JPH0662096B2 - 自動車のフレ−ム装置 - Google Patents
自動車のフレ−ム装置Info
- Publication number
- JPH0662096B2 JPH0662096B2 JP12341286A JP12341286A JPH0662096B2 JP H0662096 B2 JPH0662096 B2 JP H0662096B2 JP 12341286 A JP12341286 A JP 12341286A JP 12341286 A JP12341286 A JP 12341286A JP H0662096 B2 JPH0662096 B2 JP H0662096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side member
- attached
- chassis frame
- fitting
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、シャーシフレーム本体の溶接歪を減少さ
せ、強度を高めると共に、組付作業性を向上させた、自
動車のフレーム装置に関するものである。
せ、強度を高めると共に、組付作業性を向上させた、自
動車のフレーム装置に関するものである。
「従来の技術」 自動車のうちシャーシフレームを用いたものは、このシ
ャーシフレームに車体を支持させ、またシャーシフレー
ムにアクスルシャフトを結合することになる。このため
に、シャーシフレームのサイドメンバには多数のブラケ
ットを溶接により取付け、このブラケットに車体を支持
させ、別のブラケットにアクスルシャフトを結合する。
ャーシフレームに車体を支持させ、またシャーシフレー
ムにアクスルシャフトを結合することになる。このため
に、シャーシフレームのサイドメンバには多数のブラケ
ットを溶接により取付け、このブラケットに車体を支持
させ、別のブラケットにアクスルシャフトを結合する。
「発明が解決しようとする問題点」 上記のようにサイドメンバにブラケットを溶接で取付け
る構造では、シャーシフレームの本体、特にサイドメン
バに溶接歪が生じやすいことと、一定の強度を保つこと
が難かしいこと、さらに部品が多くなるために、組付作
業性が良くないという問題があった。この発明は、これ
らの問題を解決することを目的としてなされたものであ
る。
る構造では、シャーシフレームの本体、特にサイドメン
バに溶接歪が生じやすいことと、一定の強度を保つこと
が難かしいこと、さらに部品が多くなるために、組付作
業性が良くないという問題があった。この発明は、これ
らの問題を解決することを目的としてなされたものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 この発明が上記問題点を解決するために構成した手段
は、シャーシフレームのサイドメンバから2本のクロス
メンバを外側に突出させ、この2本の突出したクロスメ
ンバの間にサイドメンバに沿う方向の支持金具をボルト
締めおよび嵌着により取付け、この支持金具に、車体
と、アクスルシャフトからのサスペンショントレーリン
グアームの前端とを取付けたことである。
は、シャーシフレームのサイドメンバから2本のクロス
メンバを外側に突出させ、この2本の突出したクロスメ
ンバの間にサイドメンバに沿う方向の支持金具をボルト
締めおよび嵌着により取付け、この支持金具に、車体
と、アクスルシャフトからのサスペンショントレーリン
グアームの前端とを取付けたことである。
「作用」 このような構成とすれば、車体を支持し、サスペンショ
ントレーリングアームの前端を軸着する支持金具を従来
のように溶接によらずに取付けられるので、溶接歪が生
ずる余地がなく、また溶着に起因する強度低下も生じ
ず、さらに組付作業性も向上することになる。
ントレーリングアームの前端を軸着する支持金具を従来
のように溶接によらずに取付けられるので、溶接歪が生
ずる余地がなく、また溶着に起因する強度低下も生じ
ず、さらに組付作業性も向上することになる。
「実施例」 次に、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において1はサイドメンバであって、第2図に示すシ
ャーシフレーム2の片側(手前側)のものを示してい
る。シャーシフレーム2は、2本のサイドメンバ1,1
を、複数本のクロスメンバ3,3,…で結合して構成さ
れている。第1図に拡大して示すように、クロスメンバ
3の1本は角パイプになっており、その後部の丸パイプ
のクロスメンバ3とともに、端部をサイドメンバ1から
外側に突出させ、溶接4でサイドメンバ1に固定してあ
る。
図において1はサイドメンバであって、第2図に示すシ
ャーシフレーム2の片側(手前側)のものを示してい
る。シャーシフレーム2は、2本のサイドメンバ1,1
を、複数本のクロスメンバ3,3,…で結合して構成さ
れている。第1図に拡大して示すように、クロスメンバ
3の1本は角パイプになっており、その後部の丸パイプ
のクロスメンバ3とともに、端部をサイドメンバ1から
外側に突出させ、溶接4でサイドメンバ1に固定してあ
る。
クロスメンバ3,3の間には、サイドメンバ1に沿う方
向に支持金具5が配設され、その前端は第3図に示すよ
うにボルト6とナット7で角パイプのクロスメンバ3に
固定され、支持金具5の後端は、第1図および第4図に
示すように丸パイプのクロスメンバ3に嵌着され、ボル
ト8で締付けられて固定されている。ボルト8は支持金
具5に溶接9で固着された底板10を貫通し、クロスメ
ンバ3に刻設したねじ孔11に螺合している。
向に支持金具5が配設され、その前端は第3図に示すよ
うにボルト6とナット7で角パイプのクロスメンバ3に
固定され、支持金具5の後端は、第1図および第4図に
示すように丸パイプのクロスメンバ3に嵌着され、ボル
ト8で締付けられて固定されている。ボルト8は支持金
具5に溶接9で固着された底板10を貫通し、クロスメ
ンバ3に刻設したねじ孔11に螺合している。
このようにして、サイドメンバ1の外側に突出している
2本のクロスメンバ3,3間に取付けられた支持金具5
の中央部には凹部12が形成されており、この凹部12
に設けられた孔13に、第5図に示すように車体側メン
バ14に溶接15で固着されたボルト16がマウントゴ
ム17を介して挿通されており、他のマウントゴム18
とワッシャ19を介してナット20で締め付けられてい
る。
2本のクロスメンバ3,3間に取付けられた支持金具5
の中央部には凹部12が形成されており、この凹部12
に設けられた孔13に、第5図に示すように車体側メン
バ14に溶接15で固着されたボルト16がマウントゴ
ム17を介して挿通されており、他のマウントゴム18
とワッシャ19を介してナット20で締め付けられてい
る。
第6図において符号21で示すものはアクスルパイプで
あり、その内部に設けられたアクスルシャフト(図示せ
ず)に後車輪22,22が取付けられている。アクスル
シャフトはディファレンシャル装置23により駆動力が
与えられる。アクスルパイプ21には前方に向けてコ字
状のブラケット24が取付けられており、このブラケッ
ト24と支持金具5の前端近傍部分とには、サスペンシ
ョントレーリングアーム25の両端が軸26,27によ
り取付けられている。
あり、その内部に設けられたアクスルシャフト(図示せ
ず)に後車輪22,22が取付けられている。アクスル
シャフトはディファレンシャル装置23により駆動力が
与えられる。アクスルパイプ21には前方に向けてコ字
状のブラケット24が取付けられており、このブラケッ
ト24と支持金具5の前端近傍部分とには、サスペンシ
ョントレーリングアーム25の両端が軸26,27によ
り取付けられている。
このように構成されたこのフレーム装置では、車体側メ
ンバ14とサスペンショントレーリングアーム25とを
支持金具5を介してシャーシフレーム2に取付けるの
で、駆動力の伝達と車体の支持が、この支持金具5を介
してシャーシフレーム2で行なうことになる。
ンバ14とサスペンショントレーリングアーム25とを
支持金具5を介してシャーシフレーム2に取付けるの
で、駆動力の伝達と車体の支持が、この支持金具5を介
してシャーシフレーム2で行なうことになる。
「発明の効果」 この発明は以上説明したように、車体側メンバ14とサ
スペンショントレーリングアーム25とを、支持金具5
を介してシャーシフレーム2に取付けるように構成した
ものであるから、従来のもののように溶接歪が生ずるこ
とがなくなる。また支持金具5はボルト締めと嵌着とに
より取付けるので、組付作業性が著しく向上する。さら
に部品形状が自由にとれる上に、強度的にも有利にな
る。
スペンショントレーリングアーム25とを、支持金具5
を介してシャーシフレーム2に取付けるように構成した
ものであるから、従来のもののように溶接歪が生ずるこ
とがなくなる。また支持金具5はボルト締めと嵌着とに
より取付けるので、組付作業性が著しく向上する。さら
に部品形状が自由にとれる上に、強度的にも有利にな
る。
第1図はこの発明の一実施例の要部の斜視図、 第2図はシャーシフレームの斜視図、 第3図は第1図のIII−II線に沿った断面図、 第4図は第1図の一部を矢印IV方向から見た背面図、 第5図は支持金具に車体側メンバを取付けた状態を第1
図のV−V線で示す部分で示した断面図、 第6図はこの発明を適用したシャーシフレームの平面図
である。 1…サイドメンバ、2…シャーシフレーム 3…クロスメンバ、5…支持金具 6…ボルト、14…車体側メンバ 25…サスペンショントレーリングアーム
図のV−V線で示す部分で示した断面図、 第6図はこの発明を適用したシャーシフレームの平面図
である。 1…サイドメンバ、2…シャーシフレーム 3…クロスメンバ、5…支持金具 6…ボルト、14…車体側メンバ 25…サスペンショントレーリングアーム
Claims (1)
- 【請求項1】シャーシフレームのサイドメンバから2本
のクロスメンバを外側に突出させ、該2本の突出したク
ロスメンバの間に前記サイドメンバに沿う方向の支持金
具をボルト締めおよび嵌着により取付け、該支持金具
に、車体と、アクスルシャフトからのサスペンショント
レーリングアームの前端とを取付けたことを特徴とする
自動車のフレーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12341286A JPH0662096B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車のフレ−ム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12341286A JPH0662096B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車のフレ−ム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62283073A JPS62283073A (ja) | 1987-12-08 |
JPH0662096B2 true JPH0662096B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14859915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12341286A Expired - Lifetime JPH0662096B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車のフレ−ム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662096B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8636461B2 (en) | 2006-10-13 | 2014-01-28 | Carl L. Hammonds | Omni-directional aircraft transporter with hinged gate for moving aircraft |
JP2023047655A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | いすゞ自動車株式会社 | 車両 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12341286A patent/JPH0662096B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62283073A (ja) | 1987-12-08 |
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