JPH0650339U - 複合半導体装置 - Google Patents

複合半導体装置

Info

Publication number
JPH0650339U
JPH0650339U JP8108391U JP8108391U JPH0650339U JP H0650339 U JPH0650339 U JP H0650339U JP 8108391 U JP8108391 U JP 8108391U JP 8108391 U JP8108391 U JP 8108391U JP H0650339 U JPH0650339 U JP H0650339U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
terminal
composite semiconductor
external terminal
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8108391U
Other languages
English (en)
Inventor
洋明 坂本
Original Assignee
日本インター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本インター株式会社 filed Critical 日本インター株式会社
Priority to JP8108391U priority Critical patent/JPH0650339U/ja
Publication of JPH0650339U publication Critical patent/JPH0650339U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Die Bonding (AREA)
  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属粉末の発生を防止し、かつ、製造原価の
低減と高信頼性を図った加圧接触型半導体装置を提供す
ること。 【構成】 半導体ペレット7の温度補償板17の外周部
17aにシリコーンゴム等からなる位置決め用絶縁物1
8を付着させる。これにより半導体ペレット7の温度補
償板17が直接絶縁筒2の内壁面に接触することが回避
できる。すなわち、絶縁筒2の内壁面で温度補償板17
が削られ、金属粉末を発生させるということがなくな
り、カソード電極ーゲート電極間の短絡事故を未然に防
止でき、装置の信頼性の向上と部品点数の削減により製
造原価を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複合半導体装置に関し、特に絶縁ケースの外部に導出される外部端 子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の複合半導体装置の回路構成を図7に示す。 図は、ダイオード素子D1〜D6が図示のように接続された三相全波整流回路 であり、AC1,AC2,AC3が三相交流の入力端子、+,−が直流出力端子 である。これらのダイオード素子D1〜D6は、図6に示す絶縁ケース1内に収 納され、所定の回路を構成するように内部で結線されている。絶縁ケース1の裏 面側には、放熱板2が露出している。また、絶縁ケース1の上面には、図5に示 すように、該絶縁ケース1の内部から外部に導出されたAC1,AC2,AC3 の入力端子3a,3b,3cと、+,−の直流出力端子4a,4bとが直角に折 曲げられいる。これらの入力端子3a,3b,3cは、板状導体により形成され 、その先端部には、ねじ挿通孔5が形成されている。これらのねじ挿通孔5の直 下には、絶縁ケース1に設けた凹部に図示を省略したナットが収納され、このナ ットを直角に折曲げられた入力端子3a,3b,3c及び直流出力端子4a,4 bの先端部により上面から押さえ、ナットが飛び出さないようになっている。な お、互いのナットのねじ径及びねじ挿通孔5の孔径は、それぞれ同一寸法となっ ている。
【0003】 上記の入力端子3a,3b,3c及び直流出力端子4a,4bには、図示を省 略した外部導体部材がねじ6により固定される。 なお、本体7の長手方向の両端には、切欠部8及び透孔9が設けられ、この切 欠部8及び透孔9を利用して本体7を他の放熱体等に取り付けるものである。 上記のように構成の複合半導体装置の場合、各端子に流れる電流は均一ではな く、端子によってその値は異なっている。 例えば、三相全波整流回路を構成した場合、AC1,AC2,AC3の入力端 子3a,3b,3cには、一相分の電流しか流れないが、+,−の直流出力端子 4a,4bには、これらを合計した3倍の電流が流れる。この場合の端子幅の設 計は、最大の電流が流れる+,−の直流出力端子4a,4bに合わせてその大き さを決め、入力端子3a,3b,3cも直流出力端子4a,4bと同一の大きさ にしている。また、外部導体部材をねじ止めするねじについても同一ねじ径のも のを使用するようにしている。 ここで、同一ねじ径のねじを使用するのは、部品の種類を増加させず、また、 自動組立工程での取扱い上の便宜等のためである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の複合半導体装置では、各端子の電流に合った端子幅に設計が できず、例えば、上記のような三相全波整流回路ではAC1,AC2,AC3の 入力端子3a,3b,3cが最大の電流が流れる直流出力端子の端子幅に合わせ てあるために必要以上にその寸法が大きくなり、材料取りとして不経済であった 。一方、端子の寸法を、流れる電流の大きさに相応させて変えた場合には、ねじ の寸法も変えなければならず、複数の異なるねじ径のねじを使用することになり 、取扱いに不便であった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、各端子の寸法 を該端子に流れる電流に相応した大きさとし、かつ、同一ねじ径のねじを使用で きるようにし、取扱い及び使用上の便宜を図り得る端子構造を備えた複合半導体 装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案の複合半導体装置は、絶縁ケースの内部に半導体素子が封入され、該絶 縁ケースの外部にねじ挿通孔を有する板状外部端子が導出された複合半導体装置 において、前記外部端子の幅をその外部端子に流れる電流の大きさに相応させ、 相対的に小さな幅を有する外部端子には、1個のねじ挿通孔を形成し、これを基 準として、相対的に大きな幅を有する外部端子には、前記挿通孔と同一径のねじ 挿通孔を複数設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の複合半導体装置は、外部端子の寸法を該外部端子に流れる電流の大き さに相応する大きさとし、従来のように、最大の電流が流れる端子の大きさにす べての端子の寸法を合わせることがなくなり、材料取りの無駄が省け、製造コス トを低減することができる。また、同一ねじ径のねじを使用するので、自動組立 工程等での取扱上の便宜が図られる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の複合半導体装置の平面図、図2はその正面図、図3は直流出力 端子の斜視図、図4は入力端子の斜視図である。 これらの図において、10は複合半導体装置の全体を示す。本考案では、この 複合半導体装置10の入力端子13a,13b,13cの幅を基準にすると、+ ,−の直流出力端子14a,14bの幅をその2倍以上の幅に設定し、かつ、ね じ挿通孔15も、同一孔径のものを直流出力端子14a,14b側に2箇所設け てある。 上記の入力端子13a,13b,13cの端子幅は、それぞれ同一寸法に形成 され、図4に入力端子13aのみを代表例として示す。この図から明かなように 、入力端子13aは、全体として略L字状に形成され、先端部両側面に設けた切 欠部16から直角に折曲げる構成となっている。
【0009】 上記直流出力端子14a,14bも互いに同一寸法に形成され、図3に直流出 力端子14aのみを代表例として示す。上記と同様に直流出力端子14aも全体 として略L字状に形成され、先端部両側面に設けた切欠部16から直角に折曲げ る構成となっている。 上記の構成によれば、入力電流と入力端子13a,13b,13c及び出力電 流と直流出力端子14a,14bとのバランスが適正となり、特に、直流出力端 子14a,14b側の端子幅に入力端子13a,13b,13c側の端子幅を合 わせることなく、入力電流に応じた端子幅としているため、材料取りの無駄が省 け、製造コストを低減することができる。また、直流出力端子14a,14b側 には、2箇所のねじ挿通孔15が設けてあるために、外部導体部材との接続が確 実となる利点を有する。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、外部端子の寸法を該外部端子に流れる電流の 大きさに相応する大きさとしたので、従来のように、最大の電流が流れる端子の 大きさにすべての端子の寸法を合わせる必要がなくなり、材料取りの無駄が省け 製造コストを低減することができる。また、同一ねじ径のねじを使用するので、 自動組立工程等での取扱上の便宜が図られるとともに、直流出力端子側は、外部 導体部材と2箇所でねじ止めすることができるため、その接続が確実となるなど の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複合半導体装置の平面図である。
【図2】上記複合半導体装置の正面図である。
【図3】上記複合半導体装置に用いる直流出力端子の斜
視図である。
【図4】上記複合半導体装置に用いる入力端子の斜視図
である。
【図5】従来の複合半導体装置の平面図である。
【図6】上記従来の複合半導体装置の正面図である。
【図7】本考案及び従来の複合半導体装置の回路構成図
である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 10 複合半導体装置 13a 入力端子 13b 入力端子 13c 入力端子 14a 直流出力端子 14b 直流出力端子 15 ねじ挿通孔
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の複合半導体装置の平面図である。
【図2】 上記複合半導体装置の正面図である。
【図3】 上記複合半導体装置に用いる直流出力端子の斜視図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケースの内部に半導体素子が封入さ
    れ、該絶縁ケースの外部にねじ挿通孔を有する板状外部
    端子が導出された複合半導体装置において、前記外部端
    子の幅をその外部端子に流れる電流の大きさに相応さ
    せ、相対的に小さな幅を有する外部端子には、1個のね
    じ挿通孔を形成し、これを基準として、相対的に大きな
    幅を有する外部端子には、前記ねじ挿通孔と同一径のね
    じ挿通孔を複数設けたことを特徴とする複合半導体装
    置。
JP8108391U 1991-09-10 1991-09-10 複合半導体装置 Pending JPH0650339U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108391U JPH0650339U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 複合半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108391U JPH0650339U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 複合半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0650339U true JPH0650339U (ja) 1994-07-08

Family

ID=13736498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8108391U Pending JPH0650339U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 複合半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650339U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU131910U1 (ru) Шпилька, блок клеммы и электрическое устройство
CA2139330A1 (en) Electrical devices
JPH0650339U (ja) 複合半導体装置
US20180358279A1 (en) Semiconductor device
JPH0525740U (ja) 複合半導体装置
JPS637029B2 (ja)
JPH04131868U (ja) ソケツト端子
JPS6127909B2 (ja)
JPH0638164U (ja) 給配電母線の接続端子構造
JP3034167U (ja) 電気機器の端子部
JPH0125418Y2 (ja)
JPS5918713Y2 (ja) 平編ケ−ブル固定端子
JPS6336598Y2 (ja)
JPS5850617Y2 (ja) 端子装置
JPH046209Y2 (ja)
KR890000230Y1 (ko) 전기장판
JPH0541524Y2 (ja)
GB2173036A (en) Flat packages for electric microcircuits
JPH07212066A (ja) パワー・トランジスタの固定方法
JPS5811749B2 (ja) 平形サイリスタスタツク
JPH0727103U (ja) 電子部品
JPS63153845A (ja) Icパツケ−ジ
JPH0834138B2 (ja) サ−ジ吸収器
JPS60146472A (ja) 電気機器の締付装置
JPH0539147U (ja) 割り込み電極