JPH06502787A - 針保護付き注射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 針保護付き注射器 本発明は注射器の針部保護装置に関する。

今日、注射器は使用前に無菌状態下での保存を可能にするため、かつ不本意な刺 傷に起因する汚染から使用済注射器を取り扱う人を保護するために使用後に被覆 するプロテクタを付けて配送される。

上記処理は使用者が上記針上にキャップを再度被せる必要があるために使用後の 汚染の危険を完全に回避することができず、がっこの操作中に刺傷者自身の危険 が高い。更に、このように再度キャップを被せた注射器は再使用されるが、これ は全くもって回避されるべきことである。なぜならば、ある場合には、プロテク タ内の針は、注射器に固定されており、かつ使用後には再使用を防ぐために注射 器から除去されて破棄される。にも拘らず、この最終操作中に使用者の刺傷の危 険は残っている。

更に、現在使用されているある注射器は注射器針を差し込んだ仕切り板により、 または該から針を付けるためのエンドピースにより閉鎖された工端部を有する円 筒状ケースを含む。上記エンドピースは注射される物質のフラスコを受けるため にその反対端部で開放し、針部が突出するケース側の壁は孔形成可能になってい るので該ケースは該孔形成可能壁と反対のフラスコの可動壁土で作動するピスト ンを含むプラグにより再度閉鎖される。

本発明は従来の注射器および上述の複合タイプの注射器にわたる改良に関し、使 用前の針の保護を確実にすると共に使用後の針の突出を防ぎかつ針の再使用を不 可能にする。

上記針は注射器の本体上を摺動する管状ソースにより隔離できること番よ知られ ている。このシースは針を露出させる位置から針の周りに配置される。例えば、 注射器についてＵＳ−Ａ〜第４９１１６９３号およびＥＰ−Ａ−第０２５０１０ ４号に記載されている。

第１明細書に記載された装置は、針だけにより担持されるので、長い針を有する 注射器に使用される。従って、特に、歯科分野で使用される種類のカートリッジ 注射器には不適当である。

第２明細書に記載の装置は、係止部材が操作しようとする人にアクセス可能であ るので注射器の再使用防止の真正保証をしていない。

本発明は上記欠点を補填しようとするものであって、この目的から注射器の針部 の保護装置を提供する。既知と同様にその１端部が横壁により閉鎖された円筒状 本体を含み、針はこの壁内へ差し込まれ、かつ軸方向へ相互に分離した２部間で 上記本体に沿って滑走すると共に針端部用の可動保護シースを形成する針プロテ クタで装備される。上記本体と上記プロテクタとの間には誘導かつ指標要素が設 けられてし）で針の露出および続くシースによる１回限りの再被覆を可能にする 。本発明の主特徴の１によれば、上記指標要素は上記１０テクタに固定された部 材を含む、この部材は外側からアクセスできない領域に設置され、かつ内側面へ 突出して他の要素の誘導面を弾性的に付勢する。上記誘導面は針が完全に被覆さ れる位置で上記プロテクタの係止部材を不可塑的に受けるための凹部を針に隣接 する端部に有する。

カートリッジ針によって、上記装置は針を被覆することな（針担体へ注入される べき物質のフラスコの設置を可能にし、そこで組織へｇ通させる深さに対応する だけの長さにわたって針を露出させる。

そして最後に、注射後にそれを取り扱う人を保護するために再被覆して注射器の 使用を不可能にする。

本発明の１態様において、上記プロテクタは管状第１部を存する。

この管状第１部は係止部材を担持する大きい直径を有しかつ上記針の端部のため の可動シースを形成する小さい直径部を介して拡大している。

上記係止部材は如何なる実用形態であってもよい。例えば、上記係止部材は、弾 性変形可能な半径方向へ分割されたリングであってよく、上記プロテクタの溝内 にバネクリンプのごとく受けられるときに、上記本体に沿って滑走し、円形溝へ 移動して収縮し、そのようにして上記プロテクタを針露出位置で保持し、上記プ ロテクタを上記針方向へ押すことによりそこから抜は出て上記凹部を構成する上 記本体の他の溝に不可塑的に収容され、それにより上記プロテクタを針無能位置 に保持する。

他の態様において、上記係止部材は上記プロテクタの上記大きい直径部の内側で 半径方向へ突出する弾性舌部の自由端部により構成され、上記誘導面は上記本体 内に形成された溝により構成され、上記溝は上記針から最も遠隔の端部で周辺部 により相互連結された２つの平行長手ブランチを存し、その一方のブランチは上 記弾性舌部の自由端部を受けるための凹部を対応端部に有する。

この態様の変形体として、上記凹部を含まない方のブランチは複数のラチェット を有し、該各うチェントは上記弾性舌部と共働して当接部を構成し、上記針の露 出方向へ上記弾性舌部を収縮させて上記プロテクタの上記針の被覆方向への滑走 を阻止するものであってよい、この変形体は上記針の長手を調整して注射中の組 織への穿通深さの関数として咳針を露出させる。

他の態様において、上記誘導面は上記針の円筒状本体の壁の外面へ付設された滑 走路上に形成されている。この特徴は、特定注射器の製造を必要とすることなく 、本発明の装置を市販されているいずれの圧射器への適用をも可能にする。

本発明の他の特徴および利点は次の態様の説明から明らかにされる。

添付図面において、 図１は本発明の装置の１１１様の軸断面部分線図である。

図２は本発明の装置の第２態様を示す。

図３は図２の他のＢ樟を示す。

図面において、注射器１は、従来と同様に、２部２と３から成る。

部２は注射される物質のフラスコ４を受ける設計になっている。部３は部２を包 囲しかつフラスコ４の可動壁土で作動する液体を推進させるためのピストン５を 有する。

部２は注射針６の支持体を構成し、注射針６は上記フラスコの穿孔可能壁を穿通 しかつ支持体２から外方へ突出する。この針の外部は外側雰囲気から保護される べきであり（使用前において）、かつ取扱者を保護しかつ上記針の再使用を不可 能にするためにアクセス不能にされるべきである。

本発明によれば、これは円筒状滑走部７に装着された針支持体２によりなされる ０図１において、上記滑走部は支持体２の壁へ付設されている。他方、図２にお いて、上記滑走部は上記支持体壁それ自体を構成する。

滑走路７は針プロテクタ８の並進運動を誘導かつ停止させる手段を含み、針プロ テクタ８は円筒状であって滑走路７と滑走自在に共働する大径部９を有する。小 径部１０は針６を被覆するために大径部９を長手方向へ拡大させている。

長手りにわたって、プロテクタ８の大径部９は滑走路７の円筒状面の外側と同じ 内側径を有していて、その間で相互に滑走して誘導するための軸受は面を形成す る。この軸受は面は上記プロテクタの外側からアクセスを不可能にする中空溝１ １を有し、かつそこには弾性割りリング１２が受けられ、その応力除去された直 径は滑走路７の外側の直径よりも小さい。上記リングの背面１３は面取りされて いる。

上記針と反対の上記滑走路の端部は溝１４を有し、リング１２はそのレベルに達 するときに該溝内である程度まで緊縮する。上記リングはこのようにして上記滑 走路上で上記プロテクタの軸指標部材を形成する。溝１４は、また、室１３の滑 走ランプを形成する円錐壁１５を有していて、上記プロテクタが針方向へ移動す るときに、リング１２の溝１４への収縮を可能にする。

滑走路７は上記針に閉鎖された端部に第２溝１６を含む。この溝は半径方向のエ ツジを有し、リング１２が上記溝へ緊縮するときに該リングの一部を受けること ができる。そのようにして、リング１２は溝１６内に不可〒状態で部分的にのみ 受けられて、上記プロテクタと上記滑走路との間の軸係止を終了させる。

図１において、溝１６は第２リング１７で占領されている。第２リング１７は同 様に弾性であるが、リング１２とは異なりプロテクタ８の内側壁に対して直径方 向へ伸張する傾向がある。この内側壁には２次的第溝１８が形成されており、リ ング１２が導１４上へ来たときにリング１７上になる。その瞬間に、リング１７ は溝１８へ完全に収縮して、プロテクタ８と共に移動を続け、移動したときに上 記針を、再度、被覆する。リング１７の役割は、第１に、上記装置を組み立てる ときにリング１２の溝１６への緊縮を阻止することにより滑走路７上へプロテク タ８を簡単に設置することである。第２に、当接スト７パを構成して上記プロテ クタの上記滑走路からの分離を防止することである。

これはプロテクタ８の壁の内側上にある小さい内側シゴルダ１９と共働すること により達成される 滑走路７は１６等の１以上の溝を有していて、複数の異なる長さの針の露出を可 能にする。この場合、溝１８は、リング１２が滑走路７内の第１溝へ達したとき にリング１７を受けるように形成される。

最後に、ばね２０が滑走路７とプロテクタ８との間に設けられており、該プロテ クタを受けかつ上記針方向へ付勢する。少なくとも１つのディクス２１が上記針 と上記プロテクタとの間でプロテクタ内側に設けられていて、上記針が患者の＆ ｌｌ織へ挿入されている間上記針の座屈を防く。上記ディスクは上記ばねへ通過 するためにその縁部上に切り欠きを有する。

図面から明らかなように、プロテクタ８は、注射する前により長いまたは短い注 射器を露出させるために簡単に注射器へ同けて押し出すことができ、かつ使用後 に、該注射器から初期位置へばね駆動により自動的に復帰させて最終状態で上記 針を被覆する。上記係止部材はアクセス不能であるので、上記注射器の簡単な再 使用は不可能である。

回２のｗ４様において、上記プロテクタと上記滑走路との間の上記誘導かつ指標 手段は（この場合、滑走路７は注射器それ自体の本体２である）、上記滑走路上 にＵ形溝２２により構成されており、２つのブランチ２３と２４が上記滑走路の ２つの異なる母線に沿って延びかつ周辺溝２５により相互に平行に連結されてい る。上記プロテクタの内側には溝２２のブランチ２３へ突出する弾性舌部が設け られている。

このブランチ内には、露出方向の滑走に対する妨害物はない、特に、２０等のば ねが使用される場合、ブランチ２３の端部は爪様に舌部２６と共働するラチェッ ト２７を装備しているのが有利であり、上記針方向への上記プロテクタの復帰を 阻止し、他方、反対方向への運動時に上記舌部を自由にして収縮させかつ上記ラ チェント上を通過させる。

他方のブランチにおいて、底部２８は上記針へ向かって僅かに上方へ傾斜しかつ 続いて上記爪を引き出すことのできない凹部２９で終端する、上記プロテクタの 運動は、そこで、最終的に阻止される。かかる運動の阻止を達成するために、プ ロテクタ８を溝２２の周辺部２５へ向けて押し、かつそれを回転させてブランチ ２４内に舌部２６を設置する。それにより、上記ばねの補助下で再度上記針の被 覆を可能にする。

図３は他の態様を示す。この態様において、上記プロテクタは２片で形成されて いる。内片３０はポリカーポフート等の強力材で形成されてよく、係止爪を有す る。外片３１は同様または異なる材料により形成されてよく、接着、溶接等によ り上記内部へ固定され、より小さい径部を担持するスリーブを構成して上記内片 を包囲し、このようにして内片を被覆することによりアクセス不能の係止爪を形 成する。上記注射器の本体２または滑走路７は上述のごとくＵ形溝３２を有する が、この場合にはブランチの一方は使用前の保護位置において上記爪のハウジン グを構成する円形溝３３内に起点を置く。上記他方のブランチの端部は上記爪が 抜き出ない凹部２９を有する。上記プロテクタをその初期位置へ置換するのを防 止するために、上記溝の２つのブランチを相互連結する周辺部３４は第１ブラン チの端部と共働して上記プロテクタがその初期位置へ復帰するのを阻止するプロ テクタの非復帰ラチェット３５を形成する。

本発明は上述の説明に限定されない０本発明は滑走路上でプロテクタのために他 の誘導かつ指標手段を使用する等図示されていない他の態様に同様に応用できる （インサートまたは金属爪等・・・）。同様に、上記爪および滑走路の説明は上 記説明と反対であってもよい。

国際調査報告 ＫＴ／ｌ＋Ｒ９１１０９３４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．針（６）を差し込む横壁により１端部が閉鎖された円筒状本体（２）と、上 記本体に装備され、軸方向へ相互に分離された２部間で本体（２）に沿って滑走 しかつ針（６）の端部の可動保護シースを形成するのに適した針プロテクタ（８ ）とを含み、上記針を露出させかつ続いて上記シースを１回だけ再被覆するため に上記本体と上記プロテクタとの間に誘導かつ指標要素（１１，１２，１４，１ ６，２２，２６）が設けられている注射器の針用の保護装置であって、上記指標 要素が上記プロテクタへ固定されてその内側面から突出して上記他方の要素の誘 導面（２２）を弾性的に付勢するため部材（１２，１６）を含み、上記誘導面は 上記針に隣接した端部に上記針が完全に被覆される位置で上記プロテクタ（８） の上記係止部材を不可塑的に受けるための凹部（１６，１９）を有することを特 徴とする装置。 ２．上記プロテクタ（８）は上記係止部材を担持しかつ上記針（６）の端部の上 記可動シースを形成する小さい直径部を介して拡大した大きい直径の管状第１部 （９）を有することを特徴とする、請求項１の装置。 ３．上記係止部材は上記プロテクタの大きい直径部（９）の内側で半径方向へ突 出する弾性舌部（２６）の自由端部により構成され、上記誘導面は滑走路（７） 内に形成されかつ上記針から最も遠隔の端部で周辺部（２５）により相互連結さ れた２つの平行長手ブランチ（２３，２４）を有する溝２２により構成され、上 記溝の長手ブランチの一方（２４）は上記弾性舌部の自由端部を受けるためにそ の対向端部に凹部（２９）を有することを特徴とする、請求項２の装置。 ４．上記他方のブランチ（２３）は複数のラチェット（２７）を有し、上記各ラ チェットは上記弾性舌部（２６）と共働して当接部を構成し、上記針の被覆方向 へ上記弾性舌部を収縮させて上記プロテクタの上記針の被覆方向への滑走を阻止 する、請求項３の装置。 ５．上記誘導面は上記針の円筒状本体（２）の壁の外面へ付設された滑走路（７ ）上に形成されていることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１の装置。 ６．上記装置は上記プロテクタ（８）と上記針支持体（２）との間で上記プロテ クタの大きい直径部（９）内に組み込まれた弾性復帰部材（２０）を有し、上記 復帰部材は上記針を完全に被覆する位置へ上記プロテクタを付勢することを特徴 とする、請求項２から５のいずれか１の装置。 ７．上記プロテクタの上記大きい直径部は上記プロテクタの中央に上記針（６） を保持するための少なくとも１つの要素（２１）を有することを特徴とする、請 求項２から６のいずれか１の装置。 ８．上記プロテクタ（８）は内外に係合する２つの部（３０，３１）から成り、 その内部（３０）は上記係止舌部を担持し、その外部（３１）は上記内部（３０ ）へのアクセスを阻止するスリーブを形成していることを特徴とする、請求項２ から７のいずれか１の装置。