JPH066589A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH066589A
JPH066589A JP4158079A JP15807992A JPH066589A JP H066589 A JPH066589 A JP H066589A JP 4158079 A JP4158079 A JP 4158079A JP 15807992 A JP15807992 A JP 15807992A JP H066589 A JPH066589 A JP H066589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
data
image
image sensor
density reference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4158079A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Tazaki
一広 田崎
Kazuhiro Suzuki
一裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4158079A priority Critical patent/JPH066589A/ja
Publication of JPH066589A publication Critical patent/JPH066589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃度基準面の読み取りに際し、異常画素の検
出および補正をより正確に行う。 【構成】 濃度基準面をイメージセンサによって複数回
読み取り、データライン401からの読取データをCP
U(1)基板209によって取り込み、各画素について
読取データの平均値Dbaと周辺の複数画素のDbaの
平均値Dlaを算出する。各画素ごとに|Dla−Db
a|を2つの基準値と比較して、各画素が正常画素か欠
陥画素か濃度基準面のごみ、傷等による異常画素かを判
別する。欠陥画素のDbaを最低レベルに置き換え、異
常画素のDbaをDlaに置き換える補正を行った後、
1ライン分のDbaをシェーディングRAM406に書
き込み、このデータを用いてシェーディング補正処理部
407にてシェーディング補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージセンサを用い
た画像読取装置に係わり、特に異常データを出力する画
素の検出あるいはその画素のデータの補正を行うことの
できる画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電荷結合素子(以下、CCDと記す。)
等のイメージセンサを用いた画像読取装置では、ランプ
の光量分布の影響やイメージセンサの各画素毎の感度の
ばらつきの影響を除くために、予め白や黒の濃度基準面
を読み取って得られたデータに基づいてイメージセンサ
の各画素の読取データを補正する、いわゆるシェーディ
ング補正が行われている。
【0003】ところで、このような画像読取装置では、
イメージセンサの画素自身の異常や、濃度基準面やレン
ズ上のごみ、傷等の光学系の異常によって、異常データ
を出力してしまう画素が生じることがある。そこで従来
より、濃度基準面の読取データを用いて異常画素の検出
を行う技術が知られている。例えば特開昭62−408
74号公報には、基準濃度画像を副走査方向に数ライン
読み取り、所定のしきい値と比較し、しきい値を越える
信号が所定の数未満であれば異常画素とみなす技術が示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示される技術では、所定のしきい値を設定するに
は、正常画素を異常画素と誤判定しないようにかなり大
きなマージンを含めなければならず、特に主走査方向の
位置によって光量差の大きな装置ではこのことが顕著に
なってしまい、異常画素の判定範囲が狭くなり、判定不
可能な画素が生じてしまうという問題点がある。
【0005】また、濃度基準面はごみや傷が付き易く、
原稿の走行等により副走査方向に筋状の汚れが付き易
い。このように筋状の汚れが付いた場合には、前記公報
に示されるように副走査方向に数ラインの読み取りを行
っても、この汚れを濃度基準面の汚れによるものである
と判定し難くなり、イメージセンサの画素自身の異常に
よるものと誤判定してしまう事がある。異常画素の異常
の原因が濃度基準面の汚れによる場合には原稿を正常に
読み取ることができるのに対し、異常画素の異常の原因
がイメージセンサの画素自身の異常による場合には原稿
を正常に読み取ることができないので、両者を区別する
ことは重要である。
【0006】また、異常画素の読取データをシェーディ
ング補正に用いると、シェーディング補正後の画像デー
タが異常となるという問題点がある。
【0007】そこで本発明の第1の目的は、異常画素の
検出をより正確に行うことのできる画像読取装置を提供
することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、イメージセンサの
画素自身の異常と他の原因による異常とを区別して異常
画素の判定を行うことのできる画像読取装置を提供する
ことにある。
【0009】本発明の第3の目的は、異常画素の検出を
より正確に行うことができると共に、検出された異常画
素の読取データを補正してシェーディング補正を正確に
行うことができるようにした画像読取装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】請求項1記載の発明の
画像読取装置は、原稿を照明する照明手段と、少なくと
も主走査方向に複数の画素を有し照明手段によって照明
された原稿の像を読み取るイメージセンサと、所定の濃
度を有する濃度基準面と、イメージセンサによって濃度
基準面を読み取り、濃度基準面の主走査方向の複数の位
置の読取データに基づいて異常画素の検出を行う異常画
素検出手段とを備えたものである。
【0011】この画像読取装置では、イメージセンサに
より濃度基準面が読み取られ、異常画素検出手段によっ
て、濃度基準面の主走査方向の複数の位置の読取データ
に基づいて異常画素の検出が行われる。
【0012】請求項2記載の発明の画像読取装置は、請
求項1記載の発明における照明手段、イメージセンサお
よび濃度基準面と、イメージセンサによって濃度基準面
を読み取り、イメージセンサの各画素についてその画素
の読取データと主走査方向の他の画素の読取データとを
比較して異常画素か否かを判定する判定手段とを備えた
ものである。
【0013】この画像読取装置では、イメージセンサに
より濃度基準面が読み取られ、判定手段によって、イメ
ージセンサの各画素について、その画素の読取データと
主走査方向の他の画素の読取データとを比較することに
より異常画素か否かが判定される。
【0014】請求項3記載の発明の画像読取装置は、請
求項2記載の発明において、判定手段が、各画素につい
てその画素の周辺の複数の画素の読取データの平均値を
算出する平均値算出手段と、各画素についてその画素の
読取データと平均値算出手段によって算出された平均値
との差を所定のしきい値と比較する比較手段と、この比
較手段の比較結果に基づいて各画素が正常画素か異常画
素かを判別する判別手段とを有するものである。
【0015】この画像読取装置では、平均値算出手段に
よって各画素についてその画素の周辺の複数の画素の読
取データの平均値が算出され、比較手段によって各画素
についてその画素の読取データと平均値算出手段によっ
て算出された平均値との差が所定のしきい値と比較さ
れ、この比較結果に基づいて判別手段によって各画素が
正常画素か異常画素かが判別される。
【0016】請求項4記載の発明の画像読取装置は、請
求項2記載の発明において、判定手段が、各画素につい
てその画素の周辺の複数の画素の読取データの平均値を
算出する平均値算出手段と、各画素についてその画素の
読取データと平均値算出手段によって算出された平均値
との差を2つのしきい値と比較する比較手段と、この比
較手段の比較結果に基づいて各画素が正常画素か画素自
身の欠陥による異常画素かその他の原因による異常画素
かを判別する判別手段とを有するものである。
【0017】この画像読取装置では、平均値算出手段に
よって各画素についてその画素の周辺の複数の画素の読
取データの平均値が算出され、比較手段によって各画素
についてその画素の読取データと平均値算出手段によっ
て算出された平均値との差が2つのしきい値と比較さ
れ、この比較結果に基づいて判別手段によって、各画素
が正常画素か画素自身の欠陥による異常画素かその他の
原因による異常画素かが判別される。
【0018】請求項5記載の発明の画像読取装置は、請
求項2記載の発明において、さらに濃度基準面とイメー
ジセンサの相対位置を主走査方向にずらす移動手段を備
え、判定手段が、移動手段によって濃度基準面とイメー
ジセンサの相対位置をずらして濃度基準面を読み取るこ
とによって得られた各画素ごとの複数の読取データに基
づいて各画素ごとに比較用データを決定するデータ決定
手段と、各画素についてその画素の比較用データと主走
査方向の他の画素の比較用データとを比較して各画素が
正常画素か異常画素かを判別する判別手段とを有するも
のである。
【0019】この画像読取装置では、移動手段によって
濃度基準面とイメージセンサの相対位置をずらして濃度
基準面を読み取ることによって得られた各画素ごとの複
数の読取データに基づいて、データ決定手段によって各
画素ごとに比較用データが決定され、判別手段によっ
て、各画素についてその画素の比較用データと主走査方
向の他の画素の比較用データとが比較され各画素が正常
画素か異常画素かが判別される。
【0020】請求項6記載の発明の画像読取装置は、請
求項1記載の発明における照明手段、イメージセンサお
よび濃度基準面と、濃度基準面とイメージセンサの相対
位置を主走査方向にずらす移動手段と、この移動手段に
よって濃度基準面とイメージセンサの相対位置をずらし
て濃度基準面を読み取ることによって得られた各画素ご
との複数の読取データに基づいて、各画素ごとに異常画
素か否かを判定する判定手段とを備えたものである。
【0021】この画像読取装置では、移動手段によって
濃度基準面とイメージセンサの相対位置をずらしてイメ
ージセンサの各画素について濃度基準面の主走査方向の
複数の位置における複数の読取データを得て、判定手段
によってこの複数の読取データに基づいて各画素ごとに
異常画素か否かが判定される。
【0022】請求項7記載の発明の画像読取装置は、請
求項1記載の発明における照明手段、イメージセンサお
よび濃度基準面と、イメージセンサによって濃度基準面
を読み取って得られる各画素ごとの読取データを用いて
シェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、
イメージセンサによって濃度基準面を読み取り、濃度基
準面の主走査方向の複数の位置の読取データに基づいて
異常画素の検出を行う異常画素検出手段と、シェーディ
ング補正に用いる読取データに関して、異常画素検出手
段によって検出された異常画素の読取データを、異常画
素の検出のために用いた読取データを用いて補正する補
正手段とを備えたものである。
【0023】この画像読取装置では、異常画素検出手段
によって濃度基準面の主走査方向の複数の位置の読取デ
ータに基づいて異常画素が検出され、さらにこの異常画
素の検出のために用いた読取データを用いて、補正手段
によって異常画素の読取データが補正され、この補正さ
れた読取データがシェーディング補正に用いられる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図25は本発明の第1実施例に
係るものであり、本実施例は本発明をディジタル複写機
に適用した例である。
【0025】本実施例のディジタル複写機は、フルカラ
ーイメージセンサで原稿を読み取り、種々の画像処理、
画像編集を行った画像データを蓄えるページメモリを搭
載したイメージスキャナ部と、このイメージスキャナ部
で蓄えられた画像データを2色でプリントするプリント
部とで構成されている。イメージスキャナ部には、コピ
ー枚数や種々の画像処理・編集機能等をユーザが指定す
るためのコントロールパネルが設けられており、このコ
ントロールパネルによる指定によって所望のコピーを得
ることができるようになっている。
【0026】図1はイメージスキャナ部の構成を示すブ
ロック図である。イメージスキャナ部220は、CCD
を用いたイメージセンサ308を有し、このイメージセ
ンサ308はCCDドライブ回路200上に取り付けら
れている。CCDドライブ回路200の後段には順に、
アナログ回路201、ビデオ(1)回路202、ビデオ
(2)回路203、カラー回路204、ディジタルフィ
ルタ回路(以下、DF回路と記す。)206および中間
調処理回路(以下、HTP回路と記す。)207が設け
られている。また、カラー回路204には領域認識回路
(以下、AR回路と記す。)205が接続され、HTP
回路207には編集回路(以下、EDIT回路と記
す。)208が接続されている。また、ビデオ(1)回
路202〜HTP回路207、AR回路205およびE
DIT回路208とこれらを制御する中央処理装置(以
下、CPUと記す。)(1)回路209とは、システム
バスの規格の一つであるVMEバス16によって互いに
接続されている。また、回路202〜209を画像処理
部214とする。
【0027】HTP回路207の後段にはデータ処理回
路210が接続されている。このデータ処理回路210
には中央処理装置(以下、CPUと記す。)(2)回路
211およびページメモリ回路212が接続されてい
る。また、CPU(2)回路211にはコントロールパ
ネル213が接続されている。データ処理回路210は
画像データ215をプリント部221に出力すると共
に、プリント部221からの制御信号238を入力する
ようになっている。また、CPU(2)回路211は制
御データ線120を介してCPU(1)回路209と接
続されていると共に、制御データ線237を介してプリ
ント部236の制御部に接続されている。
【0028】図2はプリント部の構成を示すブロック図
である。プリント部221は、イメージスキャナ部22
0からの画像データ215を入力するデータ分離部23
1と、このデータ分離部231の後段に設けられた第1
色画像データメモリ232および第2色画像データメモ
リ234と、第1色画像データメモリ232の後段に設
けられた第1色レーザ駆動部233と、第2色画像デー
タメモリ234の後段に設けられた第2色レーザ駆動部
235と、以上の各部を制御する制御部236とを備え
ている。制御部236は、制御データ線237を介して
イメージスキャナ部220のCPU(2)回路211に
接続されていると共に、制御信号238をイメージスキ
ャナ部220のデータ処理回路210へ送るようになっ
ている。
【0029】図3はイメージスキャナ部の断面の一部を
示す説明図である。イメージスキャナ部は、原稿搬送路
を形成する上下2枚のガイド板300a、300bと、
上側のガイド板300aの上方に設けられた複数の原稿
フィードローラ302、303と、下側のガイド板30
0bの下方に設けられ原稿フィードローラ302、30
3と共に原稿310をニップする複数のローラ304、
305とを備えている。また、原稿搬送路の途中の下側
にはプラテンガラス316が設けられ、このプラテンガ
ラス316上にプラテンローラ311が設けられてい
る。また、プラテンガラス316の下側には光源306
と、CCDドライブ回路200上に取り付けられたイメ
ージセンサ308と、光源306によって照明された原
稿310の像をイメージセンサ308上に結像する収束
性ロッドレンズアレー309とが設けられている。ま
た、原稿挿入部には原稿310を検出するセンサ301
が設けられている。
【0030】また、プラテンローラ311の周囲には、
複数の平面を有し、プラテンローラ311の中心軸を中
心として回転可能な基準板312が設けられている。こ
の基準板312は、断面八角形の筒の8面のうちの連続
する5面からなる形状に形成され、一つの面(外面)を
黒色の基準となる黒色面313とし、他の一つの面を白
色の基準となる白色面314としている。この黒色面3
13および白色面314は、例えば基準板312の外面
に黒色および白色の塗料を塗装することによって形成さ
れる。この基準板312はプラテンローラ311の軸を
中心として回転可能になっており、通常の原稿画像読み
取り時には図3に示すようにいずれの面もプラテンガラ
ス316上にないが、基準板312を回転させることに
より図4に示すように黒色面313をプラテンガラス3
16上に出したり、図5に示すように白色面314をプ
ラテンガラス316上に出したりすることができるよう
になっている。
【0031】図6はプラテンローラの近傍を示す斜視図
である。前述のように、プラテンローラ311の周囲に
は基準板312が設けられている。この基準板312の
両端にはそれぞれカムA342およびカムB343が嵌
め込まれ、ねじ344で固定されている。カムA342
およびカムB343は中央部に孔を有し、この孔にプラ
テンローラ311と一体的に組み合わされたシャフト3
48が挿通され、シャフト348に対して回転自在にな
っている。
【0032】カムA342は、基準板312の外周より
も若干大きい略八角形状をしている。ただし、通常の原
稿画像読み取り時の状態でプラテンガラス316に対向
する辺はプラテンローラ311の外周よりも内側にあ
る。また、基準板312の回転を滑らかなものとするた
めに角の部分は曲面に形成されている。カムA342を
このような形状に形成しているのは、通常の原稿画像読
み取り時の状態ではプラテンローラ311をプラテンガ
ラス316に当接させる必要がある一方、プラテンガラ
ス316上に基準板312を出す場合には、基準板31
2によってプラテンガラス316が傷つけられたり基準
板312にプラテンガラス316の汚れが付いたりする
のを防止するために、プラテンガラス316に対して基
準板312を若干浮かすためである。
【0033】他方のカムB343もカムA342と同様
の形状であるが、一部に突起343aが形成されてい
る。そして、通常の原稿画像読み取り時の状態において
この突起343aを検出するセンサ349が設けられて
いる。従って、このセンサ349によって突起343a
を検出することにより、通常の原稿画像読み取り時に基
準板312が所定の位置に戻っていることを確認するこ
とができる。
【0034】また、シャフト348の一端部にはプーリ
346が取り付けられ、このプーリ346と原稿フィー
ドローラ303のシャフトに取り付けられた図示しない
プーリとにベルト347が掛け渡されている。また、原
稿フィードローラ303のシャフトは図示しない駆動用
モータに連結され、この駆動用モータを回転させること
により原稿フィードローラ303が回転されると共に、
駆動力がベルト347およびプーリ346を介してシャ
フト348に伝達され、シャフト348およびプラテン
ローラ311が回転するようになっている。
【0035】また、シャフト348の一端部には電磁ク
ラッチ345が取り付けられ、この電磁クラッチ345
とカムB343の間に、シャフト348に対して回転自
在なプーリ361が設けられている。
【0036】プーリ361には切欠部362が形成さ
れ、カムB343にはこの切欠部362に係入するピン
360が設けられている。また、電磁クラッチ345内
には、シャフト348に取り付けられた図示しないホイ
ールが設けられ、電磁クラッチ345に通電するとこの
ホイールとプーリ361とが連結されるようになってい
る。従って、電磁クラッチ345に通電しないときはシ
ャフト348の駆動力が基準板312に伝達されない
が、電磁クラッチ345に通電したときには、電磁クラ
ッチ345のホイール、プーリ361およびピン360
を介してシャフト348とカムB343とが連結され、
シャフト348の駆動力が基準板312にも伝達される
ようになっている。
【0037】図7はプラテンローラ311と原稿フィー
ドローラ303の側面図である。この図に示すように、
プラテンローラ311のシャフト348の両端部と原稿
フィードローラ303のシャフトの両端部とはアーム3
50によって連結され、このアーム350によって、原
稿フィードローラ303のシャフトに対してプラテンロ
ーラ311のシャフト348が揺動自在に支持されてい
る。これにより、プラテンガラス316上に基準板31
2を出没させる際に、シャフト348に取り付けられた
プラテンローラ311等が上下動できるようになってい
る。
【0038】通常の原稿画像読み取り時の状態では、基
準板312は図3に示す位置にあり、プラテンローラ3
11がプラテンガラス316に当接している。基準板3
12の黒色面313をプラテンガラス316上に出す場
合には、電磁クラッチ345に通電し、図3の状態から
カム342、343および基準板312を90度回転さ
せる。このとき、カム342、343の外周面がプラテ
ンガラス316に当接して、プラテンローラ311は除
々に持ち上げられてプラテンガラス316から離れ、図
4に示すようにプラテンガラス316とプラテンローラ
311との間に黒色面313が介装される。この状態で
イメージセンサ308によって黒色面313を読み取る
ことによって、イメージセンサ308の各画素毎に基準
の黒色の出力を得ることができる。
【0039】次に、基準板312の白色面314をプラ
テンガラス316上に出す場合には、図4に示す状態か
ら更に基準板312を45度回転させる。このとき、カ
ム342、343の外周面がプラテンガラス316に当
接して基準板312がプラテンガラス316に接するこ
となく滑らかに回転され、図5に示すようにプラテンガ
ラス316とプラテンローラ311との間に白色面31
4が介装される。この状態でイメージセンサ308によ
って白色面314を読み取ることによって、イメージセ
ンサ308の各画素毎に基準の白色の出力を得ることが
できる。
【0040】なお、図8に示すように、基準板312に
対して黒色樹脂シート351と白色樹脂シート352を
粘着剤あるいは接着剤で貼り付けることにより、黒色面
および白色面を形成しても良い。これらシート351、
352の材質をポリエステルフィルム等の安定な物質と
することにより、塗装によって黒色面および白色面を形
成する場合と比較して、経時的な変色や劣化を最小限に
することができる。
【0041】また、図9に示すように、基準板312を
円筒の一部を切り欠いた形状とし、この基準板312の
外周面に黒色面313および白色面314を形成しても
良い。この場合のカム342、343の形状は、基準板
312の外周よりも若干大きい略円形状で、通常の原稿
画像読み取り時の状態でプラテンガラス316に対向す
る部分をプラテンローラ311の外周よりも内側となる
ように切り欠いた形状とする。
【0042】図10はイメージセンサ308の平面図で
ある。本実施例で使用されるイメージセンサ308はフ
ルカラーの密着型センサであり、図10に示すように、
千鳥状に配列された5つのライン型のセンサチップ
(1)〜(5)321〜325を有している。センサチ
ップ(1)、(3)、(5)とセンサチップ(2)、
(4)とは空間的に位置がΔxだけずれている。このた
め、イメージセンサ308で読み取った画像データは、
2つのチップ群(センサチップ(1)、(3)、(5)
とセンサチップ(2)、(4))で原稿上の異なった部
分のデータを同時に読み取ることになる。このデータを
原稿の同一ラインを読み取ったデータに直す処理を、後
述するビデオ(1)回路202内で行っている。なお、
本実施例では、広巾の原稿を読み取るために図10に示
すイメージセンサ308が3つ千鳥状に配列され、これ
ら3つのイメージセンサ308は原稿の同一ラインを読
み取るように取り付けられている。
【0043】図11はイメージセンサ308の一つのチ
ップの画素配列を示す説明図である。イメージセンサ3
08は、青(以下、Bと記す)、緑(以下、Gと記
す。)、赤(以下、Rと記す。)の各色の画素がこの順
に配列されて構成されている。
【0044】次に、イメージスキャナ部220の各回路
のうち、本実施例に関わる部分の構成と動作を説明す
る。
【0045】図12はCPU(1)回路209のブロッ
ク図である。CPU(1)回路209は、CPU11
1、タイマ112、リード・オンリ・メモリ(以下、R
OMと記す。)113、ランダム・アクセス・メモリ
(以下、RAMと記す。)114、VMEバスインタフ
ェース(以下、VMEバスI/Fと記す。)115、出
力制御部116、入力制御部117およびシリアル通信
部118を備え、これらはバスによって互いに接続され
ている。VMEバスI/F115はVMEバス16に接
続され、シリアル通信部118は制御データ線120に
接続されている。このCPU(1)回路209は、RA
M114をワークエリアとして、ROM113に格納さ
れたプログラムを実行することによって、画像処理部2
14内の各回路の制御およびCPU(2)回路211と
の通信を行うようになっている。
【0046】図1において、ユーザが所望のコピー枚数
や各種の画像処理・編集をコントロールパネル213か
ら指定すると、CPU(2)回路211上のCPUが制
御データ線120を通してCPU(1)回路209上の
CPU111に対して、コントロールパネル213で選
択されている各種の画像処理・編集情報を送る。また、
CPU(2)回路211上のCPUは、コントロールパ
ネル213によって選択されている用紙サイズ等の情報
を制御データ線237を通してプリント部221の制御
部236へ送る。
【0047】図12において、制御データ線120を通
して送られてきた各種の画像処理・編集情報は、シリア
ル通信部118を介してCPU(1)回路209に取り
込まれ、CPU111によって解読される。CPU11
1は画像処理・編集情報に対応した各種のパラメータ
(制御データ)をVMEバスI/F115、VMEバス
16を通して画像処理部214の各回路202〜208
の所定のレジスタやRAMに設定する。
【0048】次に、図3において、イメージスキャナ部
220に原稿310を挿入すると、センサ301がオン
し、これを図12のCPU(1)回路209の入力制御
部117を通してCPU111が検知し、図示しない原
稿フィード用のモータを駆動し、原稿310が原稿フィ
ードローラ302、303で搬送される。搬送された原
稿310がプラテンローラ311に達すると、光源30
6によって照射され原稿310で反射した光307がイ
メージセンサ308に入射し、図1に示すようにCCD
ドライブ回路200によって駆動されるイメージセンサ
308によって原稿像が読み取られ、CCDビデオ信号
9がアナログ回路201によって順次処理されていく。
【0049】図13はアナログ回路201のブロック図
である。アナログ回路201は、CCDドライブ回路2
00からのCCDビデオ信号9から有効な画像信号を抽
出するサンプルホールド部1と、このサンプルホールド
部1の後段に順に設けられたゲインコントロール部2、
ダーク補正部3、オフセットコントロール部4およびア
ナログ−ディジタル変換(以下、A/D変換と記す。)
部5と、ビデオ(1)回路202からのディジタル−ア
ナログ変換(以下、D/A変換と記す。)データをD/
A変換してゲインコントロール部2およびオフセットコ
ントロール部4に対して設定するD/A変換部6とを備
えている。
【0050】原稿読み込みに先立ち、イメージスキャナ
部220の電源オン時に、図4に示すようにプラテンガ
ラス316上に基準板312の黒色面313を出してこ
れを読み取り、このときの読み取り値が所定の値になる
ように、オフセットコントロール部4のオフセット値を
CPU111からD/A変換部6に対して自動的に設定
しておく(以下、これを自動オフセット制御:AOCと
呼ぶ。)。次に、図5に示すようにプラテンガラス31
6上に基準板312の白色面314を出してこれを読み
取り、このときの読み取り値が所定の値になるように、
ゲインコントロール部2のゲイン値をCPU111から
D/A変換部6に対して自動的に設定しておく(以下、
これを自動利得制御:AGCと呼ぶ。)。このような調
整が予め行われているので、実際の原稿読み取りデータ
は、飽和することのない十分なダイナミックレンジを持
ったビデオデータとなり、A/D変換部5でディジタル
化され、画像データ8として順次ビデオ(1)回路20
2へ送られていく。また、ダーク補正部3は、イメージ
センサ308のシールドビット(遮光画素)の出力信号
を用いてイメージセンサ308の暗電流による出力変化
を除去する部分である。
【0051】図14はビデオ(1)回路202のブロッ
ク図である。ビデオ(1)回路202は、アナログ回路
201からの画像データ8を入力するCCDギャップ補
正部11と、このCCDギャップ補正部11の後段に順
に設けられたRGBセパレーション部12および暗シェ
ーディング補正部13と、上記各部11〜13を制御す
る制御部14と、上記各部11〜13にクロックを供給
するクロック発生部15とを備えている。制御部14は
VMEバス16に接続され、このVMEバス16を介し
てアナログ回路201に対してD/A変換データ7を送
ると共に、後段のビデオ(2)回路203に対して制御
信号19を出力するようになっている。また、クロック
発生部15はアナログ回路201に対してドライブクロ
ック20を送り、このドライブクロック20はアナログ
回路201を経てCCDドライブ回路200に送られる
ようになっている。
【0052】前述のように、本実施例で使用されている
イメージセンサ308は図10に示すように千鳥状に配
列された5つのチップ321〜325から構成され、2
つのチップ群がΔxだけずれているため、2つのチップ
群で読み取ったデータを原稿の同一ラインを読み取った
データに直す処理を行うのがCCDギャップ補正部11
である。CCDギャップ補正部11では、具体的にはチ
ップ(2)、(4)322、324で読み取ったデータ
をメモリを使って遅延させ、同一ラインの読み取りデー
タに直している。このCCDギャップ補正部11の出力
画素データ列は、図15に示すようにB、G、Rのデー
タがシリアルに並んだものであるが、これを図16
(a)〜(c)に示すようにR、G、Bごとの画素デー
タ列に直す処理を行うのがRGBセパレーション部12
である。このようにR、G、Bに分離された画素データ
は暗シェーディング補正部13へ順次送られ、暗シェー
ディング補正が行われる。暗シェーディング補正は、原
稿の読み取りに先立って、イメージスキャナ部220の
電源オン時にAOC、AGC動作を行った後、黒色面3
13を読み取った画像データを各画素ごとにメモリに記
憶しておき、実際に原稿を読み取ったときの各画素の画
像データから各画素ごとに記憶していた黒色面読み取り
データを減算する処理である。このようにして順次ビデ
オ(1)回路202で処理された画像データ18はビデ
オ(2)回路203に送られる。
【0053】図17はビデオ(2)回路203のブロッ
ク図である。ビデオ(2)回路203は、ビデオ(1)
回路202からの画像データ18を入力する明シェーデ
ィング補正部21と、この明シェーディング補正部21
の後段に順に設けられたRGB位置ずれ補正部22、セ
ンサ位置ずれ補正部24およびデータブロック分割部2
5と、上記各部21〜25を制御する制御部26と、上
記各部21〜25にクロックを供給するクロック発生部
27とを備えている。制御部26はVMEバス16に接
続されていると共に、ビデオ(1)回路202からの制
御信号19を入力し、またカラー回路204に対して制
御信号30を送るようになっている。また、クロック発
生部27は後段の各回路に対して制御用クロック28を
送るようになっている。
【0054】ビデオ(2)回路203に送られてきた画
像データ18は、まず明シェーディング補正部21で明
シェーディング補正が行われる。明シェーディング補正
は、暗シェーディング補正と同様にAOC、AGC動作
後に、白色面314を読み取った画像データを各画素ご
とにメモリに記憶しておき、実際に原稿を読み取ったと
きの各画素の画像データを記憶していた各画素ごとの白
色面読み取りデータで正規化(除算)する処理である。
明シェーディング補正および暗シェーディング補正が行
われた画像データは、光源306の光量分布の影響や各
画素ごとの感度ばらつきの影響のない画像データとな
る。また、CPU111によってAOC、AGCのオフ
セット値、ゲイン値を設定できると共に、明シェーディ
ング補正部21および暗シェーディング補正部13のメ
モリはVMEバス16を介してCPU111から読み書
きできるようになっているため、AOC、AGCおよび
明、暗シェーディング補正のコントロールをCPU11
1が行い得るのである。
【0055】また、本実施例で使用されているイメージ
センサ308は図11に示すようにB、G、Rの画素が
並んで配列されているため、B、G、R間で実際の原稿
読み取り位置がずれている。このことは、次段のカラー
回路204で色を判断する場合に誤判断を生じるので、
R、G、Bの読み取り位置が同一仮想点となるような補
正が必要である。この補正を行うのがRGB位置ずれ補
正部22である。RGB位置ずれ補正は、例えば図11
におけるG2の位置を基準とした場合、G2位置の仮想
Bデータ、仮想Rデータを、それぞれB2、B3の画像
データの演算と、R1、R2の画像データの演算から求
めるものである。
【0056】ここまでの動作説明は、イメージセンサ3
08が一つであるかのように行ってきたが、前述のよう
に実際は、広巾の原稿を読み取るために3つのイメージ
センサ308を使用している。これら3つのイメージセ
ンサ308は原稿の同一ラインを読み取れるように調整
して取り付けてはいるが、実際には、ずれを生じる。こ
のずれを補正するのがセンサ位置ずれ補正部24であ
る。センサ位置ずれ補正は、CCDギャップ補正と略同
様の考え方で、各センサの画像データをそれぞれメモリ
を使って任意の時間だけ遅らせることで、3つのセンサ
の画像データがそのつなぎ目で原稿上の主走査方向の隣
接画像となるようにするものである。
【0057】また、高速広巾のディジタル複写機の場
合、画像データを高速で処理する必要があるが、RAM
やディジタル集積回路等は高速動作にも限界がある。そ
こで、センサ位置ずれ補正部24の出力画像データを、
データブロック分割部25で主走査方向に複数のブロッ
クに分割する。ここでは、例えば1つのイメージセンサ
308の出力画像データを2つのブロックに分割し、図
18に示すように原稿310の読み取りデータを計6個
のブロックに分割して、次段ではブロックごとのパラレ
ル処理を行うことになる。このようにしてブロックに分
割された画像データ29は順次カラー回路204に送ら
れる。
【0058】次に、図19および図20を用いて本実施
例における異常画素の検出および補正とシェーディング
補正に関わる構成について説明する。
【0059】図19は図17における明シェーディング
補正部21の構成を示すブロック図である。明シェーデ
ィング補正部21は、ビデオ(1)回路202からの読
取画像データライン401に接続され明シェーディング
補正処理を行うシェーディング補正処理部407と、シ
ェーディング補正用データを記憶するシェーディングR
AM406と、ライン同期信号LSyncとクロックC
LKとを入力しシェーディングRAM406の書き込
み、読み出しアドレスを制御するアドレス制御部402
とを備えている。シェーディング補正処理部407は、
例えば読取画像データライン401からの読取画像デー
タとシェーディングRAM406からのシェーディング
補正用データとをアドレス入力として、読取画像データ
をシェーディング補正用データで除算したデータを出力
するルックアップテーブルで構成されている。読取画像
データライン401およびシェーディングRAM406
は、制御部26、VMEバス16を介して図12のCP
U(1)回路209に接続されている。
【0060】図20はCPU(1)回路209によって
実現される異常画素の検出および補正に関わる機能を示
す機能ブロック図である。この図に示すように、CPU
(1)回路209によって、イメージセンサ308の各
画素について読取画像データの平均値を算出する注目画
素平均値算出手段451と、この注目画素平均値算出手
段451によって算出された各画素ごとの平均値に基づ
いて各画素の周辺画素の平均値を算出する周辺画素平均
値算出手段452と、各算出手段451、452によっ
て算出された平均値を比較して各画素毎に異常画素か否
かを判定する判定手段453と、この判定手段453に
よって異常画素と判定された画素の読取画像データを補
正する補正手段454とが実現される。補正手段454
によって補正された読取画像データはシェーディング補
正用データとしてシェーディングRAM437に記憶さ
れる。
【0061】次に、図21ないし図24を用いて本実施
例における異常画素の検出および補正とシェーディング
補正に関わる動作について説明する。
【0062】図21は異常画素の検出および補正の動作
を示すフローチャートである。明シェーディング補正の
場合、まずステップ(以下、Sと記す。)501で、図
5に示すように濃度基準面として基準板312の白色面
314をプラテンガラス316上に出し、これをイメー
ジセンサ308によって読み取る。次にS502で、読
取画像データライン401より入力される濃度基準面の
1ライン分の読取データをシェーディングRAM406
に書き込む。次にS503で、CPU(1)回路209
がシェーディングRAM406から1ライン分の読取デ
ータを読み込む。次にS504で、以上の動作がn回繰
り返されたか否かが判断され、繰り返されていない場合
(“N”)はS501へ戻り、S501〜503の動作
がn回繰り返されることになる。S504でn回繰り返
された(“Y”)と判断されると、S505へ進み、C
PU(1)回路209によって以下の処理が行われる。
【0063】まずS505で、各画素のn回、例えば2
回の読取データの平均値Dbaが算出される。これは図
20の注目画素平均値算出手段451の動作に対応す
る。次にS506で、注目画素の周辺m画素、例えば注
目画素の前後2画素の合計4画素のDbaの平均値Dl
aが算出される。これは図20の周辺画素平均値算出手
段452の動作に対応する。
【0064】図22はDbaおよびDlaを求める動作
を示したもので、同図(a)に示すように1回目の読取
値メモリエリアには各画素ごとに読取データ(0)、
(1)、…、(K)、…が格納され、(b)に示すよう
に2回目の読取値メモリエリアには各画素ごとに読取デ
ータ(0)′、(1)′、…、(K)′、…が格納さ
れ、(c)に示すように注目画素をKとすると2回の読
取データの平均値{(K)+(K)′}/2としてDb
a(K)が算出される。さらに(d)に示すように、前
後2画素の合計4画素の平均値{Dba(K−2)+D
ba(K−1)+Dba(K+1)+Dba(K+
2)}/4としてDla(K)が算出される。
【0065】次にS507で、各画素ごとに|Dla−
Dba|の演算が行われ、その結果が第1の基準値X
(Xは正の値)より小さいか否かが判断される。小さい
場合(“Y”)には、S508でその画素は正常画素で
あると判定され、そのままDbaは保存される。一方、
S507で|Dla−Dba|が第1の基準値X以上と
判定された場合(“N”)には、S509で、さらに|
Dla−Dba|が第2の基準値Y(Y>X)より小さ
いか否かが判断される。小さい場合(“Y”)には、S
510でその画素はイメージセンサ308の画素自体の
欠陥以外の原因、例えばごみや傷による異常画素と判定
され、S511でその画素のDbaがDlaに変更され
る。また、S509で|Dla−Dba|が第2の基準
値Y以上と判定された場合(“N”)には、S512で
その画素はイメージセンサ308の画素自体の欠陥によ
る異常画素(以下、欠陥画素という。)と判定され、S
513でその画素のDbaが最低レベルである“00
h”(16進数)に変更される。ここで、欠陥画素の読
取データを“00h”とするのは、明シェーディング補
正後の欠陥画素の出力を高出力とし出力画像上において
目立たない白細線とするためである。
【0066】上記S507、S508、S509、S5
10およびS512が図20の判定手段453の動作に
対応し、S511およびS513が図20のデータ補正
手段454の動作に対応する。
【0067】このようにして算出された1ライン分のD
baは、S514で再びVMEバス16および制御部2
6を通してシェーディングRAM406に書き込まれ、
異常画素の検出および補正の動作を終了する。
【0068】実際の原稿画像読み取り時には、アドレス
制御部402の制御によりシェーディングRAM406
のデータが読み出され、シェーディング補正処理部40
7に入力され、シェーディング補正処理に使用される。
【0069】ここで、図23および図24を用いて異常
画素の検出について従来の方法による場合と本実施例に
よる場合とを比較する。図23および図24において、
縦軸は各画素の出力レベル、横軸は主走査方向の画素の
位置を示し、符号461は白色面を読み取ったときの画
素出力特性を示す。これらの図に示す例では、主走査方
向の両側の画素程、出力が低下している。また、図中符
号A、Bはごみや傷等によって出力が低下している部分
を示し、Cはイメージセンサ308の画素自体の欠陥に
よって出力が低下している部分を示している。図23に
示すように、従来は一定のしきい値462によって異常
画素か否かを判定していた。この方法では、主走査方向
の両側の正常画素を異常画素と誤判定しないようにかな
り大きなマージンを含めなければならない。すなわち、
しきい値462をあまり大きくすることができない。す
ると、A、C点では異常画素と判定することができる
が、B点では異常画素と判定できない場合が生じる。
【0070】これに対し本実施例では、|Dla−Db
a|を第1の基準値Xと比較して異常画素か否かを判定
するため、図24に示すようにこの判定のためのしきい
値463は(Dla±X)となる。このしきい値463
は周辺画素の出力特性に応じて変化するので、A、B、
Cのいずれも異常画素と判定することができる。しか
も、従来のように大きなマージンを含める必要がない。
また、本実施例では、異常画素と判定された画素につい
て、さらに|Dla−Dba|を第2の基準値Yと比較
している。この場合のしきい値464は(Dla±Y)
となる。これにより、本実施例ではごみや傷による異常
画素(A、B)とイメージセンサ308の画素自体の欠
陥による欠陥画素(C)とを区別することができる。こ
のように本実施例によれば、従来の判定方法よりも正確
に異常画素および欠陥画素を検出できると共に、異常画
素と欠陥画素とを区別することができる。
【0071】さらに、本実施例では、ごみや傷による異
常画素のデータと欠陥画素のデータとを、それぞれ異な
る補正方法により補正することよって適切な補正を実現
している。すなわち、ごみや傷による異常画素の場合に
はイメージセンサ308の画素自体は正常なので、シェ
ーディング補正用データとなるDbaをDlaとするこ
とで実際の原稿画像読み取り時において正常な読み取り
を可能にしている。一方、欠陥画素の場合には正常な読
み取りができないので、シェーディング補正用データD
baを“00h”とすることで明シェーディング補正後
の欠陥画素の出力を高出力とし出力画像上において目立
たない白細線としている。
【0072】また、副走査方向の複数の読取データを用
いて異常画素のデータを補正しようとした場合には、濃
度基準面に付いた副走査方向の筋状の汚れによる異常の
場合には補正することが困難になってしまう。これに対
し本実施例では、主走査方向の周辺画素の読取データを
用いて異常画素のデータを補正するので、副走査方向の
筋状の汚れによる異常の場合にも確実に補正することが
できる。
【0073】図25は図20に示す機能をハードウェア
によって実現した場合の明シェーディング補正部21の
回路構成例を示すブロック図である。この明シェーディ
ング補正部21は、ビデオ(1)回路202からの読取
画像データライン411に接続され明シェーディング補
正処理を行うシェーディング補正処理部437と、シェ
ーディング補正用データを記憶するシェーディングRA
M435と、このシェーディングRAM435の書き込
み、読み出しアドレスを制御するアドレス制御部436
とを備えている。
【0074】明シェーディング補正部21はさらに、読
取画像データライン411からの8ビットの読取データ
を1ライン分記憶するファーストイン・ファーストアウ
トメモリ(以下、FIFOメモリと記す。)412と、
このFIFOメモリ412の出力と読取データとを加算
する8ビット加算器413と、この加算器413の後段
に縦続接続された5つの8ビットD−フリップフロップ
(以下、D−FFと記す。)418〜422とを備えて
いる。
【0075】明シェーディング補正部21はさらに、D
−FF420の出力を順次シフトする2つのD−FF4
23、424と、D−FF421、422の出力を加算
する8ビット加算器414と、D−FF418、419
の出力を加算する8ビット加算器415と、各加算器4
14、415の出力をラッチするD−FF425、42
6と、このD−FF425、426の出力を加算する8
ビット加算器416と、この加算器416の出力をラッ
チするD−FF427と、D−FF424の出力データ
を8ビットインバータ434で反転したデータとD−F
F427の出力データとを加算する8ビット加算器41
7とを備えている。D−FF424の出力は注目画素デ
ータ440となり、D−FF427の出力は平均値デー
タ441となり、加算器417の出力データは差データ
442となる。
【0076】明シェーディング補正部21はさらに、注
目画素データ440、平均値データ441、差データ4
42をそれぞれラッチするD−FF428、429、4
30と、第1の基準データX、第2の基準データY(Y
>X)をそれぞれラッチするD−FF(またはラッチ)
443、444と、D−FF430、443の出力を比
較する8ビットマグニチュードコンパレータ432と、
このマグニチュードコンパレータ432の出力に応じて
D−FF428、429の出力の一方を選択する8ビッ
トデータセレクタ438と、D−FF430、444の
出力を比較する8ビットマグニチュードコンパレータ4
33と、データセレクタ438の出力をラッチすると共
にマグニチュードコンパレータ433の出力に応じてリ
セットするD−FF431とを備えている。このD−F
F431の出力はシェーディングRAM435に書き込
まれるようになっている。
【0077】次に図25に示す明シェーディング補正部
21の動作を説明する。読取画像データライン411よ
り入力してくる8ビットの濃度基準面読取データは、ま
ずFIFOメモリ412に1ライン分蓄積され、次のラ
インの読み出し時に同期してFIFOメモリ412より
出力される。このFIFOメモリ412の出力データ
は、加算器413にて読取画像データライン411から
の濃度基準面読取データと加算され、次のD−FF41
8に入力されるときに下位1ビットが切捨てられるよう
にビットシフトされる。これにより、2ラインの濃度基
準面読取データの平均値が算出される。
【0078】次に、D−FF418から出力される各画
素データはD−FF418〜422に順次送られる。そ
の結果、例えばD−FF420に画素(K)のデータが
あるとするとD−F422には(K+2)、D−F42
1には(K+1)、D−F419には(K−1)、D−
F418には(K−2)の各画素のデータがそれぞれラ
ッチされる。ここで、加算器414、415ではそれぞ
れ2つずつのデータが入力され、加算器413と同様に
各データの平均値が算出される。同様に、加算器416
とD−FF427とによって、D−FF425、426
の出力の平均値が算出され、この時点で画素(K)の前
後4画素の平均値、すなわち平均値データ441がD−
FF427にラッチされる。このとき、画素(K)のデ
ータ、すなわち注目画素データ440はD−FF423
を通してD−FF424にラッチされている。この注目
画素データ440はインバータ434を通して加算器4
17へ送られ平均値データ441との減算が行われ差デ
ータ442としてD−FF430にラッチされる。この
とき、注目画素データ440はD−FF428にラッチ
され、平均値データ441はD−FF429にラッチさ
れる。
【0079】差データ442はマグニチュードコンパレ
ータ432によって第1の基準データXと比較される。
ここで、マグニチュードコンパレータ432は、差デー
タがXより大きいときは“0”を出力し、他のときは
“1”を出力するものとする。このマグニチュードコン
パレータ432の出力はデータセレクタ438の制御端
子SELに入力される。このデータセレクタ438は、
制御端の入力が“1”のときは注目画素データ440を
選択し、“0”のときは平均値データ441を選択する
ものとする。従って、差データ442がXより大きいと
きはデータセレクタ438から平均値データ441が出
力され、差データ442がX以下のときはデータセレク
タ438から注目画素データ440が出力され、D−F
F431にラッチされる。また、差データ442はマグ
ニチュードコンパレータ433によって第2の基準デー
タYと比較される。ここで、マグニチュードコンパレー
タ433は、差データ442がYより大きいときは
“0”を出力し、他のときは“1”を出力するものとす
る。このマグニチュードコンパレータ433の出力はD
−FF431のリセット端子RSTに入力される。この
D−FF431はリセット端子RSTの入力が“0”の
ときにリセットされるものとする。従って、差データ4
42がYより大きいときはD−FF431の出力データ
が“00h”となる。D−FF431の出力データはシ
ェーディングRAM435に送られ、1ライン分蓄積さ
れる。
【0080】以上の動作により、シェーディングRAM
435に蓄積されるデータは、差データ442がX以下
のときは注目画素データ440そのままであり、差デー
タ442がXより大きくY以下のときは平均値データ4
41となり、差データ442がYより大きいときは“0
0h”となる。
【0081】なお、本実施例において濃度基準面の読取
回数は2回に限定されず、また周辺画素の平均値を求め
る際の画素も前後2画素に限定されない。例えば、注目
画素(K)に対して、(K−8)から(K−5)のデー
タの平均値、つまり4画素間隔をおいた手前4画素の平
均値を使用しても良い。
【0082】図26ないし図28は本発明の第2実施例
に係るものである。本実施例は、濃度基準面を読み取る
際に基準板312を一度だけ主走査方向に移動させて、
イメージセンサ308の各画素について複数の読取デー
タを得るようにしたものである。
【0083】図26は本実施例におけるプラテンローラ
の近傍を示す斜視図である。本実施例では、カムA34
2側のシャフト348の端部にフランジ354を設け、
このフランジ354に対向する位置にソレノイド353
を設けている。図27はこのソレノイド353とフラン
ジ354の近傍を示す側面図である。この図に示すよう
に、ソレノイド353のプランジャ358にはアーム3
55が取り付けられ、このアーム355の先端部がフラ
ンジ354に係合している。また、プランジャ358に
はEリング356が固定され、このEリング356とソ
レノイド本体との間にスプリング357が介装され、こ
のスプリング357によりソレノイド358が突出方向
に付勢されている。
【0084】本実施例では、ソレノイド353をオフと
した状態で一度濃度基準面を読み取った後、ソレノイド
353をオンとする。すると、プランジャ358が引き
込まれ、これに伴いアーム355が水平移動する。この
とき、アーム355はフランジ354を水平移動させ、
フランジ354と基準板312が一体であることから基
準板312の主走査方向の移動が行われる。
【0085】図28は本実施例における異常画素の検出
および補正の動作を示すフローチャートである。本実施
例では、まずソレノイド353をオフとした状態で、図
21のS501〜S504と同様のS521〜S524
を行い、濃度基準面のn回の読み取りを行う。次にS5
25で、濃度基準面を移動済か否かを判断し、移動済で
はない場合(“N”)にはS526で、ソレノイド35
3をオンとして、濃度基準面を主走査方向に移動しS5
21へ戻る。すなわち、濃度基準面を主走査方向に移動
した状態で再び濃度基準面のn回の読み取りを行う。
【0086】以上の読み取りが終了したら(S525で
“Y”)、CPU(1)回路209によって以下の処理
を行う。まず、S527で各画素の2n回の読取データ
中の上位データL個の平均値Dhbaを算出する。次に
S528で、注目画素の周辺m画素のDhbaの平均値
Dlaを算出する。次にS529で、各画素ごとに|D
la−Dhba|の演算を行い、その結果が第1の基準
値Xより小さいか否かを判断する。小さい場合
(“Y”)には、S530でその画素は正常画素である
と判定し、そのままDhbaを保存する。一方、S52
9で|Dla−Dhba|が第1の基準値X以上と判定
された場合(“N”)には、S531で、さらに|Dl
a−Dhba|が第2の基準値Yより小さいか否かを判
断する。小さい場合(“Y”)には、S532でその画
素は異常画素と判定し、S533でその画素のDhba
をDlaに変更する。また、S531で|Dla−Dh
ba|が第2の基準値Y以上と判定された場合
(“N”)には、S534でその画素は欠陥画素と判定
し、S535でその画素のDhbaを“00h”に変更
する。そして、このようにして算出された1ライン分の
DhbaをシェーディングRAM406に書き込み、異
常画素の検出および補正の動作を終了する。
【0087】このように本実施例では、濃度基準面を主
走査方向に移動させて、イメージセンサ308の各画素
ごとに、濃度基準面の主走査方向の2つの位置における
複数の読取データを得て、この複数の読取データのうち
上位L個の平均値を演算して各画素のデータDhbaを
決定し、このDhbaを用いて第1実施例と同様の判定
を行うようにしたので、濃度基準面にごみや傷がありそ
の部分を読み取った場合にそのデータの影響を除くこと
ができ、より正確な異常画素の検出および補正が可能と
なる。すなわち、濃度基準面のごみや傷の部分を読み取
った場合のデータは、各画素のデータDhbaを決定す
る際に除かれる。
【0088】その他の構成、作用および効果は第1実施
例と同様である。
【0089】図29ないし図31は本発明の第3実施例
に係るものである。本実施例は、濃度基準面を読み取る
際に基準板312を主走査方向に連続的に移動させて、
イメージセンサ308の各画素について複数の読取デー
タを得るようにしたものである。
【0090】図29は本実施例におけるプラテンローラ
の近傍を示す斜視図、図30はその側面図である。これ
らの図に示すように、本実施例では、カムA342に、
曲面からなる端面を有するカム371を設け、このカム
371に対向する位置に図示しないモータによって回転
されるシャフト369を設けている。このシャフト36
9にはカム371の端面に当接するピン370が植設さ
れている。また、カムB343とアーム350の間には
基準板312をカムA342側に付勢するスプリング3
72が介装されている。
【0091】本実施例では、基準板312の所定の濃度
基準面がセットされ電磁クラッチ345がオフされた
後、シャフト369を回転させるとピン370はこれに
応じて回転する。このとき、スプリング372によって
ピン370に押し付けられているカム371は、ピン3
70が当接する端面が曲面であることから、基準板31
2を左右に連続的に移動させる動作を行う。これによ
り、濃度基準面を主走査方向に連続的に移動させる動作
が行われる。
【0092】図31は本実施例における異常画素の検出
および補正の動作を示すフローチャートである。本実施
例では、まずS541で、シャフト369を回転させて
濃度基準面を主走査方向に連続的に移動させる動作を開
始させる。次に、図21のS501〜S504と同様の
S542〜S545を行い、濃度基準面のn回の読み取
りを行う。次にS546で、濃度基準面の移動を停止す
る。以上の動作により、濃度基準面上で主走査方向に位
置をn箇所ずらした読取データが得られる。
【0093】次に、S547で各画素のn回の読取デー
タ中の上位データL個の平均値Dhbaを算出する。以
下のS548〜S556は図28のS528〜S536
と同様である。
【0094】本実施例によれば、第2実施例に比べて、
濃度基準面の主走査方向のより多くの異なる位置のデー
タを得ることができ、濃度基準面のごみや傷の影響をよ
り確実に除くことができる。
【0095】その他の構成、作用および効果は第2実施
例と同様である。
【0096】なお、上記第2および第3実施例では、各
画素ごとに得られる複数の読取データのうち、上位L個
の平均を演算し各画素の平均値データとして使用してい
るが、さらに精度の良い平均値を得る方法として、上位
A個と下位B個のデータを削除した後に平均値を算出す
る方法等も可能である。また、最上位のデータのみを用
いるという方法も可能である。また、異常画素の判定に
ついても、(Dla−c)<Dhba<(Dla−d)
(ただしc、dは定数)といった特定範囲内にデータが
あるかどうかを判断するという判定方法も当然可能であ
る。
【0097】図32は本発明の第4実施例における異常
画素の検出および補正の動作を示すフローチャートであ
る。本実施例は、濃度基準面を主走査方向に連続的に移
動させながら各画素についてn回の読取データを得て、
この後、各画素のn回のデータの平均値Dbaを算出
し、この読取データから周辺画素の平均値データDla
を決定し、各画素ごとに異常画素か否かを判定するよう
にしたものである。なお、本実施例において、濃度基準
面を連続的に移動させる機構としては、図29および図
30に示す第3実施例における機構を用いる。
【0098】本実施例では、まず、S561で濃度基準
面を主走査方向に連続的に移動させる動作を開始させ、
図21のS501〜S504と同様のS562〜S56
5を行い、濃度基準面のn回の読み取りを行う。次にS
566で濃度基準面の移動を停止し、S567で各画素
のn回のデータの平均値を算出する。これが、周辺画素
の平均値データDlaとなる。
【0099】以下、図31のS549〜S556と同様
のS569〜S576を行う。ただし、本実施例では図
31におけるDhbaの代わりにDlaとなる。
【0100】なお、本実施例では濃度基準面を主走査方
向に連続的に移動させながら各画素ごとにn回の読み取
りを行うようにしたが、第2実施例のように濃度基準面
を主走査方向に一度だけ移動させた後にn回の読み取り
を行って、その平均値から周辺画素の平均値データDl
aを算出しても良い。また、第2、第3実施例のよう
に、n回の読取データのうちの上位L個の平均値をDl
aとしても良い。
【0101】その他の構成、作用および効果は第1ない
し第3実施例と同様である。
【0102】なお、上記各実施例はいずれも、本発明
を、濃度基準面として白色面を使用する明シェーディン
グ補正に適用した例であるが、本発明は濃度基準面とし
て黒色面を使用して図14の暗シェーディング補正部1
3で行う暗シェーディング補正に対しても適用すること
ができる。暗シェーディング補正の際には、周辺画素の
平均値データDlaよりも所定値以上大きいデータDb
aを出力する画素が異常画素と考えられるので、同様
に、|Dba−Dla|が所定の基準値より大きい場合
に異常画素と判定し、基準値以下の場合に正常画素と判
定するようにすれば良い。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし6記
載の発明によれば、濃度基準面の主走査方向の複数の位
置の読取データに基づいて異常画素の検出を行うように
したので、固定のしきい値を用いて異常画素を検出を行
う場合に比べて、異常画素の検出をより正確に行うこと
ができるという効果がある。
【0104】また、請求項4記載の発明によれば、各画
素の読取データと周辺の複数の画素の読取データの平均
値との差を2つのしきい値と比較して各画素の判定を行
うようにしたので、上記効果に加え、イメージセンサの
画素自身の異常と他の原因による異常とを区別して異常
画素の判定を行うことができるという効果がある。
【0105】また、請求項5記載の発明によれば、濃度
基準面とイメージセンサの相対位置をずらして濃度基準
面を読み取ることによって得られた各画素ごとの複数の
読取データに基づいて各画素ごとに比較用データを決定
し、各画素についてその画素の比較用データと主走査方
向の他の画素の比較用データとを比較して各画素の判定
を行うようにしたので、上記効果に加え、濃度基準面上
のごみや傷の部分を読み取ったデータの影響を除くこと
ができ、より正確な異常画素の判定を行うことができる
という効果がある。
【0106】また、請求項7記載の発明によれば、濃度
基準面の主走査方向の複数の位置の読取データに基づい
て異常画素の検出と読取データの補正とを行うようにし
たので、異常画素をより正確に検出できると共に、検出
された異常画素の読取データを補正してシェーディング
補正を正確に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例におけるイメージスキャ
ナ部の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例におけるプリント部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 図1のイメージスキャナ部の断面の一部を示
す説明図である。
【図4】 図3のイメージスキャナ部においてプラテン
ガラス上に黒色面を出した状態を示す説明図である。
【図5】 図3のイメージスキャナ部においてプラテン
ガラス上に白色面を出した状態を示す説明図である。
【図6】 図3のプラテンローラの近傍を示す斜視図で
ある。
【図7】 図3のプラテンローラと原稿フィードローラ
の側面図である。
【図8】 図3の基準板の他の例を示す断面図である。
【図9】 図3の基準板のさらに他の例を示す斜視図で
ある。
【図10】 図3のイメージセンサの平面図である。
【図11】 図10のイメージセンサの一つのチップの
画素配列を示す説明図である。
【図12】 図1のCPU(1)回路のブロック図であ
る。
【図13】 図1のアナログ回路のブロック図である。
【図14】 図1のビデオ(1)回路のブロック図であ
る。
【図15】 図14のCCDギャップ補正部の出力画像
データ列を示す説明図である。
【図16】 図14のRGBセパレーション部の出力画
像データ列を示す説明図である。
【図17】 図1のビデオ(2)回路のブロック図であ
る。
【図18】 図17のデータブロック分割部によって分
割されたブロックを示す説明図である。
【図19】 図17の明シェーディング補正部の構成を
示すブロック図である。
【図20】 図12のCPU(1)回路によって実現さ
れる異常画素の検出および補正に関わる機能を示す機能
ブロック図である。
【図21】 第1実施例における異常画素の検出および
補正の動作を示すフローチャートである。
【図22】 第1実施例における注目画素の平均値およ
び周辺画素の平均値を求める動作を示す説明図である。
【図23】 従来の異常画素の検出方法を示すための特
性図である。
【図24】 第1実施例における異常画素の検出方法を
示すための特性図である。
【図25】 図17の明シェーディング補正部の他の回
路構成例を示すブロック図である。
【図26】 本発明の第2実施例におけるプラテンロー
ラの近傍を示す斜視図である。
【図27】 図26のソレノイドとフランジの近傍を示
す側面図である。
【図28】 第2実施例における異常画素の検出および
補正の動作を示すフローチャートである。
【図29】 本発明の第3実施例におけるプラテンロー
ラの近傍を示す斜視図である。
【図30】 図29のプラテンローラの近傍を示す側面
図である。
【図31】 第3実施例における異常画素の検出および
補正の動作を示すフローチャートである。
【図32】 本発明の第4実施例における異常画素の検
出および補正の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21…明シェーディング補正部、209…CPU(1)
回路、308…イメージセンサ、220…イメージスキ
ャナ部、312…基準板、406…シェーディングRA
M、407…シェーディング補正処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する照明手段と、 少なくとも主走査方向に複数の画素を有し、前記照明手
    段によって照明された原稿の像を読み取るイメージセン
    サと、 所定の濃度を有する濃度基準面と、 前記イメージセンサによって前記濃度基準面を読み取
    り、濃度基準面の主走査方向の複数の位置の読取データ
    に基づいて異常画素の検出を行う異常画素検出手段とを
    具備することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿を照明する照明手段と、 少なくとも主走査方向に複数の画素を有し、前記照明手
    段によって照明された原稿の像を読み取るイメージセン
    サと、 所定の濃度を有する濃度基準面と、 前記イメージセンサによって前記濃度基準面を読み取
    り、イメージセンサの各画素についてその画素の読取デ
    ータと主走査方向の他の画素の読取データとを比較して
    異常画素か否かを判定する判定手段とを具備することを
    特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、各画素についてその画
    素の周辺の複数の画素の読取データの平均値を算出する
    平均値算出手段と、各画素についてその画素の読取デー
    タと前記平均値算出手段によって算出された平均値との
    差を所定のしきい値と比較する比較手段と、この比較手
    段の比較結果に基づいて各画素が正常画素か異常画素か
    を判別する判別手段とを有することを特徴とする請求項
    2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、各画素についてその画
    素の周辺の複数の画素の読取データの平均値を算出する
    平均値算出手段と、各画素についてその画素の読取デー
    タと前記平均値算出手段によって算出された平均値との
    差を2つのしきい値と比較する比較手段と、この比較手
    段の比較結果に基づいて各画素が正常画素か画素自身の
    欠陥による異常画素かその他の原因による異常画素かを
    判別する判別手段とを有することを特徴とする請求項2
    記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記濃度基準面とイメージセンサの相対
    位置を主走査方向にずらす移動手段を備え、前記判定手
    段は、前記移動手段によって濃度基準面とイメージセン
    サの相対位置をずらして濃度基準面を読み取ることによ
    って得られた各画素ごとの複数の読取データに基づいて
    各画素ごとに比較用データを決定するデータ決定手段
    と、各画素についてその画素の比較用データと主走査方
    向の他の画素の比較用データとを比較して各画素が正常
    画素か異常画素かを判別する判別手段とを有することを
    特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿を照明する照明手段と、 少なくとも主走査方向に複数の画素を有し、前記照明手
    段によって照明された原稿の像を読み取るイメージセン
    サと、 所定の濃度を有する濃度基準面と、 この濃度基準面とイメージセンサの相対位置を主走査方
    向にずらす移動手段と、 この移動手段によって濃度基準面とイメージセンサの相
    対位置をずらして濃度基準面を読み取ることによって得
    られた各画素ごとの複数の読取データに基づいて、各画
    素ごとに異常画素か否かを判定する判定手段とを具備す
    ることを特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿を照明する照明手段と、 少なくとも主走査方向に複数の画素を有し、前記照明手
    段によって照明された原稿の像を読み取るイメージセン
    サと、 所定の濃度を有する濃度基準面と、 前記イメージセンサによって前記濃度基準面を読み取っ
    て得られる各画素ごとの読取データを用いてシェーディ
    ング補正を行うシェーディング補正手段と、 前記イメージセンサによって前記濃度基準面を読み取
    り、濃度基準面の主走査方向の複数の位置の読取データ
    に基づいて異常画素の検出を行う異常画素検出手段と、 シェーディング補正に用いる読取データに関して、前記
    異常画素検出手段によって検出された異常画素の読取デ
    ータを、異常画素の検出のために用いた読取データを用
    いて補正する補正手段とを具備することを特徴とする画
    像読取装置。
JP4158079A 1992-06-17 1992-06-17 画像読取装置 Pending JPH066589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4158079A JPH066589A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4158079A JPH066589A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066589A true JPH066589A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15663841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4158079A Pending JPH066589A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066589A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999056458A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Pfu Limited Procede de mesure du bruit image d'un lecteur d'images, appareil et procede de mesure de resolution, et support d'enregistrement conçu a cet effet
US6792161B1 (en) 1998-07-31 2004-09-14 Minolta Co., Ltd. Image input device with dust detector
JP2007267079A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Murata Mach Ltd シェーディングデータ検査方法及び画像読取装置
JP2007318347A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、プログラム、記録媒体
JP2008160193A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Seiko Epson Corp 欠陥画素決定装置、欠陥画素決定方法およびプログラム
US7525703B2 (en) 2000-11-15 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Method, apparatus and computer product program for performing shading correction of image processing apparatus
JP2009152920A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2010034932A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2013030970A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Fujitsu Frontech Ltd 画像処理装置、投票券発払装置、および検査方法
US20140185047A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016072760A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置
US10230854B2 (en) 2016-06-01 2019-03-12 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus, image forming apparatus, and image forming system with interpolation of correction data
JP2019161461A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 画像読取装置及びその制御方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999056458A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Pfu Limited Procede de mesure du bruit image d'un lecteur d'images, appareil et procede de mesure de resolution, et support d'enregistrement conçu a cet effet
US6792161B1 (en) 1998-07-31 2004-09-14 Minolta Co., Ltd. Image input device with dust detector
US7525703B2 (en) 2000-11-15 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Method, apparatus and computer product program for performing shading correction of image processing apparatus
JP2007267079A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Murata Mach Ltd シェーディングデータ検査方法及び画像読取装置
JP2007318347A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、プログラム、記録媒体
JP2008160193A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Seiko Epson Corp 欠陥画素決定装置、欠陥画素決定方法およびプログラム
JP2009152920A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Murata Mach Ltd 画像読取装置
US8614839B2 (en) 2008-07-30 2013-12-24 Ricoh Company, Ltd. Image reader, auto document feeder, and image forming apparatus capable of generating shading data
JP2010034932A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2013030970A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Fujitsu Frontech Ltd 画像処理装置、投票券発払装置、および検査方法
US20140185047A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN103913970A (zh) * 2012-12-28 2014-07-09 佳能株式会社 图像形成设备
US9213293B2 (en) * 2012-12-28 2015-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having measurement unit that irradiates a measurement image and measures light reflected therefrom, and having shielding unit that can be moved to block such irradiation and moved to not block such irradiation
EP2749957A3 (en) * 2012-12-28 2017-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016072760A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置
US10230854B2 (en) 2016-06-01 2019-03-12 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus, image forming apparatus, and image forming system with interpolation of correction data
JP2019161461A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 画像読取装置及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4953230A (en) Document image processing system
JPH066589A (ja) 画像読取装置
JP2746692B2 (ja) 色画像データ処理装置
EP3125518B1 (en) Image scanning apparatus
JP5014224B2 (ja) 画像読取装置および画像処理方法
US8018631B2 (en) Original reading device and image forming apparatus
EP0732842B1 (en) Image processing for removing a background density portion from a scanned document image
US11695892B2 (en) Reading device and method of detecting feature amount from visible or invisible image
US6822766B2 (en) Correction for debris and low output photosensors in scroll fed scanner using stored initial calibration data
US11582362B2 (en) Image reading apparatus comprising a processor that detects an abnormal pixel, and outputs an image obtained by a first processing or second processing based on if character recognition processing of a character obtained by first processing is the same as the character obtained by the second processing
US7518757B2 (en) Image reading apparatus and control program therefor
JP2982032B2 (ja) 画像処理装置
JPH089116A (ja) 画像読取装置
US10674027B2 (en) Position detecting device, image forming apparatus, and method
JP2009033291A (ja) 画像読取装置
JP4158345B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理方法
US6489601B1 (en) Correction method for an image reading system
US6870959B1 (en) Method for automatic removal of vertical streaks by modifying image data associated with non-homogenous image elements
JP3078421B2 (ja) デジタル画像形成装置及びデジタル画像形成装置のレーザ走査光補正方法
JP2004297691A (ja) 画像読取り装置および画像処理装置
JP6501125B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法、画像形成装置及び画像読取プログラム
JPH07273952A (ja) 画像読み取り装置
JP4384791B2 (ja) 印字検出装置
JPH0730722A (ja) 画像読取装置
JPH10224571A (ja) 画像読取装置