JPH06508047A - 座席用可調節ランバーサポートの改良 - Google Patents
座席用可調節ランバーサポートの改良Info
- Publication number
- JPH06508047A JPH06508047A JP4511180A JP51118092A JPH06508047A JP H06508047 A JPH06508047 A JP H06508047A JP 4511180 A JP4511180 A JP 4511180A JP 51118092 A JP51118092 A JP 51118092A JP H06508047 A JPH06508047 A JP H06508047A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- bracket
- waistband
- friction reducing
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/46—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
座席用可調節ランバーサポートの改良
本発明は座席用の可調節ランバーサポートに関し、また特に、しかしながら排他
的ではないか、自動車用の可調節ランバーサポートに関する。
ランバーサポートは座席フレームの一側から他側に延びる腰バンドにより提供さ
れ、支持状態は、2つの固定点により支持された腰バンドの長さを変更すること
によって、または固定長の腰バンドの両端間距離を腰バンドの一端もしくは両端
から適当な調節手段により変更することによって、変更される。いずれの場合に
おいても、腰バントの弧の半径が変更されることにより座席に座っている人にラ
ンバーサポートの調節または変更が提供される。
非延伸性材料からなる可撓性腰バンドに関する、公知の可調節ランバーサポート
機構の実例は、英国特許第2035792号(ホールズワース、Holdswo
rth) 、オーストラリア国特許出願第80449/82号(モリャ、Mor
iya、ら)、米国特許第4462635号(ランス、Lance ) 、およ
び国際出願番号第WO号中に記載されている。これらの特許は、腰バンドによる
可調節ランバーサポートを提供するための、異なる機構を示している。ホールズ
ワースによるランバーサポートおよびモリャによるランバーサポートは、固定長
の腰バンドの両端間距離を変更することによって可変ランバーサポートを提供し
、これに対しランスは腰バンドの長さを2つの固定部分間または支持点間におい
て変更することによって調節を提供している。それぞれの場合において、固定長
の腰バンドの両端間距離、または腰バンドの長さは、腰バンドの一端のみにおけ
る調節、または一端のみからの調節によって変更される。
公知であるように、腰バンドは座席の通常のクッションおよび室内装飾品の後方
を座席を横断して延びる。現在では、クッションを、座席に座っている人の位置
からみてクッション材の後方に位置するランバーサポート腰バンドと一体的に、
特別に鋳型成形された発泡プラスチック材料の座席クッションの形状に形成する
のが一般的である。
また、ランバーサポートの所望の性能を得るために、座席に座っている人が通常
の位置に座ったままで調節機構が変更されるのが一般的である。
また、公知であるように、上述したホールズヮース、モリャ、またはランスの可
調節ランバーサポートにおける腰バンドの長さもしくは曲率は、腰バンドの方向
の、座席に座っている人の質量成分によって、調節手段により定められた位置ま
で付勢される。この質量成分によって腰バンドと座席のクッション材とが接触す
るようになる。
ホールズワース、モリャ、およびランスによって示されたように、腰バンドおよ
び座席用クッション材の材料の性質のために、腰バンドの調節か一端のみから行
われるときにこれら腰バンドと座席用クッション材間の摩擦によってランバーサ
ポートの調節が滑らかでない感覚を生じさせる、ことが知られている。
このような可調節ランバーサポートは、腰バンドの端部のうち調節が行われる方
の端部に向けて、より大きな程度の調節が行われているという感覚をもたらし、
このときランバーサポートの調節は固定長の腰バンドの両端間の距離か、または
2つの固定点間の腰バンドの長さか、のいずれかが変化されることによって行わ
れる。
座席のクッション材と腰バンド間の摩擦と、クッション材と腰バンド間の、調節
が行われる方の端部に向かうより大きな相対移動と、によってランバーサポート
の調節が滑らかでないという感覚または知覚がもたらされると考えられている。
本発明の目的は、従来技術による可調節ランバーサポート装置の、認識されてい
る欠点を克服することである。
したがって本発明は、好ましい一実施態様において、座席の一方の側部フレーム
に固定されるように適合されたブラケットと、座席のクッション材の後方を該ブ
ラケットと座席の他方の側部フレーム間の座席を横切って延びるように適合され
た腰バンドと、を有し、上記ブラケットが、固定長の腰バンドの両端間の距離か
、ブラケットと座席の他方の側部フレーム間に延びる腰バンドの部分の長さか、
のいずれか一方を変更するための調節手段を含んでいる座席用ランバーサポート
機構において、座席のクッション材と腰バンド間に摩擦低減手段を提供するよう
にする改良を含み、該摩擦低減手段がブラケットから座席の他方の側部フレーム
に向けて延びるようにした座席用ランバーサポート機構を提供する。
本発明はまた、座席の一方の側部フレームに固定されるように適合された第1の
ブラケットと、座席の他方の側部フレームに固定されるように適合された第2の
ブラケットと、座席のクッション材の後方を上記第1ブラケツトと第2ブラケッ
ト間を座席を横切って延びるように適合された腰バンドと、を有し、上記第2ブ
ラケツトが、固定長の腰バンドの両端間の距離か、第1ブラケツトと第2ブラケ
ット間に延びる腰バンドの部分の長さか、のいずれか一方を変更するための調節
手段を含んでいる座席用ランバーサポート機構において、座席のクッション材と
腰バンド間に摩擦低減手段を提供するようにする改良を含み、該摩擦低減手段が
第2ブラケツトから第1ブラケツトに向けて延びるようにした座席用ランバーサ
ポート機構を提供する。
腰バンドは一方の端部のみから調節可能であるように記載されているが、座席の
両側に調節手段を設けることによって、より大きく調節されうるようにできるこ
とが当業者には明らかであろう。このような二重の調節手段は個々にまたは遠隔
操作手段を介して、手動によりまたはモータ駆動により作動される。
また本発明は、座席のクッション材の後方を座席の2つの側部フレーム間の座席
を横切って延びるように適合された可調節腰バンドを有し、固定長の腰バンドの
両端間の距離か、座席の2つの側部フレーム間に延びる腰バンドの部分の長さか
、のいずれか一方を変更するための調節手段を含んでいる座席用ランバーサポー
ト機構において、座席のクッション材と腰バンド間に摩擦低減手段を提供するよ
うにする改良を含み、該摩擦低減手段がブラケットから座席の他方の側部フレー
ムに向けて延びるようにした座席用ランバーサポート機構を提供する。
さらに本発明は、座席の一方の側部フレームに固定されるように適合された第1
のブラケットと、座席の他方の側部フレームに固定されるように適合された第2
のブラケットと、座席のクッション材の後方を上記第1ブラケツトと第2ブラケ
ット間を座席を横切って延びるように適合された腰バンドと、を有し、上記第1
ブラケツトおよび/または上記第2ブラケツトが、固定長の腰バンドの両端間の
距離か、第1ブラケツトと第2ブラケット間に延びる腰バンドの部分の長さか、
のいずれか一方を変更するための調節手段を含んでいる座席用ランバーサポート
機構において、座席のクッション材と腰バンド間に摩擦低減手段を提供するよう
にする改良を含み、該摩擦低減手段が調節手段を含んでいる方のブラケットから
他方のブラケットに向けて延びるようにした座席用ランバーサポート機構を提供
する。
好ましくは摩擦低減手段はクッション材または第2ブラケツトに固定される。好
ましくは摩擦低減手段は腰バンドと摩擦低減手段間の摩擦を腰バンドとクッショ
ン材間の摩擦よりも低減する。
好ましくは腰バンドは、比較的非延伸性を備えた弾性材からなる可撓性腰バンド
から構成される。すなわち腰バンドの材料は通常の使用時これら上に作用する異
常な応力でもってわずかに撓いつるが、異常な応力が除去されると腰バンドの材
料はその弾性によって元の形状に戻る。
好ましくは摩擦低減手段は、調節手段ブラケットから腰バンドとクッション材間
を、座席の他方の側部フレームに到る距離だけ、延びる。さらに好ましくは摩擦
低減手段は調節ブラケットから腰バンドの長さの80%の長さだけ延びる。さら
に好ましくは摩擦低減手段は第2ブラケツトから腰バンドの長さの少なくとも5
0%から60%までの長さだけ延びる。摩擦低減手段の要求される長さは、クッ
ション材と腰バンド間の摩擦の程度による、ランバーサポートの調節状態の、認
識された滑らかでない程度に依存する。クッション材および腰バンドの材料の正
確な性質によっては、また腰バンドの調節が座席の両側上の調節ブラケットによ
って行われることにより単一の調節手段でもって容易に得られる場合よりも大き
い調節を提供するようにした場合には、摩擦低減手段の長さは上述したような5
0%よりも短くてよい。
好ましくは摩擦低減手段は可撓性材料からなるシート材を具備する。このシート
材は座席のクッション材に固定され、またクッション材と腰バンド間を延び、さ
らに腰バンドの幅よりも広い幅を有している。
摩擦低減材料は好ましくは座席の第2ブラケツトに固定された、帯状の可撓性シ
ート材から構成される。摩擦低減手段は、しかしながら、接着剤または他の適当
な手段によりクッション材に取付けられた、帯状の可撓性シート材から構成され
てもよい。可撓性シート材はいかなる適当な金属材料または合成プラスチック材
料から構成されてもよく、また好ましくは、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどの摩擦係数が低い材料から構成される。他の合成プラスチック材料も同様
に用いられうる。
好ましくは腰バンドと摩擦低減材料とは同一の材料から構成される。好ましくは
腰バンドおよび摩擦低減材料の一方または他方の対面表面上に刻み目を設けてゲ
ル状の潤滑剤、例えばシリコンまたはテフロンからなる潤滑剤、を保持させるこ
とにより腰バンドと摩擦低減手段間の摩擦をさらに低減するようにする。
本発明の好ましい態様は添付図面を参照して以下に記載され、添付図面において
、
図1は、本発明による座席用ランバーサポート機構の部分斜視図であり、
図2は、図1のランバーサポート機構の平面図である。
図面を参照すると、第1の側部フレーム部材11および第2の側部フレーム部材
12を含む座席部分lOと、切断されて示された座席クッション材13と、が示
されている。座席部分10の可調節ランバーサポート機構はフレーム12に取付
けられた腰バンド14と、フレーム11に取付けられた調節機構15(詳細には
図示しない)と、を含む。この調節機構15は腰バンド14の、座席フレーム1
1および12間の有効長さを変更すべくハンドル16によって操作されて可変ラ
ンバーサポートを提供するようにする。腰バンド14とクッション材13間には
、例えばポリエチレンからなる、帯状の摩擦低減手段17が配置される。摩擦低
減手段または中間帯17はフレーム部材11にあらゆる簡便な手段によって、例
えば図示したようにハンドル16によって、固定される。帯17の幅aは腰バン
ト14の幅すよりも大きく、また帯17は腰バンド14とり・ソション材13間
を、第2フレーム12に向けて、腰バンドの長さの約50%の距離だけ延びる。
帯17はC字形状の端部18を含んで、腰バンド14が帯17の端部18の顎状
部19間を自由に移動可能であるようにしつつ、帯17に対する腰バンド14の
位置を維持するのを補助するようにしてもよい。
本発明は好ましい形管について記載されてきたか、広く開示された本発明の範囲
から逸脱することなく、本発明に多くの変更がなされうろことか容易に明らかに
なるであろう。
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、0A(B
F、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、T
G)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、LU、
MG、MN、MW、NL、No、PL、RO、RU、 SD、SE、 US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.座席の一方の側部フレームに固定されるように適合されたブラケットと、座 席のクッション材の後方を該ブラケットと座席の他方の側部フレーム間の座席を 横切って延びるように適合された腰バンドと、を有し、上記ブラケットが、固定 長の腰バンドの両端間の距離か、ブラケットと座席の他方の側部フレーム間に延 びる腹バンドの部分の長さか、のいずれか一方を変更するための調節手段を含ん でいる座席用ランバーサポート機構において、座席のクッション材と腰バンド間 に摩擦低減手段を提供するようにする改良を含み、該摩擦低減手段がブラケット から座席の他方の側部フレームに向けて延びるようにした座席用ランバーサポー ト機構。 2.上記摩擦低減手段が座席のクッション材または第2ブラケットに固定されて いる請求項1に記載の機構。 3.上記腰バンドが、比較的非延伸性を備えた弾性材からなる可撓性腰バンドか ら構成されている請求項1または請求項2に記載の機構。 4.上記摩擦低減手段が、調節ブラケットから腰バンドとクッション材間を、腰 バンドの長さの50%以下から腰バンドに到るまでの距離だけ、延びている請求 項1、請求項2または請求項3に記載の機構。 5.上記摩擦低減手段と腰バンドとが同一の材料から構成されている請求項1に 記載の機構。 6.座席の一方の側部フレームに固定されるように適合された第1のブラケット と、座席の他方の側部フレームに固定されるように適合された第2のブラケット と、座席のクッション材の後方を上記第1ブラケットと第2ブラケット間を座席 を横切って延びるように適合された腰バンドと、を有し、上記第2ブラケットが 、固定長の腰バンドの両端間の距離か、第1ブラケットと第2ブラケット間に延 びる腰バンドの部分の長さか、のいずれか一方を変更するための調節手段を含ん でいる座席において、座席のクッション材と腰バンド間に摩擦低減手段を提供す るようにする改良を含み、該摩擦低減手段が第2ブラケットから第1ブラケット に向けて延びるようにした座席。 7.上記摩擦低減手段が座席のクッション材または第2ブラケットに固定されて いる請求項6に記載の機構。 8.上記腰バンドが、比較的非延伸性を備えた弾性材からなる可撓性腰バンドか ら構成されている請求項6または請求項7に記載の機構。 9.上記摩擦低減手段が、調節ブラケットから腰バンドとクッション材間を、腰 バンドの長さの50%以下から腰バンドに到るまでの距離だけ、延びている請求 項6、請求項7または請求項8に記載の機構。 10.上記摩擦低減手段と腰バンドとが同一の材料から構成されている請求項6 に記載の機構。 11.座席のクッション材の後方を座席の2つの側部フレーム間の座席を横切っ て延びるように適合された可調節腰バンドを有し、固定長の腰バンドの両端間の 距離か、座席の2つの側部フレーム間に延びる腰バンドの部分の長さか、のいず れか一方を変更するための調節手段を含んでいる座席用ランバーサポート機構に おいて、座席のクッション材と腰バンド間に摩擦低減手段を提供するようにする 改良を含み、該摩擦低激手段がブラケットから座席の他方の側部フレームに向け て延びるようにした座席用ランバーサポート機構。 12.上記摩擦低減手段がフレームまたは座席のクッション材に固定されている 請求項11に記載の機構。 13.上記腰バンドが、比較的非延伸性を備えた弾性材からなる可撓性腰バンド から構成されている請求項11または請求項12に記載の機構。 14.上記摩擦低減手段が、調節ブラケットから腰バンドとクッション材間を、 腰バンドの長さの50%以下から腰バンドに到るまでの距離だけ、延びている請 求項11、請求項12または請求項13に記載の機構。 15.上記摩擦低減手段と腰バンドとが同一の材料から構成されている請求項1 1に記載の機構。 16.座席の一方の側部フレームに固定されるように適合された第1のブラケッ トと、座席の他方の側部フレームに固定されるように適合された第2のブラケッ トと、座席のクッション材の後方を上記第1ブラケットと第2ブラケット間を座 席を横切って延びるように適合された腰バンドと、を有し、上記第1ブラケット および/または上記第2ブラケットが、固定長の腰バンドの両端間の距離か、第 1ブラケットと第2ブラケット間に延びる腰バンドの部分の長さか、のいずれか 一方を変更するための調節手段を含んでいる座席において、座席のクッション材 と腰バンド間に摩擦低減手段を提供するようにする改良を含み、該摩擦低減手段 が調節手段を含んでいる方のブラケットから他方のブラケットに向けて延びるよ うにした座席。 17.上記摩擦低減手段が座席のクッション材または第2ブラケットに固定され ている請求項16に記載の機構。 18,上記腰バンドが、比較的非延伸性を備えた弾性材からなる可撓性腰バンド から構成されている請求項16または請求項17に記載の機構。 19.上記摩擦低減手段が、調節ブラケットから腰バンドとクッション材間を、 腰バンドの長さの50%以下から腰バンドに到るまでの距離だけ、延びている請 求項16、請求項17または請求項18に記載の機構。 20.上記摩擦低減手段と腰バンドとが同一の材料から構成されている請求項1 6に記載の機構。
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