JPH0651587A - 両面画像形成装置のスキュー補正装置 - Google Patents

両面画像形成装置のスキュー補正装置

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JPH0651587A
JPH0651587A JP4219743A JP21974392A JPH0651587A JP H0651587 A JPH0651587 A JP H0651587A JP 4219743 A JP4219743 A JP 4219743A JP 21974392 A JP21974392 A JP 21974392A JP H0651587 A JPH0651587 A JP H0651587A
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JP
Japan
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recording paper
roller
sided
sheet
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP4219743A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kameyama
敏明 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0651587A publication Critical patent/JPH0651587A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングル両面複写機において、片面記録済み
の記録紙の前後を、再給紙による裏面複写の為に反転す
る際に、簡単な機構を付加することによって記録紙のス
キューを補正することができる両面画像形成装置のスキ
ュー補正装置の提供。 【構成】 一枚の記録紙の両面に画像形成を行う両面画
像形成装置の記録紙反転装置2において、片面記録済み
記録紙を反転させて記録紙押し込み部22に押し込む正
逆転可能な給送ローラ18と、給送ローラの外周面に接
離可能なピンチローラ21と、ピンチローラの近傍に配
置され記録紙搬送経路上に突出入可能なシートストッパ
25と、給送ローラの上流側近傍に位置し記録紙の後端
を検知するシート後端検知手段23と、押し込み部内に
上下動自在に配置され押し込み部内に押し込まれた片面
記録済み記録紙の中央部適所に圧接して記録紙を押える
押圧部材24と、各構成要素の動作を制御する制御部と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の記録紙の両面に
画像形成を行うことができるシングル両面画像形成装置
の改良に関し、特に記録紙の前後反転時におけるスキュ
ーを簡単な構成により補正することを可能とした両面画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の電子写真プロセスを利用した画像形成装置には、同一
の記録紙の両面に画像を自動的に形成する機能を備えた
両面画像形成装置がある。例えば、特開昭59−114
227号公報に開示された装置は、片面コピー済みの記
録紙を一旦中間トレイの如き記録紙集積部にストックさ
せ、記録紙前後(表裏)を反転させてから転写位置に再
給紙して裏面に画像形成を行っており、片面記録済み記
録紙のストック時の位置の整合は後端を抑えるストッパ
等によって行っている。該ストッパは記録サイズに応じ
て移動可能となっている。該公報には記載されていない
が、記録紙の進入方向と直交する方向への整合はジョガ
ーによって行うのが一般である。また、一枚の記録紙の
両面に画像形成を自動的に行うシングル両面コピーと、
多枚数両面コピーが可能な画像形成装置として、特開昭
61−260267号公報には、一枚(シングル)両面
コピー時には記録紙切換え手段により片面コピー済みの
記録紙の前後を反転させ、再給紙時には再給送手段から
直接記録紙搬送部へと搬送するようにした構成が開示さ
れている。また、多枚数両面コピー時には、記録紙切換
え手段による前後切換え後に、片面コピー済み記録紙を
中間トレイ部に集積し、その後記録紙搬送部へ搬送する
ようにしている。
【0003】しかしながら、上記いずれの装置において
も、シングル両面コピー時には、片面記録済みの記録紙
の姿勢を途中において整合する場所及び手段がなく、転
写位置直前に位置するレジストローラ部までそのまま搬
送される。この為、レジストローラ部まで搬送されてく
る記録紙が一定以上のスキュー量を有していると、レジ
ストローラ部での補正ができず、スキューしたままで画
像転写が行われるため、記録紙の表裏両面でのコピー仕
上がり品質が異なり、ユーザに悪い印象を与える。上記
のようにスキュー量が一定値を越える原因は、第1面転
写後から第2面転写までの間にスキュー補正機構がない
ために、搬送ローラ等の部品精度や組付け状態により搬
送バランスが崩れることにある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、シングル両面複写機能を備えた画像形成装置におい
て、片面記録済みの記録紙の前後、表裏を、再給紙によ
る裏面複写の為に反転する際に、簡単な機構を付加する
ことによって記録紙のスキューを補正することができる
両面画像形成装置のスキュー補正装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本願第1の発
明は、一枚の記録紙の両面に画像形成を行う両面画像形
成装置の記録紙反転装置において、片面記録済み記録紙
を反転させて記録紙押し込み部に押し込む正逆転可能な
給送ローラと、該給送ローラの外周面に接離可能なピン
チローラと、該ピンチローラの近傍に配置され記録紙搬
送経路上に突出入可能なシートストッパと、該給送ロー
ラの上流側近傍に位置し記録紙の後端を検知するシート
後端検知手段と、前記押し込み部内に上下動自在に配置
され該押し込み部内に押し込まれた片面記録済み記録紙
の中央部適所に圧接して該記録紙を押える押圧部材と、
上記各構成要素の動作を制御する制御部とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】本願第2の発明では、前記制御部は、前記
押圧部材を常時においては前記記録紙押し込み部底面か
ら上方へ退避させると共に、該記録紙押し込み部内に片
面記録紙が進入してきた時には所定のタイミングで降下
して該記録紙を押圧するよう制御することを特徴とす
る。
【0007】本願第3の発明では、前記記録紙押し込み
部内に記録紙の横方向のずれを検知する横レジ検知セン
サを設け、検知された横ずれ量に応じて前記制御部は感
光体上への光書込み位置を修正することを特徴とする。
【0008】以下、添付図面により本発明を詳細に説明
する。図1は本発明を適用したデジタル複写機の概略構
成説明図であり、図2は反転両面部の概略図である。こ
のデジタル複写機は、原稿読取り部Aと、本体作像部B
と、ペーパトレイ1及び反転両面部(記録紙反転装置)
2を備えたペーパバンク部Cと、から概略構成されてい
る。
【0009】装置内底部に位置するペーパトレイ1内に
積載されている記録紙Sは、記録紙束の端部上面に近接
配置され所定のタイミングで回転駆動される給紙ローラ
3により上方に給送され、搬送ローラ対4a,4bによ
りニップされてレジストローラ対5に搬送される。一
方、クリーニング手段6、帯電手段7、現像手段8、感
光体9等を備えた作像部では、帯電装置7のコロナ放電
によって一様に帯電させられた感光体9上に、画像情報
としてのレーザビームを原稿読取手段Aから照射して書
込みを行って潜像を形成する。この潜像は現像手段8に
より顕像化され、該顕像の移動タイミングに合わせてレ
ジストローラ5が回転駆動されて記録紙を転写手段11
に搬送し、記録紙上に画像を転写する。画像の転写を受
けた記録紙は搬送手段12によって定着手段13へ送ら
れて定着を受け、定着後にレシービングトレイ15上に
排出される。これは通常の片面コピーモードである。
【0010】反転両面部(記録紙反転装置)2は、定着
手段13の排出側に位置し回動自在に支持された搬送方
向切換え爪14と、切換え爪14が点線で示す位置にあ
る時に該爪14に沿って下方へ案内されてきた片面記録
済み記録紙を下方へガイドする両面ガイド手段16と、
両面ガイド手段16により反転されてきた記録紙を水平
方向に搬送する水平ガイド16aと、水平ガイド16a
に沿って配置された両面搬送ローラ対17a,17b
と、水平ガイド16aの終端部に位置する大径のローラ
である給送ローラ18と、給送ローラ18の上部におい
てその外周面とニップする入口ピンチローラ19と、給
送ローラ18と入口ピンチローラ19との間でニップさ
れた記録紙を給送ローラ18外周面に沿って下方へ反転
させるためのガイドとなるターンガイド部材20と、給
送ローラ18の下方においてその外周面に接触離間自在
に配置された給送ピンチローラ21と、水平ガイド16
aの下方に位置し給送ローラ18の外周面にて反転して
搬送方向を転換された記録紙を受ける面であるベース部
(記録紙押し込み部)22と、入口ピンチローラ19の
手前側に位置するペーパ後端検知手段23と、ベース部
22の中央において上下方向に進退自在に支持されベー
ス部上の記録紙を加圧する押圧部材(押圧ローラ)24
と、前記入口ピンチローラ19と給送ピンチローラ21
との間に回動自在に基端部を支持され反転経路側に突出
したときに先端部で記録紙後端部と接触可能なシートス
トッパ25と、方向転換を完了した記録紙後端部をレジ
ストローラ5へ向けてガイドするガイド手段26とを有
する。
【0011】両面モードが指定されている場合には、定
着手段13を出た記録紙は搬送方向切換え爪14によっ
て両面ガイド手段16へ案内され、両面搬送ローラ対1
7a,17bにより水平ガイド16aへ搬送される。そ
の後記録紙は、給送ローラ18の反転方向への回転によ
り、入口ピンチローラ19、ターンガイド部材20、給
送ピンチローラ21(給送ローラ18の外周面に接した
状態にある)により、給送ローラ18の外周面に沿って
下方へ反転され、ベース部22上面に沿って図面左方へ
送られる。記録紙後端部がペーパ後端検知手段23によ
って検知されると、押圧部材24が記録紙上に加圧され
る。給送ローラ18はその後も同じ方向へ回転を続け、
記録紙後端部が給送ローラ18と給送ピンチローラ21
のニップ部から離脱しない状態において停止する。この
ため、押圧部材24よりも後方に位置する記録紙部分は
撓みを起こす。この状態においてシートストッパ25が
ローラ18側に回動してローラ18、21によりニップ
された状態にある記録紙後端部の直近位置に突出する
(非接触が好ましい)。この状態でピンチローラ21を
給送ローラ18から離間させると、中間部適所を押圧部
材24によってベース部22上面に押圧されて撓んでい
た記録紙は、その後端部が2つのシートストッパ25に
向けて突出し、突き当たってスキューの補正を受ける。
なお、ピンチローラ21を給送ローラ18から離間させ
てから所定の遅れをもって押圧部材24を上方に退避さ
せる。シートストッパ25による記録紙先端縁の姿勢補
正後に給送ピンチローラ21を再度給送ローラ18に圧
接して記録紙後端をニップさせた状態で給送ローラ18
を逆転すると、記録紙はガイド手段26に案内されて後
端から上方へ進行し、搬送ローラ4a,4bを順次経て
再度レジストローラ部5へ給紙される。その後、転写手
段11により記録紙の裏面に画像を転写し、定着手段1
3による定着後にレシービングトレイ15上に排出され
る。
【0012】図2中の符号27は、横方向レジスト検知
用のセンサであり、この横レジ検知センサ27によっ
て、ベース部22上に搬送されてきた記録紙の横方向
(搬送方向と直交する方向)の位置を検出し、検出した
横ずれ量に見合う分だけの補正(感光体上への結像位置
の修正)を、本体Bの書込み手段側で行えば画像の横ず
れを解消することができる。
【0013】図3(a) 乃至(d) は反転両面部2内の記録
紙の状態を示す具体図であり、(a)においては給送ロー
ラ18が順方向へ回転しており、シート後端検知センサ
23が記録紙後端部を検知したことにより、制御部がシ
ート押圧部材24を作動させて記録紙Sの上面をベース
部22上に押圧した状態を示している。(b) は給送ロー
ラ18が順方向に所定量回動した後に停止した状態を示
しており、この時記録紙後端部が給送ローラ18と給送
ピンチローラ21によりニップされ、該ニップ部から僅
かにガイド手段26に向けて突出している。この時点に
おける記録紙後端部の位置は、続いて行われる再給紙時
に記録紙後端部がガイド手段26内に進行するのに支障
のない位置となっている。また、押圧部材24よりも後
方に位置する記録紙部分は、スキューを補正するのに十
分な撓み量を確保した状態となっている。換言すれば、
(a) の状態から給送ローラ18を順方向に回動する量
を、上記十分な撓みを得るのに必要な程度に設定する。
このときシートストッパ25は図示の位置に突出してい
る。この突出位置はニップ部から僅かに突出した記録紙
後端部がガイド手段26へ向かう経路を閉塞するよう設
定する。シートストッパ25は記録紙のスキューを補正
するためのものであるから、幅方向に沿って複数個整列
し、記録紙後端縁との当接面は記録紙の後端縁を幅方向
に平行に揃え易いように構成する。
【0014】図3(c) は給送ピンチローラ21が給送ロ
ーラ18から離間することにより、両ローラ間に後端部
をニップされていた記録紙が反撓み力により2つのシー
トストッパ25に後端部を突き当てた状態を示してい
る。このように記録紙の腰によって後端縁が2つのシー
トストッパ25に圧接することにより、少なくとも記録
紙後端縁の姿勢が幅方向と平行に矯正される。この時、
押圧部材24により押圧された部分よりも後方(図面右
方)に位置する記録紙部分は依然として撓みを有してい
ることが好ましい。(d) では、給送ピンチローラ21が
給送ローラ18に再度圧接するとともに、シートストッ
パ25が搬送経路より退避し、押圧部材24が記録紙上
面から離間したあとで給送ローラ18が逆回転駆動さ
れ、再給紙される。上記(c) においてピンチローラ21
が給送ローラ18から離間したときには記録紙後端縁が
搬送方向と直交する方向に姿勢を矯正されているが、
(d) においてピンチローラ21と給送ローラ18との間
でニップされることにより、記録紙後端縁の指向する方
向は固定されるので、以後は押圧部材24を上方へ退避
させて給送ローラ18を逆転開始することにより、スキ
ューをなくした状態での再給紙が可能となる。
【0015】なお、このようにスキュー補正を行うと記
録紙の幅方向(横方向)位置にずれが発生することがあ
るが、この横ずれは前記横レジ検知センサ27を用いて
横ずれ量を検知した上で、画像処理によって感光体上へ
の光書込み位置に修正を行うようにすれば解消され、作
像上の不具合はなくなる。
【0016】図4(a) 及び(b) は記録紙と押圧部材との
関係を示す平面図及び正面図であり、押圧部材24は給
送ローラ18が記録紙に撓みを形成する時に記録紙の撓
み力に耐えて記録紙を押圧し続けるに足る加圧力及び摩
擦係数を持ったゴム部材で構成され、記録紙のサイズに
関係なく記録紙上面適所を押圧できるように位置決めさ
れている。
【0017】図5及び図6は反転両面部2の全体構成を
示す斜視断面図及び一部拡大図であり、給送ローラ18
は給送ローラ軸18aにより軸心を支持され、この例で
は3個設けられている。給送ローラ軸18aの軸方向一
端部には正逆転モータ28からの駆動力の伝達を受ける
ギヤ30aが軸心を一体的に固定され、給送ローラ18
を正逆転方向に駆動する。
【0018】給送ピンチローラ21は、給送ローラ18
の外周面の下部に対して接触離間可能に配置されてお
り、ピンチローラ軸21aにより軸心を固定され、軸2
1aの軸方向両端部は揺動可能なブラケット31により
回転可能に保持されている。ブラケット31は記録紙搬
送方向と直交する方向(幅方向)に延びる基部31a
と、基部31aの両端部から夫々上方へ起立した起立片
31bと、各起立片31bの適所から夫々外側へ突設し
たピン31cとを有し、各ピン31cは反転両面部2に
固定した一対の構造体38の凹所に係合されていて、給
送ピンチローラ21が搬送ローラ18に対してスプリン
グ33によって押圧される際の回動支点となる。またブ
ラケット31の起立片の端部には、ピンチローラソレノ
イド32から延びるリンク32aの先端部が枢支されて
おり、ソレノイド32が作動した時にピンチローラ21
がスプリング33に抗して下方へ退避するよう構成され
ている。ソレノイド32が作動を停止した時にはスプリ
ング33の力によりピンチローラ21は給送ローラ18
の外周面に当接する。スプリング33は一端をブラケッ
ト31中央部に係止されると共に、他端部を反転両面部
2から突設した係止突起に係止されることにより、ピン
チローラ21をピン31cを中心として時計廻り方向へ
付勢している。
【0019】押圧部材(ローラ)24は、アーム24a
の一端部に回転自在に支持され、アーム24aの他端部
はブラケット39に上下動自在に保持され、反転両面部
2の面22(図1)から離間する方向(上方)へ常時弾
性付勢されている。アーム24aの他端部の屈曲部には
スプリング37を介して押圧ソレノイド36が係合して
おり、スプリング37を介してアーム24a他端部をソ
レノイド36が引っ張った時にアーム先端の押圧部材2
4が降下して記録紙上面に所定圧(スプリング37の圧
力)で圧接するよう構成する。ソレノイド36は押圧部
部材24の上方に位置するソレノイド支持板36aによ
り支持する。ソレノイドの駆動及びそのタイミングは制
御部からの制御信号により制御される。
【0020】一対のシートストッパ25は爪の如き形状
を有し、基端部を軸40に固定されており、軸40の両
端部は反転両面部2から突設した一対の構造体41に回
転自在に支持されている。また、軸40の一端は一方の
構造体41から更に側方に突出し、該軸端部からは軸4
0と直交する方向にピン40aが一体的に突出し、更に
該ピン40aはリンク40bを介してストッパソレノイ
ド34に連結されている。スプリング35は常時におい
ては図5に示した退避位置にシートストッパ25を保持
するように軸40を付勢し、ソレノイド34がスプリン
グ35に抗して軸40を反時計廻り方向に回動させた時
にピンチローラ21側にシートストッパ25を回動させ
る。
【0021】搬送ローラ17a,17bは夫々幅方向へ
延び両端部を反転両面部2により回転自在に軸支された
軸17a’,17b’により、軸心を固定支持されてお
り、前記正逆転モータ28の出力ギヤ30bからの駆動
トルクはギヤ列30c,30d,30eを介して、搬送
ローラ17bの軸17b’に固定したギヤ30fに伝達
され、更にギヤ30fと軸17a’のギヤ30gとの間
に張設されたベルト30hを介して搬送ローラ17aに
駆動力が伝達される。なお、ギヤ30eにはワンウェイ
クラッチが装備されており、このワンウェイクラッチは
正転方向への駆動力のみを伝達するように構成してある
ため、逆転モータ28の逆転時(再給送時)には搬送ロ
ーラ17a,17bに駆動トルクが伝達されない。
【0022】次に、図7は両面反転部2を構成する各部
の動作のタイミングを示す図であり、シート後端検知セ
ンサ23が記録紙の後端を検知してONすると、押圧部
材24を動作させるソレノイド36がONする(図3
(a) )。これらがONしてからP1時間経過するとそれ
まで順方向に回転を続けていた給送ローラ18がOFF
してシートストッパソレノイド34がONしてシートス
トッパ25が図3(b) のように突出する。前記後端検知
センサ23のONからP2時間経過後ピンチローラソレ
ノイド32がONしてピンチローラ21が給送ローラ1
8から離間し、更にP5時間後に該ソレノイド32がO
FFとなってピンチローラ21を再度給送ローラ18に
圧接する。前記後端検知センサ23のONからP3時間
経過後、ストッパソレノイド34と押圧部材ソレノイド
36がOFFとなりストッパ25は退避し、押圧部材2
4は記録紙上面から離間する。更に後端検知センサ23
のONからP4時間経過後に給送ローラ18は逆転方向
へONしシートをガイド26方向へ搬送する(図3(d)
)。
【0023】図8は本発明装置の動作を実現するための
制御回路図であり、画像形成装置本体側には、電源、C
PU、本体制御部、書込み手段を設け、反転両面部2に
は横レジセンサ27、正逆転モータ28、ストッパソレ
ノイド34、ピンチローラソレノイド32、押圧部材ソ
レノイド36等の制御対象を制御する両面制御部、後端
検知センサ23等が含まれる。なお、反転両面部(記録
紙反転装置)2は、画像形成層装置本体に対して着脱自
在に構成したアタッチメントとして構成することがで
き、両面機能を使用しない場合には通常の給紙トレイを
代わりに装着できるように構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シングル
両面複写機能を備えた画像形成装置において、片面記録
済みの記録紙の前後、表裏を反転する際に、シートスト
ッパにより記録紙後端縁を幅方向(記録紙搬送方向と直
交する方向)に揃えることができるので、スキューを解
消することができる。シートストッパによる記録紙のス
キュー補正においては、押圧部材により記録紙の適所を
押えた状態でシートストッパにより後端縁を撓ませて該
後端縁を記録紙の搬送方向と直交する方向に揃えると共
に、その状態で記録紙後端部を給送ローラ外周面に固定
してから再給紙するようにしているので、記録紙サイズ
に関係なくスキューを補正することができる。また、該
補正等に起因して記録紙に発生する横方向(幅方向)の
ずれは、横レジ検知センサによって検知され、検知され
た横ずれ量に応じて感光体上への光書込み位置を修正す
るようにすれば、容易に解消することができる。更に、
上記スキュー補正のための機構をひとつのアタッチメン
ト装置(両面反転部)と一体化することにより、組立
性、サービスメンテナンス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成装置の概略構成説明
図。
【図2】反転両面部の構成説明図。
【図3】(a) 乃至(d) は反転両面部の動作説明図。
【図4】(a) 及び(b) は押圧部材を中心とした機構の構
成を示す平面図及び正面図。
【図5】反転両面部の全体構成を示す斜視断面図。
【図6】図5の一部拡大図。
【図7】両面反転部2を構成する各部の動作のタイミン
グを示す図。
【図8】本発明装置の動作を実現するための制御回路
図。
【符号の説明】
A 原稿読取り部、B 本体作像部、1 ペーパトレ
イ、2 反転両面部(記録紙反転装置)、 C ペーパ
バンク部、S 記録紙、4a 4b 搬送ローラ対,5
レジストローラ対,6 クリーニング手段,7 帯電
手段、8 現像手段、9 感光体,11 転写手段,1
2 搬送手段、13 定着手段、14 搬送方向切換え
爪、15 レシービングトレイ、16 両面ガイド手
段、16a 水平ガイド、17a,17b 両面搬送ロ
ーラ対,18 給送ローラ,18a 給送ローラ軸、1
9 入口ピンチローラ,20 ターンガイド部材,21
給送ピンチローラ,21a ピンチローラ軸、22
ベース部(記録紙押し込み部),23 シート後端検知
手段、24 押圧部材(押圧ローラ)、25 シートス
トッパ、26 ガイド手段、27 横レジ検知センサ、
28 正逆転モータ、30a〜30f,30g ギヤ、
30h ベルト、31 ブラケット、32 ピンチロー
ラソレノイド、33 スプリング、35 スプリング、
36 ノレノイド、37 スプリング、39 ブラケッ
ト、40 軸、41 構造体、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の記録紙の両面に画像形成を行う両
    面画像形成装置の記録紙反転装置において、片面記録済
    み記録紙を反転させて記録紙押し込み部に押し込む正逆
    転可能な給送ローラと、該給送ローラの外周面に接離可
    能なピンチローラと、該ピンチローラの近傍に配置され
    記録紙搬送経路上に突出入可能なシートストッパと、該
    給送ローラの上流側近傍に位置し記録紙の後端を検知す
    るシート後端検知手段と、前記押し込み部内に上下動自
    在に配置され該押し込み部内に押し込まれた片面記録済
    み記録紙の中央部適所に圧接して該記録紙を押える押圧
    部材と、上記各構成要素の動作を制御する制御部とを備
    えたことを特徴とする両面画像形成装置のスキュー補正
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記押圧部材を常時にお
    いては前記記録紙押し込み部底面から上方へ退避させる
    と共に、該記録紙押し込み部内に片面記録紙が進入して
    きた時には所定のタイミングで降下して該記録紙を押圧
    するよう制御することを特徴とする請求項1記載の両面
    画像形成装置のスキュー補正装置。
  3. 【請求項3】 前記記録紙押し込み部内に記録紙の横方
    向のずれを検知する横レジ検知センサを設け、検知され
    た横ずれ量に応じて前記制御部は感光体上への光書込み
    位置を修正することを特徴とする請求項1記載の両面画
    像形成装置のスキュー補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6279900B1 (en) 1998-03-23 2001-08-28 Ricoh Company, Ltd. Sheet guide device with sheet position adjusting mechanism and image forming apparatus using the same device

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