JPH0665558B2 - 隔壁シ−ル - Google Patents
隔壁シ−ルInfo
- Publication number
- JPH0665558B2 JPH0665558B2 JP61070634A JP7063486A JPH0665558B2 JP H0665558 B2 JPH0665558 B2 JP H0665558B2 JP 61070634 A JP61070634 A JP 61070634A JP 7063486 A JP7063486 A JP 7063486A JP H0665558 B2 JPH0665558 B2 JP H0665558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaft
- partition wall
- parallel
- rings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明は、特に船舶において、回転駆動されるシャフト
が貫通してのびる隔壁またはそれに類する壁の開口部を
シールすべく、開口部に組み込まれる隔壁シールに関す
る。
が貫通してのびる隔壁またはそれに類する壁の開口部を
シールすべく、開口部に組み込まれる隔壁シールに関す
る。
隔壁シールのシール機能は、通常、まず第1に、例えば
加圧された水が2つの空間の一方に進入してきても、こ
の空間を貫通してのびるプロペラに対する駆動シャフト
がその後も回転せしめられ得るような特別の場合に必要
とされる。通常運転の際には、隔壁シールは、できれば
機能せず、磨耗、給油および保守等が回避されることが
望ましい。
加圧された水が2つの空間の一方に進入してきても、こ
の空間を貫通してのびるプロペラに対する駆動シャフト
がその後も回転せしめられ得るような特別の場合に必要
とされる。通常運転の際には、隔壁シールは、できれば
機能せず、磨耗、給油および保守等が回避されることが
望ましい。
したがって、本発明の課題は、隔壁の一方の側または両
側からシャフトに沿って流れ出る媒体に対してシャフト
をシールする必要がある場合に作動せしめられ得る隔壁
シールを提供することである。
側からシャフトに沿って流れ出る媒体に対してシャフト
をシールする必要がある場合に作動せしめられ得る隔壁
シールを提供することである。
DE−OS3143866には、部分的に重ね接合され
たセグメントからなる滑りリングを備えたシール装置で
あって、セグメントは、セグメントの外周を取り巻く膨
張体によってシャフトに押しつけられるようにしたもの
が記載されている。
たセグメントからなる滑りリングを備えたシール装置で
あって、セグメントは、セグメントの外周を取り巻く膨
張体によってシャフトに押しつけられるようにしたもの
が記載されている。
発明の構成および効果 上記の課題を解決するため、本発明は、回転駆動される
シャフトが貫通してのびる隔壁の開口部をシールすべく
開口部に組み込まれるものであって、隔壁に固定され
た、シャフトの外周を包囲するハウジングと、ハウジン
グ内においてシャフトの外周を取り巻くように配置され
る、重ね接合されたセグメントからなる少なくとも1つ
の滑りリングと、ハウジング内において滑りリングの外
周を取り巻くように配置され、滑りリングに半径方向に
作用してセグメントをシャフトに押しつけるように作動
し得る押圧部材を有する隔壁シールにおいて、滑りリン
グの少なくとも一方の側面に対しシャフトに平行な方向
に押しつけられるように付勢され、押圧部材が作動しな
いとき、セグメントをシャフトに接触しない待機位置に
保持し得る押さえ部材を有していることを特徴とする隔
壁シールを構成したものである。こうして、押圧部材が
作動すると滑りリングのセグメントはシャフトに押しつ
けられるが、押圧部材が作動しないときは、セグメント
は、押さえ部材によってシャフトに接触しなくなる。
シャフトが貫通してのびる隔壁の開口部をシールすべく
開口部に組み込まれるものであって、隔壁に固定され
た、シャフトの外周を包囲するハウジングと、ハウジン
グ内においてシャフトの外周を取り巻くように配置され
る、重ね接合されたセグメントからなる少なくとも1つ
の滑りリングと、ハウジング内において滑りリングの外
周を取り巻くように配置され、滑りリングに半径方向に
作用してセグメントをシャフトに押しつけるように作動
し得る押圧部材を有する隔壁シールにおいて、滑りリン
グの少なくとも一方の側面に対しシャフトに平行な方向
に押しつけられるように付勢され、押圧部材が作動しな
いとき、セグメントをシャフトに接触しない待機位置に
保持し得る押さえ部材を有していることを特徴とする隔
壁シールを構成したものである。こうして、押圧部材が
作動すると滑りリングのセグメントはシャフトに押しつ
けられるが、押圧部材が作動しないときは、セグメント
は、押さえ部材によってシャフトに接触しなくなる。
滑りリングのセグメントを半径方向に変位せしめてシー
ルを作動せしめるべく、押さえ部材に対し、例えばバネ
弾性力のような永続的に存在する圧縮力を及ぼしてもよ
いし、あるいは、セグメントの変位に対応して押さえ部
材を機械的に変位せしめるようにしてもよい。
ルを作動せしめるべく、押さえ部材に対し、例えばバネ
弾性力のような永続的に存在する圧縮力を及ぼしてもよ
いし、あるいは、セグメントの変位に対応して押さえ部
材を機械的に変位せしめるようにしてもよい。
本発明の好ましい実施態様によれば、滑りリングは、軸
方向に沿った断面においてその外周に向かって拡がって
おり、内周縁から半径方向に平行にのびる側面部分と、
半径方向に平行にのびる側面部分に連続する外側に傾斜
してのびる側面部分を有し、押さえ部材は、シャフトに
平行に変位し得るように配置されるとともに、バネの付
勢力によって外側に傾斜してのびる側面部分に押しつけ
られている。こうして、押圧部材が作動しなくなると、
シャフトに押しつけられていたセグメントは、押さえ部
材によって待機位置に押し戻される。例えば機能試験の
後にシャフトに押しつける力が解除されると、押さえ部
材は、セグメントを半径方向外側の待機位置に復帰せし
める。
方向に沿った断面においてその外周に向かって拡がって
おり、内周縁から半径方向に平行にのびる側面部分と、
半径方向に平行にのびる側面部分に連続する外側に傾斜
してのびる側面部分を有し、押さえ部材は、シャフトに
平行に変位し得るように配置されるとともに、バネの付
勢力によって外側に傾斜してのびる側面部分に押しつけ
られている。こうして、押圧部材が作動しなくなると、
シャフトに押しつけられていたセグメントは、押さえ部
材によって待機位置に押し戻される。例えば機能試験の
後にシャフトに押しつける力が解除されると、押さえ部
材は、セグメントを半径方向外側の待機位置に復帰せし
める。
本発明の別の好ましい実施態様によれば、2つの滑りリ
ングが、ハウジングに形成されたリング状空間内に隣接
して配置される。
ングが、ハウジングに形成されたリング状空間内に隣接
して配置される。
本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、滑りリ
ングの外側に傾斜してのびる側面部分および押さえ部材
は、滑りリングの軸方向両側に配置される。
ングの外側に傾斜してのびる側面部分および押さえ部材
は、滑りリングの軸方向両側に配置される。
本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、ハウジ
ングに形成されたリング状空間は、滑りリングの半径方
向に平行にのびる側面部分を案内するための半径方向に
平行にのびる壁面と、半径方向に平行にのびる壁面に連
続した、これから外側に拡がる、滑りリングの外側に傾
斜してのびる側面部分を案内するための傾斜した壁面に
よって境界づけられる。
ングに形成されたリング状空間は、滑りリングの半径方
向に平行にのびる側面部分を案内するための半径方向に
平行にのびる壁面と、半径方向に平行にのびる壁面に連
続した、これから外側に拡がる、滑りリングの外側に傾
斜してのびる側面部分を案内するための傾斜した壁面に
よって境界づけられる。
本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、押圧部
材として、媒体によって半径方向内側に向かって膨張し
得る弾性をもった膨張体が、滑りリングの外周を取り巻
いて配置されたリング状溝内に収容される。膨張体は、
油圧または空気圧によって膨張し得る、管状のものであ
ることが好ましい。
材として、媒体によって半径方向内側に向かって膨張し
得る弾性をもった膨張体が、滑りリングの外周を取り巻
いて配置されたリング状溝内に収容される。膨張体は、
油圧または空気圧によって膨張し得る、管状のものであ
ることが好ましい。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例について
説明する。
説明する。
隔壁2の開口部を貫通してシャフト1がのびている。こ
のシャフト1は、例えば船舶の駆動シャフトであり、5
0〜1500mmの直径を有している。開口部には本発明
による隔壁シールが組み込まれ、隔壁2に固定される。
のシャフト1は、例えば船舶の駆動シャフトであり、5
0〜1500mmの直径を有している。開口部には本発明
による隔壁シールが組み込まれ、隔壁2に固定される。
隔壁シールは、フランジリング10とハウジングリング
11の結合体からなるハウジングを有している。ハウジ
ングは、シャフト1の外周を包囲するように配置され、
フランジリング10が適当な手段によって隔壁2に固定
されている。隔壁シールは、ハウジング10、11に形
成されたリング状空間14内に収容された、複数個のセ
グメントから構成された2つの滑りリング12、13を
有している。これらの滑りリング12、13は、隣接し
て配置され、重ね接合される。加えて、2つの滑りリン
グ12、13の継ぎ目は互い違いに配置されるのが好ま
しい。半径方向に同時に押しつけるために必要な継ぎ目
が形成されるにもかかわらず、もしセグメントの一方に
圧力が加えられても、セグメント間に液体が漏れること
がない。滑りリング12、13は、カーボンまたはプラ
スチックから成形される。滑りリング12、13は、軸
方向ち沿った断面において、内周面側から外周面19側
に向かって拡がっており、半径方向に平行にのびる側面
部分15、16と、これらの側面部分15、16から外
側に傾斜してのびる側面部分17、18を有している。
半径方向に平行にのびる側面部分15、16は、セグメ
ントの半径方向の変位の際に、リング状空間14を境界
づけるハウジング10、11の半径方向に平行にのびる
壁面14aに沿って案内される。外側に傾斜してのびる
側面部分17、18には、押さえ部材20、21が押し
つけられる。押さえ部材20、21の接触面は、外側に
傾斜してのびる側面部分17、18に対応する斜面形状
を有している。外側に傾斜してのびる側面部分17、1
8の勾配は、半径方向に平行にのびる側面部分15、1
6に対して10°〜30°、好ましくは15°に設定さ
れる。
11の結合体からなるハウジングを有している。ハウジ
ングは、シャフト1の外周を包囲するように配置され、
フランジリング10が適当な手段によって隔壁2に固定
されている。隔壁シールは、ハウジング10、11に形
成されたリング状空間14内に収容された、複数個のセ
グメントから構成された2つの滑りリング12、13を
有している。これらの滑りリング12、13は、隣接し
て配置され、重ね接合される。加えて、2つの滑りリン
グ12、13の継ぎ目は互い違いに配置されるのが好ま
しい。半径方向に同時に押しつけるために必要な継ぎ目
が形成されるにもかかわらず、もしセグメントの一方に
圧力が加えられても、セグメント間に液体が漏れること
がない。滑りリング12、13は、カーボンまたはプラ
スチックから成形される。滑りリング12、13は、軸
方向ち沿った断面において、内周面側から外周面19側
に向かって拡がっており、半径方向に平行にのびる側面
部分15、16と、これらの側面部分15、16から外
側に傾斜してのびる側面部分17、18を有している。
半径方向に平行にのびる側面部分15、16は、セグメ
ントの半径方向の変位の際に、リング状空間14を境界
づけるハウジング10、11の半径方向に平行にのびる
壁面14aに沿って案内される。外側に傾斜してのびる
側面部分17、18には、押さえ部材20、21が押し
つけられる。押さえ部材20、21の接触面は、外側に
傾斜してのびる側面部分17、18に対応する斜面形状
を有している。外側に傾斜してのびる側面部分17、1
8の勾配は、半径方向に平行にのびる側面部分15、1
6に対して10°〜30°、好ましくは15°に設定さ
れる。
押さえ部材20、21は、シャフト1に平行に変位し得
るように配置され、バネ22によって外側に傾斜しての
びる側面部分17、18に押しつけられるように付勢さ
れる。第1図には、一方の押さえ部材21に対するバネ
のみを示した。押さえ部材20、21はリング状に形成
されることができ、リング状凹部23、24内に収容さ
れ得る。この場合、押さえ部材20、21は軸方向に変
位可能である。リング状凹部23、24は、リング状空
間14の外側に拡がり、その外側領域に拡がった滑りリ
ング12、13が十分な程度まで内側に変位し得るよう
に形成される。
るように配置され、バネ22によって外側に傾斜しての
びる側面部分17、18に押しつけられるように付勢さ
れる。第1図には、一方の押さえ部材21に対するバネ
のみを示した。押さえ部材20、21はリング状に形成
されることができ、リング状凹部23、24内に収容さ
れ得る。この場合、押さえ部材20、21は軸方向に変
位可能である。リング状凹部23、24は、リング状空
間14の外側に拡がり、その外側領域に拡がった滑りリ
ング12、13が十分な程度まで内側に変位し得るよう
に形成される。
押さえ部材20、21および滑りリング12、13は、
リング状空間14内においてシャフトのまわりに回転し
ないようになっている。このため、少なくとも1本のネ
ジ25が、押さえ部材20の孔26を貫通した後、ハウ
ジングリング11の壁面にねじ込まれて固定される。第
2図に示した実施例では、押さえ部材20、21は、滑
りリング12、13の孔28を貫通してのびるピン27
によって結合される。ピン27は、セグメントのシャフ
トのまわりの回転運動を阻止する。滑りリング12、1
3の孔28は、しかしながら、セグメントが半径方向に
変位し得るように形成される。
リング状空間14内においてシャフトのまわりに回転し
ないようになっている。このため、少なくとも1本のネ
ジ25が、押さえ部材20の孔26を貫通した後、ハウ
ジングリング11の壁面にねじ込まれて固定される。第
2図に示した実施例では、押さえ部材20、21は、滑
りリング12、13の孔28を貫通してのびるピン27
によって結合される。ピン27は、セグメントのシャフ
トのまわりの回転運動を阻止する。滑りリング12、1
3の孔28は、しかしながら、セグメントが半径方向に
変位し得るように形成される。
隔壁シールは、さらに、滑りリング12、13の外周を
取り巻くように配置され、滑りリング12、13に半径
方向に作用してセグメントをシャフトに押しつけるよう
に作動し得る押圧部材を有している。図示の実施例で
は、押圧部材として、管状の弾性をもった膨張体30が
使用される。膨張体30は、滑りリング12、13の外
周19に対向するように配置され得る。膨張体30は、
リング状空間14の外周を境界づける壁面に形成された
リング状溝内に配置され、嵌め込みリング31によって
保持される。隔壁シールが作動せしめられるとき、膨張
体30の内部空間32内には、導管33を通じて油圧ま
たは空気圧を及ぼすための媒体が導入される(第1図参
照)。膨張体30の内部に圧力が加えられると、滑りリ
ング12、13のセグメントは半径方向内側に変位せし
められ、滑りリング12、13の外側に傾斜してのびる
側面部分17、18は、楔が打ち込まれるように、押さ
え部材20、21を押し退ける。このとき、滑りリング
12、13の半径方向に平行にのびる側面部分15、1
6は、ハウジング10、11の半径方向に平行にのびる
壁面14aによって案内される。滑りリング12、13
の内周面がシャフト1に押しつけられることにより、シ
ャフトに沿って隔壁2の両側空間の間にシールがなされ
る。このとき、いずれかの空間内に例えば水が漏れ出
し、シールの組み込みが必要とされるといったことは些
細なことである。両方の空間の間における圧力差によっ
て、あるいはそれ以外の影響によって、例えば隔壁の変
形が生じ、シャフトがシールハウジングの中心を通らな
くなったとしても、このようなシャフトの偏心およびま
た万一の半径方向の振動は、シール機能を損なうことな
く、膨張体によって相殺され得る。加えて、膨張体は滑
りリングの外周面におけるシールとしても機能する。
取り巻くように配置され、滑りリング12、13に半径
方向に作用してセグメントをシャフトに押しつけるよう
に作動し得る押圧部材を有している。図示の実施例で
は、押圧部材として、管状の弾性をもった膨張体30が
使用される。膨張体30は、滑りリング12、13の外
周19に対向するように配置され得る。膨張体30は、
リング状空間14の外周を境界づける壁面に形成された
リング状溝内に配置され、嵌め込みリング31によって
保持される。隔壁シールが作動せしめられるとき、膨張
体30の内部空間32内には、導管33を通じて油圧ま
たは空気圧を及ぼすための媒体が導入される(第1図参
照)。膨張体30の内部に圧力が加えられると、滑りリ
ング12、13のセグメントは半径方向内側に変位せし
められ、滑りリング12、13の外側に傾斜してのびる
側面部分17、18は、楔が打ち込まれるように、押さ
え部材20、21を押し退ける。このとき、滑りリング
12、13の半径方向に平行にのびる側面部分15、1
6は、ハウジング10、11の半径方向に平行にのびる
壁面14aによって案内される。滑りリング12、13
の内周面がシャフト1に押しつけられることにより、シ
ャフトに沿って隔壁2の両側空間の間にシールがなされ
る。このとき、いずれかの空間内に例えば水が漏れ出
し、シールの組み込みが必要とされるといったことは些
細なことである。両方の空間の間における圧力差によっ
て、あるいはそれ以外の影響によって、例えば隔壁の変
形が生じ、シャフトがシールハウジングの中心を通らな
くなったとしても、このようなシャフトの偏心およびま
た万一の半径方向の振動は、シール機能を損なうことな
く、膨張体によって相殺され得る。加えて、膨張体は滑
りリングの外周面におけるシールとしても機能する。
第1図に示したように、滑りリング12、13の外周面
19には溝が形成され、この溝内に小さなエンドレスの
螺旋バネ36が取り付けられる。バネ36は、重ね接合
される2つの滑りリングの組み立てを容易にするだけで
ある。バネ36の弾性力は、押さえ部材20、21を押
し戻し、滑りリング12、13をシール位置に保持する
のに十分ではない。
19には溝が形成され、この溝内に小さなエンドレスの
螺旋バネ36が取り付けられる。バネ36は、重ね接合
される2つの滑りリングの組み立てを容易にするだけで
ある。バネ36の弾性力は、押さえ部材20、21を押
し戻し、滑りリング12、13をシール位置に保持する
のに十分ではない。
ハウジング10、11と、滑りリング12、13の半径
方向に平行にのびる側面部分15、16の間におけるパ
ッキンとして、リング状空間14を境界づけるハウジン
グ10、11の半径方向に平行にのびる壁面14a上に
形成されたリング状溝内にパッキンリング34、35が
配置される。パッキンリング34、35は、特に、滑り
リングが待機位置にあるとき、リング状空間14の外側
部分をシールするものであり、作動中の隔壁シールにお
いては重要ではない。
方向に平行にのびる側面部分15、16の間におけるパ
ッキンとして、リング状空間14を境界づけるハウジン
グ10、11の半径方向に平行にのびる壁面14a上に
形成されたリング状溝内にパッキンリング34、35が
配置される。パッキンリング34、35は、特に、滑り
リングが待機位置にあるとき、リング状空間14の外側
部分をシールするものであり、作動中の隔壁シールにお
いては重要ではない。
隔壁シールのシャフト1を取り巻くすべての部分は、シ
ール装置の組み立てが、シャフトの据え付けの後になさ
れ得るように、2つ以上の部分から構成されることが好
ましい。
ール装置の組み立てが、シャフトの据え付けの後になさ
れ得るように、2つ以上の部分から構成されることが好
ましい。
第1図は、待機位置にある滑りリングを備えた隔壁シー
ルの1実施例の一部分を示す断面図であり、 第2図は、シール位置にある滑りリングを備えた隔壁シ
ールの別の実施例の一部分を示す断面図である。 1……シャフト 2……隔壁 10、11……ハウジング 12、13……滑りリング 15、16……半径方向に平行にのびる側面部分 17、18……外側に傾斜して平行にのびる側面部分 20、21……押さえ部材
ルの1実施例の一部分を示す断面図であり、 第2図は、シール位置にある滑りリングを備えた隔壁シ
ールの別の実施例の一部分を示す断面図である。 1……シャフト 2……隔壁 10、11……ハウジング 12、13……滑りリング 15、16……半径方向に平行にのびる側面部分 17、18……外側に傾斜して平行にのびる側面部分 20、21……押さえ部材
Claims (7)
- 【請求項1】回転駆動されるシャフトが貫通してのびる
隔壁の開口部をシールすべく前記開口部に組み込まれる
ものであって、前記隔壁に固定された、前記シャフトの
外周を包囲するハウジングと、前記ハウジング内におい
て前記シャフトの外周を取り巻くように配置される、重
ね接合されたセグメントからなる少なくとも1つの滑り
リングと、前記ハウジング内において前記滑りリングの
外周を取り巻くように配置され、前記滑りリングに半径
方向に作用して前記セグメントを前記シャフトに押しつ
けるように作動し得る押圧部材を有する隔壁シールにお
いて、 前記滑りリング12、13の少なくとも一方の側面に対
し前記シャフトに平行な方向に押しつけられるように付
勢され、前記押圧部材が作動しないとき、前記セグメン
トを前記シャフト1に接触しない待機位置に保持し得る
押さえ部材20、21を有していることを特徴とする隔
壁シール。 - 【請求項2】前記滑りリング12、13は、軸方向に沿
った断面においてその外周に向かって拡がっており、内
周縁から半径方向に平行にのびる側面部分15、16
と、前記半径方向に平行にのびる側面部分15、16か
ら外側に傾斜してのびる側面部分17、18を有し、前
記押さえ部材20、21は、前記シャフト1に平行して
変位し得るように配置されるとともに、バネの付勢力に
よって前記外側に傾斜してのびる側面部分17、18に
押しつけられていることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項に記載の隔壁シール。 - 【請求項3】前記押さえ部材20、21に作用するバネ
弾性力および前記滑りリング12、13の前記外側に傾
斜してのびる側面部分17、18の勾配は、前記押さえ
部材20、21が、前記滑りリング12、13の外周に
作用する前記押圧部材30の押圧力によってバネの付勢
力に抗して変位せしめられるような大きさに設定されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項に記載の
隔壁シール。 - 【請求項4】2つの前記滑りリング12、13が、前記
ハウジング10、11に形成されたリング状空間14内
に隣接して配置されていることを特徴とする特許請求の
範囲第(3)項に記載の隔壁シール。 - 【請求項5】前記滑りリング12、13の前記外側に傾
斜してのびる側面部分17、18および前記押さえ部材
20、21は、前記滑りリング12、13の軸方向両側
に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
(3)項または第(4)項に記載の隔壁シール。 - 【請求項6】前記ハウジング10、11に形成されたリ
ング状空間14は、前記滑りリング12、13の前記半
径方向に平行にのびる側面部分15、16を案内するた
めの半径方向に平行にのびる壁面14aと、前記半径方
向に平行にのびる壁面14aに連続した、これから外側
に拡がる、前記滑りリング12、13の前記外側に傾斜
してのびる側面部分17、18を案内するための傾斜し
た壁面17、18によって境界づけられていることを特
徴とする特許請求の範囲第(2)項〜第(5)項のいずれかに
記載の隔壁シール。 - 【請求項7】前記押圧部材として、媒体によって半径方
向内側に向かって膨張し得る弾性をもった膨張体30
が、前記滑りリング12、13の外周を取り巻いて配置
されたリング状溝内に収容されていることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項〜第(5)項のいずれかに記載の隔
壁シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070634A JPH0665558B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 隔壁シ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070634A JPH0665558B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 隔壁シ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62227893A JPS62227893A (ja) | 1987-10-06 |
JPH0665558B2 true JPH0665558B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=13437267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61070634A Expired - Lifetime JPH0665558B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 隔壁シ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665558B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012004443A1 (de) * | 2012-02-29 | 2013-08-29 | Blohm + Voss Industries Gmbh | Schiff mit einer Schottabdichtung im Bereich von Wellendurchführungen |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60127164U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-27 | キ−パ−株式会社 | 船尾管緊急用シ−ル |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61070634A patent/JPH0665558B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62227893A (ja) | 1987-10-06 |
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