JPH0667894U - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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Publication number
JPH0667894U
JPH0667894U JP008522U JP852293U JPH0667894U JP H0667894 U JPH0667894 U JP H0667894U JP 008522 U JP008522 U JP 008522U JP 852293 U JP852293 U JP 852293U JP H0667894 U JPH0667894 U JP H0667894U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct connection
connection port
substrate
casing
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP008522U
Other languages
English (en)
Inventor
浩之 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP008522U priority Critical patent/JPH0667894U/ja
Publication of JPH0667894U publication Critical patent/JPH0667894U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーシング内の基板側を流動する高速排気流の
障害となる基板側のダクト接続壁の面積を低減して、作
動時の発生音が小さく、排気効率に優れたレンジフード
を提供する。 【構成】ケーシング1上面の矩形状の突出部6にダクト
接続口7を開設すると共に、該接続口7の前側(吸込口
5側)と後側(基板2側)にダクト接続壁8,9を形成
する。ダクト接続口7はケーシング1背面の基板2方向
へ偏位せしめて開設する。これにより、ダクト接続口7
の開口位置が基板2方向へ移動するので、接続口7の後
側(基板2側)に形成されるダクト接続壁9の面積が従
来に比して小さくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレンジフードに関し、さらに詳しくは、送風機ユニットのケーシング における排気ダクト接続口位置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、下面を開放する箱形状のフード本体内に送風機ユニットを配設して なるレンジフードが知られている。 送風機ユニットは、略カタツムリ形を呈するケーシング1の前面吸込み側に吸 込口5を開設すると共に、上面排気側にダクト接続口7’を開設してあり、ケー シング背面側の基板2に設置したモーター3の作動によるファン4の回転によっ て、吸込口5から吸込んだ油煙等をダクト接続口7’から吐出するようになって いる(図1,6参照)。
【0003】 上記ダクト接続口7’はケーシング上面の矩形突出部6上面に開設される。ダ クト接続口7’の前側(吸込口5側)と後側(基板2側)に形成されるダクト接 続壁8’,9’には排気ダクトcが接続される。 また従来においては、矩形突出部6上面の中心位置(図1に一点鎖線で表す位 置)にダクト接続口7’を開設していることから、図6に示すように、吸込口側 と基板側の接続壁8’,9’がほぼ同じ面積を備えていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構造からなる送風機ユニットによれば、ファン4の回 転によりケーシング1内に吸込まれて排気ダクトcへと排出される油煙等の風速 は、吸込口5側が低速であるのに対して基板2側が高速になる。
【0005】 そのため従来の送風機ユニットにおいては、ケーシング1内の基板2側を流動 する油煙等の排気流、即ち、吸込口5側に比べて高速な排気流が基板2側のダク ト接続壁9’に衝突して騒音を発生する不具合を有していた。
【0006】 本考案はこのような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、ケーシング内の基板側を流動する高速排気流により生ずる発生音を、可 及的低減させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本考案に係るレンジフードは、送風機ユニット のケーシング上面に設ける排気ダクト接続口を、前記ケーシングの背面基板方向 へ偏位せしめて開設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
以上の構成によれば、ダクト接続口の開口位置がケーシングの背面基板方向へ 移動するので、接続口の後側(基板側)に形成されるダクト接続壁の面積が従来 に比して小さくなり、よって、ケーシング内の基板側を流動する高速排気流が後 側(基板側)のダクト接続壁に衝突する際の発生音が、従来の送風機ユニットに 比べて大幅に低減される。同時に、前記高速排気流の円滑な流動を阻害する後側 (基板側)のダクト接続壁が小さくなることから、排気効率の向上を期待できる 。
【0009】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。 図1は下面を開放する箱形状のフード本体a内に送風機ユニットbを設置して なる本実施例レンジフードAの斜視図、図2はその送風機ユニットbの縦断側面 図を表す。
【0010】 送風機ユニットbは、略カタツムリ形を呈するケーシング1と、そのケーシン グ1背面の基板2に設置するモーター3と、そのモーター3に連繋せしめてケー シング1内に装備するファン4とから構成される。
【0011】 ケーシング1の前面吸込み側には吸込口5を開設する。ケーシング1の上面に は矩形状の突出部6を形成し、その突出部6上面にダクト接続口7を開設すると 共に、該接続口7の前側(吸込口5側)と後側(基板2側)にダクト接続壁8, 9を形成する。ダクト接続壁8,9には排気ダクトcの末端フランジ部(不図示 )をビス止め等の固着手段で固定するをもって、ダクト接続口7に排気ダクトc を接続する。
【0012】 ダクト接続口7はケーシング1背面の基板2方向へ偏位せしめて開設する。こ れにより、ダクト接続口7の開口位置が基板2方向へ移動するので、接続口7の 後側(基板2側)に形成されるダクト接続壁9の面積が従来に比して小さくなる 。尚、図1中の7’は、矩形突出部6上面の中心位置に開設される従来のダクト 接続口を表す。
【0013】 以上の構成からなる本実施例のレンジフードAによれば、モーター3の作動に よるファン4の回転によって吸込口5から吸込んだ油煙等を、ダクト接続口7を 介して排気ダクトcから排出する。ケーシング1内に吸込まれた油煙等の風速は 送風機ユニットbの構造上、吸込口5側が低速であるのに対して基板2側が高速 になるが、基板側のダクト接続壁9の面積が従来に比して小さいことから、基板 側の高速排気流がその接続壁9に衝突する際の発生音を、従来品に比べて大幅に 低減させることができる。
【0014】 尚、本実施例においてはダクト接続口7の開設位置を、図1,2に示す如く、 ダクト接続口7の口縁が矩形突出部6上面の後縁部6aに接する位置としたが、本 考案はこれに限定されず、図1中に一点鎖線で示す従来のダクト接続口開設位置 7’と、本実施例の開設位置との中途位置に開設するようにしても、初期の目的 を達成することは可能である。
【0015】 図3に示すグラフは、図1,2に示す本考案実施品と、図6に示す従来品の夫 々において、作動時における風量(吸込み/排気風量)と発生音値の相対関係を 表す。これによれば、得ようとする風量が一定であれば、本考案実施品の作動時 における発生音が、従来品に比べて大幅に低減されることが確認できる。
【0016】 図4においては、作動時の風量(吸込み/排気風量)を一定とした場合の、ダ クト接続口開設位置(a) 〜(f) と使用時の発生音比との関係を示す。
【0017】 ダクト接続口開設位置(a) 〜(f) を図5を参照して各々説明する。尚、便宜上 、図中イはダクト接続口、ロはケーシングの矩形突出部、ハは吸込口側に形成さ れるダクト接続壁、ニは基板側に形成されるダクト接続壁とする。
【0018】 図5(c) はダクト接続口イを矩形突出部ロ上面の中心位置に開設した例(即ち 、図6に示す従来例)、(a),(b) は吸込口方向へ偏位せしめた比較例、(d),(e) は基板方向へ偏位せしめた本考案実施例、(f) は基板方向へ偏位せしめ且つ一部 を矩形突出部ロ上面より突出せしめた比較例を夫々表す。
【0019】 而して、図4に示すグラフから、本考案実施例(d),(e) の作動時における発生 音が、従来例(c) やその他の比較例(a),(b),(f) に比べて大幅に低減されること が確認できた。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係るレンジフードは以上説明したように構成したことから、ダクト接 続口の後側(基板側)に形成されるダクト接続壁の面積が小さくなり、ケーシン グ内の基板側を流動する高速排気流がダクト接続壁に衝突する際の発生音を、従 来の送風機ユニットに比べて大幅に低減させることができる。
【0021】 さらに、前記高速排気流の円滑な流動を阻害する後側(基板側)のダクト接続 壁が小さくなることから排気効率の向上がなされ、低トルクのモーターを用いな がら従来品と同等の風量が得られる等、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレンジフードの一実施例を示す斜
視図。
【図2】図1に示す送風機ユニットの縦断側面図。
【図3】本考案実施品と従来品における作動時の風量と
発生音の関係を表すグラフ。
【図4】本考案実施品と各種比較品との発生音の関係を
表すグラフ。
【図5】本考案実施品と各種比較品におけるダクト接続
口開設位置を表す簡略図。
【図6】従来のレンジフードにおける送風機ユニットの
縦断側面図。
【符号の説明】
A:レンジフード a:フード本体 b:
送風機ユニット 1:ケーシング 2:基板 3:
モーター 4:ファン 5:吸込口 6:
矩形突出部 7:ダクト接続口 8,9:ダクト接続壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機ユニットのケーシング上面に設け
    るダクト接続口を、前記ケーシングの背面基板方向へ偏
    位せしめて開設したことを特徴とするレンジフード。
JP008522U 1993-03-03 1993-03-03 レンジフード Pending JPH0667894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008522U JPH0667894U (ja) 1993-03-03 1993-03-03 レンジフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008522U JPH0667894U (ja) 1993-03-03 1993-03-03 レンジフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667894U true JPH0667894U (ja) 1994-09-22

Family

ID=18528578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP008522U Pending JPH0667894U (ja) 1993-03-03 1993-03-03 レンジフード

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Country Link
JP (1) JPH0667894U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685595A (en) * 1979-12-14 1981-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Blower

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685595A (en) * 1979-12-14 1981-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Blower

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