JPH0673892A - 建築物の外装板材取付方法、及びこれに用いる装置 - Google Patents

建築物の外装板材取付方法、及びこれに用いる装置

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JPH0673892A
JPH0673892A JP25223692A JP25223692A JPH0673892A JP H0673892 A JPH0673892 A JP H0673892A JP 25223692 A JP25223692 A JP 25223692A JP 25223692 A JP25223692 A JP 25223692A JP H0673892 A JPH0673892 A JP H0673892A
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JP
Japan
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building
plate material
plate glass
wall surface
opening
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JP25223692A
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English (en)
Inventor
Seiichi Otsuka
誠一 大塚
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 少なくとも複数の階層を有する建築物の外壁
に、板ガラスGを取り付ける方法であって、建築物の躯
体2外壁面3外側の上方部に壁面に沿って、足場10等
で設けたガイドレール20に吊り下げ、移動するチエン
ホイスト30等の吊り下げ、移動装置で板ガラスGを吸
盤45等の吸着装置40を介して吊り下げ、支持し、板
ガラスGを吊り下げ、支持した吸着装置40を外壁面に
沿って目的の階層の開口部6Aまで吊り上げ、足場10
等に載った作業者Mが該板ガラスGを掴んで上記開口部
6Aに嵌め込み、板ガラスG等を建築躯体外壁面の外側
から開口部に取り付けるようにした建築物の外装板材取
付方法、及び装置。 【効果】 ガラスの受け取り、開口部への運搬が極めて
容易に行え、開口部における板ガラスと開口部の位置合
せも、容易に行え、作業者の数も極めて少人数で足り
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に高層建築物の窓等
の開口部に、ガラス板等の如き外装板材を取り付ける取
付方法、及びこれに用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の高層化、外壁のガラス面積の増
大に伴って、窓を構成するガラスも大型化し、重量が重
くなり、一方、窓の数も多くなる傾向にあり、建築物に
よっては、外壁の全面、或いは大部分をガラスで構成す
る場合もある。従って、板ガラス等の外装板材の建築躯
体開口部への嵌め込み、取付作業は困難、且つ面倒とな
る傾向にあり、又、高所で作業を行うことから、安全確
保の点からも問題が多い。特に建築物の高層化に伴っ
て、窓への板ガラスの特に外からの嵌め込み作業は、作
業上高所で行わざるを得ず、かかる作業は危険が多く、
安全性確保の点、熟練作業員の減少等と相俟って問題が
多い。
【0003】建築物の外装材をなす板ガラスは、建築物
の開口面積が大きくなる傾向にあることから面積が大き
くなり、且つ強度を保持させるため厚くなる傾向にあ
り、板ガラス1枚当たりが大型化、大重量化する傾向に
あり、板ガラス1枚の重量は100kg以上となる。従
って、これの取り付け階への搬送、取り付け作業は面
倒、且つ困難性が増し、且つ高所で取付作業を行うので
危険を伴う。
【0004】そこで、例えば、建築物の屋上等にクレー
ンを据え付け、クレーンで板ガラスを吊り下げ、建築物
の外壁の取付開口部に吊り下げた板ガラスを臨ませ、外
側の足場、室内側に多人数の作業者を配置し、板ガラス
を開口部に嵌め込み、取り付けている。
【0005】一方、目的とする開口部内、或いは足場の
開口部に臨む部位にチエンブロック等の吊り下げ装置を
その場所毎に配置し、板ガラスを吊り下げ、開口部に嵌
め込み、取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、前
者、即ち屋上のクレーンによる吊り下げ方法は、先ずク
レーンの操作者、板ガラスをクレーンに吊り下げる作業
者等、開口部への取付作業者以外に多くの作業者を必要
とすること、次に、屋上からクレーンで吊り下げるの
で、吊り下げられた板ガラスと開口部との間の微調整が
困難で、微調整は、足場側、室内側の作業者が行わざる
を得ず、作業者の負担が多く、且つ重量の重い板ガラス
を高さ、左右調節するので、安全確保の点から多くの作
業者を必要とし、しかも時間が多くかかる。
【0007】以上の他、クレーンの旋回動でカバーでき
る範囲は限られており、開口部への取付位置が変更され
てゆくと、クレーンを移動する必要があり、移動、再据
え付けが面倒、煩雑である。又、屋上へクレーンを引き
上げ、据え付けるのに多大の労力と時間を必要とし、設
備が大掛りとなり、据え付け、変更作業も大変である。
【0008】一方、後者、即ち目的とする開口部内、或
いは足場の開口部に臨む部位にチエンブロック等の吊り
下げ装置をその場所毎に配置し、板ガラスを吊り下げ、
開口部に嵌め込み、取り付ける方法は、吊り下げ装置の
配置を開口部毎に変更する必要があり、且つ板ガラスの
取り出し、吊り下げ、吊り上げ、開口部への嵌め込みに
際し、板ガラスは基本的に人力のみで吊り下げ、取り付
けるので、建築物外壁外に板ガラスを吊り下げ得るよう
にセットするための多数の作業者、吊り上げるための多
数の作業者、開口部内外に多数の作業者を必要とし、作
業者が極めて多くなり、作業時間も多くなり、作業が非
能率的である。
【0009】以上の他、各開口部への嵌め込み、取付作
業毎に吊り下げ装置を移動する必要があり、この点でも
不便であり、上記と併せ、施工時間が長くなり、改善の
余地が大きい。
【0010】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、高層建築物の窓開口部
への板ガラスの如き外装板材の嵌め込み、取付作業の大
幅な簡易化、省力化、施工時間の短縮を図るようにした
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、少なくとも複数の階層を有する建築物の外
壁に、外装板材を取り付ける方法であって、建築物の躯
体外壁面外側の上方部に壁面に沿って設けたガイドレー
ル設けた吊り下げ、移動装置で外装板材を保持装置を介
して吊り下げ、支持し、外装板材を吊り下げ、支持した
保持装置を外壁面に沿って目的の階層の開口部まで吊り
上げ、足場等に載った作業者が該外装板材を掴んで上記
開口部に嵌め込み、外装板材を開口部に取り付けるよう
にした建築物の外装板材取付方法である。
【0012】又本発明は、少なくとも複数の階層を有す
る建築物の外壁に、外装板材である板ガラスを取り付け
る方法であって、建築物の躯体外壁面外側の上方部に壁
面に沿って設けたガイドレール設けた吊り下げ、移動す
るチエンホイスト等の吊り下げ、移動装置で板ガラスを
吸着装置を介して吊り下げ、支持し、板ガラスを吊り下
げ、支持した吸着装置を外壁面に沿って目的の階層の開
口部まで吊り上げ、足場等に載った作業者が該板ガラス
を掴んで上記開口部に嵌め込み、外装板材を建築躯体外
壁面の外側から開口部に取り付けるようにしたる建築物
の外装板材取付方法である。又、上記外装板材、又は板
ガラスを開口部に嵌め込み、取り付ける作業は、建築躯
体の外壁面に沿って上下動するゴンドラに載って作業す
る作業者が行うようにし、更に、上記ガイドレールは、
足場の上部に取付、支持し、更に又、上記ガイドレール
は、建築躯体の外壁面上部に取付、支持した建築物の外
装板材取付方法である。
【0013】更に本発明は、建築躯体の外壁面の上部に
沿って、且つ外壁面から離間して設置されたガイドレー
ルと、上記ガイドレールに移動可能に吊り下げられ、且
つ昇降装置を備える吊り下げ装置と、上記昇降装置に吊
り下げられた外装板材保持装置とからなる外装板材取付
装置である。又、建築躯体の外壁面の上部に沿って、且
つ外壁面から離間して設置されたガイドレールと、上記
ガイドレールに移動可能に吊り下げられ、且つ昇降装置
を備えるチエンホイストの如き吊り下げ装置と、上記昇
降装置に吊り下げられた板ガラス吸着装置とからなる外
装板材取付装置である。そして、上記吸着装置は、複数
の吸盤を備え、該吸盤を吸着、解除動する真空装置を備
え、又上記吸着装置は、吸着した板ガラスの縦横を変更
することが可能で、且つ、板ガラスの縦、横の位置をロ
ックすることができるロック、解除可能なロック機構を
備え、更に、上記吸着装置は、基枠と、該基枠に設けら
れた複数の吸盤と、基枠を水平支軸を支点として回転可
能に吊り下げる吊り下げ部材とからなり、吊り下げ部
材、基枠の一方にロック部材を、他方に被ロック部材を
設け、ロック部材、被ロック部材の一方は90°間隔を
あけて2ヵ所配設され、該ロック部材、被ロック部材は
脱着自在である外装板材の取付装置である。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、足場等の上部に建築物
の壁面に沿ってガイドレールを設け、ガイドレールにチ
エンホイスト等を移動可能に吊り下げ、チエンホイスト
に吸着装置を吊り下げたので、吸着装置を建築物外壁の
地面に置いた板ガラスの位置まで移動し、板ガラスを吸
着して機械力で吊り上げ、開口部まで移動しつつ吊り上
げ、板ガラスの吊り上げ、左右方向の位置決めは、チエ
ンホイストのガイドレールに沿った移動、板ガラスの昇
降により容易、且つ確実になされ、板ガラスは目的とす
る位置で吊り下げ、保持されているので、足場側、開口
部の室内側ともに最少の作業者で足りる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は建築物の外壁面外の地面に配置さ
れた板ガラスを吸着して吊り上げようとする状態を示す
説明的斜視図、図2は足場上端部に設けたガイドレール
の断面斜視図、図3は吸着装置の背面図で、吸着装置を
横向きとした図、図4は同斜視図、図5は吸着装置を縦
向きとした背面図、図6はガイドレールにチエンホイス
トを移動可能に吊り下げた状態を示す透視的斜視図、図
7は上記した図1から板ガラスを吊り上げ途中の斜視
図、図8は上記図7の状態から吸着装置を方向転換した
状態の斜視図、図9は取り付ける開口部に板ガラスを吊
り上げ、外側の作業者が板ガラスを開口部に臨ませてい
る状態の説明的縦断側面図、図10は板ガラス上端部を
開口部の枠体上部に嵌め込む作業を示す説明的縦断側面
図、図11は板ガラスの上下端部を開口部枠体上下に嵌
め込んだ状態を示す説明的縦断側面図、図12は嵌め込
みが完了して吸着装置を除去した状態を示す説明的縦断
側面図、図13はゴンドラで作業する実施例を示す説明
的縦断側面図である。
【0016】図1において1は建築物で、建築躯体2は
外壁3、階層を区画する床スラブ4…、床スラブで区画
される室5…等の空間、外壁3に設けられた多数の窓開
口部6…、最上階の天井スラブ7等からなり、開口部6
…に板ガラスGを嵌め込み、取り付けたり、外壁3の表
面の外装や化粧を行うための足場10が、外壁3面に沿
って設けられている。
【0017】足場10は、前後、左右の起設された縦部
材11…、縦部材11…の前後、左右にクロスするよう
に組み付けられた横部材12…からなり、上下に多数の
横部材12…が組み付けられた立方枠状をなす。足場1
0の縦部材11…の接地下端部には、板状の支持板13
…が設けられており、各部材11…,12…はパイプ材
等を組み付けて形成され、パイプ足場を構成している。
【0018】足場10は外壁3面に沿って幅一杯、或い
はこれよりも長く形成され、図1に示す建築物1は3階
建てのビルを示しているが、これは説明の便宜上であっ
て、実際は10階以上の建築物である。ビルの階層は任
意である。足場10と外壁面3との間隔は、通常40乃
至60cm程度で、足場10の縦、横の部材11…,1
2…は、図2に示すような部材を抱持する直交する挟持
部14,15を有する連結金具16…で垂直、水平に直
交して連結されている。
【0019】上端部の前後の水平な多数のクロス部材1
2A…は、その先端部を外壁面3方向に所定長さ突出さ
せ、突出部12A―1には、挟持バンド17を介して下
にガイドレール20を吊り下げ、支持する。ガイドレー
ル20は、下向きに開放されたチャンネル状をなし、上
片21、左右の側片22,22、各側片の下端部から対
称的に内側に屈曲され、先端部を上に起立させた左右の
ガイド溝23,23を備え、ガイド溝23,23間は、
長さ方向へのスリット24が形成されている。
【0020】かかるガイドレール20の上片21上にL
型の取付金具25を起設し、これに上記挟持バンド17
の下端部を挟み込むように連結し、ガイドレール20を
クロス部材12A…の外壁面3方向の突出部12A―1
…間に架設する。従って、ガイドレール20は、外壁面
3の最上部に、これと所定間隔を離間し、これに沿っ
て、これと平行に水平に設けられる。
【0021】以上のガイドレール20内に、図6に示す
ようにスライダ25を摺動自在に嵌装する。スライダ2
5は、本体26、これの前後、左右に配設されたローラ
27…を備え、ローラ27…をガイドレール20の左右
の溝23,23上に係合し、スライダ25はガイドレー
ル20に案内されて走行、移動させるように構成する。
かかるスライダ本体26の下面には横V型の係止部28
を垂下、突設する。
【0022】以上のスライダ25の下面に垂下した係止
部28に、チエンホイスト30の本体31上部に起設し
たフック32を吊り下げ、係止し、係止を確実化すべく
ロック爪33でフック32の係止をロックした。本体3
1の一側面にはチエン34の巻回、巻戻し用モータ35
を配設し、チエン34はモータ35と本体31の他側面
に設けられた軸受部36間に架設された回転軸に巻回さ
れている。図6はチエン34を巻回し、延出部34―1
が下方に垂下されており、モータ35には、モータ35
の制御、即ち正・逆回転、停止等を作業者が手元操作で
行うためのコード37が垂下されている。
【0023】以上のチエンホイスト30の垂下したチエ
ン34の下端部には、吸着装置40を吊り下げ、支持す
る。吸着装置40は図3乃至図5に示す如くで、上下の
横部材41,41、これの両端部の縦部材42,42、
上下の横部材41,41間の中間部に上下に連結するよ
うに介設された中間部材43…からなる基枠44を備
え、基枠44は角パイプ材等を接合して形成され、左右
の縦部材42,42の正面側には、上、中、下に吸盤4
5…を設置する。
【0024】各吸盤45…は、下横部材41上に配設し
たバッテリ46、真空ポンプ47等からなる真空装置4
8に配管49で接続され、スイッチ50の操作で、負
圧、吸引動、解除動を行うように構成されている。基枠
44の上記した縦設せる中間部材43の中央部のもの4
3―1に吊り下げ、支持部材52の下端部をピン51で
枢着し、吊り下げ、支持部材52の上端部に吊り金具5
3を固設し、これに上記したチエンホイスト30のチエ
ン垂下部34―1の下端部をフック等で係合、連結す
る。
【0025】基枠44の上の横部材41―1、及び縦の
中間部材43―1には、ピン51を中心とした円弧上に
係止孔54,55を穿設し、一方、吊り下げ、支持部材
52には係止孔54,55に対応する係止孔56を穿設
する。図3では、吸着装置40の上下の部材41,41
が横向きとなるようにし、吊り下げ、支持部材52の係
止孔56と上の横部材41―1の係止孔54とを合致さ
せ、側面視L型の係止ピン57を係止孔56,54に通
し、吊り下げられる吊り下げ、支持部材52に対して基
枠44を横向きにロックする。この状態を図3、図4、
及び図1、図7で示した。
【0026】吸着装置40の基枠44を縦向きに変更す
る場合には、係止ピン57を抜出し、図3の基枠44を
右方向に90°回転させる。吊り下げ、支持部材52
は、下方への荷重が作用しているので、チエン34―1
に吊り下げられたまま垂直な状態を保持し、中間部材4
3―2の係止孔55が、吊り下げ、支持部材52の係止
孔56に合致したところで係止ピン57を係止孔56,
55に通し、基枠44を縦方向に変更してロックし、縦
向きの姿勢を保持する。これを図5で示した。
【0027】以上において、図1のように建築物1の外
壁面3の外側の地面に所謂馬と称されるストッカー60
を置き、これに板ガラスG…を縦に積層してストックし
ておく。ガイドレール20に案内させてチエンホイスト
30を外壁面3に沿って移動させ、吸着装置40を板ガ
ラスGの前面に臨ませる。チエンホイスト30は、これ
を吊り下げ、支持するスライダ25が、ガイド溝23,
23にローラ27…で係合しているので、レール20に
案内されて円滑に建築物の外壁面3に沿って移動し、板
ガラスGの前面に極めて容易に運搬することができる。
【0028】チエン34―1に吊り下げられた吸着装置
40を集積された板ガラスGの最も手前のものに臨ま
せ、基枠44を図3のように横向きとして吸盤45…を
板ガラスGの表面に吸着させる。吸着は、上記したよう
に、スイッチ50の操作で吸盤45…に負圧供給動を行
い、板ガラスGを吸着する。これを図1で示した。
【0029】チエンホイスト30は、上記のように建築
物外壁面3と離間して設けた足場10の、建築物1の最
上部に相当する部分にレール20を介して移動可能に吊
り下げられており、板ガラスGを吸着した後、チエンホ
イスト30をチエン垂下部34―1の巻回を行うように
作動させ、吸盤45…で板ガラスGを吸着、保持した状
態下で吸着装置40をモータ35の動力で上昇させる。
これを図1の矢印で示した。以上においては、チエンホ
イスト30は、ガイドレール20に対して摺動自在であ
るが、板ガラスGを吊り下げているので、これの重量が
かかり、しかも例えば、100kg以上の荷重がかかる
ので、ローラ27の面圧が高くなり、作業員が故意にチ
エン34―1をレール20沿って引っ張ったりしない限
り吊り下げ位置を保持する。
【0030】以上においては、板ガラスGは横向きの方
が姿勢が安定し、従って、上記したように吸着装置4の
基枠44を横向きとし、板ガラスGを集積状態の横向き
のままチエンホイスト30で吊り上げる。従って、図
1、図7に示すように安定して吊り上げることができ
る。板ガラスGを取付開口部、例えば6Aまで吊り上
げ、一方、開口部6Aが縦長の場合には、横向きの板ガ
ラスGの姿勢を変更する必要がある。この場合に、上記
したように、係止ピン57を挿、抜し、図3の状態から
図5の状態に基枠44を横の姿勢から縦の姿勢に変更
し、かくすることにより、板ガラスGを、図7の矢印で
示したように90°回転させ、開口部6Aと一致するよ
うになる。これを図8で示した。
【0031】図1、図7、図8は何れも足場10の一部
を省略した図を示し、板ガラスG、吸着装置40、チエ
ン及びチエンホイスト30を視認し得るように表してお
り、チエンホイスト30の操作は、開口部6A外側の足
場に臨む作業者が操作するものとし、従って、開口部6
Aの位置で板ガラスGの姿勢を変更し、又板ガラスGの
高さ調節は、ホイスト30のチエン巻回モータの操作
で、容易に、確実になし得、左右調節は、チエン垂下部
34―1を左右に引っ張ることにより移動させることが
でき、板ガラスGを開口部6Aに合致させることができ
る。
【0032】図9乃至図12は板ガラスGの開口部6A
への嵌め込み、取付作業を示している。上記のように板
ガラスGをガイドレール20に沿って移動するチエンホ
イスト30で高さ、左右を合致させ、且つ姿勢を開口部
と合致させ、この作業は足場10上に待機した開口部6
Aに臨む作業者Mが足場板14上に載って行う。これを
図9で示した。
【0033】開口部6Aへの板ガラスGの嵌め込み、取
付作業は、作業者Mと、開口部6A内の室内5A内に待
機する作業者M1とで共同して行い、開口部6Aには板
ガラスGを保持する枠体18が予め設けられている。図
9は板ガラスGを垂直の状態で開口部6Aに臨ませた状
態を示し、板ガラスGは、既述のように、チエンホイス
ト30のチエン垂下部34―1で安定した垂直な姿勢で
吊り下げ、支持されている。
【0034】開口部6A内外の作業者M,M1の共同作
業で、板ガラスGの上端部を開口部6A方向に傾斜さ
せ、上端部を枠体18の上部に嵌合する。これを図10
で示し、板ガラスGは吊り下げられて開口部6Aに対し
て高さ、左右が一致した位置にあり、従って、例えば板
ガラスGが大きく、重量が大きくても、足場10の左右
2名、室内5Aに左右2名程度の作業者で嵌め込み、取
付作業が行える。
【0035】板ガラスGの上端部を枠体18に嵌合し、
次いで板ガラスGを垂直にし、下端部を枠体18の下部
に嵌合する。これを図11で示し、以上により板ガラス
Gの開口部6Aへの嵌め込み作業が終了する。爾後、枠
体18と板ガラスGの隙間にコーキング材等を注入、充
填し、板ガラスGを開口部6Aに取り付ける。
【0036】以上の作業の後、吸着装置40の上記した
スイッチ50を切換え操作し、吸盤45…への負圧を解
除し、これにより板ガラスGの表面に吸着していた吸盤
45は剥離され、これを図12で示した。爾後、チエン
ホイスト30を操作して吸着装置40を降下させ、スト
ッカ60へ移動させ、次の板ガラスGを吸着し、次の開
口部への板ガラス嵌め込み、取付作業を反復する。
【0037】図13は本発明の他の実施例を示してい
る。本実施例は、上記したガイドレール20を、建築物
1の躯体2の上端部2―1に壁面に沿って離間して配設
した支持金具71で支持し、チエンホイスト30をガイ
ドレール20に案内させて移動可能に吊り下げ、支持す
る。チエン垂下部34―1には、吸着装置40を吊り下
げ、吸盤45…で板ガラスGを吊り下げ、支持すること
は上記と同様である。
【0038】一方、屋上7Aには作業者吊り下げ用クレ
ーン72を設置し、ゴンドラ73を吊り下げ、ゴンドラ
73内に作業者Mが載り、室内5Aの作業者M1と共同
して板ガラスGの嵌め込み、取付作業を行う。このよう
に、足場が無い現場でも、クレーンで吊り下げられたゴ
ンドラで、板ガラスの嵌め込み、取付作業を行うことが
できる。
【0039】以上実施例を説明したが、要は建築躯体の
外壁面に沿って上部に足場等でレールを敷設し、チエン
ホイストの如き吊り下げ装置、吸着装置を用いて板ガラ
スをレールに沿って移動可能、上下動可能に支持し、開
口部に調節しつつ臨ませ、開口部内外の作業者で板ガラ
スを嵌め込み、取り付ければ良く、吊り下げ装置、吸着
装置等は実施例に限られず任意である。又、実施例で
は、板ガラスの取り付けを説明したが、実施の対象は板
ガラスに限られず、建築物の外装をなす板材、化粧板材
等の板材にも実施得ることができるものである。
【0040】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
足場等に設けられたガイドレールに、吊り下げられたチ
エンホイスト等で吸着装置を吊り下げ、吸盤等で地面に
ストックした板ガラスを吸着し、爾後、吊り下げた板ガ
ラスをトエンホイスト等をレールに沿って開口部直下に
移動させ、手元操作でチエンを巻上げて板ガラスを開口
部に運び、板ガラスの上下、左右の微調整を行って、開
口部内外に待機した作業者によって、板ガラスの開口部
への嵌め込み、取り付けを行うようにしたので、先ず、
板ガラスの受け取り、開口部への運搬が極めて容易に行
え、開口部における板ガラスと開口部の位置合せも、手
元操作による板ガラスの昇降、左右動で容易に行え、足
場等の壁面外側、室内側双方の作業者の数も極めて少人
数で足りる。
【0041】従って、従来に比し、作業者が大幅に削減
することができ、少人数で作業することができることか
ら、大幅な省力化が図れること、作業も重量物の板ガラ
スを開口部に嵌め込むにも拘らず、簡単であり、熟練者
を然程必要とすることなく行え、作業の大幅な簡易化が
図れること、又板ガラスの嵌め込み、取り付け作業が上
記の如くなので、作業時間が短縮化でき、施工期間の大
幅な短縮が図れる他、作業も安全に行え、未熟練者であ
っても安全、確実、円滑、短時間に作業することができ
る。
【0042】次に、以上の方法を実施する装置である
が、足場等の上部に壁面に沿ってガイドレールを設け、
これにチエンホイスト等を摺動、移動自在に吊り下げ、
チエンに吸着装置を吊り下げ、板ガラス等をモータ等で
昇降させ、チエンホイストをレールに沿って移動させる
構成なので、既存の足場等を利用しつつ、最少の機器
で、一般に用いられる機器を利用して高層建築物の板ガ
ラス等の嵌め込み、取り付けが行え、コスト的に極めて
有利であり、装置としては極めて安価に構成することが
でき、上記した省力化、施工期間の短縮等と相俟って、
この種作業の大幅なコストダウンが図れる。
【0043】又、吸着装置で板ガラスを保持する際、ロ
ック機構が設けられているので、重量の大きい板ガラス
の吊り上げ作業等に際し安全であり、且つ、ロック機構
を解除して板ガラスの姿勢を変更し、変更位置でロック
することができるので、板ガラスの吊り上げ、嵌め込み
の際の姿勢変更等が確実、円滑になし得、作業もし易
く、能率的な、合理的な作業が保障できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築物の外壁面外の地面に配置された板ガラス
を吸着して吊り上げようとする状態を示す説明的斜視図
【図2】足場上端部に設けたガイドレールの断面斜視図
【図3】吸着装置の背面図で、吸着装置を横向きとした
【図4】上記吸着装置の斜視図
【図5】吸着装置を縦向きとした背面図
【図6】ガイドレールにチエンホイストを移動可能に吊
り下げた状態を示す透視的斜視図
【図7】上記した図1から板ガラスを吊り上げ途中の斜
視図
【図8】上記図7の状態から吸着装置を方向転換した状
態の斜視図
【図9】取り付ける開口部に板ガラスを吊り上げ、外側
の作業者が板ガラスを開口部に臨ませている状態の説明
的縦断側面図
【図10】上記板ガラス上端部を開口部の枠体上部に嵌
め込む作業を示す説明的縦断側面図
【図11】上記板ガラスの上下端部を開口部枠体上下に
嵌め込んだ状態を示す説明的縦断側面図
【図12】上記板ガラスの嵌め込みが完了して吸着装置
を除去した状態を示す説明的縦断側面図
【図13】上記板ガラスの嵌め込みを作業をゴンドラで
行う実施例を示す説明的縦断側面図
【符号の説明】
1…建築物、 2…建築躯体、 3…外壁、 6…開口
部、 10…足場、20…ガイドレール、 30…チエ
ンホイスト、 40…吸着装置、 45…吸盤、 48
…真空装置、 54,55,56,57…ロック装置、
73…ゴンドラ、 G…外装板材である板ガラス。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の階層を有する建築物の
    外壁に、外装板材を取り付ける方法であって、 上記建築物の躯体外壁面外側の上方部に壁面に沿って設
    けたガイドレールに吊り下げられた移動装置で、外装板
    材を保持装置を介して吊り下げ、支持し、 外装板材を吊り下げ、支持した保持装置を外壁面に沿っ
    て目的の階層の開口部まで吊り上げ、 足場等に載った作業者が該外装板材を掴んで上記開口部
    に嵌め込み、外装板材を開口部に取り付けるようにし
    た、 ことを特徴とする建築物の外装板材取付方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも複数の階層を有する建築物の
    外壁に、外装板材である板ガラスを取り付ける方法であ
    って、 上記建築物の躯体外壁面外側の上方部に壁面に沿って設
    けたガイドレール設けた吊り下げ、移動するチエンホイ
    スト等の吊り下げ、移動装置で板ガラスを吸着装置を介
    して吊り下げ、支持し、 板ガラスを吊り下げ、支持した吸着装置を外壁面に沿っ
    て目的の階層の開口部まで吊り上げ、 足場等に載った作業者が該板ガラスを掴んで上記開口部
    に嵌め込み、外装板材を建築躯体外壁面の外側から開口
    部に取り付けるようにした、 ことを特徴とする建築物の外装板材取付方法。
  3. 【請求項3】 上記外装板材、又は板ガラスを開口部に
    嵌め込み、取り付ける作業は、建築躯体の外壁面に沿っ
    て上下動するゴンドラに載って作業する作業者が行うよ
    うにした請求項1又は2の建築物の外装板材取付方法。
  4. 【請求項4】 上記ガイドレールは、足場の上部に取
    付、支持した請求項1,2又は3何れかの建築物の外装
    板材取付方法。
  5. 【請求項5】 上記ガイドレールは、建築躯体の外壁面
    上部に取付、支持した請求項1,2又は3何れかの建築
    物の外装板材取付方法。
  6. 【請求項6】 建築躯体の外壁面の上部に沿って、且つ
    外壁面から離間して設置されたガイドレールと、 上記ガイドレールに移動可能に吊り下げられ、且つ昇降
    装置を備える吊り下げ装置と、 上記昇降装置に吊り下げられた外装板材保持装置と、 からなることを特徴とする外装板材取付装置。
  7. 【請求項7】 建築躯体の外壁面の上部に沿って、且つ
    外壁面から離間して設置されたガイドレールと、 上記ガイドレールに移動可能に吊り下げられ、且つ昇降
    装置を備えるチエンホイストの如き吊り下げ装置と、 上記昇降装置に吊り下げられた板ガラス吸着装置と、 からなることを特徴とする外装板材取付装置。
  8. 【請求項8】 上記吸着装置は、複数の吸盤を備え、該
    吸盤を吸着、解除動する真空装置を備える請求項7の外
    装板材取付装置。
  9. 【請求項9】 上記吸着装置は、吸着した板ガラスの縦
    横を変更することが可能で、且つ、板ガラスの縦、横の
    位置をロックすることができるロック、解除可能なロッ
    ク機構を備える請求項7の外装板材取付装置。
  10. 【請求項10】 上記吸着装置は、基枠と、該基枠に設
    けられた複数の吸盤と、基枠を水平支軸を支点として回
    転可能に吊り下げる吊り下げ部材とからなり、吊り下げ
    部材、基枠の一方にロック部材を、他方に被ロック部材
    を設け、ロック部材、被ロック部材の一方は90°間隔
    をあけて2ヵ所配設され、該ロック部材、被ロック部材
    は脱着自在である外装板材の取付装置。
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