JPH0653976A - 構内システムにおける競合制御方法 - Google Patents

構内システムにおける競合制御方法

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JPH0653976A
JPH0653976A JP20401392A JP20401392A JPH0653976A JP H0653976 A JPH0653976 A JP H0653976A JP 20401392 A JP20401392 A JP 20401392A JP 20401392 A JP20401392 A JP 20401392A JP H0653976 A JPH0653976 A JP H0653976A
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JP
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JP20401392A
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English (en)
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Haruhiko Kojima
治彦 児島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主装置と複数のノードとで構成される構内シ
ステムにおいて、アクセス制御、異常時の処理および衝
突による再送制御を、より簡単な構成で、かつ、単純な
制御で行う。 【構成】 アクセスしようとするノード111は制御チ
ャネルの使用状況に関わりなく、アクセス要求チャネル
に自ノード番号を書き込み、その後アクセス許可チャネ
ルを読みだして主装置101からのアクセス許可が返る
のを待つ。一方、主装置101はアクセス許可している
ノードの自ノード番号を許可ノード番号記憶手段124
へ記憶しておき、アクセス要求チャネルの自ノード番号
を読み出した際に、上記許可ノード番号記憶手段124
の自ノード番号と上記アクセス要求チャンネルの自ノー
ド番号とが一致していれば、そのノードに対してアクセ
スを許可する。ノードはアクセス許可を受けると、使用
表示チャネルに自ノード番号を書き込むとともに制御信
号を送出する。主装置は使用表示チャネルに、許可した
ノードの自ノード番号が書き込まれている場合にのみ制
御信号を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主装置と複数のノード
を伝送路で接続し、分割多重された伝送路を動的に割り
付けることにより通信を行う構内システムにおけるアク
セス競合制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】構内システムの代表例としては、LAN
(ローカルエリアネットワーク)がある。LANでは、
ペア線、同軸ケーブル、光ファイバなどの伝送媒体を複
数台の端末が共通に使用して、データの送受信を行う。
トポロジは概ねバス形とループ形に分類される。同一の
伝送媒体に対して複数の端末から何の制御もなしにアク
セスをかけると、データ信号が相互に干渉し、正常なデ
ータ通信を行うことはできない。これを回避する1つの
方法は、伝送路を分割多重し、各チャネルを個々の端末
に固定割付するものだが、この方法では、個々の端末の
通信使用頻度と関係なく、伝送路を固定割り付けするた
め、伝送路の使用効率の点で難がある。
【0003】そこで、分割多重された伝送路の各チャネ
ルを動的に割り付ける方法が考えられる。この場合、端
末から、あるいは端末を接続しているノードからの伝送
路に対する利用要求に応じて伝送路を動的に割り付ける
ために、伝送媒体に対するアクセス競合制御方法が必要
になる。現在実用化されているLANの競合制御方法の
多くは、CSMA/CD方法とトークンパッシング方法
の2方法のいずれかである。これらの競合制御方法は、
LAN上に接続している各ノードが対等関係にあること
を前提としている。両方法はIEEE(米国電気・電子
技術者協会)の802委員会で標準化が進められた。
【0004】上記CSMA/CD方法は、バス形LAN
で用いられるアクセス方法であり、伝送路上の空きを検
出したノードが相手ノードの宛先アドレスをデータに付
加してパケットの形で送信する方法である。このCSM
A/CD方法では随時非同期にデータを送出できるた
め、バス伝送路の伝送遅延時間の関係から、たまたま同
時に2つ以上のノードからデータを送信した場合、信号
相互が衝突し、正しい情報伝送ができなくなる。このた
め、信号の衝突検出と、再送制御が必要となる。
【0005】一方、上記トークンパッシング方法は、バ
ス形でもループ形でも使用可能な方法であり、データの
送信権を与えるトークンと呼ばれる信号を一群のノード
の間に巡回させておき、データを送信しようとするノー
ドは、このトークンを獲得することにより送信が可能と
なる方法である。したがって、一般に送信権を持つノー
ドは1つに限られ、CSMA/CD方法のような衝突は
起きない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たCSMA/CD方法の場合は、競合制御回路が簡単で
ある反面、通信トラヒックが増すと衝突が多発し、再送
回数の増大、情報転送遅延時間の増大、スループットの
低下を招くという問題を生じる。また、伝送路長が長い
場合には、衝突検出を保証する最小パケット長が長くな
るため、効率が低下し、大規模ネットワークには不向き
であるという問題がある。また、ループ構成の場合には
衝突検出が不可能であるという問題がある。
【0007】一方、上述したトークンパッシング方法の
場合は、CSMA/CD方法のような衝突がなく、高ト
ラヒックに対する耐性は大きいが、ノードに障害が生じ
たなどの理由により、トークンの消失、複数トークンの
発生などの異常状態が起こる可能性が大である。このよ
うな故障の早期検出や、回復処理の制御は複雑であるた
め、制御回路が高価になる問題を生じる。
【0008】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、主装置と複数のノードとで構成されるような構
内システムにおいて、制御が簡単にでき、かつ、異常時
の処理が単純にでき、さらに、衝突による再送制御も単
純にでき、主装置が伝送路の状態を常時確認でき、ノー
ドの構成を単純にできる構内システムにおけるアクセス
競合制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、主装置と複数のノ
ードとの間を伝送路で接続し、前記複数のノードと前記
主装置との間で制御信号を送受して、分割多重された伝
送路を動的に割り付けることにより前記複数のノードの
各々と前記主装置との間で通信を行う構内システムにお
ける競合制御方法において、前記複数のノードの各々は
個別の自ノード番号を有し、前記分割多重された伝送路
は、情報信号を伝送する1つ以上の情報チャネルと、前
記情報チャネルの各々を動的に前記複数のノードのいず
れかに割り付ける制御に関わる制御信号を伝送する制御
チャネルと、前記複数のノードのうち、前記制御チャネ
ルにアクセス要求するノードが前記自ノード番号を書き
込むアクセス要求チャネルと、前記主装置が前記制御チ
ャネルへのアクセスを許可する前記複数のノードの前記
自ノード番号を書き込むアクセス許可チャネルと、前記
複数のノードのうち、前記制御チャネルを使用している
ノードが前記自ノード番号を書き込む使用表示チャネル
とを備え、前記複数のノードのうち、前記制御チャネル
へアクセス要求するノードは、前記自ノード番号を前記
アクセス要求チャネルに書き込み、前記主装置は、前記
アクセス要求チャネルに書かれた前記自ノード番号を読
み出し、前記複数のノードのうち、いずれのノードに対
してもアクセスを許可していないとき、前記アクセス要
求チャネルから読み出した自ノード番号を前記アクセス
許可チャネルに書き込み、前記アクセス要求したノード
は、自身の自ノード番号と前記アクセス許可チャネルか
ら読み出した自ノード番号とが一致するならば、前記使
用表示チャネルに前記自身の自ノード番号を書き込み、
前記制御チャネルへ制御信号を書き込むことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の構内システムにおける競合制御方法において、前
記複数のノードの各々が有する自ノード番号は「0」以
外の数値であって、前記複数のノードのうち、前記主装
置からの制御チャネルの使用を許可されたノードは、前
記制御信号の伝送が完了するまで、前記使用表示チャネ
ルに前記自ノード番号の書き込みを継続し、前記制御信
号の伝送が完了したときに、前記使用表示チャネルに
「0」を書き込むことを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の構内システムにおける競合制御方法において、前
記複数のノードの各々はタイマを備え、前記アクセス要
求チャネルに自ノード番号を書き込んだときに、前記タ
イマを起動し、前記アクセス許可チャネルから読みだし
た自ノード番号がタイマ満了時まで自身の自ノード番号
と一致しないときは、再度、前記アクセス要求チャネル
に前記自身の自ノード番号を書き込むことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御チャネルに
アクセスしたいノードは、制御チャネルの使用状況に関
わりなく、アクセス要求チャネルに自ノード番号を書き
込み、あとはアクセス許可チャネルを読みだして、主装
置からのアクセス許可が返るのを待ち、アクセス許可を
受けて使用表示チャネルに自ノード番号を書き込むと同
時に制御信号を送出する。一方、主装置はアクセス許可
しているノードの自ノード番号を管理しておき、アクセ
ス要求チャネルに書かれた自ノード番号を読みだして、
そのときにアクセス許可しているノードがない場合は、
そのノードに対してアクセスを許可する。また、アクセ
ス許可チャネルに、許可したノードの自ノード番号を書
き込み、あとは許可したノードからの制御信号を受信す
る。すなわち、使用表示チャネルに許可したノードの自
ノード番号が書き込まれている場合の制御信号を読み出
す。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、制御
チャネルの使用を許可されたノードは使用を終了するま
で、自ノード番号の使用表示チャネルへの書き込みを継
続し、使用終了時に該ノードから使用終了を明示すべ
く、「0」を使用表示チャネルに書き込み、主装置は使
用表示チャネルに「0」が現れたのを確認して、該ノー
ドに対する使用許可をリセットする。
【0014】さらに、請求項3記載の発明によれば、ノ
ードがタイマを備え、アクセス要求したノードが自ノー
ド番号をアクセス要求チャネルに書き込んで、一定時間
経過してもアクセス許可チャネルに自ノード番号が書き
込まれない場合には、他のノードにアクセス許可されて
いると認識し、再度アクセス要求チャネルに自ノード番
号を書き込む。ことにより、容易に再送制御することが
可能になる。
【0015】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、101は主装置、111
〜113はノード、140は構内伝送路、150は外
線、160は内線である。ここではノード数を3として
いるが、ノード数が必ずしも3に限定されないことはい
うまでもない。また構内伝送路140のトポロジをルー
プとして示しているが、ループに限らないこともいうま
でもない。
【0016】主装置101は、主装置構内伝送路インタ
フェース121、交換手段122、外線インタフェース
123、許可ノード番号記憶手段124、主装置制御手
段125から構成される。主装置構内伝送路インタフェ
ース121は構内伝送路140とのインタフェースを司
るもので、制御信号と情報信号の多重分離、アクセス競
合制御チャネルの読みだし、書き込みを行う。外線イン
タフェース123は外線150とのインタフェースを司
るもので、例えば、ISDNとのインタフェースにおい
て、制御信号と情報信号との多重分離を行うものであ
る。交換手段122は主装置制御手段125の制御に従
って、主装置構内伝送路インタフェース121と外線イ
ンタフェース123との間で情報交換を行うものであ
る。許可ノード番号記憶手段124は、ノードからの制
御チャネルの利用を許可しているノード番号を記憶する
ものである。主装置制御手段125は主装置全体の制御
を司るもので、各手段の制御、制御信号の生成・認識な
どを行う。
【0017】ノード111は、ノード構内伝送路インタ
フェース131、内線インタフェース132、自ノード
番号記憶手段133、ノード制御手段134、タイマ1
35から構成される。ノード構内伝送路インタフェース
131は、構内伝送路140とのインタフェースを司る
もので、制御信号と情報信号の多重分離、アクセス競合
制御チャネルの読みだし、書き込みを行う。内線インタ
フェース132は内線160とのインタフェースを司る
もので、制御信号と情報信号の多重分離を行うものであ
る。自ノード番号記憶手段133は、ノード毎に個別に
設定された自ノード番号を記憶するものである。タイマ
135はアクセス要求を行ったときに起動されるもの
で、特に特許請求の範囲の請求項3に関わるものであ
る。ノード制御手段134はノード全体の制御を司るも
ので、各手段の制御、制御信号の生成・認識などを行
う。
【0018】なお、ノード112,113についてもノ
ード111と同様の構成を有しており、同一機能の要件
には同一の符号を付けて説明を省略する。ただし、各ノ
ード111,112,113における自ノード番号は別
個のものである。
【0019】図2は、構内伝送路140の分割多重の例
として32個のタイムスロットに時分割多重した場合
の、ディジタルインタフェースのフレームフォーマット
の例を示すものである。32個のタイムスロットのう
ち、TS0(タイムスロット0)を同期確立用に割り当
て、以下、TS1〜TS26を情報チャネルとして利用
し、TS27〜29をアクセス競合用チャネルとして、
TS30を主装置から送出する制御信号チャネルCDと
して、TS31をノードから送出する制御信号チャネル
NDとして割り当てている。制御信号チャネルCDは主
装置101から送出する制御チャネルであって、この使
い方は主装置101が一意的に決める。また、制御信号
チャネルNDへのアクセスの制御をTS27〜29のア
クセス競合チャネルを用いて行う。ここでは、TS27
をアクセス競合制御チャネルNRQ、TS28をアクセ
ス許可チャネルCON、TS29を使用表示チャネルN
ODとしている。
【0020】次に、上述した構成による本実施例の動作
について、図3ないし図7を参照して説明する。図3
は、ノード番号nのノードから主装置に対してアクセス
要求して実際に制御信号を送出するシーケンスを示した
図である。図4は、ノードn(例えばノード111)が
制御信号チャネルを使用中にノードm(例えばノード1
12)がアクセス要求したときのシーケンスを示す図で
ある。図5は、ノードmとノードnが同時にアクセス要
求した場合の動作を示すシーケンスである。図6は、ノ
ード番号kのノードにおける動作を示すフローチャート
である。図7は、主装置の動作を示すフローチャートで
ある。図6、図7のフローチャートの各ステップに関す
る説明は、以下の図3から図5のシーケンス説明の流れ
の中で行う。
【0021】まず、ノード番号nのノードから主装置に
対してアクセス要求して実際に制御信号を送出する場合
について図3に示すシーケンスを参照して説明する。図
3において、ノードn(111,112,113のいず
れか、例えばノード111)のノード制御手段134が
制御信号チャネルNDへのアクセスを要求すると(図6
のステップ601)、自ノード番号記憶手段133から
自ノード番号nを読みだし、アクセス競合制御チャネル
NRQにノード構内伝送路インタフェース131によっ
て自ノード番号nを書き込んで構内伝送路140へ送出
する(ステップ602)。なお、本実施例では、自動ノ
ード番号に付けた符号nはノードに付けた符号nに対応
するものとする。
【0022】主装置構内伝送路インタフェース121は
構内伝送路140を巡回するアクセス競合制御チャネル
NRQを読みだし(図7のステップ701、図3のNR
Q#nを参照)、主装置制御手段125によって許可ノ
ード番号記憶手段124に既に自ノード番号(すなわ
ち、許可ノード番号)が記憶されていないことを確認し
た上で(ステップ702)、上記アクセス競合制御チャ
ネルNRQに書かれていた自ノード番号nを許可ノード
番号記憶手段124に書き込むとともに(ステップ70
3)、主装置構内伝送路インタフェース121によって
上記自ノード番号nをアクセス許可チャネルCONに書
き込んで送出する(ステップ704および図3のCON
#nを参照)。
【0023】次に、ノードnのノード構内伝送路インタ
フェース131はアクセス許可チャネルCONを読みだ
し(図6のステップ604)、該アクセス許可チャネル
CONに書き込まれていた内容が自ノード番号nである
ことを確認し(ステップ605)、送出すべき制御信号
が存在する間(ステップ608)、使用表示チャネルN
ODに自ノード番号nを書き込みながら、制御信号を制
御信号チャネルNDに書き込んで構内伝送路140に送
出する(ステップ609)。主装置構内伝送路インタフ
ェース121は使用表示チャネルNODを読みだし(図
7のステップ701)、許可ノード番号記憶手段124
が記憶している許可ノード番号と照合し、値がnである
ことを確認し(ステップ702でYesへ分岐、707
でNoへ分岐、705でYesへ分岐することに相
当)、NDから制御信号を取り込んで(ステップ70
6)主装置制御手段125で制御信号を認識し、その内
容に応じて制御を行う。
【0024】さらに、特許請求の範囲の請求項2に関わ
るものとして、ノードnのノード構内伝送路インタフェ
ース131は、送出する制御信号が終了した時点で(図
6のステップ608でNoへ分岐することに相当)、使
用表示チャネルNODに0を書き込んで構内伝送路に送
出する(ステップ610)。そして、主装置構内伝送路
インタフェース121が読みだした使用表示チャネルN
ODが0のとき(図7のステップ707でYesへ分岐
することに相当)、許可ノード番号記憶手段124をリ
セットし(ステップ708)、構内伝送路140を解放
する。
【0025】次に、ノードn(例えばノード111)が
制御信号チャネルを使用中にノードm(例えばノード1
12)がアクセス要求した場合について、図4に示すシ
ーケンスを参照して説明する。これは、本発明の特許請
求の範囲の請求項3に関わるものである。ノードnが制
御信号チャネルを使用中であっても、ノードmのノード
構内伝送路インタフェース131は、ノード制御手段1
34からのアクセス要求があれば(図6のステップ60
1)、自ノード番号記憶手段133が記憶している番号
mをアクセス競合制御チャネルNRQに書き込んで、構
内伝送路140に送出する(ステップ602)。ここ
で、主装置構内伝送路インタフェース121がアクセス
競合制御チャネルNRQを読み出すと(図7のステップ
701)、既に、許可ノード番号記憶手段124がノー
ドnの自ノード番号nを記憶しているため、すなわち、
既に制御チャネルが使用中であるため、図7のステップ
702における判断が「YES」、ステップ707にお
ける判断が「NO」、ステップ705における判断が
「NO」となり、ノードmに対して無応答となる。
【0026】これに対して、ノードmでは、該ノードm
のノード構内伝送路インタフェース131がアクセス競
合制御チャネルNRQに自ノード番号mを書き込んだと
きに、タイマ135を起動しており(図6のステップ6
03)、タイマ135が満了するまでに、ノード構内伝
送路インタフェース131が読みだしたアクセス許可チ
ャネルCONの内容が自ノード番号mでない場合には、
ステップ606における判断結果が「Yes」となり、
ノード制御手段134はタイマ135をリセットする
(ステップ607)。さらに、ノード構内伝送路インタ
フェース131はアクセス競合制御チャネルNRQに再
度mを書き込んで構内伝送路140に送出する(ステッ
プ602)。
【0027】図4ではリトライ前にノードnからの制御
信号が終了し、主装置の許可ノード番号記憶手段124
がリセットされているので(この時点で図7のステップ
702における判断は「No」となる)、今度はノード
mからのアクセス要求を許可し、自ノード番号mを許可
ノード番号記憶手段124に書き込み(ステップ70
3)、アクセス許可チャネルCONに自ノード番号mを
書き込んで構内伝送路140に伝送する(ステップ70
4)。
【0028】次に、ノードm(例えばノード112)と
ノードn(例えばノード111)が同時にアクセス要求
した場合の動作を図5に示すシーケンスを参照して説明
する。図において、ノードmとノードnがほぼ同時にア
クセス要求を出すと(本実施例では、ノードmの方が多
少先に出している)、ノードmのノード構内伝送路イン
タフェース131がアクセス競合制御チャネルNRQに
自ノード番号mを書き込むものの(図6のステップ60
2)、ノードnのノード構内伝送路インタフェース13
1がアクセス競合制御チャネルNRQに自ノード番号n
を上書きしてしまう(同じくステップ602)。結果と
して、主装置101の主装置構内伝送路インタフェース
121は、アクセス競合制御チャネルNRQから自ノー
ド番号nを読みだし(図7のステップ701)、ノード
nに対してアクセス許可を行う(ステップ704)。し
たがって、同時にアクセス要求があっても、単純に一方
を割り当てることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、制御チャネルにアクセスしたいノードは、
制御チャネルの使用状況に関わりなく、アクセス要求チ
ャネルに自ノード番号を書き込み、あとはアクセス許可
チャネルを読みだして、主装置からのアクセス許可が返
るのを待ち、アクセス許可を受けて使用表示チャネルに
自ノード番号を書き込むと同時に制御信号を送出する一
方、主装置はアクセス許可しているノードの自ノード番
号を管理しておき、アクセス要求チャネルに書かれた自
ノード番号を読みだして、そのときにアクセス許可して
いるノードがない場合は、そのノードに対してアクセス
を許可するとともに、アクセス許可チャネルに、許可し
たノードの自ノード番号を書き込み、あとは使用表示チ
ャネルに許可したノードの自ノード番号が書き込まれて
いる場合にのみ、許可したノードからの制御信号を読み
出すようにしたため、各ノードの競合制御回路の構成を
複雑化することなく、簡単な制御で競合制御できるとい
う利点が得られる。
【0030】また、請求項2記載の発明によれば、制御
チャネルの使用を許可されたノードは使用を終了するま
で、使用表示チャネルへの自ノード番号の書き込みを継
続し、使用終了時に該ノードから使用終了を明示すべ
く、使用表示チャネルに「0」を書き込み、主装置は使
用表示チャネルに「0」が現れたのを確認して、該ノー
ドに対する使用許可をリセットするようにしたため、単
純な構成により伝送路使用の効率化を向上させることが
できるという利点が得られる。
【0031】また、請求項3記載の発明によれば、ノー
ドがタイマを備え、アクセス要求したノードが自ノード
番号をアクセス要求チャネルに書き込んで、一定時間経
過してもアクセス許可チャネルに自ノード番号が書き込
まれない場合には、他のノードにアクセス許可されてい
ると認識し、再度アクセス要求チャネルに自ノード番号
を書き込むようにしたため、単純な構成および制御で容
易に再送制御することができるという利点が得られる。
【0032】このように、請求項1ないし3記載の発明
においては、トークンパッシング方法のような二重トー
クン、トークン消失といった問題が生じないので、ノー
ド、主装置、いずれの場合においても、異常時の処理も
容易な構成とすることができるという利点が得られる。
さらに、主装置は、使用表示チャネルを読むことによ
り、現在制御チャネルを使用しているノードを常時認識
することができるので、簡便な構成でありながら、伝送
路の状態を常時確認することが可能になり、伝送効率に
優れた構内システムを実現することができるという利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実現するためのブロック構成
図である。
【図2】同実施例のディジタルインタフェースのフレー
ムシーケンスを示す図である。
【図3】同実施例の一動作を示すシーケンス図である。
【図4】同実施例の一動作を示すシーケンス図である。
【図5】同実施例の一動作を示すシーケンス図である。
【図6】同実施例の一動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】同実施例の一動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 主装置 111〜113 ノード 121 主装置構内伝送路インタフェース 122 交換手段 123 外線インタフェース 124 許可ノード番号記憶手段 125 主装置制御手段 131 ノード構内伝送路インタフェース 132 内線インタフェース 133 自ノード番号記憶手段 134 ノード制御手段 135 タイマ 140 構内伝送路 150 外線 160 内線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と複数のノードとの間を伝送路で
    接続し、前記複数のノードと前記主装置との間で制御信
    号を送受して、分割多重された伝送路を動的に割り付け
    ることにより前記複数のノードの各々と前記主装置との
    間で通信を行う構内システムにおける競合制御方法にお
    いて、 前記複数のノードの各々は個別の自ノード番号を有し、 前記分割多重された伝送路は、 情報信号を伝送する1つ以上の情報チャネルと、 前記情報チャネルの各々を動的に前記複数のノードのい
    ずれかに割り付ける制御に関わる制御信号を伝送する制
    御チャネルと、 前記複数のノードのうち、前記制御チャネルにアクセス
    要求するノードが前記自ノード番号を書き込むアクセス
    要求チャネルと、 前記主装置が前記制御チャネルへのアクセスを許可する
    前記複数のノードの前記自ノード番号を書き込むアクセ
    ス許可チャネルと、 前記複数のノードのうち、前記制御チャネルを使用して
    いるノードが前記自ノード番号を書き込む使用表示チャ
    ネルとを備え、 前記複数のノードのうち、前記制御チャネルへアクセス
    要求するノードは、前記自ノード番号を前記アクセス要
    求チャネルに書き込み、 前記主装置は、前記アクセス要求チャネルに書かれた前
    記自ノード番号を読み出し、前記複数のノードのうち、
    いずれのノードに対してもアクセスを許可していないと
    き、前記アクセス要求チャネルから読み出した自ノード
    番号を前記アクセス許可チャネルに書き込み、 前記アクセス要求したノードは、自身の自ノード番号と
    前記アクセス許可チャネルから読み出した自ノード番号
    とが一致するならば、前記使用表示チャネルに前記自身
    の自ノード番号を書き込み、前記制御チャネルへ制御信
    号を書き込むことを特徴とする構内システムにおける競
    合制御方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のノードの各々が有する自ノー
    ド番号は「0」以外の数値であって、 前記複数のノードのうち、前記主装置からの制御チャネ
    ルの使用を許可されたノードは、前記制御信号の伝送が
    完了するまで、前記使用表示チャネルに前記自ノード番
    号の書き込みを継続し、前記制御信号の伝送が完了した
    ときに、前記使用表示チャネルに「0」を書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の構内システムにおける競合
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のノードの各々はタイマを備
    え、 前記アクセス要求チャネルに自ノード番号を書き込んだ
    ときに、前記タイマを起動し、前記アクセス許可チャネ
    ルから読みだした自ノード番号がタイマ満了時まで自身
    の自ノード番号と一致しないときは、再度、前記アクセ
    ス要求チャネルに前記自身の自ノード番号を書き込むこ
    とを特徴とする請求項1記載の構内システムにおける競
    合制御方法。
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