JPH0650315U - コア締め付けバンド - Google Patents

コア締め付けバンド

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Publication number
JPH0650315U
JPH0650315U JP798491U JP798491U JPH0650315U JP H0650315 U JPH0650315 U JP H0650315U JP 798491 U JP798491 U JP 798491U JP 798491 U JP798491 U JP 798491U JP H0650315 U JPH0650315 U JP H0650315U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
core
tightening band
shaped
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP798491U
Other languages
English (en)
Inventor
福田忠明
功 緑川
松原秀樹
Original Assignee
東大無線株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東大無線株式会社 filed Critical 東大無線株式会社
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Publication of JPH0650315U publication Critical patent/JPH0650315U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コイルを巻いたボビンとボビンに設けた貫通孔
に挿入した2個のコの字形コアのそれぞれの一片の先端
を合わせ、1個のコア締め付けバンドでコアとボビンを
固定する。 【構成】長方形の金属板のコア締め付けバンド3のそれ
ぞれの先端に2本のスリット3cを設け、それぞれの先
端を鋭角に折り曲げ、スリットで出来た側部の爪3a
で、ボビン1に設けた2枚のフランジ1aを挟み、コア
締め付けバンドとボビンを固定し、このコア締め付けバ
ンドの中央の爪3bでボビンの両端より挿入し、先端を
突き合わせた2個のコの字形コア2を挟み固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器に使用するコの字形コアを用いたコイルに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器に用いるコの字形コアを用いたコイルの一例を図6を参照して 説明すると、ボビン11に設けたフランジ11a 、11a 、11b の間にコイル14が巻か れ、端子11c 、11c に接続されている。ボビンには貫通孔が設けられ、2個のコ の字形コア12、12のそれぞれの一片が挿入され、細長い長方形の金属板で先端を 鋭角に折り曲げた爪部13a 、13a を備えた、幅が略コの字形コア12と同じコア締 め付けバンド13で前記2個のコの字形コア12、12を挟み、これにより2個のコの 字形コア12、12を固定し、ボビン11とコア12の間を接着剤15で固定し、コイルが 作られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来のコア締め付けバンド13を用いたコイルはボビン11に設けた フランジ11a 、11a 、11b の間にコイル14を巻いたボビン11を貫通する貫通孔に 、両端よりコの字形コア12、12のそれぞれの一片を挿入して突き合わせ、この2 個のコの字形コア12、12をコア締め付けバンド13の爪部13a、13a のバネ性によ り挟み、抑えるのであるが、コの字形コア12とボビン11が固定されていないため 、この間にガタツキがおき、唸り等の問題が発生するため、コの字形コア12とボ ビン11を接着等で固定しなければならず、このため製造工程で接着剤塗布工程と 接着剤の硬化工程が必要で、この製造工程の接着剤管理が複雑なため、コの字形 コアを使用したコイルを安価な値段での供給が出来なかった。 本考案は、上記の問題を解決し、コの字形コアを使用したコイル安価に供給す るために成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は長方形の金属板のコア締め付けバンドの 相対する先端に、それぞれ2つのスリットを設け、このそれぞれの先端を鋭角に 折り曲げて、それぞれ側部の爪部と中央の爪部を設け、コイルを巻いたボビンの 前後のフランジを前記側部の爪部のバネ性で固定し、又ボビンに設けたコの字形 コアの一片を挿入する貫通孔に、それぞれ両端よりコの字形コアの一片を挿入し 、コアを前記中央の爪部のバネ性により固定し、コの字形コアを使用したコイル を得るものである。
【0005】 又、ボビンに設けたフランジの外面にテーパー部を設けることにより、前記コ ア締め付けバンドの側部の爪部は爪部のバネ性によりボビンとコア締め付けバン ドは強固に固定される。これによりボビンとコの字形コアが強固に固定される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案のコイルのコア締め 付けバンド3 によりコの字形コア2 とボビン1 を固定することを示す斜視図であ り、図2は図1コイル4 を巻いたボビン1 とコア締め付けバンド3 に分解した分 解斜視図である。
【0007 】 ボビン1 はフランジ1a、1a、を備え、このフランジ1a、1aの間にコイル4 を巻 き、このコイル4 は前記ボビン1 に設けた端子1c、1cに接続している。又コの字 形コア2 の一片を挿入する貫通孔を備え、この貫通孔の両端からそれぞれコの字 形コア2 のそれぞれの一片を挿入し、このコの字形コア2 、2 の先端を合わせ、 ボビン1 に装着する。 この2個のコの字形コア2 、2 の合わせた先端に隙間が生じる、あるいは合わ せた先端がずれる等の問題の発生を防ぐため、この2個のコの字形コア2 、2 を 挟み保持するため、金属板で出来た略長方形の、先端にそれぞれ2つにスリット 3c、3cを設け、それぞれ同方向に、略コの字形で鋭角に折り曲げた爪部3a、3a、 3bを設けたコア締め付けバンド3 を設け、前記2個のコの字形コア2 、2 をこの コア締め付けバンド3 により挟み、保持するものである。
【0008】 前記ボビン1 に設けたフランジ1a、1aに前記締め付けバンド3 の側部の爪部3a 、3aにより、締め付ける。又、ボビン1 の貫通孔の両側よりそれぞれ一片を挿入 したコの字形コア2 、2 を前記コア締め付けバンド3 の中央の爪部3b、3bにより 挟み保持する。
【0009】 前記コア締め付けバンド3 に設けたそれぞれの爪部3a、3bはスリット3cにより 分割されているので、それぞれ独立した弾力性を有し、2個のコの字形コアとボ ビン1 を固定する。
【0010】 又、図2に示すごとく、コア締め付けバンド3 に設けたスリット3c、3cを、そ れぞれ両端の折り曲げ部3dより深く設けることによりそれぞれの前記側部の爪部 3aと中央の爪部3bは互いのあいだの独立性を高めることが出来る。
【0011】 又、図3に示される実施例では、コア締め付けバンド3 に設けた、それぞれス リット3c、3cで分割された側部の爪部3a、3a、と中央の爪部3bのそれぞれの先端 を外向きに折り曲げ、折り曲げ部3eを設けるものである。これによりボビン1 に 挿入したコの字形コア2 、2 に対するコア締め付けバンドの装着の作業性が向上 する。
【0012】 又、図 4に示される実施例では、コア締め付けバンド3 に設けた側部の爪部3a と、中央の爪部3bの長さを変え、この中央の爪部3bを側部の爪部3aより短く設け る。 これによりコの字形コア2 、2 の幅が狭く、コア締め付けバンドの中央の爪部 3bの幅が広く設けられないため、この先端を合わせたコの字形コア2 、2 を押さ えるバネ性が弱く、この為、この合わせた先端がずれやすい場合には、この実施 例による中央の爪部3bを側部の爪部3aより短くすることにより、前記先端を合わ せた2個のコの字形コア2 、2 を強く押さえることができ、合わせた先端のずれ を防ぐことができる。 又、コの字形コア2 の幅が広く、このコア締め付けバンド3 に設けた中央の爪 部3bのバネ性が強すぎて、コの字形コア2 、2 にコア締め付けバンド3 の装着の 作業性が悪い場合は、この中央の爪部3bの長さを側部の爪部3aより長くすること により、作業性の改善が出きる。
【0013】 又、図5に示される実施例では、コイル4 を巻線するボビン1 に設けたフラン ジ1a、1a、1bの間に巻線するボビン1 の、前記フランジ1a、1aの外面にテーパー 部1d、1dを設け、このテーパー部1dをコア締め付けバンド3 の側部の爪部3a、3a により挟み、中央の爪部3b、3bによりボビン1 の貫通孔に先端を合わせた2個の コの字形コア2 、2 を挟む。これにより前記テーパー部1dを挟んだコア締め付け バンド3 に設けた側部の爪部3aは前記フランジ1aを強固に挟み、保持することが 出来る。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、略長方形の金属板で作ら れたコア締め付けバンドの両端にそれぞれ2つのスリットを設け、この先端を同 方向に鋭角に折り曲げ、この先端に側部の爪部と中央の爪部を設けたので、この コア締め付けバンドの先端の側部の爪部と中央の爪部は、それぞれ独立したバネ 性を有する。この本考案のコア締め付けバンドを用い、ボビンのフランジと、ボ ビンに挿入したコの字形コアを挟む簡単な作業により、ボビンとコの字形コアの 固定ができ、作業性が改善され、コの字形コアを使用したコイルを安価に供給す ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコア締め付けバンドを用いたコイルを
示す斜視図である。
【図2】図1のコイルをコア締め付けバンドとコの字形
コアを装着し、コイルを巻いたボビンに分解した分解斜
視図である。
【図3】本考案のコア締め付けバンドの他の1例を示す
斜視図である。
【図4】本考案のコア締め付けバンドの他の第2の例を
示す斜視図である。
【図5】本考案のボビンを用いたコイルを示す側面図で
ある。
【図6】本考案のコア締め付けバンドを使用しない従来
のコイルの1例を示す斜視図である。
【図7】図6に示す従来のコア締め付けバンドの1例の
斜視図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 コの字形コア 3 コア締め付けバンド 4 コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月12日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図1】
【図2】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに複数のフランジを設けてこのフ
    ランジの間に巻いたコイルと、前記ボビンに貫通孔を設
    けて2個のコの字形コアのそれぞれの一片を、この貫通
    孔の両端より挿入してその先端を突き合わせ、前記ボビ
    ンと前記コアをコア締め付けバンドで締め付け固定する
    コイルにおいて、 長方形の金属の板状部材の相対する両端に、それぞれ2
    つずつのスリットを設け、この金属の板状部材を同方向
    に鋭角に折り曲げ、この金属の板状部材に側部の爪部
    と、中央の爪部を設け、ボビンのフランジを前記側部の
    爪部により挟み、前記コの字形コアを前記中央の爪部に
    より挟み、前記コの字形コアと前記ボビンを保持するこ
    とを特徴とするコア締め付けバンド。
  2. 【請求項2】 ボビンに設けた複数のフランジの外側の
    フランジの外面にテーパー部を設け、コア締め付けバン
    ドの側部の爪部で挟み固定することを特徴とするコの字
    形コアを使用するコイル用ボビン。
JP798491U 1991-01-30 1991-01-30 コア締め付けバンド Pending JPH0650315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP798491U JPH0650315U (ja) 1991-01-30 1991-01-30 コア締め付けバンド

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JP798491U JPH0650315U (ja) 1991-01-30 1991-01-30 コア締め付けバンド

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Publication Number Publication Date
JPH0650315U true JPH0650315U (ja) 1994-07-08

Family

ID=11680700

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JP798491U Pending JPH0650315U (ja) 1991-01-30 1991-01-30 コア締め付けバンド

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JP (1) JPH0650315U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005340458A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Tdk Corp インダクタンス部品の固定具およびこれを用いた電源ユニット
JP2010123927A (ja) * 2008-10-23 2010-06-03 Tamura Seisakusho Co Ltd インダクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005340458A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Tdk Corp インダクタンス部品の固定具およびこれを用いた電源ユニット
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