JPH06506026A - テーカインにおける予備カード機及び予備混紡機 - Google Patents

テーカインにおける予備カード機及び予備混紡機

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JPH06506026A
JPH06506026A JP4506045A JP50604592A JPH06506026A JP H06506026 A JPH06506026 A JP H06506026A JP 4506045 A JP4506045 A JP 4506045A JP 50604592 A JP50604592 A JP 50604592A JP H06506026 A JPH06506026 A JP H06506026A
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JP4506045A
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バーガ,アンドレ
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カージング スペシャリスツ(カナダ)リミテッド
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テーカインにおける予備カード機及び予備混紡橋本発明は周回フラットカーシン グ機に使用されるためのテーカインに関するものである。
周知のように、テーカインローラ(リッヵインとも呼ばれる)は回転シリンダの 外周近傍に設けられ、ラップ、羊毛又はキルトの繊維をシリンダ上のワイヤに送 る。シリンダは繊維を、同シリンダの外周の上部円弧部分と協働させるべくシリ ンダ上方に配設された周動フラットアセンブリに搬送する。フラットカードアセ ンブリは、チェーンによって互いに連結された無端状をなす一連のフラット、即 ちコマ(tops)を備えている。前記フラットはその幅方向、即ちシリンダの 外周の上部運動領域と協動する周回運動軌跡に沿って長さ方向と直交する方向に 案内される。この後、フラットは1回の円弧軌跡上の周回を終了すべく引き戻さ れ、次の円弧軌跡上の周回を行う。
従って、繊維にはシリンダのワイヤ及び周回するフラットのワイヤの協働により 梳綿動作(カーシング動作)が施される。この後、カーシングされた繊維は、フ ラットから周方向においてシリンダの回転方向に離間された通常のドツファによ ってシリンダから離脱される。
周回するフラットカーシング機におけるテーカインローラの通常の機能は、針布 (card wire clothing)のために、テーカインローラと協働 する周知のフィードローラのグリップから送られる綿糸の層のささくれを引くこ とである。テーカインが引き出し、かつワイヤにて支持する糸担荷物(load  of fibers)はタフト、糸の絡み、糸の集塊及び糸の弛みの混交によ って決まる。この担荷物は、シリンダ及びテーカインが協働する円弧状の軌跡全 域にわたって働くシリンダのワイヤによってテーカインの表面から取り除かれる 。
テーカインの担荷物中には通常、大きさや状態が非常に異なり、不規則に配分さ れた糸グループがあり、この後これら担荷物がシリンダに搬送され、さらに周回 しているフラットに送られる。これは[シリンダーフラット」相互作用にょって 逆の効果を発揮することになる。
上述したことはテーカインローラにおける周知の問題であり、これを解決する周 知の方法としてテーカイン及びシリンダ間に第1及び第2の搬送ローラを配置す るものがある。第1の搬送ローラはテーカインから繊維を離脱させ、第2の搬送 ローラは第1の搬送ローラかも繊維を離脱させる。第2の搬送ローラ上の繊維は シリンダによって離脱される。
それぞれの繊維の受け渡し動作は、繊維がメインシリンダに到達する前に、増加 するローラ表面速度によって順次行われる。
しかし、この繊維離脱動作においては、繊維は単にあるローラ表面から次のロー ラに搬送されるに過ぎず、大きなタフトや繊維の集塊は解かれることがないので 、事実上満足な結果が得られるものではない。
テーカイン及びシリンダ間の上方協働円弧領域に1個の小さなローラを配置し、 このローラによりシリンダに対しては協働機能を、テーカインに対しては離脱機 能を持たせるようにする方法が提案されている。このローラによりシリンダ表面 に配置される繊維の集塊のサイズを小さくすることはできるものの、シリンダ上 において再度配置する効果はなく、現存する集塊をシリンダ上のワイヤに押しつ ける。その上、前記した小さな作用ローラにて目視不能に保持される(ローラと シリンダのワイヤとの保合により)繊維は、テーカインによって離脱され、この テーカインが進行中のカーシング搬入行程に帰還参入すべく、これら繊維を搬送 する。
よって、この発明は従来の周回フラットカーシング機に改良したテーカインアセ ンブリを設置することが可能になる。このテーカインアセンブリは、その−態様 において、繊維のタフト又は集塊の寸法を小さくすること、シリンダ表面上にタ フト又は集塊をより好適な状態で分布させること、及びカーシング行程中に繊維 が区分され得る優れた機能を得るための手段を提供すること、別の態様において 改良されたテーカインアセンブリを使用したカーシング方法を提供することにあ る。
本発明の一態様により、周回フラットカーシング機が提供される。そのカーシン グ機は、外周にシリンダワイヤを有するメインシリンダと、そのワイヤの端部は シリンダの回転方向に向かっていることと、メインシリンダの外周と協働するよ うに配置されたテーカインアッセンブリとを備え、前記テーカインアッセンブリ は、カードワイヤクロージングを有するメインテーカインローラと、前記クロー ジングは前記メインシリンダの回転方向と反対向きの回転方向に向がうワイヤ端 部を備える。それにより、ローラ及びシリンダの外周がそれらの間の協働領域内 にて同一のほぼ直線的な方向に移動し、メインシリンダのワイヤによるテーカイ ンローラからの繊維の剥ぎ取りが有効化される。
ローラの回転方向に向かうワイヤ端部を備えた補助テーカインローラが設けられ 、その補助ローラはメインテーカインローラに近接して配置され、後者との協働 作用を行うと共に、メインシリンダと協働する。前記補助ローラは、メインシリ ンダの外周に関し、メインシリンダの回転方向と反対の方向に、メインテーカイ ンローラから周方向に沿って離間し、前記補助ローラはメインテーカインローラ 」二の大きな繊維絡みや塊を解きほぐすためにメインテーカインローラと共に作 用するように配置され、かつ、同一方向に回転する。そのメインテーカインロー ラは常には補助ローラに少なくとも前記塊の一部を転送させることに関与し、前 記補助ローラはメインシリンダと共に剥ぎ取り作用を行ってそれに塊を転送させ る。
よって、本発明による周回フラットカーシング機では、メインテーカインローラ の外周面がメインシリンダと協働する前に、メインテーカインローラの外周面の 大きなタクト又は大きな集塊が補助ローラと協働作業領域に送られる。そのため 、タフトや大集塊等の物質が部分的に縮小され、及び/又は部分的に解かれる。
そして、以後メインシリンダに転送するためにメインテーカインローラ上に物質 を残し、このメインテーカインローラがメインシリンダと協働する前にメインテ 従って、メインテーカインローラ及び補助ローラ間における協働は、大きなタフ ト又は集塊を部分的に解き、このような物質を幾つかの分離した部分に分割し、 次にメインシリンダの周面上に互いに離間して配置する。
本発明の周回フラットカードにおいて、テーカインアセンブリの補助ローラは最 低限の要件であり、メインローラと前記補助ローラとの協働作用と同様にして、 前記補助ローラと協働するように一つ以上の追加の補助ローラを設けることが望 ましいと理解されるであろう、追加補助ローラはメインシリンダの外周の運動方 向と反対方向に沿って、メインシリンダの外周の周方向に離間している。従って 、過度に大きな絡み物質は前記補助ローラから引き出されて、追加補助ローラに 転送され、さらに周方向に離間した位置のメインシリンダの外周に最後には転送 される。従って、大きな繊維の絡みや塊の分割部分の分布を改良する。
本発明は特に綿の処理に際して周回フラット短繊維カードに適用可能であるが、 ポリエステル、ビスコース及びアクリル繊維等の他の物質の処理に際して周回フ ラットカードにも適用可能であることが理解されよう。
現存の機械で綿のカーシングを行う際には、できるだけ多くの「ゴミ」や他の不 要な物質を原材料から除去することにより、例えば、90%のオーダーの浄化効 率で、スライバを形成することができる。従って、不要な物質の残渣含有率は約 10%となって、カーシングされたスライバ中に存在する。
しかし、補助ローラと追加補助ローラとの2つの補助ローラを備えたテーカイン アッセンブリに関して実施された初期実験では、不要な物質の残渣含有率が10 %から8%に減少し、スライバの清浄度において、20%の改良が見られた。
初期実験では、糸のネップ度(Hppiness)においても実質的に減少した ことが判明した。
本発明では、繊維の塊を破砕した粒子を分散及び再分布させることにより、繊維 を完全に混合できるので、その応用時には均等な利点が得られる。また、その要 望も増大している。このように2綿と人造繊維とのカーシングされた混合物はよ り一層均−になる。繊維を束にして異なる色に染めた場合でも、均一な色の糸が 得られる。
本発明は更に、周回フラットカーシング機を使用して繊維質ラップをカーシング することにより梳綿されたウェブを形成する方法を提供する。その方法では、カ ーシング機は一方向に回転するメインシリンダと、送り装置から繊維質ラップを 受け取ってその繊維をシリンダのワイヤに転送するため、シリンダの外周に近接 して配置されたテーカインローラアッセンブリと、シリンダの上方に配置され、 シリンダ外周の上部円弧と協働して繊維を梳綿されたウェブに加工する周回フラ ットアッセンブリと、シリンダの外周から梳綿されたウェブを取り除くドツファ 装置とを備える。テーカインアッセンブリはシリンダの回転方向と反対方向に回 転するテーカインローラを含むとともに、前記方向に向かうワイヤ端部を備える 。
それにより、それらの外周において同一のほぼ直線的な方向に沿い、互いに密接 する領域にて、メインシリンダがテーカインローラから繊維を剥ぎ取ることが可 能である。
テーカインアッセンブリは補助テーカインローラを含む、そのローラはその回転 方向に向かうワイヤ端部を有すると共にメインテーカインローラに近接して配置 され、後者と協働して作動すると共にメインシリンダと協働する。補助ローラは メインシリンダの外周に関し、メインシリンダの回転方向と反対の方向に沿って メインテーカインローラから周方向に離間している。
この方法は、送り装置からメインテーカインローラへ繊維質のラップを送る工程 と、 この繊維質のラップの一部をワイヤによってテーカインローラから引き剥がすこ とにより、メインシリンダのワイヤに転送する工程と、テーカインローラ上にお いて繊維質のラップの過度に大きな繊維の絡みや塊を解きほぐすためにメインテ ーカインローラとともに補助ローラを動作させ、かつその塊の少なくとも一部を 補助ローラに転送する工程と、補助ローラ上の塊の一部をメインシリンダへ転送 するため、その塊がメインシリンダによる剥ぎ取り作用を受ける位置へ搬送する 工程とからなることを特徴とする。
次に、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を適用した線用の周回フラットカーシング機の一般的な構成を示す 概略側面図である。
図2は本発明の周回フラットカーシング機の一実施例において使用される新規な テーカインアッセンブリを拡大して示す概略図である。
まず、図1を参照して、本発明が適用される典型的な形式の周回フラットカーシ ング機について説明する。カーシング機10は図1に示され、鋸歯状のカーシン グワイヤ12をその外周に備えたメインシリンダ11と、シリンダの回転方向A に向かうワイヤ端部とを有する。テーカインアッセンブリ13は、通常のフィー ドローラ及びフィードプレートを介してテーカインアッセンブリ13にまで移送 されるラップの、繊維への転移を有効に行うため、メインシリンダ11の外周と 協働するように配置されている。シリンダ11に転送された繊維はその後に矢印 方向に沿って前方へ搬送され、周回フラットアッセンブリ14と協働するシリン ダ11の上部運動円弧領域に沿ってカーシング処理を受ける。
周回フラットアッセンブリ14はシリンダ11の上方に配置され、シリンダ外周 の上部円弧運動と協働する。それは、チェーンリンクによって相互に連結された 無端状の一連のフラット15からなり、シリンダ11の外周と協働する円弧状作 動通路16に沿ってそれらの長さ方向と直交する方向、すなわち幅方向に移動案 内される。その後、保合を取り止め、浄化が行われた後、円弧状作動経路16上 の周回を再開する前に、経路17を通って復帰する。
繊維はシリンダワイヤ12及びフラット15上のカードクロージングワイヤ18 によってカーシング作用を受け、カーシングされた繊維はその後に引き続き通常 のドツファ−装置19によって除去される。この装置はシリンダ110回転方向 においてフラットバーアッセンブリ14から周方向に離間して配置されている。
図1から明らかなように、テーカインアッセンブリは単一のテーカインローラ2 0を備え、フィードローラ及びフィードプレート21にょる把持から抜は出した 綿繊維(ラップ)の層の周辺を引き剥す0次いで、これらの繊維をシリンダ11 のワイヤ12によってそのテーカインローラの表面から引き剥されるようにする 。
テーカインローラ20によって生じる負荷のため、サイズ及び状態の非常に異な る繊維グループの不規則な分布が極めて頻繁に生じる。繊維のある部分では過度 に大きな繊維の絡みや塊が存在する。このような不規則な負荷は後にシリンダ1 1に転送され、フラットアッセンブリ14に向かって前方へ搬送されて、そのよ うな不規則な負荷と「シリンダーフラット」との相互作用(カーシング作用)に 対して、悪影響をもたらす。
図2を参照して記載するテーカインアッセンブリの実施例は、改良された予備カ ーダ及び予備混合機についてのものであり、周回フラットカーシング機に組み込 まれる。そして、いかに大きな繊維の絡みや塊であってもそのサイズを減少する ように改良された構成についてのものであり、シリンダの外周におけるそのよう な物質の分布をも改良可能である。
図2を参照すると、メインシリンダ11の外周の一部22が示され、それには、 メインテーカイン(リッカーイン)ローラ23がシリンダ11の外周22と協働 するように配置されている。そして、シリンダ11の回転方向Aとは反対のロー ラ23の回転方向Bに向かうワイヤ端部23aを備える。従って、ローラ23及 びシリンダ11の外周はそれらの間の協働領域(23,3)において同一のほぼ 直線的な方向に沿って移動し、シリンダ11のワイヤ12によるローラ23から の繊維の剥ぎ取りを有効化する。
なお、テーカインアッセンブリは少なくとも−っの補助ローラ24を含み、その ローラはローラ23に近接して配置され、後者と協働するとともに、メインシリ ンダ11の外周22とも協働する0図2から明らかなように、補助ローラ24は 、外周22に関し、及びメインシリンダの回転方向Aと反対の方向に、メインロ ーラ23かも周方向に沿って離間する。補助ローラ24はテーカインローラ23 とともに作用するように配置され、テーカインローラ23と同一の方向Bに回転 する(そして、そのワイヤ24aは回転方向Bに向かっている)、これは、メイ ンローラ23上の大きな繊維の絡みや塊を解きほぐすためである。補助ローラ2 4が存在しないと、このような絡みは外周22にまで不可避的に転送され、上記 のような欠点が生じる。しかしながら、補助ローラ24が存在し、テーカインロ ーラ23との作用により、テーカインローラ23から補助ローラ24へ向かって 過度に大きな繊維の絡みの少なくとも一部は転送するが、補助ローラへ転送され るそのような塊の一部がメインシリンダ11の外周22へ向かってその後に転送 され得るようにするため、補助ローラ24はメインシリンダ11と協働する剥ぎ 取り作用を備える(ローラ23とシリンダ11との間の相互作用に類似する)。
従って、テーカインローラ23の外周の一部に生じる繊維の絡みや塊は補助ロー ラ24との協働作用を受け、その後に、その外周の一部がメインシリンダと協働 するようになる。従って、このような大きな物質はそのサイズにおいて部分的に 減少し、かつ、もしくは部分的に解きほぐされる。そして、引き続くメインシリ ンダ11への転送のためにローラ23上にいくらかの物質が残存し、その残存物 は補助ローラ24の外周の一部に転送され、その後に、その外周の一部がメイン シリンダとの協働作用に供される。ただし、ローラ23に関しては円周上の上流 位置においてである。
従って、テーカインローラ23と補助ローラ24との協働作用は大きな絡みや塊 を部分的に解きほぐすためのものであり、そのような物質を個々の部分に分割し 、引き続きメインシリンダの外周上にて離間させるためのものである。それによ り、繊維の絡みの大きさが減少する同時に、シリンダ外周上における繊維の分布 の均一性が向上する。
補助ローラ24上に生じた絡みをさらに解きほぐしたり、再分配することを更に 容易にするように望む場合には、補助ローラ25を追加することができ(回転方 向Bに向かうワイヤ端部25aを有する)、そのローラはローラ24と協働作用 及びシリンダ11との剥ぎ取り協働作用を行い、それは、ローラ24とローラ2 3との間の協働作用及びローラ24とシリンダ外周22との間の協働作用に対応 する。
図2から明らかなように、ローラ23.24及び25はすべて同一方向B、すな わち、シリンダ11の回転方向Aとは反対の方向に回転し、各ローラに付与され た参照番号1.2.3はカーシング作用が行われるそれらの外周の位置を示す。
位置1において、最初のカーシングが行われた後、テーカインローラ23上の繊 #126が位置2へ移動し、そこで、ローラ24による作用が行われ、サイズが 小さくなった繊維の絡み27が続いて前方へ搬送されて、位置3においてシリン ダ外周22に係合する。一方、繊維の絡み26の一部は回収され、ローラ24に より、より小さな繊維の絡み28としてその位置2に向かって前方へ搬送される 。
そこでは、追加された補助ローラ25との協働作用によって更なるカーシングが 行われ、更にサイズが減少した繊維の絡み29がローラ24の位置3に向かって 前方へ搬送される。そこでは、シリンダ外周22に対する転送が有効化される。
なお、これはローラ23から外周22への転送の円周上の上流で行われることに 注目されたい。
シリンダ外周22のワイヤ12との係合により、繊維の移転がほぼ100%有効 化され、それにより、ローラ23.24,25は続いてそれらが協働するローラ との保合を更新されて空状態に移行する。
一般に、メインシリンダ11の直径は40インチ(1インチは2.54センチメ ートル)であり、510rpmで回転する。一方、ローラ23は直径10インチ であり、ローラ24及び25はフインチである。テーカインローラ23はほぼ7 50rpmで回転する。一方、ローラ24及び25はいかなる速度で回転しても 良い。
図2に示すようなテーカインアッセンブリについて行った実験では、図1に示す 現行の一般的な機械と比較して、浄化効率は90から92%に改良することがで きることが判明した。従って、例えば現行の一般的な機械では、ラップからカー ドへ送られる不要な物質の元々の含有率をスライバ中において約10%の残渣含 有率にまで減少させることができる。一方、図2に示す装置では、残渣含有率を 約8%以下にまで減少でき、それは浄化効率、不要な不純物の含有量及びネップ の減少した改良型スライバにおいて、約20%改良されたことを示す。
結論としていえば11図2に示すアッセンブリによって以下の利点が得られる。
すべてのローラ23.24及び25はメインシリンダ11によって剥ぎ取り作用 を受けた後、事実上繊維のない空の状態になる。テーカインローラ23に送られ た繊維はメインシリンダ11上に順次転送される。これらの繊維が剥ぎ取り作用 によってメインシリンダの外周上に到達すると、それらがシリンダワイヤの表面 上に横たわり、従って、アッセンブリ14のフラット上のカードクロージングに よって引き続き提供されるフラットワイヤの抑留作用に対して十分に晒される。
周知のように、フラン+によって拘束(保持)される繊維の量が多いほど、シリ ンダワイヤはより有効にその繊維を梳き、繊維の塊を区別し、ネップを除き、ゴ ミの粒子を排除する。従って、カーシング処理は一層効率的に行われる。
多くの補助ローラの内の一つをメインシリンダ11の回転に関してメインローラ 23の上流に配置して使用することも可能である。
ローラによるカーシング及び分別ではそれらの直径や速度を増減させたり、ロー ラ間及びワイヤクロージング間に設定されるギャップによって制御できる。これ らの代替制御手段の7選択は広範に行われ、選択肢はカーシング技術者の経験の 範囲内にある。
ローラの遠心力は不要な短い繊維や綿毛、ゴミや塵埃の粒子を綿から放出させら れるという利点を備える。これらの粒子などは通常のテーカインのくず綿から集 めて分離することができ、あるいは、それに代えて、ローラをグリッド及び金属 シートのアンダー人クリーンによって取り囲むことも可能である。
国際調査報告 。l’Y/I’!。。57nMAIL11国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.周回フラットカーシング機において、外周にシリンダワイヤ(12)を有す るメインシリンダ(11)と、そのワイヤの端部はシリンダの回転方向(A)に 向かっていることと、メインシリンダの外周と協働するように配置されたテーカ インアッセンブリとを備え、前記テーカインアッセンブリは、 カードワイヤクロージングを有するメインテーカインローラ(23)と、前記ク ロージングは前記メインシリンダ(11)の回転方向(A)と反対向きの回転方 向(B)に向かうワイヤ端部(23a)を備え、それにより、ローラ(23)及 びシリンダ(11)の外周がそれらの間の協働領域内にて同一のほぼ直線的な方 向に移動し、メインシリンダ(11)のワイヤ(12)によるテーカインローラ (23)からの繊維の剥ぎ取りを有効化することと、ローラ(24)の回転方向 (B)に向かうワイヤ端部(24a)を備えた補助テーカインローラ(24)と 、その補助ローラはメインテーカインローラ(23)に近接して配置され、後者 との協働作用を行うと共に、メインシリンダ(11)と協働し、前記補助ローラ は、メインシリンダの外周(22)に関し、メインシリンダの回転方向(A)と 反対の方向に、メインテーカインローラ(23)から周方向に沿って離間し、前 記補助ローラ(24)はメインテーカインローラ(23)上の大きな繊維絡みや 塊を解きほぐすためにメインテーカインローラ(23)と共に作用するように配 置され、かつ、同一方向(B)に回転し、そのメインテーカインローラは常には 補助ローラに少なくとも前記塊の一部を転送させることに関与し、前記補助ロー ラ(24)はメインシリンダ(11)と共に剥ぎ取り作用を行ってそれに塊を転 送させることとからなる周回フラットカーシング機。 2.請求項1に記載のカーシング機は、前記補助ローラ(24)と協働するよう に配置された一つ以上の追加補助ローラ(25)を含み、前記追加補助ローラ( 25)はテーカインローラ(23)及び前記補助ローラ(24)と同一の方向( B)に沿って回転可能であり、前記補助ローラ(24)及びテーカインローラ( 23)並びにメインシリンダ(11)の間の協働作用と同様にして、前記補助ロ ーラ(24)及びメインシリンダ(11)と協働する。 3.請求項1または2に記載のカーシング機において、テーカインローラ(23 )、補助ローラ(24)及び追加補助ローラ(25)は徐々に減少する直径を有 する。 4.周回フラットカーシング機(10)を使用して繊維質ラッブをカーシングす ることにより梳綿されたウェブを形成する方法であって、前記カーシング機は一 方向Aに回転するメインシリンダ(11)と、送り装置(21)から繊維質ラッ ブを受け取ってその繊維をシリンダのワイヤに転送するため、シリンダ(11) の外周(22)に近接して配置されたテーカインローラアッセンブリと、シリン ダ(11)の上方に配置され、シリンダ外周(22)の上部円弧と協働して繊維 を梳綿されたウェブに加工する周回フラットアッセンブリ(14)と、シリンダ の外周から梳綿されたウェブを取り除くドッファ装置(19)とを備え、前記テ ーカインアッセンブリはシリンダ(11)の回転方向(A)と反対方向(B)に 回転するテーカインローラ(23)を含むとともに、前記方向(B)に向かうワ イヤ端部(23a)を備え、それにより、それらの外周において同一のほぼ直線 的な方向に沿い、互いに密接する領域にて、メインシリンダ(11)がテーカイ ンローラ(23)から繊維を剥ぎ取ることが可能なカーシング方法において、前 記テーカインアッセンブリは補助テーカインローラ(24)を含み、そのローラ (24)はその回転方向(B)に向かうワイヤ端部(24a)を有すると共にメ インテーカインローラ(23)に近接して配置され、後者(23)と協働して作 動すると共にメインシリンダ(11)と協働し、前記補助ローラはメインシリン ダの外周に関し、メインシリンダの回転方向(A)と反対の方向に沿ってメイン テーカインローラ(23)から周方向に離間していることと、前記方法は、 送り装置(21)からメインテーカインローラ(23)へ繊維質のラッブを送る 工程と、 この繊維質のラッブの一部を前記ワイヤ(12)によってテーカインローラ(2 3)から引き剥がすことにより、メインシリンダ(11)のワイヤ(12)に転 送する工程と、 テーカインローラ上において繊維質のラッブの過度に大きな繊維の絡みや塊を解 きほぐすためにメインテーカインローラ(23)とともに前記補助ローラ(24 )を動作させ、かつその塊の少なくとも一部を補助ローラ(24)に転送する工 程と、 補助ローラ(24)上の塊の一部をメインシリンダ(11)へ転送するため、そ の塊がメインシリンダによる剥ぎ取り作用を受ける位置へ搬送する工程とからな ることを特徴とする方法。 5.請求項4に記載の方法において、テーカインアッセンブリは前記補助ローラ (24)と協働する一つ以上の追加補助ローラ(25)を含み、前記方法は、前 記補助ローラ(24)及び前記メインシリンダ(11)と協働するように、テー カインローラ(23)及び前記補助ローラ(24)と同一の回転方向(B)に前 記追加補助ローラ(25)を回転させて、前記追加補助ローラ(25)に転送さ れるべき前記補助ローラ(24)上の大きな繊維絡みや塊を解きほぐし、その後 に、この物質をメインシリンダ(11)に転送して、追加補助ローラ(25)に 対する剥ぎ取り作用を有効化してその物質をメインシリンダ(11)のワイヤ( 12)に転送する工程を含む。
JP4506045A 1991-03-16 1992-03-16 テーカインにおける予備カード機及び予備混紡機 Pending JPH06506026A (ja)

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