JPH06505849A - 通信サービス用配電方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 通信サービス用配電方式 この出願は、１９９０年１月１７日付で出願され、現在放棄された米国特許出願 第０７／４６６．５４１号の分割出願である、１９９１年６月２５日付出願の米 国特許出願第０７／７２０．３０１号の一部継続出願である。

背景技術 本発明は、一般に、通信及びエネルギー管理方式に関し、特に、特定の設備のた めの引込み装置及び配線方式電気請負業者は、今日、大部分の電話機及びビデオ 配線を家庭に設備している。電気的システムを除いて、残りの住宅配線は組織化 されていない。このことは、家庭や作業場所において、電気的サービス、電話サ ービス及びビデオサービスを利用したりこれらを向上したりする工業製品を設置 し、付加し及び変更する際に問題を生じさせる。電話線は、今日、分岐状に家庭 に設備されており、この分岐状配線は電話システムの諸機能を制限する。

家庭において「星形」に広がる同軸ケーブル設置が推奨されるが、家庭では、場 合によっては、依然として、ビデオ配電方式の諸機能を大きく損なう分岐方法で 配線されている。家庭内配線問題の他に、家庭への引込み日用の共通場所がない という問題がある。今日、種々のサービス、電話機及びＣＡＴＶが種々の場所か ら家庭に引き込まれており、この結果、これらのサービスの便宜を図るために壁 にあけられた幾つかの穴に加えて、不体裁な配線が家庭中に分散されている。

配線を共通の格納装置内に収納する成る種の配線計画を確立して、引込み口及び サービスの分配を集中化することによって、整合性をもたらすと共に、前記諸問 題を解消する方法を技術的に提供する重大な必要性がある。

この種格納装置は、これらに限定されるものではないが、スプリッタ、増幅器及 び電話接続ブロック等の部品を介して、家庭またはビル中の電話機、ビデオ及び オーディオサービスのための配電場所をもたらす。

発明の概要 この発明は、電話機／オーディオ及びビデオ配電のための１つの場所、及びこれ らのサービスを家庭またはビル中に分配する論理的で組織化された方法を提供す る。

この発明は、格納装置、該格納装置内に設置された装置用の１２０Ｖ交流電力引 出し口、電話機／オーディオ配電設備、ビデオ配電設備、ゲートウェイ引込みハ ードウェア及び他の同様の通信システムを備えている。

この発明の目的は、整合性をもたらすと共に、従来技術の直面していた諸問題を 解消することによって、引込み口及びサービス分配を集中化するのを助ける配線 構成及び共通格納装置を確立する改良式配電方式を提供することにある。

この発明の目的はまた、将来的に、配電センターに対する付加物を介した家庭へ のサービスの向上を考慮した配電方式を提供することにある。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の教示によって設計した配電システムを図示している。

第２図は配電システムの構成部品を形成する配電センターの特定実施例を図示し ている。

第３図は通信部品実装面及びレセプタクル・バリアを育する引込み格納装置を図 示している。

第４図は一対の同軸スプリッタ及び電話接続ブロックを有する格納装置の一実施 例を図示している。

第５図はユーザによる便宜的アクセスのための配電センター調整用通信サービス 及び装置の特定の実施例を機能全体に渡って示すダイヤグラムである。

第６図はブロック形式で示した内部回路を存するオーディオ配電システムの基体 構成を図示している。

第７図はステレオ信号を車端から平衡信号に緩衝変換する壁板インターフェース 回路の一部の好ましい実施例を図示する回路図である。

第８図はステレオ信号を平衡信号から車端信号に変換するステレオ前置増幅回路 、ステレオ信号の低減した音量及び周波数応答を補償するステレオ等化回路、及 び低音量レベルを検出するしきい値検出回路の好ましい実施例を図示する回路図 である。

第９Ａ図は局ライン・インターフェース回路、ページ信号前置増幅回路、ベージ ングシステム用のフィードバック制御回路及びページ信号等化回路、及びドアベ ルシステム用のドアベル発生回路の好ましい実施例を図示する回路図である。

第９Ｂ図は第９Ａ図のドアベル回路ボードの集積回路を更に詳細に図示する回路 図である。

第１０図は第９Ａ図の局ラインインターフェース回路と、出力前置増幅回路及び 電力増幅回路の好ましい実施例とを更に詳細に図示する回路図である。

好ましい実施例の詳細な説明 他の利点及び更なる利点、それに諸機能と共に、本発明を一層理解するだめに、 前述した図面を参照して、以下の開示及び添付の請求の範囲について言及を行う 。

ここにおいて定義するように、「家庭（ｈｏｍｅ）　Ｊ及び「設備（ｆａｃｉｌ ｉｔｙ）　Ｊの用語は、住宅、オフィスビル、工業設備、商業設備等のオフィス ・セクションを交換可能に含むのに使用される、以下の本発明の説明において、 家産に対して特定の言及を行うこととする。しかしながら、電気的通信サービス を設備する当業者は、これらの教示を、オフィス等の他の場所に応用することが できる。

「格納装置（ｅｎｃｌ、ｏｓｕｒｅ　）　Ｊ及び「ハウジング（ｈｏｕｓｉｎｇ 　）　Ｊの用語もまた、交換可能に使用される。

一般に、本発明は、電話機／オーディオ及びビデオ配電及び引込み口を配置する システム及び装置と、これらのサービスを家庭またはビル全体に分配する論理的 で組織化された方法とを提供するものである。本システムはまた、高性能ビデオ 、電話機、インターカム（ｉｎｔｅｒｃｏｍ）等の製品へのツユ−チロ−・アッ プグレーｌびオーバーオール・ロード管理のための手段を提供する。ゲートウェ イ機能は、この概念に含まれる種々の媒体上の信号及びサービスの統合及び／又 は変調用のプラットフォームをもたらす。適用することができる適用業務は、エ ネルギー管理及び情報サービス領域においてである。最後に、家庭またはビルに おいて所望されるアップグレードに応じた利用者のニーズを満にすべく、配電シ ステムを再構成することができるプロセスについて説明する。

第１図について説明すると、家庭またはビル用の配電システムの一例のブロック 図か図示されている。特に、配電システムｌＯは、配電センター末端１４、ケー ブルＴＶをも含み得る電気通信及びビデオサービス１６を有する配電センター１ ２を備えている。また、配電センターに入力される電気サービス１７が図示され ている。この電気サービス１７は、ロード・センターの回路ブレーカ−の１つを 介して、電気ロード・センター１８に接続している。ロード・センター１８はま た、回路割込み及びエネルギー管理装置２０を備えている。ワイヤ及びケーブル は、配電センターから、壁端子２２等の壁（サービス）端子にて、家庭またはビ ルの異なる場所に引き回されている。これらの壁端子では、電話機またはテレビ 等の品目は、直接に接続し得る。

配電センターはまた、ビデオ、電話機／インターカム、ゲートウェイ・システム または安全保護のためのサブシステムから構成され得る応用特定製品（ａｐｐｌ ｉｃａｔｉｏｎ−ｓｐｅｃｉｆｉｃ　ｐｒｕｄｕｃｔ）　２４を備えている。こ れらのシステムは、既存の配線構成を通して分配し得る。応用特定製品２６もま た備え得る。この応用特定製品２６は配電センターの外部に設けられて、配電シ ステムの一部として機能し、壁端子２２に接続されると共に、テレビ、ＶＣＲま たは照明システム等の設備または器具２８（第１図参照）に接続されている。異 なる応用特定製品またはサブシステムは、住宅所存者の標準型テレビ、ＶＣＲ。

電話機、ステレオ及び他の主要な器具（温水暖房器等）と協働することによって 、ビデオ、電話機、インターカム、オーディオ及び電気的エネルギー制御のため の付加的機能性をもたらす。これらの器具へのサービスの引渡しを制御すること によって、応用特定製品（ＡＳＰ）は、住宅所有者へのサービスの育用性を増大 してこれを高めることができる。

配電システムｌＯは独立型製品であり、機能するために如何なるＡＳＰも必要と しない。機能性の最低レベルにおいて、配電システムは以下の機能性をもたらす こととなる。即ち、ビデオ源の複式Ａ／Ｂ手動切換え、付属電話機に対して手動 式に変更可能な４線式電話機機能、サービスに対する過渡的保護、及びサービス に対するアクセスの容易さである。

更なる特徴を有する配電センターの一例を第２図に示す。第２図において、図示 の配電センターは、基本構成要素の他に、４本の入力電話線またはオーディオ線 のために設けられると共に、全ての引込み線を可能な付属電話機１６のおのおの に分配する電話機端子３２を備えている。更に、ビデオ端子３４は４つの個別式 ビデオ回路（複式Ａ／Ｂ手動切換え源）のために設けられている。

例えば、「Ａ」は、３つのベースバンド（ＶＣＲ１安全カメラ等）、及び変調器 ３６の援助がある１つの被変調源（ＣＡＴＶ１サテライト、アンテナ等）に対す る入力と、８つの接続部分までの出力とをもたらす。回路ｒＢ」は、内部源（Ｊ ＣＲ１安全カメラ）に対する分配と、８つの接続部分までに対する出力とをもた らす。ビデオ増幅器３８は、必要ならば、各回路に対して供給される。回路Ａ及 びＢと壁端子は、４０として図示されている。

第１図及び第２図について説明すると、配電システムにおけるワイヤ及びケーブ ルは、サービスを壁端子に引き渡すべく設計されている。壁端子は、住宅所存者 の器具に対するインターフェースと、ＡＳＰの構成要素に対する付加的インター フェースとをもたらす。ビデオ配線ケーブルは、例えば、Ｒ０６同軸ケーブルを 使用する複式同軸ケーブルＡ／Ｂシステムである。壁端子は、Ｆ型コネクタを使 用する複式フィードスルー壁板である。電話機サービスは通常８本式コンダクタ ２４ＡＷＧケーブルを介して引き渡され、複式ＲＪＩＩジャック壁板によって終 端している。末端は、複式レセプタクル、壁スィッチ及び専用分岐回路ブレーカ −である。

更に第１図について説明すると、配電センタ一端子１４は、配電システムのワイ ヤ及びケーブル用の接続点として機能する。即時的で簡易な端子を使用すること ができ、これらの端子は、簡易な取付けを助長すると共に、システムのトラブル ・シューテイングのために設けられる。配電センタ一端子はＡＳＰ用のプラグ及 びプレイインターフェースをもたらすと共に、配電センターと、配電システムの 外部のサービスとの間に過渡的抑制をもたらす。この抑制によって、外部の過渡 現象が配電センターに及ぼす影響が低減され、端子１４は、配電センターの内部 に発生する可能な過渡現象から、外部の配電システムを保護する。端子１４はま た、内部対外部の問題を診断するのを助ける。

血路割込み装置２０に関して、この種回路は、成る種のエネルギー管理を必要と する主要な器具またはシステムに対する電力の結線をもたらす。

第３図において、配電システムの一部を形成する引込み格納装置５０の一実施例 か図示されている。格納装置５０は、ここでは、カバー無しで示されており、こ の特別な例では、モールドプラスチックで形成されている。

しかしながら、この発明の教示は、異なる材料または構成の他の格納装置に適用 することができる。

第３図に図示されるように、格納装置５０は、背壁、該背壁と一体化された前方 に対向して伸長する一対の端壁、及び該背壁及び端壁と一体化されると共に格納 装置５０を形成すべく機能する、前方に対向して伸長する第１及び第２の側壁を 有している。格納装置５０はまた、背面即ち取付は板５２を有している。この取 付は板５２は、格納装置内に取り付けられて、電力部分を除いた全ての配電セン ター構成要素を取り付ける手段をもたらす。

取付は板５２は、格納装置に成形して形成することもできるし、またはねじ切り 成形即ちねじ切りタッピンねじ（または他の任意の適切な方法）を介して構成要 素を取り付は得るスチールまたはプラスチック製の板状対であってよい。

格納装置５０は更に、格納装置内の通信から電力を絶縁分離するためのレセプタ クル・バリア５５を育するレセプタクル５４を備えている。格納装置５０の対向 端には、複数の取外し可能なディスクまたは配線用穴５６が図示されている。こ の穴５６は、引込み電気に対するアクセス、即ち格納装置から配線されたケーブ ル及びワイヤ用の出口をもたらすのに使用される。最後に、格納装置は、ケーブ ルの固定の容易性を考慮すべく、格納装置５０と一体化された複数のクランプ５ ８を備えている。

表面設置のために、取付は穴５７が格納装置５ｏの背面に設けられている。フラ ッシュ設置のために、ハウジングの側壁から突き出るように形成された前面取付 はフランジ５９が設けられて、つオールスタッドまたは他の適切な支持体にハウ ジングを取り付けるようニナっている。

第４図について説明すると、幾つかの実装された通信部品を育する格納装置５ｏ の別のバージョンが図示されている。特に、この実施例では、ブラケット６１を 介して取付は板５２に保持された一対の同軸スプリッタ６゜が示されている。更 に、取付は板５２に取り付けられた電話機パンチ・ダウンブロック６２がある。

また、一対のブラケット６５によって正しく保持された変調器６４と、板５２に 取り付けられた信号またはビデオ増幅器６６とが示されている。スプリッタから 発した信号を高めるために、信号増幅器６６が同軸スプリッタの一方に接続され ている。

第３図または第４図にはカバーが図示されていなくとも、ドアを有するカバーを 設けることができる。このドアは、格納装置５ｏの他の部分がサービスに供され ている間、電気的部分との如何なる接触をも防止すべく、レセプタクル領域をブ ロックしながら、格納装置５ｏ内の構成要素に対してアクセスするために設けら れている。

配電センター１０の好ましい実施例は、家庭全体の電話機、オーディオ及び視聴 覚機器等の通信サービスを調整するための単一の露出配線網のダイヤグラムによ って、第５図に図示されている。配電センター１０は、全ての電話機、オーディ オ及び視聴覚サービスを家庭の引込み口において統合している。配電センター１ ０は（第１図に示すような）電気的負荷ハウジングと隣接して位置してこれと電 気的に接続され、相互の電気的緩衝を防ぐべく、最小値１５．２４ｃｍ（６イン チ）離隔していることが好ましい。配電センター１０はまた、家庭の環境的に制 御される領域に位置している。ケーブルの広かり長を低減して、ケーブルコスト を減じると共に長い広がりで生じる信号損失を低減するために、配電センター１ ０を中央に位置させることが望ましい。

配電センターＩＯは、格納装置５０の内部に配置された２枚の部品取付は板５０ ２及び５０４を有している。

取付は板５０２は主としてビデオ部品を支持するのに使用され、格納装置５０の 背壁に位置する上部ホック（図示せず）と、ビデオ取付は板５０２を通して位置 するスロットとを嵌合させることによって、格納装置５０の上部部分に位置付け られている。取付は板５０４は主としてオーディオ部品を支持するのに使用され 、格納装置５０の背壁に位置する下部ホック（図示せず）と、オーディオ取付は 板５０４を通して位置するスロットとを嵌合させることによって、格納装置５ｏ の上側半分に取り付けられている。５０６のような取付けねじは、取付は板を取 り付けて相互に電気的に接続するために使用される。

２枚の取付は板５０２及び５０４は物理的に分離していると共に、１２０Ｖの回 路（図示せず）に電気的に接続されている電源仕切り５０８とは電気的に絶縁さ れている。

基本的配線網は、電話機、視聴覚及びオーディオサービスを含んだ多重システム 機能のため枠組をもたらす。

電話機配線網は、家庭中に３本までの引込み線を分配する８線式コンダクタ配線 と、ページングシステムとから構成される。４対の電話機配線の１つは、ページ ング手段用に使用される。入力電話機サービスラインは、配電センター１０に位 置する取付は板５０２及び５０４によって支持された電話機パンチ・ダウン・ブ ロック５１０及び５１２の上部端子に接続されている。家庭での５１４のような 種々の電話機に対する配電は、電話機パンチ・ダウン・ブロック５１０．５１２ にワイヤ接続されている電話機壁板５１６のような適切な出力源に、電話機５１ ４を接続することによって達成される。ページングボタン５１８もまた電話機壁 板５１６に接続されて、ページング手段を起動するようになっている。

ビデオ配線網は、家庭に配置された５２０及び５２２のようなレセプタクルに通 じる複式同軸ケーブルを使用している。各レセプタクルは、Ａ側及びＢ側接続点 を有している。家庭に配線されているＣＡＴＶケーブルサービス（図示せず）は Ａ劇場幅器５２４の入力側に接続されている。他の補助源からのビデオ信号は、 Ｂ側堰幅器５２６の入力側に接続されている。これらに限定されるものではない が、補助源は、安全カメラ５２８、ビデオ・カセットレコーダー（ＶＣＲ）５３ 　ｏ、レーザー・ディスク、人工衛星またはオフ・エアーアンテナ（図示せず） を含んでいる。ビデオ取付は板５０２は、電源仕切り５０８に電気的に接続され たＡ劇場幅器５２４及びＢ側堰幅器５２６を支持している。

ＶＣＲ５３０のような補助源は、Ａ側ケーブルを介してビデオ信号をＶＣＲ５３ ０に送給するつす−ルレセブタクル５２２に接続されている。これによって、ケ ーブルサービスのようなソース（源）を介して受信されたビデオ信号を記録する 。ウオールレセプタクル５２２のＢ側ケーブルによって、ＶＣＲ５３０の記録し たビデオ信号を、配電センター１０のＢ側堰幅器５２６に送る。続いて、ＶＣＲ ５３０からのビデオ信号が、Ｂ側スプリッタ５３４を介して、家庭のレセプタク ル５２０のＢ側ケーブルに分配される。テレビ５３６はＡ／Ｂスイッチと共に使 用されて、Ａ側ケーブルを介したケーブルサービスからのビデオ信号と、Ｂ側ケ ーブルを介してＶＣＲ５３０からの記録信号との間のテレビ番組を切り換えるよ うになっている。

オーディオ配線網は、ステレオ５３８またはテレビ５３６のような娯楽源、電話 機５１４及びページングボタン５１８を存するページングシステム、及びドアベ ルシステム５４０を含む幾つかのオーディオ源からの信号を調整する。オーディ オ配線網は、ステレオ５３８またはテレビ５３６のような娯楽源からのオーディ オ信号ヲ受信するために家庭に配置された５４２のようなオーディオ壁板を備え ている。各壁板５４２が、配電センター１２に伝送されてくるオーディオ信号を 消すためのシュートスイッチ５４４を有することが好ましい。全てのソースから のオーディオ信号をステレオ・スピーカー５４６またはモノラルスピーカー５４ ８に向けて、高品質のＢ　ＧＭ、　Ｆ　ＧＭ　（ｆｏｒｅｇｒｏｕｎｄ　ｍｕｓ ｉｃ）　、ページング及びドアベル・チャイムを家庭に分配するようになってい る。

各スピーカーは、便宜的に近くに位置している、５５０・　及び５５２のような 音量調節をそれぞれ有することが好ましい。

オーディオ配線網の１実施例は、配電センターＩＯの下部にて、オーディオ取付 は板５０４によって支持された制御ボックス６０２を存するオーディオ分配増幅 器（Ａ　Ｄ　Ａ　：　Ａｕｄｉｏ　Ｄｉｓｔｒｉｔ＋ｕｔｉｏｎ　Ａｍｐｌｉｆ ｉｅｒ）システム６００である。ＡＤＡ制御ボックス６０２への電力は、電力仕 切り５０８または他の交流電源によって供給される。

本発明は、おのおのが多数のチャンネルを有する複数のオーディオ娯楽源と、複 数の電話機及びページング装置を、種々の場所からの多数のドアベル源とを統合 することを意図している。これらのソースからの出力信号は、複数のスピーカー ・ゾーンに向けられる。以下において説明すると共に図示される３つの入力源は 、これらに限定したものではないが、２チヤンネルまたはステレオ・オーディオ 源、単一の受話器及びページング装置、及び４つのスピーカー・ゾーンに向けら れた対応する出力信号を有する３つのドアベル位置を含んでいる。入力信号チャ ンネル及びソースの数を増大すると共に、出力信号を多くのチャンネルを介して 多くのゾーンに向けるべく、適切な変更を行うことは、複数チャンネル入力及び 出力に関する当業者にとって、周知事項である。

ブロック形式で示された内部回路を存するＡＤＡシステム６００の基本構成を第 ６図に図示する。一般に、ＡＤＡシステム６００は、少なくとも４つのソースか らの入力として、オーディオ娯楽源６０４からの複数チャンネル信号と、受話器 ６０６からの実質的に連続したオーディオ信号と、受話器に接続されたページン グ装置６０８からの間欠的に発生する制御信号と、複数の個別ドアベル源６１０ Ａ、６１０Ｂまたは６１０Ｃに対応する、間欠的に発生する異なった信号とを受 信する。ＡＤＡシステム６００は、複数の異なるゾーン６１２Ａ、６１２Ｂ、６ １２Ｃ及び６１２Ｄに位置するスピーカーへの出力として、オーディオ娯楽源６ ０４から受信した複数チャンネル信号に対応する複数チャンネル信号、ページ指 令かページング装置ｔ６０８から発せられた後に受話器６Ｏ６に話しかける者か ら生じる音声ページング・メツセージ、または特定のドアベル源６１０Ａ、６１ ０Ｂまたは６１０Ｃを同定するマルチトーン・ドアベル信号のうちの何れかを発 生する。

変圧器６１４は電源５０８に接続されており、＋１５Ｖ１−１５Ｖ及び−２４Ｖ の電力レベルを提供する。通常型電力／整流回路６１６は、ここで説明する回路 節用の電力レベルに、交流電源レベルを変換するのに使用することかできる。他 に指摘しない限り、ＡＤＡシステム６００に含まれるかこれから離隔するかに拘 らず、全ての回路に対する電力は、ＡＤＡシステム６００の電源回路６１６によ ってもたらされる。

ＡＤＡシステム６００の特定の回路及びそれらの機能を、ここで詳述する。ＡＤ Ａシステム６００とオーディオ娯楽源６０４の出力との間のインターフェース手 段は、左ステレオ信号及び右ステレオ信号を受信する壁板インターフェース回路 ６１８を含んでいる。オーディオ娯楽源の種々の例は、増幅器及び高周波受信機 を組み込んだ商業的に入手可能なステレオ音楽システム、またはテレビ或いはレ ーザーディスクのオーディオ出力を含んでいる。ステレオ出力信号レベル、及び 通常型ステレオシステム用インビーダセンスの範囲は、それぞれ約０．１Ｖ〜約 １．０Ｖ（ｐ−ｐ値）及び約１０にΩ〜約１００にΩである。

壁板インターフェース回路６１８中の遠隔マスタゲイン制御６２０は、プリント 回路基板に取り付けられて、音量制御をもたらすのが好ましい。ステレオ信号が 最小の劣化で以って分配され得るように、壁板インターフェース回８６１８及び 利得制御６２０をオーディオ娯楽源６０４の近傍に配置することが望ましい。

壁板インターフェース回路６１８はまた、閉じた時に、ＡＤＡシステム６００に 提供されるステレオ信号を無効にする遠隔ステレオ・デフィート制御スイッチ６ ２４を含んでいる。デフィート制御スイッチ６２４が開かれたとき、オーディオ 娯楽源６０４からの左右の信号は、信号ケーブルによって、ＡＤＡシステム６０ ０に伝達される。各信号ケーブル６２６は、ベル・フォイル・シールド及びドレ イン・ワイヤ（図示せず）を有する２２本のＡ、Ｗ、Ｇ、コンダクタで構成され ることが好ましい。

信号損失を最小化するため、信号ケーブル６２６の長さは、６．１０ｍ（２０フ イート）から６０．０ｍ（２００フイート）の間にある。

ここで、第７図について説明すると、右または左ステレオ信号の何れかを単端信 号から平衡信号に変換し緩衝するために、壁板インターフェース回路６１８によ って使用される２つの同一の緩衝回路７００の一方が図示されている。この緩衝 回路７００は、ステレオ信号を受信する平衡決定抵抗器７０２と、ＴＬＯ７４型 Ｏ７４幅器７０４及び７０６を利用した、通常に構成された高低フィード増幅回 路とを備えている。工程フィード出力信号は、信号ケーブル６２６によって搬送 される。緩衝回路７００における抵抗器及びコンデンサの値は、Ｒ１に対して１ ００にΩ、Ｒ２に対して１００Ω、Ｃ１に対して１０ｐＦ、及びＣ２に対して１ ００μＦである。電位差計７０８は、４９．９にΩ部品であることが好ましい。

第６図に図示された壁板インターフェース回路６１８の信号ケーブル６２６を介 して、ステレオ信号が、通常型ステレオ前置増幅回路６２８、ステレオ等化回路 ６３０及びしきい値検出回路６３２によって受信される。しきい値検出回路６３ ２は、以下において説明するような低レベルオーディオ信号用の左右ステレオ信 号フィード６３４を監視する。殆んど無視可能なレベルにある左右ステレオ信号 フィード６３４に応答して、しきい値検出回路６３２は、ステレオ等化回路６３ ０の出力端の如何なる雑音をもステレオ・スピーカー・フィード６４０に達する のを阻止するように、選択／制御回路６３８に有効に指令する制御信号フィード ６３６を発する。

第８図は、ステレオ前置増幅回路６２８、等化回路６３０、及びしきい値検出回 路６３２の好ましい実施例を図示している。図示のステレオ前置増幅回路６２８ は、左または右ステレオ信号の何れかを平衡信号から単端信号に変換するのに使 用される２つの同一の回路の一方である。ステレオ前置増幅回路６２８は、平衡 終端抵抗器８０２と、ＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器８０４に基づく、通常に構成され た増幅回路とを備えている。前置増幅回路６２８における抵抗器及びコンデンサ の値は、Ｒ１に対してｌｏｋΩ、Ｃ２に対して１００μＦ及びＣ３に対して４７ ｐＦを使用して計算することかできる。

同様に、第８図は、低減した音量レベル、及び出カスビーカー・フィードによっ て引き起こされた周波数応答ソールオフのための左または右ステレオ信号を補償 するのに使用される２つの同一の回路の一方である等化回路ステージ６３０を図 示している。等化回路６３０は、ＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器８０６及び８０８の囲 りにそれぞれ形成された三段で基本の等化ステージを含んでいる。

第７図のステレオ等化回路６３０における抵抗器及びコンデンサの値は、Ｒ４に 対して１０にΩ、Ｒ５に対してｌｋΩ、Ｒ６に対して２２．６にΩ、Ｒ７に対し て２９．４にΩ、Ｒ８に対して１８．２にΩ、Ｃ１に対して１０ｐＦ、Ｃ４に対 して０．０３９μＦ１及びＣ５に対して０．００１μＦである。電位差計８１０ 及び８１２は、１０にΩの最大値を有していることか好ましい。

しきい値検出回路６３２は、低レベルオーディオ信号用の左右のステレオ信号ラ イン６３４を監視する。第６図を参照して説明したように、ステレオ信号レベル が無かまたはそれらのレベルが無視てきるとき、直流制御信号フィード６３６は ハイ（ｈｉｇｈ）となって、選択／制御回路６３８に、ステレオ・スピーカー・ フィード６４０を抑制するように指令する。

第８図について説明すると、しきい値検出回路６３２は、緩衝式電圧フォロア構 成において、２つの合算抵抗器８１８及び８２０と、ＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器８ ２２とを含んでいる。増幅器８２２から、緩衝式信号は、しきい値レベル調整電 位差計８２４及び第２のステージに交流的に結合され、該第２のステージは、利 得１００を存するＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器８２６を使用して、ステレオ信号の増 幅をもたらす。増幅器８２６の出力と負の入力との間に接続されたコンデンサ８ ２８は、スピーカー・フィード６４０のために雑音低減をもたらす。

しきい値検出回路６３２用の最終ステージは、信号整流及び増幅のために配置さ れた一対のＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器８３０及び８３２を含んでいる。第１の増幅 器８３０は、一対のダイオード８３４及び８３６を使用して整流をもたらし、第 ２の演算増幅器８３２は、制御信号６３６を増幅する。第８図のしきい値検出回 路６３２における抵抗器及びコンデンサの値は、Ｒ１に対して１００にΩ、Ｒ４ に対して１０にΩ、Ｒ５に対して１にΩ、ＣＩに対して１ｏｐＦ、及びＣ２に対 して１００μＦであることが好ましい。電位差計８２４は、１０にΩの上限値を 有している。

ＡＤＡシステム６００に対する第２の入力源は、ベージング手段である。第６図 に図示したように、受話器６０−６上のページング装置６０６は、モノラルなベ ージング信号を発生する。このページング信号は、標準型２線式電話機チップ及 びリング接続部６４２を介して、ＡＤＡシステム６００に伝送される。このペー ジング信号は、局ライン・インターフェース回路（ＳＬＩＣ・５ｔａｔｉｏｎ　 Ｌｉｎｅ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ　Ｃ１ｒｃｕｉｔ）　６４４中の通常のＡＭＳ　 ２４０６型集積回路を付勢し、該回路は外部サービスから受話器６０６を一時的 に切り離すと共に、ページ動作の再、受話器６０６に対する電源として機能する 。

ページング信号を受信すると直ちに、５ＬＩＣ６４４はまた、フィード６４６を 介して、選択／制御回路６３８にページ制御信号を発生する。このページ制御信 号に応答して、選択／制御回路６３８は、他の全ての信号を抑制すると共に、ペ ージ信号フィード６４８を非抑制にする。これによって、５ＬＩＣ６４４により 受信されたページメツセージが、ステレオ・スピーカー・フィード６４０を介し て、ＡＤＡシステム６００に伝送される。

選択／制御回路６３８の構成部品を、以下において更に詳細に説明する。

スクウエアＤエイラーン・ページング・ボタン部品番号（Ｓｑｕａｒｅ　Ｄ　Ｅ ｌａｎ　Ｐａｇｉｎｇ　Ｂｕｔｔｏｎ　Ｐａｒｔ　Ｎｏ、）　４０６０３−１２ ０−０１を、ページング装置６０８として使用することか好ましい。本発明に使 用するのに適切な他の部品は、ジエミニ・エレクトロニクス社（ＧｅｍｉｎｉＥ ｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ　）製のホールド・ツユ−チャー・フォーンを存する２線 式ボタン（Ｔｗｏ−Ｌｉｎｅ　Ｂｕｔｔｏｎ　Ｗｉｔｈ　Ｈｏ１ｄＦｅａｔｕｒ ｅ　Ｐｈｏｎｅ　）のようなページング装置と受話器の組合せを含んでいる。

受話器６０６かスピーカーの近くに配置されていれば、ページメツセージは、可 成りの信号劣化をこうむり得る。

歪みを防ぐために、ページメツセージは、ページ信号前置増幅回路６５０及びフ ィードバック制御回路６５２を介して、選択／制御回路６３８に伝送される。音 声の保全性を高めるために、引き続いて、ページメツセージは等化回路６５４を 介して伝送される。

第９Ａ図について説明すると、第６図の５ＬＩＣ６４４、ページ信号前置増幅回 路６５０、フィードバック制御回路６５２、及びページ信号等化６５４を含むペ ージ手段を備えた回路の好ましい実施例が、更に詳細に図示されている。５ＬＩ Ｃ６４４は、図示のように構成されたＡＭＳ　２４０６型集積回路９００を利用 している。５ＬＩＣ６４４は、ＴＸ出力９０２から前置増幅回路６５０へ信号を 通過させることによって、チップ及びリングライン６４２を介して受信したオー ディオ信号を処理する。

図示の前置増幅及びフィードバック制御回路群６５０〜６５２は、ＴＬＯ７４型 Ｏ７４幅器９０４の囲りに形成された緩衝型回路構成を含んでいる。オーディオ 信号が発振し始めると、電位差計９０６によってもたらされる電流制限によって 、ページ信号等化回路６５４への電圧入力が極端に上昇するのが防止される。前 置増幅回路６５０及びフィードバック制御回路６５２における抵抗器及びコンデ ンサの値は、Ｒ５に対してＩＯｋΩ、Ｃ２に対して１００μＦ、Ｃ３に対して４ ７ｐＦ、及びＣ９に対して３３μＦを用いて計算することができる。

図示のページ信号等化回路６５４は、動作構成及び部品の回路定数において、ス テレオ信号等化回路６３０と同じである。前の第８図の説明を参照すると、ステ レオ信号等化回路６３０の詳細説明は、フィード６４８を介したページメツセー ジ出力に進む。

ＡＤＡシステム６００に対する第３の入力源は、ドアベル等の位置付に特定の間 欠的信号を発生する手段である。第９Ａ図は更に、第６図のドアベル発生回路６ ５６を図示している。３つのドアベル信号源６１０Ａ−Ｃの何れかの間欠的終止 に応答して、ドアベル回路板９８０は、フィード６５８を介して、選択／制御回 路６３８に使用されるドアベル制御信号を発生すると共に、３つの・　ソースの どれがドアベル信号を発したかに関する同報通信及び同定のために、フィード６ ６０を介して単一のトーン・シーケンス信号を発生する。単一トーン・シーケン ス信号は、トーン・シーケンス・フィード９１０を介して、コンデンサ９に及び 単位利得バッファ回路９１に４送られる。この単位利得バッファ回路９１４の主 要部品は、第９Ａ図に詳細に示しであるページ信号前置増幅及びフィードバック 制御回路６５０及び６５２と同様に動作するＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器９１６であ る。単一トーン・シーケンス信号は、フィード６５０を通過する前に、レベル調 整のために、電位差計９１８を通過する。

第９Ｂ図は、タイマー９２０と、３つのＭＣ１４０１７型１０進カウンタＩＣ９ ２２Ａ、９２２Ｂ及び９２２Ｃと、ＭＣ１４０４６型位相同期ループＩＣ９２４ とを含むドアベル発生回路板９８０の好ましい実施例を図示している。タイマー ９２０は、約ＩＨｚの比較的低い周波数で発振する５５５型単安定マルチバイブ レータＩＣを使用して実施される。得られた発振信号は、３つの１０進カウンタ ９２２Ａ−Ｃのおのおのに、クロック入力としてもたらされる各ドアベル・スイ ッチ６１０Ａ〜Ｃは、閉じられたとき、イネーブル入力として使用される。３つ のドアベル・スイッチ６１０Ａ−Ｃの何れかが瞬間的に終止することにより発生 される信号によって、それぞれのｌＯ進カウンタ９２２Ａ−Ｃは、連続したカウ ンタ出力を発することができ、該カウンタ出力は、それぞれのダイオード９２６ Ａ−Ｃを介して、電圧分割（抵抗器）回路９２８に結合する。使用可能にされた １０進カウンタ６１０Ａ−Ｃが周期を成すにつれて、電圧分割回路９２８の出力 ９３０の電圧は、異なる直流レベルに一時的に変化して、位相同期ループＩＣ９ ２４の入力電圧を制御するようになっている。位相同期ループｒｃ９２４は、電 圧割部式発振器（Ｖ　ＣＯ：　ｖｏｌｆａｇｅ−ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ　ｏｓｃ ｉｌｌａｔｅｒ　）として機能すべく構成されてい葛。各直流電圧レベル入力に 対して、位相同期ループＩＣ９２４即ちｖＣＯは、個別周波数の信号を出力する 。

この信号は、２Ｎ１１０１　ＮＰＮ型トランジスタ９３２を介して増幅される。

このトランジスタ９３２のエミッタは、トーン・シーケンス・フィード９１Ｏ（ 第９Ａ図）に接続されている。

特定のドアベル・スイッチ６１０Ａ−Ｃからのドアベル信号に応答して、ドアベ ル発生回路６５６が生成するトーンの数は、対応する１０進カウンタ９２２Ａ− Ｃの構成によって決まる。第９Ｂ図にて構成されているように、ドアベル・スイ ッチ６１０Ａ（ＤＢＩ）、ドアベル・スイッチ６１０Ｂ　（ＤＢ２）　、または ドアベル・スイッチ６１０Ｃ（ＤＢ３）が間欠的に終止することによって、それ ぞれ、２つのトーン出力、４つのトーン出力、または２つのトーン出力が生じる 。使用可能となったＩＯ進カウンタ９２２Ａ、９２２Ｂまたは９２２Ｃのビン６ がハイとなると、抵抗器を介してビン６に接続されているビン１３もハイとなる と共に、ＩＯ進カウンタ９２２Ａ、９２２Ｂまたは９２２Ｃが使用禁止となる。

一旦使用禁止になると、トーン・シーケンス信号が終了する。

第９Ａ図及び第９Ｂ図に図示されたドアベル発生回路６５６における抵抗器及び コンデンサの値は、Ｒ１に対して１００にΩ、Ｒ４に対して１０にΩ、Ｒ５に対 してｌｋΩ、Ｒ１１に対してｌｌｋΩ、Ｒ１２に対して６８０Ω、Ｒ１３に対し て２．２にΩ、ＣＩに対して１１ｐＦ、Ｃ７に対して１００μＦ、Ｃ８に対して ０．Ｏ１μＦ、及びＣ９に対して３３μＦを使用して実施することがてきる。電 位差計１２９及び１２１４の好ましい回路定数はそれぞれ１０にΩ及び５０にΩ である。ここにおいて示す部品の動作に関する更なる情報は、参照することによ ってここに含まれる、ペンシルバニア州ブルー・リッジ・サミット（Ｂｌｕｅ　 Ｒｉｄｇｅ　ＳｕｍｍｉｔＰｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａ）所在のタブブックス社（ ＴＡＢ　ＢＯＯＫＳｉｎｃ、　）発行のチャールズ・シューメーカー（Ｃｈａｒ ｌｅｓＳｈｏｅｍａｋｅｒ　）による［音、光及び電力ＩＣブロジエクッ（ＳＯ ＵＮＤ、　ＬＩＧＨＴ　ＡＮＤ　ＰＯＷＥＲＩＣＰＲＯＪＥＣＴＳ）　Ｊに開示 されている。

上述した３つの入力源は、第６図に図示した信号選択／制御回路６３８を介して 、複数のスピーカー・ゾーン６１２Ａ〜Ｄに結合されている。１以上の入力サー ビスが同時に信号選択／制御回路６３８に信号を与えると、最高の優先順位を有 する入力源が、スピーカー・ゾーン６１２Ａ−Ｄに結合される。図示の実施例に 対する入力源優先順位は、ページング手段、ドアベル手段、娯楽オーディオ手段 及びミュートについて、最高から最低まで設定される。信号選択制御回路６３８ が、１つ以上の入力源からの信号を一旦受信すると、適切な信号が、複数の異な るゾーン６１２Ａ−Ｄに対する通常型出力前置増幅回路６６２及び電力増幅回路 ６６４を介して、スピーカー・フィード６４０に結合される。

ここで第１０図について説明すると、信号選択／開園回路６３８が更に詳細に図 示されており、２つの４０５３型マルチプレクサ１００２及び１００４と、ミュ ート制御回路とを含んでいる。また、該ミュート制御回路は、ピーク検出回路１ ００６、増幅器１００８、比較器１０１Ｏ１及び遅延回路１０１２を含んでいる 。何らステレオ信号が存在しなければ、しきい値検出回路群６３２は、制御信号 フィード６３６を介して、信号を供給する。制御フィード６３６を介した信号は 、ピーク検出回路１００６によって処理され、ＴＬＯ７４型Ｏ７４幅器１００８ によってバッファリングされる。増幅器１００８から、制御信号は、比較器１０ １０の正の入力に設定された電圧しきい値と比較されて、ステレオ信号がこの所 定のミュート・カットオフ・レベルを上回っているか否かを決定するようになっ ている。遅延回路１０１２は近似的に１分間の遅延をもたらすことによって、ス ピーカー・フィード６４０が急に抑制されることなくオーディオ選択を変化させ るようになっている。抵抗器Ｒ１５及びＲ１６、それにコンデンサＣｌ０１Ｃ１ ｌ及びＣＩ２は、２２０にΩ、３．３ＭΩ、０．１μＦ（マイラー）、０．１μ Ｆ（モノリシック）、及び２２μＦ（タンタル）の値をそれぞれ使用して実施す ることができる。

第６図のステレオ・デフィート制御スイッチ６２４によって受信されたミュート 制御信号１０１４は、遅延回路１０１２またはステレオ・デフィート制御スイッ チ６２４の何れかの出力がスピーカー・フィード６４０を抑制できるように、（ 反転バッファ１０１６を介して）遅延回路１０１２の出力と論理和結合がとられ る。

同一の左右のマルチプレクサ１００２及び１００４のおのおのは、それぞれのＡ 、Ｂ及びＣ制御入力によって、ミュート制御信号１０１４、ドアベル制御信号フ ィード６５８及びページ制御信号６４６により制御される。入力として、マルチ プレクサ１００２及び１００４のおのおのは、左または右ステレオ信号フィード ６３４をＸＩ大入力、アースをＸＯ大入力、ページ信号６４８をＺ。

入力で、またドアベル単一トーン・シーケンス・フィード６６０をＹｌ入力で受 信する。優先順位制御に対して、７０人力はＸ出力を受信し、２１人力はＹ出力 を受信する。Ｚ出力は、スピーカー・フィード６４０を介して、前置増幅回路６ ６２に送られる。マルチプレクサ１００２．１００４から受信された如何なるオ ーディオも、既にステレオ前置増幅回路６２８として述べた同一の通常型出力前 置増幅回路６６２を使用して、車端信号から平衡信号に変換される。

この構成によれば、１分遅延回路１０１２が所定時間を費やすか、またはミュー ト・スイッチ６２４が閉じられれば、マルチプレクサ１００２及び１００４は入 力ＸＯを選択して、スピーカー・フィード６４０を有効に抑制する。さもなけれ ば、マルチプレクサ１００２．１Ｏ０４は、ステレオ信号を、マルチプレクサ１ ００２．１０）４のＸ出力、Ｙ出力、次いでＺ出力へと通過させる。

ドアベル制御信号６５８が存在すれば、マルチプレクサ１００２．１００４は、 ドアベル単一トーン・シーケンス６６０を、マルチプレクサのＹ出力、次いでＺ 出力へと通過させる（ページ制御信号６４６が存在しない場合）。ドアベル制御 信号６５８が存在しなければ、マルチプレクサ１００２．１００４は、Ｘ出力を Ｚ出力に加える。

ペーシｆ制御信号６４６が存在すれば、マルチプレクサ１００２．１００４は、 ページ信号６４８をマルチプレクサのＺ出力に加える（如何なる他の制御信号の 存在にも無関係に）。ページ制画信号６４６が存在しなければ、マルチプレクサ １００２．１００４はＹ出力をＺ出力に加える。

スピーカー・フィード６４０は、出力前置増幅回路６６２を介して、同一の４つ のＬＭ６７５ｆｆｉ電力増幅器１０１８Ａ−Ｄを備える電力増幅回路６６０へと 連続している。各増幅器１０１８Ａ−Ｄの利得は２０である。電力増幅回路６６ ４における抵抗器及びコンデンサの値は、それぞれ、Ｒ４に対して１０にΩ、Ｒ ５に対してｌｋΩ、Ｒ１７ｉ：対して２２ｋＱ、Ｒ１８１，、対してＩＱ（ＩＷ ）、Ｃ１４＋、、対してｏ、ｌｕＦ、及びｃ　ｉ　ｓ　ｉ＝対して５００ｐＦで あることが好ましい。

電力増幅回路６６４からの出力１０２０Ａ−Ｄは、種種の構成形式で、ゾーンＡ −Ｄのおのおのに位置するスピーカーに接続することかできる。出力１０２０Ａ −Ｄは平衡したブリッジ可能な出力構成であるため、ブリッジ可能な左右の出力 は、左、右、及び左右のスピーカー接続構成を調節することができる。第５図及 び第６図に戻って説明すると、ＡＤＡシステム６００は、スピーカーをゾーン６ １２Ａ−Ｄに接続する際に、柔軟性をもたらす。モノラルまたはステレオ回路の 接続に基づいて、２つの異なるスピーカー接続がある。各ゾーン６１２Ａ〜Ｄは 、左右のライン接続を有している。各ライン接続は、正負の端子を含んでいる。

ステレオ・スピーカー接続は、右側スピーカーの正極ワイヤを所望のゾーンの右 側正極端子に接続すると共に、右側の負極ワイヤを同一ゾーンの右側負極端子に 接続することによってなされる。

左側スピーカーの正極ワイヤは、同一ゾーンの左側正極端子に接続され、負極ワ イヤは同一ゾーンの左側負極端子に接続される。モノラル・スピーカー用の接続 を形成するため、正極ワイヤは単一ゾーンの右側正極端子に接続され、負極ワイ ヤは同一ゾーンの左側負極端子に接続されている。交互に、正極ワイヤは単一ゾ ーンの左側正極端子に接続され、負極ワイヤは同一ゾーンの右側負極端子に接続 されている。

本発明の好ましい実施例において、配電センターには更に、アプリケーション・ センター５５４に接続されている。ハウジング及び配電センターＩ２に対して既 に述べた同一型式の電気配電ボックスはまた、アプリケーション・センター５５ ４用に使用される。アプリケーション・センター５５４は付加的サービス・パッ ケージの設置のためにスペースを提供して、向上した電話機、オーディオ及びビ デオ機能をもたらすようになっている。

１つのこの種付加的パッケージは、家庭または商業的設備の外部または内部監視 用の閉回路テレビである。同軸接続は、分岐してアプリケーション・センター５ ５４に接続されているＡ側増幅器から変調器５５６の出力に渡る配電センター１ ２と、カメラの面板５５８との間でなされる。三路スプリッター５６０は、Ａ画 壇幅器５２４から配電センターに位置するＡ側スプリッター５３２に走るライン に設けられて設備されている。アプリケーション・センター５５４の装置用の電 力は、電力ストリップ５６２によって供給される。

カメラ５２８は、戸外、プール、前後の庭、または車道等の場所の監視から、閉 回路画面及び音声をもたらすことができる。これらのカメラからのビデオ出力は 、配電センター１２から発するビデオ信号に対して既に述べたと同一の配電に沿 って家庭中に向けることができる。

特定の閉回路カメラ５２８のビデオ出力は、ビデオ配電網に沿った任意の点に位 置するテレビ５３６のＣＡＴＶチャンネルの所定の設定に調整することによりア クセスされる。閉回路カメラ５２８から受信したビデオ信号は、次イテ、ＶＣＲ 壁板５２２（７）Ａ側ヲ介しテＶＣＲ５３０によって記録することができるか、 またはテレビ壁板５２０のＡ側に接続された任意のテレビ５３６上で監視するこ とができる。

アプリケーション・センター５５４の残りの領域は、引込み端子、またはＶＣＲ ５２２、テレビ５２ｏ、またはオーディオ壁板５４２を通した家庭への配電を必 要とし得るツユ−チャー・ホーム技術のために使用することができる。このこと は、今日の家庭内出力配電点にアクセスする明日の技術を支えるものである。

好ましい配線及びケーブル設置フォーマットの例は、各ビデオ壁端子に対する複 式同軸ケーブル・ホームラン、各電話機端子（２４ＡＷＧ）に対する８線（４対 ）式電話機ワイヤ・ホームラン、主要な器具（温水暖房器、プール・ポンプ、レ ンジ等）用の専用電気回路、及び戸外の外周照明用の専用回路を含んでいる。

設置フォーマットの別の要素は、壁端子の場所である。

娯楽室、私室、居間は、対向壁上に電話機及びビデオ壁端子を有しており、寝室 、食堂等は全て、必然的場所にビデオ及び電話機壁端子を存している。壁端子は 、ビデオ用Ｆ−コネクタを使用した複式フィールド・スルー壁板、複式ＲＪＩＩ ジャック壁板、単式壁取付は電話ＲＪＩＩジャック壁板、電気用標準型二重出口 、及び標準型単式及び多極スイッチを備える。

設置フォーマットは、訪問客にアクセス可能な位置決めドアを含んで、こういっ た場所にあるビデオカメラのために設けられべく、ワイヤ及びケーブルを引き回 し得るようになっている。このことは、ドアでの安全サービス用オプションを顧 客に提供するものである。しかしなから、このことは、フォーマットに必須では ない。全てのワイヤ及びケーブルは、家庭の各場所において、配電センターに及 びサービス端子と結合することができる。

配電網１０は、標準のワイヤ及びケーブルの組織化設備から構成される屋内広範 囲配線システムを通して、前述の特徴及び機能を生み出す。比較可能な使用を存 する他のケーブル及び／又は配線も適切であるが、以下は好ましい配線仕様のリ ストである。

配電センター１２とオーディオ壁板５４２の間の接続は、４つのツイストペア、 ２２のゲージ、ベルデン９３０５　（Ｂｅｌｄｅｎ　９３０５　）またはＡＨＮ −ＡＵＤ８２２のような遮蔽ケーブルである。オーディオ壁板とミュート・スイ ッチの間の接続、配電センター１２と各電話機壁板５１６場所の間の接続、及び 配電センター１２と各ドアベル・ボタンの間の接続は８線式コンダクタ、４つの ツイストペア・２２または２４のゲージ単一銅ケーブルであることが好ましい。

商業的に入手可能な適切なケーブルは、アニクスタ−（Ａｎｉｘｔｅｒ　）　Ｃ ＭＰ　−００４２４−１／ＣＭＰ−００４２２−７、グレイバー（Ｇｒａｙｂａ ｒ　）ＩＣ−ＰＶＣ４対式２２−２４ＡＷＧ、ＡＨＮ−ＴＸ２２またはＡＨＮ− ＴＸ２４である。

配電センター１２と各ビデオ／同軸壁板５２０及びＶＣＲ壁板５２２を接続する ケーブル対は、ベルデン（Ｂｅｌｄｅｎ）　９１１６または１１８９Ａ、ＡＨＮ −ＲＧ６またはＡＨＮ−ＲＧ６ＱＤのような商業的に入手可能な型式等のＲＧ− ６同軸ケーブルが好ましい。各ビデオ／同軸壁板５２０に対して、対をなすＡ銅 ケーブルがＣＡＴＶサービスをもたらすと共に、Ｂ銅ケーブルかＶＣＲ信号、Ｕ ＨＦ／ＶＨＦ及び他のサービスを各出口に引き渡す。ＶＣＲ壁板５２２に対して 、対をなすＡ銅ケーブルかＣＡＴＶサービスを記録のためにＶＣＲに引き渡し、 Ｂ銅ケーブルがＶＣＲ出力信号を受信すると共に、これを、増幅及び残りの配線 網を介した配電のために、配電センター１２に引き渡す。

配電センター１２と、ステレオまたはモノラル音楽、ベージング、及びドアベル ・チャイムを個々の部屋またはゾーン音量制御に引き渡す音量制御５５０．５５ ２との間の電気的接続と同様に、各音量制御５５０．５５２及びそれぞれのスピ ーカー５４２．５４４間の電気的接続は、２線または４線式コンダクタ、１８ゲ ージより線及び銅ケーブルであることが好ましい。この型式の適切なケーブルは 、ベルデン（Ｂｅｌｄｅｎ）　９７４０または９１５６、ＡＨＮ−ＡＵＤ２１８ またはＡＨＮ−ＡＵＤ４１８として製造されるか、または商業的に入手可能であ る。

ＡＨＮ−ＲＧ６　（型式ＲＨ６１ｕ）は、１８ＡＷＧ鋼被覆スチール芯線コンダ クタ、ガスエキスパンデッド・ポリエチレン誘導体、内部遮へい、積層テープ１ ００パーセント遮へい、外部シールド３４ＡＷＧ裸アルミ、編組電線６０パーセ ント遮へい、ＰｖＣ外部ジャケット、エヌイーシ（ＮＥＣ）１００パーセント掃 引試験を満たすＵＬリステッドである。同軸ケーブルに関するこの種の選択は、 配電システムＩＯに対して種々のサービスによって引き渡される信号のニーズ及 び要求に基づいてなされる。他の２つの領域は、引き渡される信号の周波数範囲 と、ケーブルの広がりの長さである。

目下のところ考察した本発明の好ましい実施例が何であるかをこれまで示して述 べてきたが、添付した請求の範囲でめられる本発明の範囲から逸脱することなく 、種々の変更及び修正を行い得ることは、当業者にとって明白であろう。

口、−一一−１−１ 〜 フロントページの続き （７２）発明者　アンセルド、ビル、アール。

アメリカ合衆国４０５１７　ケンタラキー州しキシントン、ナラガンセット　パ ーク （７２）発明者　ローズ、ジェルトン アメリカ合衆国４０５１４　ケンタラキー州しキシントン、ラ　クロッセ　コー ト２４５２（７２）発明者　ディッケンズ、ジェームスアメリカ合衆国４０５０ ３　ケンタラキー州しキシントン、ハリファックス　ドライブ

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．設備内での種々の場所にて通信サービスヘのアクセスをユーザーにもたらす 配電システムにおいて、端子を有する前記設備中に位置して、オーディオ若しく はビデオ部分または双方を有する通信信号を外部のソースから前記設備に搬送す るサービスのためのハウジングと、 前記ハウジングと離隔した前記設備中の複数の場所にて、前記通信信号に対する アクセスをもたらす手段であって、前記ハウジングと電気的に接続されてなる前 記遠隔アクセス手段と、 前記設備に入る外部発生通信信号を制御すると共に、該外部発生通信信号を前記 遠隔アクセス手段に向ける手段であって、前記ハウジング中に配置されてなる前 記制御手段と、 前記通信信号の前記オーディオ部分の同報通信を制御する手段であって、前記ハ ウジング中に配置されてなる前記同報通信制御手段と、 前記設備の内部にて複数のソースから発生された通信信号を制御し、該内部発生 通信信号を前記遠隔アクセス手段に向けると共に、該内部発生通信信号のオーデ ィオ部分を前記同報通信制御手段にむける手段であって、前記ハウジング内に配 置されてなる前記内部信号制御手段と、を具備したことを特徴とする前記配電シ ステム。
2. ２．請求項１記載の配電システムにおいて、前記内部信号ソースは、更に実質的 に連続して発生するオーディオ信号を受信するオーディオ信号コネクタを備え、 この際、該オーディオ信号コネクタは、該オーディオ信号を前記同報通信制御手 段に伝送するために、前記遠隔アクセス手段と電気的に接続してなることを特徴 とする前記配電システム。
3. ３．請求項２記載の配電システムにおいて、前記実質的に連続したオーディオ信 号は、ステレオ信号機、テレビ、レーザーディスク及びビデオレコーダーから成 るグループのメンバーによって発生されることを特徴とする前記配電システム。
4. ４．請求項１記載の配電システムにおいて、前記内部信号源は更に、各ドアベル の場所に固有な間欠的信号を発生する少なくとも１つのドアベル回路を備えてい ることを特徴とする前記配電システム。
5. ５．請求項１記載の配電システムにおいて、前記内部信号ソースは更に、実質的 に連続して発生される視聴覚信号を受信する視聴覚信号接続を備え、この際、該 視聴覚接続は、該視聴覚信号を、前記遠隔アクセス手段によって、前記設備中の 配電用前記ハウジングの前記内部信号制御手段に伝送するために、前記遠隔アク セス手段を電気的に接続されてなることを特徴とする前記配電システム。
6. ６．請求項５記載の配電システムにおいて、前記実質的に連続した視聴覚信号は 、レーザーディスクまたはビデオレコーダーから成るグループのメンバーによっ て発生されることを特徴とする前記配電システム。
7. ７．請求項１記載の配電システムにおいて、前記内部信号ソースは更に、実質的 に連続して発生する視聴覚信号を受信するビデオカメラ信号接続を備え、この際 、該ビデオカメラ接続は、該視聴覚信号を、前記遠隔アクセス手段によって、前 記設備中の配電用前記ハウジングの前記内部信号制御手段に伝送するために、前 記遠隔アクセス手段と電気的に接続されてなることを特徴とする前記配電システ ム。
8. ８．請求項１記載の配電システムにおいて、前記内部信号ソースは更に、間欠的 ページング信号を発生し、続いてページングメッセージを発生するページング回 路を備え、この際、該ページング回路は、該ページングメッセージを前記同報通 信制御手段に伝送するために、前記遠隔アクセス手段と電気的に接続されてなる ことを特徴とする前記配電システム。
9. ９．請求項１記載の配電システムにおいて、前記遠隔アクセス手段は、前記設備 中に分配された複数のウォールレセプタクルであることを特徴とする前記配電シ ステム。
10. １０．請求項１記載の配電システムにおいて、前記同報通信制御手段は、前記同 報通信制御手段に同時に入力されるオーディオ信号用の同報通信の優先順位を決 定する選択／制御回路を備えていることを特徴とする前記配電システム。
11. １１．請求項１記載の配電システムにおいて、前記外部発生通信号は、ケーブル サービス、サテライトディスク、またはオフエアーアンテナから成るグループの メンバーによって発生されることを特徴とする前記配電システム。
12. １２．請求項１記載の配電システムにおいて、前記外部発生通信信号を制御指向 させる前記手段は更に、前記遠隔アクセス手段の全場所に対して適切な出力接続 を許容すべく、増幅器及びスプリッターと電気的に接続している入力サービスを 具備することを特徴とする前記配電システム。