JPH0652948B2 - 搬送色信号の復調装置 - Google Patents

搬送色信号の復調装置

Info

Publication number
JPH0652948B2
JPH0652948B2 JP14186685A JP14186685A JPH0652948B2 JP H0652948 B2 JPH0652948 B2 JP H0652948B2 JP 14186685 A JP14186685 A JP 14186685A JP 14186685 A JP14186685 A JP 14186685A JP H0652948 B2 JPH0652948 B2 JP H0652948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
secam
demodulation
pal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14186685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS622790A (ja
Inventor
恭治 馬場
克彦 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14186685A priority Critical patent/JPH0652948B2/ja
Publication of JPS622790A publication Critical patent/JPS622790A/ja
Publication of JPH0652948B2 publication Critical patent/JPH0652948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明はPALカラー映像信号及びSECAM カラー映像
信号共用のカラーテレビ受像機の搬送色信号の復調装置
に関し、特にPAL用復調回路と、SECAM 用復調回路に
1水平周期の遅延回路を共用するものに関する。
B 発明の概要 この発明は、PAL,SECAM 共用のカラーテレビ受像機
の搬送色信号の復調装置において、SECAM信号であるか
否かの判別出力により両方式を切り換える場合に、SECA
M 側に切り換えられているときは直接信号と1水平周期
だけ遅延された信号とから上述の判別を行ない、PAL
側に切り換えられているときは直接信号のみから上記判
別を行なうようにして、弱電界信号入力時におけるSECA
M方式の信号に対する色付き感度を改善するようにした
ものである。
C 従来の技術 PALカラー映像信号中の搬送色信号の復調回路は第3
図のように構成される。
すなわち第3図においてバンドパスアンプ(1)を通じて
取り出されたPAL信号の搬送色信号は1水平周期の遅
延回路(2)を通じて減算回路(3)及び加算回路(4)に供給
されると共にバンドパスアンプ(1)からの信号が遅延回
路(2)を介さずに夫々減算回路(3)及び加算回路(4)に供
給され、減算回路(3)よりは搬送色信号の赤の色差信号
R−Yの成分が得られ、また加算回路(4)からは搬送色
信号の青の色差信号B−Yの成分が得られる。そして、
これらの色差信号R−Yの成分及びB−Yの成分は復調
回路(5)及び(6)に供給されて夫々色差信号R−Y及びB
−Yが復調されてマトリックス回路(7)に供給される。
そしてこのマトリックス回路(7)において端子(8)よりの
輝度信号Yとマトリックスされ、出力端子(9R),(9
G),(9B)に赤、緑及び青の原色信号R,G,Bが取
り出される。
一方、SECAM カラー映像信号の搬送色信号の復調回路は
第4図のように構成され、ベルフィルタ(10)を通じた搬
送色信号はリミッタ回路(11)を介してそのままスイッ
チ回路(13)に供給されると共にリミッタ回路(11)を
通じた信号が1水平周期の遅延回路(12)を介してこの
スイッチ回路(13)の他方の入力端に供給される。そし
て、このスイッチ回路(13)は端子(14)を通じた1水
平区間毎に状態を反転する切換信号によって端子AとB
とに交互に切り換えられ、このスイッチ回路(13)の一
方の出力端には赤の色差信号R−Yの搬送色信号の成分
が得られ、また他方の出力端には青の色差信号B−Yの
搬送色信号の成分が得られ、夫々復調回路(15)および
(16)に供給されてFM復調され、夫々色差信号R−Y
とB−Yが取り出される。そしてこれらの色差信号がマ
トリックス回路(17)に供給されて端子(18)よりの輝
度信号Yと合成され、出力端子(19R ),(19G ),
(19B )に赤、緑及び青の原色信号R,G,Bが導出さ
れる。
このようにPALカラー映像信号の搬送色信号の復調回
路とSECAM カラー映像信号の搬送色信号の復調回路は共
に1水平周期の遅延回路を用いる。このためPAL及び
SECAM 両カラー映像信号を共に受信できるようにするカ
ラーテレビジョン受像機の搬送色信号の復調回路におい
ては、この1水平周期の遅延回路が高価であるため1個
の遅延回路を共用するようにしている。
この場合、入力搬送色信号がPAL信号かSECAM信号か
でその1水平周期の遅延回路をPAL及びSECAM のいず
れの復調回路に接続するかの判別を行なう必要がある
が、従来はこれを自動的になすため入力搬送色信号を時
分割でPAL用復調回路とSECAM 用復調回路とに切り換
えて供給すると共に1水平周期の遅延回路も時分割で切
り換えるようにしていた。
このためPAL信号、SECAM 信号のどちらの搬送色信号
であるかを決定するまでに非常に時間がかかり、したが
って画面に色が付くまでに長い時間がかかる欠点があっ
た。また時分割用のタイミングを作る構成が非常に複雑
となっていた。さらに弱電界の場合等においてPAL信
号ともSECAM 信号とも判断できる場合にどちらかを優先
させて復調させる必要があるが、その優先を変える手続
きが従来の場合に非常に面倒になる欠点があった。
以上の欠点を改良したPAL,SECAM 共用色復調装置を
発明者等は先に提案した(特願昭59-253810号参照)。
第5図はこのPAL,SECAM 共用色復調回路の一例を示
し、入力端子(21)を通じた信号はPAL信号用アンプ
(22)に供給されると共にSECAM 信号用アンプ(24)に
供給される。PAL信号用アンプ(22)の出力信号はス
イッチ回路(25)及び(26)のS側入力端を通じてPA
L用復調回路(27)に供給される。
また、SECAM 信号用アンプ(24)の出力信号はそのまま
SECAM 用復調回路(28)に供給される。さらにPAL信
号用アンプ(22)の出力信号とSECAM信号用アンプ(2
4)の出力信号がスイッチ回路(31)のP側入力端及び
S側入力端に夫々供給され、このスイッチ回路(31)の
出力が1水平周期の遅延回路(32)を介して加算回路
(33)及び減算回路(34)に供給されると共にスイッチ
回路(31)の出力信号がそのまま加算回路(33)及び減
算回路(34)に供給される。そして、加算回路(33)の
出力がスイッチ回路(25)のP側入力端を通じてPAL
用復調回路(27)に供給され、また減算回路(34)より
の出力信号がスイッチ回路(26)のP側入力端を通じて
PAL用復調回路(27)に供給される。さらに1水平周
期の遅延回路(32)の出力がSECAM 用復調回路(28)に
供給される。
そして、PAL用復調回路(27)からの赤の色差信号
(R−Y)PとSECAM 用復調回路(28)の赤の色差信号
(R−Y)Sが夫々スイッチ回路(29R )のP側入力端
及びS側入力端に供給され、これが後述するスイッチン
グ信号により選択的に出力端子(30R )に導出される。
また、PAL用復調回路(27)からの青の色差信号(B
−Y)PとSECAM 用復調回路(28)からの青の色差信号
(B−Y)Sはスイッチ回路(29B )のP側入力端及び
S側入力端に夫々供給され、これがスイッチ回路(29R
)と同じスイッチング信号により切り換えられて出力
端子(30B )に選択的に導出される。
PAL用復調回路(27)からの信号の一部はPALキラ
ー回路(35)に供給され、PAL用復調回路(27)でP
AL信号が正しく復調できないときは、PALキラー回
路(35)でそれが検出される。
一方、SECAM 用復調回路(28)からの信号の一部はSECA
M キラー回路(36)に供給され、SECAM 用復調回路(2
8)においてSECAM 信号が正しく復調できないときこのS
ECAM キラー回路(36)においてそれが検出される。
そして、PALキラー回路(35)の出力とSECAMキラー
回路(36)の出力はそれぞれスイッチ(37)のP側接点
及びS側接点に供給され、このスイッチ(38)より得ら
れる信号によってスイッチ回路(25)(26)(29R )
(29B )及び(31)が切り換えられる。すなわちこスイ
ッチ(37)はPAL優先かSECAM 優先かを決めるための
スイッチである。
したがって、今、スイッチ(37)がP側に接続されてい
てPAL優先となる場合について説明すると、入力端子
(21)を通じた搬送色信号がPAL信号である場合に
は、スイッチ回路(25)及び(26)がS側入力端、P側
入力端のいずれにあってもPAL用復調回路(27)で復
調動作がなされ、PALキラー回路(35)では入力搬送
色信号がPAL信号であると判断し、このキラー回路
(35)の出力がスイッチ(37)を通じてスイッチ回路
(25),(26),(29R ),(29B )及び(31)に供給
されることにより、これらスイッチ回路(25),(2
6),(29R ),(29B )及び(31)がP側入力端に接
続される。つまり、PAL信号を正しく復調するように
1水平周期の遅延回路(32)を含む回路はPAL用復調
回路(27)に接続され、PAL搬送色信号の正しい復調
動作がなされ、出力端子(30R ),(30B )にはPAL
信号の色差信号出力(R−Y)P及び(B−Y)Pが得
られる。
一方、入力端子(21)を通じた搬送色信号がSECAM 信号
である場合にはスイッチ回路(25)及び(26)がいずれ
に切り換えられていてもPAL用復調回路(27)では復
調されず、PALキラー回路(35)ではPAL信号でな
いと判断しキラーが働き、スイッチ回路(25),(2
6),(29R ),(29B )及び(31)がS側入力端に供
給される。したがって遅延回路(32)はSECAM 用復調回
路(28)に対して接続され、SECAM 搬送色信号が正しく
復調され、出力端子(30R ),(30B )には、その色差
信号出力(R−Y)S及び(B−Y)Sが得られる。
また、搬送色信号が弱電界のものであってPAL信号と
もSECAM 信号とも判断されるような場合にはスイッチ
(37)が接点P側に接続されているためPALキラー回
路(35)の動作によりPAL信号と判断され、スイッチ
回路(25)(26),(29R )(29B )及び(31)がP側
入力端に接続されることになり、PAL用復調回路(2
7)に対して遅延回路(32)を含む回路が接続されてP
AL信号復調が正しくされることになる。すなわちPA
L優先となる。
次にスイッチ(37)が接点S側に接続されてSECAM優先
となる場合は、入力端子(21)を通じた搬送色信号がP
AL信号である場合にはSECAM 用復調回路(28)ではそ
の復調ができず、このためSECAMキラー回路(36)でそ
れが検出されキラー動作がなされ、スイッチ(37)を通
じてキラー回路(36)の出力がスイッチ回路(25),
(26),(29R ),(29B )及び(31)に供給されこれ
らのスイッチ回路がP側入力端に接続される。したがっ
て、遅延回路(32)を含む回路がPAL用復調回路(2
7)に対して接続される状態になりPAL信号が正しく
復調されることになる。
一方、入力端子(21)を通じた信号がSECAM の搬送色信
号であるときは、SECAM 用復調回路(28)ではスイッチ
回路(31)の切り換え動作に拘わらず復調ができるので
SECAM キラー回路(36)はキラー動作をせず、その出力
によってスイッチ回路(25),(26),(29R ),(29
B )及び(31)はS側入力端に接続される。すなわち、
遅延回路(32)がSECAM 用復調回路(28)に対して接続
され、SECAM 信号の復調が正しくされることになる。
さらに搬送色信号が前述したのと同様にPAL信号とも
SECAM 信号とも判断される場合には、スイッチ(37)が
S側に接続されているためSECAM キラー回路(36)の出
力によってSECAM 信号であると判断されることによりス
イッチ回路(25),(26),(29R ),(29B )及び
(31)はS側入力端子に接続され、SECAM 用復調回路
(28)が動作する。すなわちSECAM 優先となる。
以上のような装置によれば、入力搬送色信号がPALか
SECAM かの判断が迅速にできるとともにPAL優先とSE
CAM 優先の切り換えも容易にできる。
すなわち、従来のような1水平周期の遅延回路をPAL
用復調回路とSECAM 用復調回路に対して時分割に接続し
てどちらの方式のカラー映像信号の搬送色信号であるか
を判別するのではなく必ずどちらかを優先として判別す
るようにするため判別動作が迅速になり画面に色が速く
付くという利点がある。
ところで、以上のSECAM 優先の場合において、入力信号
がSECAM 信号であるか否かの判別はSECAM信号用アンプ
(24)の出力そのものとこれが遅延回路(32)を通じた
信号が共に用いられるとともに、赤及び青の色差信号の
同時化のため第4図のスイッチ回路(13)の切り換えを
正しくするための技術(特開昭54-124636 号参照)が用
いられて行なわれる。
すなわち、この技術は、SECAM 搬送色信号には、青の色
差信号の変調色信号Dが挿入された水平区間ではf
= 4.25MHzの、赤の色差信号の変調色信号Dが挿入さ
れた水平区間ではf=4.40625MHzのそれぞれ無変調キ
ャリアC及びCが挿入されているので、この無変調
キャリアを利用したものである。
第6図のタイムチャートを参照してその概要を述べる。
すなわち、第6図Aは第4図に示したSECAM 色復調回路
のスイッチ回路(13)への入力信号DIを示すものであ
り、同図Bはこの信号DIが遅延回路(12)により遅延
された信号DLである。
また、同図Cは端子(14)より供給されるスイッチ回路
(13)の切り換え信号SWであり、この場合、その切り
換え時点は入力信号DI中の、赤の色差信号の変調色信
号Dの終わりの時点と、この変調色信号Dの先頭の
位置の無変調キャリアの区間を2分する時点とされる。
したがって、スイッチ回路(13)の一方の出力には、第
6図Dに示すように、青の色差信号の変調色信号D
続く信号であるが、入力信号DIの無変調キャリアC
の期間の前半には無変調キャリアCが、本来の無変調
キャリアCに代わって挿入された信号BIが得られ
る。また他方の出力には、同図Eに示すように、赤の色
差信号の変調色信号Dが続く信号であるが、入力信号
DIの無変調キャリアCの期間の前半には無変調キャ
リアCが本来の無変調キャリアCに代わって挿入さ
れた信号RIが得られる。この関係はスイッチ回路(1
3)の切り換え状態が正しいか否かにかかわらず同じで
ある。
そして、これらの信号RI及びBIが復調回路(15)及
び(16)に供給されて復調されるが、復調回路(15)の
復調特性が第7図の線(100R)で示すものとされ、復調
回路(16)の復調特性が同図の線(100B)で示すものと
されているので、このとき復調回路(15)の復調出力R
Oは第6図Gに示すようになり、復調回路(16)の復調
出力BOは同図Fに示すようになり、両出力RO及びB
Oの加算出力MOは同図Hに示すようになる。
したがって、各無変調キャリアの区間の前半の部分を第
6図Iに示すサンプリングパルスSPによってサンプリ
ングホールドすれば同図Jに示すようなサンプリングホ
ールド出力SHが得られる。
そして、このホールド出力SHと、スイッチ回路(13)
の入力信号DIに対する切り換え状態を示す信号FO
(第6図K)(切り換え状態がその逆の場合にはその反
転信号▲▼となる)からスイッチ回路(13)の切り
換え信号SWによる切り換え状態の正、逆が判別され、
逆であれば切り換え信号SWの「1」,「0」の状態が
反転されて正しい切り換え状態となるようにされる。
そして、SECAM キラー回路(36)におけるSECAM信号で
あるか否かの判別は上記のサンプリングホールド出力S
Hを監視することによりなすことができる。
この場合に、信号DIとその遅延信号DLを用いるとき
は、復調出力ROとBOの加算出力MOを用いることが
でき、サンプリングパルスSPでサンプリングホールド
する無変調キャリアの復調出力は第6図F,G,Hから
明らかなように2倍のレベルとなり、判別の感度が良く
なるものである。
D 発明が解決しようとする問題点 第5図の復調装置において、弱電界のSECAM 信号が入力
された場合に、SECAM キラー回路(36)が働き、スイッ
チ回路(31),(29R ),(29B )がPAL側に切り換
わることがある。
このような場合にはPAL信号用アンプ(22)を通った
信号が遅延回路(32)に供給され、その出力遅延信号が
SECAM 用復調回路(28)に供給されることになる。入力
信号はSECAM 信号であるから信号レベルが上がればスイ
ッチ回路(31),(29R ),(29B )はSECAM 側に即座
に復帰することが望ましい。
ところが、PAL信号用アンプ(22)はリニアアンプで
あって、SECAM 信号用アンプ(24)のようにリミッタ回
路が入っていない。このため、このPAL信号用アンプ
(22)で増幅された大振幅のノイズ成分が遅延回路(3
2)にそのまま加わることになり、復調回路(28)にも
この大振幅ノイズが加わる。
すると、SECAM キラー回路(36)ではリミッタ回路を有
するSECAM 信号用アンプ(24)を通った直接信号とこの
ノイズ成分を有する遅延信号とからSECAM 信号の判別を
行なうことになるが、遅延信号のノイズ成分のため直接
信号も妨害されることになり、SECAM 信号の判別が困難
になり、なかなか色が付かないという欠点が生ずる。
E 問題点を解決するための手段 この発明においては、PAL用復調回路(27)と、SECA
M 用復調回路(28)と、両復調回路に共用される1水平
周期の遅延回路(32)と、PAL信号用アンプ(22)
と、SECAM 信号用アンプ(24)と、両アンプ(22),
(24)の出力を選択的に遅延回路(32)に供給する第1
のスイッチ回路(31)と、PAL用復調回路(27)の出
力とSECAM 用復調回路(28)の出力を選択的に取り出す
第2のスイッチ回路(29R ),(29B )と、SECAM キラ
ー回路(36)とを有し、SECAM 用アンプ(24)の出力は
常にSECAM 信号用復調回路(28)に供給され、SECAM キ
ラー回路(36)の出力により第1及び第2のスイッチ回
路(31),(29R ),(29B )が切り換えられるものに
おいて、遅延回路(32)とSECAM 用復調回路(28)との
間にスイッチ回路(31)と連動して切り換えられるスイ
ッチ回路(38)を設ける。
F 作用 第1のスイッチ回路(31)がSECAM 側に切り換えられて
いるときは第3のスイッチ回路(38)がオンされて遅延
回路(32)の出力もSECAM 用復調回路(28)に供給され
てSECAM 信号であることの判別に供されるとともに、第
1のスイッチ回路(31)がPAL側に切り換えられたと
きは第3のスイッチ回路(38)がオフとされて遅延回路
(32)の出力のSECAM 用復調回路(28)への供給が遮断
される。
G 実施例 第1図はこの発明装置の一実施例で、この例は第5図例
にこの発明を適用した場合の例である。
すなわち、この例においては、遅延回路(32)の出力端
とSECAM 用復調回路(28)との間にスイッチ回路(38)
が設けられる。
このスイッチ回路(38)はスイッチ回路(31)と連動し
て切り換えられるもので、この例ではスイッチ(37)の
出力によりこのスイッチ回路(38)も切り換えられるよ
うにされる。そして、この場合、スイッチ回路(31)が
入力端S側に切り換えられるときはこのスイッチ回路
(38)はオンとされ、スイッチ回路(31)が入力端P側
に切り換えられるときはこのスイッチ回路(38)はオフ
とされる。
以上のような構成においては、スイッチ(37)が接点S
側に切り換えられるSECAM 優先の場合、SECAM 信号が安
定に受信されている電界においては、スイッチ回路(3
8)はオンであるので第5図例と全く同様の動作とな
る。
そして、弱電界の場合であって、SECAM 信号にノイズが
多い信号になり、SECAM キラー回路(36)が働いて、ス
イッチ回路(31)及び(29R ),(29B )が入力端P側
に切り換わると、スイッチ回路(38)はオフとなり、遅
延信号のSECAM 用復調回路(28)への供給が遮断され
る。
このとき、SECAM 用復調回路(28)には、SECAM信号用
アンプ(24)よりの直接信号DI(第2図A)しか供給
されない。したがって、切り換え信号SW(同図B)に
よって切り換えられてスイッチ回路(13)の一方の出力
端より得られる信号BIは同図Cのようになり、他方の
出力端より得られる信号RIは同図Dのようになる。す
なわち、信号BI及びRIは、それぞれ変調色信号D
及びDが1水平期間おきにしか得られない。しかし、
信号BIの無変調キャリアの期間の前半のみについて見
れば前述と同様に無変調キャリアCとCとが1水平
期間毎に交互に得られている。
そこで、この信号BIの復調信号BO(第2図E)につ
いてサンプリングパルスSP(同図F)によってサンプ
リングホールドすれば、そのホールド出力SH′として
同図Gに示すように、前述と同様のホールド出力が得ら
れ、SECAM 信号の判別が可能になる。
しかも、このサンプリングホールド出力SH′はSECAM
信号用アンプ(24)からの直接信号のみに基づいて得ら
れたものであり、リミッタがかけられたものである。す
なわち、PAL信号用アンプ(22)を通じて遅延回路
(32)を通じた大振幅ノイズが含まれる可能性のある信
号はスイッチ回路(38)遮断されるので、その大振幅ノ
イズの影響を受けずにSECAM 信号の判別が可能になる。
スイッチ(37)が接点Pに接続されているPAL優先の
ときは、弱電界のSECAM 信号受信時はスイッチ回路(3
1)は入力端S側、スイッチ回路(38)はオンであるの
で、アンプ(24)のリミッタの存在により大振幅ノイズ
が遅延回路(32)の出力に現われて直接信号DIに影響
を与えるということはない。
H 発明の効果 この発明によれば、SECAM 優先で入力信号を復調してい
るとき、弱電界のSECAM 信号が到来してスイッチ回路
(31)がPAL側に切り換わっても、スイッチ回路(3
8)がオフになり、PAL信号用アンプ(22)の出力が
遅延回路(32)を通じてSECAM用復調回路(28)に供給
されるのが遮断されるので、大振幅ノイズの影響を受け
ることなく、受信信号レベルが上がれば即座に色が付く
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一例のブロック図、第2図はそ
の動作の説明のための図、第3図はPAL色復調回路の
一例のブロック図、第4図はSECAM 色復調回路の一例の
ブロック図、第5図は先に提案した搬送色信号の復調装
置の一例のブロック図、第6図及び第7図はその一部動
作の説明のための図である。 (21)は入力端子、(22)はPAL信号用アンプ、(2
4)はSECAM 信号用アンプ、(25)(26)(31)及び(3
8)はスイッチ回路、(27)はPAL用復調回路、(2
8)はSECAM 用復調回路、(32)は遅延回路、(36)はS
ECAM キラー回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PAL信号又は SECAM信号が供給される入
    力部と、該入力部に供給されるPAL信号を増幅するP
    AL信号用アンプと、上記入力部に供給される SECAM信
    号を増幅する SECAM信号用アンプと、上記PAL信号用
    アンプの増幅出力と上記 SECAM信号用アンプの増幅出力
    とを選択的に出力する第1のスイッチ回路と、該第1の
    スイッチ回路の出力を1水平期間させる遅延回路と、上
    記PAL信号用アンプの増幅出力と上記遅延回路の遅延
    出力との和信号及び差信号を使用してPAL信号の色復
    調を行うPAL信号用復調回路と、上記 SECAM信号用ア
    ンプの増幅出力と上記遅延回路の遅延出力を使用して、
    SECAM信号の色復調を行う SECAM信号用復調回路と、上
    記PAL信号用復調回路での復調信号と上記 SECAM信号
    用復調回路での復調信号とを選択的に取り出す第2のス
    イッチ回路と、上記遅延回路の出力部と上記 SECAM信号
    用復調回路との間に接続され遅延出力の SECAM信号用復
    調回路への供給を停止できる第3のスイッチ回路と、上
    記 SECAM信号用復調回路での復調に使用する信号の一部
    が供給され復調できる状態にあるか否かを検出し検出結
    果に基づいて上記第1,第2及び第3のスイッチ回路を
    制御する SECAMキラー回路とを有し、 上記 SECAMキラー回路で復調できる状態にあると検出し
    たとき、上記第1のスイッチ回路で上記 SECAM信号用ア
    ンプの増幅出力を上記遅延回路に供給するように接続さ
    せ、上記第2のスイッチ回路で SECAM信号用復調回路の
    復調信号を取り出すように接続させ、さらに上記第3の
    スイッチ回路で上記遅延回路の出力を上記 SECAM信号用
    復調回路に供給するように接続させ、 上記 SECAMキラー回路で復調できない状態にあると検出
    したとき、上記第1のスイッチ回路で上記PAL信号用
    アンプの増幅出力を上記遅延回路に供給するように選択
    させ、上記第2のスイッチ回路でPAL信号用復調回路
    の復調信号を取り出すように選択させ、さらに上記第3
    のスイッチ回路で上記遅延回路の出力を上記 SECAM信号
    用復調回路に供給するのを停止させるようにしたことを
    特徴とする搬送色信号の復調装置。
JP14186685A 1985-06-28 1985-06-28 搬送色信号の復調装置 Expired - Fee Related JPH0652948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14186685A JPH0652948B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 搬送色信号の復調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14186685A JPH0652948B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 搬送色信号の復調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS622790A JPS622790A (ja) 1987-01-08
JPH0652948B2 true JPH0652948B2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=15301985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14186685A Expired - Fee Related JPH0652948B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 搬送色信号の復調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0652948B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535001B2 (ja) * 1987-01-13 1996-09-18 ダイセル化学工業株式会社 N−アルキル化アミノ酸エステルの製法
JPH082748A (ja) * 1994-06-21 1996-01-09 Kawashima Seisakusho:Kk 海苔束の搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS622790A (ja) 1987-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660073A (en) Video apparatus for selectively processing either composite or component color video signals
JPH0785589B2 (ja) Y/c分離器
EP0675658B1 (en) Adaptive type color demodulation apparatus for pal system
JPH0652948B2 (ja) 搬送色信号の復調装置
US4148058A (en) PAL switching control circuit
JPS5829677B2 (ja) イロフクチヨウカイロ
JP2956233B2 (ja) 自動カラー・テレビジョン標準識別方法
GB2067872A (en) Improvements to Colour Television Decoding Apparatus
US4133002A (en) Pal identification circuit
JP2551798B2 (ja) カラー映像信号処理装置
KR0185389B1 (ko) 영상 신호의 기록모드 판별 장치
GB2117207A (en) Multiple system colour television receiver
JP2786686B2 (ja) セカムカラー信号処理回路
KR0151497B1 (ko) 팔플러스영상신호 재생장치
JPH0740744B2 (ja) 搬送色信号の処理装置
JPS5812798B2 (ja) カラ−テレビジユゾウキノ ジドウキリカエソウチ
JPS5827594Y2 (ja) 磁気録画再生装置
JPH0147076B2 (ja)
JPH084347B2 (ja) 複合映像信号の分離装置
JPH08307796A (ja) テレビジョン識別制御信号における確認信号識別回路
JP2591118Y2 (ja) 信号自動判別回路を備えたvtr
JPS6115638B2 (ja)
JPH0320198B2 (ja)
JPS6150485A (ja) カラ−映像信号の検出方式
JPS6229393A (ja) 信号変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees