すべて液体であり、テトラフルオロエチレンは気体であ
る。当然のことながら、ポリマーとモノマーで相変化が
あれば、屈折率等の光学的特性にも差がある。これらの
物質は、熱分解により、生成するモノマーの比率が、9
5%以上あり、しかも80%程度まで分解してもポリマ
ーの分子量に変化はないといった、本発明に使用するに
は最適な特性を持っている。
【0032】メタクリル酸メチルは、モノマー、ポリマ
ー共に、透明度が高くレーザーにより情報を記録したと
しても、視認性を確保しにくい。そこで、この物質を用
いた場合には、情報記録層1と紙基材2との間および情
報記録層1とカバーフィルム3との間に偏向板をいれる
ことにより、液体と固体の屈折率の差を可視情報として
取りだし視認性を十分に確保することが好ましい。
【0033】ポリα−メチルスチレンは、重合条件や添
加物により、不透明な樹脂となる。この物質を使用した
場合、情報記録層1と紙基材2との層間に着色層を設け
ることによりレーザー照射によって、透明なモノマーに
解離した部分は、情報記録層1と紙基材2との層間の着
色層の色が、透けて浮き上がってき、可視の情報とな
る。
【0034】また、カバーフィルム3には、紫外線透過
性、外気遮断特性が要求されるので、たとえば、光ファ
イバーの製造技術を応用した石英ガラスの薄板(厚さ数
μ〜数10μ)などを使用することが考えられる。
【0035】物理的手段により光学的特性が可逆的に変
化する物質として、付加重合により合成された高分子化
合物を用いる場合の記録材料10の製法について説明す
る。
【0036】まず、紙基材2を型枠低部に周囲が型枠内
面に密着するようにしてセットする。次に、紙基材2上
に情報記録層1を構成するモノマーを一定の厚さ(たと
えば10μ)で充たし、その上に石英ガラスのカバーフ
ィルム3を乗せる。このカバーフィルム3の寸法は、紙
基材2および型枠の寸法に対し、0.05mm程度の公
差に収まっていることが好ましい。その後、たとえば、
水銀ランプの紫外線によりモノマーを重合させる。空気
中の酸素による紫外線吸収を避けるため、この反応は、
窒素雰囲気中で行ったほうがよい。
【0037】このように物理的手段により光学的特性が
可逆的に変化する物質として付加重合により合成された
高分子化合物を用いた場合、当該高分子化合物自身が、
層の厚さを一定にする機能を持っているため、スペーサ
ー又はバインダーは必要無い。しかしながら、画占率
(この場合、情報記録面に対する加熱する面積の割合)
が高くなると、ポリマーの割合が減り、スペーサー機能
が失われる。極端な例として、記録面、全面を黒くする
ことは、スペーサーなしではできない。このような情報
を記録する場合には、スペーサーを使用する必要があ
る。
【0038】図3は、付加重合により合成された高分子
化合物を用いて作成した記録材料に、可視情報を記録、
消去する情報記録消去装置30の内部構造を示してい
る。図3において、31は、記録材料10をストックし
ておくケースである。32は、記録材料10を搬送する
ローラである。33は、記録情報を消去するための紫外
線ランプである。34は、記録材料10を予備加熱する
ヒートローラである。35は、レーザービーム光学系で
あり、レーザービームをスキャンし、記録材料10に可
視情報を書き込む。
【0039】紫外線ランプ33およびレーザービーム光
学系35が上下一対ずつ設けられているのは、両面記録
材料20を使用する場合を考慮したからである。片面記
録材料10だけ使用する場合には、紫外線ランプ33お
よびレーザービーム光学系35は上側のものだけで足り
る。
【0040】36および37は、記録材料10を排出す
るローラーであり、すべてのページに書き込みが完了し
た後に取り出して読むのに便利なように、記録面を下に
して排出される。38は、排出された記録材料10を貯
めおく排出トレーであり、すべてのページに書き込みが
完了した後に、情報が書き込まれかつ重ねられた記録材
料10をここから取り出せば、第1ページ目から読むこ
とができる。
【0041】図4は、情報記録消去装置30に装備され
た、信号処理回路を示している。情報記録消去装置30
の各機器を制御するCPU71は、外部データラインを
介して送られてくるデータをI/Oポート72を介して
読み取る。このデータはJISコードでは16ビットの
文字データである。CPU71に読み取られたデータと
文字形状が記憶されているROM73のデータとに基づ
いて、パターンデータが得られる。
【0042】記録材料10への書き込みは、ラスタ方式
が取られるので、上記操作を繰り返し、一行分の文字が
バッファーRAM74に取り込まりた後、一行分のパタ
ーンデータが画像データRAM75へ転送される。こう
して1ページ分のパターンデータが画像データRAM7
5に準備されると、記録材料10への情報の書き込みが
行われる。ただしこの処理は順を追って説明しているだ
けで、1ページ分のデータが画像データRAM75に準
備できる前に、記録材料10への情報書き込みを始めて
もよく、また書き込みと並行して、文字データをパター
ンデータに変換するようにしてもよい。
【0043】なお、CPU71とは別に、情報記録消去
装置30の各機器を制御するCPUを設けてもよい。
【0044】以上のような構成において、ストックケー
ス31には、利用が終わった記録材料10が下から入れ
られる。そして、重ねられた記録材料10の上から記録
材料10が1枚ずつ装置内に取り込まれる。このよう
に、重ねられた記録材料10の上から記録材料10を1
枚ずつ取り込むのは、重ねられた記録材料10の下から
記録材料10を一枚づつ取り出すと重ねられた記録材料
10の重量があるため、記録材料10の取り出しが困難
となるからである。
【0045】また、利用が終わった記録材料10を、上
からストックケース31に入れるようにすると、同じ記
録材料10が繰り返し使用されることになるので、スト
ックケース31に記録材料10を下から入れようにして
いる。
【0046】CPU71は、ストックケース31中の記
録材料10の残量をチェックする。その後、紫外線ラン
プ33を点灯させる。紫外線ランプ33としては、点灯
してから光量が安定するまで時間がかかるものまたはU
V−EPROMの消去に使用されるようなフラッシュ光
で強烈な紫外線を発生するもののいずれを用いてもよ
い。ただし、前者の紫外線ランプを用いる場合は、光量
が安定するまで待ち時間を設ける必要がある。
【0047】ストックケース31から取り出された記録
材料10は、搬送ローラ32により搬送され、紫外線ラ
ンプ33の下を通過する。この時に、記録材料10に既
に書き込まれていた可視情報の部分であるモノマーは、
重合し周囲と同じ均一な高分子化合物になる。つまり、
可視情報が消去される。
【0048】この情報記録消去装置30においては、紫
外線ランプ33自体を、窒素を充たした容器の中に入
れ、その容器の一部に、石英ガラスでできた窓を設け、
その窓と記録材料10とを接触させることにより、空気
中の酸素による、紫外線吸収を防止している。
【0049】次に、記録材料10は、ヒートローラ34
を通過する過程において予備加熱される。この時、前段
の紫外線ランプ33による重合反応が十分に完了してい
ないと、この段階で熱分解を起こす可能性がある。この
ようなことを防止するためには、別の装置または図3の
装置を別のシーケンスで働かせて、利用が終わった記録
材料10をストックしている段階で、情報を消去するよ
うにすればよい。
【0050】ヒートローラ34を通過して予備加熱され
た記録材料10は、レーザービーム光学系35からのレ
ーザービームにより、局所的に加熱され、その部分は高
分子化合物が熱分解されてモノマーとなり、可視情報と
して書き込まれる。その後、書き込みが終わった記録材
料10は、排出用ローラ36および37により排出さ
れ、排出トレー38に排出される。
【0051】上記実施例における記録材料10を構成す
る各物質および製法により、記録材料10の特性は、異
なってくる。従って、ヒートローラ34が不要となる場
合もあり、可視情報を書き込むレーザーのパワーも異な
ってくる。レーザーパワーは、高分子化合物に解離を起
こさせるのに十分な強度で、かつ紙基材2やカバーフィ
ルム3を破壊しない強度に調整されていなければならな
い。
【0052】紙基材2やカバーフィルム3を破壊しない
ようにするために、レーザーの熱エネルギーを情報記録
層1内に閉じ込めるように、情報記録層1と紙基材2と
の間、情報記録層1とカバーフィルム3との間に、レー
ザーを反射する物質(たとえば金属の薄い蒸着箔膜)を
設けるようにしてもよい。
【0053】また、紙に鉛筆で字が書け、消しゴムで字
が消せるように、この記録材料10においても、レーザ
ービームを出射できるペン型の書込具と、紫外線ビーム
を出射できるペン型の消去具とを用いると、簡単に記録
および消去ができる。
【0054】次に、物理的手段により光学的特性が可逆
的に変化する物質として、液晶材料を用いた場合につい
て述べる。ここでは低分子液晶と液晶ポリマーとの2つ
について述べる。
【0055】低分子液晶を用いた場合、図5に示すよう
に、情報記録層1と紙基材2との間には、縦方向に細か
いピッチ(たとえば30μ)で、記録材料10内部に電
界を作り出すための電極103が並んで設けられる。ま
た、情報記録層1とカバーフィルム3との間には、横方
向に同じピッチで、記録材料10内部に電界を作り出す
ための透明な電極102が並んで設けられる。両面記録
材料20の場合には、表裏の各層境界に上記電極が形成
される。
【0056】記録材料内部に電界を作り出すための電極
を形成せずに、外部から電界を与えてやることもできる
が、この場合は片面記録に限られる。
【0057】情報記録層1に使用される、液晶材料とし
ては、強誘電性液晶があり、その構造の一例を次の化学
式1で示す。
【0058】
【化1】
【0059】この材料は、その物質分子が持つらせん構
造のらせんピッチよりも、層の厚さを薄くしないと記憶
特性が出ないため、情報記録層1内に格子状で厚さが数
μmのスペーサーをいれ、紙基材2により情報記録層1
を圧接する。また、この実施例では、液晶材料の配向性
により可視情報を得るため、各層間に偏向板が必要とな
る。
【0060】次に、各層境界に図5に示すように電極が
形成されている場合の、情報記録、消去の方法について
述べる。
【0061】図6は、当該記録材料10の情報記録消去
装置40を示している。
【0062】図6において、41は、記録材料をストッ
クしておくケースである。42は、記録材料10に設け
られた横方向電極102と同じピッチか、それより整数
分の1の細かいピッチで絶縁された導電性ゴム製の横方
向電極用コネクタである。43は、記録材料10に設け
られた縦方向電極103と同じピッチか、それより整数
分の1の細かいピッチで絶縁された導電性ゴム製の縦方
向電極用コネクタである。これらの導電性ゴム42およ
び43を介して記録材料10に電気信号が与えられる。
44は記録材料搬送ローラであり、45は情報記録が終
わった記録材料10を貯め置く排出トレーである。
【0063】コネクタ42および43には、図7に示す
ように電圧が印加される。横方向電極102に接続され
る横方向電極用コネクタ42には、書き込み列以外には
何も接続されていない状態(ハイインピーダンス)にな
っており、書き込み列のみOVが印加される。
【0064】縦方向電極103に接続される横方向電極
用コネクタ43には、書き込まない画素の個所に+数
V、書き込む画素の個所に−数Vの電圧が印加される。
既に書き込まれた情報があっても、コネクタ42および
43に電圧が印加された段階で、前の情報は消去され、
新しい情報が記録される。この記録材料10では、テー
プレコーダなどと同じように、前に記録されていた情報
を消去するのと同時に新しい情報が記録できる。したが
って、特に消去のための手段は必要ないが、機密保持の
ために、記録情報を消去する必要がある場合は、縦方向
電極103のすべてに+数V、横方向電極102のすべ
てにOVを印加してやればよい。この情報記録消去装置
40を用いた場合の信号処理回路(図4)の動作は、図
3の情報記録消去装置30の場合とほぼ同様である。
【0065】次に、液晶ポリマーを用いた場合について
述べる。
【0066】レーザーにて可視情報が記録できる液晶と
して、次の化学式2で示すような化学物質がある。
【0067】
【化2】
【0068】上記化学式2で示される物質により、情報
記録層1を形成し、情報記録層1と紙基材2との間、情
報記録層1とカバーフィルム3との間に、透明な平板電
極を形成する。情報記録層1の厚さを一定に保つためス
ペーサーを情報記録層1に入れる。上記化学式2で示さ
れる物質を使用して、記録材料10を製造する際、情報
記録層1の上下に入れられた電極に数百Vの交流電圧を
印加することにより、情報記録層1の層厚は均一にな
る。
【0069】図3で述べた方法で、レーザーにより情報
を書き込むと、熱を受けた部分は相転移を起こして、光
を透過しなくなり、可視情報となる。この可視情報を消
去するには、再び電極に数百vの交流電圧を印加してや
ればよい。
【0070】第8図は、この実施例による記録材料10
の情報書込消去装置50を示している。図8において、
51は記録材料10をストックしておくケースである。
52は、記録材料10を搬送するローラである。53
は、記録情報を消去するための高電圧を印加する電極で
ある。55は、レーザービーム光学系であり、レーザー
ビームをスキャンし、記録材料10に可視情報を書き込
む。56は、記録材料10を排出するローラーである。
57は排出された記録材料10を貯めおく排出トレーで
ある。
【0071】この情報書込消去装置50の動作は、消去
の段階で、高電圧を印加する以外は、図3の情報書込消
去装置30の動作とほぼ同様であり、また信号処理回路
の動作も、図3の場合と同じである。
【0072】ところで有機材料でコーティングされた紙
基材は、完全に紙と同じ可撓性を持つわけではない。ま
た液晶材料を使用した場合、物質によっては、紙基材
2、カバーフィルム3が、硬質材料に制限される場合も
ある。このような場合を考慮し、図9に示すように、記
録材料10の一部に、可撓性を持たせた部分81を設
け、硬質紙でできていてもページを繰れる、アルバムの
ような構造を取らせることもできる。図9において、8
2は綴部である。
【0073】以上の3種の記録材料および情報記録消去
装置を用いることにより、情報を印刷物の形で配送しな
くてもよくなる。たとえば、図10に示すように、情報
発信元91、たとえば新聞社などで新聞記事等の情報を
電気信号に変換し、放送回線(電波)92または通信回
線93を使用して情報記録消去装置30、40、50に
伝送し、記録材料10上に可視情報として記録する。従
来のプリンター技術を利用した場合には、印字や紙にコ
ストがかかったが、この実施例によれば、情報記録媒体
が、再利用できるので、1部当たりのコストは、大幅に
低減できる。磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディス
クなどの情報記録媒体を介して情報記録消去装置30、
40、50に伝送してもよい。
【0074】また、事務書類においても以上の3種の記
録材料および情報記録消去装置を用いることにより、記
録情報を消去できることから、機密保持の手段として利
用できる。通常の印刷物や書類は、表面の記録情報を、
CCDで読み取ることにより、情報記録消去装置30、
40または50にて、そのまま複製できる。また、図4
に示す、信号処理回路のI/Oポート72をコンピュー
ターや、構内通信網に接続すれば、電気情報を可視情報
として取り出せる。この可視情報は、紙のように重ねて
ページが繰れるので、CRTのような不便さもなく、し
かも不要になったときは、記録情報を消去できるので、
機密保持に都合がよく、また紙の書類ようにシュレッダ
ーにかけて再生不能となるような無駄も防げる。
【0075】
【発明の効果】この発明は、電気信号にて伝送されてく
る情報を、記録材料紙の上に可視の情報へ転換する方法
として利用できる。すなわち、新聞や週刊誌等のメディ
アに代わるものとなる。したがって、情報を印刷物の形
で配送する場合に比べ、情報伝送コストを大幅に低減で
きる。しかも、放送と同等の情報伝達スピードを持ちな
がら、放送にはない情報の記録、保存、検索が可能であ
る。
【0076】この発明による記録材料は、記録された情
報を消去できるという点に特徴がある。消去することに
より、記録材料上の情報は消失してしまうが、新聞等の
特定の記事を保存しておきたい場合、外部記憶装置等に
当該記事を指定し、保存しておくことにより、必要なと
きに、必要な情報が整理されて、記録材料に印字するこ
とができ、情報の保存性が確保できる。
【0077】また、この発明は、事務書類、ファクシミ
リ、コンピュータのプリントアウト用紙として利用でき
る。これらの書類は、利用が終われば、廃棄されるか、
保管される。しかしながら、保管が必要な場合でも、こ
れらの書類に記録されている情報は、その情報を作成す
る段階で、電気信号として記録密度が極めて高いコンピ
ューターの外部記憶装置に保存することができるので、
情報を保存しておくにはスペース的に有利である。
【0078】また、大量のデーターを検索するには、コ
ンピューターの方が、印刷物に比べ遥かに高速に処理で
きる。従って、各種ネットワークが整備されると書類を
保管することは不要となり、必要な時に、必要な情報
を、書類として得ることができるようになり、利用が済
んだ当該書類は、表面の可視情報を消去し再利用でき
る。記録媒体は再利用できるため、ある領域内を循環し
ているだけで、紙のように使用量が増大することはな
い。特に機密保持の必要がある書類についても、情報を
消去できるので、シュレッダーにかけて再生に不適な紙
とするような無駄を防止できる。
【0079】いずれの場合も、記録媒体が、複数回使用
可能なため1回当たりのコストが大幅に低くなる。
【0080】つまり、この発明によれば、印刷物の形で
情報を配送するコストが低減でき、印刷物と同じ利便性
を備え、しかも情報記録媒体が再利用できるため、情報
のコストが低減でき、情報伝達速度も向上できる。ま
た、機密保持が必要な印刷物、書類を廃棄する必要がな
くなる。さらに、紙の消費増大による種々の問題、特に
廃棄物、環境問題の発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】片面記録用の記録材料を示す断面図である。
【図2】両面記録用の記録材料を示す断面図である。
【図3】情報記録消去装置を示す構成図である。
【図4】信号処理回路を示す電気ブロック図である。
【図5】記録材料の端部を示す部分拡大図である。
【図6】情報記録消去装置を示す構成図である。
【図7】コネクタおよび電極を示す回路図である。
【図8】情報記録消去装置を示す構成図である。
【図9】記録材料が硬質材料で形成されている場合に、
ページを繰れるようにした構造を示す断面図である。
【図10】情報発信元から放送回線または通信回線を介
して情報記録消去装置にデータを伝送するシステムを示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報記録層 2 紙基材 3 カバーフィルム 10 片面記録用記録材料 20 両面記録用記録材料 30 情報記録消去装置 33 紫外線ランプ 34 レーザービーム光学系 40 情報記録消去装置 42 横方向電極用コネクタ 43 縦方向電極用コネクタ 50 情報記録消去装置 53 高電圧印加用電極 55 レーザービーム光学系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱、電磁波、音波、電場、放電、磁場、
    圧力などの物理手段を単独または複数組み合わせて作用
    させることにより、光学的特性が可逆的に変化する物質
    を含む情報記録層と、情報記録層を保持するための紙基
    材と、情報記録層の表面を覆うカバーフィルムとを備え
    ている記録材料。
  2. 【請求項2】 光学的特性が可逆的に変化する物質に、
    情報記録層の厚さを一定に保つためのバインダーまたは
    スペーサーが混合されている請求項1記載の記録材料。
  3. 【請求項3】 文字、図形等の画像情報を、請求項1記
    載の記録材料の情報記録層の光学的特性を変化させる物
    理手段に変換する記録手段と、記録材料に記録された情
    報を消去するための消去手段とを備えている情報記録消
    去装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録材料に記録すべき情
    報が、通信回線、放送回線、衛星回線を介してまたは磁
    気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクなどの情報記
    録媒体を介して請求項2記載の情報記録消去装置に伝送
    または伝達される情報記録システム。
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