JPH0671337B2 - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH0671337B2
JPH0671337B2 JP27710385A JP27710385A JPH0671337B2 JP H0671337 B2 JPH0671337 B2 JP H0671337B2 JP 27710385 A JP27710385 A JP 27710385A JP 27710385 A JP27710385 A JP 27710385A JP H0671337 B2 JPH0671337 B2 JP H0671337B2
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circuit
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signal processing
amplitude
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正博 本城
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVTR等に用いられる映像信号処理回路に関する
ものである。
従来の技術 近年、映像信号を扱う信号処理回路において、くし形フ
ィルタが数多く用いられるようになってきた。
例えばNTSC信号の場合、色信号(C信号と略称する)1
水平周期(1Hと略称する)ごとにインターリーブする周
波数に設定されているため、入力信号と1H遅延した入力
信号を加算するY形くし形フィルタにより輝度信号(Y
信号と略称する)が分離され、入力信号から1H遅延した
信号を減算するC形くし形フィルタにより色信号が分離
される。つまりY/C分離回路にくし形フィルタが多く使
われている。また、VTRの色S/N改善回路においても、C
形くし形フィルタが使用されている。
しかし、これらくし形フィルタは、色信号の垂直相関が
強いことを前提としており、垂直相関の弱い期間はY/C
分離が正常に行なわれず、色だれ、ドット妨害等の悪影
響が発生していた。そこで、従来色の垂直相関の有無を
検出する手段として種々の方法が提案されている。第1
の方法として、Y信号とC信号の相関が強いことを利用
して、Y信号の垂直相関を検出し利用するものである
が、これはY信号とC信号の相関がない信号では誤動作
する。
第2の方法として、色信号周波数成分の信号レベルを1H
前の信号レベルと比較し相関を検出する方法が、本発明
者により特願昭59−168251号において提案されている。
この方法によると、色の垂直方向の飽和度の変化により
垂直相関の有無が検出されることになる。
この従来例の簡単なブロック図を第5図に示す。1H以前
との色信号の振幅方向を比較するために、遅延回路25、
検波器26、27、比較回路28により構成されている。この
構成によると、第6図aの如き色信号が入力された場
合、色信号の垂直相関のない期間を検出し、dに示す如
き信号が出力されることになる。ここでb、cはそれぞ
れ各部の波形を示している。
しかし、cに示す如き位相のみ異なる信号が入力された
場合、出力信号はdとなり、色の垂直相関の有無は検出
されないという欠点が生じる。
発明が解決しようとする問題点 上記のような構成では、C信号とY信号の相関がなく、
かつ色信号の垂直方向の振幅変化がなく色相変化のみ有
する信号に関しては色信号の垂直相関がないことを検出
することはできず、つまりその信号では、くし形フィル
タにより色だれ、ドット妨害が発生することはさけられ
なかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、色信号の振幅レベルと位
相の垂直相関を比較することにより、確実に色の垂直相
関の有無を検出する信号処理回路である。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の信号処理回路
は、入力色信号の振幅及び位相の垂直方向の変化を共に
振幅方向の変化に変換して出力する変換器と、前記変換
器の出力を所定時間遅延する第一の遅延回路と、前記第
1の遅延回路の出力をさらに所定時間遅延する第2の遅
延回路と、前記変換器の出力の振幅レベルと前記第1の
遅延回路の出力の振幅レベルを比較する第1の比較回路
と、前記第1の遅延回路の出力の振幅レベルと前記第2
の遅延回路の出力の振幅レベルを比較する第2の比較回
路と、前記第1の比較回路の出力と前記第2の比較回路
の出力とを演算する演算回路を備え、入力色信号の振幅
及び位相の垂直相関を検出するように構成したものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により色信号の振幅レベル並び位
相の垂直方向の変化を検出することが可能となり、確実
に色信号の垂直相関の有無を検出することができる。
実施例 以下本発明の一実施例の信号処理回路について、図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例におけるブロック図で
ある。入力端子1より入力した信号はバンドパスフィル
タ2を通り、1H遅延回路4と、合成器5から構成される
変換器3にて色信号の垂直方向の位相変化を振幅変化に
変換される。その色信号は遅延回路6と比較回路8に送
られ、遅延回路6の出力は、遅延回路7と比較回路8、
12に送られ、遅延回路7の出力は比較回路12へ送られ
る。比較回路8では、検波器9、10により入力信号を検
波し、それぞれの検波出力を比較器11にて比較し、レベ
ル差が大なる時は例えばHighレベルの信号を演算回路16
に出力する。比較回路12でも同様である。演算回路は、
例えばインバーター回路17とアンド回路18より構成さ
れ、比較回路8の出力が1であり、かつ比較回路12の出
力が0である時に、1を出力するように演算を行う。こ
の極性は、後段の回路構成により逆であってももちろん
かまわない。
ここで比較器11、15の一例を第2図に示す。
検波器9の出力は、コンパレータ20の−入力とコンパレ
ータ21の+入力に接続され、検波器10の出力はコンパレ
ータ20の+入力とコンパレータ21の−入力に接続され、
コンパレータの出力はダイオード22、23でハイレベルを
ORされ出力される。このように構成された本発明につい
て、第3図の波形図を用いて各部の動作を説明する。
まず、色信号振幅が垂直方向変化した場合を第3図に示
す。ここでa〜jは第1、2図のa〜jの各部に対応し
た波形を示している。
入力信号aは、くし形フィルタにより色信号が得られb
となり、検波器9、10で検波することによりc、dとな
り、比較器11にてf、gの信号をORすることにより、h
なる信号が出力される。また同様に、検波器13、14で検
波することによりd、eとなり、比較回路15にてiなる
信号が出力される。そして信号h、iを、演算回路16で
演算することにより、jなる信号が出力される。ここ
で、信号jは、色の垂直相関のない期間zを示している
ことがわかる。
次に色相が垂直方向で変化した場合を第4図に示す。
入力信号aは変換器であるくし形フィルタ3により色信
号bとなり、検波器9、10で検波することによりc、d
となり、比較器11にてf、g信号が得られ、hなる信号
が出力される。また同様に、検波器13、14で検波するこ
とにより、比較器15にてiなる信号が出力される。そし
て信号h、iを、演算回路16で演算することにより、j
なる信号が出力される。ここで信号jは従来例では検出
できなかった色相の垂直相関のない期間zを示している
ことがわかる。つまり第1図が示す如く、1H遅延回路で
構成する変換器により、色相の垂直方向の変化を色の振
幅方向の変化に変換することにより、従来例でできなか
った色相の垂直方向の変化を検出することを可能にした
わけである。
ここで、バンドパスフィルタBPF2は、合成器5の後段に
位置してもよく、また検波器9、10、13、14の前段に位
置してもよく、また除いてもよい。
また、検波器10と検波器13の出力信号は、同一信号なの
で、例えば検波器13を省いて検波器10の出力を比較器15
に入力してもよい。
また本発明をVTR等の記録再生系に展開する場合、実施
例第1図のBPF2、変換器3までを記録系に挿入し、それ
以後のブロックを再生系に挿入し記録・再生系を通すこ
とにより本発明を実現することが可能である。このよう
にすれば、遅延回路が2つで済むという長所もある。
また本発明を、PAL信号に展開する場合、遅延回路の遅
延時間を、2Hにする等の若干の修正が必要である。
また、遅延回路をメモリ等で置きかえることにより、本
発明をデジタル回路で実現することも、可能である。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、入力色信号の
振幅及び位相の垂直方向の変化を変換器により一度振幅
方向の変化に変換した後に、比較回路により振幅レベル
を比較し、比較回路の出力を演算回路で演算することに
より、色信号の垂直相関の有無を確実に検出するもので
あり、くし形フィルタを用いる信号処理回路にとってそ
の効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による信号処理回路のブロッ
ク図、第2図はその要部のブロック図、第3図及び第4
図はそれぞれ第1図、第2図の各部の信号波形を示した
波形図、第5図は従来の信号処理回路のブロック図、第
6図はその波形図である。 3……変換器、8、12……比較回路、4、6、7、……
1H遅延回路、16……演算回路、9、10、13、14……検波
回路、11、15……比較器、20、21……オペアンプ、22、
23……ダイオード、5……合成器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力色信号の振幅及び位相の垂直方向の変
    化を共に振幅方向の変化に変換して出力する変換器と、
    前記変換器の出力を所定時間遅延する第1の遅延回路
    と、前記第1の遅延回路の出力を、さらに所定時間遅延
    する第2の遅延回路と、前記変換器の出力の振幅レベル
    と前記第1の遅延回路の出力の振幅レベルを比較する第
    1の比較回路と、前記第1の遅延回路の出力の振幅レベ
    ルと前記第2の遅延回路の出力の振幅レベルを比較する
    第2の比較回路と、前記第1の比較回路の出力と前記第
    2の比較回路の出力とを演算する演算回路を備え、入力
    色信号の振幅及び位相の垂直相関を検出することを特徴
    とする信号処理回路。
  2. 【請求項2】変換器は、入力信号を所定期間遅延させる
    第3の遅延回路と、前記第3の遅延回路の出力と前記入
    力信号を合成する合成器から構成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の信号処理回路。
  3. 【請求項3】比較回路は、2つの入力信号を検波する第
    1及び第2の検波器と、前記第1及び第2の検波器の出
    力レベルを比較する比較器より構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の信号処理回路。
  4. 【請求項4】演算回路は第1の比較回路の出力が1であ
    り、かつ第2の比較回路の出力が0である時のみに、1
    を出力するように構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の信号処理回路。
  5. 【請求項5】演算回路は第1の比較回路の出力が0であ
    り、かつ第2の比較回路の出力が1である時のみに、0
    を出力するように構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の信号処理回路。
  6. 【請求項6】所定期間を、1水平周期期間とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の信号処理回路。
  7. 【請求項7】変換器の入力段もしくは後段、もしくは比
    較回路の前段に、色信号成分を通過させるバンドパスフ
    ィルタを具備することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の信号処理回路。
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DE8686303153T DE3684353D1 (de) 1985-04-25 1986-04-25 Signalverarbeitungsschaltung.
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