JPH0663642U - 電柱の回り止め装置 - Google Patents

電柱の回り止め装置

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JPH0663642U
JPH0663642U JP967493U JP967493U JPH0663642U JP H0663642 U JPH0663642 U JP H0663642U JP 967493 U JP967493 U JP 967493U JP 967493 U JP967493 U JP 967493U JP H0663642 U JPH0663642 U JP H0663642U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電柱自身の回転を阻止し、電柱自体の沈下を
防止する。 【構成】 電柱Pの埋設部分に卷回装着させる取付バン
ド2を有する取付手段1と、電柱Pの外側方に延びるよ
う長さ調整自在に組合せるアンカー材12,13をアン
カー取付ボルト11によって電柱Pに固定するアンカー
手段10と、このアンカー手段10を取付手段1に連繋
させる連繋手段6とを備える。連繋手段6は、取付手段
1の平面U字形の上下の取付バンド2相互間に、アンカ
ー手段10の平面U字状のアンカー取付ボルト11を配
置し、夫々の端部夫々を連繋板7によって一体的に連結
し、また、連繋板7側縁に干渉当接する連繋ナット8を
アンカー取付ボルト11に捩じ込み形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、架空電線等を支持する電柱において、架空電線等の支持荷重、牽 引荷重その他による電柱自身の回転を阻止し、また、これの沈下を防止するよう にした電柱の回り止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
架空電線等の支持に使用される電柱は、設置面にその基礎を埋設することで立 脚状に設置固定され、この電柱に固定した碍子支持用の腕金を介して架空電線を 架線状態で支持している。そして、架空電線等の支持荷重、牽引荷重その他に十 分に耐え得るように、架空電線等の架線方向とのバランスを維持すべく、架線方 向の反対側に金物支線を設置したり、補強用の筋交い材等を電柱自体に付設した りしている。
【0003】 ただ、こうした金物支線、筋交い材等の設置、付設が困難な狭隘な場所では、 これに代えて、例えば特公昭41−9231号公報にあるような腕金の取付装置 を使用して腕金を電柱に固定することで、金物支線の設置を不要なものとした、 いわゆる支線レス工法が採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の腕金の取付装置は、腕金と電柱とを強固に一体化できるため、腕金に負 荷される架空電線等の支持荷重等を強固に支持できる反面、その荷重は最終的に は電柱自体によって確実に支持しなければならないから、設置面に強固に据え付 けられる必要があった。ところが、腕金自体は、電柱の側方に突出状態で固定さ れているために、腕金には架空電線等による支持荷重等に伴ない、腕金の固定基 部を中心とする、すなわち電柱自体を回転させるような回転モーメントがかかる ものとなった。この回転モーメントは、電柱自体を回転させたり、倒立傾斜させ たりし、電柱の固定設置状態を不安定なものとさせる結果となった。
【0005】 そればかりでなく、軟弱な地盤に電柱を設置固定したときは、電柱自体の重量 によって沈下することがあり、架空電線等の架線支持状況を極めて悪化させるも のであった。
【0006】 これらの点を解消すべく、従来は、電柱基部の埋設部分に根枷と称される水平 方向に沿うアンカー部材を固着しているも、このアンカー部材は電柱を囲繞する U字ボルト等によって固定されているために、アンカー部材、U字ボルトとは単 に接触しているにすぎず、U字ボルト内での回転を確実に阻止することはできな かった。また、アンカー部材が設置箇所で沈下せずに固定位置を維持していても 、同様に、電柱自体がU字ボルト内で滑るから、電柱自体の沈下を阻止するのも 困難であった。
【0007】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、上述したいわゆる支線レス工法においての架空電線等の支持荷重その他による 電柱に対する回転モーメントの負荷があっても、電柱の回転を確実に阻止し、ま た、軟弱地盤等であっても電柱自体の沈下を防止できるようにした電柱の回り止 め装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、電柱Pの埋設部分に卷回 装着させる取付手段1と、電柱Pの外側方に延びるアンカー材12,13を有す る第1乃至第3のアンカー手段10,20,30と、これらの第1乃至第3のア ンカー手段10,20,30を取付手段1に連繋させる連繋手段6とを備えたこ とを特徴とする。
【0009】 また、取付手段1は、両端にネジ部分を有して、電柱P外周面にほぼ密着して 電柱Pを囲むよう平面ほぼU字形に形成された取付バンド2と、電柱P外周面に 沿うよう湾曲された当接部4を有して、取付バンド2のネジ部分夫々とネジ止め (5)される取付当接盤3とを上下で対となるように配置して構成することがで きる。
【0010】 第1のアンカー手段10は、連繋手段6に固定されて電柱Pを囲むよう平面で ほぼU字状を呈するアンカー取付ボルト11と、電柱P外周面に法線状に当接さ れ、アンカー取付ボルト11に固着される主アンカー材12と、この主アンカー 材12の端部に長さ自在に当接固定される副アンカー材13とから成るものとし て構成することができる。
【0011】 更に、夫々のアンカー材12,13は、側方に開口が向けられている所定深さ 、幅員の溝形鋼材とし、夫々の背面を当接することで、側面から見てほぼ倒H字 形状を呈するように形成することができる。
【0012】 第2のアンカー手段20は、連繋手段6に固定されて電柱Pを囲むよう平面で ほぼU字状を呈する主アンカー取付ボルト21と、電柱P外周面に法線状に当接 され、主アンカー取付ボルト21に固着される主アンカーバー22と、主アンカ ー取付ボルト21の上下方のいずれかの位置で電柱Pを囲むよう平面でほぼU字 状を呈する副アンカー取付ボルト23と、電柱P外周面に法線状に当接され、副 アンカー取付ボルト23に固着される副アンカーバー24と、主アンカーバー2 2、副アンカーバー24相互間で電柱Pに沿った上下方向で装架されるアンカー 盤25とから成るものとして構成することができる。
【0013】 第3のアンカー手段30は、連繋手段6に固定されて電柱Pを囲むよう平面で ほぼU字状を呈するアンカー取付ボルト31と、電柱P外周面に法線状に当接さ れ、アンカー取付ボルト31に固着されるアンカーバー32と、電柱Pに沿った 上下方向でアンカーバー32に固着されるアンカー盤33とから成るものとして 構成することができる。
【0014】 連繋手段6は、取付手段1における上下に配置した夫々の取付バンド2相互間 に配置介在したアンカー手段10,20,30夫々におけるアンカー取付ボルト 11,21,31を取付バンド2に一体的に連結する帯板状の連繋板7と、アン カー取付ボルト11,21,31夫々の両端のネジ部分に捩じ込まれ、連繋板7 側縁に干渉当接する連繋ナット8とから成るものとして構成することができる。
【0015】
【作用】
この考案に係る電柱の回り止め装置にあっては、架空電線等の支持荷重その他 によって電柱Pに回転モーメントが負荷されると、電柱Pを卷回装着している取 付手段1の取付バンド2をも回転させ、連繋手段6の連繋板7を介してアンカー 手段10,20,30のアンカー取付ボルト11,21,31を共回りさせる。
【0016】 このとき、回転方向前方における一方の連繋板7がアンカー取付ボルト11, 21,31に捩じ込んである連繋ナット8に近接当接し、同じく後方における他 方の連繋板7が連繋ナット8から離反し、アンカー取付ボルト11,21,31 を回転方向前方側へ牽引回転する。ただ、このアンカー取付ボルト11,21, 31のネジ部分にネジ止めしてあるアンカー材12,13、あるいはアンカーバ ー22,24、アンカー盤25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤33が 埋設部位内にあって不動なものであるから、アンカー取付ボルト11,21,3 1自体の牽引回転を阻止し、アンカー取付ボルト11,21,31を共回りさせ ず、いずれからの方向でも対応する。
【0017】 第1のアンカー手段10において、主アンカー材12に対する副アンカー材1 3の長さ調整自在な連結は、これらの長短によって、電柱Pの回転モーメントに 対する抵抗作用を調整させ、また、埋設部位における周囲状況に対応させる。
【0018】 アンカー材12,13相互間の側方に開口がある状態での接合は、電柱Pの回 転モーメントに対する抵抗力を増大させ、その両方向のいずれでも同様な抵抗を 生じさせ、これに対応させる。
【0019】 また、第1のアンカー手段10のアンカー材12,13、第2、第3のアンカ ー手段20,30のアンカーバー22,24,32は、電柱Pの外側方へ張り出 して地中内での支持手段を形成しており、しかも、これら12,13,22,2 4,32は、連繋板7を介した取付手段1によって電柱Pに固着されているから 、電柱P自体を埋設地中に没入させない。
【0020】 第2、第3のアンカー手段20,30においてのアンカー盤25,33は、電 柱Pの外側方で、電柱Pに沿った上下に配されていることで、電柱P自体の回転 モーメントに対して大きな抵抗力を生じ、電柱P自体の回転を阻止させる。
【0021】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は、基部が設置面に埋設状にして設置固定される電柱Pの埋設部分に卷回 装着させる取付手段であり、この取付手段1は、両端にネジ部分を有して、電柱 P外周面に密着して電柱Pを囲むよう平面ほぼU字形に形成された取付バンド2 と、電柱P外周面に沿うよう湾曲された当接部4を有して、取付バンド2のネジ 部分夫々とネジ止め(5)される取付当接盤3とから成り、図示のように、取付 バンド2、取付当接盤3夫々は、上下で対となるように配置形成してある。
【0022】 取付バンド2本体は、適宜肉厚、幅員の帯状に形成され、電柱Pの外周面に沿 うよう半円形状に湾曲しており、端部夫々のネジ部分と一体化されている。
【0023】 取付当接盤3本体は、電柱Pに対する堅固な取付状態を維持できるよう、側面 から見てほぼL字状を呈するアングル鋼材にて形成され、これの直立部分の背面 に、例えば湾曲された窪み状の当接部4を一体状に連結し、また、直立部分の端 部夫々には取付バンド2のネジ部分を貫挿させ、座金を介してナット5止めさせ る貫挿孔が開穿されている。
【0024】 そして、この取付手段1には、連繋手段6を介して、電柱Pの外側方に延びる ようにしてある第1乃至第3のアンカー手段10,20,30が連繋されており 、電柱Pが埋設される埋設部位にこれと一体的に埋設されて電柱Pが回転すると きの抵抗作用を発揮するようになっている。
【0025】 図示にあっての連繋手段6は、前記の取付手段1における上下に配置した夫々 の取付バンド2と、この上下の取付バンド2相互間に配置介在したアンカー手段 10,20,30における後述のアンカー取付ボルト11,21,31とを一体 的に連結するものである。この連繋手段6は、例えば取付バンド2、アンカー取 付ボルト11,21,31夫々の端部外側に上下方向に沿って配置され、取付バ ンド2、アンカー取付ボルト11,21,31夫々に溶接等によって固着されて いる帯板状に形成された連繋板7と、アンカー取付ボルト11,21,31両端 のネジ部分に捩じ込まれ、連繋板7側縁に干渉当接する連繋ナット8とから成る 。そして、この連繋手段6における帯板状の連繋板7によって一体化される上下 位置の取付バンド2、中央位置のアンカー取付ボルト11,21,31は、三連 式に連結されたものとなり、これらが一体のものとして使用設置される。
【0026】 連繋板7自体は、特に、アンカー取付ボルト11,21,31との固着部位に おいて、後述の連繋ナット8との確実な圧接状態を得るためにアンカー取付ボル ト11,21,31に固着のスリーブの外周面に密着するよう湾曲されている。
【0027】 連繋ナット8は、アンカー取付ボルト11,21,31の端部夫々のネジ部分 に捩じ込まれており、電柱Pの回転に伴ない取付バンド2も回転し、連繋板7を 介してアンカー取付ボルト11,21,31も共回りするとき、その回転方向前 方の連繋ナット8には連繋板7が接近当接し、回転方向後方の連繋ナット8は連 繋板7とは離反するようになるものとしてある。
【0028】 また、図1乃至図3に示された第1のアンカー手段10は、連繋手段6に固定 され、電柱Pを囲むよう平面でほぼU字状を呈するアンカー取付ボルト11と、 電柱P外周面に法線状に当接され、アンカー取付ボルト11に固着される主アン カー材12と、この主アンカー材12の端部に長さ自在に当接固定される副アン カー材13とから成る。そして、夫々のアンカー材12,13は、図示のように 、側方に開口が向けられている所定深さ、幅員の溝形鋼材とし、夫々の背面を当 接することで、側面から見てほぼ倒H字形状を呈するように形成されている(図 3参照)。図示のように、主アンカー材12の内方を電柱P側に向けておくもの で、そのため、電柱P外周面にしっくりと当接するよう湾曲内縁を形成した左右 の当接片14を主アンカー材12の上下縁部端縁に突設状に付設し、また、必要 があれば上下縁部の一部を電柱P外周面に沿うよう山形状に切り欠いておく。な お、アンカー取付ボルト11自体は、電柱P外表面に密着状に当接している必要 はなく、取付手段1との一体性が確保されていれば、電柱P外表面とはフリーな 状態であってもよいものである。
【0029】 アンカー材12,13相互は、埋設部位中にほぼ水平状にして埋設される長さ 調整自在な当接固定構造によって連結されるものとしてあり、図示のように、主 アンカー材12の端部の上下部分に開穿した適数の固定孔のいずれかと、副アン カー材13の上下部分に開穿した複数の固定孔のいずれかとを合致させて貫挿し たボルト及びこれにネジ止めされるナットから成るものとしてある。
【0030】 アンカー取付ボルト11とアンカー材12,13との一体的な連繋構造は、ア ンカー取付ボルト11端部のネジ部分をアンカー材12,13に貫挿し、アンカ ー材12,13に押圧状に当接する圧接ナット15をネジ部分に夫々捩じ込むも のとしてある。このため、主アンカー材12には、ネジ部分を貫挿させる貫挿孔 16が開穿され、副アンカー材13には、これが主アンカー材12に対して当接 長さが調整されることから、水平状に長いスリット状の調整切欠部17が形成さ れている。また、圧接ナット15は、調整切欠部17幅員に比し大きな外径ない し幅員を有する座金材18を介在させることで、ネジ部分との捩じ込み状態、副 アンカー材13内側面との当接状態夫々を確実に確保するようにしてある。
【0031】 なお、図示を省略したが、アンカー材12,13自体は、電柱Pの法線方向の 前後に沿って配置される場合に限らず、場合によっては、法線方向の前後のいず れか一方であることもあり、更には、適当な構造の連繋手段の採用によって、電 柱Pの径方向に沿ってアンカー材12,13を配置することもできる。いずれに しても、単独構造あるいは複合の組合せ構造のものであるアンカー材12,13 が、電柱Pのいずれか任意の外側方に突出状に配置されるものとなれば足り、電 柱Pに生じる回転モーメントに対する同一な抵抗作用を発揮するものである。
【0032】 更に、図4に示された第2のアンカー手段20は、連繋手段6に固定されて電 柱Pを囲むよう平面でほぼU字状を呈する主アンカー取付ボルト21と、電柱P 外周面に法線状に当接され、主アンカー取付ボルト21に固着される主アンカー バー22と、主アンカー取付ボルト21の上下方のいずれかの位置で電柱Pを囲 むよう平面でほぼU字状を呈する副アンカー取付ボルト23と、電柱P外周面に 法線状に当接され、副アンカー取付ボルト23に固着される副アンカーバー24 と、主アンカーバー22、副アンカーバー24相互間で電柱Pに沿った上下方向 で装架されるアンカー盤25とから成るものとしてある。図示のように、副アン カー取付ボルト23は、主アンカー取付ボルト21の下方に位置させて電柱Pを 囲むようになっているも、上方に位置させることも差支えないものである。
【0033】 アンカーバー22,24夫々は、耐荷重性を考慮して角型パイプ材によって形 成されていて、取付ナット26を介してアンカー取付ボルト21,23夫々にネ ジ止めされることで、電柱P側方に延びるようにして電柱Pに装着される。アン カー盤25は、幅広なチャンネル鋼材によって形成されていて、電柱P側方にお いて発生させる抵抗作用の増大性が十分に得られるようにしてある。
【0034】 また、アンカーバー22,24相互間に装架されるアンカー盤25は、例えば 断面でハット形を呈する取付板27を介してあるいはこれを介さずにボルト、ナ ットによってアンカーバー22,24夫々に上下部が固定されている。
【0035】 図5に示された第3のアンカー手段30は、連繋手段6に固定されて電柱Pを 囲むよう平面でほぼU字状を呈するアンカー取付ボルト31と、電柱P外周面に 法線状に当接され、アンカー取付ボルト31に固着されるアンカーバー32と、 電柱Pに沿った上下方向でアンカーバー32に固着されるアンカー盤33とから 成るものとしてある。図示のように、アンカー盤33は、アンカーバー32端に おいて、上下方に延びるようにして固定配置されているも、上下のいずれか一方 にのみ延びるようにすることも差支えないものである。
【0036】 この第3のアンカー手段30におけるアンカーバー32、アンカー盤33夫々 、また、アンカーバー32に対するアンカー盤33の固定構造等は、第2のアン カー手段20におけるそれらと同様に、取付ナット36、取付板37等によるた め、これらの詳細な説明は省略される。
【0037】 次に、この考案装置の使用の一例を、第1のアンカー手段10による場合によ って説明すると、電柱Pを埋設設置すべき所定の設置面に掘削した設置穴内に埋 設するとき、電柱Pの埋設部分に装着するのであり、先ず、連繋手段6の連繋板 7によって一体状になっている取付手段1の取付バンド2とアンカー手段10の アンカー取付ボルト11とを電柱Pに卷回する一方、取付バンド2には取付当接 盤3をネジ止めすることで、これら2,11,3を電柱Pに装着する。このとき 、アンカー取付ボルト11には、連繋ナット8を捩じ込み、連繋板7側縁に圧接 させておく。次いで、架空電線等の支持荷重その他によって電柱Pに負荷される 回転モーメント等に対応して、これに対する十分な抵抗作用を発揮させるに足る 長さとなるようアンカー手段10における当接長さを調整した主アンカー材12 と副アンカー材13とをアンカー取付ボルト11にネジ止めする。このアンカー 材12,13は、電柱Pの埋設位置の状況によって、主アンカー材12のいずれ か一方のみに副アンカー材13が連結固定されたり、短くあるいは長く設定され たりし、場合によっては電柱Pの径方向に沿うようにして設置される。
【0038】 また、第2のアンカー手段20による場合には、電柱Pに取り付けた取付手段 1と連繋固定される主アンカー取付ボルト21を介して支持した主アンカーバー 22と、この主アンカーバー22下方に位置した副アンカー取付ボルト23を介 して支持される副アンカーバー24との間でアンカー盤25を装架しておいて、 埋設するものである。
【0039】 第3のアンカー手段30による場合には、電柱Pに取り付けた取付手段1と連 繋固定されるアンカー取付ボルト31を介して支持したアンカーバー32にアン カー盤33を固定しておいて、同様に埋設するものである。
【0040】 こうして装着された後、適当に埋設され、架空電線等が張設支持されると、こ の架空電線等の支持荷重が電柱Pに負荷されることで電柱Pが回転しようとする とき、埋設部位内ではアンカー手段10,20,30が電柱Pの回転作用に抵抗 するものとなり、その回転を阻止する。すなわち、電柱Pの回転は、電柱Pを卷 回装着している取付手段1の取付バンド2をも回転させ、連繋手段6の連繋板7 を介してアンカー手段10,20,30のアンカー取付ボルト11,21,31 を共回りさせる。すると、回転方向前方における一方の連繋板7がアンカー取付 ボルト11,21,31に捩じ込んである一方の連繋ナット8に近接当接し、ま た、同じく後方における他方の連繋板7が他方の連繋ナット8から離反しようと する。その一方では、これに伴ない、アンカー取付ボルト11,21,31のネ ジ部分にネジ止めしてあるアンカー材12,13、あるいはアンカーバー22, 24、アンカー盤25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤33が埋設部位 内にあって不動なものであるから、アンカー取付ボルト11,21,31の共回 りを阻止するものとなり、連繋ナット8が連繋板7に干渉当接することと相俟ち 、連繋板7を介して取付バンド2の回転、ひいては電柱Pの回転を阻止するもの である。
【0041】 また、アンカー手段10,20,30のアンカー材12,13、あるいはアン カーバー22,24、アンカー盤25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤 33は、電柱Pの外側方へ張り出し状にして電柱Pに固定装着されることで地中 内における支持手段を形成しているから、電柱P自体の地中への没入を防止して いる。
【0042】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、例えばいわゆる支線レ ス工法においての架空電線等の支持荷重その他によって生じる電柱Pに対する回 転モーメントの負荷があっても、電柱Pの回転が確実に阻止されるのであり、ま た、軟弱地盤等であっても電柱P自体の沈下を防止することができるのである。
【0043】 すなわち、これは、この考案において、取付手段1、アンカー手段10,20 ,30、及びこれらの両者1、10,20,30を連繋させる連繋手段6を備え たからであり、埋設部位内で、電柱Pと一体で張り出し状となるアンカー手段1 0,20,30のアンカー材12,13、あるいはアンカーバー22,24、ア ンカー盤25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤33が電柱Pの回転、沈 下を防止するからである。
【0044】 また、取付手段1は、電柱Pに密着して囲む平面ほぼU字形の取付バンド2と 、電柱P外周面に沿う湾曲状の当接部4を有して、取付バンド2にネジ止め(5 )される取付当接盤3とを上下で対となるように配置してあるから、電柱Pに対 してはしっかりと装着され、これの回転に従動するのである。一方、取付バンド 2は、アンカー手段10,20,30の平面ほぼU字状を呈するアンカー取付ボ ルト11,21,31の上下に配置されていて、しかも、連繋板7を介してこれ 11,21,31と一体状のものとなった三連式のものしてあるから、電柱Pに 対する装着作業も容易であり、取付手段1における取付バンド2の回転は、連繋 板7を介してアンカー手段10のアンカー取付ボルト11,21,31に伝達さ れ、また、これによる回転阻止作用が確実に伝達されるものである。
【0045】 また、連繋手段6は、取付手段1の上下夫々の取付バンド2相互間に配置介在 したアンカー手段10,20,30のアンカー取付ボルト11,21,31を取 付バンド2に一体的に連結する帯板状の連繋板7を有するから、電柱Pの回転に 伴なう取付バンド2の従動回転をアンカー取付ボルト11,21,31に確実に 伝達する一方、逆に、アンカー材12,13、あるいはアンカーバー22,24 、アンカー盤25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤33による回転阻止 作用を取付バンド2、ひいては電柱Pに確実に伝達させることができる。そして また、アンカー取付ボルト11,21,31両端に捩じ込まれて連繋板7側縁に 干渉当接する連繋ナット8を備えているから、電柱Pの回転時において、回転方 向前方における一方の連繋ナット8には連繋板7が近接当接され、同じく後方に おける他方の連繋ナット8は連繋板7から離反するものとなってアンカー取付ボ ルト11,21,31を回転方向前方側へ牽引回転させるとき、埋設部位内の不 動であるアンカー材12,13、あるいはアンカーバー22,24、アンカー盤 25、あるいはアンカーバー32、アンカー盤33がアンカー取付ボルト11, 21,31自体の牽引回転を阻止するものである。
【0046】 第1のアンカー手段10は、電柱Pを囲むアンカー取付ボルト11にネジ止め される主アンカー材12に副アンカー材13を長さ自在に当接固定されるように してあるから、これらの組合せの長短の選択によって、電柱Pの回転モーメント に対する抵抗作用の大小を調整できるものである。そればかりでなく、埋設部位 においての周囲の状況、例えば建築物の基礎その他との干渉によって、アンカー 材12,13が十分に延ばせないときでも、主アンカー材12に対するいずれか 一方に副アンカー材13を連結することで、これに対応可能で、便利である。し かも、アンカー材12,13夫々が側方に開口を向けた側面から見てほぼ倒H字 形状を呈する接合は、電柱Pの回転モーメントに対する抵抗力を一層増大させ、 電柱Pの回転を極めて有効に阻止するものである。
【0047】 また、第2、第3のアンカー手段20,30においてのアンカー盤25,33 は、電柱Pを囲むようにした夫々のアンカーボルト21,31によって電柱P側 方に延びるアンカーバー22,24,32によって支持されることで、電柱Pの 外側方で電柱Pに沿った上下に配されているから、電柱P自体の回転モーメント に対して大きな抵抗力を生じ、電柱P自体の回転を極めて確実に阻止できるもの である。
【0048】 更に、第1のアンカー手段10のアンカー材12,13、第2、第3のアンカ ー手段20,30のアンカーバー22,24,32は、電柱Pの外側方へ張り出 して地中内での支持手段を形成しているから、これら12,13,22,24, 32が連繋板7を介した取付手段1によって電柱Pに固着されていることで、電 柱P自体を埋設地中に没入させず、埋設設置状態を安定化させ、例えば軟弱地盤 であっても、埋設時の立脚状態を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における分解斜視図であ
る。
【図2】使用状態の一部切欠平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】他の実施例における分解斜視図である。
【図5】同じく他の実施例における分解斜視図である。
【符号の説明】
P 電柱 1 取付手段 2 取付バンド 3 取付当接盤 4 当接部 5 ナット 6 連繋手段 7 連繋板 8 連繋ナット 10 アンカー手段 11 アンカー
取付ボルト 12 主アンカー材 13 副アンカ
ー材 14 当接片 15 圧接ナッ
ト 16 貫挿孔 17 調整切欠
部 18 座金材 20 アンカー手段 21 主アンカ
ー取付ボルト 22 主アンカーバー 23 副アンカ
ー取付ボルト 24 副アンカーバー 25 アンカー
盤 26 取付ナット 27 取付板 30 アンカー手段 31 アンカー
取付ボルト 32 アンカーバー 33 アンカー
盤 36 取付ナット 37 取付板

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電柱の埋設部分に卷回装着させる取付手
    段と、電柱の外側方に延びるアンカー材を有するアンカ
    ー手段と、このアンカー手段を取付手段に連繋させる連
    繋手段とを備えたことを特徴とする電柱の回り止め装
    置。
  2. 【請求項2】 取付手段は、両端にネジ部分を有して、
    電柱外周面にほぼ密着して電柱を囲むよう平面ほぼU字
    形に形成された取付バンドと、電柱外周面に沿うよう湾
    曲された当接部を有して、取付バンドのネジ部分夫々と
    ネジ止めされる取付当接盤とを上下で対となるように配
    置して成る請求項1記載の電柱の回り止め装置。
  3. 【請求項3】 アンカー手段は、連繋手段に固定されて
    電柱を囲むよう平面でほぼU字状を呈するアンカー取付
    ボルトと、電柱外周面に法線状に当接され、アンカー取
    付ボルトに固着される主アンカー材と、この主アンカー
    材の端部に長さ自在に当接固定される副アンカー材とか
    ら成る請求項1または2記載の電柱の回り止め装置。
  4. 【請求項4】 アンカー手段における夫々のアンカー材
    は、側方に開口が向けられている所定深さ、幅員の溝形
    鋼材とし、夫々の背面を当接することで、側面から見て
    ほぼ倒H字形状を呈するように形成してある請求項3記
    載の電柱の回り止め装置。
  5. 【請求項5】 アンカー手段は、連繋手段に固定されて
    電柱を囲むよう平面でほぼU字状を呈する主アンカー取
    付ボルトと、電柱外周面に法線状に当接され、主アンカ
    ー取付ボルトに固着される主アンカーバーと、主アンカ
    ー取付ボルトの上下方のいずれかの位置で電柱を囲むよ
    う平面でほぼU字状を呈する副アンカー取付ボルトと、
    電柱外周面に法線状に当接され、副アンカー取付ボルト
    に固着される副アンカーバーと、主アンカーバー、副ア
    ンカーバー相互間で電柱に沿った上下方向で装架される
    アンカー盤とから成る請求項1または2記載の電柱の回
    り止め装置。
  6. 【請求項6】 アンカー手段は、連繋手段に固定されて
    電柱を囲むよう平面でほぼU字状を呈するアンカー取付
    ボルトと、電柱外周面に法線状に当接され、アンカー取
    付ボルトに固着されるアンカーバーと、電柱に沿った上
    下方向でアンカーバーに固着されるアンカー盤とから成
    る請求項1または2記載の電柱の回り止め装置。
  7. 【請求項7】 連繋手段は、取付手段における上下に配
    置した夫々の取付バンド相互間に配置介在したアンカー
    手段夫々におけるアンカー取付ボルトを取付バンドに一
    体的に連結する帯板状の連繋板と、アンカー取付ボルト
    夫々の両端のネジ部分に捩じ込まれ、連繋板側縁に干渉
    当接する連繋ナットとから成る請求項1乃至6のいずれ
    か記載の電柱の回り止め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152048U (ja) * 1985-03-09 1986-09-19
JPS62120661U (ja) * 1986-01-24 1987-07-31
JPH0179635U (ja) * 1987-11-11 1989-05-29

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