JPH0677608B2 - 防火用回動扉の広角擺動装置 - Google Patents

防火用回動扉の広角擺動装置

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JPH0677608B2
JPH0677608B2 JP63031619A JP3161988A JPH0677608B2 JP H0677608 B2 JPH0677608 B2 JP H0677608B2 JP 63031619 A JP63031619 A JP 63031619A JP 3161988 A JP3161988 A JP 3161988A JP H0677608 B2 JPH0677608 B2 JP H0677608B2
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Japan
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gear
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rod
wide
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和明 安藤
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F11/00Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening
    • E05F11/02Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for wings in general, e.g. fanlights
    • E05F11/08Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for wings in general, e.g. fanlights with longitudinally-moving bars guided, e.g. by pivoted links, in or on the frame

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  • Special Wing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、防火用回動扉の広角擺動装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、回動扉の自閉用弾機としてドアクローザーすなわ
ち(ドアーチェック)なる緩衝装置を採用した先行技術
が実開昭59−94576号公報および実公昭52−48594号公報
に開示されているが、両者とも緩衝装置の本体であるボ
ディから上方に突出する原動軸と同一方向に連動回転す
るメインアーム(主腕杆)を必要とし、さらに該回動扉
の開放角を180度に拡大するときは、サブアーム(副腕
杆)を始めスライダー係止装置などを併設するなど、回
動扉の上部で各アームが夫々円弧運動を行なうリンク機
構により、該緩衝装置は、平時壁面に閉鎖中と雖も回動
扉の上方で露出して室内美観を損なう許りか、塵埃など
の付着による摺動悪化が生じ易い装置である。
(発明が解決しようとする課題) 火災発生時その部屋の出入口を遮断するように開発され
た防火扉は、横引き形式と回動形式に大別され、何れも
出入口を閉塞する起動力は消防法規に適合するよう電気
を用いない弾機としてスティダンパーが多用されるが、
回動扉では扉の重量と横幅を考慮に入れたダンパーを用
いる関係上ロッドの延伸には限界があり、亦ロッドが扉
端縁のかどぶちに当接して開放を阻害するため壁面に対
し略々直角程度しか開放できず壁面前方の通行を著しく
妨害するという問題点がある、亦該ダンパーが出入口を
閉塞時室内側に位置するため焼失は免れないという問題
点も有している。
(発明の目的) 前記の課題を解消し、かつ平素は防火扉の前方から本発
明の装置が全然見えない隠蔽形式に構成し、さらに出入
口を閉塞した緊要時には装置が室外にあって焼失を免れ
るように保全し、故障が全然生じない確実に作動する機
能と既設の回動扉に他易く配設できるなどの至便性を提
供することを主目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明による防火用回動扉の広角擺動装置は、回動扉
の蝶軸線近傍で壁面や鴨居などの固定側に添設した突片
に枢着の偶数歯車列を軸架せる基板の枢着点と、別の押
しダンパーの取付けヒンジを結ぶ直線上に穿設した前記
歯車列中の末端歯車の螺孔に、前記押しダンパーのロッ
ドを螺着したものである。
(作用) 〔通路閉塞手段〕 本発明の防火用回動扉は、一般の防火扉と同様平素室外
の壁面と並列状の位置にあって熱や煙感知器と連動する
マグネット爪により拘束されて停止しているため、室内
に通ずる出入口は開口状態が維持されている、そして室
内に火災が発生すると前記感知器(図示せず)との連動
により爪拘束(図示せず)を解かれた回動扉は、直ちに
押しダンパーの作用によりシリンダーからロッドが徐々
に進出を開始するから、回動扉は螺軸を支点として出入
口を閉塞する位置まで180度反転することになるが、回
動扉上辺側に付設された押しダンパーのロッドと連結さ
れた偶数歯車列を軸架した基板は、壁面や鴨居などに添
設された突片との枢着点を支点として、回動扉の反転方
向に倣って傾動を開始すると、偶数歯車列中の末端歯車
はダンパーのロッドに押されながら徐々に時計針(正)
方向に回転し、同時に歯合する第3歯車を逆回転させる
と共に第3歯車に歯合する第2歯車を末端歯車の回転方
向と同じ方向に強制回転させるため、回動扉に付設した
ダンパーとこのダンパーのロッドに螺着した末端歯車を
軸架した基板はすべて回動扉と同一方向に移動するか
ら、上記第2歯車は極めて自然な回転を確保されつつ基
歯車と歯合回転するため、ロッドの前進には無理が全く
生じないものである。すなわち最初の出発点(壁面と回
動扉は併行)では押しダンパーと基板は直線上なれど、
その後は徐々に基板がクランクとなって押しダンパーと
の挾角を縮小させ終点(開口部閉塞)では基板が直立し
て略々逆への字状に押しダンパーが反転することになる
が、押しダンパーのロッドと連結する偶数歯車列の末端
歯車の螺孔中心線が、基板の傾動に即応して押しダンパ
ーの軸線上に常に合致させるように構成した本発明の特
長により極めて円滑に押しダンパーがクランク運動をす
ることに成功したものである。そして回動扉が出入口の
突出ストッパーに当接して閉鎖するまで、軽快に緩衝さ
れながら反転を続け終端停止で、防火,遮煙の役目を達
成する。
〔通路開口手段〕
出入口を閉塞中の回動扉の把手を持ち手動で手前に引き
寄せながら壁面に当接するまで押進反転させ、係止部材
である感知器と連動するマグネット爪に咬持させて平素
の停止状態に復帰させ通路を開口させることになるが、
かゝる際回動扉の引き戻し運動に応じて押しダンパーの
ロッドは遂次縮退し、同時に基板も壁面方向に傾動して
該基板に軸架された偶数歯車列中の第2歯車および末端
歯車を時計針逆回転方向に回転させ乍ら基板をクランク
とした押しダンパーとの挾角を除々に拡開し、最終的に
該挾角が消失して押しダンパーと基板が一直線上になっ
たとき回動扉は壁面に当接して反転作用は完了し停止す
る。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示す室外より見た出入口
を閉塞中の防火扉に広角擺動装置を配設した概略正面図
である、図においてDは回動扉で蝶軸Dhを支点として両
翼に回動し、上辺側に公知の進出付勢形式の通称押しダ
ンパーが他方連結部材が壁面W側に枢着されている、す
なわち第2図示の如く偶数歯車列1中の末端歯車2の螺
孔3に、押しダンパー4のロッド5が螺着されている、
そして偶数歯車列1の各歯車すなわち末端歯車2、第3
歯車2A、第2歯車2B、基歯車2Cの順で、壁面W側で回動
扉Dの蝶軸Dh線近傍に添設した突片6に枢着された平行
状の基板7.7内で軽快に回動するよう軸架されている、
そして前記末端歯車2における螺孔3の軸線は、予め回
動扉Dが壁面Wに当接した際の押しダンパー4の取付け
ヒンジ8と、他方基板7と突片6の枢着点9を結ぶ直線
上に位置づけされている、したがって前述した平素の通
路開口時、マグネットチヤック(図示せず)の拘束が人
為操作や感知器作動で解除されると、押しダンパー4の
ロッド5は進出して除々に回動扉Dの反転作用が始ま
り、同時にロッド5は偶数歯車列1を基板7と共に、突
片6の枢着点9を支点として傾動させることになる、つ
ぎに詳細には、偶数歯車列1中の枢着点9と同芯の基歯
車2Cと歯合の第2歯車2Bが、基板7傾動と共に時計針の
正方向回転を開始し、隣接する第3歯車2Aを介して末端
歯車2を同方向に連動させる構成となっている、したが
って末端歯車2の螺孔3線は常に押しダンパー4のロッ
ド5線上と合致するため、刻々と変化するロッド5と基
板7の挾角の拡大縮小(すなわち最初の180度から最終
の略々直角近傍迄の変化)に対応できるから無理な負荷
は押しダンパーに一切発生しないので頗る円滑に回動扉
が反転できる。
図中、10は回動扉の把手で通路を開口する場合に不可欠
のもの、Wbは回動扉Dが壁面Wに当接した際、押しダン
パー4が壁面W内に納まる空隙である。なお、上記突片
6は鴨居Fより垂設しても差支えなく、扉や壁面の情況
に合して適宜選択すればよい。
(発明の効果) この発明によれば、反転できる格別な付加機能により平
素は横引扉と同様壁面に並行近接した位置に回動扉が停
止するので、出入口を通過する際の通行阻害は室外でも
全然生じないうえ、広角擺動装置が回動扉と壁面との間
にあって外見できない隠蔽状態となり美感上の問題はな
く、かつ既設の回動用防火扉に簡単に配設できると共
に、故障が生じ難い構造上の利点を具備し、かつ消防法
規にも適合した実施条件を兼有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による広角擺動装置を防火用回動扉
に配設した場合の室外より見た慨略正面図、第2図は同
上の一部切欠平面図、第3図は偶数歯車列の拡大平面
図、第4図は同上のA−A線断面図、第5図および第6
図は従来技術の慨略平面図である。 図において、1は偶数歯車列、2は末端歯車、3は螺
孔、4は押しダンパー、5はロッド、6は突片、7は基
板、8は取付けヒンジ、9は枢着点、Dは回動扉、Dhは
蝶軸、Wは壁面である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動扉の蝶軸線近傍で壁面や鴨居などの固
    定側に添設した突片に枢着の偶数歯車列を軸架せる基
    板、この基板の枢着点と別の押しダンパーの取付けヒン
    ジを結ぶ直線上に穿設した前記歯車列中の末端歯車の螺
    孔、この螺孔に前記押しダンパーのロッドを螺着したこ
    とを特徴とする防火用回動扉の広角擺動装置。
JP63031619A 1988-02-12 1988-02-12 防火用回動扉の広角擺動装置 Expired - Lifetime JPH0677608B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63031619A JPH0677608B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 防火用回動扉の広角擺動装置
KR1019880011403A KR890013302A (ko) 1988-02-12 1988-09-02 발 화용 회동문의 광각 파동장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63031619A JPH0677608B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 防火用回動扉の広角擺動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01207082A JPH01207082A (ja) 1989-08-21
JPH0677608B2 true JPH0677608B2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=12336231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63031619A Expired - Lifetime JPH0677608B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 防火用回動扉の広角擺動装置

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JP (1) JPH0677608B2 (ja)
KR (1) KR890013302A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535184Y2 (ja) * 1975-09-30 1980-08-19
JPS5994576U (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 リョービ株式会社 ア−ム式防火戸閉鎖装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR890013302A (ko) 1989-09-22
JPH01207082A (ja) 1989-08-21

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