JPH0671820B2 - 多色リボン切替装置 - Google Patents

多色リボン切替装置

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JPH0671820B2
JPH0671820B2 JP21984985A JP21984985A JPH0671820B2 JP H0671820 B2 JPH0671820 B2 JP H0671820B2 JP 21984985 A JP21984985 A JP 21984985A JP 21984985 A JP21984985 A JP 21984985A JP H0671820 B2 JPH0671820 B2 JP H0671820B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、長手方向に平行に区画された複数の色帯に異
なるインクが含浸されている多色リボンを備えたリボン
カセットを使用する多色プリンタにおいて、印字ヘッド
と対向するリボンの色を切り替えるための多色リボン切
替装置に関する。
[従来の技術] シリアルプリンタ用の多色リボン切替装置の一例として
は、例えば英国特許出願第35407/78号(対応日本出願:
特公昭57−5714号)が知られている。この装置は、印字
ヘッドとプラテンの間に多色リボンの横方向に区分され
た細長い複数の色帯のいずれか一つを選択的に配置する
ために印字ヘッドのキャリッジ上に装備してあるリボン
シフト装置と、レフトマージン側における印字ヘッドの
位置に応答して印字ヘッドと対向する色帯を所望の色に
切り替えるようにリボンシフト装置にセットするように
リボンシフト装置のカムフォロワと係合するセットカム
手段と、新しいシフト位置を選択する前にリボンシフト
装置にリセットするようにリボンシフト装置のカムフォ
ロワと係合するリセットカム手段とからなっている。そ
して両カム手段は、キャリッジのガイド軸上に固定的に
配置されているものである。
また、インクリボンを巻回した一対のリボンスプールを
支持したリボン受け台を電磁ソレノイドとリンク,レバ
ーの組み合せによりリボンの印字ヘッドと対向する色帯
を切り替えるようにしたものも公知である(例えば特公
昭46−16057号公報、特開昭53−82526号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] 第1の公知技術においては、リセットカム手段がイニシ
ャライズ機構に相当するが、リボンシフトは印字領域か
らはずれたレフトマージン側へのキャリッジの移動をプ
ログラム制御することによって制御する方式であるため
に、キャリッジの移動制御が複雑化し、またリボンのシ
フトおよび切替えを迅速に行うことができない欠点があ
った。
第2の公知技術は、部品点数が多くて構成が複雑にな
り、組立が面倒である。また、かかる構成の多色リボン
切替装置の場合、初期位置で印字ヘッドと対向するリボ
ンの色帯を検知するための検出スイッチを用いることが
多い。このとき、検出スイッチは多色リボン切替装置の
初期位置にあるときに受け台に係合して開閉され得る位
置に配設するのが普通である。しかしながらこのような
単純な検出スイッチの配置構成によると、以下のような
問題を生ずることになるであろう。つまり、検出信号は
イニシャライズ時にのみ利用されるとしても、リボンシ
フトは印字動作中に頻繁に繰り返されるので、検出スイ
ッチは不必要にしかも頻繁に開閉が繰り返される結果と
なる。検出スイッチとしてマイクロスイッチのような機
械的スイッチを使用する場合、このような機械的スイッ
チの耐用回数には自ずと限度があり、検出スイッチが短
期間で寿命に達してしまうであろう。
本発明の目的は、多色リボンの切替えを迅速に為しうる
多色リボン切替装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、初期位置で印字ヘッドと対向する
多色リボンの色帯を検知するための検出スイッチがイニ
シャライズ時にのみ開閉されるようにして検出スイッチ
の十分な耐久性を保証することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明による多色リボン切
替装置は、長手方向に平行に区画された複数の色帯に異
なる色のインクが含浸されている多色リボンを備えたリ
ボンカセットと、支持板に移動自在に支持されかつ上記
リボンカセットを担持して上記色帯のいずれか一つが印
字ヘッドと対向するように位置せしめる切替板と、駆動
モータにより通常は上記印字ヘッドと対向する上記多色
リボンの色帯を切り換えるのに必要な特定揺動範囲内で
回転せしめられ、イニシャライズ時に上記特定揺動範囲
を角度θだけ超えた位置にある検出位置に回転せしめ
られる駆動歯車と、上記駆動歯車に相対的に回転不能に
嵌合して回転せしめられる伝達軸と、上記伝達軸に相対
的に回転不能に嵌合して変位せしめられかつ上記切替板
を移動せしめる伝達レバーと、イニシャライズ時に上記
駆動歯車が上記検出位置に回転せしめられた時に上記駆
動歯車により開閉せしめられ、その時の上記印字ヘッド
と対向する上記多色リボンの色帯を検知する検出スイッ
チとによって構成されている。
[実施例] 以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照して例示的
に説明する。
第1図において、円筒状のプラテン1の前方に印字ヘッ
ド2が配設されている。この印字ヘッド2は、リボンカ
セット3の腕部3a,3bの間で、図示しないキャリッジを
介してプラテン1の軸方向にそって往復移動せしめられ
るようになっている。プラテン1と印字ヘッド2との間
には、記録媒体4とリボンカセット3の腕部3a,3bから
露出しているインクリボン5が挿置されている。インク
リボン4は、エンドレスのものであってその大部分がカ
セット3の内部につづら折りになって収容され、図示し
ないリボン駆動装置によって、例えば反時計回りに走行
するようになっている。また、このインクリボン5は、
第2図および第3図に示すように、その長手方向に平行
に区画された四つの色帯5a〜5dを有し、色帯5a〜5dに
は、例えば、黒色,青色,赤色,黄色の各インクが含浸
されている。印字ヘッド2の前端面2aには、第11図に示
すように、ニードル等の印字要素2bが縦一列に配列して
おり、インクリボン5の色帯5a〜5dのいずれか一つが対
向する。第11図は初期状態を示し、黒色の色帯5aが印字
要素2bと対向している。
印字要素2bと対向する色帯を切り替えるための本発明の
リボン切替装置は、この実施例ではユニット化されてお
り、第1図示のように、リボンカセット3の両側部に近
接対向するケーシング6,7と、リボンカセット3の後部
側面にそって延伸しかつケーシング6,7を連結する連結
バー8とを有している。ケーシング6の外側面には駆動
モータとしてのステッピングモータ9が装備してあり、
ケーシング6,7の対向面にはモータ9の作動により上下
動する切替板10,11が設けられている。この切替板10,11
の肩部には、リボンカセット3の両側部に突出形成され
た取付爪3c〜3eが挿脱可能となっている。したがって切
替板10,11が上下動することによって、切替板10,11間で
水平に載置されたリボンカセット3もそれに追随しても
上下動し、これによって第11図示の印字要素2cと対向す
るリボン5の色帯の切替えが為されるのである。
切替板10についてその詳細構造を第4図〜第6図を参照
して説明する。
切替板10の肩部には、第5,6図示のように、リボンカセ
ットの取付爪3c,3eを着脱自在に捕捉可能な係止爪10a,1
0bと取付爪3dを載置可能な凹部10cとが形成してある。
また切替板10の裏面部には、弾性脚部10d,10d、ガイド
ピン10e,10e、フック10fが一体に突出形成してあり、脚
部10d,10dとガイドピン10e,10eは縦一列に並んでいる。
第4図示のように、ケーシング6の対向面に形成してあ
るガイド溝6aにガイドピン10e,10eは摺動自在に嵌合
し、また脚部10d,10dがこのガイド溝6aの内縁部に係止
することによって切替板10はケーシング6の対向面に捕
捉される。切替板のフック10fはケーシング6の内側面
の凹溝6b内を移動可能であり、凹溝6bの下端部に一体に
形成してあるフック6cとフック10fとの間に付勢バネ12
が掛け止めてある。したがって切替板10はバネ12のバネ
力によって常時下方に付勢されている。
つぎにモータ9の回転を切替板10の上下運動に変換する
伝達機構について、第7図〜第10図を参照して説明す
る。
ケーシング6内には、第7図および第8図に示すよう
に、モータ9の出力軸13に固着されたモータピニオン14
が進入しており、ケーシング6と一体に形成してある軸
15に回転自在に支持された歯車16と噛み合っている。歯
車16と一体に形成されたピニオン17は、扇形の駆動歯車
18の歯部に噛み合っている。駆動歯車18は、モータ9の
回転によりピニオン14,歯車16およびピニオン17を介し
て伝達軸19の軸心線を中心として往復回転し、この回転
運動は伝達軸19に伝達される。伝達軸19は、第9図示の
ように、ケーシング6,7を連結する連結バー8の凹部8a
内に挿置されており、その両端部はケーシグ6,7内へ回
転自在に貫通している。伝達軸19は非円形断面形状に形
成してあり、その一端部に駆動歯車18の基部が相対的に
回転不能に嵌合している。駆動歯車18は、その裏面に突
出形成してあるフック18aとケーシング6の角部に突出
形成してあるフック6cとの間に掛け止めてある付勢バネ
20によって第7図半時計方向に付勢されている。また、
ケーシング6内には、伝達軸19に相対的に回転不能に嵌
合する伝達レバー2が駆動歯車18の前面に近接対向して
配置されており、その先端部の長溝21aに切替板10のガ
イドピン10eが係合している。したがって駆動歯車18の
回転運動は伝達軸19を介して伝達レバー21に伝達し、切
替板10を上下動せしめる。駆動歯車18の裏面部には、リ
ボン5の位置検出用のマイクロスイッチSWを開閉するた
めの押圧片18bが一体に延出形成されている。スイッチS
Wは、第8図および第9図に明確に示されているよう
に、ケーシング6の内面の突起6dを中心として、つまり
駆動歯車18,伝達軸19または伝達レバー21の回転中心と
同心的に回転可能な調整レバー22に固着されている。調
整レバー22は、その回転中心と円心円弧の溝22aにケー
シング6の内面から一体に突出形成された弾性爪6eが係
合することによって、調整レバー22の回転を阻害するこ
となく調整レバー22をケーシング6内面に捕捉してい
る。第3図,第8図および第9図に示すように、ケーシ
ング6の外側面には調整レバー22の先端部と対向する位
置で調整軸23の割溝付き弾性頭部23aが弾着している。
ケーシング6の内面には調整軸23を取り囲むように筒体
6fが一体に形成してある。この筒体6fの内周面には図示
しないローレットが刻設してあり、これに調整軸23の弾
性アーム23bが係合することによって調整軸23を所望の
調整位置に保ち得るようになっている。そして調整軸23
に突出形成してある偏心ピン23cが、調整レバー22の先
端部の長溝22bに係合している。これによって、調整レ
バー22は調整軸23を回すことによって偏心ピン23cを介
して突起6dを中心として回転可能であり、駆動歯車18の
押圧片18bとスイッチSWとの間の位置関係を調整するこ
とができるようになっている。
つぎにケーシング7内の伝達機構について第9図および
第10図を参照して説明する。
ケーシング7内に配設されている伝達レバー24は、その
後端部にU字形のバネ部24aを介して連結した筒部24bを
有しており、この筒部24bが伝達軸19の端部に相対的に
回転不能に嵌合している。筒部24bから突出している突
出部24cを貫通する調整ネジ25は、バネ部24aの伝達レバ
ー側端部の突出部24dに螺着しており、この調整ネジ25
を回すことによってU字形バネ部24aの開き量が調整さ
れ、その結果伝達レバー24の先端部の位置を調整可能で
ある。ケーシング7の側面に対向する切替板11は、前述
の切替板10と対称形状を有しており、かつ同様な構造で
ケーシング7の側面に捕捉されている。すなわち、切替
板11は、第10図示のように、リボンカセットの取付爪3
c,3eを着脱自在に捕捉可能な係止爪11a,11bと取付爪3d
を載置可能な凹部11cとが肩部に形成してある。また切
替板11の裏面部には、弾性脚部11d,11d、ガイドピン11
e,11e、フック11fが一体に突出形成してあり、脚部11d,
11dとガイドピン11e,11eは縦一列に並んでいる。ケーシ
ング7の内側面に形成してあるガイド溝7aにガイドピン
11e,11eは摺動自在に嵌合し、また脚部11d,11dがこのガ
イド溝7aの内縁部に係止することによって切替板11はケ
ーシング7の内側面に捕捉される。切替板11のフック11
fはケーシング7の内側面の凹溝7b内を移動可能であ
り、凹溝7bの下端部に一体に形成してあるフック7cとフ
ック11fとの間に付勢バネ26が掛け止めてある。したが
って切替板11はバネ26のバネ力によって常時下方に付勢
されている。伝達レバー24の先端部に形成してある長溝
24eには、切替板11のガイドピン11eが係合しているの
で、伝達軸19を介して伝達レバー24が揺動せしめられる
ことによって、それに追随して切替板11が上下動する。
上記のようにユニットに構成された多色リボン切替装置
は、ケーシング6および7のそれぞれの下面に一体に形
成してある係止爪27a,27bによって、第3図示のよう
に、プラテン1等を支持するプリンタフレーム28の所定
の位置に着脱自在にマウントできるようになっている。
なお、ケーシング6の前端面に設けてあるコネクタ29は
モータ9とリボン5の位置検出用のスイッチSWとを制御
回路(図示せず。)に接続するためのものである。
つぎに本発明の多色リボン切替装置のイニシャライズに
ついて説明する。
黒,赤,青,黄の各色で印字が為されるとき、駆動歯車
18はそれぞれ第12図におけるP1〜P4位置に位置する。P1
位置とP2位置,P2位置とP3位置およびP3位置とP4位置と
の間の角度はθ12である。この実施例ではP1
置が初期位置であり、このとき黒色の色帯5aが印紙ヘッ
ド2と対向するようになっている。印字動作中における
カラー切替えのためのリボンシフトにおいて、駆動歯車
18は角度θ12の合計角度θ(この合計角度θが
多色リボン5の色帯を切り換えるのに必要な特定揺動範
囲に相当する。)の範囲で往復回転せしめられる。
イニシャライズは、一例としてはプリンタへの電源投入
時に実施される。このとき駆動歯車18はP1〜P4のいずれ
かの位置にあるが、いずれの位置にあっても駆動歯車18
は第12図のP0位置まで固定方向に回転せしめられる。P0
位置はP1位置から角度θだけ時計方向に変位した位置
であるが、このP0位置において検出スイッチSWが駆動歯
車18の押圧片18bによって閉成せしめられる。なお、特
定揺動範囲θを角度θだけ超えた位置P0が検出位置で
ある。
駆動歯車18がP1位置からP0位置へまたはその逆に変位し
ても伝達レバー21を不動のままとしリボンカセット3を
静止した状態に保つために、この実施例で駆動歯車18と
伝達軸19および伝達軸19と伝達レバー21との嵌合部にお
けるクリアランスを以下のようにして積極的に利用して
いる。
第12図〜第15図に明瞭に示されているように、駆動歯車
18の軸穴18cの伝達軸19おび伝達レバー21の軸穴21bと伝
達軸19との間には少なからずクリアランスが必ず存在
し、このクリアランスが遊び角β1なる相対的な遊
びを許容する。
第14図および第15図は、黒色の色帯5aが印字ヘッド2と
対向している初期位置(リボンカセット3は最下位に位
置している。)における駆動歯車18と伝達軸19および伝
達軸19と伝達レバー21との相対的位置関係を示してい
る。駆動歯車18は第7図示の付勢バネ20によって半時計
方向に付勢されているので、第14図示の初期位置にある
ときは駆動歯車18と伝達軸19との間には遊びは図示のよ
うに生じている。また、伝達レバー21は、第4図示のよ
うにバネ12によって下方に付勢されている切替板10のガ
イドピン10eを介して第15図時計方向に付勢されている
ので、伝達レバー21と伝達軸19との間には第15図示のよ
うに遊びを生じている。
したがってイニシャライズのために駆動モータ9を介し
て駆動歯車18が第14図において時計方向に回転せしめら
れるとき、駆動歯車18が角度βだ回転したところから
伝達軸19は駆動歯車18に追従回転する。そして伝達軸19
はその後も角度βだけ回転せしめられるが、伝達レバ
ー19の軸穴21bを空回りするだけで伝達レバー21は静止
したままである。駆動歯車18が角度(β+β)=θ
だけ回転したところで検出スイッチSWが閉成せしめら
れる(第12図実線状態)が、伝達レバー21は静止状態を
保ち続ける。このときの検出スイッチSWのイニシャライ
ズ信号は制御回路に供給される。検出スイッチSWの閉成
後は再び第14図示の状態になるまでモータ9が逆回転せ
しめられる。したがってイニシャライズのための駆動歯
車18がP1位置からP0位置へ、そして引続いてその逆へ回
転変位しても、伝達レバー21は静止し続け、リボンカセ
ット3も最下位の位置のままである。
なお、上記実施例は本発明の好適な一実施例を例示的に
説明しただけに過ぎず、本発明の技術思想を逸脱しない
範囲であれば種々の変更が可能である。例えば、遊び角
β1が零またはそれに近い位に小さくしてイニシャ
ライズ時に伝達レバー21が動く構成をも本発明は含む。
[発明の効果] 以上詳細に説明した本発明の多色リボン切替装置によれ
ば、多色リボンの切替えを迅速に行うことができ、しか
もリボンの位置検出用の検出スイッチは通常のリボンシ
フト時には開閉されず、イニシャライズ時のみ開閉され
るので、十分なる耐久性が保証できる。このため故障が
少なく信頼性が高い多色リボン切替装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る多色リボン切替装置の好適な一実施
例を示すものであって、第1図は縮小平面図、第2図は
縮小正面図、第3図はプリンタフレームに対する取付状
態を示す一部断面左側面図、第4図は第1図IV−IV線拡
大断面図、第5図は切替板の裏面図、第6図は第5図VI
−VI線端面図、第7図は第9図VII−VII線断面図、第8
図は第7図において駆動歯車と伝達レバー等を省いた状
態の断面図、第9図は伝達軸を通る横断面図、第10図は
第9図X−X線断面図、第11図は多色リボンと印字ヘッ
ドの印字要素との関係を示す説明図、第12図はイニシャ
ライズ時の駆動歯車と伝達軸との間の関係並びに各リボ
ンシフト位置に対応する駆動歯車の位置を示す関係図、
第13図はイニシャライズ時の伝達レバーと伝達軸の間の
関係図、第14図は初期位置における駆動歯車18と伝達軸
との間の関係図、第15図は初期位置における伝達レバー
と伝達軸との間の関係図である。 3……多色リボンカセット 5……多色インクリボン 5a〜5d……色帯 9……駆動モータ 10……切替板 18……駆動歯車 19……伝達軸 21……伝達レバー P0……検出位置 θ……特定揺動範囲 θ……特定揺動範囲から検出位置に至るまでの角度 β1……クリアランスによる遊び角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に平行に区画された複数の色帯に
    異なる色のインクが含浸されている多色リボンを備えた
    リボンカセットと、 支持板に移動自在に支持されかつ上記リボンカセットを
    担持して上記色帯のいずれか一つが印字ヘッドと対向す
    るように位置せしめる切替板と、 駆動モータにより通常は上記印字ヘッドと対向する上記
    多色リボンの色帯を切り換えるのに必要な特定揺動範囲
    内で回転せしめられ、イニシャライズ時に上記特定揺動
    範囲を角度θだけ超えた位置にある検出位置に回転せ
    しめられる駆動歯車と、 上記駆動歯車に相対的に回転不能に嵌合して回転せしめ
    られる伝達軸と、 上記伝達軸に相対的に回転不能に嵌合して変位せしめら
    れかつ上記切替板を移動せしめる伝達レバーと、 イニシャライズ時に上記駆動歯車が上記検出位置に回転
    せしめられたときに上記駆動歯車により開閉せしめら
    れ、そのときの上記印字ヘッドと対向する上記多色リボ
    ンの色帯を検知する検出スイッチと、 を備えていることを特徴とする多色リボン切替装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記角度
    θは、上記駆動歯車と上記伝達軸および上記伝達軸と
    上記伝達レバーの嵌合部におけるクリアランスによって
    生じるそれぞれの遊び角β1の和に実質的に等しい
    かまたは僅かに小さくなるように設定してあることを特
    徴とする多色リボン切替装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、上記駆動歯車を扇形歯車としたことを特徴とする多
    色リボン切替装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、上記検出
    スイッチは上記駆動歯車の回転中心を中心として回動調
    整可能な調整レバーに取り付けてあることを特徴とする
    多色リボン切替装置。
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