JPH06505187A - 可撓性生体移植片材料およびその製造方法 - Google Patents

可撓性生体移植片材料およびその製造方法

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JPH06505187A JP4506676A JP50667692A JPH06505187A JP H06505187 A JPH06505187 A JP H06505187A JP 4506676 A JP4506676 A JP 4506676A JP 50667692 A JP50667692 A JP 50667692A JP H06505187 A JPH06505187 A JP H06505187A
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クウォー、クリス
ハタ、カリー
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バクスター インターナショナル インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
可撓性生体移植片材料およびその製造方法&盟Ω分野 本発明は全体として生体組織移植片の作成と可撓性の優れた化学的に架橋された コラーゲン移植片材料を作成する改良方法に関する。 光皿二茸旦 哺乳動物源より取得された天然組織は、従来より多年の間、同種異系と異種移植 用に使用されている。例えば、一定の心臓血管組織(例えば、血管、心弁部分) は人間その他の哺乳動物から採取された後、人体内に外科的に移植されている。 採取して次の外科移植用に準備したいと思う生体組織の多くは相当量の結合組織 を含んでいる。結合組織の働きは内部に他の機能細胞(例えば、筋肉繊維)が配 置される支持枠組を提供することである。結合組織は大部分不溶性のプロティン コラーゲンとエラスティンより構成されている。コラーゲンとエラスティンは不 溶性繊維の形で存在する。そのような不溶性フィブリルは基質と呼ばれる連続的 な基体内に構成される。結合組織の可撓性とその他の特徴は、大部分、そのよう な組織の内部に含まれるコラーゲンとエラスティンの割合と、そのコラーゲン/ 弾性繊維網の構造と形に依存している。 本文の図5a−5cに示すように、それぞれのコラーゲン分子はコイル螺旋配座 によりあわせた3個のポリペプチド鎖より構成される。それぞれのポリペプチド 鎖の個々のアミノ酸成分は水素結合により隣り合うもう一つのポリペプチド鎖の 個別的アミノ酸に接続されることによって個々のポリペプチド鎖を図50の三重 螺旋配座中に保持するようになっている。 後に外科移植のためにコラーゲン生体組織を保存作成する今日の方法は、組織内 にコラーゲン分子を架橋可能な−もしくはそれ以上の化合物に組織を露出させる ことによってコラーゲン網を「固定」する段階を含む。分子間架橋(図5b)と 分子内架橋(図5c)は共に現在知られている固定性化合物により形成すること ができる。 コラーゲンを架橋させるために知られている化合物は、ホルムアルデヒド、グル タルアルデヒド、ジアノげヒトスターチ、ヘクサメチレン、ジイソシアネート、 およびグリコールジグリシジルエーテル、ポリオールポリグリシジルエーテル、 ジカルボキシル酸ジグリシジルエステルを含む一定のポリエポキシ化合物を含む 。 コラーゲン架橋剤として使用可能な3つの特殊水溶性ポリエポキシ化合物の例を 以下に示す。 1・ 二宣熊価五j土ン エチレン グリコール ジグリシジル エーテル(分子量=270) CH,−CH−CH2−0−(CH,−CH,−0−) n−CH2−CH−C H。 (ブナコール”−EX−810,ナガセ化学、大板、日本)2・ 旦宣能価玉土 ±2 グリセロール トリグリシジル エーテル(分子量=435) CH,−0−CH2−CH−CH。 CH−0−CH,−CH−CH。 CH,−0−CH,−CH−CH。 (デナコール’−EX−313.ナガセ化学、大板、日本)3、 四官能価エポ キシ ソルビトール テトラグリシジル エーテル(分子量=680) OH0H CI(、−CH−CH2−00−CH,−CH−CH2全体としてグルタルアル デヒドのような低分子量の化学固定剤は、比較的に反応が速い。他方、ポリエポ キシ化合物のような高分子量固定剤は比較反応が遅い。 そのため、コラーゲン移植片の適切な架橋を実現するために要する露出時間は、 使用される架橋試薬の分子量と官能価(即ち、反応度)に依存する。 生体移植材料とその作成方法の例は米国特許2,900,644号(ローゼンベ ルク外) 、3,927,422号(ソーヤ−) 、3,966.401号(ハ シコック外) 、3,974.526号(グーディック外) 、4,239.4 92号(ホルマン外) 、4,466.139号(ケサラナサン外)および4, 806,595号(ノイシキ外)に示されている。 化学的に架橋されたコラーゲン移植材料の使用に伴う一つの欠点は、移植片内に おけるコラーゲン分子の架橋が通常の場合、不都合な剛性と可撓性の喪失をもた らす点である。そのような硬化や可撓性の喪失により生体移植片の縫合が困難に なり、外科移植中の操作が困難になることがある。殊に、動脈移植片については 、移植された生体片の不自然な硬さにより、移植片の血行力学的動作は不十分に なり、その結果、臨床疾患が発生するおそれがある。(アボット、W、 M、お よびキャンプリア、R,P、“血管移植片の物理的特性、弾性ならびにコンプラ イアンスの制御” ;バイオロジック・アンド・シンセティック・ヴアスキュラ ー・プロスチーシス、スタンレー、J、C,外(編)(グルン&ストラツトン、 1982年) ゲン移植片材料を保存又は固定する新たな方法を開発して、その結果得られる可 撓性と柔軟性を向上させることが望ましい。 出される場合に通常形成されるものから変化させられるような化学的に架橋され おける個々のコラーゲン繊維と(又は)分子の相対的空間ならびに位置的な関係 を物理的に変更することによって行われる。そのような空間上もしくは位置上の コラーゲン繊維の関係の変更は、移植片材料に物理的に応力を加え、移動させ、 配置替えし、振動させ、あるいは力を加えることによって実現することができる 。 そのようなコラーゲン繊維と(又は)コラーゲン分子の相対的空間上又は位置上 の関係の変更によってコラーゲン分子どうしの間と(又は)同分子内に形成され る化学架橋の位置と(又は)配向は、化学架橋プロセスがそのような個々のコラ ーゲン繊維の物理的運動、応力付与、物理的配置替えがない場合に実行された場 合に通常形成されるような化学架橋の位置と配向と比べて変化することになろう 。 本発明によれば、コラーゲン繊維の物理的運動、応力付与、又は配置替えは、移 植片材料がコラーゲン架橋試薬中に浸される間に移植材料に対して物理的な力を 及ぼすことによって実行することができる。移植片に対する力の行使は、移植片 材料が架橋試薬にさらされたままの間に静的に実行するが、ダイナミックなプロ セスを構成して移植片に対する力の行使と(又は)その運動を、移植片材料がコ ラーゲン架橋試薬にさらされた状態にある時間の少なくとも一部の間、間欠的又 は反復的に実行することができる。 更に、本発明によれば、移植片材料内のコラーゲン繊維のネットワークは、コラ ーゲン繊維が一定のコラーゲン架橋試薬にさらされる間に圧縮することができる 。移植片材料が長尺のチューブ形をしている場合(例えば、血管)には、その長 尺移植片はその長手方向軸に沿って物理的に加圧し、次いでコラーゲン架橋試薬 中に浸された間にそのような長手方向に圧縮された状態に保持することができる 。 更に、本発明によれば、移植片材料内のコラーゲン繊維のネットワークは、コラ ーゲン繊維が一定のコラーゲン架橋試薬にさらされる時間の少なくとも一部の間 、交互に(a)延伸し、(b)弛緩させることもできる。移植材料が長尺のチュ ーブ形(例えば血管)をとる場合には、上記交互の延伸と弛緩は、移植片の長手 方向軸に沿って長手方向延伸/弛緩、又は径方向延伸/弛緩とすることによって チューブ状移植片の円周が交互に拡大弛緩するようにすることができる。 本発明の更にもう一つの局面によれば、移植片材料内のコラーゲン繊維のネット ワークは、コラーゲン繊維が一定のコラーゲン架橋試薬にさらされる間に交互に 圧縮弛緩させることができる。生体移植材料が長尺チューブ形をしている場合( 例えば、血管)には、上記間欠的な圧縮/弛緩は、移植片の長手方向軸に沿って 長手方向に圧縮/弛緩させるか、径方向に延伸/弛緩させることによって、チュ ーブ状移植片の円周を交互に拡大弛緩させることができる。 本発明のコラーゲン生体移植材料の作成方法は、任意の種類のコラーゲン架橋試 薬と共に活用することができる。だが、本発明の方法の適用時間は、使用される 特定の架橋試薬の反応度に応じて変化させることができる。 本発明のその他の種々の局面、目的ならびに利点は、以下の詳細な説明と添付図 面を読み理解することによって当業者に明らかになる筈である。 区厘」I改1回 図1a−1dは、長手方向静収縮により血管移植片を作成する好適な方法を示す 概路線図である。 図2a−2eは動的に長手方向に延伸することにより血管移植片を作成する好適 な方法の概路線図である。 図3a−3bは、動的に径方向に延伸することにより可撓性の血管移植片を作成 する方法と装置の線図である。 図4は、動的に径方向に収縮させることにより可撓性の血管移植片を作成する好 適な方法と装置を示す線図である。 図5aは、5個の個別的コラーゲン分子より成る典型的なコラーゲンフィブリル の例解図である。 図5bは、コラーゲン分子どうしの間の分子間架橋の位置決めを示す図5aの部 分b−b’の概略図である。 図50は、コラーゲン分子のポリペプチド鎖どうしの間の分子内架橋の位置決め を示す図5bの部分C−C’の拡大概略図である。 紅造倶Ω詳狸ム説盟 本文に示す以下の詳細な説明と例は今日望ましいとされる本発明の実施例を示す ために提供したものである。今日望ましいとされる実施例の以下の詳細な説明と 例は請求項の範囲を限定する意味では全くない。 A、第1例:固定時におけるコラーゲンネットワークの静的収 又は正本発明の 一例は、−も<シ<はそれ以上のコラーゲン架橋剤にさらす間にコラーゲン移植 片材料を圧縮(即ち、収縮)状態に配置保持することにより構成される。 本発明のこの実施例によれば、図1a−1dに示すように、コラーゲン移植材料 (例えば、血管の一部)をチューブ、ロッド、マンドレル、プレート、冶具その 他の成形部材の表面に配置することができる。上記成形部材の表面はなめらがで 移植片の形と両立し得るものであることが望ましい。その時、移植片は、クリッ プ、クランプ、縫合、タイラップのような保持装置14の取り付けによってその ような圧縮又は収縮状態にとどまることになる。移植片は、収縮移植片材料をコ ラーゲン架橋固着液のプールに浸すことによって達成されるようにコラーゲン架 橋反応の少なくとも初期位相中にそのような圧縮又は収縮状態にとどまることに なる。 付与される圧縮又は収縮の量は、処理されるコラーゲン組織の種類に応じて変化 することになろう。血管に適用される場合には血管の長い部分がその最初の弛緩 長のほぼ1〜50%、特に5〜30%に等しい量だけ長手方向に短縮することが 望ましい。
【例1】 静的長 方向収縮又は圧縮の下での可撓性冠動 バイパス移植片の作成ドナー動 物から牛の冠動脈10aの部分を除去し、所望の長さく以下ご弛緩長”と称する )に切断する。採取した動脈10a切片を殺菌塩水により徹底的に浄化した後、 結合組織を包囲する余剰を何れも標準外科器具を使用して除去する。 更に、不都合な動脈技を標準的な外科手法と外科縫合材料を使用してくくる。 そのように浄化した後、トリミングと結さっ手続きが完了し、動脈10aの切片 を円筒棒その他の円筒形支持部材12の外側面上に僅かに前進する。円筒形支持 部材12は動脈の内径と等しいがそれより僅かに大きい径を有することが望まし い。 動脈10aが円筒形支持部材12上に配置された後、動脈10aの切片を所望の ”圧縮長”に長手方向に圧縮又は収縮させ、結さっ糸又はクリップ14を動脈1 0aの切片の端付近に配置し、動脈10aの切片を長手方向に収縮又は圧縮状態 に維持する(図1b)。そのような収縮又は圧縮状態に維持する間、動脈1゜a の切片を化学固着液(図1c)の槽16内に浸漬する。本例において、上記固着 液は2容量%のグリセロール、トリグリシジルエーテル(MW435)ブナコー ル“EX−313(ナガセ化学、大阪、日本)の水溶液より構成される。この固 着液は室温に維持され、0.INカーボネートバイカーボネート緩衝液を添加す ることによってほぼPh10.0に緩衝する。また、他のデナコール−エポキシ 材料を米国特許4,806.515号に示すように使用することもできる。特定 デナコール°′エポキシ材料の化学組成と性質および、それらを本発明における 固着剤として付与する方法を開示する目的で、米国特許4,806,515号の 開示全体を本文に参考用に明示的に組み込んでいる。 動脈10aの切片が室温と周囲圧の下、2%のブナコール°“EX−313溶液 内に約10〜80時間残存するようにすることが望ましいが、約20〜60時間 残存させることが最適である。この特殊例の場合、動脈10aの切片は、室温と 周囲圧の下、2%デナコールtmEX−313固着液内に全部で66時間連続し て浸したままとした。 固着浴16内に66時間浸した後、動脈10aの切片を槽16がら取り除き、結 さつ糸14を除去し、動脈10aの切片を円筒形支持部材12の外表面から僅か に引き抜いた。 以下の表1は、本例により処理した牛の冠動脈(対照)の一つの新鮮な非処理切 片と牛の頚動脈の6個の切片についての弾性係数データを含む。図の通り、上記 6個の動脈切片をそれぞれの動脈切片の最初の各非処理長よりも0%、10%、 20%、30%、40%、50%の長さに圧縮又は収縮した。 表−1 サンプル番1 弛 (cm) 圧 (cm) %() 性、(si)A 9.1  9.1 0 59.2 B 10.5 9.4 、 10 45.4C9,07,22025,9 D 10.7 7.9 30 23.5E 11.5 6.9 40 22.9 F 10.2 5.1 50 6.6 G(対照) (新鮮で非固着の牛の冠動脈) 13.0上記6個の処理サンプル の各々と一つの未処理(対照)サンプルの弾性係数を表1に示す。生体材料の弾 性係数は付与される応力の結果としてその歪みの変化を反映する。弾性係数が低 ければ低いほど、材料はそれだけソフトで可撓性のあるものとなる。 表1に示すように、処理サンプル(AないしF)の弾性係数は、付与される長手 方向収縮の割合とは逆に変化した。その際、最高弾性係数は最小の長手方向収縮 率(%)の下で処理されるサンプルで観察され、最低の弾性係数は最大の長手方 向収縮率(50%)の下で処理されるサンプルにおいて観察された。 未処理対照サンプル(サンプルG)の測定された弾性係数が13.0psiであ った事実を所与として、これらのデータは新鮮な非固着冠動脈のそれと等価な弾 性係数が40〜50%の範囲の長手方向圧縮率の下で固定された動脈切片におい て観察されるということを示す。かくして、本例では40〜50%の長手方向圧 縮率を使用することが望ましいであろう。 今日の実験データは、静的な長手方向圧縮が架橋移植片の可撓性を向上させると いう効果を有するが、そのような移植片の可撓性の向上は静的な長手方向延長力 又は延伸力が付与される場合に観察されるということを示している。 B、第2 : Pにおけるコラーゲン 片 2の ・本発明の第2の好適例は、 コラーゲン移植片材料を繰り返して操作又は移動させ(例えば、延伸、収縮、ね じり、たわみ)、移植片内でコラーゲン繊維をコラーゲン架橋反応の少なくとも 一部が発生中に互いに対して動的に移動又はたわませるようにすることから構成 される。移植片材料をそのように繰り返し運動させると、分子内と(又は)分子 間の架橋が形成されている間に移植片内のコラーゲン分子と(又は)コラーゲン 繊維の互いに対する位置と空間の関係が変化する。 その結果、分子内と(又は)分子間架橋が、移植片が弛緩した応力非付与状態に とどまっている間に架橋反応が実行される場合よりも、コラーゲン分子と(又は )コラーゲン繊維上の異なる位置に形成される。 このコラーゲン移植片の反復操作は、コラーゲン架橋固定剤にさらす初期の間実 行される時、移植片に生ずる可撓性に最大の効果を及ぼす。コラーゲン架橋反応 の初期段階中のこの高い有効性は、相当数の分子間又は分子内架橋が形成される 前にはじめて個々のコラーゲン繊維が互いに対する位置を自由に移動又は変化さ せるという事実により可能になる。だが、もし上記動的操作が開始される以前に 相当数の分子間又は分子内架橋が形成されるならば、そのような架橋の存在によ ってコラーゲン繊維が互いに対して自由に移動することを防ぎ、移植片がそのよ うな操作又は運動がなくて固定される時に形成されるものからのコラーゲン架橋 の位置と(又は)配向が動的操作によって変更される危険を防止することができ る。延伸弛緩プロセスが最も効果的に適用される実際の時間は架橋反応の運動学 によって変化する。例えば、グルタルアルデヒドのような速く作用する架橋試薬 を使用する場合、コラーゲン調節効果がほぼ最初の60秒の固定プロセス中にお いて最も効果的である。ポリエポキシ化合物のような遅く作用する架橋試薬を使 用する場合、コラーゲン調節効果は最初の0. 1〜10.0時間の固定プロセ ス中に最も効果的であり、特にその最初の2時間が最も効果的である。 i、動的送手方同亙伸 固定中にコラーゲン移植片材料を動的に操作もしくは移動させる一つの手段は、 コラーゲン移植片材料を、化学的架橋プロセスの少なくとも一部の間、反復的な 長手方向延伸作用にさらすことである。 本発明のこの局面によれば、移植片材料はチューブ、ロッド、マンドレル、プレ ート、冶具その他の支持部材の外側表面上に固定することができる。支持部材は その上部を移植片材料がスライド可能ななめらかな外表面を有することによって 移植片材料が支持部材の表面上に配置されている間に、間欠的に(a)延伸、( b)弛緩可能なようにすることが望ましい。 移植片材料の−もしくはそれ以上の辺又は端部を結さつ糸やクリップのような取 付部材によって支持部材に取り付ける。その後、移植片材料の先に取付けられた 辺部と端部とは反対側の対向する辺部と(又は)端部を可動性のクランプ部材そ の他の把持装置により把持する。その後、移植片を固定液内に浸し、可動クラン プ部材を移植片の反対辺部と(又は)端部から移動したり、移植片材料を所定値 だけ延伸させる。延伸量(例えば、移植片の反対端から去る方向への可動クラン プ部材の走行距離)を制御限定して移植片を裂かないようにし、殊に、延伸量を 上廻らないようにすると共に移植片が損傷、弱体化を蒙ることなく耐えることが できるようにする。 移植片が動脈切片より構成される場合には、その元来の延伸しない時の長さより も5〜60%、特に約5〜30%長い長さにその長手方向軸に沿って延伸するこ とが望ましい。 移植片は所定時間の間、その延伸状態(図2c)に保持した後、延伸力を除去し 、可動クランプ部材が移植片の反対端方向へ移植片が弛緩した非延伸状態に戻る 地点まで逆移動できるようにする。 上記したコラーゲン移植片材料の延伸弛緩サイクルは、化学的架橋反応の少なく とも初期局面又は初期期間の間繰り返し実行する。
【例2】 動的な長手方向延伸の下での可撓性冠動脈バイパス 片の作成本例は図2a−2 eに示す。 牛の冠動脈10bの切片を例1に示す方法で採取し、浄化し結さつする。そのよ うに採取、浄化、結さつが完了した後、動脈10bの切片を円筒形支持部材12 又はロッドの外表面上へスライド前進させる。支持部材12の外径は動脈10b の切片の内径と等しいか、それより僅かに大きくする。 動脈10bの切片を支持部材12上に配置した後、動脈の第1端13を結さつ糸 15により支持部材12にしっかりと固定する。可動クランプ部材18を動脈の 反対端に取り付ける。その後、動脈を例1に示す2%(容量)デナコール’−E X−313溶液を含む化学槽16内に浸漬する。例1に示すように、槽内の溶液 は室温に維持する。 動脈10bの切片を槽16内の溶液中に浸した直後に、可動クランプ部材18か 取り付られる動脈端を動脈の反対端から引き去り(矢印A)、動脈をその最初の 延伸しない長さよりも20%長い長さに長手方向に延伸する(図2c)。 固定移植片の所望可撓性を達成するために必要とされる延伸量は、使用される移 植組織の種類と使用される特殊固定剤に応じて変化することになろう。動脈切片 の場合、切片の長さは、通常、その最初の非延伸長の5〜60%だけ大きくなろ う。移植片の延伸は移植片の延伸量が弾性能力を上廻らないように注意を払うべ きである。さもなければ移植片に穴があいたり、裂けたり弱化したりする虞があ るからである。付与される延伸量は正規の生理的機能中に移植片が蒙る量の範囲 内にすることが望ましい。 本例では、動脈10bの切片は、はぼ2〜5秒の間、延伸形に維持する(図20 )。その後、可動クランプ部材18を釈放して矢印B方向に動脈10bの切片が 非延伸弛緩状態に戻る地点まで移動させる。この延伸/釈放サイクルは2%デナ コール’−EX−313固定液にさらす初期の0.1〜2時間の間、1〜5分毎 に一回繰り返す(即ち、2%デナコール′”EX−313固定液にさらす最初の 1時間、30回の延伸弛緩サイクルを実行する)。 本例では、初期2時間の固定時にデナコール゛EX−313溶液を4回取り替え て(即ち、30分毎に1回)溶液の最適反応を確保した。 この2%デナコール゛−EX−313固定液の場合に好適な全体固定期間は少な くとも48時間である。かくして、最初固定液に2時間さらす間に反復的延伸弛 緩プロセスが完了した後に、次いで動脈10aを化学固定液内に浸したままにし て可動クランプ部材18を動脈10bの切片の自由端から除去し、図2dに示す ように蓋17を槽16上に配置して内部に圧密なシールを形成する。その後、槽 16内の液に流体圧力源Pを付与し、液をほぼ30mm/Hgの圧力の下に維持 する。全部で48時間の固定期間が経過した後、圧力源Pを固定槽16から除去 し、蓋17を除去し、結さつ糸15をほどき、動脈10bの切片をスライドさせ て抽出し円筒形支持部材12から除去する。 その後、動脈切片を洗ってエタノールのような適当な液中に保存する。 ii、勲的径方回旦伸 管腔形又はチューブ状移植片材料に関して、固定中にコラーゲン移植片材料を動 的に操作又は移動させるもう一つの手段は、化学的架橋プロセス中にコラーゲン 移植片材料を反復的径方向延伸作用にさらすことである。 本発明のこの局面によれば、図3a−3bに示すように、移植片材料を中空のチ ューブ、ロッド、マンドレル、プレート、冶具その他の支持部材の外側表面上に 固定し、移植片材料の端部を結さっ糸、クリップ、タイラップその他の固定手段 によりしっかりとそれに添付する。その後、移植片材料を固定液に浸すか、さら して、加圧流体を結さつ糸、タイ、クランプその他の固定部材どうしの間のチュ ーブ状又は環状の移植片内に通し、移植片を径方向に膨張もしくは延伸させる。 その後、移植片内の流体圧か低くなり、移植片は弛緩した非延伸状態に復帰する ことができる。 移植片の径方向延伸量は、移植片を裂くことのないように、特に移植片を傷めた り弱めたすせずに移植片が耐えることの可能な径方向延伸量を上層ることのない ように制御限定する。 移植片が動脈切片より成る場合には、その動脈切片はその最初の非延伸径よりも 1〜15%大きな径まで径方向に延伸させることが望ましい。 移植片材料は3〜5秒間径方向に延伸した状態に保持し、その直後に、移植片内 圧力を移植片を包囲する圧力と等しくして移植片をその弛緩非延伸状態に戻す。 移植片はそのような弛緩非延伸状態に2〜30分間、殊に5〜10分間とどまる ことができるようにすることが望ましい。その後、本文中に説明した如く、この 径方向延伸弛緩サイクルを繰り返す。 上記した径方向延伸弛緩サイクルは、コラーゲン架橋反応の少なくとも初期部分 の間繰り返し実行する。反応の遅い架橋剤(例えば、ポリエポキシ化合物)を使 用する場合には、固定剤にさらす最初の1〜2時間全体にわたり動的な径方向延 伸弛緩プロセスを遂行することか望ましい。 その後、動的径方向延伸弛緩プロセスが終了し、移植片はコラーゲン架橋反応が その所望完了時点に達するまで24時間もしくはそれ以上の追加期間の間、大気 圧又はそれ以上の圧力の下で遅く作用する固定液内に浸したままにしておくこと ができる。 以下の例3は生体の可撓性冠動脈バイパス移植片を作成する手段として動的径方 向延伸を適用した例を示す。
【例3】 ご −〇延 を る口 ・ バイパス の本例は図3a−3bに示す。 例1に示すように牛の冠動脈10cの切片を採取、浄化、結さっする。 動脈10cの切片の採取、浄化、結さつが完了した後、動脈10cの切片を中空 の円筒形支持部材12aの外側面上へスライドして前進させる。上記中空円筒形 支持部材12aは閉じた遠端19と、そこを貫通する中空の内側ボアを有する。 円筒形支持部材12aの中央領域には、円筒形支持部材12a上に配置した時に 動脈10cの管腔面付近に位置するように複数の流体流出孔36aを形成する。 動脈10cの切片が、円筒形支持部材12aの外側表面上へスライド前進されて 流体流出孔36aか動脈10cの管腔表面付近に位置するようにした後に、結さ つ糸14を動脈の何れか一端に結びつけて動脈端を円筒形支持部材12aに固定 する。結さつ糸14は動脈10cの外側の圧力よりもほぼ5 psiに至まで大 きな動脈10cの切片内の正圧の増大に耐えるように十分きつくしばりつけるこ とが望ましい。 第1の液供給管21は、円筒形支持部材12aの内側ボアと流体連通させ、2% のデナコール゛EX−313固定液の容器に取り付ける。同容器は円筒形支持部 材12aの内側枠内へ液体供給管21を経て流入し、最終的に動脈10cの管腔 内に至る固定液の圧力P1を変化させる可変圧装置を有する。残留空気又はガス は何れも液体供給管21と円筒形支持部材12aの内側ボアからパージして液体 供給管21と円筒形支持部材12a全体が固定液で満たされ空泡から自由になる ようにする。 動脈10cの切片が円筒形支持部材12a上に配置された形で、支持部材12a と動脈10cを2%デナコール’−EX−313固定液で満たした槽16a内に 浸す。蓋17aを槽16a上に配置してその上部に液密シールを形成する。 第2の流体供給管23を槽16aの閉じた内側室内へ通し、2%デナコール’− EX−313固定液の第2容器に取り付ける。この固定液の第2容器もまた第2 流体供給管23を通過し槽16a内へ至る固定液の圧力P2を変化させる可変圧 装置を備える。 動脈10cが槽16a内に浸され蓋17aがしっかりと所定位置に取り付けられ た直後に、第1の固定液容器にかかる圧力P、と第2の固定液容器にかかる圧力 P、を互いに対して調節することによって、動脈10cを包囲する槽16a内の 固定液の圧力が動脈10cの管腔内の固定液の圧力よりもほぼ0.1〜5,0p Siだけ、特に0.1〜2.5psi小さくなるようにする。 その結果、動脈10cを包囲する圧力に対する動脈10c内の固定液の圧力によ り動脈10cは図3aに示すように径方向に延伸又は膨張することになろう。 図3aについて見ると、本例では、PL(延伸)はほぼ3.0psiで、一方、 Pi (延伸)はほぼ0. 5psiである。2.5psiの合成圧力差により 動脈10Cはその弛緩した非延伸径よりもほぼ8%大きな延伸径にまで延伸する 。動脈10cは3〜5秒間、そのような径方向延伸状態に保持された後、圧力P I (弛緩)と圧力P2 (弛緩)は互いに等しくされることによって動脈10 cの切片が図3bに示すように弛緩非延伸状態に戻ることになる。 上記径方向延伸弛緩サイクルは、固定液にさらす最初の1時間の間30回(最初 の1時間の間2分毎にほぼ1回)反復される。その後、動脈10cの管腔表面上 の圧力P1 は大気圧に等しくなり、動脈10cを包囲する槽溶液上の圧力P2 はほぼ3psiに等しくなる。そのような3psi圧力P2は、径方向延伸弛緩 サイクルが実行される最初の1時間の固定に続いて47時間維持される。槽16 a内の固定液に48時時間面的にさらした終りに、圧力P2を大気圧に等しくし 、蓋17aを取り外し、結さつ糸14を除去し、動脈10c切片を円筒形支持部 材12aの外側表面からスライド抽出する。その後、動脈10cの切片を洗い、 適当な液(例えば、エタノール)内に保存する。 Lit 、駒函U用皮誇 管腔状又はチューブ状移植片材料(例えば、血管切片)については、化学的固定 中に移植片内でコラーゲン繊維を動的に移動又は操作するもう一つの手段は、コ ラーゲン移植片材料を化学的架橋プロセス中に繰り返し径方向収縮作用にさらす ことである。 本発明のこの局面によれば、移植片材料を中空チューブ、ロッド、マンドレル、 プレート、治具その他の非延伸弛緩移植片の内部管腔径と少なくとも径が等しい 端部と、非延伸弛緩移植片の内側管腔径よりも小さな径を有する中央領域(二端 間)とを有する全体として円筒形の支持部材の外側面上に配置され、移植片の端 部は結さつ糸、クリップ、タイラップその他の固定手段によりそれにしっかりと 添付される。その後、移植片材料を固定液に浸すか、同波にさらす。固定液内に 浸した後、加圧流体(例えば、より多くの固定液)をチューブ状又は環状移植片 の外壁上の結さつ糸、タイ、クランプその他の固定部材どうしの間に通し、移植 片をマンドレル又はロッドに対して径方向に収縮させる。その後、移植片内の流 体圧を小さくして、移植片を弛緩した非延伸状態に戻すことができる。 移植片の径方向収縮量は、移植片を裂かず、傷めたり弱めたすせずに抗すること の可能な径方向収縮の程度を超えないように制御限定する。 移植片が動脈切片より成る場合には、同切片はその最初の非収縮径よりも2〜1 5%、特に2〜b 移植片材料は2〜5秒間径方向に収縮した状態に保持する。その直後に、移植片 内の圧力を移植片を包囲する圧力に等しくして移植片を弛緩した非収縮状態に戻 し、約2〜30分の第2の時間、殊にほぼ2〜10分毎に上記非収縮状態にとど まるようにする。 上記した径方向収縮−弛緩のサイクルは、コラーゲン架橋反応の少なくとも初期 部分の間繰り返して実行する。反応の遅い架橋剤(例えば、ポリエポキシ化合物 )を使用する場合には、固定剤にさらす最初の1〜2時間の全体にわたって動的 な径方向収縮弛緩プロセスを実行することが望ましい。その後、動的径方向収縮 弛緩プロセスを終結し、移植片をコラーゲン架橋反応がその所望完了点に達する まで追加期間(例えば、24時間以上)大気圧又はそれ以上の圧力の下で反応の 遅い固定液内に浸したままとすることができる。 以下の例4は、生体の可撓性冠動脈バイパス移植片を作成する手段としての動的 径方向収縮の応用例を示したものである。
【例4】 ・′呈 0 の での口 性・動 バイパスの 」本例は図4に示す。牛の冠動 脈10dの切片を、例1に示すように、採取、浄化、結さつする。動脈切片10 dの採取、浄化、結さつが完了した後、動脈10dの切片を中空の略円筒形支持 部材12bの表面上へスライド前進させる。上記中空の略円筒形支持部材12b は、自らを貫通する開放もくしは中空の内側ボアと、その遠端34上に形成され た流密シール又はキャップを有することによって支持部材12bの中空の内側ボ アをその遠端34にシール閉鎖する。 支持部材12bの第1と第2の端部30は、動脈10dの切片の非延伸内径と等 しいか、それより若干大きな径を有する。 支持部材12bの中央領域32は動脈10dの弛緩した非延伸切片の内側管腔径 より小さな外径を有する。支持部材12bの中央領域32には−もしくはそれ以 上の流体流動孔36bが形成され、支持部材12bの内側孔から流体を流出入さ せるようになっている。 第1の液体供給管21は小径の支持部材12bの内側孔と流体連通し、第1の液 供給管21を介して小径の支持部材12bの内側孔内へ流入する固定液の圧力P 、を変化させる可変圧装置を有する2%デナコール′”EX−313固定液の容 器に取り付ける。残留空気又はガスは何れも液体供給管21と小径支持部材12 bの内側孔から掃気されることによって第1の液供給管21と支持部材12bの 内側孔全体が固定液により満たされ気泡から自由になるようになっている。 動脈10dの切片を小径支持部材12b上に取り付けた形で、支持部材12bと 動脈10dを2%デナコール’−EX−313固定液で満たした槽16a内に浸 す。蓋17aを槽16a上に配置し、その上部に液密シールを構成する。第2の 液供給管23は槽16aの閉じた内側室内へ移行し、2%デナコール“−EX− 313固定液の第2容器に取り付ける。固定液のこの第2容器もまた可変圧装置 を備え、同装置は、第2の液供給管23内を通り槽16a内に入る固定液の圧力 P2を変化させる。 動脈10dが槽16a内に浸された直後、蓋17aを所定位置にしっかりと取り 付け、第1の固定液容器に対する圧力P、と第2の固定液容器に対する圧力P2 を互いに調節することによって動脈10dを包囲する槽16a内の固定液の圧力 が動脈10dの管腔内の固定液の圧力よりも0.125〜5.0psi、特に0 .1〜2.5psiだけ大きくする。その結果、動脈10dを包囲する圧力に対 する動脈10d内の固定液の圧力によって、動脈10dは図4に示すように小径 支持部材12bの小径中央領域32の周りに径方向に収縮するか、内側方向に引 張られることになろう。 図4について見ると、本例では、Pl (収縮)はほぼ0.5psiで、P2( 収縮)はほぼ3.0psiである。その結果生ずる2、5psiの圧力差により 動脈10dは支持部材12bの小径中央領域32上で内側方向に収縮する。本例 では、支持部材12bの小径中央領域32は、動脈10dの弛緩非延伸径よりも 径が8%小さいため、この2.5psiの圧力差は結果として8%の動脈10d の径の減少をもたらすことになろう。動脈10dは3〜5秒、そのような径方向 に収縮した状態に保持された後、圧力P1 (弛緩)とP2(弛緩)とは互いに 等しくなり、動脈10dの切片は弛緩した非収縮状態に戻ることになろう。その 後、動脈の切片はほぼ2分の期間そのような弛緩した非収縮状態にとどまること ができた。 上記の径方向収縮弛緩サイクルを固定液にさらす最初の1時間の間(第1時間中 に2分毎にほぼ1回)はぼ30回繰り返す。その後、動脈10dの管腔動脈上の 圧力P、と槽16a内の圧力P2を等しくすることによって動脈10dが収縮し ない非延伸状態をとるようにする。その後、固定液が径方向収縮弛緩サイクルが 実行された最初の一固定時間に続いて更に47時間動脈内外にあるようにして動 脈をそのような非収縮非延伸状態にとどまるようにする。槽16a内の固定液に 48時時間面的にさらした最後に、圧力P2を大気圧に等しくし、蓋18aを取 り外し、結さく糸14を取り除き、動脈10dの切片を小径支持部材12bの外 側表面からスライドさせて引き抜く。 その後、動脈10dの切片を洗って適当な液(例えばエタノール)中に保存す以 上本発明は一定の好適例に関して説明したものである。当業者は本発明の精神と 範囲から逸脱せずにそのような好適例に多くの追加、変更、変形を施すことがで きることを理解されるであろう。例えば、本発明は血管移植片について解説した が、本発明の方法は皮膚移植片、心弁環、心弁葉状部、導管移植片、尿管移植片 を含む事実上とんなコラーゲン生体組織にも適用できることを理解されたい。 更に、そのような組織を圧縮延伸する間保持するための特殊形冶具、固定具、支 持部材を工夫することができることも理解されたい。同様に、本文に開示の特殊 例に関して、固定液試薬に対する処理又は露出回数の時間経過を本発明の方法論 から逸脱せずに変更できることも理解されよう。例えば通管切片を1分にほぼ7 2回動的に延伸、圧縮又は収縮して現場で血管が経験する正規の心拍率と心拍運 動を模擬することも望ましいかもしれない。 従って、本文に特別に述べたものを含めて予見可能な追加、変更、変形の全てが 以下の請求項の範囲に含まれるものと考えるべきである。 国際調査報告 orTtuc Q7/n+7゜1、A−−N、PCT/US92 101201フロントページの続き (72)発明者 クラオー、グリス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92720、アービン、カーソン 45(72)発明者 ハタ、カリ− アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91801、アルハンブラ、ノース セコンドストリート31

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コラーゲン繊維のネットワークより成るコラーゲン生体移植片材料を作成す る方法において、 (a)コラーゲン繊維を一定のコラーゲン架橋試薬にさらす間にコラーゲン繊維 の相対位置を変更する段階より成る前記方法。
  2. 2.段階(a)が、コラーゲン繊維を一定のコラーゲン架橋試薬にさらす間にコ ラーゲン繊維のネットワークを圧縮することより成る請求項1の方法。
  3. 3.段階(a)が、コラーゲン繊維を一定の架橋試薬にさらす間にコラーゲン繊 維のネットワークを交互に延伸弛緩させる請求項1の方法。
  4. 4.段階(a)が、コラーゲン繊維を一定のコラーゲン架橋試薬にさらす間にコ ラーゲン繊維のネットワークを交互に圧縮弛緩させる請求項3の方法。
  5. 5.前記“コラーゲン繊維を一定のコラーゲン架橋試薬にさらす間にコラーゲン 繊維のネットワークを交互に圧縮する”段階が、更に、i.移植片材料をなめら かな面状支持部材上に配置し;ii.前記移植片材料上に一定の圧縮力を加えて 前記移植片材料を圧縮状態におき; iii.移植片材料を前記圧縮状態に維持し;iv.圧縮移植片材料をその内部 でコラーゲンの十分な固定を可能にするに十分な時間コラーゲン架橋試薬内に浸 し;v.移植片材料をコラーゲン架橋試薬から除去し;vi.移植片材料を前記 圧縮状態と支持部材から除去する;段階より成る請求項2の方法。
  6. 6.段階(ii)が更に、前記移植片材料を圧縮状態に圧縮することによって移 植片材料の大きさを少なくとも一次元だけその次元の元来の非圧縮寸法のほぼ1 〜50%に等しい量だけ少なくする段階より成る請求項5の方法。
  7. 7.段階(ii)が更に、前記移植片材料を圧縮状態に圧縮することによって移 植片材料の寸法を少なくとも一次元だけその次元の元来の非圧縮寸法のほぼ5〜 30%に等しい量だけ小さくする段階より成る請求項5の方法。
  8. 8.段階(iv)は移植片材料を少なくとも24時間の間、ポリエポキシ固定液 内に浸すことから成る請求項5の方法。
  9. 9.前記“移植片材料をポリエポキシ固定液内に浸す”段階が移植片材料をグリ セロールトリグリシジルエーテルの2%(容積)水溶液内に浸すことより成る請 求項8の方法。
  10. 10.移植片が長手方向軸を有し、前記“移植片を一定のコラーゲン架橋試薬に さらす間にコラーゲンネットワークを交互に延伸弛緩させる”段階が、更に、i .移植片材料をなめらかな面の支持部材上に配置し;ii.移植片材料をコラー ゲン架橋試薬内に浸し;iii.移植片材料をその長手方向軸に沿って長手方向 に延伸した状態に延伸し; iv.移植片材料を第1の期間前記長手方向延伸状態に維持し;V.移植片材料 を弛緩した非延伸状態に戻し;vi.移植片材料を第2の期間前記弛緩非延伸状 態に維持し;vii.移植片材料をコラーゲン架橋試薬から除去し;viii. 移植片材料を前記支持部材から除去する;段階より成る請求項8の方法。
  11. 11.段階(iii)ないし(vi)が反復して実行される請求項10の方法。
  12. 12.段階(iii)ないし(vi)が1〜5分毎にほぼ1回繰り返される請求 項10の方法。
  13. 13.段階(iii)ないし(vi)が2分毎に一回繰り返される請求項10の 方法。
  14. 14.段階(iii)ないし(vi)がコラーゲン架橋試薬にさらす初期の0. 1〜2.0時間の間、1〜5分毎に繰り返される請求項10の方法。
  15. 15.前記第1の期間がほぼ2〜5秒である請求項10の方法。
  16. 16.前記第2の期間がほぼ1〜5分である請求項10の方法。
  17. 17.段階(ii)が移植片材料を少なくとも24時間ポリエポキシ固定液内に 浸し、段階(iii)ないし(vi)が、ポリエポキシ固定液にさらす初期のほ ぼ2時間の間1〜5分毎にほぼ1度繰り返された後、移植片が前記ポリエポキシ 固定液にさらす前記少なくとも24時間の残りの時間の間その弛緩非延伸状態に ポリエポキシ固定液内に浸されたままにされる請求項10の方法。
  18. 18.前記“移植片材料をポリエポキシ固定液内に浸す”段階が移植片材料をグ リセロールトリグリシジルエーテルの2%(容量)水溶液内に浸すことことから なる請求項10の方法。
  19. 19.段階(ii)が移植片材料を少なくとも24時間の間、グリセロールトリ グリシジルエーテルの2%(容量)液内に浸し、段階(iii)ないし(vi) が、グリセロールトリグリシジルエーテル液内に浸す少なくとも最初の1時間の 間、1〜2分毎に繰り返される請求項10の方法。
  20. 20.前記移植片材料がほぼ一定の非延伸径を有するチューブ形をとり、前記“ コラーゲン繊維をコラーゲン架橋試薬にさらす間、コラーゲン繊維のネットワー クを交互に延伸弛緩させる”段階が、更に、i.チューブ状移植片材料をほぼ円 筒形支持部材の外側表面上に配置し;ii.移植片材料をコラーゲン架橋試薬内 に浸し;iii.前記チューブ状移植片材料を径方向に延伸された状態に径方向 延伸し;iv.チューブ状移植片材料を最初の期間の間、前記径方向に延伸され た状態に維持し; v.移植片材料を弛緩非延伸状態に戻しvi.移植片材料を第2の期間の間前記 弛緩非延伸状態に維持し;vii.移植片材料をコラーゲン架橋試薬から除去し ;viii.移植片材料を支持部材から除去する;段階より成る請求項3の方法 。
  21. 21.段階(ii)が移植片材料を少なくとも24時間、ポリエポキシ固定液内 に浸し、段階(iii)ないし(vi)がコラーゲン架橋試薬にさらす初期の0 .1〜2.0時間の間2〜30分毎に1度繰り返される請求項20の方法。
  22. 22.前記第1の期間が3〜5秒である請求項20の方法。
  23. 23.前記第2の期間が2〜30分である請求項20の方法。
  24. 24.前記第2の期間が5〜10分である請求項23の方法。
  25. 25.前記チューブ状移植片材料がチューブ状移植片材料の元来の非延伸半径よ りも1〜15%大きい半径で延伸される請求項20の方法。
  26. 26.移植片材料はほぼ一貫した非延伸半径を有するチューブ状をとり、前記“ コラーゲン繊維を架橋試薬にさらす間に、コラーゲン繊維のネットワークを交互 に圧縮弛緩させる”段階が更に、 i.チューブ状移植片材料をチューブ状移植片材料の非延伸半径よりも径が小さ な小径中央領域を有する円筒形支持部材上に配置し;ii.移植片材料をコラー ゲン架橋試薬内に浸し;iii.前記チューブ状移植片材料に対して圧縮力を付 与し、移植材料を前記支持部材の小径部分の周りに径方向に収縮した状態に配置 し;iv.チューブ状移植片材料を第1の期間の間前記径方向に収縮した状態に 維持し; v.前記チューブ状移植片材料を弛緩した非収縮状態に戻し;vi.移植片材料 を第2の期間の間前記弛緩した非収縮状態に維持し;vii.移植片材料をコラ ーゲン架橋試薬から除去し;viii.移植片材料を前記支持部材から除去する ;段階より成る請求項4の方法。
  27. 27.段階(ii)が移植片材料を少なくとも24時間ポリエポキシ固定液中に 浸し、段階(iii)ないし(vi)がコラーゲン架橋試薬にさらす初期の0. 1〜2.0時間の間2〜30分毎に一度繰り返される請求項26の方法。
  28. 28.前記第1の期間が2〜5秒である請求項26の方法。
  29. 29.前記第2の期間が2〜30分である請求項26の方法。
  30. 30.前記第2の期間が2〜10分である請求項29の方法。
  31. 31.前記チューブ状移植片材料がチューブ状移植片材料の元来の非収縮半径よ りも2〜15%少ない半径に収縮される請求項26の方法。
  32. 32.前記チューブ状移植片材料がチューブ状移植片材料の元来の非収縮半径よ りも2〜10%少ない半径に収縮される請求項26の方法。
  33. 33.以下の段階、即ち、 (a)哺乳動物から血管切片を採取し;(b)同血管切片を円筒形支持部材の外 側面上に配置することによって血管の管腔表面を円筒形支持部材の外側表面上と 接触させ;(c)血管切片を圧縮された長さに長手方向に圧縮することによって 血管切片をその元来の弛緩した長さの1〜50%に等しい量だけ短縮し;(d) 上記長手方向に圧縮された血管切片をその内部に含まれたコラーゲンの十分な架 橋を達成するに十分な期間の間コラーゲン架橋試薬内に浸し;(e)血管切片を コラーゲン試薬から除去し;(f)血管切片を前記長手方向に圧縮された状態か ら釈放し血管切片を前記円筒形支持部材の外側表面から除去する;段階より成る 方法により作成される生体血管切片。
  34. 34.段階(c)が、血管切片を圧縮された長さに長手方向に圧縮することによ って血管切片をその元来の弛緩した長さの40〜50%に等しい量だけ短縮する ことによりなる請求項33の生体血管移植片。
  35. 35. (a)血管切片を哺乳動物から採取し;(b)血管切片をコラーゲン架橋試薬内 に浸し;(c)血管切片に対して長手方向延伸力を及ぼし血管切片を延伸された 長さに延伸し; (d)血管切片を第1の期間の間前記延伸された長さに保持し;(e)長手方向 延伸力を除去し血管が非延伸弛緩状態に戻れるようにし;(f)血管を第2の期 間のま前記非延伸弛緩状態に維持し;(g)コラーゲン架橋試薬に初期の0.1 〜2.0時間浸す間に段階(d)〜(g)を1〜5分毎に繰り返し; (h)血管切片をコラーゲン架橋試薬から除去し;(i)血管切片を円筒形支持 部から除去する;段階より成る方法により作成される生体血管移植片。
  36. 36.前記作成方法の段階(c)が、更に、血管切片を少なくとも24時間の間 ポリエポキシ固定液中に浸し; 段階(g)が更に、ポリエポキシ架橋試薬内に少なくとも初期1時間浸す間に2 分毎にほぼ1回、段階(d)と(e)を繰り返す段階を備える請求項35の生体 血管移植片。
  37. 37.前記作成方法が更に、血管切片を円筒形支持部材の外側表面上に配置する ことによって血管の管腔表面を円筒形支持部材の外側表面と接触させ;血管がコ ラーゲン架橋試薬から除去された後に、血管切片を円筒形支持部材から除去する 段階より成る請求項35の生体血管移植片。
  38. 38.以下の段階、即ち、 (a)血管切片を哺乳動物から採取し;(b)同血管切片をコラーゲン架橋試薬 内に浸し;(c)血管切片に対して径方向延伸力を付与し血管を径方向に延伸さ れた状態に径方向に延伸し; (d)血管切片を第1の期間の間前記径方向に延伸された状態に維持し;(e) 径方向延伸力を除去し血管が弛緩した非延伸状態に戻れるようにし;(f)血管 を第2の期間前記弛緩した非延伸状態に維持し;(g)コラーゲン架橋試薬にさ らす初期の0.1〜2.0時間の間、2〜30分毎にほぼ1回、段階(c)〜( f)を繰り返し;(h)血管切片をコラーゲン架橋試薬から除去する;段階より 成る方法により作成される生体血管移植片。
  39. 39.前記作成方法の段階(b)が血管切片を少なくとも24時間の間、ポリエ ポキシ固定液内に浸し; 段階(f)が、ポリエポキシ固定液内に浸す少なくとも最初の1時間の間、2分 毎にほぼ1回段階(c)〜(f)を繰り返す;ことにより成る請求項38の生体 血管切片。
  40. 40.前記最初の期間が3〜5秒である請求項38の生体血管移植片。
  41. 41.前記第2の期間が2〜30分である請求項38の生体血管移植片。
  42. 42.段階(c)が血管切片に対して径方向延伸力を及ぼし、血管をその半径が その元来の非延伸半径よりもほぼ1〜10%大きくなる径方向に延伸された状態 に径方向に延伸する請求項38の生体血管移植片。
  43. 43.段階(c)が血管切片に対して径方向延伸力を及ぼし、血管をその半径が その元来の非延伸半径よりもほぼ2〜100%大きな径方向に延伸された状態に 径方向に延伸する請求項38の生体血管移植片。
  44. 44.段階(c)が血管切片に対して径方向延伸力を及ぼし、血管をその半径が その元来の非延伸半径よりもほぼ8%大きいような径方向延伸状態に径方向に延 伸する請求項38の生体血管移植片。
  45. 45.以下の段階、即ち、 (a)血管切片を哺乳動物から採取し;(b)血管切片をコラーゲン架橋試薬内 に浸し;(c)血管切片に対して圧縮力を及ぼし、血管をその半径がその元来の 非収縮半径よりもほぼ2〜15%小さいような径方向に収縮した状態に径方向に 収縮させ; (d)血管を第1の期間のま、前記径方向に収縮した状態に保持し;(e)前記 圧縮力を除去し、血管が弛緩した非収縮状態に戻れるようにし;(f)血管が第 2の期間の間、前記弛緩した非収縮状態のままとし;(g)コラーゲン架橋試薬 にさらす初期の0.1〜2.0時間の間、2〜30分毎に段階(c)〜(f)を 繰り返し;(h)血管切片をコラーゲン架橋試薬から除去する;段階より成る方 法により作成される生体血管移植片。
  46. 46.段階(b)が、少なくとも24時間、血管切片をポリエポキシ固定液内に 浸し;段階(g)がポリエポキシ固定液内に浸す少なくとも1時間の間、2分毎 にほぼ1回段階(c)〜(f)を繰り返すことより成る請求項45の生体血管移 植片。
  47. 47.前記第1の期間が2〜5秒である請求項45の生体血管移植片。
  48. 48.前記第2の期間が2〜30分である請求項45の生体血管移植片。
  49. 49.前記第2の期間が2〜10分である請求項48の生体血管移植片。
  50. 50.前記作成方法が更に、血管切片をその弛緩した非収縮径よりも小さな径を 有する小径円筒形部材に添付する段階を備え;前記作成方法の段階(c)が、更 に、血管に対して圧縮力を及ぼし、血管が、径において小さく血管の管腔面が小 径円筒形支持部材の外側表面と環状に接触するように加圧されるような収縮状態 をとるようにし;前記作成方法が、更に、血管切片を小径円筒形支持部材から除 去する最終段階(h)より成る請求項48の生体血管移植片。
  51. 51.コラーゲン架橋プロセス中に形成された化学的架橋の位置を変更する段階 より成るコラーゲン生体移植片材料の可撓性を向上させる方法。
  52. 52.コラーゲン架橋プロセス中に形成された化学的架橋の配向を変更する段階 より成る化学的架橋コラーゲン生体移植片材料の可撓性を向上させる方法。
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