JPH067019B2 - クリ−ンコンテナ開閉装置 - Google Patents

クリ−ンコンテナ開閉装置

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JPH067019B2
JPH067019B2 JP61079683A JP7968386A JPH067019B2 JP H067019 B2 JPH067019 B2 JP H067019B2 JP 61079683 A JP61079683 A JP 61079683A JP 7968386 A JP7968386 A JP 7968386A JP H067019 B2 JPH067019 B2 JP H067019B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クリーンコンテナ内及びクリーンチャンバ
内の超清浄空間が、該コンテナ及びチャンバを開閉する
際に低清浄にある室内の塵埃によって汚染されないよ
う、又上記コンテナの本体と底蓋とを掛脱する際の発塵
によって汚染されないようにしたクリーンコンテナの開
閉装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に集積回路等の製造工程ではウエハに塵埃を付着さ
せることは極力避けなければならない。
そこで製造工程の領域全体を塵埃が非常に少ない空間、
すなわちクリーンルームとし、この中で無塵衣を着用し
た作業員がウエハの処理や運搬を行っていた。しかし、
このような方法は、室全体を清浄空間としているため、
その建設費及びクリーンルームを高清浄度に保つための
維持管理費が高価となること、クリーンルームは密閉空
間であるため作業環境が悪いこと、発塵源である作業員
が存在するためにクリーンルーム内を超清浄度に維持す
るのが難しいこと、空調システムにトラブルが生じた際
は、クリーンルーム全体に影響が及ぶこと等、多くの問
題が生じている。そこで、このような問題を改善するた
めと、実際に超清浄空間を必要とするのはウエハの周囲
だけであり、ウエハを汚染することなく移送し処理する
ことができれば室全体を超清浄空間とする必要はない、
という考えに基づいて超清浄空間を局所化するために本
出願人らが従来提供したものが第7〜10図に示したよ
うな、低清浄空間である室内において中に収納したウエ
ハを汚染することなく搬送できるクリーンコンテナと、
このコンテナからカセットに載置されたウエハ及び超清
浄空間であるクリーンチャンバ内を室内の塵埃で汚染す
ることなくウエハカセットを出し入れできるようにした
装置である。
第7図は装置全体を示す図であって、1はクリーンチャ
ンバであって、ダクト2から供給される清浄空気と図外
の空気排出ファンによって内部は常に超清浄空間として
保たれている。クリーンチャンバ1の受入れステーショ
ン1aには開口部4が形成される。第7図の状態では、
クリーンコンテナ5の本体6が開口部4を閉塞してお
り、クリーンコンテナ5の底蓋7は移動テーブル8によ
ってクリーンチャンバ1内に搬入された状態にある。底
蓋7上には多数のウエハ10を収納したカセット9が載
置されている。ウエハ10は図示の位置においてカセッ
ト9に収納された状態でロボットアーム11により底蓋
7から取出されてクリーンチャンバ1内の載置位置12
まで移動される。ウエハ10は図示しない搬送手段によ
り個別に取出され、処理装置13において所定の処理を
受けた後に、ロボットアーム11により再び移動テーブ
ル8上の底蓋7に移動される。
第8図にはクリーンコンテナ5を示す。このクリーンコ
ンテナ5はカセット9が上面に載置される底蓋7とこれ
に被冠する本体6とから成り、底蓋7の外周に本体6の
下縁部が外嵌する構造となっている。この外嵌部にはパ
ッキン14が介装されて、内部に閉鎖空間15が形成さ
れる。また底蓋7と本体6との嵌合部分では、底蓋7に
枢着された回動爪16が図示しないスプリングにより本
体6に係合する方向に付勢されている。このため回動爪
16は自由状態にあっては本体6に掛合して、底蓋7と
本体6とを結合している(第9図参照)。なお、本体6
下端部はクリーンチャンバ1の開口部4と形状及び寸法
が同一になっていて、クリーンコンテナ5が開口部4に
置かれたときには本体6が開口部4を閉塞するようにな
っている。
第10図はクリーンチャンバ1の開口部4と、クリーン
コンテナ5と移動テーブル8との関係を示すものであ
る。移動テーブル8は上昇時の上限位置においてクリー
ンチャンバ1の開口部4を閉塞する形状と寸法とを有し
ていて、移動ボックス17の上端面を形成している。移
動ボックス17の下端には昇降装置18が結合させてい
て、昇降装置18によって移動テーブル8が昇降できる
ようになっている。21は立設された棒であって、これ
に移動テーブル8の上限位置を検知するリミットスイッ
チ22と下限位置を検知するリミットスイッチ23とが
配設され、各スイッチ22,23は昇降装置18の駆動
源に接続されている。昇降装置18はラックアンドピニ
オンや流体圧シリンダ等が用いられた装置となってい
る。
さらに移動ボックス17内にはモータ19が設けられ、
このモータ19によって移動テーブル8の上側にある掛
合手段である板カム20が回動するようにしてある。モ
ータ19及び板カム20までの動力伝達機構は移動ボッ
クス17内に収容されているので、これらから発生する
塵は封じ込められてクリーンチャンバ1内に散逸するこ
とはない。板カム20は第9図に示すように、正方形板
の四つ角部を切欠した形状となし、これの回動によって
前記回動爪16をスプリングの付勢に抗して回動させて
本体6から外すように、1動作が45°回動するように
してある。
いま、クリーンコンテナ5がクリーンチャンバ1の開口
部4にまで運ばれ載置されたとき、移動テーブル8は第
10図に示す上限位置に至っていて、すでにクリーンチ
ャンバ1の開口部4は閉塞されている。クリーンコンテ
ナ5の受入れステーション1aへの載置は、同時に底蓋
7を移動テーブル8上に載置することになり、且つ本体
6で開口部4を閉塞することにもなる。
次いでモータ19により板カム20を回動させて、回動
爪16を本体6から外して本体6と底蓋7との掛合を解
除し、昇降装置により移動テーブル8を下降させる。移
動テーブル8は下降しても、開口部4は本体6によって
閉塞されているためにクリーンチャンバ1内は超清浄空
間に保たれる。移動テーブル8が下限位置に至るとリミ
ットスイッチ23が作動して昇降装置18が停止し、従
って移動テーブル8も停止する。次いでロボットアーム
11によってカセット9は移動され、前述のごとくウエ
ハ10が処理された後、再びカセット9が移動テーブル
8の底蓋7上に載置されると、前記とは逆に移動して開
口部4を閉塞している本体6内に収納される。このとき
移動テーブル8が上限位置まで上昇して開口部4を閉塞
すると、リミットスイッチ22が作動して昇降装置18
を停止させ、次いでモー19が板カム20を回動させて
板カム20を回動爪16から離す。これにより、開口爪
16は板カム20から開放されてスプリングの付勢力に
より本体6に掛合し、底蓋7と本体6とが一体となるの
で、処理済みのウエハ10はクリーンコンテナ5の閉鎖
空間15内で超清浄状態に保たれたまま次工程へ送られ
るようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上によって、低清浄空間である室内で、中に収納した
ウエハを汚染することなく搬送できるクリーンコンテナ
と、このコンテナからカセットに載置されたウエハ及び
超清浄空間であるクリーンチャンバ内を室内の塵埃で汚
染することなくウエハカセットを出し入れできる装置が
得られたものの、以上によって構成された従来の開閉装
置にあっては、次に示すような問題点があった。
すなわち、底蓋7に設けた掛合手段である回動爪16は
底蓋7の下端部を貫通する取付孔7a(第8、9図参
照)に回動可能に軸着されており、従って底蓋7を載置
して移動テーブル8が下降した際に、移動テーブル8と
底蓋7とで画成された空間24の空気(クリーンコンテ
ナ5が室内を搬送されるときの低清浄空間と同じ)は、
取付孔7aと回動爪16との隙間から超清浄空間へ洩れ
ることになる。さらに、回動爪16が掛脱の際に回動し
て取付孔7aとの摩擦による発塵の問題がある。
この発明は、このような従来の問題点にかんがみてなさ
れたものであって、クリーンコンテナの本体と底蓋を、
移動テーブルの上下動のみによって掛脱する構成とする
ことにより、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、係脱可能に掛合する本体と底蓋とから成り
且つ内部に清浄空間が形成されたクリーンコンテナと、
クリーンチャンバの受入れステーションの開口部を気密
に閉塞し且つクリーンチャンバ内において昇降可能な移
動テーブルとを備え、前記クリーンコンテナの本体がク
リーンチャンバの前記開口部に気密に載置されたとき、
クリーンコンテナの底蓋の本体との掛合状態を解除して
前記移動テーブルによる底蓋の昇降を可能ならしめるク
リーンコンテナ開閉装置において、前記移動テーブルを
下部テーブルと該下部テーブルに対して上下動可能な上
部テーブルとにより構成し、クリーンコンテナの本体と
底蓋との上下方向当接部に二重押圧式ラッチ機構をもつ
係合本体部材を設けるとともに、前記底蓋が載せられた
上部テーブルに下部テーブル側から上下動を与える押圧
部材と、クリーンコンテナの本体と底蓋との上下方向当
接面に押上げ代をもって圧縮されるシール材とを設けた
ものである。
〔作用〕
いま、移動テーブルがクリーンチャンバの受入れステー
ションの開口部を閉塞した状態のとき、クリーンコンテ
ナが開口部に載置されると、クリーンコンテナの底蓋は
移動テーブルの上部テーブルに載置された状態となる。
そこで、上部テーブルを、シール部材やクリーンコンテ
ナに設けた係合部材の弾力に抗してわずかに上昇させる
と掛合部材の係合が解除される。次いで、移動テーブル
を降下させるとクリーンコンテナの底蓋は本体と離れて
移動テーブルと共にクリーンチャンバ内を下降し、移動
テーブルの下限位置で停止する。そして底蓋上に載置さ
れていた処理対象物が底蓋から移動され、処理された
後、再び底蓋上に載置されると移動テーブルは底蓋と共
に上昇し、上限位置に至って開口部を閉塞する。このと
き、移動テーブルの上部テーブルをわずかに上動させる
と底蓋は係合部材を押圧することによりクリーンコンテ
ナの本体と掛合して一体となる。次いで、本体を受入れ
ステーションの開口部に掛止めしていた装置を解除して
クリーンコンテナを自由状態とし、次工程へ送る。
すなわち、クリーンコンテナに設けた係合部材は、従来
例のような取付孔を必要としないため、該クリーンコン
テナ及びクリーンチャンバ内部の超清浄空間を汚染する
ことはない。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1〜6図
はこの発明の一実施例を示す図である。
第1図にクリーンコンテナ(以下、コンテナと称す)3
0を示す。コンテナ30は本体31と底蓋32とで構成
される。本体31の上面部31aと側面図31bは透明
に形成され、内部に収納されたウエハ10及びこれを載
置したカセット9を目視できるようになっている。31
cはコンテナ本体31の下側部で不透明でもよい。この
本体31の材質としてはPVC,フッ素樹脂又はポリプ
ロピレン樹脂等を適宜採用することができる。
33は係合部材としてのプッシュラッチで、ラッチ本体
33a、スライド部33b及びラッチキー34から成
る。ラッチ本体33aとスライド部33bはコンテナ本
体31の下側部31cに、ラッチキー34は底蓋32に
第1図に示すようにコンテナ本体31と底蓋32との上
下方向当接部に、それぞれ設けられている。
プッシュラッチ33は、いわゆる二重押圧式ラッチ機構
をもつ係合部材である。このラッチ機構は1度目の押圧
によってロック状態となるが、2度目の押圧でロック解
除状態になるとういう2位置作動をするものである。次
にプッシュラッチ33の作動順序を第6図を用いて説明
する。
同図(イ)はプッシュラッチ33のスライド部33bと
ラッチキー34とが自由状態である場合を示す。ラッチ
キー34の突起部34bをスライド部33bに挿入し、
ラッチ本体33aに対して押圧していく途中でこの突起
部34bがスライド部33bに設けてある係合部(図示
省略)に引掛けられて係合する(図(ロ))。そのまま
ラッチキー34をスライド部33bと共に止まるまでラ
ッチ本体33a内に押し込むと、ラッチ本体33a内の
2位置動作のラッチ(図示省略)がスライド部33bに
係止してロック位置となる(図(ハ))。この状態で押
圧を緩めてスライド部33bを押し込んだ分だけ戻す
と、スライド部33bのロック状態が安定し、ラッチキ
ー34も同様に安定した係合状態に保たれる(図
(ニ))。
ラッチ本体33aにスライド部33bがロックされた図
(ニ)の状態において、再びラッチキー34をスライド
部33bと共に止まるまでラッチ本体33a内に押し込
むと、ラッチ本体33a内の2位置動作のラッチがロッ
ク解除位置となり、スライド部33bがラッチから外れ
る(図(ホ))。この状態で押圧を緩めると、スライド
部33bはラッチ本体33aから押し出されるととも
に、ラッチキー34の突起部34bとスライド部33b
との係合状態が解除されるため、スライド部33bから
ラッチキー34が離脱して最初の自由状態に戻る(図
(へ))。
35aはシール材であって撓み代が大きく且つ撓み回復
力の大きい素材で形成され、底蓋32上の本体31との
上下方向当接面の外周縁とそれよりもやや内周側との2
個所にに取り付けられている。シール材35aを設ける
各溝の内縁は、コンテナ本体31の当接面よりも内側に
位置し、各溝の外縁は該溝に連なる底蓋32の上面より
も低く形成してある。
32aは位置決め穴であって、後述の移動テーブルに設
けられたロケートピンと係合するために設けたものであ
る。
32bは底蓋32上に載置されたカセット9の位置決め
のために設けた突起である。
第2図は超清浄空間であるクリーンチャンバ1が、その
受入れステーション1aに設けた開口部4を移動テーブ
ル40によって密閉された気密状態を保った状態を示
す。
移動テーブル40は、下部テーブル41と上部テーブル
42及び下部テーブル41に設けられた上部テーブル4
2をわずかに上下動させるための押圧部材としての微動
シリンダ43より成り、昇降装置44と結合してこれに
より昇降されるようになっている。45は昇降の際の案
内となるガイドポール,46は昇降装置44を含む空間
をクリーンチャンバ1と絶縁するための防塵カバーであ
る。
35bは下部テーブル41上の、開口部4及び上部テー
ブル42と上下方向当接面に設けられたシール材であっ
て、素材は前記シール材35aと同様である。35c,
35dも同様なシール材であって、それぞれ上部テーブ
ル42上及び受入れステーション1aの開口部4上縁端
に設けられ、底蓋32底面及びコンテナ本体31下端部
と上下方向に当接して相互間の気密を保つようになって
いる。
47は上部テーブル42に設けられたロケートピンであ
って、前記底蓋32に設けた位置決め穴32aと係合し
てコンテナ30を正確に上部テーブル42に載置するた
めのものである。51はコンテナ30を開口部4位置へ
正確に案内するために受入れステーション1aに設けら
れた突起、52は受入れステーション1aに設けられた
コンテナ30固定用のエアシリンダであって、コンテナ
30が開口部4に載置されるとエアシリンダ52のロッ
ド52aが突起51を貫通してコンテナ本体31を第3
図に示すように掛止する。
第3図は移動テーブル40が開口部4を閉塞した第2図
の状態において、コンテナ30を開口部4に載置した状
態を示す。60は低清浄空間であるクリーンルームであ
り、この状態においてコンテナ30、昇降装置44内空
間、クリーンチャンバ1の相互間は、シール材35a〜
35bによって遮断されてそれぞれ気密を保ち、空気の
相互侵入はない。48は第2図の状態において載置され
たコンテナの底蓋32と上部テーブル42間に画成され
た低清浄空間であるが、上記各シール材35によって気
密を保たれている。
いま、コンテナ30内の超清浄空間にあるウエハカセッ
ト9をクリーンチャンバ1内へ移動するには、先ず下部
テーブル41の微動シリンダ43を駆動して上部テーブ
ル42をわずかに上昇させることにより底蓋32を介し
てラッチキー34を上方に押圧すると、第4図に示すよ
うに、コンテナ本体31と底蓋32との上下方向当接面
に設けてあるシール材35aが上部テーブル42の押上
げ代の分だけ圧縮され、第6図に前述した(ホ),(ヘ)の状
態となってラッチ本体33aとスライド部33bとのロ
ック及びスライド部33bとラッチキー34との係合状
態が解除され、従って底蓋32と開口部4に固定された
コンテナ本体31との掛合が解除される。次いで昇降装
置44が駆動されて移動テーブル40が下降すると、カ
セット9を載置した底蓋32も共に下降する(第5図参
照)。移動テーブル40が下限位置に至って停止する
と、底蓋32上のウエハ10が前述した従来例における
と同様な作動によって処置され、再び底蓋32上に載置
されると、停止していた昇降装置44が駆動されて移動
テーブル40は底蓋32と共に上昇する。上昇した移動
テーブル40が上限位置に至って開口部4を閉塞してそ
の上昇を停止したとき、上部テーブル42を微動シリン
ダ43によってわずかに上下動させると、上部テーブル
42上の底蓋32に取付けられたラッチキー34はプッ
シュラッチ33のスライド部33b押圧して、第6図で
前述した(イ)〜(ニ)の順序を経てラッチキー34が
スライド部33bと係合するとともに、スライド部33
bがラッチ本体33aにロックされ、底蓋32はコンテ
ナ本体31と掛合して一体となる。次いで、本体31を
開口部4に掛止していたエアシリンダ52のロック52
aが後退して掛止解除し、自由状態となったクリーンコ
ンテナ30は開口部4及び移動テーブル40から離れて
次工程へ送られる。この時点において、受入れステーシ
ョン1aの開口部4は、第2図に示すように移動テーブ
ル40によって閉塞され、シール材35bによってクリ
ーンチャンバ1は超清浄空間に保たれる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればその構成を、ク
リーンコンテナの開閉装置を、下部テーブルとこの下部
テーブルに対して上下動する上部テーブルとによって構
成するとともに、この上部テーブルの上下動作用によっ
てクリーンコンテナの底蓋と本体とを掛脱するための二
重押圧式ラッチ機構をもつ係合部材、押圧部材及びコン
テナ本体と底蓋との上下方向当接面に押上げ代をもって
圧縮されるシール材を設けてなる装置としたため、従来
例のようにクリーンコンテナに設けた回動爪を取付ける
ための貫通した取付孔を必要としないのでこの取付孔か
らの塵埃の侵入が生じない、係合部材の作動がわずかな
上下動のみによって行われるのでこの装置による発塵が
殆どない、等によって超清浄空間の清浄度が極めて良好
に保たれるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例であるクリーンコンテナの
断面図、第2図は本発明に係る実施例である移動テーブ
ルの断面図、第3図は移動テーブルにより開口部が閉塞
されたクリーンチャンバの受入れステーションにクリー
ンコンテナを載置した状態の実施例の断面図、第4図,
第5図は実施例の作動説明図、第6図は実施例における
係合部材の作用説明図、第7図はクリーンコンテナ開閉
装置を使用した清浄空間を有する設備全体の概要図、第
8図は従来のクリーンコンテナの断面図、第9図は第8
図の底面図、第10図は従来例のクリーンコンテナ開閉
装置の断面図である。 1……クリーンチャンバ、1a……受入れステーショ
ン、4……開口部、5,30……クリーンコンテナ、
6,31……コンテナ本体、7,32……底蓋、8,4
0……移動テーブル、18,44……昇降装置、20…
…板カム(掛合手段)、16……回動爪(掛合手段)、
33……係合部材、35a……シール材、41……下部
テーブル、42……上部テーブル、43……微動シリン
ダ(押圧部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】係脱可能に掛合する本体と底蓋とから成り
    且つ内部に清浄空間が形成されたクリーンコンテナと、
    クリーンチャンバの受入れステーションの開口部を気密
    に閉塞し且つクリーンチャンバ内において昇降可能な移
    動テーブルとを備え、前記クリーンコンテナの本体がク
    リーンチャンバの前記開口部に気密に載置されたとき、
    クリーンコンテナの底蓋の本体との掛合状態を解除して
    前記移動テーブルによる底蓋の昇降を可能ならしめるク
    リーンコンテナ開閉装置において、前記移動テーブルを
    下部テーブルと該下部テーブルに対して上下動可能な上
    部テーブルとにより構成し、クリーンコンテナの本体と
    底蓋との上下方向当接部に二重押圧式ラッチ機構をもつ
    係合部材を設けるとともに、前記底蓋が載せられた上部
    テーブルに下部テーブル側から上下動を与える押圧部材
    と、クリーンコンテナの本体と底蓋との上下方向当接面
    に押上げ代をもって圧縮されるシール材とを設けたこと
    を特徴とするクリーンコンテナ開閉装置。
JP61079683A 1986-04-07 1986-04-07 クリ−ンコンテナ開閉装置 Expired - Lifetime JPH067019B2 (ja)

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