JPH0651102B2 - 平膜分離装置における異常箇所の検知方法 - Google Patents
平膜分離装置における異常箇所の検知方法Info
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- JPH0651102B2 JPH0651102B2 JP5791786A JP5791786A JPH0651102B2 JP H0651102 B2 JPH0651102 B2 JP H0651102B2 JP 5791786 A JP5791786 A JP 5791786A JP 5791786 A JP5791786 A JP 5791786A JP H0651102 B2 JPH0651102 B2 JP H0651102B2
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- membrane
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- collecting pipe
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D65/00—Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
- B01D65/10—Testing of membranes or membrane apparatus; Detecting or repairing leaks
- B01D65/104—Detection of leaks in membrane apparatus or modules
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D65/00—Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
- B01D65/10—Testing of membranes or membrane apparatus; Detecting or repairing leaks
- B01D65/102—Detection of leaks in membranes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は平膜分離装置における異常箇所の検知方法に関
するものである。
するものである。
＜先行技術と問題点＞ 平型分離装置として、濾過液通路を有する膜支持板を透
過膜で覆つた濾過板を、その中央孔において多数箇、集
水管に装着して、各濾過板における膜支持板の濾過液通
路を集水管内にその集水管の管壁孔を介して連通せる膜
セツトを、槽内に収納せるものが存在する。而して、そ
の使用要領は、槽内に原液を供給し、この原液を加圧気
体等により加圧するかまたは集水管内を減圧し、かかる
差圧下、原液中の溶媒を各濾過板の膜を経て膜支持板の
濾過液通路に透過させ、この濾過液を集水管を経て外部
に取出すことにある。この場合、集水管を軸として濾過
板を回転させれば、濃度分極の防止に有利であり、良好
な濾過効率を確保できる。
過膜で覆つた濾過板を、その中央孔において多数箇、集
水管に装着して、各濾過板における膜支持板の濾過液通
路を集水管内にその集水管の管壁孔を介して連通せる膜
セツトを、槽内に収納せるものが存在する。而して、そ
の使用要領は、槽内に原液を供給し、この原液を加圧気
体等により加圧するかまたは集水管内を減圧し、かかる
差圧下、原液中の溶媒を各濾過板の膜を経て膜支持板の
濾過液通路に透過させ、この濾過液を集水管を経て外部
に取出すことにある。この場合、集水管を軸として濾過
板を回転させれば、濃度分極の防止に有利であり、良好
な濾過効率を確保できる。
上記の平膜分離装置においては、集水管に多数箇の濾過
板を装着してあり、ある濾過板に異常が生じた場合、そ
の異常濾過板を迅速に検知するこが、保守上重要であ
る。
板を装着してあり、ある濾過板に異常が生じた場合、そ
の異常濾過板を迅速に検知するこが、保守上重要であ
る。
＜発明の目的＞ 本発明の目的は、かかる異常濾過板の検知を容易かつ迅
速に行い得る方法を提供することにある。
速に行い得る方法を提供することにある。
＜発明の構成＞ 本発明に係る平膜分離装置における異常箇所の検知方法
は、集水管上に濾過板を多数箇取付け、各濾過板の濾液
通路を集水管内にその管壁孔を介して連通せる膜セツト
を槽内に収容し、槽内原液を濾過板の膜で濾過処理し、
その濾過液を濾過板の濾過液通路並びに集水管を経て取
出す膜分離装置において、一箇または連続の数箇の濾過
板からの濾過液を集水管通路より遮断または分離する摺
動子を、膜分離装置を作動させつつ、集水管内に移動さ
せ、その移動中における集水管からの濾過液を分析する
ことを特徴とする方法である。
は、集水管上に濾過板を多数箇取付け、各濾過板の濾液
通路を集水管内にその管壁孔を介して連通せる膜セツト
を槽内に収容し、槽内原液を濾過板の膜で濾過処理し、
その濾過液を濾過板の濾過液通路並びに集水管を経て取
出す膜分離装置において、一箇または連続の数箇の濾過
板からの濾過液を集水管通路より遮断または分離する摺
動子を、膜分離装置を作動させつつ、集水管内に移動さ
せ、その移動中における集水管からの濾過液を分析する
ことを特徴とする方法である。
＜実施例の説明＞ 以下、図面により本発明を説明する。
第１図は本発明を適用する回転式平膜分離装置を示して
いる。
いる。
第１図において、１は集水管である。２，…は濾過板で
あり、濾過液通路を有する膜支持板の上下面並びに外周
面を透過膜（限外濾過膜、ミクロ濾過膜）で覆い、中央
には穴を設けてある。上記集水管には濾過板を第２図Ａ
にも示すように多数箇、中央穴において挿通し、濾過板
相互間にはスペーサを介在させ、濾過板２とスペーサ３
との相互間を締付け、パツキング３１のシール作用によ
つて濾過板の膜とスペーサとを封止している。各濾過板
における膜支持板の濾過液通路と集水管内とは管壁孔４
において連通してある。
あり、濾過液通路を有する膜支持板の上下面並びに外周
面を透過膜（限外濾過膜、ミクロ濾過膜）で覆い、中央
には穴を設けてある。上記集水管には濾過板を第２図Ａ
にも示すように多数箇、中央穴において挿通し、濾過板
相互間にはスペーサを介在させ、濾過板２とスペーサ３
との相互間を締付け、パツキング３１のシール作用によ
つて濾過板の膜とスペーサとを封止している。各濾過板
における膜支持板の濾過液通路と集水管内とは管壁孔４
において連通してある。
第１図において、Ａは上記集水管と多数箇の濾過板とか
らなる膜セツトを示している。５は槽であり、この槽内
に膜セツトＡを収容し、集水管１を槽の上下壁にメカニ
カルシールを介して回転自在に支持してある。５１は集
水管を回転させるためのモーターである。５２は原液供
給口、５３は濃縮液取出口、５４は原液を加圧するため
の加圧ガス圧入口である。
らなる膜セツトを示している。５は槽であり、この槽内
に膜セツトＡを収容し、集水管１を槽の上下壁にメカニ
カルシールを介して回転自在に支持してある。５１は集
水管を回転させるためのモーターである。５２は原液供
給口、５３は濃縮液取出口、５４は原液を加圧するため
の加圧ガス圧入口である。
Ｂは、集水管１内に摺動自在に挿入した摺動子であり、
第２図Ａに示すように、外周溝６１と径方向孔６２と軸
方向孔６３とを有し、外周溝両側に装着せるＯ−リング
６４，６４を集水管内面に摺動可能なように接触させて
ある。Ｃは摺動子操作棒であり、中空路６５を有し、こ
の中空路６５を上記軸方向孔６３に連通してある。この
操作棒Ｃは、第１図に示すように集水管１の上端から摺
動自在に引出してある。摺動子には、第２図Ｂに示すよ
うに、その摺動子前後における集水管内通路を連通する
ための孔６６，６６を設けてある。而して、摺動子Ｂは
ある一箇の濾過板からの濾過液Ｒ′を外周溝→径方向孔
→軸方向孔→操作棒中空孔の通路により外部に取出し
得、その濾過板以外の他の濾過板からの濾過液Ｒと上記
濾過液Ｒ′とを確実に分離できる。
第２図Ａに示すように、外周溝６１と径方向孔６２と軸
方向孔６３とを有し、外周溝両側に装着せるＯ−リング
６４，６４を集水管内面に摺動可能なように接触させて
ある。Ｃは摺動子操作棒であり、中空路６５を有し、こ
の中空路６５を上記軸方向孔６３に連通してある。この
操作棒Ｃは、第１図に示すように集水管１の上端から摺
動自在に引出してある。摺動子には、第２図Ｂに示すよ
うに、その摺動子前後における集水管内通路を連通する
ための孔６６，６６を設けてある。而して、摺動子Ｂは
ある一箇の濾過板からの濾過液Ｒ′を外周溝→径方向孔
→軸方向孔→操作棒中空孔の通路により外部に取出し
得、その濾過板以外の他の濾過板からの濾過液Ｒと上記
濾過液Ｒ′とを確実に分離できる。
上記膜分離装置において、原液中の溶媒が濾過板の回転
下、並びに加圧下、濾過板の膜→膜支持板の濾過液通路
→集水管を経て外部に取出される。この期間中、摺動子
は集水管内の上方部に逃がしてある。
下、並びに加圧下、濾過板の膜→膜支持板の濾過液通路
→集水管を経て外部に取出される。この期間中、摺動子
は集水管内の上方部に逃がしてある。
而して、何れかの濾過板に異常が生じると、その取出し
中の濾過液に水質異常が生じ、この異常が警報される。
中の濾過液に水質異常が生じ、この異常が警報される。
かくして、濾過板の異常を知れば、第２図Ａにおいて、
摺動子ＢをＹ方向に操作棒Ｃの操作により移動させてい
く。この場合、通常、濾過板の回転は停止してある。摺
動子Ｂが異常濾過板に達すると、その異常濾過板からの
異常濾過液は摺動子→操作棒を経て外部に取出され、集
水管からは他の正常な濾過板からのみの正常濾過液を取
出すことができるから、集水管からの濾過液が正常水質
に復帰する。従つて、このときの異常濾過板の位置を操
作棒の移動量から測定すれば（操作棒に目盛を付してあ
る）、その異常濾過板の位置を容易に検知できる。
摺動子ＢをＹ方向に操作棒Ｃの操作により移動させてい
く。この場合、通常、濾過板の回転は停止してある。摺
動子Ｂが異常濾過板に達すると、その異常濾過板からの
異常濾過液は摺動子→操作棒を経て外部に取出され、集
水管からは他の正常な濾過板からのみの正常濾過液を取
出すことができるから、集水管からの濾過液が正常水質
に復帰する。従つて、このときの異常濾過板の位置を操
作棒の移動量から測定すれば（操作棒に目盛を付してあ
る）、その異常濾過板の位置を容易に検知できる。
上記において、摺動子Ｂは第３図に示すようにいわゆる
盲構造にして、ある１箇の濾過板からの濾過液を他の濾
過板からの濾過液から遮断するようにしてもよい。第３
図において、６６，６６は摺動子前後の集水管内通路を
連通するための穴である。
盲構造にして、ある１箇の濾過板からの濾過液を他の濾
過板からの濾過液から遮断するようにしてもよい。第３
図において、６６，６６は摺動子前後の集水管内通路を
連通するための穴である。
上記において、膜セツトには、第４図に示すように、集
水管ピース１０に数箇の濾過板２，…を接着剤等で一体
化せる膜サブセツトＡ′を数個、直列に継手ｄにより着
脱自在に連結したものを使用することもでき、この場
合、第４図に示すように摺動子ＢのＯリング６４，６４
の間隔ｌは、サブセツトＡ′の箇数の濾過板からの濾過
液を受液できる寸法とすることが望ましい。
水管ピース１０に数箇の濾過板２，…を接着剤等で一体
化せる膜サブセツトＡ′を数個、直列に継手ｄにより着
脱自在に連結したものを使用することもでき、この場
合、第４図に示すように摺動子ＢのＯリング６４，６４
の間隔ｌは、サブセツトＡ′の箇数の濾過板からの濾過
液を受液できる寸法とすることが望ましい。
また、上記摺動子には、摺動子の移動量を測定するため
の特別の目盛りワイヤーまたは目盛り棒を取付けるよう
にしてもよい。更に、上記実施例においては膜分離装置
の集水管に予め摺動子を具備させているが、濾過板の異
常検知時のみに摺動子を集水管内に挿入するようにして
もよい。
の特別の目盛りワイヤーまたは目盛り棒を取付けるよう
にしてもよい。更に、上記実施例においては膜分離装置
の集水管に予め摺動子を具備させているが、濾過板の異
常検知時のみに摺動子を集水管内に挿入するようにして
もよい。
＜発明の効果＞ 本発明に係る平膜分離装置における異常箇所の検知方法
は、上述した通りの方法であり、分離装置の濾過作動を
利用して異常濾過板を検知でき、分離装置から膜セツト
を取外したのちは、直ちに、その異常濾過板の交換作業
を開始できる。従つて平膜分離装置を迅速に復旧でき
る。
は、上述した通りの方法であり、分離装置の濾過作動を
利用して異常濾過板を検知でき、分離装置から膜セツト
を取外したのちは、直ちに、その異常濾過板の交換作業
を開始できる。従つて平膜分離装置を迅速に復旧でき
る。
第１図は本発明を実施する平膜分離装置を示す説明図、
第２図Ａは本発明において使用する摺動子を示す説明
図、第２図Ｂは第２図Ａにおけるｂ・ｂ断面図、第３図
並びに第４図はそれぞれ本発明において使用する摺動子
の別例を示す説明図である。 図において、１は集水管、２，…は濾過板、Ｂは摺動子
である。
第２図Ａは本発明において使用する摺動子を示す説明
図、第２図Ｂは第２図Ａにおけるｂ・ｂ断面図、第３図
並びに第４図はそれぞれ本発明において使用する摺動子
の別例を示す説明図である。 図において、１は集水管、２，…は濾過板、Ｂは摺動子
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 直道 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 石塚 俊明 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 先生 貞三 東京都町田市木曽町1858−６
Claims (1)
- 【請求項１】集水管上に濾過板を多数箇取付け、各濾過
板の濾液通路を集水管内にその管壁孔を介して連通せる
膜セツトを槽内に収容し、槽内原液を濾過板の膜で濾過
処理し、その濾過液を濾過板の濾過液通路並びに集水管
を経て取出す膜分離装置において、一箇または連続の数
箇の濾過板からの濾過板を集水管通路より遮断または分
離する摺動子を、膜分離装置を作動させつつ、集水管内
に移動させ、その移動中における集水管からの濾過液を
分析することを特徴とする平膜分離装置における異常箇
所の検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5791786A JPH0651102B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 平膜分離装置における異常箇所の検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5791786A JPH0651102B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 平膜分離装置における異常箇所の検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62213811A JPS62213811A (ja) | 1987-09-19 |
| JPH0651102B2 true JPH0651102B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=13069347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5791786A Expired - Fee Related JPH0651102B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 平膜分離装置における異常箇所の検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651102B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2511685Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1996-09-25 | 日東電工株式会社 | 膜分離装置 |
| AU2001281940A1 (en) | 2000-07-13 | 2002-01-30 | Aaflowsystems Gmbh And Co. Kg | Rotating filter |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5791786A patent/JPH0651102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62213811A (ja) | 1987-09-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |