JPH06506855A - 着脱カメラ装置付き子宮頚管ビデオ検鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、子宮頚管ビデオ検鏡に関し、特に特定の選択波長光により子宮、お よび他の体内導管を観察し、続いて検出された病変に対応する治療を施す着脱カ メラ装置を具備するビデオ検鏡に関する。カメラ装置は、カメラ、光学素子、お よび、光送出系を包含し、電子内視鏡とも呼ばれる。

本願は、１９８８年１２月２８日提出された米国出願第２９１，２３８号、現在 米国特許第４，９０５．６７０号の分割出願である１９８９年１２月２２日出願 の同時継続出願米国第４５６，４６９号の一部継続出願である。

技術的背景 子宮の癌、およびウィルス感染の検査は、現在、膣拡大鏡と呼ぶ装置により行わ れている。この膣拡大鏡装置は、患者の近傍に配置される両眼顕微鏡である。

該装置は、明るい光線（白色光線と緑色光ｆｉ）を給送し、操作者は双眼鏡を通 して見るのと同じように膣拡大鏡の接脂レンズを通して観察する。上記観察は適 所に配した検鏡により行われる。装置のなかにはスチル写真用のカメラ付屑装置 を備えたものもある。医師は、３〜５％酢酸により処置した後、白色部位を探す ため組織を観察する。酢酸は、癌細胞と同様に低粘液性の組織を白色化する。医 師は、また癌のような新規増殖を示す血管の菌株群も探査する。この膣拡大鏡検 査処置法の宵効性は、わずか８５％にとどまっており、しかもこれは所定処置方 法をふみ十分に経験豊富な医師によってなされたものである。また、膣拡大鏡検 査は、そのサイズおよび重量の故に使用が困難である。

長年にわたり各種の膣鏡が開発されてきた。それらは、以下の通りである。

Ｃａ５ａｎｅｄａの米国特許第４．２ｉ０．１３３号には、照明用の光源を備え 、かつ熾点合わせ用に縦方向に可調節の顕微鏡を取付けた膣鏡が開示されている 。

ＶａｎＤｅｒＢｅｌの米国特許第４，５９７．３８３号は、膣鏡に取付けた光フ アイバ照明装置を具備する膣鏡を開示している。

Ｂｕｒｇｉｎの米国特許第４．６３８．７９２号では、内蔵照明系付き可調節検 鏡が具備されている。

Ｗａｌｓｈの米国特許第４．６１９，２４８号は、検鏡用の光付属装置を開示す るものである。

Ｗｉｄｅｒらの米国特許第４．５６２．８３２号は、図６において、膣鏡の下部 ジョー内に設置した光フアイバ導管を図解説明している。

Ｂｕｒｇｉｎの米国特許第４．ｓｏ２．４６８号は、一体式光学系を備えた可調 節検鏡を具備するものである。

Ｗｈｉｔｍａｎの米国特許第３，７８９，８３５号には、膣鏡用の照明付属装置 が開示されている。

５ｔａｆ　Ｉの米国特許第４，３００．５７０号は、膣写真の映像をスクリーン 上に投影する診断方法をとっているが、カメラは検鏡には取付けられていない。

Ｈａｓｓｏｎの米国特許第３．７８９，８２９号では、膣鏡に取付けたラジウム ・アプリケータが開示されている。

Ｗａｒｄｅｎらの米国特許第３，０３７，５０５号には、検鏡のンヨーに取付け た噴霧管を具備した検鏡が開示しである。

Ｔａｎ１　ｋａｗａらの米国特許第４．４６１．５５８号は、あらゆる型の内視 鏡に応用できかつ該内視鏡を用いる内視鏡的写真装置を開示している。

Ｔｏｙｏｔ、ａらの米国特許第４．６９７，２１０号には、テレビ画面に表示さ れた映像により体腔内部を観察する内視鏡が開示されている。

上記終わりの２つの特許は、内視鏡を用いて利用できる多くの観察手法の典型的 な例である。

これらの装置には、癌の検出割合を高め、かつ癌の早期治療に役立つものは一つ も見られなかった。

発明の開示 第１の固定刃と、同固定刃に近接・離脱するため枢軸移動式に取付けた第２の刃 と、上記第２刃を第１固定刃の方へ垂直方向に押圧するバネ装置とを有する膣鏡 を具備する子宮頚管ヒデオ検鏡を提供する。改良点として、ビデオカメラと、光 学素子、および、光束とが含まれ、集合体として電子内視鏡、またはビデオカメ ラ装置と呼ばれる。ビデオカメラ装置は、一方の刀に子宮を観察するため、子宮 に光を伝送する手段と、カメラを子宮上の選択部位に焦点合わせし、カメラから の信号をビデオ画面に送出して子宮を観察しかつ子宮上の病変を識別する手段と が着脱式に取付けられる。上記焦点合わせ装置は、一方の刃に沿って縦方向に取 付けたトランクと、焦点合わせ用にトラックに沿ってビデオカメラ装置を調節す る装置とを具備する。上記光伝送装置は、トラック上に光キャリアを備えて子宮 に光を給送させる。さらに、光周波数の範囲のいずれかで子宮を照明する光を選 択する装置が設けである。これは広周波数帯域光、単色光、または照明用のレー ザ光線てよい。２００ｎｍないし１ｌ１００ｎ範囲の特に有用な光周波数が発見 された。周波数を逐次的にステップする適当な装置がモノクロメータである。

上記モノクロメータは、光源からの光を出力で矩形スリットの単一周波数に変換 する。光キャリアを設け、上記モノクロメータから出力を受取る矩形カラー形状 の第１端と、他端に光の円柱列を子宮に誘導する丸カラーとを有する光ファイバ の束を具備するようにしである。

レーザーザキャリアをトラック上に設け、レーザビームまたはレーザファイバを 誘導して子宮上の病変を気化するようにてきる。また、吸引管をトラック上に設 け、病変がレーザにより気化されたとき発生する煙を除去することもできる。

この発明は、また病変を突きとめて外科的に除去する方法を提供する。この方法 は、種々の周波数の光により子宮を選択的に照明する工程と、子宮が各周波数の 光により照明されているとき同子宮を観察する工程と、病変をその蛍光発光また は反射率により選択された光の１周波数のもとで捜し当ててる工程と、捜し当て た病変を除去する工程とからなるものである。上記病変は、同病変を気化するレ ーザを用いて除去することができ、該レーザの活性化は病変部位のいかなる蛍光 発光の終結にも応して終結する。

ビデオカメラ装置は、トラックの第１側部に固着しビデオカメラ装置の周りに伸 長する第１端と、釈放可能にトラックの第２側部に取付けた装置を有する第２端 とを備えた可撓ストラップなとにより、検鏡の１個の刃に着脱式に取付けられる 。この釈放装置は、トラックの第２側部に１個のビンと、ストラップの第２側部 に上記ビンの直径よりやや大きい直径を有してその上に収容するよう（こしｔこ 開口払ピンの端部に取付は上記第２端を適所に保持する着脱式締め装置とを具備 している。

検鏡から取外した後、ビデオカメラ装置は、その至端部にノールされた窓と、ソ ースの基端部に隣接して取付けたアコーディオン折返しの熱滅菌できる、円筒形 スリーブを有する外側の円筒形熱滅菌シース内に挿入され、電子ケーブルとビデ オカメラ装置の光束とに沿って相当距離を伸展でき、手術室内でのビデオカメラ 装置の無菌状態を維持するようにしである。また、ビデオカメラ装置をシース内 に所定の方位にて釈放可能にロングする装置も設置できる。この釈放式口・ツク 装置は、差込みスロットとビンの配置形状のものである。上記シース（ま、被検 領域を膨張する吹入れガスを供給する導管またはチャネルを、ガスのチャネルへ の流Ｉを制御する弁装置とともに備えている。第２チヤネルにも、場所を突きと めた病変で処置を行う操縦装置または他の装置を備えることができる。

その後、ビデオカメラ装置をシースから取外し、再滅菌または消毒に付し、次い て次の患者の検査用に滅菌検鏡に再度取付けられる。ソースは廃棄するカ）、ま たは次の患者用に再使用するため再度滅菌される。

この発明の他の長所は、添付図面と関連して以下の記述から明白（こなろう。

図面の簡単な説明 図１は、この発明により構成されカリ実地使用に位置決めされた子宮頚管ビデオ 検鏡の側面図： 図２は、図１の子宮頚管ビデオ検鏡の拡大背面図；図３は、図２の線３−３につ いての縦断面図で、ビデオカメラと関連レーザ管、および吸引管をより詳細に示 す。

図４は、図２の線４−４についての縦断面図で、ビデオカメラ装置用のトラ・ツ ク取付法の詳細を示す。

図５は、図４の線５−５についての拡大断面図で、ビデオカメラ装置とトラック の機構をより詳細に示す。

図６Ａはモノクロメータと関連して用いるビデオカメラ装置の概要説明図：図６ は、矩形光スリットを環状ビームに変換する図６Ａの光学束コネクタの詳細図。

図７は、単色光を得るため帯域フィルタを使用するビデオカメラ装置の概要説明 図。

図８は、光源をしかに用いるビデオカメラ装置を示す概要説明図：図９は、釈放 可能ストラップにより検鏡に取付けたビデオカメラ装置と光源の部分側面図。

図１Ｏは、図９の線１０−１０について着脱式ストラップの一層詳細な図：図１ １は、ビデオカメラ装置と、その中にビデオカメラ装置が挿入されるシースの斜 視図。

図１２は、シース内に挿入されたビデオカメラ装置の部分斜視図。

図１３は、図１２の７一ス至端部の拡大端面図：図１４は、図１２の線１４−１ ４に沿ったビデオカメラ装置とソース間の相互接続の拡大縦断面図である。

この発明を実施する最良の態様 この発明による子宮頚管ビデオ検鏡Ｖが図１で示すように検鏡Ｓに取付けられる 。使用時には、図示のように検鏡は膣内に挿入される。同検鏡は、警乗１１ンド ル部分１２を有する下部固定刃ｌＯを備えている。上部の枢転刃１４は、下部刃 ｌＯと大体平行に伸長し、支持具１８に上部刃１４がピボツト式に取付けられる 最も近傍に懸垂耳１６を具備している。

支持具１８は、その上端に耳１６がピボットされるヨーク２０を備えている。

支持具１８の下部分には、下部刃１０に対する上部刃１４の間隔を調整するため ハンドル１２を締めるちょうねし２４が貫通する縦スロット２２が備わって０る 。

耳１８とヨーク２０間のピボット連結部に、図１に示すように上部刃１４を反時 計回り方向に回転させるばね（図示してない）を設け、上部刃を下部固定刃の方 へ移動させるようにする。しかし、この移動は、ねし調整口・ノド２８上のす・ ソト２６の位置て制限される。慣例としてロッド２８は上部枢転刃の耳１６の１ 個に固着しであるレバー３０を貫通するようにする。したがって、九ソト２６か 口・ソド２８に沿って外方に移動されると、上部刃１４が下部固定刃１０の方へ 回転し、ナツト２６がロッド２８に沿って内方に移動されると、上部刃１４は下 部固定刃口メータは、２０（ｌｎｍないしＩｌｌｏｏｎの周波数範囲で高出力を 備えるはずである。このことは、医師が各周波数の光をステップしながらビデオ モニタを眺めて子宮または膣内の蛍光発光性病変を捜しだすことを意味するもの である。種々の型の病変が種々の光波長に反応して蛍光発光現象を示すことが明 らかになつ光は、図６Ｂに示すスリット５６を通ってモノクロメータ５４から射 出され光ファイバ束５８の１端に入射する。好都合なことに、光ファイバ束５８ の１端は、モノクロメータ５４の端部と契合しスリット５６からの光を受取る矩 形カラー６０の内部に取付けられている。光ファイバ束５８の他端は、環状カラ ー６２を備えている。カラー６２とビデオ制御ユニット５０用のケーブル４８と は、ケーブルまたは光キャリア６４を連結し、図５で明らかなように、個々の光 ファイバ６４がレンズ系４６の外部周辺に位置決めされる。したがって、選択さ れた波長の光像を子宮または膣の表面上に均一に指向させることができる。モノ クロメータが光スペクトルの１端から他端に光を進めるとき、１つの波長が癌性 病変またはウィルス感染により生じた病変に出会い蛍光を発し、したがってビデ オモニタ上で識別される。組織の蛍光発光は、自然の蛍光発光か、または選択的 に癌細胞内に入込むヘマトポルフィリン誘導体（ＨＰＤ）物質により生成された 蛍光発光であり得る。

この事象が発生すると、これらの病変をレーザビームの使用により破壊すること ができる。同破壊は案内部材３４に取付けたチャネル６８を貫通する光ファイバ ６６に沿ってレーザビームを指向させることにより達成される。光ファイバ６６ に、病変部位にレーザを指向させるための操縦ケーブル（図示してない）を備え ることができる。ＫＰＴ−５３２レーザ、炭酸ガスレーザ、またはＹＡＧレーザ は、満足すべきものであることが判明した。好都合なことに、吸引チャネル７０ をレーザチャネル６８に隣接して設置し、病変の破壊により生じた煙を除去する ことができる。この吸引チャネルは、図３にて示すように真空ホース７２に接続 される。

代替配列が図７に示しである。同図で、着脱式帯域フィルタ７４を光源５２と光 ファイバ束５８の間に設け、選択された波長の光を子宮に送出するようにする。

帯域フィルタは、病変部位に蓄積されかつ既定波長の光のもとて蛍光現象を示す は所望波長の周波数だけを伝送するために選択される。　適合物質は、ヘマトポ ルフィリン（ＨＰＤ）か、または、その誘導体であるデヘマトポルフイリン（Ｄ ＰＤ）　、コリンス、フェオフォーバイト、および、クマリンなどである。

また、ローダミン−１２３が子宮上に噴霧されるか塗布される。最後に、病変部 光の広範な波長範囲にわたって病変を識別するための蛍光発光を有するときに用 年齢、その他に用いる文字発生機構、ビデオレコーダ、ビデオプリンタ、および 、にて開口８４を収容するネジ植込みボルト８２を含んでいる。このストラ・ツ ブ８０の自由端は着脱ナツト８６により適所に保持されている。

詳細に述べるが、同検鏡は、次に膣内に再挿入されて検鏡刃のため見えなかった カメラは滅菌シースＨ内に挿入される。このシースＨは、１９８９年１１月７日 −スは、その至端部に窓９０を有し、かつ基端部にアコーディオン風の折返しを 有する円筒形ハウジング８８を具備している。ハウジング８８は、弁９６により 圧力下でガスを給送しかつ長手方向にハウジング８８と窓９０の下部を貫通する チャネル９４のような１個以上のチャネルを図示のごとく備えている。同様に、 操縦装置１００が得られる第２のチャネルも設けられる。

ビデオ検鏡Ｖ°がソースＨ内に挿入されると、同ビデオ検鏡は、図１２と図１４ により明らかなように、シースの基端部で反対方向に突出しハウジング８８内の 内部スリーブ１０６中の差込みスロット１０４と係合するビン１０２により固定 位置に保持される。ビデオ検鏡の挿入後、スリーブ９２は、引張環１０８により 縦方向にケーブル４８の下に引き降ろされる。次いで、シースとカメラが膣内に 挿入され、以前に検鏡により調べられた部分を検査する。また、本装置は体表、 結腸内、その他病変が疑われる領域の検査に用いられる。好都合なことに、チャ ネル９４と９８がその中を伸長できる導管＋１０がハウジング８８の外部に沿っ て図１４で示すように設けである。

その後、カメラユニットはシースから取除かれ、再滅菌され、次いで無菌の検鏡 内に次の患者用に再挿入される。シースは、廃棄されるか、または再滅菌、消毒 されて、他の患者に用いるため滅菌検鏡に再度取付けられる。

前述したことにより、この発明の長所は容易に明らかになる。医師により容易に 癌性疾患または他の異常性を調べるため子宮と膣の検査に用いられる簡易でも高 度に有用な子宮頚管ビデオ検鏡が得られるようになった。また、カメラユニット のサイズが小型のため、カメラユニットと検鏡の刃との間に検査に必要な鉗子や 他の器械の挿入用に十分な空間がある。子宮頚管ビデオ検鏡をモノクロメータと 組合せて使用することにより、医師が異常細胞と同定される蛍光発光を観察でき るまで、光の波長を光スペクトルの１端から他端に進められる。医師は、そこで 直ちに、レーザビームを用いて細胞を破壊することができる。

医師は、蛍光発光がもはや発生していないことを観察すると、病変が完全に根絶 されたと判断してレーザ操作を中止する。また、病変の破壊により生じた煙を除 去する吸引管を引抜くチャネルを装備することもできる。最後になったが、カメ ラは、検鏡の固定刃上のガイドにしたがって熾点合わせするため調整することが できる。

本装置は、膣鏡から分離し、直腸領域内または体表上の類似病変を捜し出すため 精巧な光源と一緒に用いられることは注目すべきであろう。好都合なことに、カ メラユニットは、検鏡から取外した後、滅菌シース内に同シースと固定状態で挿 入できる。この結合ユニットは、次いで膣内に挿入され、以前に検鏡の刃により 覆われていた領域を検査する。上記の結合ユニットは、また、結腸および病変が 疑われる他の領域の検査にも使用できる。

この発明をその特殊の実施態様と関連させて詳細に述べたが、この発明の精神お よび範囲内にて種々の他の変更態様ができることは、いうまでもない。

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．第１固定刃と、前記固定刃に対し近接・離脱するためピボット式移動するよ うに取付けた第２刃と、前記第２刃を前記第１固定刃に向け垂直方向に押圧する バネ装置とを有する腔鏡を具備した子宮頚管ビデオ検鏡において、前記両刃の１ 個と並んで縦方向に取付けたトラックと、前記トランク上に着脱式に取付けたビ デオカメラ装置と、前記ビデオカメラ装置を前記トラックに着脱式に取付けるた め該トラック上に設けた装置と、 焦点合わせ用に前記ビデオカメラ装置を前記トラックに沿って調節可能に位置決 めする装置とを包含することを特徴とする子宮頚管ビデオ検鏡。
2. ２．前記取付け装置は、 前記トラックの第１側部に固着し前記ビデオカメラ装置の周辺に伸長する第１端 と、 前記トラックの第２側部に釈放可能に取付ける装置を有する第２端とを備えたス トラップを含有するようにしてなる請求項１に記載の装置。
3. ３．前記釈放可能取付け装置は、 前記トラックの前記第２側部上のピンと、前記ストラップの前記第２端内にて前 記ピンの直径よりわずかに大きい直径を有してその上に収容されるようにした関 口部と、前記ピンの端部に取付け前記第２端を適所に保持する着脱式締付け装置 とからなる請求項２に記載の装置。
4. ４．所定特性を有する病変に関し種々の内部体表を検査するビデオ検鏡装置にお いて、 種々の体腔内と通過路内に挿入して病変を観察し、その至端部から伸長する電子 ケーブルを有する通例円筒形で細長いビデオカメラ装置と、前記ビデオカメラ装 置に取付け該装置をおおむね囲繞し、かつ前記ビデオカメラ装置から前記電子ケ ーブルに沿って伸長し、光学束としてソースから光を前記ビデオカメラ装置の視 野に伝送する光キャリアと、至端部と機端部とを有して前記ビデオカメラ装置と 光キャリアとを収容しかつ前記ビデオカメラ装置と同じ長さである外部円筒形の 熱滅菌シースと、前記シースの前記至端部にシールされた窓と、前記シースの基 端部に隣接して設け前記電子ケーブルと前記光学束沿いに相当な距離を伸長し手 術室内で前記ビデオカメラ装置の滅菌性を維持するようにしたアコーディオン折 返しの、熱滅菌可能な、円筒形のスリーブとを包含することを特徴としてなるビ デオ検鏡。
5. ５．前記シース内のビデオカメラ装置を所定の方位に釈放可能にロックする装置 をさらに具備してなる請求項４に記載の装置。
6. ６．前記釈放可能ロック装置が、 前記シースの前記基端部に差込みスロットと、前記ビデオカメラ装置の前記基端 部に設け前記差込みスロットと契合可能のピンと を具備するようにしてなる請求項４に記載の装置。
7. ７．前記シースに連接された少なくとも１個のチャネルをさらに具備し、該チャ ネルは前記窓に隣接した至端部を備えて被検査部位に接近できるようにした請求 項４に記載の装置。
8. ８．吹入れガス供給装置を前記１チャネルを介して設けることにより被検領域を 拡張して検査を極めて容易にできるようにし、該チャネルの基端部分に連結して ガスの流量を調節する弁装置を具備するようにしてなる請求項７に記載の装置。
9. ９．前記シースに連接した第２チャネルを有し、該第２チャネルは前記窓に隣接 した至端部を備えて被検部位に２番目の接近ができるようにしたことと、前記第 ２チャネルを通して挿入され被検部位にて突きとめた病変に対し処置を施す操縦 装置とをさらに包含してなる請求項８に記載の装置。
10. １０．ビデオカメラ装置と照明源を膣鏡の刃の上に取付けるにあたり、前記ビデ オカメラ装置は該装置の至端部から引かれるケーブルと、前記照明源はその至端 部から引かれる光学束とを具備するようにしてなる工程と；患者の膣内に検鏡を 挿入する工程と； 子宮を照明し病変について検査する工程と；前記膣から検鏡を取外し、かつ前記 検鏡から前記ビデオカメラ装置と照明源とを除去する工程と； 前記ビデオカメラ装置と照明源を、至端部に窓と基端部に隣接してアコーディオ ン折返しの円筒形スリーブとを有する円筒形の滅菌シース内に挿入する工程と； 病変について前記部位を検査する工程とを含むことを特徴とする所定の特性を有 する病変について種々の内部体表を検査する方法。
11. １１．通過路から前記シースを取除く工程と；前記シースを前記ビデオカメラ装 置と照明源とから取除く工程と；前記ビデオカメラ装置と照明源を滅菌または消 毒する工程と；前記ビデオカメラ装置と照明源を滅菌検鏡の刃に取付けて他の患 者を検査するようにする工程と をさらに含むことを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. １２．検出された病変を除去する工程をさらに含むことを特徴とする請求項１０ に記載の方法。
13. １３．被検領域を拡張するため、吹入れガスをチャネルを通してシース内に給送 する工程をさらに含むことを特徴とする請求項１０に記載の方法。