JPH0661807B2 - トグル式型締装置の自動型締力修正方法 - Google Patents

トグル式型締装置の自動型締力修正方法

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JPH0661807B2
JPH0661807B2 JP2202742A JP20274290A JPH0661807B2 JP H0661807 B2 JPH0661807 B2 JP H0661807B2 JP 2202742 A JP2202742 A JP 2202742A JP 20274290 A JP20274290 A JP 20274290A JP H0661807 B2 JPH0661807 B2 JP H0661807B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7653Measuring, controlling or regulating mould clamping forces

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は射出成形機のトグル式型締装置の型締力を自
動で修正する方法に関するものである。
[従来技術] トグル式型締装置の型締力を設定する方法は、その機構
の特性から型締時におけるタイバーの伸びが型締力に比
例しているため、型締時にトグルが伸びきった時にタイ
バーを伸ばす量が設定した型締力になるように、金型を
取付ける時に圧受盤の位置を変えることによって、トグ
ル機構の位置調整を行う方法であった。
また自動的に型締力の設定を行うことも、特許公報昭6
1−61897号公報に記載されているように既に一部
では試みられている。この公知の型締力の検出方法に見
られるように、これまでは型締力を検出あるいは予測
し、その補正量をトグル装置の型厚調整手段にフィード
バックして、圧受盤の位置を微妙に調整しするというも
のであった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、型厚調整手段でトグル装置全体を精度良
く移動させることが容易なことではなく、操作も複雑で
あり、成形作業中に型締力が変化した場合、型締力の微
調整にあっては、一旦成形サイクルを中断しなくてはな
らなかった。
この発明の目的は、成形サイクルを型締力の調整のため
に中断することなく、自動的に精度よく調整でき、また
金型交換時等の新たな型厚調整作業時に、微妙な型厚調
整を特別になす必要がなく、操作性にも優れた自動型締
力修正方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的によるこの発明の特徴は、サーボモータによる
回転運動を直線運動に変えてトグル機構のクロスヘッド
に伝達し、そのトグル機構により可動盤の移動を行うト
グル式型締装置の上記サーボモータに、出力トルクの上
限値を制限するトルクリミット機能を備えた制御装置
と、該サーボモータの回転量からクロスヘッドの位置を
検出するセンサーとを設るとともに、所定箇所に型締力
測定装置を設け、その型締力測定装置により型締クラン
プ時の型締力を設定し、その測定値が設定型締力値の許
容誤差範囲内か否かを判断し、許容範囲内の場合にはそ
のまま型締工程を完了させ、許容範囲外ではその測定値
と設定型締力値の差から型締力調整値を型締クランプ時
のクロスヘッドの位置調整値として算出し、次回以降の
クロスヘッドの型締クランプ位置を設定することにあ
る。
[作 用] サーボモータが駆動して型締動作が開始されると、中央
コントローラはセンサーからの信号により、クロスヘッ
ドの位置を検出して行く、そのクロスヘッドが予め設定
された位置に達すると、型締クランプがなされ、そのと
きの型締力が型締力測定装置により測定される。その測
定値から型締調整工程の終了または調整かが判断され、
許容誤差範囲外では型締力の調整が自動的に行われる。
[実施例] 図中1は圧受盤、2は固定盤で、両盤は四隅部にわたり
設けたタイバー3,3により連結してある。
4はタイバー3,3に挿通して圧受盤1と固定盤2との
間に設けた可動盤で、圧受盤1にトグル機構5をもって
連結してある。このトグル機構5の中央のクロスヘッド
6には、ボールナット7が内接してあり、また圧受盤1
にはボールねじ軸8が回動自在に取付けてある。
このボールねじ軸8と上記ボールナット7は互いに螺合
し、定位置のボールねじ軸8の回転運動が、ボールナッ
ト7により直接運動に変換され、クロスヘット6の移動
によるリンク5a,5aの伸縮で、可動盤4が上記固定
盤2に進退移動し、固定盤2と可動盤4との対向側面に
取付けた金型9を開閉及び型締する構成よりなる。
このリンク機構5の駆動は、圧受盤側に取付けたサーボ
モータ10により行われる。このサーボモータ10と上
記ボールねじ軸8とは駆動ベルト11を介して接続して
おり、またそのサーボモータ10には、該サーボモータ
の出力トルクの上限を制限するトルクリミット機能を有
する制御装置12と、上記クロスヘッド6の位置をサー
ボモータの回転量から検出するセンサー13(エンコー
ダ)とが設けてある。さらにセンサー13と上記制御装
置12は中央コントローラ14と接続している。
この中央コントローラ14はマイクロコンピュータを備
えたディスプレイとして、CRT装置付きの射出成形機
の制御全体を司どる制御装置であって、制御プログラム
が記憶されたROM、データの一時記憶や演算処理のた
めのRAM、サーボモータを制御するための入出力装置
を備え、数値演算処理が可能なものである。
15は型厚調整用ナットで、スプロケット16とともに
圧受盤側に位置する各タイバー3,3のねじ部3aに螺
合してあり、エンコーダの検出器18を備えた圧受盤側
の型厚調整モータ17により、チェーン19を介して回
動する。また型厚調整モータ17と検出器18とは上記
中央コントローラ14に接続してある。
20は型締力測定装置で、固定盤2とタイバー3の端部
とにわたり設けた歪計よりなり、型締時の応力を型締力
として測定する。この型締力測定装置20は上記中央コ
ントローラ14に接続してある。
上記構成において、中央コントローラ14の指令によ
り、サーボモータ10が駆動し、型締動作が開始する
と、中央コントローラ14はサーボモータ10に設けた
センサー13からの信号によって、常時クロスヘッド6
の位置の検出を行いながら、クロスヘッド6の速度制御
をなし、予め設定された型締クランプ位置にクロスヘッ
ド6が保持されると、型締クランプが行われる。
その型締クランプ時の型締力を型締力測定装置20によ
り測定し、その測定値が設定型締力値の許容誤差範囲内
か否かを判断し、その許容範囲内の場合には、そのまま
型締調整工程を終了させ、許容範囲外では、その測定値
と設定型締力値の差から、型締力調整値を型締クランプ
時のクロスヘッド6の位置調整値として算出し、次回以
降のクロックヘッドの型締クランプ位置を設定して型締
力調整を終了させる。
以上の実施例をフローチャートに表したのが第2図であ
る。
なお、上記許容範囲を検定するにあたり、型締時のクロ
スヘッド位置が、トグル5が機械的に完全に伸びきる位
置より手前の位置から、トグルリンクの強度、サーボモ
ータ10の容量、型締時の消費電力等を総合的に考慮し
て決められたトルグ5の力の拡大率が、大きく減じない
位置となる範囲となることも考慮するのがよい。
本実施例では、型締力調整を単独で行うものであるが、
成形時の型締工程に組入れて制御させることもできる。
また型締力測定装置20は、タイバー3の伸びを直接検
出するような装置でもよく、型締力の調整がクロスヘッ
ド6の調整だけではできない時には、単に警報を出すだ
けでなく、型厚調整ナット15を駆動させて調整するこ
とができる。
[発明の効果] この発明は上述のように、サーボモータによる回転運動
を直線運動に変えてトグル機構のクロスヘッドに伝達
し、そのトグル機構により可動盤の移動を行うトグル式
型締装置の上記サーボモータに、該サーボモータの制御
装置と、回転量からクロスヘッドの位置を検出するセン
サーとを設けるとともに、所定箇所に型締力測定装置を
設け、その型締力測定装置により型締クランプ時の型締
力を測定し、その測定値が設定型締力値の許容誤差範囲
内か否かを判断し、許容範囲内の場合にはそのまま型締
工程を完了させ、許容範囲外ではその測定値と設定型締
力値の差から型締力調整値を型締クランプ時のクロスヘ
ッドの位置調整値として算出し、次回以降のクロスヘッ
ドの型締クランプ位置を設定することから、圧受盤の位
置を微妙に調整して行う必要がなく、また型締毎に型締
力が監視されているので、成形途中に型締力が変化して
も直ちに修正が行われ、不適当な型締力が原因となるバ
リの発生や、金型の損傷などを防止することができる。
また型締時におけるタイバーの伸びが型締力に比例する
ため、その型締力を発生させるには、タイバーの伸びを
制御すればよく、型締スランプ時の型締力の測定値と、
その時のクロスヘッド位置と、トグル機構の力の拡大率
から演算によって、設定型締力を発生させるに必要な型
締クランプ位置(クロスヘッド前進限位置)が容易に算
出でき、更にまたサーボモータの位置制御によってクロ
スヘッドを定位置に保持することが容易にできるので、
修正に要する時間も成形に支障を来さぬ時間内にでき、
型締力調整のために成形サイクルを中断するようなこと
もないなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動型締力修正方法の説明図、第2
図はそのフローチャート図である。 1……圧受盤、2……固定盤 3……タイバー、4……可動盤 5……トグル機構 6……クロスヘッド 7……ボールナット 8……ボールねじ軸、9……金型 10……サーボモータ、11……駆動ベルト 12……サーボモータの制御装置 13……クロスヘッド位置検出用のセンサー 14……中央コントロール 15……型厚調整ナット 17……型厚調整モータ 20……型締力調整装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボモータによる回転運動を直線運動に
    変えてトグル機構のクロスヘッドに伝達し、そのトグル
    機構により可動盤の移動を行うトグル式型締装置の上記
    サーボモータに、出力トルクの上限値を制限するトルク
    リミット機能を備えた制御装置と、該サーボモータの回
    転量からクロスヘッドの位置を検出するセンサーとを設
    けるとともに、所定箇所に型締力測定装置を設け、その
    型締力測定装置により型締クランプ時の型締力を測定
    し、その測定値が設定型締力値の許容誤差範囲内か否か
    を判断し、許容範囲内の場合にはそのまま型締工程を完
    了させ、許容範囲外ではその測定値と設定型締力値の差
    から型締力調整値を型締クランプ時のクロスヘッドの位
    置調整値として算出し、次回以降のクロスヘッドの型締
    クランプ位置を設定することを特徴とするトグル式型締
    装置の自動型締力修正方法。
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