JPH0650617A - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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Publication number
JPH0650617A
JPH0650617A JP22491292A JP22491292A JPH0650617A JP H0650617 A JPH0650617 A JP H0650617A JP 22491292 A JP22491292 A JP 22491292A JP 22491292 A JP22491292 A JP 22491292A JP H0650617 A JPH0650617 A JP H0650617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
compressor
container
expansion means
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22491292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamashita
敏雄 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22491292A priority Critical patent/JPH0650617A/ja
Publication of JPH0650617A publication Critical patent/JPH0650617A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍回路10のコンプレッサ3、コンデンサ4
等の機器を小型化することによって冷凍ユニット100 を
小型化するとともにその消費動力を低減する。 【構成】 冷凍回路10のコンデンサ4と膨張手段5との
間の液冷媒を冷却する冷却器21を設け、この冷却器21と
圧縮機22、凝縮器23及び膨張手段24によってエコノマイ
ザ20を構成し、このエコノマイザ20をフローズンモード
時に運転し、チルモード時に停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図3に示されている。
コンテナ1はの一方の端壁2には冷凍ユニット100 が組
み付けられている。コンテナ1の他方の端壁に設けられ
た図示しない扉からコンテナ1内に貨物を収容し、冷凍
ユニット100 を運転することによってコンテナ1内の庫
内空気温度を−25℃ないし+25℃の範囲内で任意に設定
された温度に維持しながらコンテナ1を船舶、トラッ
ク、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の冷凍回路10の1例が図
4に示されている。コンプレッサ3から吐出されたガス
冷媒はコンデンサ4に入りここで凝縮液化する。この液
冷媒は膨張手段5で絞られることにより断熱膨張して気
液二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ6に入
り、ここでコンテナ1内の空気を冷却することによって
蒸発気化した後コンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内に冷蔵貨物を収容したとき、
即ち、チルモード時には、庫内空気の設定温度は所定値
(例えば、−5℃)以上とされ、コンテナ1内に冷凍貨
物を収容したとき、即ち、フローズンモード時には庫内
空気の設定温度は所定値(例えば−5℃)以下とされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍ユニッ
トにおいては、庫内空気温度を−25℃〜+25℃の広い範
囲内で任意に設定された設定温度に維持しなければなら
ないため、冷凍ユニットの熱負荷と冷凍能力は庫内空気
温度に応じて図5に示すように変化する。そして、庫内
空気温度を−25℃に維持するには大きな冷凍能力を要す
るため、コンプレッサ、コンデンサ、エバポレ−タ等の
機器の容量が大きくなり、従って、冷凍ユニットが大型
となるのみならずその駆動動力が大きいという問題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、コンプレッサ、コンデンサ、膨張手段及びエバ
ポレ−タよりなる冷凍回路を備え、コンテナ内空気の設
定温度が所定値以上のチルモードと、設定温度が所定値
以下のフローズンモードで運転されるコンテナ用冷凍ユ
ニットにおいて、上記冷凍回路のコンデンサと膨張手段
との間の液冷媒と熱交換してこの液冷媒を冷却する冷却
器と、圧縮機、凝縮器及び膨張手段よりなり、上記フロ
ーズンモード時に運転され、上記チルモード時に停止さ
れるエコノマイザを設けたことを特徴とするコンテナ用
冷凍ユニットにある。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、フローズンモード時、エコノマイザが運転され、そ
の冷却器により冷凍回路の液冷媒が冷却される。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。冷
凍回路10のコンデンサ4と膨張手段5との間の液冷媒と
熱交換してこの液冷媒を冷却する冷却器21が設けられて
いる。この冷却器21を圧縮機22、凝縮器23、膨張手段24
と冷媒配管を介して互いに接続することによってエコノ
マイザ20が構成される。そして、このエコノマイザ20は
フローズンモード時に運転され、チルモード時に停止さ
れる。
【0009】しかして、フローズンモード時、コンプレ
ッサ3から吐出されたガス冷媒はコンデンサ4で凝縮液
化した後、冷却器21で冷却され、しかる後、エバポレ−
タ6で蒸発気化してコンプレッサ3に戻る。これと同時
にエコノマイザ20が運転されるので、圧縮機22から吐出
されたガス冷媒が凝縮器23で凝縮し、膨張手段24で断熱
膨張した後、冷却器21に入り、ここで液冷媒を冷却する
ことによって蒸発気化した後圧縮機22に戻る。
【0010】チルモード時、エコノマイザ20は運転され
ないので、コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒はコ
ンデンサ4で凝縮液化し、膨張手段5で断熱膨張し、エ
バポレ−タ6で蒸発気化してコンプレッサ3に戻る。
【0011】しかして、この冷凍ユニットの熱負荷及び
冷凍能力と庫内空気温度との関係は図2に示すようにな
る。即ち、フローズンモード時エコノマイザ20を運転す
ることによってその冷却器により冷凍回路10のコンデン
サ4で凝縮した液冷媒を冷却するので、冷凍回路10の冷
凍能力が増大し、かつ、その成績係数も向上する。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、フローズンモード時
に運転されるエコノマイザの冷却器により冷凍回路の液
冷媒を冷却することによってフローズンモード時の冷凍
能力が増大し、かつ、成績係数が向上する。この結果、
冷凍回路のコンプレッサ等の機器を小型化できるので、
冷凍ユニットを小型化することができ、これに伴ってコ
ンテナ1を大型化できるので貨物の輸送効率を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す冷媒回路図である。
【図2】上記実施例における冷凍ユニットの熱負荷及び
冷凍能力と庫内温度との関係を示す線図である。
【図3】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図4】従来のコンテナ用冷凍ユニットの冷媒回路図で
ある。
【図5】従来の冷凍ユニットの熱負荷及び冷凍能力と庫
内温度との関係を示す線図である。
【符号の説明】 10 冷凍回路 3 コンプレッサ 4 コンデンサ 5 膨張手段 6 エバポレ−タ 20 エコノマイザ 21 冷却器 22 圧縮機 23 凝縮器 24 膨張手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ、コンデンサ、膨張手段及
    びエバポレ−タよりなる冷凍回路を備え、コンテナ内空
    気の設定温度が所定値以上のチルモードと、設定温度が
    所定値以下のフローズンモードで運転されるコンテナ用
    冷凍ユニットにおいて、上記冷凍回路のコンデンサと膨
    張手段との間の液冷媒と熱交換してこの液冷媒を冷却す
    る冷却器と、圧縮機、凝縮器及び膨張手段よりなり、上
    記フローズンモード時に運転され、上記チルモード時に
    停止されるエコノマイザを設けたことを特徴とするコン
    テナ用冷凍ユニット。
JP22491292A 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット Pending JPH0650617A (ja)

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JP22491292A JPH0650617A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット

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JPH0650617A true JPH0650617A (ja) 1994-02-25

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ID=16821110

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1054616A (ja) * 1996-08-14 1998-02-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機
US5729993A (en) * 1996-04-16 1998-03-24 Apd Cryogenics Inc. Precooled vapor-liquid refrigeration cycle
JP2001355924A (ja) * 2001-06-25 2001-12-26 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2008082680A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 過冷却装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990824