JPH0652598A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0652598A
JPH0652598A JP4205478A JP20547892A JPH0652598A JP H0652598 A JPH0652598 A JP H0652598A JP 4205478 A JP4205478 A JP 4205478A JP 20547892 A JP20547892 A JP 20547892A JP H0652598 A JPH0652598 A JP H0652598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head switching
delay amount
pulse
signal
switching signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205478A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Hirose
義樹 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4205478A priority Critical patent/JPH0652598A/ja
Publication of JPH0652598A publication Critical patent/JPH0652598A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な構成で安定したヘッド切換信号を作成
する。 【構成】 回転ヘッドが1回転する間に1個必ず発生す
るPGパルスから所定番目のFGパルスおよびそれと1
80°対向したFGパルスと基準テープ再生の際に得ら
れる映像信号中の垂直同期信号との時間差を時間計測部
14で計測する。その時間差データに基づいて、遅延量
演算部16で、2つのFGパルスからヘッド切換タイミ
ングまでの遅延量をそれぞれ演算する。この遅延量を調
整値として調整値格納メモリ18に格納し、ヘッド切換
信号作成部22はこの格納データに基づいてヘッド切換
信号を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置に
関し、特に回転ドラム上に180°対向して設けられた
1対の磁気ヘッドの各々の能動状態および待機状態を制
御するためのヘッド切換信号を用いる、磁気記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気記録再生装置として
は、1982年4月22日付で出願公告された特公昭5
7−19485号がある。この従来技術では、PGパル
スから2種類のディジタル遅延手段を用いてヘッド切換
信号が作成される。しかし、この方法では遅延手段が2
種類必要であるとともに、PGの取り付け誤差を吸収す
るための調整作業が必要となる。したがって、A/D変
換ポートを用いるなどして可変抵抗器などで調整をする
必要があった。
【0003】また、遅延手段を1種類とするために、現
在、一般に、次のような方法が採られている。まず、P
GパルスあるいはPGパルスから所定番目のFGパルス
から単安定マルチバイブレータによって遅延するか、ま
たはマイクロコンピュータを用いている場合は、その所
定のポートに電圧を与えてA/D変換によるディジタル
遅延手段によって、遅延量を決定するかのどちらかの方
法によって一方のヘッド切換パルスを作成する。さら
に、逆位相のPGパルスあるいはそのときのFGパルス
に180°対向するFGパルスから、前述と同様にし
て、単安定マルチバイブレータまたはA/D変換による
ディジタル遅延手段を用いて、他方のヘッド切換パルス
を作成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】後者の従来技術の方法
では、遅延手段は1種類でよいが、PGやFGは取り付
け誤差があるので、規格を満足するようなヘッド切換信
号を作成するためには、可変抵抗器などを用いてセット
組立工程において調整作業を行う必要がある。したがっ
て、この場合には材料費が上がる、作業工数がかかる、
またはマイクロコンピュータに専用ポートが必要である
などの欠点がある。
【0005】また、単安定マルチバイブレータを用いる
場合には、時定数を決める抵抗器やコンデンサの値が周
囲の温度によって変わる、または経時変化があるなどの
不安定要因が多い。一方、A/D変換を用いる場合に
は、抵抗器の抵抗値の温度による変化および経時変化の
みが不安定要因となり、単安定マルチバイブレータを用
いる場合に比べれば幾分安定度は増すが、材料費がかか
ったり、作業工数がかかるなどの問題は解決されない。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、安
価にして安定したヘッド切換信号を作成することができ
る、磁気記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転ドラム
上に180°対向して設けられた1対の磁気ヘッドの各
々の能動状態および待機状態を制御するためにヘッド切
換信号を用いる磁気記録再生装置において、回転ドラム
の回転に相関する回転相関信号と基準となる磁気テープ
を再生したときに得られる映像信号中の垂直同期信号と
の時間差を計測する計測手段、計測手段によって得られ
た時間データに基づいて回転相関信号からヘッド切換タ
イミングまでの遅延量を演算するための演算手段、演算
手段からの演算データを格納するデータ格納手段、およ
びデータ格納手段に格納された演算データに基づいてヘ
ッド切換信号を作成する信号発生回路を備えることを特
徴とする、磁気記録再生装置である。
【0008】
【作用】回転相関信号として、回転ヘッドが1回転する
間にパルス発生器から発生される2個の180°対向し
たPGパルス、あるいは回転ヘッドが1回転する間に必
ず1個発生されるPGパルスから所定番目の周波数発電
機によって発生されるFGパルスを用いる。このPGパ
ルスまたはFGパルスと調整のための基準となる磁気テ
ープを再生したときに得られる映像信号中の垂直同期信
号との時間差を計測手段によって計測する。そして、計
測手段によって得られた時間データに基づいて上述の2
つのPGパルスあるいは上述の2つのFGパルスからヘ
ッド切換タイミングまでの遅延量を演算手段によって演
算する。そして、演算手段によって求められた遅延量を
示す演算データをデータ格納手段に格納して、このデー
タ格納手段に格納された演算データに基づいて、信号発
生手段がヘッド切換信号を作成する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、遅延量を決定する手
段は1種類でよく、また調整作業が簡単になるので、材
料費や作業工数を削減することができる。しかも、格納
した演算データを用いるため、温度変化や経時変化の問
題も生じない。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例の磁気記録再生
装置10では、回転相関信号として回転ヘッドが1回転
する間に1個必ず発生するPGパルスから所定番目のF
GパルスおよびそのFGパルスと180°対向したFG
パルスを用いる。そのために、図示しないFGからのF
Gパルスと図示しないPGからのPGパルスとがFGカ
ウンタ12に与えられる。FGカウンタ12では、PG
パルスを基準としてFGパルスの個数をカウントし、上
述の関係にある2つのFGパルスを時間計測部14に与
える。一方、時間計測部14には基準となる磁気テープ
を再生したときに得られる映像信号中の垂直同期信号が
入力され、時間計測部14では上述の各FGパルスとこ
の垂直同期信号との時間差がそれぞれ計測される。時間
計測部14で得られた時間差データは遅延量演算部16
に入力される。遅延量演算部16では、FGパルスが立
ち上がった時間からヘッド切換タイミングまでの遅延量
が、180°対向した2つのFGパルスのそれぞれにつ
いて演算される。ここで、FGパルスが立ち上がった時
間をTFG、垂直同期信号が入った時間をTV 、ヘッド切
換タイミングから垂直同期信号までの時間をT0 、求め
る遅延量をXFGとすると、遅延量演算部16では数1で
表される式によって最適な遅延量XFGが求められる。
【0011】
【数1】XFG=TV −TFG−T0 ここで、T0 は一定値であり、たとえばVHS方式のV
TRの場合通常6.5H(Hは水平同期信号周期)であ
る。この遅延量演算部16で求められる遅延量XFGが遅
延量調整値として調整値格納メモリ18に格納される。
【0012】このようなヘッド切換タイミングのFGパ
ルスからの遅延量の調整はVTRの製造工程で行われ
る。すなわち、製造工程において、図示しない所定のボ
タンを押すことによって調整モードを設定する。なお、
この調整モードボタンは通常再生時には使わないボタン
である。そして、調整モードボタンを押すと調整モード
が設定され、適宜のフラグ領域に調整フラグがセットさ
れるとともに、ハイレベルの調整モード信号がスイッチ
回路20に与えられる。応じて、スイッチ回路20は調
整値格納メモリ18側を選択する。
【0013】そして、ヘッド切換信号作成部22に調整
値格納メモリ18から遅延量調整値XADJ が入力され、
遅延量調整値XADJ に基づくヘッド切換信号がヘッド切
換信号作成部で作成されて出力される。なお、ヘッド切
換信号作成部22は上述のFGカウンタ12からの2つ
のFGパルスを受け、たとえば、第1FGパルスおよび
それと180°対向した第2FGパルスの立ち上がりに
よってそれぞれリセットされる1つの遅延手段と、この
遅延手段の出力によってトグル動作するフリップフロッ
プとによって構成される。
【0014】こうして、最適なヘッド切換信号を作成す
るための遅延量を調整した後、調整値格納メモリ18に
格納されている遅延量調整値XADJ を確定値XFIX とし
て確定値格納メモリ24に格納する。このとき、図示し
ない確定値取り込みのためのボタンが押され、これによ
ってスイッチ回路26が閉じられ、調整値格納メモリ1
8から確定値格納メモリ24に遅延量調整値が入力され
る。
【0015】そして、調整モードが解除されると、調整
フラグがリセットされるとともに、スイッチ回路20に
ローレベルの調整モード信号が入力され、スイッチ回路
20は確定値格納メモリ24側を選択する。したがっ
て、その後は、ヘッド切換信号作成部22は確定値格納
メモリ24に格納された遅延量確定値XFIX に基づいて
ヘッド切換信号を作成して出力する。
【0016】なお、確定値格納メモリ24を不揮発メモ
リで構成するようにすれば、電源を切っても1度取り込
んだ値がそのまま記憶されるので、ユーザが再度調整す
る必要はない。また、ヘッド切換パルス作成の基準に回
転ヘッド1回転に2個発生する180°対向した2つの
PGパルスを用いる場合には、数1で表される演算のT
FGをこの2つのPGパルスが立ち上がったときの時間と
して同様の演算を行えばよい。
【0017】図1に示す各ブロックは、実際にはマイク
ロコンピュータで構成されるが、上述のヘッド切換信号
作成のための遅延量を遅延量調整値XADJ および遅延量
確定値XFIX のどちらにするかを選択する制御は、図2
に示すフロー図に基づいて行われる。まず、ステップS
1において、ヘッド切換信号作成の基準となる2つのF
Gパルスが立ち上がる毎に調整フラグが立っているかど
うかをチェックして調整モードとなっているかどうかを
判断する。ステップS1において調整モードとなってい
る場合には、ステップS3において、FGパルスからの
遅延量として図1に示す調整値格納メモリ18に格納さ
れた遅延量調整値XADJ をヘッド切換信号作成部22に
設定する。そして、ステップS5において、図1に示す
時間計測部14における垂直同期信号の割込処理を許可
して後述の遅延量演算処理の動作を許可してリターンす
る。
【0018】一方、ステップS1において調整モードで
ない場合には、ステップS7においてFGパルスからの
遅延量として図1に示す確定値格納メモリ24に格納さ
れた遅延量確定値XFIX をヘッド切換信号作成部22に
設定する。そして、この場合垂直同期信号は必要ないの
で、その後ステップS9において、図1に示す時間計測
部14における垂直同期信号の割込処理を禁止してリタ
ーンする。
【0019】一方、遅延量演算処理の処理動作は図3に
示すフロー図に基づいて実行される。まず、ステップS
11において調整フラグが立っているかどうかをチェッ
クして調整モードであるかどうかを判断する。ステップ
S11において調整モードであると判断された場合に
は、ステップS13において図1に示す遅延量演算部1
6で数1で表される演算処理を行う。
【0020】そして、その後ステップS15に進んで、
ステップS13で求められた遅延量XFGを遅延量調整値
ADJ として図1に示す調整値格納メモリ18に格納し
てリターンする。ステップS11において、調整モード
でないと判断された場合には、そのままリターンする。
この場合、図2に示すヘッド切換信号作成処理を示すフ
ロー図からもわかるように、調整モードとなっていない
場合には通常垂直同期信号の割込処理は行われないが、
安全のために何も処理をしないでリターンするようにし
ておく。
【0021】このような動作によって、調整モードの際
には垂直同期信号の割込によって演算した遅延量調整値
ADJ に基づいて正確なヘッド切換信号が作成され、調
整モードでないときには遅延量確定値XFIX に基づいて
正確なヘッド切換信号が作成される。なお、この磁気記
録再生装置10においては、遅延量調整値がディジタル
値として記憶されるため、温度変化や経時変化などの影
響は全く受けない。したがって、作成されるヘッド切換
信号は非常に安定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ヘッド切換信号作成処理の処理動作を示すフロ
ー図である。
【図3】遅延量演算処理の処理動作を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 …磁気記録再生装置 12 …FGカウンタ 14 …時間計測部 16 …遅延量演算部 18 …調整値格納メモリ 22 …ヘッド切換信号作成部 24 …確定値格納メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に180°対向して設けられ
    た1対の磁気ヘッドの各々の能動状態および待機状態を
    制御するためにヘッド切換信号を用いる磁気記録再生装
    置において、 前記回転ドラムの回転に相関する回転相関信号と基準と
    なる磁気テープを再生したときに得られる映像信号中の
    垂直同期信号との時間差を計測する計測手段、 前記計測手段によって得られた時間データに基づいて前
    記回転相関信号からヘッド切換タイミングまでの遅延量
    を演算するための演算手段、 前記演算手段からの演算データを格納するデータ格納手
    段、および前記データ格納手段に格納された前記演算デ
    ータに基づいて前記ヘッド切換信号を作成する信号発生
    回路を備えることを特徴とする、磁気記録再生装置。
JP4205478A 1992-07-31 1992-07-31 磁気記録再生装置 Pending JPH0652598A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4205478A JPH0652598A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205478A JPH0652598A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 磁気記録再生装置

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JPH0652598A true JPH0652598A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16507523

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4205478A Pending JPH0652598A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH0652598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472803B1 (ko) * 1995-08-28 2005-05-17 소니 가부시끼 가이샤 헤드스위칭신호의조정장치및방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472803B1 (ko) * 1995-08-28 2005-05-17 소니 가부시끼 가이샤 헤드스위칭신호의조정장치및방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991109