JPH06510093A - 保護された感水物質粒子の製法 - Google Patents

保護された感水物質粒子の製法

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JPH06510093A JP5505222A JP50522293A JPH06510093A JP H06510093 A JPH06510093 A JP H06510093A JP 5505222 A JP5505222 A JP 5505222A JP 50522293 A JP50522293 A JP 50522293A JP H06510093 A JPH06510093 A JP H06510093A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 保護された悪水物質粒子の製法 技 術 分 野 本発明は、家庭洗濯操作のすすぎサイクル時に布帛を柔軟化するための組成物お よび方法に関する。これは、洗濯された布帛に、手ざわりが平滑であり、しなや かでチャーまたは風合を付与するために広く使用されているプラクティスである 。また、本発明は、悪水物質の保護に関する。
背 景 技 術 布帛柔軟化組成物、および特に液体布帛柔軟化組成物は、以前から技術上既知で あり且つ自動洗濯操作のすすぎサイクル時に消費者によって広く利用されている 。ここで使用し且つ技術上既知のような「布帛柔軟化」なる用語は、望ましい程 柔軟な風合およびふわふわした外観を布帛に付与するプロセスを意味する。
すすぎ液添加(rinse−added)布帛柔軟化組成物は、通常、心地よい においを処理された布帛に付与するために香料を含有する。長期にわたるにおい 上の利益のために改善された香料保持性を有することが望ましい。
本発明の液体すすぎ酸添加布帛コンディショニング組成物を介しての自動洗濯洗 浄機への香料配送は、2つの点で望ましい。製品悪臭は、少量さえの遊離香料の 柔軟剤組成物への添加によってカバーでき且つ遊離香料は、すすぎサイクルで柔 軟剤活性成分と共に布帛上に移すことができる。本テクノロジーは、遊離香料を 他の柔軟剤成分に無関係に柔軟剤組成物に、また1よ例えばコアセルベーション 技術により形成されるマイクロカプセルに直接加える。このようなカプセル化香 料は、すすぎ液中で布帛上に付着でき且つ比較的長時間乾燥プロセス後に保持で きる。しかしながら、洗濯加工を生き延びるこのようなマイクロカプセルは、し ばしば、破断することが困難であり且つカプセル破断後に放出される遊離香料は 、著しい再湿潤におい上の利益を与えるものではない。
遊離香料の柔軟剤組成物の添加は、香料を自由に移行させて不安定な状態を作り 且つ布帛上に付着された遊離香料は、乾燥サイクル中および布帛を貯蔵する時に かなり迅速に散逸する。香料を貯蔵中または着用時に布帛上により長く持続させ たいならば、通常、洗濯法でより多い香料の布帛上への付着を必要とする。より 多い付着は、典型的には、製品中の望ましくない程多量の香料から出発すること を必要とし且つ得られた初期布帛具は、通常、余りに強い。使用しようとする時 に布帛からの香料の遅延放出を有していながら洗浄サイクルの完了直後に布帛ケ ア製品中および布帛自体上の過度のにおいを防止するために香料を保護しようと する従来からの多くの試みがあった。
2個の長鎖非環式脂肪族炭化水素基を有する第四級アンモニウム塩および/また は置換イミダゾリニウム塩の形の陽イオン窒素含有化合物を含有する組成物は、 洗濯すすぎ操作で使用する時に布帛柔軟化上の利益を与えるために常用されてい る〔例えば、1972年2月22日発行のラムベルチ等の米国特許第3,644 ,203号明細書、および1984年1月17日発行のベルブルゲンの米国特許 第4,426,299号明細書(前記特許をここに参考文献として編入);また 「布帛柔軟剤としての陽イオン界面活性剤JR,R,エガン、ジャーナル・オブ φジ・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティ −(Journal or  the American Oll Cheslsts’5ociety)、 1978年1月、第118頁〜第121頁;および「布帛柔軟剤用陽イオン界面 活性剤の選択の仕方」J、A、アッカーマン、ジャーナル・オブージ・アメリカ ンやオイル・ケミスツ・ソサエティー、1983年6月、第1166頁〜第11 69頁参照〕。
1個のみの長鎖非環式脂肪族炭化水素基を有する第四級アンモニウム塩(例えば 、モノステアリルトリメチルアンモニウムクロリド)は、同じ鎖長の場合には、 2個のアルキル長鎖を有する化合物が1個のアルキル長鎖を有するものより良好 な柔軟化性能を与えることが見出されたので、余り常用されない(例えば、「陽 イオン布帛柔軟剤JW、P、エバンズ、インダストリー・エンド・ケミストリー 、1969年7月、第893頁〜第903頁参照)。また、1984年8月7日 発行のパールスロー等の米国特許第4,464,272号明細書(ここに参考文 献として編入)は、モノアルキル第四級アンモニウム化合物が余り有効ではない 柔軟剤であることを教示している。
時々布帛柔軟化組成物で使用されている別の種類の窒素含有物質は、非第四級ア ミド−アミンである。通常挙げられている物質は、高級脂肪酸とヒドロキシアル キルアルキレンジアミンとの反応生成物である。これらの物質の一例は、高級脂 肪酸とヒドロキシエチルエチレンジアミンとの反応生成物である〔「β−ヒドロ キシエチルエチレンジアミンと脂肪酸またはそれらのアルキルエステルとの縮合 物および洗浄剤中の布類柔軟剤としての応用J H,W、エカート、フェッチΦ ザイフエン・アンストリッヒミッテル(Fette−8e1fen−Anstr ichmittel )、1972年9月、第527頁〜第533頁参照〕。こ れらの物質は、通常一般に、布帛柔軟化組成物中の柔軟活性成分として他の陽イ オン第四級アンモニウム塩およびイミダゾリニウム塩と一緒に記載されている( 1984年7月17日発行のラピサルダ等の米国特許第4.46伊、485号明 細書、1983年12月20日発行のラブイー等の米国特許第4,421,79 2号明細書、1982年4月27日発行のラブイー等の米国特許第4゜327. 133号明細書参照)(前記特許のすべてをここに参考文献として編入)。19 73年11月27日発行のベルブ等の米国特許第3.775.316号明細書( ここに参考文献として編入)は、(a)ヒドロキシアルキルアルキルポリアミン と脂肪酸との縮合物および(b)(i)2個の長鎖アルキル基を有する第四級ア ンモニウム塩0%〜100%と(11)式〔R5R6R7R8N)+A−(式中 、Rは長鎖アルキル基であり、Rはアリールアルキル基および03〜C18アル ケニルおよび1個または2個のC−C二重結合を含有するアルカジェニルからな る群から選ばれるものであり、RおよびRはC−C7アルキル基であり、Aは陰 イオンである)の殺菌性第四級アンモニウム化合物100%〜0%との第四級ア ンモニウム化合物混合物を含有する洗浄洗濯物用柔軟化仕上組成物を開示してい る。1975年9月9日発行のネイディッチ等の米国特許第3,904,533 号明細書(ここに参考文献として編入)は、布帛柔軟化化合物および1〜3個の 短鎖Cl0= C14アルキル基を含有する第四級アンモニウム塩である低温安 定剤(布帛柔軟化化合物は2個以上の長鎖アルキル基を含有する第四級アンモニ ウム塩、脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミンとの反応生成物、およ び他の陽イオン物質からなる群から選ばれる)を含有する布帛コンディショニン グ処方物を教示している。
発 明 の 開 示 本発明は、主として家庭洗濯操作のすすぎサイクルで使用するための、好ましく は液体形の、布帛柔軟化組成物に関する。本発明は、少なくとも一部分、(a) 以下でより十分に記載するようなシクロデキストリンと香料との粒状複合体など の成る粒状感水物質が標準貯蔵条件下で固体であるが自動布帛乾燥機(洗濯乾燥 機)中で遭遇される温度で溶融する比較的高融点水不溶性(および好ましくは非 水膨潤性)保護物質によって液体布帛柔軟化組成物、洗濯洗浄液、洗濯すすぎ水 などの不良環境で長期間保護できるという発見(前記悪水物質、例えば、粒状複 合体は、典型的には、粒状形である前記保護物質に埋設する)(例えば、保護さ れた粒状シクロデキストリン複合体); (b)以下で詳細に記載のような防汚 重合体および特にポリエステル防汚重合体が(a)の保護された粒状シクロデキ ストリン複合体を含めた水不溶性粒子を水性布帛柔軟化組成物に懸濁するのを助 長できるという発見;および/または(C)前記保護物質を溶融し且つ粒状感水 物質と共に水に分散し、冷却して、前記保護物質によって少なくとも部分的にエ ンロービングされた悪水物質を含有する小さい平滑な球状保護粒子を形成する方 法の発見に基づく。以下で詳細に記載の前記保護物質は、水性液体、特に布帛柔 軟剤組成物に比較的不溶性であり且つ好ましくは前記水性液体によって膨潤しな い(非水膨潤性)。好ましくは、(a)の保護された粒子は、(b)の防汚重合 体によって懸濁する。
(a)の保護された粒子は、すすぎサイクルで布帛に結合するようになり且つ保 護物質は、自動洗濯乾燥機サイクルで軟化してシクロデキストリン/香料複合体 を乾燥機中で遊離し、前記複合体を乾燥工程で布帛に結合させる。爾後の再湿潤 が香料を放出するまで、香料は、複合体内に保持される。このように、本発明は 、1989年4月12日出願の同時係属米国特許出願節07/337.036号 明細書「香料/シクロデキストリン複合体での布帛の処理」 (前記出願をここ に参考文献として編入)に記載の発明の利益を拡大する。
より詳細には、布帛柔軟剤約3〜約35重量%、および実質上水不溶性であり且 つ非水膨潤性であり且つ融点約り0℃〜約90℃、好ましくは約り5℃〜約80 ℃を有する有効量の保護物質によって保護される粒状シクロデキストリン/香料 複合体を含む保護された粒子約0.5%〜約25%、好ましくは約1%〜約15 %を含む水性分散液の形の布帛柔軟化組成物が提供される(保護された複合体粒 子は好ましくは有効量の防汚重合体によって前記水性組成物に安定に分散する) 。このような組成物のpH(10%溶液)は、典型的には、約7未満、より典型 的には約2〜約6.5である。
発明を実施するための最良の形態 本発明の組成物中の布帛柔軟剤の量は、典型的には、組成物の約3〜約35重量 %、好ましくは約4〜約27重量%である。下限は、家庭洗濯プラクティスで通 例である方法で洗濯すすぎ浴に加える時に有効な布帛柔軟化性能に貢献するのに 必要どされる量である。上限は、包装および流通コストの減少のため、より経済 的使用を消費者に与える濃縮製品に好適である。
若干の好ましい組成物は、トーン争トリン、エロール・エッチ・ワール、ドナル ド・エム・スヮートリーおよびロナルド・エル・ヘミングウェイの氏名で198 7年4月28日発行の米国特許第4.661,269号明細書(該特許をここに 参考文献として編入)に開示されて液体、好ましくは水性、布帛柔軟化組成物は 、典型的には、下記成分を含む: ■、全組成物の約3〜約35重量%、好ましくは約4〜約27重量%の布帛柔軟 剤; ■、保護された粒状シクロデキストリン/香料複合体的0.5%〜約25%、好 ましくは約1%〜約15%、より好ましくは約1%〜約5%(前記複合体は約り 0℃〜約90℃の温度で溶融する固形実質上水不溶性実質上非水膨潤性保護物質 によって有効に保護され、前記保護物質は前記シクロデキストリン/香料複合体 の約50〜約1000重量%、好ましくは約100〜約500重量%、より好ま しくは約150〜約300重量%である);■、高高分予防汚剤0一〜約5(好 ましくは保護された粒状シクロデキストリン/香料複合体■を組成物に安定に懸 濁するのに有効な量);および■、水、c −c −価アルコール、02〜C6 多価アルコール、液体ポリアルキレングリコール、およびそれらの混合物からな る群から選ばれる液体担体を含む残部。
1つの好適な布帛柔軟剤(成分I)は、(a)高級脂肪酸と、ヒドロキシアルキ ルアルキレンジアミンおよびジアルキレントリアミンおよびそれらの混合物から なる群から選ばれるポリアミンとの反応生成物的10%〜約80%;(b)1個 のみの長鎖非環式脂肪族C1,〜C2゜炭化水素基を含有する陽イオン窒素含有 塩的3%〜約40%;および場合によって (C)2個以上の長鎖非環式脂肪族C15〜C2□炭化水素基を有するか1個の 前記基および1個のアリールアルキル基を有する陽イオン窒素含有塩10%〜約 80% を含む混合物である(前記(a)、(b)および(C)の%は、成分1の重量% である)。
特定の例を含めた本組成物の必須成分および任意成分の一般的説明を後述する。
例は、例示の目的でのみここここで使用する「シクロデキストリン」なる用語( CD)は、香料成分との包接複合体を生成することができる既知のシクロデキス トリン、例えば、6〜12個のグルコース単位を含有する非置換シクロデキスト リン、特にα−1β−およびγ−シクロデキストリン、およびそれらの混合物、 および/または分枝シクロデキストリンを含めて、それらの誘導体、および/ま たはそれらの混合物のいずれも包含する。α−1β−およびγ−シクロデキスト リンは、なかんずく、インディアナ州ハモンドのアメリカン・マイゼーブロダク ツ・カンパニー(アマイゾ)、コーン・プロセシング争ディビジョン;およびイ リノイ州グルニーのロケット会コーポレーションから得ることができる。既知で あるシクロデキストリンの多くの誘導体がある。代表的誘導体は、1969年2 月4日発行のパルメルター等の米国特許第3,426.011号明細書、196 9年7月1日発行のパルメルター等の米国特許第3.453.257号明細書、 第3.453.258号明細書、第3,453,259号明細書および第3,4 53,260号明細書、1969年8月5日発行のグラメラ等の米国特許第3, 459.731号明細書、1971年1月5日発行のパルメルター等の米国特許 第3,553,191号明細書、1971年2月23日発行のパルメルター等の 米国特許第3,565゜887号明細書、1985年8月13日発行のスゼッツ リ等の米国特許第4,535,152号明細書、1986年10月7日発行のヒ ライ等の米国特許第4゜616.008号明細書、1987年1月20日発行の プラント等の米国特許第4,638.058号明細書、1988年5月24日発 行のツチャマ等の米国特許第4゜746.734号明細書および1987年7月 7日発行のオギノ等の米国特許第4,678,598号明細書(前記特許のすべ てをここに参考文献として編入)に開示のものである。ここで使用するのに好適 なシクロデキストリン誘導体の例は、アマイゾおよびウィスコンシン州ミルウォ ーキーのアルドリッチ・ケミカルやカンパニーから人手できる異なる置換度(D 、S、)のメチル−β−CD、ヒドロキシエチル−β−CD、およびヒドロキシ プロピル−β−CDである。
また、個々のシクロデキストリンは、オリゴマー、コオリゴマー、重合体、共重 合体などを生成するために、例えば、多官能剤を使用して一緒に結合できる。こ のような物質の例は、アマイゾおよびアルドリッチ・ケミカル・カンパニーから 市販されている(β−CD/エビクロロヒドリン共重合体)。
また、シクロデキストリンおよび/または前駆物質化合物の混合物を使用して複 合体の混合物を与えることが望ましい。このような混合物は、例えば、広範囲の 香料成分をカプセル化し且つ/または前記複合体の大きい結晶の形成を防止する ことによりて一層一様なにおいプロフィールを与えることができる。シクロデキ ストリンの混合物は、好都合には、1969年2月4日発行のアームプラスター 等の米国特許第3.425,910号明細書、1974年5月21日発行のオカ ダ等の米国特許第3.812.011号明細書、1982年3月2日発行のヤギ 等の米国特許第4.317.881号明細書、1983年11月29日発行のオ カダ等の米国特許第4゜418.144号明細書および1988年4月19日発 行のアメラールの米国特許第4.738.923号明細書(前記特許のすべてを ここに参考文献として編入)に記載の方法を含めてシクロデキストリンの既知の 製法からの中間生成物を使用することによって得ることかできる。好ましくは、 少なくとも大部分のシクロデキストリンは、α−シクロデキストリン、β−シク ロデキストリン、および/またはγ−シクロデキストリン、より好ましくはβ− シクロデキストリンである。若干のシクロデキストリン混合物は、例えば、日本 の横浜のエンスイコ・シュガー・レフフイニング・カンパニーから市販され布帛 柔軟化製品は、典型的には、嗅覚美観上の利益を与え且つ/または製品が有効で あるという信号として役立つために若干の芳香を与えるように若干の香料を含有 する。しかしながら、このような製品中の香料は、しばしば、必要とされる前に 失われる。香料は、例えば、酸素、光線、熱などの作用による損傷および/また は損失を受けやすいことがある。例えば、典型的な自動洗濯機のすすぎサイクル で使用する多量の水および/または典型的自動洗濯乾燥機で使用する乾燥プロセ スにおける高エネルギー人力および大きい気流のため、布帛柔軟剤製品によって 与えられる香料の大部分は、失われている。
損失は、香料をすすぎ水で洗浄し且つ/または乾燥機ベントから失われる時に生 ずる。後述のような余り揮発性ではない成分の場合でさえ、小さい画分しか洗浄 および乾燥サイクル完了後に布帛上に残らない。後述のような香料の高揮発性画 分の損失は、はるかに多い。通常、高揮発性画分の損失は、実際上全体的である 。この効果のため、例えば乾燥機添加布帛柔軟剤組成物で使用する多くの香料は 、貯蔵時および使用時のにおい特性の生き延びを最大限にし且つこのようにして より良い[布帛直接性(5ubstantfvHy)Jを与えるために主として 余り揮発性ではない高沸点(高い沸点を有する)香料成分がらなっていた。これ らの香料における小部分の高揮発性低沸点(低い沸点を有する)香料成分の主機 能は、爾後の布帛真上への影響よりもむしろ製品自体の芳香臭を改善することで ある。しかしながら、揮発性低沸点香料成分の若干は、新鮮できれいな印象を基 体に与えることができ且つこれらの成分は布帛上に付着し存在することが高度に 望ましい。
本発明の香料成分および組成物は、技術上既知の通常のものである。香料成分ま たは香料量の選択は、単に美観上の考慮に基づく。好適な香料化合物および組成 物は、1979年3月20日発行のプレインおよびカムニスの米国特許第4,1 45.184号明細書、1980年6月24日発行のワイドの米国特許第4,2 09,417号明細書、1985年5月7日発行のメチルの米国特許第4,51 5.705号明細書および1979年5月1日発行のヤングの米国特許第4.1 52.272号明細書(前記特許のすべてをここに参考文献として編入)を含め て技術上見出すことができる。技術1認められた香料組成物の多くは、布帛上で のにおい効果を最大限にするために後述のように比較的直接性である。しかしな がら、非直接香料も有効であることが香料/シクロデキストリン複合体を介して の香料配送の特殊な利点である。
直接香料は、香料を製品で常用量で使用する時に、香料が所望のにおいを処理さ れた布帛上に付着するのに十分な%の直接香料物質を含有するものである。一般 に、香料の直接度は、使用する直接香料物質の%に大体比例する。比較的直接性 の香料は、直接香料物質少なくとも約1%、好ましくは少なくとも約10%を含 有する。
直接香料物質は、処理プロセスによって布帛上に付着し且つ人々によって通常の 嗅覚明瞭度で検知できる芳香性化合物である。このような物質は、典型的には、 平均香料物質の蒸気圧よりも低い蒸気圧を有する。また、それらは、典型的には 、分子量約200以上を有し且つ平均香料物質の量よりも少ない量で検知できる 。
3、複合体生成 本発明の複合体は、技術上既知の方法のいずれでも生成する。典型的には、複合 体は、香料およびシクロデキストリンを好導な溶媒、好ましくは水中の溶液とし て、または懸濁液中で一緒にさせることにより、または成分を好適な、好ましく は最小量の溶媒、好ましくは水の存在下で一緒に混練することにより生成する。
他の極性溶媒、例えば、エタノール、メタノール、イソブロノくノールなどおよ び前記極性溶媒自体の混合物および/または前記極性溶媒と水との混合物は、複 合体生成用溶媒として使用できる。複合体生成におけるこのような溶媒の使用は 、A、ハラダおよびS9 タカI\シによるChemistryLetters の論文、第2089頁〜第2090頁(1984)(前記論文をここに参考文献 として編入)に開示されている。懸濁/混練法は、溶媒が少なくて済み、それゆ え、溶媒の分離が少なくて済むので、特に望ましい。好適な方法は、前に参考文 献として編入の特許に開示されている。複合体生成の追加的開示は、J、L。
アトウッド、J、E、D、ディビーズおよびり、D、マクニコール(編集):包 接化合物、Vol、III、アカデミツク・プレス(1984)、特に第11章 ;J、L、日本の東京(1984年7月);J、スジエラトリのCyclode xtrin Technology sクルワー・アカデミツクeバブリッシャ ーズ(1988)(前記刊行物のすべてをここに参考文献として編入)に見出す ことができる。
一般に、香料/シクロデキストリン複合体は、香料対シクロデキストリンのモル 比1:1を有する。しかしながら、モル比は、香料の分子大きさおよびシクロデ キストリン化合物のアイデンティティ−に応じてより高いか、より低いことがで きる。モル比は、シクロデキストリンの飽和溶液を調製し、香料を加えて複合体 を生成することによって測定できる。一般に、複合体は、容易に沈殿するであろ う。もし沈殿しないとしても、複合体は、通常、電解質の添加、pHの変化、冷 却などによって沈殿できる。次いで、複合体は、分析して香料対シクロデキスト リンの比率を測定できる。
前記のように、実際の複合体は、シクロデキストリン中のキャビティーの大きさ および香料分子の大きさによって決定される。通常の複合体は、シクロデキスト リン1分子中に香料1分子であるが、複合体は、香料分子が大きく且つシクロデ キストリン中でフィツトできる2個の部分を含有する時には香料1分子とシクロ デキストリン2分子との間で生成できる。若干の香料は、大きさが広く変化する 化合物の混合物であるので、高度に望ましい複合体は、シクロデキストリンの混 合物を使用して生成できる。少なくとも大部分のシクロデキストリンは、α−1 β−および/またはγ−シクロデキストリン、より好ましくはβ−シクロデキス トリンであることが通常望ましい。
シクロデキストリンおよび複合体の製法は、1974年5月21日発行のオカダ 、ツヤマおよびツヤマの米国特許第3,812,011号明細書、1982年3 月2日発行のヤギ、コウノおよびイヌイの米国特許第4,317.881号明細 書、1983年11月29日発行のオカダ、マツザワ、ウニシマ、カナクキおよ びホリコシの米国特許第4,418,144号明細書、1988年4月19日発 行のエタノールの米国特許第4,378゜923号明細書(前記特許のすべてを ここに参考文献として編入)に記載されている。これらの変法のいずれかによっ て得られる物質は、本発明の目的で許容可能である。また、最初に反応混合物か ら包接複合体を結晶化によって直接単離することが許容可能である。
連続操作は、通常、過飽和溶液の使用、および/または懸濁/混練、および/ま たは温度操縦、例えば、加熱、次いで冷却、および乾燥を包含する。一般に、最 小の可能なプロセス工程が、香料の損失および過度の加工コストを回避するため に使用される。
4、複合体の粒径 複合体の粒径は、所望の香料放出プロフィールに従って選ぶ。小さい粒子、例え ば、約0.01μm〜約15μm1好ましくは約0.01μm〜約8μm1より 好ましくは約0.05μm〜約5μmは、乾燥布帛を再湿潤する時に香料の迅速 な放出を与えるのに望ましい。小さい粒子が例えばシクロデキストリンのカプセ ル化物質への配合によって維持して布帛への結合に望まれる大き0凝集体を形成 できることは、本発明の特殊な利益である。
これらの小さい粒子は、好都合には、最初に、懸濁/混練法によって調製する。
より大きい粒子、例えば、粒径約15μm〜約500μm1好ましくは約15μ m〜約250μm、より好ましくは約15μm〜約50μmを有するものは、基 体を多量の水で再湿潤する時に香料の遅い放出を与えるか、基体を複数の回数再 湿潤する時1こ一連の放出を与えることができる点で独特である。より大きい粒 径の複合体は、好都合には、結晶化法によって生成する。この結晶化法において は、複合体は、成長させ、大きい粒子は必要ならば粉砕して所望の大きさとする 。小さい粒子と大きい粒子との混合物は、より広い活性成分プロフィールを与え ることができる。それゆえ、実質量の粒子を15μ未満と15μよりも大との両 方にさせることが望ましいことがある。
5、保護物質 保護物質は、水性媒体によって比較的影響されず且つ典型的な自動洗濯乾燥機で 見出される温度で溶融するように選ばれる。驚異的なことに、保護物質は、例え ば液体布帛柔軟剤組成物中で貯蔵を生き延び;布帛に結合するように悪水物質、 例えば、シクロデキストリン/香料複合体粒子を保護し二次いで、布帛をその後 に再湿潤する時に複合体が香料を放出できるように乾燥機中で悪水物質、例えば 、複合体を放出する。悪水物質、例えば、粒状シクロデキストリン/香料複合体 は、典型的には、有効に「エンロービングされる」か「囲まれる」且つ保護物質 が水および/または他の物質が複合体を破壊し且つ/または香料と置換するのを 有効に防止するように保護物質に埋設する。他の悪水物質も、保護物質によって 保護できる。
複合体が貯蔵時および液体布帛柔軟剤組成物、洗濯液および/または洗濯すすぎ サイクルにおける水などの不良環境中で非常に有効に保護でき且つ依然として乾 燥サイクルで容易に放出できることは驚異的である。保護物質は、好ましくは、 保護を最大限にするためにほとんど全部水不溶性であり且つせいぜい水中でわず かにだけ膨潤性である(非水膨潤性)。例えば、室温での水中溶解度は、典型的 には、約250ppm未満、好ましくは約1100pp未満、より好ましくは約 25ppm未満である。保護物質(または組成物)の溶解度、化学的性質および /または構造に応じて、溶解度は、既知の分析法、例えば、重量分析法、浸透圧 法、分光測定法および/または分光法によって容易に測定できる。保護物質の融 点(mp)または範囲は、約り0℃〜約90℃、好ましくは約り5℃〜約80℃ 、より好ましくは約40〜約75℃である。融点は、鋭いことができ、または溶 融は、温度範囲にわたって徐々に生ずることができる。融点範囲を有することが 望ましいことがある。その理由は、乾燥サイクルの初期に若干の溶融物質の存在 が粒子を布帛に結合するのを助長し、それによって空気出口穴を通しての粒子の 損失を最小限にし且つ高融点物質の存在が、依然として存在する実質量の水分が ある時に乾燥サイクルの初期部分時にシクロデキストリン/香料複合体を保護す るのを助長するからである。
好適な保護物質は、石油ロウ、天然ロウ、脂肪物質、例えば、脂肪アルコールお よび/または脂肪酸エステル、重合炭化水素などである。好適な例としては、下 記のものが挙げられる:バイバー(Vybar)260 (gp約51℃)およ びパイパー103(sp約72℃)、ペトロライト・コーポレーションによって 販売されている重合炭化水素;ミリスチルアルコール(mp約38〜40℃)、 セチルアルコール(mp約51℃)および/またはステアリルアルコール(II p約59〜60℃);水素添加タローアルコールの水素添加タロー酸エステル( mp約55℃);パルミチン酸セチル(IIp約50℃);水素添加ヒマシ油( g+p約87℃)一部分水素添加ヒマシ油(mp約70℃);12−ヒドロキシ ステアリン酸メチル(wp約52℃);12−ヒドロキシステアリン酸エチレン グリコールエステル(1p約66℃);プロピレングリコール12−ヒドロキシ エステル(■p約53℃);12−ヒドロキシステアリン酸グリセロールモノエ ステル(■p約69℃);N−(β−ヒドロキシエチル)リシノールアミド(s p約46℃);リシノール酸カルシウム(■p約85℃);ガネ・ソクス(Ga nex)重合体V220(mp約35〜40℃)、WP−660(B約58〜6 8℃)などのアルキル化ポリビニルピロリドン(P V P)誘導体;ゼネラル ・エレクトリック・カンパニーからのステアリルメチコーンSF1134(mp 約36℃)、ゴールドシュミ・ソトからのアビル(^bi1)ロウ9809(m p約38℃)などのシリコーンロウ;およびそれらの混合物。他の好適な保護物 質は、1979年5月1日発行のヤングの米国特許第4.152,272号明細 書および1990年9月4日発行のライ−レンガ等の米国特許第4,954.2 85号明細書(前記特許の両方ともここに参考文献として編入)に開示されてい る。
ここに記載の保護された粒子は、固体、特に粒状製品でも使用できる。粒子を乾 燥製品で貯蔵し水性媒体に短時間だけさらす時には、遅い水膨潤性である保護物 質は、水性媒体にさらされる短時間悪水物質を保護するために使用できる。
シクロデキストリンと香料との保護粒状複合体は、各種の方法によって調製でき る。複合体は、驚異的なことに、複合体構造を破壊せずに溶融保護物質と混合で き、冷却して固体を形成でき且つ粒径は、前記保護物質を溶融しない方法、例え ば、極低温粉砕;微細な「円筒状」成形物を押し出した後に寸断する方法;およ び/またはそれらの混合によって減少できる。このような方法は、自動洗濯機を 使用する典型的な家庭洗濯操作のすすぎサイクル時におよび/またはすすぎ水を すすぎサイクルの終わりに布帛で濾過する時に布帛に容易にトラップされる望ま しい不規則な粒子を形成する傾向がある。また、複合体は、溶融保護物質を複合 体粒子の流動床上にスプレーすることにより、または溶融保護物質をそれに懸濁 された複合体と共にスプレー冷却することにより保護できる。方法が複合体粒子 の実質上完全な覆いを生ずる限りは、選ばれる方法は、従来技術で既知のものの いずれでもあることができる。
ここに記載の保護物質などの保護物質を使用して保護粒子を形成する好ましい方 法は、(a)前記物質の溶融物を調製し; (b)粒子を混合し; (C)溶融 混合物を高剪断混合下に界面活性剤水溶液または水性布帛柔軟剤組成物のいずれ かに分散し、次いで、(d)得られた分散液を冷却して保護物質を凝固すること を包含する。保護された粒子を界面活性剤水溶液中で形成するならば、それらは 、予備調製分散液として布帛柔軟剤組成物に添加できる。それらは、乾燥し、粒 状物形で粒状布帛柔軟剤組成物、洗剤組成物などに加えることもできる。香料/ シクロデキストリン複合体粒子に加えて、この好ましい方法は、コアセルベーシ ョン技術によって作られた香料粒子、例えば、1990年8月7日発行のミカエ ルの米国特許第4,946,624号明細書(該特許をここに参考文献として編 入)に開示のものを含めて他の粒子を保護するために使用できる。他の、例えば 感水性の比較的水不溶性の粒子または例えば布帛柔軟剤組成物と不相容性である 比較的水不溶性の粒子は、同じ方法によって保護できる。例えば、漂白剤物質、 漂白活性剤などは、この方法によって保護できる。
これらの粒子を界面活性剤水溶液中で形成する時には、それは、少なくとも大体 臨界ミセル濃度の前記界面活性剤を含をすべきである。粒子を界面活性剤溶液に 分散することから生ずる粒子は、乾燥し且つ粒状洗剤組成物または粉末状布帛柔 軟剤組成物のいずれかで使用する時に特に望ましい。
保護物質内に埋設された複合体は、大きい粒子として水性布帛柔軟剤組成物に添 加でき且つ得られるスラリーは、高剪断混合に付して複合体粒子の粒径を減少で きる。
この方法は、望ましい。その理由は、乾燥粒子を破壊するのに必要とされるエネ ルギーがカプセル化物質を溶融する傾向があり且つ除熱し且つ/または例えば液 体窒素または固体二酸化炭素の使用によって吸収しなければ粒子を再凝集する傾 向があるからである。
典型的には、保護物質の量は、シクロデキストリン/香料複合体の約50%〜約 1000%、好ましくは約100%〜約500%、より好ましくは約150%〜 約300%である。一般に、使用する保護物質の量が少なければ少ない程、より 良い。炭化水素物質は、通常、水性環境に対して最善の保護を与える。
カプセル化粒子は、好ましくは、直径が約1〜約1000μ、好ましくは約5〜 約500μ、より好ましくは約5〜約250μである。粒子の若干はこれらの範 囲外であることができるが、粒子の大部分、例えば、約90重量%超は、範囲内 の直径を有しているべきである。
複合体の保護と布帛上に保持される粒子の能力との間にバランスがある。より大 きい粒子は、液体布帛柔軟剤組成物中およびすすぎ水中での貯蔵時に複合体をよ り良く保護し且つ布帛を典型的なすすぎサイクルの終わりに「スピン乾燥する」 時の濾過機構の結果として布帛上に保持できる。しかしながら、小さい粒子は、 すすぎサイクル時に布帛の組織内にトラップされることがあり、それゆえ布帛に より効率的に結合する傾向がある。このように、乾燥サイクルの初期部分時に、 カプセル化物質が軟化する前に、より大きい粒子は、乾燥機のタンプリング作用 によってより容易に追い出される。それゆえ、より小さい粒子、即ち、直径約2 50μ未満を有するものは、所望の最終利益を与える際に全体により効率的であ る。
また、保護された粒子は、粒状洗剤組成物、例えば、1976年2月3日発行の バスカービルの米国特許第3゜936.537号明細書、1976年10月12 日発行のクルメル等の米国特許第3,985,669号明細書、1979年1月 2日発行のニフルの米国特許第4,132.680号明細書など(前記特許のす べてをここに参考文献として編入)に記載のものと混合することによって使用で きる。
二二で使用できる布帛柔軟剤は、エドワーズおよびディールの米国特許第3,8 61,870号明細書、キャンバ−の米国特許第4,308.151号明細書、 バーナーディノの米国特許第3.886.075号明細書、デービスの米国特許 第4,233,164号明細書、バーブルゲンの米国特許第4.401,578 号明細書、ビーセマおよびリングの米国特許第3.974,076号明細書およ びルドキン、フリントおよびヤングの米国特許第4,237,016号明細書( 前記特許のすべてをここに参考文献として編入)に開示されている。
本発明の好ましい布帛柔軟剤は、下記のものからなる:成分I (a) 本発明の好ましい柔軟剤(活性成分)は、高級脂肪酸と、ヒドロキシアルキルア ルキレンジアミンおよびジアルキレントリアミンおよびそれらの混合物からなる 群から選ばれるポリアミンとの反応生成物である。これらの反応生成物は、ポリ アミンの多機能構造に鑑みて数種の化合物の混合物である(例えば、H,W、エ カートによる前J己フェッチ・ザイフエン・アンストリツヒミツテルでの刊行物 参照)。
好ましい成分1 (a)は、反応生成物混合物または混合物の若干の所定の成分 からなる群から選ばれる窒素含有化合物である。より詳細には、好ましい成分I  (a)(i)分子比率的2:1の高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレン ジアミンとの反応生成物〔該反応生成物(式中、各Rは非環式脂肪族015〜C 2、炭化水素基であり、RおよびRは二価C−C3アルキレン基である) の化合物を有する組成物を含有する〕 ;(式中、RおよびR2は上のように定 義する)を有すす る置換イミダシリン化合物; (ill)式: (式中、R□およびR2は上のように定義する)を有する置換イミダシリン化合 物; (1v)分子比率的2=1の高級脂肪酸とジアルキレントリアミンとの反応生成 物〔該反応生成物は式:(式中、RRおよびR3は上のように定義する)1 ゝ  2 の化合物を有する組成物を含有する〕 ;およびR1−C−NH−R2 (式中、RおよびR2は上のように定義する)を有すす る置換イミダシリン化合物; およびそれらの混合物。
成分1 (a)(i)は、マゼール・ケミカルズによって販売されているマズア ミド(Maza■1de@) 5またはサンドズ・カラーズ・エンド・ケミカル ズによって販売されているセラニン(CeranineO) HCとして市販さ れている。ここで、高級脂肪酸は水素添加タロー脂肪酸であり、且つヒドロキシ アルキルアルキレンジアミンはN−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミンであ り、R1は脂肪族C−C炭化水素基であり、RおよびR3は二価エチレン基であ る。
成分1 (a) (it)の−例は、Rが脂肪族C1□炭化水素基、R2が二価 エチレン基であるステアリン酸ヒドロキシエチルイミダシリンである。この化学 薬品は、アルカリル・ケミカルズ・インコーホレーテッドにより商品名アルカジ ン(Alkazjne@) S T、またはシャー・ケミカルズ・インコーホレ ーテッドにより商品名シャーコブリン(5chercozo11ne■)Sで販 売されている。
成分1 (a) (Iv)の−例は、Rが脂肪族C15〜C炭化水素基、R2お よびR3が二価エチレン基であるN、N’−シタローアルコイルジエチレントリ アミンである。
成分1 (a)(v)の−例は、Rが脂肪族C15〜C17炭化水素基、R2が 二価エチレン基である1〜タローアミドエチル−2−タローイミダゾリンである 。
成分I (a) (iii)およびI (a)(V)は、最終組成物のpHが約 5以下であるならば、pKa値約4以下を有するブレンステッド酸分散助剤に先 ず分散することもできる。若干の好ましい分散助剤は、塩酸、リン酸、またはメ チルスルホン酸である。
N、N’−シタローアルコイルジエチレントリアミンと1−タローエチルアミド −2−タローイミダシリンとの両方とも、タロー脂肪酸とジエチレントリアミン との反応生成物であり、且つ陽イオン布帛柔軟剤メチル−1−タローアミドエチ ル−2−タローイミダゾリニウムメチルサルフェートの前駆物質である([布帛 柔軟剤としての陽イオン界面活性剤J R,R,エガン、ジャーナル中オブ・ジ ・アメリカン−オイル・ケミスッφソサエティー、1978年1月、第118頁 〜第121頁参照)。
N、N’−シタローアルコイルジエチレントリアミンおよび1−タローアミドエ チル−2−タローイミダシリンは、シエレックス・ケミカル・カンパニーから実 験化学薬品として得ることができる。メチル−1−タローアミドエチル−2−タ ローイミダゾリニウムメチルサルフェートは、シエレックス拳ケミカルφカンパ ニーによって商品名パリソフト(Varisoft■)475で販売されている 。
成分1 (b) 好ましい成分1 (b)は、下記のものがら選ばれる1個の長鎖非環式脂肪族c 15〜c2□炭化水素基を含有する陽イオン窒素含有塩である: (1)式: (式中、R4は非環式脂肪族C15二02゜炭化水素基であり、R5およびR6 はC1〜c4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、A−は陰イオン である)を有する非環式第四級アンモニウム塩;(式中、R1は非環式脂肪族0 15〜c2□炭化水素基であり、R7は水素またはC1〜c4飽和アルキルまた はヒドロキシアルキル基であり、A−は陰イオンである)を有する置換イミダゾ リニウム塩; (iii)式: (式中、R2は二価C1〜c3アルキレン基であり、R□、R5およびA−は上 に定義の通りである)を有する置換イミダゾリニウム塩; (iv)式: (式中、R4は非環式脂肪族016〜c2゜炭化水素基であり、A−は陰イオン である) を有するアルキルピリジニウム塩;および(V)式 (式中、R工は非環式脂肪族C15〜C2、炭化水素基であイオン基である) を有するアルカンアミドアルキレンピリジニウム塩;およびそれらの混合物。
成分1 (b)(i)の例は、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩、例えば 、それぞれシエレックス・ケミカル・カンパニーによって商品名アドゲン(Ad Ogen■)471、アドゲン441、アドゲン444およびアドゲン415で 販売されているモノタロートリメチルアンモニウムクロリド、モノ(水素添加タ ロー)トリメチルアンモニウムクロリド、バルミチルトリメチルアンモニウムク ロリドおよびソーヤトリメチルアンモニウムクロリドである。これらの塩におい ては、R4は、非環式脂肪族C−C炭化水素基であり、RおよびR6はメチIs  18 5 ル基である。モノ(水素添加タロー)トリメチルアンモニウムクロリドおよびモ ノタロートリメチルアンモニウムクロリドが、好ましい。成分1 (b)(i) の他の例は、R4がC22炭化水素基であるベヘニルトリメチルアンモニウムク ロリド〔ウィトコφケミカル・コーポレーションのハムコ・ケミカル・ディビジ ョンによって商品名ケマミン(Kemamine■)Q2803−Cで販売され ている〕 ;R4がC16〜C18炭化水素基、R5がメチル基、R6がエチル 基、Aがエチルサルフェート陰イオンであるソーヤジメチルエチルアンモニウム エトサルフェート(ジョルダン・ケミカル・カンパニーによって商品名ジョルダ クオート(JordaquatO) 1033で販売されている〕 ;およびR 4がC18炭化水素基、R5が2−ヒドロキシエチル基、R6がメチル基である メチル−ビス(2−ヒドロキシエチル)オクタデシルアンモニウムクロリド〔ア ルマツク・カンパニーから商品名エトフォード(Ethoquad■)18/1 2で入手可能〕である。
成分I(b)(目l)の例は、R□が017炭化水素基、R2がエチレン基、R 5がエチル基、Aがエチルサルフェート陰イオンである1−エチル−1−(2− ヒドロキシエチル)−2−イソヘプタデシルイミダゾリニウムエチルサルフェー トである。それはモナ・インダストリーズ・インコーホレーテッドから商品名モ ナクオート(Monaquat@) I S I E Sで入手できる。
成分1 (c) 単独または混合物の一部分として使用できる2個以上の長鎖非環式脂肪族C1, 〜C2゜炭化水素基を有するか1個の前記基および1個のアリールアルキル基を 有する好ましい陽イオン窒素含有塩は、下記のものからなる群から選ばれる:  ゛ (式中、各Rは非環式脂肪族015〜C2゜炭化水素基であり、R5はC1〜C 4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、RはR4およびR5基から なる群から選ばれ、A−は上に定義の陰イオンである)を有する非環式第四級ア ンモニウム塩;(11)式: (式中、各Rは非環式脂肪族C15〜C2□炭化水素基であり、R2は炭素数1 〜3の二礁のアルキレン基であり、キシアルキル基であり、A−は陰イオンであ る)を有するジアミド第四級アンモニウム塩;(fil)式二 (式中、nは1〜約5に等しく、RRRお1ゝ 2ゝ 5 よびA−は上に定義の通りである) を有するジアミノアルコキシ化第四級アンモニウム塩;(Iv)式: (式中、各R4は非環式脂肪族C1,〜C2゜炭化水素基であり、R5はC1〜 C4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、A−は陰イオンである) を有する第四級アンモニウム化合物; (v)式: (式中、各R工は非環式脂肪族C1,〜C2、炭化水素基であり、R2は炭素数 1〜3の二価のアルキレン基であり、R5およびA−は上に定義の通りである) を有する置換イミダゾリニウム塩;および(式中、R,R2およびA−は上に定 義の通りである)を有する置換イミダゾリニウム塩; およびそれらの混合物。
成分1 (c)(i)の例は、周知のジアルキルジメチルアンモニウム塩、例え ば、シタロージメチルアンモニウムクロリド、シタロージメチルアンモニウムメ チルサルフェート、ジ(水素添加タロー)ジメチルアンモニウムクロリド、ジス テアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロ リドである。
ジ(水素添加タロー)ジメチルアンモニウムクロリドおよびシタロージメチルア ンモニウムクロリドが、好ましい。本発明で使用できる市販のジアルキルジメチ ルアンモニウム塩の例は、ジ(水素添加タロー)ジメチルアンモニウムクロリド (商品名アドゲン442)、シタロージメチルアンモニウムクロリド(商品名ア ドゲン470)、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド〔商品名アロサー フ(^rosurf’■)TA−100)(すべてシェレックス・ケミカル・カ ンパニーから入手できる)である。
Rが非環式脂肪族C22炭化水素基であるジベヘニルジメチルアンモニウムクロ リドは、ライトコ書ケミカル・コーポレーションのハムコ・ケミカル・ディビジ ョンによって商品名ケマミンQ−2802Cで販売されている。
成分1 (C) (11)の例は、R1が非環式脂肪族C15〜C炭化水素基、 Rがエチレン基、R5がメチル基、R9がヒドロキシアルキル基、Aがメチルサ ルフェート陰イオンであるメチルビス(タローアミドエチル)(2−ヒドロキシ エチル)アンモニウムメチルサルフェートおよびメチルビス(水素添加タローア ミドエチル)(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルサルフェートである 。これらの物質は、シエレックス・ケミカル・カンパニーからそれぞれ商品名パ リソフト222およびパリソフト110で入手できる。
成分I (C) (iv)の−例は、R4が非環式脂肪族C炭化水素基、R5が メチル基、Aが塩化物陰イオンであるジメチルステアリルベンジルアンモニウム クロリドであり、且つシエレックス参ケミカル・カンパニー1こよって商品名パ リソフトSDCで販売されており且つオエックス・ケミカル・カンパニーによっ て商品名アンモニウムス(八ll0nyX■)490で販売されている。
成分1 (C)(V)の例は、R1が非環式脂肪族015〜C炭化水素基、Rが エチレン基、R5がメチル基、Aが塩化物陰イオンである1−メチル−1−タロ ーアミドエチル−2−タローイミダリニウムメチルサルフェートおよび1−メチ ル−1−(水素添加タローアミドエチル)−2−(水素添加タロー)イミダゾリ ニウムメチルサルフェートである。それらは、シエレソクスーケミカル・カンパ ニーによって、それぞれ商品名パリソフト475およびパリソフト445で販売 されている。
好ましい組成物は、前記成分Iの約10〜約80重量%の量の成分!(a)、約 5〜約40重量%の量の成分1 (b)および約10〜約80重量%の量の成分 1 (c)を含有する。より好ましい組成物は、(i)ジ(水素添加タロー)ジ メチルアンモニウムクロリドおよび(V)メチル−1−タローアミドエチル−2 −タローイミダゾリニウムメチルサルフェート;およびそれらの混合物からなる 群から選ばれる成分1 (c)を含有する。
成分Iは、好ましくは全組成物の約4〜約27重量%の量で存在する。より詳細 には、成分I (a)が水素添加タロー脂肪酸約2モルとN−2−ヒドロキシエ チルエチレンジアミン約1モルとの反応生成物であり且つ成分Iの約20〜約6 0重量%の量で存在し;且つ成分I(b)が成分Iの約3〜約30重量%の量で 存在するモノ(水素添加タロー)トリメチルアンモニウムクロリドであり;且つ 成分1 (c)がジ(水素添加タロー)ジメチルアンモニウムクロリド、シタロ ージメチルアンモニウムクロリドおよびメチル−1−タローアミドエチル−2− タローイミダゾリニウムメチルサルフェート、およびそれらの混合物からなる群 から選ばれ;前記成分I(’C)が成分工の約20〜約60重量%の量で存在し ;前記ジ(水素添加タロー)ジメチルアンモニウムクロリド対前記メチル−1− タローアミドエチル−2−タローイミダゾリニウムメチルサルフェートの重量比 が約2=1から約6:1である本組成物が、より好ましい。
前記の個々の成分、特にI (c)のものは、個々にも使用できる。
本発明の陽イオン窒素含有塩においては、陰イオンA−は、電荷中性を与える。
最もしばしば、これらの塩中で電荷中性を与えるために使用する陰イオンは、ハ ライド、例えば、フルオリド、クロリド、プロミド、またはヨーダイトである。
しかしながら、他の陰イオン、例えば、メチルサルフェート、エチルサルフェー ト、ヒドロキシド、アセテート、ホルメート、サルフェート、カーボネートなど は、使用できる。クロリドおよびメチルサルフェートが、本発明で陰イオンAと して好ましい。
7、液体担体 液体担体は、水、01〜C4−価アルコール、02〜C6多価アルコール(例え ば、プロピレングリコールなどのアルキレングリコール)、液体ポリアルキレン グリコール、たとえば、平均分子量約200を有するポリエチレングリコール、 およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。使用する水は、蒸留水、脱イオ ン水、または水道水であることができる。
8、任意の高分予防汚剤 防汚剤、通常、重合体は、約0,05%〜約5%の量の特に望ましい添加剤であ る。好適な防汚剤は、1987年10月27日発行のゴッセリンクの米国特許第 4,702,857号明細書、1987年12月8日発行のゴッセリンクおよび ディールの米国特許第4,711.730号明細書、1987年12月15日発 行のゴッセリンクの米国特許第4,713,194号明細書、1989年10月 31日発行のマルトナト、トリノおよびゴッセリンクの米国特許第4.877. 896号明細書、1990年9月11日発行のゴッセリンク、ハープイーおよび トリノの米国特許第4,956.447号明細書、および1988年6月7日発 行のエバンズ、ハンチイントン、ステワード、ウォルフおよびジメラーの米国特 許第4,749.596号明細書(前記特許をここに参考文献として編入)に開 示されている。液体布帛柔軟剤組成物中の粒子の懸濁安定性を改善することは防 汚重合体の特殊な利点であり、即ち、粒子は過度の分離を生じずに液体組成物中 で安定に懸濁したままである。防汚剤は、通常、粘度を実質上増大しない。この 結果は、全く予想外であった。しかしながら、それは、粒子を安定に懸濁する目 的でのみの物質の添加に伴う費用および処方の困難を招かずに次の洗浄で改善さ れた防汚の追加の利益を有する安定な布帛柔軟剤組成物の調製を可能にする。
防汚重合体を使用して本発明の保護粒子を懸濁する特殊な利点は、保護物質から の布帛上の蓄積の最小限である。防汚重合体なしでは、保護物質、特に炭化水素 は、特に合成布帛(例えば、ポリエステル)上で長期使用から付着し且つ蓄積す る傾向がある。
特に望ましい任意成分は、ポリアルキレンチレフタレ−トとポリオキシエチレン テレフタレートとのブロック共重合体、およびポリアルキレンテレフタレートと ポリエチレングリコールとのブロック共重合体を含む高分予防汚剤である。ポリ アルキレンテレフタレートブロックは、好ましくは、エチレンおよび/またはプ ロピレンアルキレン基からなる。このような防汚重合体の多くは、非イオン性で ある。
好ましい非イオン防汚重合体は、下記の平均構造を有する。
SRP I : C)!30(CH,、C)(20)4o→C(0)−〇−C( 0)−(1cH2C)l(C’H,)O+y−C(0)−@−C(0)−+0C H2CH2−)−、、OCH3このような防汚重合体は、1989年7月18日 発行のポルチャー、トリノおよびボリッチの米国特許第4゜849.2’57号 明細書(前記特許をここに参考文献として編入)に記載されている。
別の高度に好ましい非イオン防汚重合体は、パン、ゴッセリンクおよびホンサに より1991年3月28日出願の同時係属米国特許出願節07’/676.68 2号明細書「非イオン防tTj剤」 (前記出願をここに参考文献として編入) に記載されている。
本発明で有用な高分予防汚剤としては、陰イオンおよび陽イオン高分予防汚剤が 挙げることができる。好適な陰イオン高分子またはオリゴマー防汚剤は、198 9年4月4日発行のトリノ、ゴッセリンクおよびラッティンガーの米国特許第4 .018,569号明細書(前記特許をここに参考文献として編入)に開示され ている。他の好適な重合体は、1989年2月24日発行のエバンズ、ハンチイ ントン、ステワード、ウォルフおよびジメラーの米国特許第4.808,086 号明細書(前記特許をここに参考文献として編入)に開示されている。好適な陽 イオン防汚重合体は、1990年9月11日発行のゴッセリンク、ハープイーお よびトリノの米国特許第4.956,447号明細書(前記特許をここに参考文 献として編入)に記載されている。
防汚重合体の量は、存在する時には、典型的には約0.05%〜5%〜約5まし くは約0.1%〜約4%、より好ましくは約0.2%〜約3%である。
9、他の任意成分 好ましい任意成分は、香料/シクロデキストリン複合体として存在する香料以外 に、特に製品中および/またはすすぎサイクル中および/または乾燥機中でにお い上の利益を付与するのにも非常に有用である遊離香料である。好ましくは、こ のような非複合化香料は、前記非複合化香料の少なくとも約1重量%、より好ま しくは少なくとも約10重量%の直接香料物質を含有する。このような非複合化 香料は、好ましくは、全組成物の約0.01〜約5重量%、好ましくは約0.0 5〜約2重量%、より好ましくは約0.1〜約1重量%の量で存在する。
他の補助剤は、既知の目的で本組成物に添加できる。
このような補助剤としては、限定せずに、粘度制御剤、非複合化香料、乳化剤、 防腐剤、酸化防止剤、殺細菌剤、殺真菌剤、増白剤、乳白剤、凍解制御剤、収縮 制御剤、およびアイロンのかけやすさを与える薬剤が挙げられる。
これらの補助剤は、使用するならば、常用量、一般に各々組成物の約5重量%ま での量で加える。
粘度制御剤は、性状が有機または無機であることができる。有機粘度調整剤(減 少)の例は、アリールカルボキシレートおよびスルホネート(例えば、ベンゾエ ート、2−ヒドロキシベンゾエート、2−アミノベンゾエート、ベンゼンスルホ ネート、2−ヒドロキシベンゼンスルホネート、2−アミノベンゼンスルホネー トなど)、脂肪酸およびエステル、脂肪アルコール、および水混和性溶媒、例え ば、短鎖アルコールである。無機粘度制御剤の例は、水溶性イオン性塩である。
各種のイオン性塩が、使用できる。好適な塩の例は、周期表の第1A族および第 1IA族の金属のハロゲン化物、例えば、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、 塩化ナトリウム、臭化カリウム、および塩化リチウムである。塩化カルシウムが 、好ましい。イオン性塩は、本組成物を調製するために且つその後に所望の粘度 を得るために成分の混合プロセス時に特に有用である。イオン性塩の使用量は、 組成物で使用する活性成分の量に依存し且つ処方業者の希望に応じて調節できる 。組成物の粘度を制御するために使用する塩の典型量は、組成物の重量で約20 〜約6,000部/100万(ppm)、好ましくは約20〜約4,000pp mである。
粘度調整剤(上昇)は、粒子、例えば、保護された粒子または他の水不溶性粒子 を安定に懸濁する組成物の能力を増大するために添加できる。このような物質と しては、ヒドロキシプロピル置換グアーゴム〔例えば、ローンーボウレンクから 人手できるシャグアー(Jaguar)HP200)、陽イオン変性アクリルア ミド(例えば、ヘンケル・コーポレーションから入手できるフロキサン(Flo xan) E C−2000〕、ポリエチレングリコール〔例えば、ユニオン・ カーバイドからのカーボワックス(carbovax) 20 M) 、疎水性 変性ヒドロキシエチルセルロース〔例えば、アクアロンからのナトロゾル・プラ ス(Natrosol Plus )および/または親有機性粘土〔例えば、ヘ クトライトおよび/またはベントナイト粘土、例えば、レオプラス・カンパニー からのベントン(Bentone ) 27.34および38が挙げられる。こ れらの粘度上昇剤(増粘剤)は、典型的には、約500ppm〜約30,000 ppm、好ましくは約1.000ppm〜約5.OOOppmsより好ましくは 約1.500ppm〜約3,500ppmの量で使用される。
本発明の組成物で使用する殺細菌剤の例は、グルタルアルデヒド、ホルムアルデ ヒド、イルプラスーケミカルズによって商品名プロノポール(Bronopol ■)で販売されている2−ブロモ−2−二トロブロバンー1.3−ジオール、お よびローム・エンド・ハースΦカンパニーによって商品名カトン(Kathon ■)CG/ICPで販売されている5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリ ン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンとの混合物である。
本組成物で使用する殺細菌剤の典型量は、組成物の重量で約1〜約1.000p pmである。
本発明の組成物に添加できる酸化防止剤の例は、イーストマン争ケミカル・ブロ ダク゛ソーインコーポレーテツドから商品名テノプラス(Tenox■)PGお よびテノプラスS−1で入手できる没食子酸プロピル、およびUOPプロセス・ ディビジョンから商品名サスタン(Sustane■)BHTで入手できるブチ ル化ヒドロキシトルエンである。
本組成物は、アイロンのかけやすさ、改良された布帛感などの追加の利益を与え るためにシリコーンを含有できる。好ましいシリコーンは、粘度約100センチ ストーク(c s)〜約100,000cs、好ましくは約200cs〜約60 ,000csのポリジメチルシロキサンおよび/またはシリコーンゴムである。
これらのシリコーンは、好都合には供給者から直接得ることができる乳化形で使 用できる。これらの予備乳化シリコーンの例は、ダウ・コーニング中コーポレー ションによって商品名ダウe ニア −ニー :/グ(DON C0RNING ■)1157流体で販売されているポリジメチルシロキサンの60%乳濁液(3 50cs)およびゼネラル・エレクトリックやカンパニーによって商品名ゼネラ ル・エレクトリック(General EIectricO) S M 214 0シリコーンで販売されているポリジメチルシロキサンの50%乳濁液(10, 000cs)である。ミクロエマルジョンは、特に組成物が染料を含有する時に 、好ましい。任意のシリコーン成分は、組成物の約0.1〜約6重量%の量で使 用できる。
シリコーン抑泡剤も、使用できる。これらは、通常、乳化せず且つ典型的には粘 度約100cs〜約10.000 c s s好ましくは約200c s〜約5 .000csを有する。非常に少量、典型的には約0.01%〜約1%、好まし くは約0.02%〜約0.5%が、使用される。別の好ましい抑泡剤は、シリコ ーン/シリケート混合物、例えば、ダウ・コーニングのアンチフオーム(Ant ifoam) Aである。
好ましい組成物は、ポリジメチルシロキサ20九〜約3%、CaC10%〜約0 .4%、および染料的10ppm〜約1100ppを含有する。
本発明の組成物のpH(10%溶岐)は、一般に、約2〜約7、好ましくは約2 64〜約6.5、より好ましくは約2.6〜約4の範囲内に調節する。pHの調 節は、通常、少量の遊離酸を処方物に配合することによって行う。強いpH緩衝 剤が存在しないので、少量のみの酸ですむ。いかなる酸性物質も、使用できる。
その選択は、コスト、入手性、安全性などに基づいて柔軟剤の当業者によって行 うことができる。使用できる酸には、メチルスルホン酸、塩酸、硫酸、リン酸、 クエン酸、マレイン酸、およびコハク酸がある。本発明の目的で、pHは、標準 カロメル参照電極と比較して柔軟化組成物の水中の10%溶液中でのガラス電極 によって測定する。
本発明の液体布帛柔軟化組成物は、常法によって調製できる。好都合で満足な方 法は、柔軟活性成分プレミックスを約72〜77℃で調製し、次いで、このプレ ミックスを攪拌下に熱水シート(5eat)に加える方法である。
感温性任意成分は、布帛柔軟化組成物を低温に冷却した後に添加できる。
本発明の液体布帛柔軟化組成物は、通常の家庭洗濯操作のすすぎサイクルに加え ることによって使用される。
一般に、すすぎ水は、約り℃〜約50℃、よりしばしば約り0℃〜約40℃の温 度を有する。本発明の布帛柔軟剤活性成分の濃度は、一般に、水性すすぎ浴の重 量で約10ppm〜約200ppm、好ましくは約25ppm〜約1100pp である。シクロデキストリン/香料複合体は、約5ppm〜約200ppm、好 ましくは約lQppm〜約150ppm、より好ましくは約10ppm〜約50 ppmの濃度である。
一般に、布帛柔軟化法のアスペクトの本発明は、(1)布帛を通常の洗濯機中に おいて洗剤組成物で洗浄し;(2)布帛を前記量の布帛柔軟剤および保護された シクロデキストリン/香料複合体粒子を含有する浴中ですすぎ; (3)布帛を 自動洗濯乾燥機中で乾燥する工程からなる。多数のリンスを使用する時には、布 帛柔軟化組成物は、好ましくは最終リンスに加える。
10、本発明の組成物利点 前記のように、低い製品香料具および許容可能な初期布帛香料臭を有する製品を 有するだけではなく、持効性布帛香料具も有する能力は、消費洗濯製品の多くの 開発プロジェクトのゴールである。本発明の製品は、好ましくは、許容可能な程 低い「製品香料具」と許容可能な「初期布帛香料臭」との両方を与えるのに十分 な遊離香料のみを含有する。シクロデキストリン(CD)で複合化された香料を 含有する保護粒子の形で製品に配合された香料は、主として更新される香料具が 真実且つ適当に必要である状況で布帛を使用する時に、例えば、若干の水分が存 在する時、例えば、洗浄布およびタオルを浴室で使用する時、または高水準の肉 体的活動時および高水準の肉体的活動後に布上に汗臭がある時に放出されるであ ろう。
本発明の洗濯製品は、著しい量の遊離香料なしに保護香料/CD複合体のみを含 有できる。この場合には、製品は、初期には香りのない製品であるらしい。これ らの製品で処理された布帛は、消費者が着用したいことがある他の高価なパーソ ナル芳香と「衝突」することがある自明の香料臭を担持しない。余分の香料を必 要とする時にのみ、例えば、浴室使用の場合または発汗の場合に、複合体中の香 料が、放出される。
処理された布帛の貯蔵時に、少量の香料は、香料/CD複合体と遊離香料とCD との間の平衡の結果として複合体から逃げることがあり、そして弱い香りが得ら れる。製品が遊離香料と複合化香料との両方を含有するならば、複合体から逃げ たこの香料は、全体の布帛香料臭強度に寄与し、持効性布帛香料臭印象を生ずる 。このように、遊離香料および香料/CD複合体の量を調節することによって、 タイミングおよび/または香料アイデンティティ−および特性に関して広範囲の 独特な香料プロフィールを与えることが可能である。
保護香料/シクロデキストリン複合体粒子は、通常、液体すすぎ酸添加布帛コン ディショニング組成物に配合する。それゆえ、本発明はまた、布帛を洗浄し、前 記布帛を1種以上の柔軟化活性成分および有効量の保護香料/CD粒子を含む有 効な、即ち、柔軟化量の組成物ですすぎ、前記布帛を加熱下で自動洗濯洗浄機/ 乾燥機中において前記保護香料/CD複合体粒子と共にタンプリングして前記香 料/CD複合体粒子を有効に放出することを特徴とする自動洗濯洗浄機/乾燥機 加工サイクルで持効性香料上の利益プラス柔軟化および/または帯電防止効果を 布帛に付与するためのプロセス(方法)を包含する。
また、本発明は、布洗浄法の美観に寄与する。消費者かにおい(芳香)を認識す る洗濯法における1つの重要な時点は、洗浄プロセス時である(即ち、洗浄水か ら、そして湿潤布の乾燥機への移送時)。この美観上の利益は、主として洗剤組 成物または液体柔軟剤組成物を介して洗浄水および/またはすすぎ水に加える香 料によって現在提供されている。例えば、本発明の方法での以前のすすぎで前処 理され且つ機械乾燥された布は、どっと起こる芳香を洗浄水に放出し、そして得 られた布帛は、他の香料が洗浄工程、すずぎ工程および/または乾燥工程で使用 されなくとも、「香りがある」。
11−他の組成物 前記液体布帛柔軟剤組成物に加えて、保護粒子、特に保護シクロデキストリン/ 香料複合体粒子は、固体粒状柔軟剤組成物および洗剤組成物に添加できる。
(a)固体粒状洗剤組成物 洗剤組成物においては、保護物質の量は、多く、例えば、悪水物質の少なくとも 約100%であるべきである。
保護粒子、特に香料/シクロデキストリン複合体を含有するものは、単純な混合 によって粒状洗剤組成物に処方できる。このような洗剤組成物は、典型的には、 洗剤界面活性剤および洗浄性ビルダーおよび場合によって追加の成分、例えば、 漂白剤、酵素、布帛増白剤などを含む。粒子は、洗剤組成物中のシクロデキスト リン/香料複合体約0.5%〜約30%、好ましくは約1%〜約5%を与えるの に十分な量で洗剤組成物に存在する。洗剤組成物の残部は、洗剤界面活性剤約1 %〜約50%、好ましくは約1096〜約25%、および洗浄性ピルグー約10 %〜約70%、好ましくは約20%〜約50%、および所望ならば、他の任意洗 濯洗剤成分を含むであろう。
(i)界面活性剤 本発明の洗剤組成物で有用な界面活性剤としては、周知の合成陰イオン界面活性 剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤および双性界面活性剤が挙げられる。
洗浄技術から周知のアルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、ア ルキルエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、オレフィンスルホネー ト、アルコキシ化(特にエトキシ化)アルコール、アルコキシ化(特にエトキシ 化)アルキルフェノール、アミンオキシド、脂肪酸のα−スルホネート、脂肪酸 エステルのα−スルホネート、アルキルベタインなどが、これらを代表している 。一般に、このような洗剤界面活性剤は、09〜C18範囲内のアルキル基を含 有する。陰イオン洗剤界面活性剤は、ナトリウム塩、カリウム塩またはトリエタ ノールアンモニウム塩の形で使用できる。非イオン界面活性剤は、一般に、約5 〜約17個のエチレンオキシド基を含有する。011〜01Bアルキルベンゼン スルホネート、CI2〜C18パラフィンスルホネートおよびアルキルサルフェ ートは、本発明型の組成物で特に好ましい。
本発明の洗剤組成物に好適な界面活性剤の詳細なリストは、1976年2月3日 発行のバスカービルの米国特許第3,936,537号明細書(ここに参考文献 として編入)に見出すことができる。このような界面活性剤の商業的源は、マツ カーチェオンズ・エマルジファイアーズユエンド・デタージエンッ(McCut cheon’ 5EHULSIFIER8AND DETERGENTS) 、 ノースアメリカン編、1987、MCパブリッシング−カンパニーのマツカーチ ェオン・ディビジョン(ここに参考文献として編入)に見出すことができる。
(fD洗浄性ビルダー 本発明の洗剤組成物に有用な洗浄性ビルダーとしては、通常の無機および有機水 溶性ビルダー塩のいずれが、並びに各種の水不溶性ビルダーおよびいわゆる「種 入り」ビルダーが挙げられる。
好適な水溶性無機アルカリ性洗浄性ビルダー塩の非限定例としては、アルカリ金 属の炭酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、ポリリン酸塩、トリポリリン酸塩、重炭酸塩 、ケイ酸塩、および硫酸塩が挙げられる。このような塩の特定例としては、ナト リウムおよびカリウムの四ホウ酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、トリポリリン酸塩、ピ ロリン酸塩、およびヘキサメタリン酸塩が挙げられる。
好適な水溶性有機アルカリ性洗浄性ビルダー塩の例は、(1)水溶性アミノポリ アセテート、例えば、ナトリウムおよびカリウムのエチレンジアミン四酢酸塩、 ニトリロ三酢酸塩、およびN−(2−ヒドロキシエチル)ニトリロ三酢酸塩;  (2)フィチン酸の水溶性塩、例えば、フィチン酸ナトリウムおよびフィチン酸 カリウム: (3)エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸のナトリウ ム塩、カリウム塩およびリチウム塩、メチレンジホスホン酸のナトリウム塩、カ リウム塩およびリチウム塩などを含めた水溶性ポリホスホネートである。
「不溶性」ビルダーとしては、種入りビルダー、例えば、炭酸カルシウムまたは 硫酸バリウムが種として入れられた炭酸ナトリウムまたはケイ酸ナトリウムと; 粒径約5μ未満を有する水和ナトリウムゼオライトAとの両方が、挙げられる。
好適な洗浄性ビルグーの詳細なリストは、前記米国特許第3,936,537号 明細書(ここに参考文献として編入)に見出すことができる。
(目i)任意の洗剤成分 任意の洗剤組成物成分としては、酵素(例えば、プロテアーゼおよびアミラーゼ )、ハロゲン漂白剤(例えば、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムおよびジクロ ロイソシアヌル酸カリウム)、ペルオキシ酸漂白剤(例えば、ジペルオキシドデ カン−1,12−ジオン酸)、無機ベル化合物漂白剤(例えば、過ホウ酸ナトリ ウム)、ベルボレート用活性剤(例えば、テトラアセチルエチレンジアミンおよ びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム)、防汚剤〔例えば、メチル セルロース、および/または非イオンポリエステル防汚重合体、および/または 陰イオンポリエステル防汚重合体、特に1989年10月31日発行のマルトナ ト、トリノおよびゴッセリンクの米国特許第4.877.896号明細書(該特 許をここに参考文献として編入)に開示の陰イオンポリエステル防汚重合体〕、 汚れ沈殿防止剤(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム)および布帛 増白剤が挙げられる。
(b)固体粒状布帛柔軟剤組成物 自動洗濯操作の洗浄またはすすぎサイクルでの添加用粒状布帛柔軟剤組成物は、 例えば、1966年6月14日発行のワイスの米国特許第3,256.180号 明細書、1967年11月7日発行のマイナー等の米国特許第3,351.48 3号明細書、1981年12月29日発行のキャンバ−の米国特許第4,308 ,151号明細書、1986年5月20日発行のミュラー等の米国特許第4,5 89,989号明細書、および1991年4月23日発行のフォスターの米国特 許第5,009゜800号明細書、および外国特許出願:1984年1月18日 公開の特開昭59−8799号公報、1987年11月5日の日本出願節J 6 2253698−A号、1989年8月28日公開の特開平1−213476号 公報、1988年2月16日の加国出願第CA1232819−A号明細書、1 988年6月9日の日本出願節J63138000−A号、および1988年1 1月2日欧州出願第EP289313−A号明細書(前記特許および出願のすべ てをここに参考文献として編入)に記載されている。液体組成物を調製するため に使用できる粒状布帛柔軟剤組成物は、1991年4月22日出願のハートマン 、ブラウン、ラッシュおよびティラーの米国特許出願節07.、’689,40 6号明細書(該出願をここに参考文献として編入)に開示されている。
布帛柔軟剤は、典型的には、このような粒状布帛柔軟剤組成物で約20%〜約9 0%、好ましくは約30%〜約70%の量で存在する。保護された粒子としての シクロデキストリン/香料複合体は、このような粒状布帛柔軟剤組成物で約5% 〜約80%、好ましくは約10%〜約70%の量で使用される。粒状柔軟剤をす すぎサイクルで加えるべきである時には、水膨潤性保護物質が、使用できる。組 成物を洗浄サイクルで加えるか水性組成物にするべきである時には、保護物質は 、好ましくは、非水膨潤性であり且つ多量で使用される。
ここですべての%、比率および部は、特に断らない限り、重量基準である。
下記のものは、本発明の物品および方法の非限定例である。
下記例で使用する3種の異なる香料は、次の通りである。
完全な香料(A) 香料Aは、主として中押発性香料成分および不揮発性香料成分からなる直接香料 である。香料Aの主成分は、サリチル酸ベンジル、酢酸p−t−ブチルシクロヘ キシル、p−t−ブチル−α−メチルヒドロケイ皮アルデヒド、シトロネロール 、クマリン、ガラキソライド、へりオトロビン、ヘキシルケイ皮アルデヒド、4 −(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−10−カル ボキシアルデヒド、メチルセルロース−メチルヨノン、およびバッチユリアルコ ールである。
香料Bは、主として香料Aの高揮発性画分および中揮発性画分からなるむしろ非 直接性の香料である。香料Bの主成分は、リナロール、αテルピネオール、シト ロネロール、酢酸リナリル、オイゲノール、酢酸フロル、酢酸ベンジル、サリチ ル酸アミル、フェニルエチルアルコールおよびオーランチオールである。
完全な香料(C) 香料Cは、すすぎ液添加布帛柔軟剤への芳香および布帛上のにおい上の利益を前 記柔軟剤で処理された布帛に与える保護またはカプセル化なしに「自由に」添加 する必須油である。それは、直接香料成分と非直接香料成分との両方を含有する 。
前記香料および後述のような他のものは、例で使用する下記複合体を生成するた めに使用される。
複合体1−香料B/β−CD 可動スラリーは、プラスチック被覆ヘビーデユーティ−混合ブレードを使用して 、β−CD約1kgおよび水1.000m1をキッチンエイドミキサーのステン レス鋼混合ボウル中で混合することによって調製する。香料B約176gをゆっ くりと加えながら、混合を続ける。液状スラリーは、直ちに増粘し始め、クリー ム状ペーストとなる。攪拌を25分間続ける。ペーストは、今や外観がドウ状で ある。水約500m1をペーストに加え、よくブレンドする。次いで、攪拌を追 加の25分間再開する。
この際に、複合体は、追加の水を加える前と同じ程度ではないが、再度増粘する 。得られたクリーム状複合体は、トレー上に薄層で広がり、風乾させる。このこ とは、粒状固体的1100gを生じ、この固体を微粉末に粉砕する。複合体は、 若干の遊離香料を保持し、依然として残留香料臭を有する。
複合体2 複合体1中の残りの水を凍結乾燥によって除去し、その後複合体1はその重量の 約1%を失う。
比較的非直接性の香料Bは、後述の布帛コンディショニング組成物および製品に 配合する時に驚異的に有効で香料Bの代わりに香料Cを使用して、複合体3を複 合体1と同様に生成する。
保護複合体粒子1 ベトロライト・コーポレーションから得られるパイパー260ポリオレフインロ ウ約2.OOgを約60℃で溶融する。シルバーソンL4R高剪断ミキサーを使 用して、複合体1約100gを溶融パイパー260ロウとブレンドする。よくブ レンドされた混合物をトレーに移し、凝固させ、荒く分ける。液体窒素を使用し て、パイパー260/複合体固体混合物を小さい粒子に極低温粉砕する。液体窒 素的300 mlをステンレス鋼スクリューカバーを有する1、000m1のス テンレス鋼ブレンダージャーを有する市販のリングブレンダーモデル31BL9 1に入れる。窒素の泡立ちがおさまる時に、荒く分けられたパイパー260/複 合体固体混合物約25gをジャーに加え、約20〜30秒間粉砕する。パイパー 260/複合体固体混合物の残部を同じ方法で粉砕する。粉砕物を篩で篩分けし て、直径が約250μ以下の大きさのパイパー260保護(シクロデキストリン /香料)複合体粒子1約236gを得る。
保護複合体粒子2 複合体1を複合体2に取り替える以外は、パイパー260保護(シクロデキスト リン/香料)複合体粒子2を保護複合体粒子1と同様にMi8/する。
保3複合体粒子3 パイ/(−260ロウを約90℃で溶融するパイパー103ポリオレフインロウ (ベトロライト・コーポレーションから得られる)に取り替える以外は、パイパ ー103保護(シクロデキストリン/香料)複合体粒子3を保護複合体粒子2と 同様に調製する。
保護複合体粒子4 保護粒子は、シクロデキストリン/香料複合体3約50gを高剪断混合下に約7 0℃で溶融パイパー260約100gに分散することによって調製する。次いで 、この溶融ブレンド約45gを高剪断混合下に水性布帛柔軟剤組成物的600g に分散する。混合を保護複合体粒子4の良好な形成を保証するのに十分な時間続 けた後、攪拌下に室温に冷却する。保護複合体粒子4は、水性布帛柔軟剤組成物 (後述のような例12)に懸濁された平滑な球状の小さい粒子(直径約30μ) である。粒径は、冷却前に高剪断混合の程度/期間によって変化できる。
液体布帛コンディショニング組成物の例液体布帛コンディショニング組成物の非 限定例および比較例を以下に与えて本発明の利点を例示する。
比較 例1 例2 例3 成分 (vt%) (vt%) (vt%)シタロージメチルアンモニラ ムクロリド(DTDMAC)(a) 4.50 4.50 4.50香料A O ,350,35 保護複合体粒子2 6.00 6.00 −微量成分(b) 0.20 0.2 0 0.20脱イオン水 残部 残部 残部 too、oo too、oo too、o。
(a)DTDMAC約83%−水/アルコール溶媒中のモラー/ジー/トリータ ローアルキルアンモニウムクロリド約9.6%/68.7%15.3%。
以下で使用する時に、DTDMACはこの組成を有する。
(b)粘度約350センチストークを有するポリジメチルシロキサン55重量% を含有するポリジメチルシロキサン乳濁液および消泡剤を包含 例1 例1の組成物は、溶融DTDMAC(約75℃で)を約45℃に加熱された脱イ オン水と消泡剤とを含有する混合容器に高剪断混合下に加えることによって調製 する。
混合物が十分に混合した時に、ポリジメチルシロキサン乳濁液を加え、室温に冷 却させる。次いで、保護複合体粒子2を混合下に加える。
例2 ポリジメチルシロキサン乳濁液の添加後に、混合物を約40℃に冷却し、遊離香 料Aをブレンドし、混合物を、保護複合体粒子2を混合下に加える前に室温に更 に冷却する以外は、例2の組成物は例1のものと同様に調製する。
比較例3 保護複合体粒子2を配合しない以外は、比較例3の組成物は例2のものと同様に 調製する。
例4 例5 D T D M A C4,824,821−タローアミドエチル−2− タローイミダゾリン 2.00 2.00モノタローアルキルトリメチル アンモニウムクロリド(MTTMAC)溶液(46%) 0.67 0.87 ライトロン621(40%) 0.75 0.75防汚重合体(SRP I)( b) 0.75香料A O,350,35 保護複合体粒子1 11.00 11.00微量成分(a) 0.20 0.2 8 塩酸 1)H2,8へ pH2,8へ 脱イオン水 残部 残部 too、oo ioo、o。
(a)例1と同様 (b)前に与えられた構造 例4 例4の組成物は、先ず、約85℃で溶融された1−タローアミドエチル−2−タ ローイミダシリンを、プレミックス容器中において、約75℃で溶融されたDT DMACとMTTMACとの混合物に溶融混合することによって調製する。次い で、このプレミックスを約70℃に加熱された脱イオン水、ライトロン621乳 白剤、消泡剤およびCaC1゜を含有する混合容器に高剪断混合下に加える。少 量の濃HCIも加えて組成物のpHを約2.8〜3.0に調整する。混合物を十 分に混合した時に、ポリジメチルシロキサン乳濁液を加え、約40℃に冷却させ 、そこで遊離香料Aを混合下に加える。
混合物を室温に更に冷却させ、次いで、保護複合体粒子1を混合下に加える。
例5 水相が防汚重合体も含有すること以外は、例5の組成物は例4のものと同様に調 製する。SRP Iおよび余分の抑泡剤(約500csのポリジメチルシロキサ ン0.08%)を最終工程として加える。
厩ゑ 比較例7 D T D M A C4,824,821−タローアミドエチル−2− タローイミダゾリン 2.00 2.00MTTMAC溶液(46%) 0.6 7 0.87ライトロン621 (40%) 0.75 0.75SRP I  O,750,75 香料A O,350,35 保護複合体粒子3 11.00 − 微量成分(a) 0.20 0.20 塩酸 pH2,8へ pH2,8へ 脱イオン水 残部 残部 ioo、oo too、o。
(a)例4と同様 例6 保護複合体粒子1を保護複合体粒子3に取り替える以外は、例6の組成物は例5 のものと同様に調製する。
比較例7 保護複合体粒子を配合しない以外は、比較例7の組成物は例6のものと同様に調 製する。
例8 DTDMAC47,20 ポリエチレングリコール200 23.80エタノール 7,08 保護複合体粒子2 22.12 100.00 例8 例8の組成物は、非水性液体脂体を有する。平均分子量約200のポリエチレン グリコールおよびDTDMACを約70℃で溶融し一緒に十分に混合し、次いで 、混合物を室温に冷却させる。次いで、エタノールを十分な混合下に加える。最 後に、保護複合体粒子2を混合下に加える。
例9 例10 例11 D T D M A C14,4B 14.46 14.461−タローアミド エチル− 2−タローイミダゾリン e、oo e、oo e、o。
ライトロン621 (40%) 0.75 0.75 0.75SRP I 2 .25 2.25 香料A 1.05 1.05 − 保護複合体粒子1 33.00 33.00 4.40微量成分Ca> 0.5 8 0.58 0.58塩酸 1)H2,8へ pl(2,8へ I)H2,8 へ脱イオン水 残部 残部 残部 100.00 1.00.00 100.00(a)例4と同様 例9 最も活性な成分を多量で使用して濃縮組成物を得る以外は、例9の組成物は例4 のものと同様に調製する。
例10 最も活性な成分を多量で使用して濃縮組成物を得る以外は、例10の組成物は例 5のものと同様に調製する。
例11 遊離香料Aを加えず且つ少量の保護複合体粒子1を使用する以外は、例11の組 成物は例10のものと同様に調製する。
布帛処理 各洗濯ロードを洗濯機中において市販の香りのないタイド(TIDE■)洗剤で 洗浄する。適量の(表参照)各布帛コンディショニング組成物をすすぎサイクル に加える。
湿潤洗濯ロードを移し、電気タンブル乾燥機中で乾燥する。得られた乾燥布帛を 嗅ぎ、次いで、水のミストをスプレーすることによって再湿潤し、再度嗅いで、 より多くの香料が放出されるかどうかを調べる。結果を表に与える。
処理当たりの 再湿潤時に放出 組成物 使用量(g) された香料 例1 約68g あり 例2 約68g あり 比較例3 約68g なし 例4 約68g あり 例5 約68g あり 例6 約68g あり 比較例7 約68g なし 例8 約34g あり 例9 約30g あり 例10 約30g あり 例11 約30g あり 例12 約68g あり 比較例13 約68g なし 製品安定性 保護複合体粒子を含有する組成物を一晩中貯蔵する時には、防汚重合体を含有す るもの(5,6,10および11)は、安定であり、粒子の大部分は液相に実質 上均一に分散したままである一方、防汚重合体を含有しないもの(1,2,4、 および9)は、保護複合体粒子を容器の底に沈降させる。
例12 例12の組成物は、先ず、約85℃で溶融された1−タローアミドエチル−2− タローイミダゾリン(DTI)を、プレミックス容器において、約75℃で溶融 されたDTDMACとMTTMACとの混合物に溶融混合することによって調製 する。次いで、このプレミックスを約70℃の脱イオン水、消泡剤および組成物 のpHを約2゜8〜3,0に調整するための少量の濃HCIを含有する混合容器 に高剪断混合下に加える。混合物を十分に混合した時に、ポリジメチルシロキサ ン乳濁液、カトッドCG防腐剤、およびCa C12を加え、混合物を約60℃ に冷却させる。約70℃の複合体3とパイパー260との溶融プレミックスを高 剪断混合下に加える。保護複合体粒子4の大きさを高剪断混合の程度および期間 によって変化する。混合物を攪拌下に室温に更に冷却させる。
比較例13 比較例13の組成物は、先ず、約85℃で溶融された1−タローアミドエチル− 2−タローイミダゾリン(TTI)を、プレミックス容器において、約75℃で 溶融されたDTDMACとMTTMACとの混合物に溶融混合することによって 調製する。次いで、このプレミックスを約70℃の脱イオン水、消泡剤および組 成物のpHを約2,8〜3.0に調整するための少量の濃HC1を含有する混合 容器に高剪断混合下に加える。混合物を十分に混合した時に、ポリジメチルシロ キサン乳濁液、カトンCG防腐剤、およびCa C12を加え、次いで、遊離香 料Cを混合下に加える時に約40℃に冷却させる。
混合物を室温に更に冷却させる。
D T D M A C4,224,54T T I 3.15 L40 M T T M A C(46%) 0.53 0.57香料c o、ag 保護複合体粒子4 7.00 − 微量成分 0.19 0.20 カトンCG (1,5%) 0.03 0.03塩酸 pH2,8へ pH2, 8へ 脱イオン水 残部 残部 100.00 100.00 セチルトリメチルアンモニウムプロミド(CTAB)とソルビタンモノステアレ ート(SMS)との均質混合物は、SMS (約165g)を溶融し、CTAB  (約55g)をそこに混入することによって得られる。固体柔軟剤製品は、2 つの方法の1つによって、この「共溶融物」から調製する= (a)極低温粉砕 して(−78℃)微粉末を形成する方法、または(b)プリル化して50〜50 0μmの粒子を形成する方法。
極低温粉砕 溶融混合物を液体窒素中で凍結し、ワーリングブレングー中で微粉末に粉砕する 。粉末をデシケータ−に入れ、室温に加温して、微細な自由流動性粉末(粒状物 )溶融混合物(約88℃)は、加熱(約150℃)回転(約2.000rpm) ディスク上に約65g/分の速度で約1.5インチ落ちる。溶融物がディスクを のがれ空冷すると(外方に放射すると)、はとんど球状の粒状物粒子(50〜5 00μm)が形成する。
保護複合体粒子I約125gを固体粒状柔軟剤組成物的110gに加え、緊密に 混合して、完全な香料入り製品を調製する。
固体粒子を温水(40℃、890g)に分散し、約1分間激しく振とうして、通 常の液体布帛柔軟剤製品を調製する。冷却時に、水性製品は、均質な乳化または 分散状態のままである。液体製品の洗浄法のすすぎサイクルへの添加は、優秀な 柔軟性、直接性、および帯電防止特性を与える。また、製品は、処理された布帛 に「再湿潤」香料上の利益を与える。
例15 洗剤組成物は、保護複合体粒子I約10部を下記の粒状洗剤組成物90部と混合 することによって調製する。
成分 部 C13線状アルキルベンゼンスルホン酸N a 8.5CI4〜015脂肪アル コール硫酸N a 8.5エトキシ化CI2〜013脂肪アルコール 0.05 ケイ酸ナトリウム(比率1.6) 5.5ポリエチレングリコール(MW8.0 00) 0.5ポリアクリル酸ナトリウム 1.2 トリポリリン酸ナトリウム 5.6 ビロリン酸ナトリウム 22.4 光学増白剤 0.2 プロテアーゼ酵素(アルカラーゼ)0.7水分 3・3 トルエン/キシレンスルホン酸ナトリウム 1.0計 100.0 例16 別の粒状洗剤組成物は、保護複合体粒子I約15部を下記の粒状洗剤組成物約8 5部と混合することによって調製する。
成分 部 CI3線状アルキルベンゼンスルホン酸N a 11.5014〜C15脂肪ア ルコール硫酸N a 11.5エトキシ化CI2〜C13脂肪アルコール 1. 9Na2So4 14.0 ケイ酸ナトリウム(比率1.6) 2.3ポリエチレングリコール(MW8,0 00) 1.8ポリアクリル酸(MWl、200) 3.5永和ゼオライトA( 約2μ) 28.9N a 2 CO317−0 光学増白剤 0.2 プロテアーゼ酵素(アルカラーゼ)0.6水分および雑多な成分 7.0 計 100.2 布帛処理 各洗濯ロードを自動洗濯機中において冷水約20ガロン中の例15または例16 の粒状洗剤組成物的100gで洗浄する。湿式洗浄された洗濯ロードを自動電気 洗濯タンブル乾燥機に移し、約70℃の温度で乾燥する。得られた乾燥布帛は、 低い初期香料具を有するが、水のミストをスプレーすることによってぬらす時に 、明確な芳香香りが得られる。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR, SN、 TD、 TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,F I、 HU。
J P、 KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 PL、R O,RU、SD

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)高融点保護物質の溶融物を調製し(ただし、前記保護物質は標準貯蔵 条件下で固体であり且つ実質的に水不溶性であり且つ実質的に水膨潤性である) ;(b)感水物質の粒子を高剪断混合下において前記溶融物に加え;(c)得ら れた溶融混合物を前記保護物質の融点より温かい水性液体に注入し;(d)得ら れたスラリーを高剪断混合に付し;(e)前記水性液体を冷却して前記保護物質 を凝固させることを特徴とする、感水物質の保護された粒子の製法。
  2. 2.前記粒子が、粒径約1〜約1,000μを有するシクロデキストリン/香料 複合体の粒子である、請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記粒子が、直径約5〜約500μを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 4.前記粒子が、直径約5〜約250μを有する、請求項3に記載の方法。
  5. 5.前記保護物質が、約30〜約90℃の範囲内で溶融する、請求項4に記載の 方法。
  6. 6.前記保護物質が、約35〜約80℃の範囲内で溶融する、請求項5に記載の 方法。
  7. 7.前記保護物質が、約30〜約90℃の範囲内で溶融する、請求項1に記載の 方法。
  8. 8.前記保護物質が、約35〜約80℃の範囲内で溶融する、請求項7に記載の 方法。
  9. 9.前記水性液体が、水性布帛柔軟化組成物である、請求項1に記載の方法。
  10. 10.前記水性液体が、界面活性剤水溶液である、請求項1に記載の方法。
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