JPH0671550B2 - 飽和気体発生器 - Google Patents

飽和気体発生器

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JPH0671550B2
JPH0671550B2 JP9071892A JP9071892A JPH0671550B2 JP H0671550 B2 JPH0671550 B2 JP H0671550B2 JP 9071892 A JP9071892 A JP 9071892A JP 9071892 A JP9071892 A JP 9071892A JP H0671550 B2 JPH0671550 B2 JP H0671550B2
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JP
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gas
water
saturation tank
saturated
tank
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JP9071892A
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JPH05285366A (ja
Inventor
豊 山本
武靖 山本
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株式会社第一科学
株式会社吉田エンジニアリング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J7/00Apparatus for generating gases
    • B01J7/02Apparatus for generating gases by wet methods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B3/00Other methods of steam generation; Steam boilers not provided for in other groups of this subclass
    • F22B3/04Other methods of steam generation; Steam boilers not provided for in other groups of this subclass by drop in pressure of high-pressure hot water within pressure- reducing chambers, e.g. in accumulators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は飽和気体発生器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば感湿素子の較正や湿度
試験が、湿度を一定に保った気体雰囲気中で行なわれて
いる。通常は、分流法、二温度法、或は二点圧力法を用
いて、飽和気体から所望の一定湿度の気体を生成する。
図4は従来の飽和気体発生器の構成を概略的に示す図で
ある。
【0003】同図に示す飽和気体発生器は、飽和槽1
0、気体導入部12及び気体導出部14と、水注入部1
6とを備える。飽和槽10の下部に水18を溜め及びそ
の上部に気体20を溜める。飽和槽10を、図示しない
恒温槽或は恒温水槽内に入れ温度がほぼ一定の雰囲気中
に保持する。そして気体導入部12を飽和槽10の下部
に設け、気体導入部12を介して原料気体例えば空気を
飽和槽10外部から内部へ導入する。気体導入部12は
飽和槽10内部に配置したフィルタ12aを備え、飽和
槽10外部からの原料気体は、フィルタ12aが備える
多数の細孔により細かい気泡となって水18中を通り飽
和気体となって飽和槽10上部に溜まる。また気体導出
部14を飽和槽10の上部に設け、気体20を気体導出
部14を介し飽和槽10外部へ導出する。さらに水注入
部16を飽和槽10の上部に設け、所定量の水18を水
注入部14を介して飽和槽10内部に注入する。飽和槽
10内における水18がほぼ一定の水位となるように水
の注入量を調節する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の飽和気体発生器では、原料気体の導入量を例えば
3リットル/分以下の小流量とした場合、飽和槽10上
部に溜った気体20が理想的な飽和状態になりにくく、
そのため飽和状態の気体20を飽和槽10外部へ供給す
ることが困難であった。
【0005】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解決し、小流量で原料気体を導入した場合にも飽和状
態の気体を安定して供給できる飽和気体発生器を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明の飽和気体発生器は、下部に水を溜め上部
に気体を溜める飽和槽と、飽和槽の下部に設けた気体導
入部と、飽和槽の上部に設けた気体導出部とを備え、さ
らに一端を飽和槽に接続した水流入路と、水流入路に設
けたエゼクタと、一端を飽和槽の上部に接続し他端をエ
ゼクタに接続した気体吸入路とを備えて成ることを特徴
とする。
【0007】
【作用】このような構成によれば、原料気体例えば空気
は、飽和槽下部に溜めた水を通り飽和気体となって、飽
和槽上部に溜る。飽和槽外部へ流出する気体の流出量を
少なくする場合には原料気体の導入量を少なくすればよ
いが、この場合、原料気体を飽和槽下部に溜めた水中を
通過させるだけでは、飽和槽上部の気体を理想的な飽和
状態とすることは難しい。
【0008】しかし水がエゼクタを通過するとき、エゼ
クタは飽和槽上部の気体をエゼクタ内部へ引き込みさら
にエゼクタ内部で飽和槽上部からの気体を水と混合す
る。気体は水と混合した状態のまま水流入路を流れて飽
和槽内に戻るが、この間に飽和状態と成る。飽和気体は
飽和槽上部に溜まる。水がエゼクタを流れている間は、
エゼクタは飽和槽上部の気体を繰り返し引き込み水と混
合するので、原料気体の導入量を少量にしても飽和槽上
部の気体を効果的に飽和状態とすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照し、この考案の実施例につ
き説明する。図面はこの考案が理解できる程度に概略的
に示してあるにすぎず、従ってこの考案を図示例に限定
するものではない。
【0010】図1はこの考案の実施例の構成を概略的に
示す断面図である。尚、従来の構成成分に対応する構成
成分については同一の符号を付して示し、従来と同様の
点についてはその詳細な説明を省略する。
【0011】この実施例の飽和気体発生器22は、飽和
槽10、気体導入部12及び気体導出部14に加え、一
端24aを飽和槽10に接続した水流入路24と、水流
入路24に設けたエゼクタ26と、一端28aをエゼク
タ26に接続し他端28bを飽和槽10の上部に接続し
た気体吸入路28とを備える。
【0012】この実施例では、水流入路24の一端24
aを飽和槽10上部に連通させて接続し及び他端24b
を飽和槽10下部に連通させて接続する。この水流入路
24に、エゼクタ26、熱交換器30及びポンプ32を
設ける。ポンプ32は、飽和槽10下部に在る他端24
bから水18を吸い込み、そして吸い込んだ水を、飽和
槽10上部に在る一端24aへ向けて吐出し従って飽和
槽10内へと還流させる。熱交換器30は水流入路24
を流れる水を任意好適な温度に加熱又は冷却し、熱交換
器30により飽和10内の水18温度を任意好適な温度
に制御する。また飽和槽10内に溜めた水18の温度を
測定するためのセンサ34を、飽和槽10に設け、セン
サ34により水18の温度を監視する。
【0013】熱交換器30を飽和槽10内に設けて水1
8を加熱するようにしてもよいが、熱交換器30の修理
やメンテナンスを行なう場合には飽和槽10外に在る水
流入路24に設けた方がそれらの作業をし易い。
【0014】図2はこの実施例の要部構成を拡大して概
略的に示す断面図である。エゼクタ26は混合室Aを形
成する本体26a及びノズル26bを備え、混合室Aは
吐出口A1、流入口A2及び吸入口A3を有する。ノズ
ル26bを流入口A2に設け、吐出口A1及びノズル2
6bをそれぞれ水流入路24に接続する。また吸入口A
3を気体吸入路28に接続する。そして絞り36をエゼ
クタの吐出口A1近傍に配置して水流入路24に設け
る。
【0015】飽和槽10内に溜めた水18は、水流入路
24の他端24bからノズル26bに至り、そしてノズ
ル26b、混合室A、吐出口A1及び絞り36を順次に
経て、水流入路24の一端24aから飽和槽10内に還
流する。水18がノズル26bから吐出口A1へと流れ
るとき混合室A内は負圧状態となる。従って飽和槽10
内に溜めた気体20は、気体吸入路28の他端28b及
び吸入口A3を順次に経た後、混合室A内に吸い込まれ
る。気体20は、混合室A内で水18と混合され水18
と共に吐出口A1及び絞り36を経て水流入路24の一
端24aから飽和槽10内に戻る。混合室A内で気体2
0を水18と混合した際、気体20は比較的大きな気泡
で水18中に存在する。しかし絞り36を吐出口A1近
傍に設けることにより、気体20を混合した水18が絞
り36を通過するとき、水18中の比較的大きな気泡が
小さな気泡に細分化されそしてこれら気泡と水18とが
混合攪拌される。これにより飽和気体をより効果的に生
成することができる。
【0016】水流入路24の一端24aを飽和槽10下
部に接続してもよいがこの場合にポンプ32の吐出量を
少なくすると、水18がエゼクタ26の吸入口A3から
気体吸入路28へ回り込むおそれがあるので、水流入路
24の一端24aを飽和槽10上部に接続するのがよ
い。
【0017】この実施例の飽和気体発生器22を用いて
実験を行なったところ、気体導出部14から流出させる
気体20の流量を例えば20cc/分〜100リットル
/分まで変化させても安定して飽和気体を供給すること
ができた。
【0018】図3はこの考案の他の実施例の全体構成を
概略的に示す図である。尚、上述した実施例の構成成分
に対応する構成成分については同一の符号を付して示
し、その詳細な説明を省略する。
【0019】この実施例では、上述した飽和気体発生器
22と同様の構成を有する複数個例えば2個の飽和気体
発生器36及び38を、多段に接続して飽和気体発生器
を構成する。前段の飽和気体発生器36の気体導出部1
4を後段の飽和気体発生器38の気体導入部12に接続
する。
【0020】飽和気体を生成する際には、前段の飽和気
体発生器36の飽和槽10内に溜める水18の温度を例
えば42℃とし、後段の飽和気体発生器38の飽和槽1
0内に溜める水18の温度を前段よりも低い温度例えば
40℃とする。そして前段で飽和槽10上部に溜めた空
気20を、後段の温度の低い水18でバブリングするこ
とにより、過飽和にならないように安定して飽和気体を
発生させることができる。この実施例は、特に後段の気
体導出部14から大流量の飽和気体を取り出す場合に用
いて好適である。
【0021】この考案は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく、従って各構成成分の構成、形状、配設
位置、接続関係及びそのほかを任意好適に変更できる。
【0022】例えばエゼクタ、或は熱交換器、或は絞り
を設けなくともよい。また水流入路の他端を飽和槽内に
溜めた水以外の水を供給する水供給源と接続し、或はこ
れと共に飽和槽内における水位を一定に保つため余分な
水を排出する排出口を飽和槽に設けるようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の考案の飽和気体発生器によれば、水がエゼクタを流れ
ている間は、エゼクタは飽和槽上部の気体を繰り返し引
き込み水と混合するので、原料気体の導入量を少量にし
ても飽和槽上部の気体を効果的に飽和状態とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の全体構成を概略的に示す断
面図である。
【図2】この考案の実施例の要部構成を概略的に示す断
面図である。
【図3】この考案の他の実施例の全体構成を概略的に示
す図である。
【図4】従来の飽和気体発生器の構成を概略的に示す断
面図である。
【符号の説明】
10:飽和槽 12:気体導入部 14:気体導出部 16:水注入部 18:水 20:気体 22:飽和気体発生器 24:水流入路 26:エゼクタ 28:気体吸入路 30:熱交換器 32:ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に水を溜め上部に気体を溜める飽和
    槽と、該飽和槽の下部に設けた気体導入部と、前記飽和
    槽の上部に設けた気体導出部とを備える飽和気体発生器
    において、 一端を前記飽和槽に接続した水流入路と、該水流入路に
    設けたエゼクタと、一端を前記エゼクタに接続し他端を
    前記飽和槽の上部に接続した気体吸入路とを備えて成る
    ことを特徴とする飽和気体発生器。
  2. 【請求項2】 絞りを前記エゼクタの吐出口近傍に配置
    して前記水流入路に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の飽和気体発生器。
  3. 【請求項3】 前記水流入路の一端を飽和槽の上部に接
    続し前記水流入路の他端を飽和槽の下部に接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の飽和気体発生器。
  4. 【請求項4】 前記水流入路に熱交換器を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の飽和気体発生器。
JP9071892A 1992-04-10 1992-04-10 飽和気体発生器 Expired - Lifetime JPH0671550B2 (ja)

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JPH05285366A JPH05285366A (ja) 1993-11-02
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AT3403U1 (de) * 1998-09-25 2000-02-25 E & E Elektronik Gmbh Vorrichtung zur erzeugung einer definierten relativen luftfeuchte
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