JPH067502B2 - フラットケーブルコネクタ - Google Patents
フラットケーブルコネクタInfo
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- JPH067502B2 JPH067502B2 JP1137766A JP13776689A JPH067502B2 JP H067502 B2 JPH067502 B2 JP H067502B2 JP 1137766 A JP1137766 A JP 1137766A JP 13776689 A JP13776689 A JP 13776689A JP H067502 B2 JPH067502 B2 JP H067502B2
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- housing
- flat
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、フレキシブルフラットケーブルを接続するた
めに、フラットケーブルの端末部に設けるフラットケー
ブルコネクタに関するものである。
めに、フラットケーブルの端末部に設けるフラットケー
ブルコネクタに関するものである。
［従来の技術］ 従来、接続すべき相手側のコネクタハウジングに挿入さ
れるフラットケーブルコネクタとしては、フラットケー
ブルの端末部の絶縁被覆を剥離することにより露出させ
た導体露出部を、そのまま接続用の接触部として利用し
たものが知られている。
れるフラットケーブルコネクタとしては、フラットケー
ブルの端末部の絶縁被覆を剥離することにより露出させ
た導体露出部を、そのまま接続用の接触部として利用し
たものが知られている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した形式の従来のフラットケーブル
コネクタでは、極めて薄く形成された導体自体が相手側
コネクタの接続端子と当接するため、繰り返しの挿脱に
耐え切れずに摩耗したり、変形を生じて接触状態が不安
定となり、接触部の電流許容量が確保できなくなるとい
う問題がある。
コネクタでは、極めて薄く形成された導体自体が相手側
コネクタの接続端子と当接するため、繰り返しの挿脱に
耐え切れずに摩耗したり、変形を生じて接触状態が不安
定となり、接触部の電流許容量が確保できなくなるとい
う問題がある。
このような問題を改善するため、フラットケーブル端末
の導体露出部に別の金属端子を接続し、その接続部を上
下の絶縁体で包覆するようにしたものも提案されている
が、これだけでは金属端子の保持強度が弱く、各金属端
子がぐらつき易いという問題を有している。
の導体露出部に別の金属端子を接続し、その接続部を上
下の絶縁体で包覆するようにしたものも提案されている
が、これだけでは金属端子の保持強度が弱く、各金属端
子がぐらつき易いという問題を有している。
本発明の目的は、相手側コネクタとの接触状態が良好で
信頼性の高いフラットケーブルコネクタを提供すること
にある。
信頼性の高いフラットケーブルコネクタを提供すること
にある。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明に係るフラットケー
ブルコネクタは、複数本の偏平導体を有するフラットケ
ーブルの端末部において、接続すべき相手側コネクタの
受端子と当接するための複数個の金属端子の中間部をモ
ールド部材によって連結し、これらの金属端子の各後端
部を前記各偏平導体に取り付け、その取付部及び前記モ
ールド部材を電気絶縁材料から成り前記相手側コネクタ
と嵌合する構造を有するハウジングにより覆ったことを
特徴とする。
ブルコネクタは、複数本の偏平導体を有するフラットケ
ーブルの端末部において、接続すべき相手側コネクタの
受端子と当接するための複数個の金属端子の中間部をモ
ールド部材によって連結し、これらの金属端子の各後端
部を前記各偏平導体に取り付け、その取付部及び前記モ
ールド部材を電気絶縁材料から成り前記相手側コネクタ
と嵌合する構造を有するハウジングにより覆ったことを
特徴とする。
［作用］ 上記の構成を有するフラットケーブルコネクタは、金属
端子を一体に連結したモールド部材がハウジングによっ
て位置決め固定されるため、前部の金属端子が安定した
姿勢で固定される。
端子を一体に連結したモールド部材がハウジングによっ
て位置決め固定されるため、前部の金属端子が安定した
姿勢で固定される。
［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第１図において、１はフラットケーブルを示し、平行に
並んだ多数の偏平導体２が絶縁被覆３により被覆され、
その端末部では絶縁被覆３が剥離されて偏平導体２の端
部が露出し、その露出端部には金属端子４が超音波溶接
等の方法で取り付けられている。金属端子４は比較的肉
厚の金属導体から成り、フラットケーブル１と略等しい
幅を有する長板状となっており、その多数個が予め第２
図に示すように合成樹脂材料から成るモールド部材５に
より各中間部を連結され、モールド部材５から後方へ突
出している後端部が偏平導体２の露出端部に取り付けら
れる。なお、モールド部材５には所要の長さに切断し易
くするための凹部５ａが設けられている。金属端子４の
取付部及びモールド部材５は、電気絶縁性を有する合成
樹脂材料等から成るハウジング６により被覆されてい
る。このハウジング６はハウジング基体６ａとハウジン
グ蓋体６ｂとから成り、ハウジング基体６ａには金属端
子４の先端部を突出させて嵌合する多数の係止溝６ｃ
と、ハウジング蓋体６ｂの閉合した状態を保持するため
の係止爪６ｄと、フラットケーブル１の偏平導体２間に
開けられた通し孔７を貫通する通し杆６ｅが一体に成形
されている。またハウジング蓋体６ｂには、通し孔７を
貫通した通し杆６ｅの先端部を貫通する嵌入孔６ｆ及び
係止爪６ｄの係合する段付き切欠部６ｇが一体に成形さ
れている。
並んだ多数の偏平導体２が絶縁被覆３により被覆され、
その端末部では絶縁被覆３が剥離されて偏平導体２の端
部が露出し、その露出端部には金属端子４が超音波溶接
等の方法で取り付けられている。金属端子４は比較的肉
厚の金属導体から成り、フラットケーブル１と略等しい
幅を有する長板状となっており、その多数個が予め第２
図に示すように合成樹脂材料から成るモールド部材５に
より各中間部を連結され、モールド部材５から後方へ突
出している後端部が偏平導体２の露出端部に取り付けら
れる。なお、モールド部材５には所要の長さに切断し易
くするための凹部５ａが設けられている。金属端子４の
取付部及びモールド部材５は、電気絶縁性を有する合成
樹脂材料等から成るハウジング６により被覆されてい
る。このハウジング６はハウジング基体６ａとハウジン
グ蓋体６ｂとから成り、ハウジング基体６ａには金属端
子４の先端部を突出させて嵌合する多数の係止溝６ｃ
と、ハウジング蓋体６ｂの閉合した状態を保持するため
の係止爪６ｄと、フラットケーブル１の偏平導体２間に
開けられた通し孔７を貫通する通し杆６ｅが一体に成形
されている。またハウジング蓋体６ｂには、通し孔７を
貫通した通し杆６ｅの先端部を貫通する嵌入孔６ｆ及び
係止爪６ｄの係合する段付き切欠部６ｇが一体に成形さ
れている。
更に、ハウジング蓋体６ｂの上面及びハウジング基体６
ａの下面には、相手側コネクタとの嵌合をロックするた
めのロック爪６ｈが適宜数設けられている。勿論、ハウ
ジング基体６ａ及びハウジング蓋体６ｂの内側には、モ
ールド部材５を収容して係止する空間が設けられてい
る。
ａの下面には、相手側コネクタとの嵌合をロックするた
めのロック爪６ｈが適宜数設けられている。勿論、ハウ
ジング基体６ａ及びハウジング蓋体６ｂの内側には、モ
ールド部材５を収容して係止する空間が設けられてい
る。
これらの各部材を組み立てる際には、予め第２図に示す
ようにモールド部材５によって連結された金属端子４の
各後端部を超音波溶接等の方法でフラットケーブル１の
偏平導体２に接続する。
ようにモールド部材５によって連結された金属端子４の
各後端部を超音波溶接等の方法でフラットケーブル１の
偏平導体２に接続する。
次に、ハウジング基体６ａの通し杆６ｅをフラットケー
ブル１の通し孔７に貫通させて、フラットケーブル１を
ハウジング基体６ａ上に載置し、各金属端子４の先端部
をフラットケーブル１のそれぞれ対応する係止溝６ｃに
係合した状態で上方からハウジング蓋体６ｂを被せる。
ブル１の通し孔７に貫通させて、フラットケーブル１を
ハウジング基体６ａ上に載置し、各金属端子４の先端部
をフラットケーブル１のそれぞれ対応する係止溝６ｃに
係合した状態で上方からハウジング蓋体６ｂを被せる。
このとき、通し杆６ｅを嵌入孔６ｆに挿入すると共に、
係止爪６ｄを段付き切欠部６ｇに係合すると、ハウジン
グ蓋体６ｂと係止爪６ｄとの結合状態が固定され、金属
端子４の先端部を突出させた状態でモールド部材５及び
金属端子４の取付部がハウジングによって被覆される。
この状態では、モールド部材５はハウジング基体６ａと
ハウジング蓋体６ｂの間に前後左右に位置決めされた状
態で挟み込まれ、また各金属端子４の先端部はハウジン
グ基体６ａの係止溝６ｃに嵌合された状態でハウジング
蓋体６ｂにより押さえ込まれているから、金属端子４は
互いに平行した状態で同一方向に揃れられて強固に保持
される。更に、通し杆６ｅはフラットケーブル１のハウ
ジング基体６ａ及びハウジング蓋体６ｂに対する移動を
防止する。
係止爪６ｄを段付き切欠部６ｇに係合すると、ハウジン
グ蓋体６ｂと係止爪６ｄとの結合状態が固定され、金属
端子４の先端部を突出させた状態でモールド部材５及び
金属端子４の取付部がハウジングによって被覆される。
この状態では、モールド部材５はハウジング基体６ａと
ハウジング蓋体６ｂの間に前後左右に位置決めされた状
態で挟み込まれ、また各金属端子４の先端部はハウジン
グ基体６ａの係止溝６ｃに嵌合された状態でハウジング
蓋体６ｂにより押さえ込まれているから、金属端子４は
互いに平行した状態で同一方向に揃れられて強固に保持
される。更に、通し杆６ｅはフラットケーブル１のハウ
ジング基体６ａ及びハウジング蓋体６ｂに対する移動を
防止する。
なお第１図において、１０は相手側コネクタのハウジン
グを示し、その内部には各金属端子４と接触する多数の
図示しない接点が内蔵されており、また外面にはロック
爪６ｈと係合するロック孔１１が設けられており、これ
にハウジング６を差し込むと、金属端子４が前述の接点
と当接すると共に、ロック爪６ｈがロック孔１１に係合
して接続が完了する。
グを示し、その内部には各金属端子４と接触する多数の
図示しない接点が内蔵されており、また外面にはロック
爪６ｈと係合するロック孔１１が設けられており、これ
にハウジング６を差し込むと、金属端子４が前述の接点
と当接すると共に、ロック爪６ｈがロック孔１１に係合
して接続が完了する。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明に係るフラットケーブルコ
ネクタは、フラットケーブルの偏平導体に取り付けるべ
き多数の金属端子を予めモールド部材によって一体的に
連結したので、多数の金属端子を同一方向に揃えてフラ
ットケーブルの偏平導体に一挙に取り付けることが可能
である。また、モールド部材をハウジング内に位置決め
して固定するようにしたので、全部の金属端子が同一方
向に安定した姿勢で確実に固定され、金属端子の保持強
度が良好でぐらつくことがなく、信頼性の高いフラット
ケーブルコネクタを得ることができる。
ネクタは、フラットケーブルの偏平導体に取り付けるべ
き多数の金属端子を予めモールド部材によって一体的に
連結したので、多数の金属端子を同一方向に揃えてフラ
ットケーブルの偏平導体に一挙に取り付けることが可能
である。また、モールド部材をハウジング内に位置決め
して固定するようにしたので、全部の金属端子が同一方
向に安定した姿勢で確実に固定され、金属端子の保持強
度が良好でぐらつくことがなく、信頼性の高いフラット
ケーブルコネクタを得ることができる。
図面は本発明に係るフラットケーブルコネクタの一実施
例を示し、第１図は分解した状態の斜視図、第２図は金
属端子をモールド部材で連結した状態の斜視図である。 符号１はフラットケーブル、２は偏平導体、３は絶縁被
覆、４は金属端子、５はモールド部材、６はハウジン
グ、６ａはハウジング基体、６ｂはハウジング蓋体、６
ｄは係止爪、６ｅは通し杆、６ｆは嵌入孔、６ｈはロッ
ク爪である。
例を示し、第１図は分解した状態の斜視図、第２図は金
属端子をモールド部材で連結した状態の斜視図である。 符号１はフラットケーブル、２は偏平導体、３は絶縁被
覆、４は金属端子、５はモールド部材、６はハウジン
グ、６ａはハウジング基体、６ｂはハウジング蓋体、６
ｄは係止爪、６ｅは通し杆、６ｆは嵌入孔、６ｈはロッ
ク爪である。
Claims (1)
- 【請求項１】複数本の偏平導体を有するフラットケーブ
ルの端末部において、接続すべき相手側コネクタの受端
子と当接するための複数個の金属端子の中間部をモール
ド部材によって連結し、これらの金属端子の各後端部を
前記各偏平導体に取り付け、その取付部及び前記モール
ド部材を電気絶縁材料から成り前記相手側コネクタと嵌
合する構造を有するハウジングにより覆ったことを特徴
とするフラットケーブルコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137766A JPH067502B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | フラットケーブルコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137766A JPH067502B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | フラットケーブルコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH034463A JPH034463A (ja) | 1991-01-10 |
| JPH067502B2 true JPH067502B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=15206331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1137766A Expired - Fee Related JPH067502B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | フラットケーブルコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067502B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001057725A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
| JP4297825B2 (ja) | 2003-11-04 | 2009-07-15 | モレックス インコーポレイテド | ケーブルコネクタ |
| JP4600245B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2010-12-15 | ミツミ電機株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS441386Y1 (ja) * | 1966-05-16 | 1969-01-20 | ||
| JPS61127581U (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-11 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1137766A patent/JPH067502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH034463A (ja) | 1991-01-10 |
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Legal Events
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