JPH065078B2 - トンネル換気装置 - Google Patents
トンネル換気装置Info
- Publication number
- JPH065078B2 JPH065078B2 JP28579187A JP28579187A JPH065078B2 JP H065078 B2 JPH065078 B2 JP H065078B2 JP 28579187 A JP28579187 A JP 28579187A JP 28579187 A JP28579187 A JP 28579187A JP H065078 B2 JPH065078 B2 JP H065078B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- ceiling
- flow
- blast
- reduced
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トンネル、特に道路トンネルの換気装置のう
ち、気流をトンネルの延長方向に流す縦流式トンネル換
気装置に関する。
ち、気流をトンネルの延長方向に流す縦流式トンネル換
気装置に関する。
第３図ないし第５図に従来のトンネル換気装置の構成例
を示す。
を示す。
第３図は、トンネルの断面正面図であり、トンネル２の
天井部８に設置した２台の送風機（以下でジェットファ
ンともいう）１０，１０を備えた構成を示す図、第４図
は第３図をＢ−Ｂ線から見た断面側面図、第５図は第４
図をＣ−Ｃ線から見た上面図である。
天井部８に設置した２台の送風機（以下でジェットファ
ンともいう）１０，１０を備えた構成を示す図、第４図
は第３図をＢ−Ｂ線から見た断面側面図、第５図は第４
図をＣ−Ｃ線から見た上面図である。
これらの図に示すように、従来のトンネル換気装置で
は、２台のジェットファン１０，１０を、トンネル２の
矢印６方向に送風するように、天井部８に並列に設置し
て使用している。
は、２台のジェットファン１０，１０を、トンネル２の
矢印６方向に送風するように、天井部８に並列に設置し
て使用している。
上記の場合、２台のジェットファン１０，１０から個別
に吐き出される送風の流れが、第４図に示すように天井
壁１８に当たり、天井壁１８との間の摩擦損失により、
また第５図に示すように各々の送風の流れが整流されず
に生じる干渉２０により、エネルギーロスが大きいとい
う問題があった。また、機械部がトンネル２内にあり、
防音対策が不十分なため、騒音が大きいという問題があ
った。
に吐き出される送風の流れが、第４図に示すように天井
壁１８に当たり、天井壁１８との間の摩擦損失により、
また第５図に示すように各々の送風の流れが整流されず
に生じる干渉２０により、エネルギーロスが大きいとい
う問題があった。また、機械部がトンネル２内にあり、
防音対策が不十分なため、騒音が大きいという問題があ
った。
本発明の目的は、上記した課題を解決し、エネルギーロ
スが小さく、騒音が低減され、特性の向上が可能なトン
ネル換気装置を提供することにある。
スが小さく、騒音が低減され、特性の向上が可能なトン
ネル換気装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、トンネ
ルの天井部に該トンネルの延長方向に送風する複数台の
送風機を並列に設置したトンネル換気装置において、前
記複数台の送風機の送風の吐出し口に合流整流ノズル
を、この合流整流ノズルの先端に下向きの案内羽根を、
設けるものとする。
ルの天井部に該トンネルの延長方向に送風する複数台の
送風機を並列に設置したトンネル換気装置において、前
記複数台の送風機の送風の吐出し口に合流整流ノズル
を、この合流整流ノズルの先端に下向きの案内羽根を、
設けるものとする。
本発明よれば、合流整流ノズルにより送風の流れが合流
整流され、案内羽根により下向きに噴出される。従っ
て、送風の流れがトンネルの天井部に当たることがなく
摩擦損失が減少し、送風の流れが整流されないために生
じる干渉が減少するので、エネルギーロスが減少する。
また、案内羽根の遮蔽効果により騒音が低減する。さら
に、合流整流ノズルにより送風の流れをしぼるので、送
風の到達距離が従来より大きくなる。
整流され、案内羽根により下向きに噴出される。従っ
て、送風の流れがトンネルの天井部に当たることがなく
摩擦損失が減少し、送風の流れが整流されないために生
じる干渉が減少するので、エネルギーロスが減少する。
また、案内羽根の遮蔽効果により騒音が低減する。さら
に、合流整流ノズルにより送風の流れをしぼるので、送
風の到達距離が従来より大きくなる。
第１図および第２図は本発明の実施例を示すもので、第
１図は断面側面図、第２図は第１図を上面から見た上面
図である。
１図は断面側面図、第２図は第１図を上面から見た上面
図である。
第１図および第２図において、トンネル２の矢印４に示
す延長方向に、矢印６方向に送風する２台のジェットフ
ァン１０，１０が、トンネル２の天井部８に平行に設置
されている。ここで、このジェットファン１０の送風の
吐き出し口１２，１２に合流整流ノズル１４が、またこ
の合流整流ノズル１４の先端に下向きの案内羽根１６，
１６が設けられている。
す延長方向に、矢印６方向に送風する２台のジェットフ
ァン１０，１０が、トンネル２の天井部８に平行に設置
されている。ここで、このジェットファン１０の送風の
吐き出し口１２，１２に合流整流ノズル１４が、またこ
の合流整流ノズル１４の先端に下向きの案内羽根１６，
１６が設けられている。
この構成において、合流整流ノズル１４により、２台の
ジェットファン１０，１０からの送風が合流整流され、
その後に案内羽根１６，１６により下向きに方向転換し
て噴出する。これにより、送風の流れがトンネル２の天
井部８に当たることがなく摩擦損失が減少し、送風の流
れが整流されないために生じる干渉が減少し、送風の到
達距離が大きくなる。さらに案内羽根の遮蔽効果により
騒音が低減する。
ジェットファン１０，１０からの送風が合流整流され、
その後に案内羽根１６，１６により下向きに方向転換し
て噴出する。これにより、送風の流れがトンネル２の天
井部８に当たることがなく摩擦損失が減少し、送風の流
れが整流されないために生じる干渉が減少し、送風の到
達距離が大きくなる。さらに案内羽根の遮蔽効果により
騒音が低減する。
本発明によれば、上記の構成を採用した結果、送風が合
流整流され下向きに絞られて噴出され、送風の流れがト
ンネルの天井部に当たることがなく摩擦損失が減少し、
送風の流れが整流されないために生じる干渉が減少する
ので、(1)エネルギーロスが減少する、また案内羽根の
遮蔽効果により、(2)騒音が減少する、さらに(3)送風の
到達距離がより大きくなるといった、トンネル換気装置
の特性向上に有益な種々の効果を奏する。
流整流され下向きに絞られて噴出され、送風の流れがト
ンネルの天井部に当たることがなく摩擦損失が減少し、
送風の流れが整流されないために生じる干渉が減少する
ので、(1)エネルギーロスが減少する、また案内羽根の
遮蔽効果により、(2)騒音が減少する、さらに(3)送風の
到達距離がより大きくなるといった、トンネル換気装置
の特性向上に有益な種々の効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例を示す断面側面図、第２図は
第１図をＡ−Ａ線から見た上面図、第３図ないし第５図
は従来例を示すもので、第３図はトンネルの断面正面図
であってトンネルの天井部に設置した２台のジェットフ
ァンを示す図、第４図は第３図をＢ−Ｂ線から見た断面
側面図、第５図は第４図をＣ、Ｃ線から見た上面図であ
る。 ２：トンネル、８：天井部、１０：送風機（ジェットフ
ァン）、１４：合流整流ノズル、１６：案内羽根、：１
８：天井壁、２０：干渉。
第１図をＡ−Ａ線から見た上面図、第３図ないし第５図
は従来例を示すもので、第３図はトンネルの断面正面図
であってトンネルの天井部に設置した２台のジェットフ
ァンを示す図、第４図は第３図をＢ−Ｂ線から見た断面
側面図、第５図は第４図をＣ、Ｃ線から見た上面図であ
る。 ２：トンネル、８：天井部、１０：送風機（ジェットフ
ァン）、１４：合流整流ノズル、１６：案内羽根、：１
８：天井壁、２０：干渉。
Claims (1)
- 【請求項１】トンネルの天井部に該トンネルの延長方向
に送風する複数台の送風機を並列に設置したトンネル換
気装置において、前記複数台の送風機の送風の吐出し口
に合流整流ノズルを、この合流整流ノズルの先端に下向
きの案内羽根を設けたことを特徴とするトンネル換気装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28579187A JPH065078B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | トンネル換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28579187A JPH065078B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | トンネル換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130099A JPH01130099A (ja) | 1989-05-23 |
| JPH065078B2 true JPH065078B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17696118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28579187A Expired - Lifetime JPH065078B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | トンネル換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065078B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105090075A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-11-25 | 莫森有限责任公司 | 节能隧道通风设备 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01275900A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トンネル用換気ファン |
| NL1018285C2 (nl) | 2001-06-13 | 2003-01-13 | J A M Speulman Beheer B V | Ventilatiesysteem. |
| KR100682052B1 (ko) * | 2005-05-11 | 2007-02-15 | 에스텍이앤지(주) | 터널용 제트 팬 |
| JP4859607B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2012-01-25 | 株式会社タンケンシールセーコウ | 大型竪軸ポンプ用シール装置 |
| GB0819608D0 (en) * | 2008-10-24 | 2008-12-03 | Mosen Ltd | Improved tunnel ventilation device |
| GB2479082A (en) * | 2008-10-24 | 2011-09-28 | Fathi Tarada | Tunnel Ventilation Fan Nozzle |
| KR101255739B1 (ko) * | 2012-10-23 | 2013-04-16 | 오승민 | 트랙형 토출구의 투 임펠러 유인팬 |
| GB2509928A (en) * | 2013-01-17 | 2014-07-23 | Mosen Ltd | Tunnel ventilation fan and nozzle assembly |
| JP6789137B2 (ja) * | 2017-01-30 | 2020-11-25 | 三菱電機株式会社 | 送風機 |
-
1987
- 1987-11-12 JP JP28579187A patent/JPH065078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105090075A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-11-25 | 莫森有限责任公司 | 节能隧道通风设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130099A (ja) | 1989-05-23 |
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