JPH06507084A - リアルタイムビデオ同期を用いた音声によるプレーヤ対話を有するビデオゲーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リアルタイムビデオ同期を用いた音声によるプレーヤ対話を有するビデオゲーム 技術分野 本発明は、一般にビデオゲーム装置に関するものであり、特に、ビデオゲーム装 置を介したプレーヤ間の音声対話を促進するビデオゲーム装置に関するものであ る。

技術的背景 一般的なビデオゲーム装置では、ビデオゲーム装置とのプレーヤの対話は、キー バッド、マウスまたはジョイスティック等の装置により提供される対話の範囲に 限られている。これらの装置により、一般に、ビデオゲーム装置のビデオ表示器 上に位置決めされる遊戯部分をプレーヤが操作することが可能になる。そのよう な装置により容易化される動作の範囲には、プレーヤ部分の移動、成るオブジェ クト（目的物）の発射または投射、特定のオプションの選択が含まれる。しかし 、ビデオゲーム装置とのプレーヤの対話は、その装置を介して提供される限られ たオプションを超えて拡張するものではない。更に、プレーヤは、そのプレーヤ が選択した遊戯部分に関して制約を受けるのが普通である。多くのゲーム装置で は、プレーヤは音間−の遊戯部分を有している。更に、はとんどのゲーム装置の 場合、与えられた成る時間においては単一のプレーヤしかゲーム装置をプレーす ることができない。

従って、本発明の目的は、ビデオゲーム装置を介してそのビデオゲーム装置のプ レーヤ間での音声対話を促進することにある。

本発明の目的はまた、視覚応答をビデオゲームのプレーヤから提供される音声人 力と同期させることにある。

更に本発明の別の目的は、ビデオゲームのプレーシーケンスをそのビデオゲーム のプレーヤ間の対話により指示させることにある。

発明の概要 本ビデオゲーム装置は、プレーヤからの音声入力とビデオ表示とを同期させるも のである。特に、本ビデオゲーム装置は、プレーヤが話をした際にその話者を模 倣するようにビデオ表示器上に表示されるビデオオブジェクトをプレーヤが選択 することを可能にするものである。プレーヤのスピーチの模倣は、そのプレーヤ のスピーチの音量レベルにより指示される。従って、プレーヤが大声で叫んだ場 合には、そのビデオオブジェクトも叫んでいるように見える。本ビデオゲーム装 置は、そのビデオゲームのプレーヤからの音声入力を受容するための音声入力装 置を備えている。本ビデオゲーム装置はまた、そのビデオゲームの機能を生成及 び調整するようにプログラムされたデータプロセッサを備えている。このデータ プロセッサは、各プレーヤ毎にビデオオブジェクトを提供する。ここで、各プレ ーヤとは、そのビデオゲームにおける個々のプレーヤを表している。このプレー ヤ用のビデオオブジェクトは、そのビデオゲームで利用可能な１組のビデオオブ ジェクトから選択される。異なるビデオゲームは、利用可能なオブジェクトとし て異なるものを有することができる。

好適には、音声入力装置は、１対のイヤホンと共にヘッドセットに一体化された マイクとなる。ビデオゲームの各プレーヤには、好適には、各プレーヤ自身のヘ ッドセットが提供される。本ビデオゲーム装置はまた、プレーヤが選択したビデ オオブジェクトに従って音声出力を歪曲させる歪曲器を備えている。例えば、プ レーヤが、ビデオオブジェクトとして羊を選択した場合、出力スピーチは、羊に 似た音声に歪曲される。更に、このビデオゲームは、プレーヤのビデオオブジェ クトをビデオ表示器上に位置決めするためのビデオ位置決め制御装置を備えてい る。この制御は、ジョイスティックまたはマウス等の従来の形態で行われる。好 適には、ビデオゲームのプレーシーケンスは、これらの制御を用いてビデオ表示 器上の他のプレーヤのオブジェクトに対してビデオオブジェクトがどのように位 置決めされたかにより指示される。

また、本ビデオゲーム装置は、以前に記録されたビデオゲームのセツション（期 間）をプレーヤが再生することを可能にする。そのような能力を容易化するため 、本ビデオゲーム装置は、ゲーム再生装置及びゲーム記録装置を備えている。成 る特定のゲームを再生したい場合には、本ゲーム装置は、既に記憶されている音 声及びビデオ情報を取り出し、それをオブザーバ（観察者）に対して再生する。

図面の簡単な説明 図１は、ビデオゲーム装置の構成のブロック図である。

図２は、図１の制御ユニットの一層詳細なブロック図である。

図３は、図２に示した音量ユニットの概略図である。

図４は、図３の比較器の概略図である。

図５ａ、図５ｂ、図５ｃ、図５ｄは、異なるプレーヤのビデオオブジェクトの口 の位置を示すものである。

好適実施例の詳細な説明 本発明のビデオゲーム装置の好適実施例を図１に示す。このビデオゲーム装置に は、ビデオゲームのプレー中にビデオ画像を表示するためのビデオ表示器ＩＯが 設けられている。このビデオ表示器１０は、テレビまたは陰極線管（ＣＲＴ）表 示器を含み、幾つかの形態を取ることが可能なものである。このビデオ表示器上 に表されるビデオ画像は、プレーヤの動作に応じて制御ユニット１２により生成 される。

特に、この制御ユニット１２は、プレーヤの動作に応答するソフトウェアプログ ラムを実行するようにプログラムされたデータプロセッサを含んでいる。そのソ フトウェアプログラムは、制御ユニット１２からビデオ表示器１０へと送られる ビデオ出力２４を決定する。このソフトウェアは、制御ユニット１２中に包含さ せることが可能なものであり、またその代替策としては、従来周知であるように 、制御ユニット１２内に挿入されるカートリッジ中に包含させることが可能であ る。本ビデオゲーム装置は、極めて多くの異なるビデオゲームを実行可能なもの である。これらのビデオゲームの各々は、そのそれぞれに対して一意のソフトウ ェアプログラムを有し、その各ソフトウェアプログラムによりビデオゲーム装置 がゲームを実行することが可能となる。本ビデオゲーム装置のハードウェアは、 異なるゲームをプレーするように変更されることはなく、異なる各ゲームについ て異なるソフトウェアプログラムが実行されることになる。

制御ユニット１２はまた、電気的にエンコードされた音声情報２６をビデオ表示 器ＩＯへ送る。その音声情報２６は、ビデオゲームのプレーヤから発生し、各プ レーヤに与えられたヘッドセット１４ａ、　１４ｂにより最初に受信される。ヘ ッドセット１４ａ、　１４ｂは、ビデオゲームのプレー中にそのプレーヤのスピ ーチを捕捉するマイク１８ａ、　１８ｂを備えている。

スピーチは、電気的にエンコードされた音声入力に変換され、この音声入力は、 ケーブル１９ａ、　１９ｂを通って制御ユニット１２へと伝搬し、その制御ユニ ット１２で処理されてビデオ表示器１０へ送られる。マイクは、ヘッドセットに 設けられている必要はなく、独立型のマイクも等測的に実施可能であることが理 解されよう。

ヘッドセットはまた、イヤホン１６ａ、　１６ｂを備え、これを介して各プレー ヤが他のプレーヤから受信された音声情報を聞くことになる。

従って、本ビデオゲーム装置は、プレーヤは対話を行うが、各プレーヤからの音 声部分は、ビデオ表示器上に表されたキャラクタ／画像で認識されるように設計 される。各プレーヤは、ビデオゲームの経過中に他のプレーヤの声に耳を傾ける 。図１には２つのへラドセットのみを示した。しかしながら、２つのベッドセッ トの使用は単なる例示であり、このビデオゲーム装置には２人を超えるプレーヤ が参加することも可能であることが理解されよう。一般には、ゲームの各プレー ヤがそれぞれへラドセットを有している。

また、本ビデオゲーム装置には、プレーヤ位置制御装置２０ａ、２０ｂが設けら れている。これらの制御装置は、マウス、ジョイスティック、ライトペン等の従 来周知の装置とすることができる。後に詳述するように、これらの各制御装置は 、ビデオ表示器ＩＯ上のプレーヤに関連するビデオオブジェクトを移動させるの に用いられる。ビデオオブジェクトの互いに関する動作は、ビデオゲーム中の動 作シーケンスを指示し、最終的にはそのゲームの結末を指示する。

好適実施例のビデオゲーム装置は、ビデオゲーム中でプレーヤの一部として働く 特定のビデオオブジェクトをゲームの各プレーヤが選択することを可能にする。

その部分は、プレーヤ位置制御装置２０ａ、　２０ｂを介してビデオ表示器ＩＯ 上で移動可能である。プレーヤのオブジェクトは、多（の形態を取ることができ る。例えば、ビデオゲームが、農場の設定で始まるゲームである場合、プレーヤ は、彼らの遊戯部分として家畜を選択することができる。ビデオゲームは、所定 数のプレーヤ部分の選択を提供するようにプログラムされている。

従って、成るプレーヤは牛を選択し、別のプレーヤは鶏を選択し・・・・・・、 といった具合である。

プレーヤにより選択されたビデオオブジェクトは、そのプレーヤからマイク１８ ａ、　１８ｂを介して受信された音声入力に応答する。特に、プレーヤがマイク １８ａ、　１８ｂに対して話をすると、ビデオオブジェクトは、その音声入力と 同期して話をしているように見えるように変更される。その同期方法の詳細につ いては後で説明することとする。

更に、ヘッドホン１４ａ、　１４ｂにおいてプレーヤにより受容される、結果と して生じる音声出力は、選択されたビデオオブジェクトの性質を反映するように 歪曲させることができる。上述の農場の例の場合、プレーヤがそのプレーヤのビ デオオブジェクトとして牛を選択した場合、他のプレーヤに聞こえるその音声出 力は、牛のような音声に歪曲される。この効果を実現させるのに用いられる電子 回路の詳細についても以下で説明することとする。

図２は、制御ユニット１２の一層詳細な記述を表すものである。制御ユニット１ ２の構成部品を説明するために、成る１人のプレーヤから受信される音声入力の 経路をたどるのが有用である。このため、音声入力はマイク１８ａにより受容さ れたものと仮定する。この音声入力は、ケーブル１９ａを介して制御ユニットへ と送られる。音声入力は、その音声入力のレベルを上昇させる前置増幅器３０ａ に最初に入る。次いで、その増幅された音声入力は、その音声入力におけるシラ ブル（音節）の音量を最終的に決定する信号処理回路ユニット３２ａに入る。

ビットのデータ情報が生成される。この３つの出力ビットは、位置制御手段２０ ａから提供される別の５ビツトと組み合わされて、８ビツトワードが形成される 。前記の５ビツトは、ビデオ表示器１０上のプレーヤのビデオオブジェクトの動 作を指示するものである。

また、増幅された音声入力は、マイク１８ａからの音声入力とマイク１８ｂから の音声入力と（即ち、個々のプレーヤからの音声入力）を総和する加算器３４へ と送られる。更に、各プレーヤから（即ちマイクイヤホン１６ａ、　１６ｂに送 られる。例えば、マイク１８ｂから受信された人力は、他のプレーヤのイヤホン １６ａに送られる。同様に、マイクＬ８ａからの増幅された入力はイヤホン＋６ ｂに送られる。

本発明のビデオゲーム装置は、２つのモードの内の一方で動作することができる 。このビデオゲーム装置が活動モードで動作している際には、プレーヤの現在の 動作がビデオゲームのシーケンスを指示する。しかし、このビデオゲーム装置は 再生モードでも動作可能であり、その再生モードでは、プレーヤは１人も積極的 にゲームに参加することはできず、以前に音声／ビデオ記録されたゲームのセツ ションが再生される。制御ユニッ１−１２の更なる構成要素を説明するため、ま ず最初に、このビデオゲーム装置が活動モードで動作しているものと仮定するの が有用である。

活動モードで動作している際には、個々のプレーヤからの８ビツトワードが１組 の記録テープ５４に向かって伝搬する。制御ユニット３８は、そのプレーヤから の８ビツトワードがインタリーブ式に格納されるように、従来周知であるような りロック回路及びスイ・ソチを用いている。その８ビツトワードは、キャラクタ 及び背景メモリ３６にも伝搬する。制御ユニット３８は、活動接点６３と再生接 点６５との間で切り換えを行うスイッチ６０（仮想線で示す）を用いている。活 動モードでは、活動接点６３がスイッチ６０により接触される。これにより８ビ ツトコードがキャラクタ及び背景メモリ３６に送られる。キャラクタ及び背景メ モリ３６は、加算器３４から生じる総和音声入力からの情報も受信する。これら の入力は、記録接点５５及び再生接点５３を有するスイッチ５２を通る。このビ デオゲーム装置が活動モードにある際には、記録接点５５がスイッチ５２により 接触される。これにより、総和音声入力が、キャラクタ及び背景メモリ３６への 経路に沿って伝搬することが可能になる。

一般に、キャラクタ及び背景メモリは、ビデオ表示器ＩＯ上に表示されるビデオ 画像の視覚的特徴を格納するために使用される。これらの視覚画像は次いで、ゲ ームの再生を生成するために取り出すことができるものである。再生のための取 り出しに対する１つの方法として、記録されている背景を再生成するようにＲＯ Ｍを促すソフトウェアルックアップテーブルを用いるという方法がある。キャラ クタ及び背景メモリ３６は、多くの異なる種類のハードウェアの内の１つとして 実現することができるものである。例えば、キャラクタ及び背景メモリ３６は、 記憶ディスク、またその代替策としてビデオ記録テープとすることができる。更 に、キャラクタ及び背景メモリ３６は、例えば１メガバイトのメモリを保持する リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）とすることもできる。１メガバイトのメモリは 、一般に、２０〜３０秒の画像シーケンスを保持するのに充分なものである。

１メガバイトというメモリサイズは単なる例示である。そのメモリサイズは、使 用されるソフトウェアのメモリ必要条件により指示されるものである。

４ビツトのマイクロプロセッサからなる制御回路３８は、キャラクタ及び背景メ モリ３６からビデオデータを取り出す。この制御プロセッサ３８は、ビデオゲー ムを実行するソフトウェアプログラムの制御下にある。結果的に生じるビデオ出 力は、メモリ３６からビデオキャッシュメモ１月０へと伝搬する。ビデオ表示生 成器４２は、そのキャッシュメモリ４０からビデオデータを取り出して、そのデ ータをビデオ搬送波に変調するビデオ変調器４４に送られる。その結果として変 調された出力は出力ポート４６に送られ、その変調された出力がビデオ情報２４ としてビデオ表示器１０に送られる。その出力は、ビデオ／音声ＲＦ（無線周波 数）エンコーダ５ｏにも伝搬する。

加算器３４からの総和音声出力は、音声出力ボート４８に伝搬し、その出力が音 声データ２６としてビデオ表示器１０に出力される。その音声出力は、その音声 出力の発生元を除いたプレーヤのへラドセットに返される、ということが理解さ れよう。更に、音声信号はエンコーダ５０に伝搬する。このエンコーダ５ｏは、 チャネル選択装置に接続され、その情報がビデオ表示器のチャネル３により受信 されるように適当な周波数となるようになっている。

上述のように、各プレーヤにより話されたシラブルの音量が測定されて、シラブ ルの音量を反映する３ビツトコードが処理ユニット３２ａにより生成される。こ の信号処理ユニット３２ａを図３に一層詳細に示す。処理ユニット３２ａは以下 の通り動作する。音声入力は、前置増幅器３０ａを出て帯域通過フィルタ６４へ と伝搬する。このフィルタは、ノイズを除去し、音声帯域のみを通過可能とする ものである。このフィルタの通過帯域は、好適には、０．２ｋＨｚ〜３．０ｋＦ ｌｚの範囲内で音声帯域の一部を通過させるよう選択される。フィリタリングさ れた信号は次いで、図３においてｒａＪ及びｒｂＪで示す２つの個別の回路へと 送られる。上側の回路「ａ」は、「ボイスエンベロープ」に従うものとして説明 することができ、また回路ｒｂＪは、「ワードボリューム」に従うものとして説 明することができる。

回路ｒａＪは、音声人力のボイスエンベロープに従い、その人力のシラブル速度 （ｓｙｌｌａｂｉｃ　ｒａｔｅ）を示す出力１００を生成する。回路ｒａＪは、 コンデンサ６６と、抵抗６８と、コンデンサ７４と、抵抗７６と、抵抗７８と、 ダイオード８０と、ダイオード８２と、演算増幅器８４とからなる。

コンデンサ６６は、好適には約０．０１μＦの静電容量を有するものである。

このコンデンサは、主に、回路からノイズを除去するためのフィルタリング機構 として働く。抵抗６８及び抵抗７８は、それぞれ約８２にΩ及び１００にΩの抵 抗値を有している。これらの抵抗値は、利得をほぼ１に等しく設定するように選 択される。更に、コンデンサ７４は、好適には約１μＦの静電容量を有し、抵抗 ７６は約１０にΩの抵抗値を有する。

その抵抗７８の抵抗値が与えられた場合、この回路のアタックタイムは約１０ｍ ５ｅｃとなり、これに対しディケイタイムは約１００ｍ５ｅｃとなる。

ダイオード８０．８２は、到来する信号を整流する働きをする。全体として、こ の回路は、ボイスエンベロープに従うよう働く。

回路ｒｂＪは、その抵抗７２．８６．９６の抵抗値及びコンデンサ７０の静電容 量が回路ｒａＪにおけるその対応部分と異なることを除き、回路ｒａＪと同様の ものである。これらの値は、回路ｒａＪにより実施されるものと異なるアタック タイム及びディケイタイムを設定するように選択されている。コンデンサ７０は 、ｏ、ｏｏｉμＦの静電容量を有し、８２０にΩの抵抗値を有する抵抗７２に直 列に配置される。抵抗９６は、約ＩｔΩの抵抗値を有し、これは回路ｒａＪ中の 対応する抵抗７８の抵抗値より１０倍大きい値である。更に、抵抗８６は１００ にΩの抵抗値を有し、コンデンサ８８は約１μＦの静電容量を有する。抵抗８６ ．９６の別の抵抗値により、アタックタイムが約１００ｍ５ｅｃ、ディケイタイ ムが約１ｓｅｃとなるように回路が変更される。また、回路「ｂ」は、整流器９ ０．９２及び演算増幅器９４も備えている。その演算増幅器の非反転入力は接地 されている。この回路からの出力１０２はその入力のワード速度に従う。

出力１００．１０２は比較器＋０４に入る。この比較器の主な役割は、出力１０ ０により示されるシラブル速度を、出力１０２により示されるワード速度と比較 することである。比較器１０４は、個々の出力１００．１０２の対数レベルを対 数ベースで比較する対数レベル検出器である。これは、出力１０２に対する出力 １００の百分率を示す４つの出力１０６．１０８．１１０．１１２を生成する。

特に、出力１０６は、出力１００が出力１０２より大きいか否かを示す。同様に 、出力１０８は、出力１００が出力１０２の５０％より大きいか否かを示し、出 力１１０は、出力１００が出力１０２の２５％より大きいか否かを示し、出力１ １２は、出力＋００が出力１０２の１２％より大きいか否かを示す。

図４は、対数レベル検出器１０４を実施するのに必要な回路の１つの考えられる 実施態様を示すものである。詳細には、この検出器１０４は、４つのコンデンサ １２２．１２４．１２６．１２８及び４つの抵抗１１４．１１６．１１８．１２ ０を備えている。抵抗１１４は８にΩの抵抗値を有し、一方抵抗１１６は４にΩ の抵抗値を有する。更に、抵抗１１８は２にΩの抵抗値を有し、最後に、抵抗１ ２０はｌｋΩの抵抗値を有する。これらの抵抗は、比較器１２２．１２４゜１２ ６、１２８により出力＋００と比較される出力１０２のレベルを設定するために 用いられる。比較器１２２は、出力１００を、減衰されていない完全なレベルの 出力１０２と比較する。この出力は（上述のように）出力１００が出力１０２よ り大きいか否かを示すものである。しかし、比較器１２４は、出力１０２が抵抗 ＋１４を通過した後に入力１０２を出力１００と比較する。

その抵抗１１４は、出力１０２のレベルを減衰させる働きをする。その結果とし て、比較器１２４が、出力１０（）の信号が出力１０２の５０％より大きいか否 かの比較を行う。同様に、出力１０２は、比較器１２６により比較される前に抵 抗１．１４．１１６　（８にΩ＋４にΩ）を通過しなければならず、また出力１ ０２は、比較器１２８を通る前に抵抗１１４．１１６．１１８　（８にΩ＋４に Ω＋２にΩ）を通過しなければならない。出力ライン１０６．１０８．１１０． １１２が優先エンコーダ１２０に入力される前に、対数レベル検出器１０４が、 それらの出力ラインを対数ベースで変換して、各出力の対数音量を生成する。こ の場合、優先エンコーダ１２０は、音声入力の既処理フレームを３ビツトコード として出力することができる。８ビット−３ビツトエンコーダが使用されるので ３ビツトコードが用いられる。上述のように、これらの３ビツトが他の５ビツト と組み合わされて８ビツトワードが形成される。この３ビツトは、表示すべきビ デオ画像をキャラクタ及び背景メモリ３６にフェッチするのに用いられる。これ は、異なる音量レベルが異なる口位置に対応するからである。特に、音声入力に おけるシラブルが大きいほど、プレーヤのビデオオブジェクトの口位置が一層大 きく開くことになる。図５ａ、図５ｂ、図５０、図５ｄは、そのような口位置を 示すものである。図５８では、出力１００は出力１０２より大きい。この場合（ ａｓ　５ｕｃｈ）、その入力は叫びに相当するものであると推定される。この例 の場合、プレーヤの口位置は広開口位置１３２であると仮定される。これに対し 、図５ｂの場合には、出力１００は出力１０２の５０％より大きいだけである。

従って、その音声入力は上記の場合はど大きくなく、従って、その口位置１３４ は図５ａにおける口位置１３２の半分となる。同様に、図５０及び図５ｄは、口 位置１３６．１３８を示しており、前者の場合、出力１００は出力１０２の２５ ％より大きいだけであり、後者の場合には、出力１００は出力１０２の１２％よ り大きいだけである。

上記の説明は、ビデオゲーム装置が記録モードで動作している場合に適用するこ とができる。しかし、ビデオゲーム装置が再生モードで動作している場合には、 スイッチ６３（図２参照）が再生接点６５と接触し、スイッチ５２が再生スイッ チ５３と接触している。これにより、プレーヤからの送信を受信するのとは対照 的に、８ビツトワード及び総和音声入力がテープ５４から転送される。更に、そ のような音声入力及び８ビツトワードと同期させて記録されたビデオ画像が、キ ャラクタ及び背景メモリから取り出される。この情報は、次いで、後続の構成部 品を介して、既述の様式で動作するビデオ表示器１０へと送られる。従って、プ レーヤは、プレーの終了後にゲームを再生することができる。これは、かつてプ レーヤが参加したゲームを保存するための記録保管機構として働く。

音声入力ではなく、プレーヤの動作によりビデオ画像シーケンスが指示されるよ うにゲームを構成可能であることが理解されよう。

このプレーヤの動作は、位置制御手段２０ａ、２０ｂ　（図１参照）に応じたも のである。−例として、ビデオゲームにおける所与の時点でプレーヤに対して幾 つかのオプションが利用可能であると仮定する。特に、プレーヤは、互いに向か うように、また互いから離れるように、また−緒に一致して移動することができ る。これらの３つの動作オプションのいずれＩこ従うかに依存して、そのオプシ ョンに一意である後続のビデオ画像が生成される。例えば、プレーヤが互いに向 かって移動する場合にビデオ表示器上に明るい太陽が現れる。これに対し、プレ ーヤが互いに離れるように移動する場合には雨が降り始める。最後に、プレーヤ が一緒に移動する場合には、部分的に曇った天候パターンを反映する。この例は 、単に例示を目的としたものである。使用されるオプションは、その大部分がビ デオゲームのソフトウェアにより生成されるものである。

上述の方法の利点は多種多様である。特に、その方法は、ビデオゲームの制御を プレーヤの支配下におき、プレーヤは、その対話から学ぶことができる。このよ うなゲーム形式は、他のプレーヤとの対話的環境においてプレーヤの創造力及び 想像力を強化するものである。このビデオゲーム装置は、現行のビデオゲームと は全く異なり、音声態様でプレーヤが互いに直接対話することを可能にするもの である。更に、このビデオゲーム装置は、教育的及び指導的な目的に有用なロー ルプレイングを可能とする。また、ゲームのプレーヤは、自分が選択したビデオ オブジェクトを一層自然に認識することができる。これは、そのプレーヤが制御 している画像に付随する声がそ補正書の写しく翻訳文）提出書く４！許演法第１ ８４の８）平成５年８月６日−

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. １．ビデオゲーム装置であって、このビデオゲーム装置が、ａ）ビデオゲームの プレーヤからの音声入力を受信する音声入力手段と、 ｂ）ビデオゲームのビデオ画像を表示するビデオ表示器と、ｃ）ビデオゲームの 動作を生成及び調整するようプログラムされたデータ処理手段とからなり、この データ処理手段が、１）プレーヤをビデオゲーム中に表すビデオオブジェクトを 前記ビデオ表示器上に提供する手段と、 ２）前記音声入力と同期された態様で前記ビデオオブジェクトが話を模倣するよ うに、前記音声入力手段を介してプレーヤから受信された音声入力をそのプレー ヤのビデオオブジェクトと同期させる手段とからなる、 ビデオゲーム装置。
2. ２．ビデオオブジェクトが話を模倣する態様に音声入力の音量が影響を与える、 請求項１記載のビデオゲーム装置。
3. ３．前記音声入力手段がマイクからなる、請求項１記載のビデオゲーム装置。
4. ４．プレーヤにより着用されるヘッドセットに前記音声入力手段が一体化されて いる、請求項１記載のビデオゲーム装置。
5. ５．プレーヤに音声を出力する音声出力手段を更に含む、請求項１記載のビデオ ゲーム装置。
6. ６．前記音声出力手段が前記音声入力手段と共にヘッドセットに一体化されてい る、請求項５記載のビデオゲーム装置。
7. ７．プレーヤに関連するビデオオブジェクトを反映する歪曲された音声出力を生 成するように、プレーヤから受信された音声を歪曲させる歪曲手段を更に含む、 請求項１記載のビデオゲーム装置。
8. ８．前記ビデオ表示器上のプレーヤのビデオオブジェクトの位置決め及び移動を 前記プレーヤが行うことを可能とするビデオ位置決め手段を更に含む、請求項１ 記載のビデオゲーム装置。
9. ９．ビデオオブジェクトが前記ビデオ位置決め手段を用いて前記ビデオ表示器上 の他のビデオオブジェクトに対して如何に位置決めされるかによってビデオゲー ムのプレーシーケンスが指示される、請求項８記載のビデオゲーム装置。
10. １０．第１プレーヤ及び第２プレーヤにより同時に使用される対話型ビデオゲー ム装置において、このビデオゲーム装置がビデオ画像を表示する手段を有し、そ の改良が、 前記第１プレーヤにより生成される第１音声情報を受信し、その第１音声情報を 前記第２プレーヤに送信する、第１送受信手段と、 前記第２プレーヤにより生成される第２音声情報を受信し、その第２音声情報を 前記第１プレーヤに送信する、第２送受信手段と、 前記第２音声情報が前記ビデオ画像から発せられるのを前記第１プレーヤがリア ルタイムで認識し、前記第１音声情報が前記ビデオ画像から発せられるのを前記 第２プレーヤがリアルタイムで認識するように前記ビデオ画像を操作するよう前 記第１音声情報及び前記第２音声情報に応じて前記ビデオ情報表示手段を制御す る手段とからなる、 対話型ビデオゲーム装置。
11. １１．前記第１送受信手段が、前記第１音声情報以外の実質的に全ての音声情報 を前記第２プレーヤから排除する手段を含む、請求項１０記載の対話型ビデオゲ ーム装置。
12. １２．前記第１送受信手段が、前記第１音声情報が前記第１プレーヤから受信さ れた後であってその第１音声信号が前記第２プレーヤに送信される前に前記第１ 音声信号を歪曲させる手段を含む、請求項１０記載の対話型ビデオゲーム装置。
13. １３．第１プレーヤ及び第２プレーヤにより同時に使用される対話型ビデオゲー ム装置において、このビデオゲーム装置がビデオ画像を表示する手段と、第１ビ デオ画像を操作するために前記第１プレーヤにより操作される第１手段と、第２ ビデオ画像を操作するために前記第２プレーヤにより操作される第２手段とを有 し、その改良が、 前記第１プレーヤからの第１音声情報を受信し、その第１音声情報を前記第２プ レーヤに送信する、第１送受信手段と、前記第２プレーヤからの第２音声情報を 受信し、その第２音声情報を前記第１プレーヤに送信する、第２送受信手段と、 前記第２音声情報が前記第２ビデオ画像から発せられるのを前記第１プレーヤが 認識し、前記第１音声情報が前記第１ビデオ画像から発せられるのを前記第２プ レーヤが認識するように前記第１及び第２ビデオ画像を操作するよう前記第１音 声情報及び前記第２音声情報に応じて前記ビデオ情報表示手段を制御する手段と からなる、 対話型ビデオゲーム装置。
14. １４．前記制御手段が、前記第１ビデオ画像が前記第１音声情報の音量レベルに 応答するように前記ビデオ表示手段を制御する、請求項１３記載の対話型ビデオ ゲーム装置。
15. １５．ビデオゲーム装置において、ビデオゲームとのプレーヤの対話方法であっ て、この方法が、 ａ）ビデオゲームの各プレーヤにビデオオブジェクトを割り当て、そのビデオオ ブジェクトは前記ビデオゲームにより提供される１組のビデオオブジェクトから 選択され、ｂ）前記各プレーヤから音声入力を受信し、ｃ）その音声入力の音量 を決定し、 ｄ）前記音声入力の前記決定された音量を反映する態様で前記音声入力と同期し て前記プレーヤの前記ビデオオブジェクトが話をするように見えるように前記ビ デオオブジェクトを変化させる、というステップよりなる、 ビデオゲームとのプレーヤの対話方法。
16. １６．どのビデオオブジェクトを前記プレーヤが選択したかに基づいて音声出力 を歪曲させるというステップを更に含む、請求項１５記載の方法。
17. １７．前記プレーヤからの前記音声入力の音量を反映する態様で前記音声入力と 同期して前記ビデオオブジェクトが話をするように見えるように各プレーヤ毎に 前記ビデオオブジェクトを変化させるというステップを更に含む、請求項１５記 載の方法。
18. １８．ビデオゲーム装置であって、このビデオゲーム装置が、ａ）ビデオゲーム の第１プレーヤ用の第１音声入力手段及び第２プレーヤ用の第２音声入力手段と 、 ｂ）スピーカ手段であって、前記音声入力手段とこのスピーカ手段とを介して前 記ビデオゲームの進行中に前記ビデオゲーム装置を介して前記第１及び第２プレ ーヤが口頭で対話できるように前記第１及び第２音声入力手段から受信された音 声入力を前記第１及び第２プレーヤが聞くことを可能にする、前記スピーカ手段 と、 ｂ）ビデオ画像を表示するビデオ表示器と、ｃ）前記ビデオ画像の生成を含む前 記ビデオゲームの実行を制御するビデオゲーム制御装置とからなる、 ビデオゲーム装置。
19. １９．前記第１及び第２プレーヤからの音声入力を記録する音声記録手段を更に 含む、請求項１８記載のビデオゲーム装置。
20. ２０．前記ビデオゲームのプレー中に発生するビデオ画像のシーケンスを記録す るビデオ記録手段を更に含む、請求項１９記載のビデオゲーム装置。
21. ２１．前記音声記録手段に格納されている音声入力を再生し、及び前記ビデオ記 録手段に格納されているビデオ入力を再生して、前記ビデオゲームの既記録シー ケンスを再生するゲーム再生手段を更に含む、請求項２０記載のビデオゲーム装 置。
22. ２２．ビデオゲーム装置におけるプレーヤの対話方法であって、この方法が、 ａ）ビデオゲームの各プレーヤから音声入力を受信し、ｂ）音声対話を容易化す るために前記ビデオゲーム装置を介して各プレーヤから他のプレーヤヘ前記音声 入力を送り、ｃ）前記ビデオゲームにおける前記プレーヤの遊戯部分であるビデ オ表示器上のオブジェクトを各プレーヤに割り当て、ｄ）前記プレーヤの前記遊 戯部分の位置的対話を可能にする位置制御手段を提供し、 ｅ）その位置制御手段を介して前記プレーヤの対話に基づきビデオ画像のシーケ ンスを提供する、 というステップよりなる、 ビデオゲーム装置におけるプレーヤの対話方法。